JP2541192B2 - 部品の生産指示装置 - Google Patents
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生産指示装置、特に生産ラインに供給される
部品の生産指示装置の改良に関する。
部品の生産指示装置の改良に関する。
[従来の技術] 第5図に示すように、各種の生産ライン、例えば自動
車の生産ライン100には必要に応じて部品の保管部110が
設けられており、必要に応じて各種の部品が生産ライン
100に向けて供給されている。
車の生産ライン100には必要に応じて部品の保管部110が
設けられており、必要に応じて各種の部品が生産ライン
100に向けて供給されている。
このような装置では、部品保管部110内における各種
部品の在庫量を常に監視し、生産ライン100側から要求
される部品に欠品が生じることがないよう、各部品ごと
に在庫量を調整してやる必要がある。
部品の在庫量を常に監視し、生産ライン100側から要求
される部品に欠品が生じることがないよう、各部品ごと
に在庫量を調整してやる必要がある。
従来より、このような在庫量の調整は、一般に発注点
方式を用いて行われる場合が多く、例えば部品保管部11
0内のある部品の在庫量が発注点まで減少すると、予め
定められたロットサイズでロット工程(部品製造工程)
120に向け当該部品の生産の指示を行う。
方式を用いて行われる場合が多く、例えば部品保管部11
0内のある部品の在庫量が発注点まで減少すると、予め
定められたロットサイズでロット工程(部品製造工程)
120に向け当該部品の生産の指示を行う。
そして、ロット工程120では、当該指示に従って部品
の生産を行い、生産された部品を部品保管部110へ入庫
して、当該部品の在庫量を所定量に調整していた。
の生産を行い、生産された部品を部品保管部110へ入庫
して、当該部品の在庫量を所定量に調整していた。
従来より、このような部品の生産指示装置として、各
部品ごとのロットサイズ、収容パレットの種類、収容個
数等を記載した信号看板を用いる看板方式のものが周知
であり、該看板に記載の情報に基づき部品の生産指示を
行っていた。
部品ごとのロットサイズ、収容パレットの種類、収容個
数等を記載した信号看板を用いる看板方式のものが周知
であり、該看板に記載の情報に基づき部品の生産指示を
行っていた。
すなわち、部品保管部110内には、各部品がパレット
を用いて収容されており、前記信号看板を発注点位置に
対応したパレットに装着しておく。
を用いて収容されており、前記信号看板を発注点位置に
対応したパレットに装着しておく。
そして、この信号看板が装着されているパレットが部
品保管部110から生産ライン110へ向け出庫されるとき
に、該信号看板をパレットから外してパレットを指示す
るロット工程120へ向けて送り、当該部品の生産指示を
行っていた。
品保管部110から生産ライン110へ向け出庫されるとき
に、該信号看板をパレットから外してパレットを指示す
るロット工程120へ向けて送り、当該部品の生産指示を
行っていた。
そして、このような看板が送られてくるロット工程12
0では、この信号看板に記載された情報のみに基づき該
当する部品を生産し、部品保管部110へ向け供給してい
た。
0では、この信号看板に記載された情報のみに基づき該
当する部品を生産し、部品保管部110へ向け供給してい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このような信号看板を用いる部品の生産指示
装置は、次のような問題点がありその有効な対策が望ま
れていた。
装置は、次のような問題点がありその有効な対策が望ま
れていた。
(イ)まず、同一の生産ライン100上において多種類の
部品を加工して用いる場合を想定すると、短期的に前記
信号看板が集中的にロット工程へ向け送られ、各種部品
の生産指示情報の待ち行列ができる場合がある。
部品を加工して用いる場合を想定すると、短期的に前記
信号看板が集中的にロット工程へ向け送られ、各種部品
の生産指示情報の待ち行列ができる場合がある。
しかし、このような待ち行列中に含まれる各部品は生
産の緊急性、すなわち優先順位が異なる場合が多く、例
えば部品保管部110から出庫される間隔の短い部品と長
い部品とを単純に比較すれば、出庫間隔の短いものを優
先して生産してやらなければ当該部品の欠品が生ずるお
それがある。
産の緊急性、すなわち優先順位が異なる場合が多く、例
えば部品保管部110から出庫される間隔の短い部品と長
い部品とを単純に比較すれば、出庫間隔の短いものを優
先して生産してやらなければ当該部品の欠品が生ずるお
それがある。
これにもかかわらず、従来の生産指示装置は、ロット
工程へ短期的に集中して信号看板が送られてきたときに
は、単に送られてくる順番に従って各種部品の生産をし
ていた。このため、出庫間隔の短い部品の中には部品保
管部110内における在庫量が急激に減少し、最悪の場合
には欠品となって生産ライン100における生産が中断し
生産効率の低下を引起こしてしまうという問題があっ
た。
工程へ短期的に集中して信号看板が送られてきたときに
は、単に送られてくる順番に従って各種部品の生産をし
ていた。このため、出庫間隔の短い部品の中には部品保
管部110内における在庫量が急激に減少し、最悪の場合
には欠品となって生産ライン100における生産が中断し
生産効率の低下を引起こしてしまうという問題があっ
た。
特に、このような装置では、欠品が発生すると、ロッ
ト工程が他の部品を生産中であっても、当該部品の生産
を中断して欠品部品の生産を行う必要があるため、ロッ
ト工程においても無駄が発生し、この面からも生産効率
が低下してしまうという問題があった。
ト工程が他の部品を生産中であっても、当該部品の生産
を中断して欠品部品の生産を行う必要があるため、ロッ
ト工程においても無駄が発生し、この面からも生産効率
が低下してしまうという問題があった。
(ロ)また、この従来装置では、前記欠品が生じること
がないよう配慮した結果、部品保管部110内の各種部品
が過剰在庫となってしまうことが多いという問題があっ
た。
がないよう配慮した結果、部品保管部110内の各種部品
が過剰在庫となってしまうことが多いという問題があっ
た。
(ハ)また、この従来装置では、部品保管部110から信
号看板の掛けられているパレットが出庫されるたびに、
当該信号看板を作業者がロット工程120へその都度運ぶ
必要があり、またロット工程に運ばれた各信号看板をそ
の後整理回収しなければならない。
号看板の掛けられているパレットが出庫されるたびに、
当該信号看板を作業者がロット工程120へその都度運ぶ
必要があり、またロット工程に運ばれた各信号看板をそ
の後整理回収しなければならない。
このため、各部品の生産指示に時間がかかり、また、
信号看板の運搬という極めて繁雑な作業が必要となると
いう問題があった。
信号看板の運搬という極めて繁雑な作業が必要となると
いう問題があった。
[発明の目的] 本発明はこのような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、部品保管部内に格納された部品に欠
品が生じることがないよう部品製造工程に向け各種部品
の生産指示を簡単かつ自動的に行うことが可能な部品の
生産指示装置を提供することにある。
あり、その目的は、部品保管部内に格納された部品に欠
品が生じることがないよう部品製造工程に向け各種部品
の生産指示を簡単かつ自動的に行うことが可能な部品の
生産指示装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の装置は、部品製造
工程で生産された部品を格納し、必要に応じて生産ライ
ンへ出庫する部品保管部と、 部品保管部内の在庫量を部品別に検出する在庫量セン
サと、 各部品ごとの発注点をそれぞれ記憶する発注点メモリ
と、 各部品ごとの生産部品情報を記憶する部品情報メモリ
と、 在庫量センサの検出する部品の在庫量が発注点メモリ
に記憶された発注点まで減少した場合に、該部品の情報
を部品情報メモリから読出し、その部品の消費速度に応
じた発注優先順位に基づいて生産指示情報の演算を行う
発注部品演算回路と、 演算された各部品の生産指示情報を記憶する指示情報
メモリと、 を含み、前記発注部品演算回路は、新たな部品の生産
指示情報を演算する毎に、生産指示情報メモリ内にすで
に書込まれた各部品の生産指示情報を優先順位に従って
並べ換え、並べ換えられた優先順位に従って各部品の生
産指示を部品製造工程に対して行うことを特徴とする。
工程で生産された部品を格納し、必要に応じて生産ライ
ンへ出庫する部品保管部と、 部品保管部内の在庫量を部品別に検出する在庫量セン
サと、 各部品ごとの発注点をそれぞれ記憶する発注点メモリ
と、 各部品ごとの生産部品情報を記憶する部品情報メモリ
と、 在庫量センサの検出する部品の在庫量が発注点メモリ
に記憶された発注点まで減少した場合に、該部品の情報
を部品情報メモリから読出し、その部品の消費速度に応
じた発注優先順位に基づいて生産指示情報の演算を行う
発注部品演算回路と、 演算された各部品の生産指示情報を記憶する指示情報
メモリと、 を含み、前記発注部品演算回路は、新たな部品の生産
指示情報を演算する毎に、生産指示情報メモリ内にすで
に書込まれた各部品の生産指示情報を優先順位に従って
並べ換え、並べ換えられた優先順位に従って各部品の生
産指示を部品製造工程に対して行うことを特徴とする。
従って、本発明によれば、複数の部品の生産指示情報
が演算された場合でも、部品製造工程は発注優先順位の
高い部品からその生産を行うため部品保管部内において
欠品が生じることはなく、当該部品保管部から供給され
る部品を用いて各種生産を行う生産ラインを安定して運
転することが可能となる。
が演算された場合でも、部品製造工程は発注優先順位の
高い部品からその生産を行うため部品保管部内において
欠品が生じることはなく、当該部品保管部から供給され
る部品を用いて各種生産を行う生産ラインを安定して運
転することが可能となる。
特に、本発明によれば、部品保管部内における欠品を
効果的に防止することができるため、部品保管部内にお
ける過剰在庫の発生を防止し、部品保管部を有効に使用
することが可能となる。
効果的に防止することができるため、部品保管部内にお
ける過剰在庫の発生を防止し、部品保管部を有効に使用
することが可能となる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
第1図には本発明にかかる部品の生産指示装置の好適
な1例が示されており、第2図にはその動作を示すフロ
ーチャートが示されている。
な1例が示されており、第2図にはその動作を示すフロ
ーチャートが示されている。
周知のように、ロット工程(部品製造工程)120で生
産された部品は部品保管部110内に各部品毎に入庫さ
れ、ここで保管された各部品は生産ライン100側の要求
に応じて部品ごとに出庫されることになる。
産された部品は部品保管部110内に各部品毎に入庫さ
れ、ここで保管された各部品は生産ライン100側の要求
に応じて部品ごとに出庫されることになる。
本実施例において、ロット工程120側にはデータ入力
部10と表示部12とが設けられている。
部10と表示部12とが設けられている。
そして、データ入力部10からは、ロット工程120にお
いて再生される各部品の生産部品情報、例えば生産計
画、加工条件などが発注部品演算回路14へ入力され、こ
の発注部品演算回路14は入力された生産部品情報を部品
毎に部品情報メモリ16内へ格納する。
いて再生される各部品の生産部品情報、例えば生産計
画、加工条件などが発注部品演算回路14へ入力され、こ
の発注部品演算回路14は入力された生産部品情報を部品
毎に部品情報メモリ16内へ格納する。
また、前記データ入力部10からは、部品保管部110内
へ格納される各部品の最低在庫量、すなわち発注点を入
力する。そして、入力された各部品の発注点情報は発注
点メモリ18内へ部品ごとに格納される。
へ格納される各部品の最低在庫量、すなわち発注点を入
力する。そして、入力された各部品の発注点情報は発注
点メモリ18内へ部品ごとに格納される。
また、実施例の装置は、部品保管部110内に保管され
ている在庫量を部品別に検出する在庫量センサ22を有し
ている。実施例においてこの在庫量センサ22は、第4図
に示すように、部品保管部110の入庫口と出庫口に設け
られた入庫部品情報読取装置22a及び出庫部品情報読取
装置22bとを用いて形成されており、部品保管部110へ入
庫される部品の種類、個数及び部品保管部110から出庫
される部品の種類、個数を読取り、この読取り情報を発
注部品演算回路14へ入力するよう形成されている。
ている在庫量を部品別に検出する在庫量センサ22を有し
ている。実施例においてこの在庫量センサ22は、第4図
に示すように、部品保管部110の入庫口と出庫口に設け
られた入庫部品情報読取装置22a及び出庫部品情報読取
装置22bとを用いて形成されており、部品保管部110へ入
庫される部品の種類、個数及び部品保管部110から出庫
される部品の種類、個数を読取り、この読取り情報を発
注部品演算回路14へ入力するよう形成されている。
本発明の第1の特徴的事項は、このようにして在庫量
センサ22を用いて検出された部品の在庫量データを用い
て、部品保管部110内に保管されている各部品の在庫量
が最適在庫量となるようロット工程120へ向け各部品の
生産指示を自動的に行うことにある。
センサ22を用いて検出された部品の在庫量データを用い
て、部品保管部110内に保管されている各部品の在庫量
が最適在庫量となるようロット工程120へ向け各部品の
生産指示を自動的に行うことにある。
このため、前記発注部品演算回路14は、第2図のフロ
ー(イ)で示すように、部品保管部110内へ部品の入庫
が行われたり、またフロー(ロ)で示すように、部品保
管部110から部品の出庫が行われた場合に、在庫量セン
サ22を用いて自動的にこれを検出し、各部品の在庫量の
演算を行っている。
ー(イ)で示すように、部品保管部110内へ部品の入庫
が行われたり、またフロー(ロ)で示すように、部品保
管部110から部品の出庫が行われた場合に、在庫量セン
サ22を用いて自動的にこれを検出し、各部品の在庫量の
演算を行っている。
そして、各部品の在庫量がメモリ18内に登録されてい
る発注点まで減少したか否かを判定する。
る発注点まで減少したか否かを判定する。
そして、減少した部品がある場合には、フロー(ハ)
で示されるように、当該部品の生産部品情報を部品情報
メモリ16から読出して生産指示情報を作成し、これをロ
ット工程120に設けられた表示部12上に表示する。
で示されるように、当該部品の生産部品情報を部品情報
メモリ16から読出して生産指示情報を作成し、これをロ
ット工程120に設けられた表示部12上に表示する。
このような生産指示情報は、例えば部品の種類、生産
数量、収容箱種、収容数量などの生産に必要な各種情報
から構成されている。
数量、収容箱種、収容数量などの生産に必要な各種情報
から構成されている。
ところで、前述したように同一の生産ライン100で多
種類の部品を加工しているような場合を想定すると、部
品保管部100内における各部品の在庫量が短期間の間に
集中して発注点まで減少してしまうという事態が発生す
る場合がある。
種類の部品を加工しているような場合を想定すると、部
品保管部100内における各部品の在庫量が短期間の間に
集中して発注点まで減少してしまうという事態が発生す
る場合がある。
本発明の第2の特徴的事項は、短期間に複数の部品が
発注点まで減少したような場合に、優先度の高い物品と
低い物品と自動的に判別し部品生産を行うことにある。
発注点まで減少したような場合に、優先度の高い物品と
低い物品と自動的に判別し部品生産を行うことにある。
このようにすることにより、複数の部品の在庫量が短
期間に集中して発注点まで減少したような場合でも、部
品保管部110内に欠品を生じることなくその在庫量を適
量に保つことが可能となる。
期間に集中して発注点まで減少したような場合でも、部
品保管部110内に欠品を生じることなくその在庫量を適
量に保つことが可能となる。
このため、本実施例の装置には複数の生産指示情報が
書込み可能な生産指示情報メモリ20と、優先順位を判定
するために用いる時刻計測部24とが設けられている。
書込み可能な生産指示情報メモリ20と、優先順位を判定
するために用いる時刻計測部24とが設けられている。
そして、発注部品演算回路14は、各部品の生産指示情
報を作成する場合に、これと同時にその部品の優先順位
を演算し、生産指示情報メモリ20内に当該部品の生産指
示情報を優先順位に従って書込み記憶する。
報を作成する場合に、これと同時にその部品の優先順位
を演算し、生産指示情報メモリ20内に当該部品の生産指
示情報を優先順位に従って書込み記憶する。
従って、生産指示情報メモリ20内にすでに他の部品の
生産指示情報が書込まれている場合には、当該部品の優
先順位と新たに書込まれる部品の優先順位とを比較し、
各部品の生産指示情報をその優先順位に従ってソーティ
ングしてメモリ20内へ書込むことになる。
生産指示情報が書込まれている場合には、当該部品の優
先順位と新たに書込まれる部品の優先順位とを比較し、
各部品の生産指示情報をその優先順位に従ってソーティ
ングしてメモリ20内へ書込むことになる。
この結果、部品指示情報メモリ20内には、生産を優先
する部品順にその生産指示情報がソーティングされた状
態で書込まれることが理解されている。
する部品順にその生産指示情報がソーティングされた状
態で書込まれることが理解されている。
そして、発注点部品演算回路14は、当該メモリ20に書
込まれた優先順位の高い部品から順にその生産指示情報
を読みだし、表示部12へ表示する。
込まれた優先順位の高い部品から順にその生産指示情報
を読みだし、表示部12へ表示する。
従って、ロット工程120では優先順位の高い部品順に
その生産を行い当該部品の供給を行うことが可能とな
る。
その生産を行い当該部品の供給を行うことが可能とな
る。
特に、本発明によれば、このように優先順位の高い順
に部品の生産を行うことができることから、部品保管部
110内における欠品の発生を有効に抑制することが可能
となり、しかも欠品を恐れて見込み生産を行う必要もな
いため、部品保管部110内における過剰在庫を防止する
ことが可能となる。
に部品の生産を行うことができることから、部品保管部
110内における欠品の発生を有効に抑制することが可能
となり、しかも欠品を恐れて見込み生産を行う必要もな
いため、部品保管部110内における過剰在庫を防止する
ことが可能となる。
そして、当該部品の生産が終了した時点で、メモリ20
から当該部品の生産指示情報をクリアし、次に優先順位
の高い部品の生産指示情報を表示器12へ表示する。
から当該部品の生産指示情報をクリアし、次に優先順位
の高い部品の生産指示情報を表示器12へ表示する。
なお、ロット工程120で生産された部品の記録データ
として、生産の終了した各部品の生産指示情報を他のメ
モリに保存しておくことも可能である。
として、生産の終了した各部品の生産指示情報を他のメ
モリに保存しておくことも可能である。
次に、本実施例の優先順位決定原理の基本的な考え方
を説明する。
を説明する。
第3図には部品Aと部品Bの在庫量と時間の関係が示
されている。
されている。
同図において、部品Aの発注点はn1で、時刻t1のとき
に発注点n1にまで在庫量が減少したものとする。
に発注点n1にまで在庫量が減少したものとする。
また、部品Bは、部品Aよりも遅れて時間T1のときに
発注点N1にまで在庫量が減少したものとする。
発注点N1にまで在庫量が減少したものとする。
本実施例の装置では、部品Aが発注点n1に達すると同
時に、部品情報メモリ16から当該部品の生産部品情報を
読みだし、生産指示情報及びその優先順位の作成を行
う。
時に、部品情報メモリ16から当該部品の生産部品情報を
読みだし、生産指示情報及びその優先順位の作成を行
う。
このとき、部品Aの単位時間辺りの後工程平均使用量
をn2とすると、部品Aの在庫が0となる予想時刻t2は次
式で求めることができる。
をn2とすると、部品Aの在庫が0となる予想時刻t2は次
式で求めることができる。
また、部品Bの単位時間辺りの後工程平均使用量N2と
すると、部品Bの在庫が0となる予想時刻T2は次式で表
すことができる。
すると、部品Bの在庫が0となる予想時刻T2は次式で表
すことができる。
従って、部品Aと部品Bがそれぞれ在庫量が0となる
予想時刻を比較すると、T2<t2であることから、優先順
位は部品Bの方が高いことが理解される。
予想時刻を比較すると、T2<t2であることから、優先順
位は部品Bの方が高いことが理解される。
このため、本実施例の発注部品演算回路14は、時刻計
測部24から入力される時刻及び部品情報メモリ16から読
出される各部品の情報を用いて、前記第1式及び第2式
に基づき各部品A及びBの在庫量が0となる時間t2及び
T2を演算し、この予測時刻を優先順位として用いてい
る。
測部24から入力される時刻及び部品情報メモリ16から読
出される各部品の情報を用いて、前記第1式及び第2式
に基づき各部品A及びBの在庫量が0となる時間t2及び
T2を演算し、この予測時刻を優先順位として用いてい
る。
従って、本実施例の生産情報メモリ20内には、在庫量
が0となる欠品予測時刻が短い部品程優先順位が高いも
のとして、その生産指示情報が書込み記憶されることが
理解される。
が0となる欠品予測時刻が短い部品程優先順位が高いも
のとして、その生産指示情報が書込み記憶されることが
理解される。
なお、本実施例においては、前述したように各部品の
欠品予測時刻に基づき各部品の優先順位を判定する場合
を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、これ以
外にも他の要素に基づき優先順位の判定を行うことがで
き、例えば予め各部品毎に予め優先順位を与えておくこ
とも可能である。
欠品予測時刻に基づき各部品の優先順位を判定する場合
を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、これ以
外にも他の要素に基づき優先順位の判定を行うことがで
き、例えば予め各部品毎に予め優先順位を与えておくこ
とも可能である。
第4図には、本発明の装置を用いて形成された具体的
な生産指示装置の一例が示されており、実施例の装置
は、部品保管部110としての倉庫が用いられている。
な生産指示装置の一例が示されており、実施例の装置
は、部品保管部110としての倉庫が用いられている。
そして、その倉庫内に格納された各種部品の在庫量を
自動的に検出し、ロット工程120へ向け各種部品の生産
指示をコンピュータを用いて行うよう形成されている。
自動的に検出し、ロット工程120へ向け各種部品の生産
指示をコンピュータを用いて行うよう形成されている。
すなわち、本実施例の装置は、データの入力と表示を
行うディスプレイユニット30と、生産指示コンピュータ
32と、ディスク装置34及び読取り装置22a及び22bとから
構成されている。
行うディスプレイユニット30と、生産指示コンピュータ
32と、ディスク装置34及び読取り装置22a及び22bとから
構成されている。
前記ディスプレイユニット30は、ロット工程側に設け
られ、データ入力部10及び表示部12として機能してい
る。
られ、データ入力部10及び表示部12として機能してい
る。
また、生産指示コンピュータ32は、前記発注部品演算
回路14及び時刻計測部24として機能するよう形成されて
おり、また、ディスク装置34は、前記各メモリ16,18及
び20として機能するよう形成されている。
回路14及び時刻計測部24として機能するよう形成されて
おり、また、ディスク装置34は、前記各メモリ16,18及
び20として機能するよう形成されている。
そして、入庫部品読取装置22aは、倉庫110へ自動的に
入庫される部品の種類、個数を読取りコンピュータ32へ
入力するとともに、出庫部品情報読取装置22bは倉庫110
から出庫される部品の種類、個数を同様にして読取り、
コンピュータ32へ入力している。
入庫される部品の種類、個数を読取りコンピュータ32へ
入力するとともに、出庫部品情報読取装置22bは倉庫110
から出庫される部品の種類、個数を同様にして読取り、
コンピュータ32へ入力している。
そして、コンピュータ32は、前記実施例と同様にして
倉庫110内の在庫量を各部品ごとに演算し、発注点に達
した部品の生産指示情報をディスプレイユニット30へ表
示するよう形成されている。
倉庫110内の在庫量を各部品ごとに演算し、発注点に達
した部品の生産指示情報をディスプレイユニット30へ表
示するよう形成されている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、部品保管部内
の在庫量が発注点まで減少した部品を自動的に検出し、
当該部品の生産指示を部品製造工程へ向け自動的に行う
ことができ、従来のように生産指示情報として信号看板
や伝票を作業者が運搬したり整理回収等を行う必要がな
くなるため、その生産指示工程を大幅に簡素化すること
が可能となる。
の在庫量が発注点まで減少した部品を自動的に検出し、
当該部品の生産指示を部品製造工程へ向け自動的に行う
ことができ、従来のように生産指示情報として信号看板
や伝票を作業者が運搬したり整理回収等を行う必要がな
くなるため、その生産指示工程を大幅に簡素化すること
が可能となる。
さらに、本発明によれば、短時間に複数の部品の在庫
量が発注点まで減少したような場合であっても、各部品
の優先順位を自動的に判別し、優先順位に従って部品の
生産指示を行うため、部品保管部において欠品が発生す
ることがなく後工程での生産を安定して行うことがで
き、しかもこのように部品保管部内における欠品の発生
を有効に抑制することができるため、部品保管部内にお
ける過剰在庫を有効に防止することが可能となる。
量が発注点まで減少したような場合であっても、各部品
の優先順位を自動的に判別し、優先順位に従って部品の
生産指示を行うため、部品保管部において欠品が発生す
ることがなく後工程での生産を安定して行うことがで
き、しかもこのように部品保管部内における欠品の発生
を有効に抑制することができるため、部品保管部内にお
ける過剰在庫を有効に防止することが可能となる。
第1図は本発明にかかる部品の生産指示装置の好適な一
例を示すブロック図、 第2図は第1図に示す装置の動作を示すフローチャート
図、 第3図は各部品の優先順位の決定原理を説明する図、 第4図は本発明の具体的な実施例を示すブロック図、 第5図は生産ラインと部品供給ラインとの関係を示す説
明図である。 10……データ入力部 12……表示部 14……発注部品演算回路 16……部品情報メモリ 18……発注点メモリ 20……生産指示情報メモリ 22……在庫量センサ 24……時刻計測部 100……部品保管部 110……生産ライン 120……ロット工程
例を示すブロック図、 第2図は第1図に示す装置の動作を示すフローチャート
図、 第3図は各部品の優先順位の決定原理を説明する図、 第4図は本発明の具体的な実施例を示すブロック図、 第5図は生産ラインと部品供給ラインとの関係を示す説
明図である。 10……データ入力部 12……表示部 14……発注部品演算回路 16……部品情報メモリ 18……発注点メモリ 20……生産指示情報メモリ 22……在庫量センサ 24……時刻計測部 100……部品保管部 110……生産ライン 120……ロット工程
Claims (3)
- 【請求項1】部品製造工程で生産された部品を格納し、
必要に応じて生産ラインへ出庫する部品保管部と、 部品保管部内の在庫量を部品別に検出する在庫量センサ
と、 各部品ごとの発注点をそれぞれ記憶する発注点メモリ
と、 各部品ごとの生産部品情報を記憶する部品情報メモリ
と、 在庫量センサの検出する部品の在庫量が発注点メモリに
記憶された発注点まで減少した場合に、該部品の情報を
部品情報メモリから読出し、その部品の消費速度に応じ
た発注優先順位に基づいて生産指示情報の演算を行う発
注部品演算回路と、 演算された各部品の生産指示情報を記憶する生産指示情
報メモリと、 を含み、前記発注部品演算回路は、新たな部品の生産指
示情報を演算する毎に、生産指示情報メモリ内にすでに
書込まれた各部品の生産指示情報を優先順位に従って並
べ換え、並べ換えられた優先順位に従って各部品の生産
指示を部品製造工程に対して行うことを特徴とする部品
の生産指示装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲(1)記載の装置におい
て、 部品情報メモリには、データ入力部から入力される生産
部品情報が各部品毎に書込み記憶され、 発注点メモリには、データ入力部から入力される発注点
が各部品毎に書込み記憶され、 各メモリに対し生産部品情報及び発注点情報を予めプリ
セットすることを特徴とする部品の生産指示装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲(1),(2)のいずれか
に記載の装置において、 発注部品演算回路から出力される各部品の生産指示情報
は部品製造工程に設けられた表示部に表示されてなるこ
とを特徴とする部品の生産指示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61183914A JP2541192B2 (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 部品の生産指示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61183914A JP2541192B2 (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 部品の生産指示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339746A JPS6339746A (ja) | 1988-02-20 |
JP2541192B2 true JP2541192B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16144019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61183914A Expired - Fee Related JP2541192B2 (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 部品の生産指示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541192B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2547413Y2 (ja) * | 1989-07-19 | 1997-09-10 | ティーディーケイ株式会社 | 生産管理用計数装置 |
JPH04138561A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-13 | Nec Software Ltd | 物流システムにおける発注処理方式 |
US5446671A (en) * | 1993-10-22 | 1995-08-29 | Micron Semiconductor, Inc. | Look-ahead method for maintaining optimum queued quantities of in-process parts at a manufacturing bottleneck |
ES2183928T3 (es) * | 1996-12-24 | 2003-04-01 | Datasensor Spa | Proceso de fabricacion de un articulo. |
JP4996107B2 (ja) * | 2006-02-17 | 2012-08-08 | アスクル株式会社 | 経営指標に基づく発注優先順位算出装置、経営指標に基づく発注優先順位算出方法、経営指標に基づく発注優先順位算出プログラム |
JP4775966B2 (ja) * | 2007-06-15 | 2011-09-21 | オムロン株式会社 | 異機種同時生産ラインにおける組立支援システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5091236A (ja) * | 1973-12-11 | 1975-07-21 | ||
JPS58223554A (ja) * | 1982-06-19 | 1983-12-26 | Seibu Denki Kogyo Kk | 製造設備 |
-
1986
- 1986-08-04 JP JP61183914A patent/JP2541192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6339746A (ja) | 1988-02-20 |
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