JP2541383B2 - 軟磁気特性に優れた高珪素鋼板 - Google Patents
軟磁気特性に優れた高珪素鋼板Info
- Publication number
- JP2541383B2 JP2541383B2 JP3026750A JP2675091A JP2541383B2 JP 2541383 B2 JP2541383 B2 JP 2541383B2 JP 3026750 A JP3026750 A JP 3026750A JP 2675091 A JP2675091 A JP 2675091A JP 2541383 B2 JP2541383 B2 JP 2541383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- concentration
- diffusion
- plate thickness
- magnetic properties
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
により製造され、トランスやモ−タの鉄心材料等に使用
される高珪素鋼板に関するものである。
鋼板は、Si含有量が増すほど鉄損が低減され、Si含
有量が6.5wt%程度で磁歪が0となり、最大透磁率
もピークとなるなど、最も優れた磁気特性を示すことが
知られている。従来、高珪素鋼板の製造方法として、低
珪素鋼を圧延により薄板とした後、鋼板表面からSiを
浸透拡散させる方法が知られている。この製法は、従来
の圧延技術で製造可能な鋼板を素材としているため、圧
延による形状不良等の問題を生じることはなく、原理的
には比較的容易に高珪素鋼板を製造することが可能であ
る。この製法による高珪素鋼板の製造工程は、所謂CV
D処理等による浸珪処理とSiを鋼板内部に拡散させる
拡散処理とからなっている。
る鋼板については、Si含有量が板厚方向でほぼ均一で
あれば、磁気特性も優れるであろうと推論することは容
易であり、したがって、従来の製造法ではSi含有量が
板厚方向ででほぼ均一な高珪素鋼板を作ることを目的と
していた。しかし、Siを板厚方向で完全に均一に拡散
させるためには非常に時間がかかり(ほぼ均一に拡散さ
せるためには数時間を要する)、鋼板をコイル状態で連
続的に製造することは困難である。また、Siの板内へ
の拡散時間は鋼板の板厚の2乗に比例するため、板厚が
厚くなるほど長時間を要し、したがって、工業的に連続
製造することはますます困難となる。このような問題に
対し、本出願人は先に、拡散時間の短縮を図るために鉄
損値がほぼ飽和する段階、すなわち鋼板表層部のSi含
有量が6.5%となった段階で拡散処理を打ち切り、全
体の処理時間を短くすることを内容とする高珪素鋼板の
製造方法を特開昭62−227033号等において提案
した。
者らによるその後の検討によれば、鋼板表層部のSi含
有量が6.5%の拡散処理鋼板では十分な磁気特性が得
られないことが判明した。また、上記製造方法では、鋼
板の鉄損のみに着目して拡散を完了させているが、電磁
鋼板としては、磁束密度、透磁率、磁歪等、最終的な使
用状態での磁気性能および騒音性能などに直接結び付く
磁気特性に優れていることが要求され、上記の製造条件
だけでは十分な軟磁気特性を得ることができないことも
判った。本発明者らは、このような従来の製造方法の問
題点に鑑み、鋼板板厚方向でのSi濃度と磁気特性の関
係等について検討を重ね、その結果、板厚方向の平均S
i含有量と板厚方向でのSi濃度の偏差並びに鋼中のS
ol.Alの低減化が、優れた磁気特性を得る上での重
要な因子であることを見出した。
に基づきなされたもので、その要旨は、Siの浸透拡散
処理により製造される高珪素鋼板であって、鋼中のSo
l.Alが80ppm以下、板厚方向の平均Si濃度が
6.2〜7.2wt%であり、且つ、板表層部のSi濃
度(wt%)と板厚中心部のSi濃度(wt%)との偏
差Δ〔%Si〕が、0.2≦Δ〔%Si〕/t≦5 但し、t:鋼板の板厚(mm) を満足する軟磁気特性に優れた高珪素鋼板である。
る。本発明は、Siの浸透拡散処理により製造される高
珪素鋼板をその対象としている。一般に、この種の鋼板
は低珪素鋼板をSiCl4、Si2Cl6、SiHCl3、
SiH4等のSi化合物を含む雰囲気中において浸珪処
理した後、上記Si化合物を含まない雰囲気中で拡散処
理を行なうことにより製造される。Siを鋼板表面から
浸透拡散させる過程では、Siは表面から内部へ拡散し
ていくため、当然Si濃度は表層部で高く、中央部で低
い分布となる。そして、拡散が進むにつれて板厚方向で
のSi濃度の偏差は小さくなる。図1は、このような板
厚方向でのSiの拡散(拡散処理温度:1150℃)の
進行を段階的に示している。
有する鋼板について、まず、板厚方向での平均Si濃度
が磁気特性に及ぼす影響について検討を加えた。図5は
その結果を示したものである。この試験では、板表層部
のSi濃度(wt%)と板厚中心部のSi濃度(wt
%)との偏差Δ〔%Si〕と板厚t(mm)が所定の比
(Δ〔%Si〕/t≒10、Δ〔%Si〕/t≒5の2
水準)となるまで拡散処理を施した鋼板について、板厚
方向の平均Si濃度(wt%)を種々変え、それらの磁
気特性を評価した。その結果、同図に示すように板厚方
向の平均Si濃度(wt%)が6.2〜7.2%の範囲
において最大透磁率が最も大きく、且つ鉄損、磁歪とも
に良好な特性が得られることが判った。このため、本発
明では板厚方向の平均Si濃度を6.2〜7.2wt%
と規定した。
〜7.2%の範囲にあっても、図1に示されるようにS
iの浸透処理直後ではSi濃度偏差は著しく大きく、十
分な磁気特性が得られないであろうことは容易に推測で
きる。そこで、拡散時間を変えることによってSi濃度
偏差を変えた試料を作成し、Si濃度偏差が磁気特性に
及ぼす影響を調べた。これによれば、まず鉄損特性につ
いては、図3に示すように板表層部のSi濃度(wt
%)と板厚中心部のSi濃度(wt%)との偏差Δ〔%
Si〕が、板厚t(mm)の10倍以下(Δ〔%Si〕
/t≦10)となれば鉄損値はほぼ飽和し、それ以上拡
散処理を続けても若干低減される程度であることが判っ
た。しかしながら、図4および図5に示すように他の特
性、即ち最大透磁率や磁歪は、Δ〔%Si〕/t≦10
程度では飽和値には至らず、板表層部のSi濃度(wt
%)と中心部のSi濃度(wt%)との偏差Δ〔%S
i〕が、板厚t(mm)の5倍以下(Δ〔%Si〕/t
≦5)にならなければ十分な磁気特性が得られないこと
が判った。以上の理由から、本発明では鉄損特性のみな
らず、透磁率、磁歪特性にも優れた鋼板を得るために、
Δ〔%Si〕/t≦5と規定した。
打ち切ることが可能であれば、処理時間をかなり短くす
ることが可能となる。本発明者等が行った試験結果(図
1参照)では、板厚0.5mmの鋼板を例えば1150
℃で拡散処理する場合でも、Δ〔%Si〕/t≦5とす
るためには約40分の拡散時間で足り、したがって、極
めて短い処理時間で優れた磁気特性を有する鋼板を得る
ことが可能となる。
は、この種の鋼板を連続処理により工業的に生産するた
めの処理時間の観点から規定される。Si拡散処理時間
は温度依存性が高く、同じ板厚であれば高温ほど処理時
間が短くて済む。通常、Si拡散処理は1200℃以下
の温度で行なわれる。また、処理時間については、60
分を超えると、仮りにラインスピ−ドを1mpmとして
も60m以上、10mpmとすれば600m以上の炉長
が必要となり、工業的な生産性の面から現実的とは言え
ない。したがって、処理時間は一応60分以内を目安と
することができる。そこで、板厚0.1mm、0.3m
m、0.5mmの各鋼板について、拡散処理温度115
0℃、1200℃の2水準でSi拡散処理を実施し、Δ
〔%Si〕/tと処理時間との関係を調べた。表1はそ
の結果を示すもので、1200℃拡散処理であれば、
0.5mm材についても60分以内でΔ〔%Si〕/t
≒0.2となることが判る。したがって、この1200
℃×60分以内で到達する0.5mm材のΔ〔%Si〕
/t=0.2を本発明のΔ〔%Si〕/tの下限と規定
した。また、1150℃拡散処理であれば、0.5mm
材については60分以内でΔ〔%Si〕/t≒2となる
ことから、1150℃拡散処理を前提とした場合にはΔ
〔%Si〕/t=2をΔ〔%Si〕/tの下限とするこ
とが好ましい。以上のように、板厚方向の平均Si濃度
とSi濃度偏差とが本発明条件を満たす場合にのみ優れ
た磁気特性を得ることができる。
を80ppm以下に限定する。従来の珪素鋼板では、A
lの電気抵抗を高める効果と展延性の改善効果とを利用
して、Siの一部をAlで置き換える方法を採る場合が
ある。例えば、4wt%Siとする代わりに、Siを3
wt%、Alを1wt%とし、加工性を維持させる配慮
がなされる。しかし、本発明では平均Si含有量を6.
2〜7.2wt%としているため、磁性改善のために有
意にAlを添加する必要はなく、逆に以下に述べるよう
に、Si浸透拡散法により製造される高珪素鋼板では鋼
板中のAlが磁気特性、特に最大透磁率に悪影響を与え
ており、鉄損だけでなく最大透磁率を含めた磁気特性を
十分に確保するためには、従来レベル(この種の従来鋼
板の不純物としての含有レベル)よりもSol.Al量
を十分に低減させる必要があることが判った。 すなわ
ち、Siの拡散処理は多くの場合安価で且つ安全性の高
いN 2 を含む雰囲気中で行われるが、このような雰囲気
中でSol.Al量が十分に低減されていない鋼板のS
i拡散処理を行った場合、高温処理のために鋼中のAl
が窒化し、その冷却過程において磁気特性に有害なAl
Nが析出し、最大透磁率が劣化してしまうという問題が
ある。図6はSi拡散処理をN 2 を含む雰囲気中で行っ
た場合の鋼板中のSol.Al量と最大透磁率との関係
を示しており、これによれば鋼板中のSol.Al量が
80ppmを超えると最大透磁率が急激に劣化してい
る。したがって、本発明ではAlNの析出を極力防止し
て磁気特性、特に最大透磁率の低下を防止する観点か
ら、鋼板中のAlを80ppm以下に限定する。本発明
において、鋼板中のSi、Al以外の不純物成分は特に
限定されるものではないが、優れた磁気特性を得るため
に以下のように規定することが好ましい。まず、非金属
元素について説明すると、C:Cは初透磁率、最大透磁
率を低下させ、Hcを増し、鉄損を増大させる。この影
響は、図7に示すように0.01wt%を超えると顕著
になることが知られており、したがって、Cは0.01
wt%以下とすることが好ましい。但し、結晶方位改善
を目的として製鋼段階でCを0.01wt%を超えて含
有させ、圧延することも可能であるが、この場合には、
時効および特性劣化を防止するため脱炭焼鈍を実施し、
Cを0.01wt%以下とすることが好ましい。すなわ
ち、C濃度の調整は溶製段階で行ってもよく、また、脱
炭焼鈍を実施することにより行なってもよい。
ロイド状微粒子として存在する場合には、磁気特性を著
しく劣化させる元素として知られている。また、OはC
とどの程度共存するかによっても磁気特性を変化させ
る。特に、図8に示すようにO含有量とC含有量とがほ
ぼ同等の場合、鉄損値が最小になることも知られてお
り、上記C含有量の適正範囲と同様に、O含有量も0.
01wt%以下とすることが好ましい。 N、S:共に時効の原因となるため極力少なくすること
が好ましく、これらの成分もそれぞれ0.01wt%以
下とすることが好ましい。 P:Pは酸素による磁性劣化を軽減し、鉄損を減少させ
る作用があり、また、最大透磁率の改善および磁束密度
の改善を目的として若干の添加が可能であるが、その添
加量の上限は1wt%程度までである。 H:Hは鋼板を著しく脆くさせるため、高圧下でHを含
有させる等、積極的な含有は避けるべきである(通常p
pmレベル以下)。以上のように非金属元素について
は、C、O、N、S等を極力低く抑え、且つCとOの比
率を適正化することが好ましい。
則−不規則変態における磁性改善効果を考慮すると、M
nは0.5wt%以下の範囲で添加することが好まし
い。 Ca:Caは多量に含有すると透磁率を低下させるた
め、0.3wt%以下とすることが好ましい。 V:若干のVを添加することにより、Hcが改善される
ことが知られている。すなわち、Vは0.05wt%程
度添加することにより、結晶粒の発達が促進され、磁性
が改善される。このため、Vは0.1wt%を上限とし
て添加することができる。 Ti:0.05wt%程度添加することでVと同様の効
果を期待でき、このため、0.1wt%を上限として添
加することができる。
待でき、それぞれ0.1wt%を上限として添加するこ
とができる。 Cu:0.7wt%程度までは、磁性を大きく劣化させ
ることはないが、0.7wt%を超えて含有すると鉄損
が増大する。このため、Cuは0.7wt%以下、好ま
しくは0.1wt%以下とすることが望ましい。 Cr:鉄損を増大させる傾向があり、0.03wt%以
下とすることが好ましい。 Ni:磁気特性を著しく悪化させるため、極力低減させ
ることが好ましく、0.01wt%以下とすることが好
ましい。
うな目的で他の元素を添加しても本発明の効果を損なう
ものではない。 ・結晶粒成長抑制元素: Se、Sb、Sn、Bi、B、Te、Mo、Ta、Z
r、Nb等 ・結晶方位改善元素:B、Co、Mo、W等 ・機械特性改善元素 加工性改善:Mo、W、Co等 強度改善 :W、Mo、Co、Be、B、Nb、Ta、
Zr、Hf等
気特性に及ぼす影響を調べた。Siを3wt%含み、板
厚0.5mm、0.3mm、0.1mmの冷延鋼板を、
SiCl4を含む雰囲気中で1150℃の温度で浸珪処
理し、次いでN2雰囲気中において種々の拡散時間で拡
散処理を行い、得られた鋼板の板厚方向でのSi濃度分
布を測定した。浸珪処理前の素材成分は表2の通りであ
り、また、浸透拡散処理後の板厚方向平均Si量は6.
5〜6.7wt%であった。なお、0.1mm材につい
ては、Sol.Alを0.2wt%含むため、Siの浸
透拡散処理はAr雰囲気中で実施した。図1に0.5m
m材の拡散過程における板厚方向Si濃度分布の経時変
化を示す。Si濃度偏差値Δ〔%Si〕と板厚tとの比
Δ〔%Si〕/tは、拡散時間25分程度で10以下と
なり、さらに、拡散時間40分程度で5以下となる。図
2は、図1の結果に基づきΔ〔%Si〕/tの拡散時間
に伴う変化を示したものである。図3は各板厚の素材に
ついて、拡散時間を変えたサンプルの鉄損(W10/50)
を測定し、Δ〔%Si〕/tが0.2未満となったもの
を拡散が飽和したものと見なし、この時の鉄損値
(W0.2)を基準にして他のサンプルの鉄損値を無次元
化して整理したものである。これによれば、Δ〔%S
i〕/tが10以下であれば、鉄損値はほぼ飽和するこ
とが判る。また、Δ〔%Si〕/t=10に対して、Δ
〔%Si〕/t=5では、約5〜10wt%程度鉄損値
が改善されている。図4は図3と同様の各板厚の素材に
ついて、その最大透磁率を整理して示したものである。
これによれば、最大透磁率はΔ〔%Si〕/t=10程
度では十分ではなく、Δ〔%Si〕/t≦5でほぼ飽和
値に達することがわかる。図4における、Δ〔%Si〕
/t≦5での改善効果は、50Hz程度の周波数領域に
おいては履歴損失の影響が大きく、すなわち、最大透磁
率が大きくなることによる履歴損失の改善効果によるも
のである。
べた。表2に示す成分組成の0.5mm材について、平
均Si含有量を変えるために浸珪量を調整しつつ浸珪処
理を行ない、次いで、Δ〔%Si〕/tが10および5
程度となるまで拡散処理を施したサンプルを作成し、そ
れらの最大透磁率、鉄損および磁歪特性を評価した。そ
の結果を図5に示す。これによれば、板厚方向平均Si
含有量が、6.2〜7.2wt%の範囲にあれば、最大
透磁率は最大となり、鉄損はほぼ最小となり、また磁歪
は±0.1/106以下となり、優れた磁気特性を示す
ことが判る。また、Δ〔%Si〕/t=10よりもΔ
〔%Si〕/t=5の方がより優れた軟磁気特性を示
し、特に最大透磁率については格段に優れた特性を示す
ことが判る。なお、図中に従来法たる特開昭62−22
7033号の方法で製造したサンプルの評価結果を示す
が、板厚方向の平均Si含有量が5.6wt%と低いた
めに十分な磁気特性が得られていない。
響を調べた。Si:3.2wt%、C:0.003wt
%、Mn:0.05wt%、P:0.01wt%、N:
0.004wt%、S:0.003wt%を含有し、且
つAl含有量を種々変えた0.5mmの鋼板を浸珪処理
した後、N2を含んだ雰囲気中で拡散処理して、本発明
範囲の平均Si含有量、Si濃度分布を有するサンプル
を作製し、Al含有量が最大透磁率に及ぼす影響を調べ
た。図6はその結果を示すもので、Al量が80ppm
を超えると最大透磁率が著しく劣化することが判る。こ
の傾向は、板厚を変えてもほぼ同様であった。
の拡散処理をN 2 を含む雰囲気中で行った場合でも鉄
損、最大透磁率及び磁歪等の磁気特性が優れ、しかも連
続ラインで効率的且つ安価に製造することが可能であ
る。
度分布の経時変化を示すものである。
すものである。
のである。
示すものである。
磁歪特性に及ぼす影響を示すものである。
のである。
ものである。。
すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 Siの浸透拡散処理により製造される高
珪素鋼板であって、鋼中のSol.Alが80ppm以
下、板厚方向の平均Si濃度が6.2〜7.2wt%で
あり、且つ、板表層部のSi濃度(wt%)と板厚中心
部のSi濃度(wt%)との偏差Δ〔%Si〕が、 0.2≦Δ〔%Si〕/t≦5 但し、t:鋼板の板厚(mm) を満足する軟磁気特性に優れた高珪素鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3026750A JP2541383B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 軟磁気特性に優れた高珪素鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3026750A JP2541383B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 軟磁気特性に優れた高珪素鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246157A JPH04246157A (ja) | 1992-09-02 |
JP2541383B2 true JP2541383B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=12201969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3026750A Expired - Lifetime JP2541383B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 軟磁気特性に優れた高珪素鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541383B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3482862B2 (ja) * | 1998-02-27 | 2004-01-06 | Jfeスチール株式会社 | 残留磁束密度および鉄損が低い珪素鋼板 |
US5993568A (en) * | 1998-03-25 | 1999-11-30 | Nkk Corporation | Soft magnetic alloy sheet having low residual magnetic flux density |
EP0947596B1 (en) * | 1998-03-31 | 2003-12-17 | Nkk Corporation | Silicon steel having low residual magnetic flux density |
JP5170037B2 (ja) * | 2009-08-27 | 2013-03-27 | Jfeスチール株式会社 | 高珪素鋼板の製造方法 |
JP5526701B2 (ja) * | 2009-10-22 | 2014-06-18 | Jfeスチール株式会社 | モータコア |
JP5664286B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-02-04 | Jfeスチール株式会社 | 高珪素鋼板の製造方法 |
JP5664287B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-02-04 | Jfeスチール株式会社 | 高珪素鋼板の製造方法 |
RU2742291C1 (ru) | 2017-12-12 | 2021-02-04 | ДжФЕ СТИЛ КОРПОРЕЙШН | Многослойный лист электротехнической стали |
EP3957758A4 (en) * | 2019-04-17 | 2022-06-22 | JFE Steel Corporation | NON-ORIENTED ELECTROMAGNETIC STEEL SHEET |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0643608B2 (ja) * | 1986-03-28 | 1994-06-08 | 日本鋼管株式会社 | 連続ラインにおける高珪素鋼帯の製造方法 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP3026750A patent/JP2541383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04246157A (ja) | 1992-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2541383B2 (ja) | 軟磁気特性に優れた高珪素鋼板 | |
KR950005791B1 (ko) | 고스(Goss) 방위로 집적한 결정방위를 갖는 방향성 규소강판의 제조방법 | |
JP2910508B2 (ja) | 鉄損特性の優れた高周波用無方向性電磁鋼板 | |
JP2560580B2 (ja) | 高い透磁率を有する高珪素鋼板の製造方法 | |
JP4258050B2 (ja) | 高珪素鋼板の製造方法 | |
JP3508436B2 (ja) | 歪取焼鈍後の磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板 | |
US5913987A (en) | Finish treatment method and silicon steel sheet manufactured by direct casting method | |
JP2560579B2 (ja) | 高透磁率を有する高珪素鋼板の製造方法 | |
JPH0860311A (ja) | 鉄損の低い薄物無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
WO2018117749A1 (ko) | 방향성 전기강판 및 이의 제조방법 | |
JP5853968B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2528750B2 (ja) | 均質で優れた磁気特性をもつ高珪素鋼板の製造方法 | |
JP4269350B2 (ja) | 高珪素鋼板の製造方法 | |
JPS5974258A (ja) | 鉄損の少ない無方向性珪素鋼板 | |
JP3019600B2 (ja) | 拡散浸透処理法による磁気特性および機械特性の優れた高珪素鋼板の製造方法 | |
JP2760208B2 (ja) | 高い磁束密度を有する珪素鋼板の製造方法 | |
JP3890790B2 (ja) | 高珪素鋼板 | |
JP4852804B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板 | |
JP6209998B2 (ja) | 方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3218921B2 (ja) | 低磁歪高珪素電磁鋼板 | |
JP2528746B2 (ja) | 高珪素鋼板の製造方法 | |
WO1986002105A1 (en) | Process for producing thin magnetic steel plate having high permeability | |
JP3235356B2 (ja) | 磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板 | |
JPH04337050A (ja) | 磁気特性の優れた高抗張力磁性材料およびその製造方法 | |
JPH07216516A (ja) | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板とその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725 Year of fee payment: 15 |