JP2003201003A - 自動倉庫管理システム - Google Patents
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- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims abstract description 16
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Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 品物をその種類に応じて適正な収納棚へ引き
当てるための入庫条件データ及び棚属性データの内容に
変更が生じた際に、その変更内容に応じて入庫条件デー
タ及び棚属性データの内容を簡単に変更する。 【解決手段】 自動倉庫管理システム30では、棚デー
タ設定手段38がオペレータ等のデータ入力に応じ、棚
番号に対応させて収納棚についての棚属性データを棚デ
ータ格納部34Aに設定すると共に、この棚属性データ
の内容を変更し、また品物データ設定手段40がユーザ
等のデータ入力に応じ、品物の種類にそれぞれ対応する
入庫条件データを品物データ格納部34Bに設定すると
共に、この庫条件データの内容を変更する。これによ
り、棚属性データ及び入庫条件データの内容が変更され
ても、データ設定手段38,40を用いて棚属性データ
及び入庫条件データの内容を簡単に変更できる。
当てるための入庫条件データ及び棚属性データの内容に
変更が生じた際に、その変更内容に応じて入庫条件デー
タ及び棚属性データの内容を簡単に変更する。 【解決手段】 自動倉庫管理システム30では、棚デー
タ設定手段38がオペレータ等のデータ入力に応じ、棚
番号に対応させて収納棚についての棚属性データを棚デ
ータ格納部34Aに設定すると共に、この棚属性データ
の内容を変更し、また品物データ設定手段40がユーザ
等のデータ入力に応じ、品物の種類にそれぞれ対応する
入庫条件データを品物データ格納部34Bに設定すると
共に、この庫条件データの内容を変更する。これによ
り、棚属性データ及び入庫条件データの内容が変更され
ても、データ設定手段38,40を用いて棚属性データ
及び入庫条件データの内容を簡単に変更できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラックに設けられ
た複数の収納棚から選択された所定の収納棚に対して品
物を自動的に搬入及び搬出する自動倉庫の制御及び管理
を行うための自動倉庫管理システムに関する。
た複数の収納棚から選択された所定の収納棚に対して品
物を自動的に搬入及び搬出する自動倉庫の制御及び管理
を行うための自動倉庫管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場等で用いられる自動倉庫管理
システムは、ラックに設けられた複数個の収納棚にそれ
ぞれ製品や半製品等の品物が収納されているか否かに対
応する棚占有情報を管理すると共に、収納棚に対する品
物の搬入及び搬出を行う搬送装置の動作制御を行ってい
る。具体的には、例えば、自動倉庫管理システムは、自
動倉庫の受入部に品物が搬送されてきて、その品物につ
いての入庫要求が発生した場合には、最新の棚占有情報
より空き棚を検索することにより、空き棚のなかから所
定の収納棚を引当し、この収納棚に付された棚番号と共
に入庫指示を搬送装置の制御部へ出力する。このとき、
自動倉庫管理システムは、必要に応じ、棚番号に対応さ
せて管理ファイルに品物の種類、品物の搬入者、搬入の
日時等のデータを格納する。
システムは、ラックに設けられた複数個の収納棚にそれ
ぞれ製品や半製品等の品物が収納されているか否かに対
応する棚占有情報を管理すると共に、収納棚に対する品
物の搬入及び搬出を行う搬送装置の動作制御を行ってい
る。具体的には、例えば、自動倉庫管理システムは、自
動倉庫の受入部に品物が搬送されてきて、その品物につ
いての入庫要求が発生した場合には、最新の棚占有情報
より空き棚を検索することにより、空き棚のなかから所
定の収納棚を引当し、この収納棚に付された棚番号と共
に入庫指示を搬送装置の制御部へ出力する。このとき、
自動倉庫管理システムは、必要に応じ、棚番号に対応さ
せて管理ファイルに品物の種類、品物の搬入者、搬入の
日時等のデータを格納する。
【0003】上記のような従来の自動倉庫管理システム
でも、自動倉庫へ入庫される品物が同一種類で、かつサ
イズが変わることがなければ、棚のサイズを変更し、又
は拡張する必要がないため、ラック内のどの空き棚でも
引き当てることが可能であるので問題は生じない。
でも、自動倉庫へ入庫される品物が同一種類で、かつサ
イズが変わることがなければ、棚のサイズを変更し、又
は拡張する必要がないため、ラック内のどの空き棚でも
引き当てることが可能であるので問題は生じない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動倉
庫へ入庫される品物が複数種類あって、しかも多数の異
なったサイズの品物を収納棚に収納する場合や、棚サイ
ズに変更が発生した場合には、種々の検索条件を用いて
空き棚のうちから最適な収納棚を選択できる自動倉庫管
理システムを開発する必要があった。しかし、このよう
な複雑なロジックを自動倉庫管理システムのソフトウェ
アでコーディングした場合、品物の入庫条件(サイズ、
入庫エリア、出庫優先度など)に変更が生じるたびに、
自動倉庫管理システムのソフトウェアを改造して対応す
る必要があった。これでは品物の入庫条件に変更があっ
ても即時に対応できず、ソフトウェアの改造コストも発
生し、さらにソフトウェア改造後の入出庫管理テストの
ために自動倉庫の運用を停止しなければならず、これに
伴い品物の入庫が滞り、結果的に上流側及び下流側の設
備停止を招くことで、稼動損を発生させる可能性があっ
た。また入庫される品物の特性に応じて空調を管理して
いる自動倉庫では、倉庫内の収納空間が大きくなるほど
収納空間内の温度分布が大きくなり、この温度分布も品
物の入庫条件として考慮しなければならない場合もあ
る。
庫へ入庫される品物が複数種類あって、しかも多数の異
なったサイズの品物を収納棚に収納する場合や、棚サイ
ズに変更が発生した場合には、種々の検索条件を用いて
空き棚のうちから最適な収納棚を選択できる自動倉庫管
理システムを開発する必要があった。しかし、このよう
な複雑なロジックを自動倉庫管理システムのソフトウェ
アでコーディングした場合、品物の入庫条件(サイズ、
入庫エリア、出庫優先度など)に変更が生じるたびに、
自動倉庫管理システムのソフトウェアを改造して対応す
る必要があった。これでは品物の入庫条件に変更があっ
ても即時に対応できず、ソフトウェアの改造コストも発
生し、さらにソフトウェア改造後の入出庫管理テストの
ために自動倉庫の運用を停止しなければならず、これに
伴い品物の入庫が滞り、結果的に上流側及び下流側の設
備停止を招くことで、稼動損を発生させる可能性があっ
た。また入庫される品物の特性に応じて空調を管理して
いる自動倉庫では、倉庫内の収納空間が大きくなるほど
収納空間内の温度分布が大きくなり、この温度分布も品
物の入庫条件として考慮しなければならない場合もあ
る。
【0005】本発明の目的は、上記事実を考慮して、品
物をその種類に応じて適正な収納棚へ引き当てるための
入庫条件データ及び棚属性データの内容に変更が生じて
も、その変更内容に応じて入庫条件データ及び棚属性デ
ータの内容を簡単に変更できる自動倉庫管理システムを
提供することにある。
物をその種類に応じて適正な収納棚へ引き当てるための
入庫条件データ及び棚属性データの内容に変更が生じて
も、その変更内容に応じて入庫条件データ及び棚属性デ
ータの内容を簡単に変更できる自動倉庫管理システムを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動倉庫管
理システムによれば、棚引当手段が、品種識別手段から
出力された情報により品物の品種を判断し、該品種に対
応する入庫条件データを品物管理ファイルから読み出す
と共に、この入庫条件データにより規定される品物の入
庫条件に適合する棚属性データを棚管理ファイルから検
索し、この棚管理ファイルに前記入庫条件に適合する棚
属性データが存在する場合には、この棚属性データに対
応する棚番号を搬送装置の制御部へ出力することによ
り、外部から品物が自動倉庫へ搬入されてきたならば、
その品物をその入庫条件に適合する棚属性を有する収納
棚の棚番号を搬送装置の制御部に出力できるので、搬送
装置により外部から搬送されてきた品物を入庫条件に適
合する棚属性を有する収納棚へ自動的に搬送し収納でき
るようになる。
理システムによれば、棚引当手段が、品種識別手段から
出力された情報により品物の品種を判断し、該品種に対
応する入庫条件データを品物管理ファイルから読み出す
と共に、この入庫条件データにより規定される品物の入
庫条件に適合する棚属性データを棚管理ファイルから検
索し、この棚管理ファイルに前記入庫条件に適合する棚
属性データが存在する場合には、この棚属性データに対
応する棚番号を搬送装置の制御部へ出力することによ
り、外部から品物が自動倉庫へ搬入されてきたならば、
その品物をその入庫条件に適合する棚属性を有する収納
棚の棚番号を搬送装置の制御部に出力できるので、搬送
装置により外部から搬送されてきた品物を入庫条件に適
合する棚属性を有する収納棚へ自動的に搬送し収納でき
るようになる。
【0007】また上記自動倉庫管理システムでは、棚デ
ータ設定手段が、外部からのデータ入力処理に応じ、棚
番号に対応させて収納棚についての棚属性データを棚管
理ファイルに設定すると共に、この棚管理ファイルに設
定された棚属性データの内容を変更し、また品物データ
設定手段が、外部からのデータ入力処理に応じ、品物の
種類にそれぞれ対応する入庫条件データを品物管理ファ
イルに設定すると共に、この品物管理ファイルに設定さ
れた入庫条件データの内容を変更することにより、棚属
性データ及び入庫条件データがそれぞれ棚管理ファイル
及び品物管理ファイルに設定された後に、棚属性データ
及び入庫条件データの一方又は双方の内容が変更されて
も、棚属性データ設定手段及び品物データ設定手段を用
いて棚管理ファイル及び品物管理ファイルに設定された
棚属性データ及び入庫条件データの内容を変更できるの
で、これらの棚属性データ及び入庫条件データの変更が
ある度にソフトウェアを新たに作り直す必要が無くな
る。
ータ設定手段が、外部からのデータ入力処理に応じ、棚
番号に対応させて収納棚についての棚属性データを棚管
理ファイルに設定すると共に、この棚管理ファイルに設
定された棚属性データの内容を変更し、また品物データ
設定手段が、外部からのデータ入力処理に応じ、品物の
種類にそれぞれ対応する入庫条件データを品物管理ファ
イルに設定すると共に、この品物管理ファイルに設定さ
れた入庫条件データの内容を変更することにより、棚属
性データ及び入庫条件データがそれぞれ棚管理ファイル
及び品物管理ファイルに設定された後に、棚属性データ
及び入庫条件データの一方又は双方の内容が変更されて
も、棚属性データ設定手段及び品物データ設定手段を用
いて棚管理ファイル及び品物管理ファイルに設定された
棚属性データ及び入庫条件データの内容を変更できるの
で、これらの棚属性データ及び入庫条件データの変更が
ある度にソフトウェアを新たに作り直す必要が無くな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る自
動自動倉庫管理システムを図面に基づいて説明する。
動自動倉庫管理システムを図面に基づいて説明する。
【0009】(実施形態の構成)図1には本発明の実施
形態に係る自動倉庫管理システムが適用される自動倉庫
の設備構成が示されている。この自動倉庫10はフロア
F上に立設された複数台(図1では5台)のラック12
を備えている。ラック12は前面側が開放された筐体状
に形成され、その内部が奥行方向(矢印D方向)に沿っ
て複数の仕切板14により複数の空間(連)に区画さ
れ、更に、高さ方向(矢印H方向)に沿って複数枚の棚
板16により複数の領域(段)に区画されている。これ
らの仕切板14及び棚板16により区画されたラック1
2内の空間は、それぞれ品物24を収納するための収納
棚とされる。ここで、棚板16はラック12に対して着
脱可能とされている。これにより、最も上位にある収納
棚18を除く収納棚18については、その上側の棚板1
6をラック12から取り外すことで、高さ方向に沿った
寸法が拡張可能とされている。
形態に係る自動倉庫管理システムが適用される自動倉庫
の設備構成が示されている。この自動倉庫10はフロア
F上に立設された複数台(図1では5台)のラック12
を備えている。ラック12は前面側が開放された筐体状
に形成され、その内部が奥行方向(矢印D方向)に沿っ
て複数の仕切板14により複数の空間(連)に区画さ
れ、更に、高さ方向(矢印H方向)に沿って複数枚の棚
板16により複数の領域(段)に区画されている。これ
らの仕切板14及び棚板16により区画されたラック1
2内の空間は、それぞれ品物24を収納するための収納
棚とされる。ここで、棚板16はラック12に対して着
脱可能とされている。これにより、最も上位にある収納
棚18を除く収納棚18については、その上側の棚板1
6をラック12から取り外すことで、高さ方向に沿った
寸法が拡張可能とされている。
【0010】各ラック12にはL(ここで、L=1〜
5)により表されるレーン番号が付され、またラック1
2おける収納棚18には、(R、S)(ここで、R=1
〜10、S=1〜10)により表される棚番号が付され
ている。ここで、レーン番は5台のラック12にそれぞ
れ対応している。連番は仕切板14により区画されたラ
ック12内の各空間に対応し、段番は棚板16により区
画されたラック12内の各空間に対応している。図1で
は、レーン番は右側から左側へ向って、連番は手前側か
ら奥側へ向って、段番は下側から上側へ向ってそれぞれ
昇べきの順で付されている。なお、本実施形態では、ラ
ック12内が仕切板14及び棚板16により10連(1
R〜10R)、10段(1S〜10S)に区画されてい
るものとする。
5)により表されるレーン番号が付され、またラック1
2おける収納棚18には、(R、S)(ここで、R=1
〜10、S=1〜10)により表される棚番号が付され
ている。ここで、レーン番は5台のラック12にそれぞ
れ対応している。連番は仕切板14により区画されたラ
ック12内の各空間に対応し、段番は棚板16により区
画されたラック12内の各空間に対応している。図1で
は、レーン番は右側から左側へ向って、連番は手前側か
ら奥側へ向って、段番は下側から上側へ向ってそれぞれ
昇べきの順で付されている。なお、本実施形態では、ラ
ック12内が仕切板14及び棚板16により10連(1
R〜10R)、10段(1S〜10S)に区画されてい
るものとする。
【0011】自動倉庫10には、各ラック12にそれぞ
れスタッカクレーン20が付設されると共に、ラック1
2の手前側にキャリア台22が幅方向に沿って自走可能
に設置されている。スタッカクレーン20は、駆動機構
(図示省略)によりラック12の前面に沿って高さ方向及
び奥行方向へそれぞれ移動可能とされており、キャリア
台22上に載置された品物24を所定の収納棚18内へ
搬入する入庫及び所定の収納棚18に収納された品物2
4をキャリア台22上へ搬出する出庫を行う。
れスタッカクレーン20が付設されると共に、ラック1
2の手前側にキャリア台22が幅方向に沿って自走可能
に設置されている。スタッカクレーン20は、駆動機構
(図示省略)によりラック12の前面に沿って高さ方向及
び奥行方向へそれぞれ移動可能とされており、キャリア
台22上に載置された品物24を所定の収納棚18内へ
搬入する入庫及び所定の収納棚18に収納された品物2
4をキャリア台22上へ搬出する出庫を行う。
【0012】なお、本実施形態に係る自動倉庫10は、
主として感光性印刷版、感熱性印刷版等の平版印刷版又
はその半製品の保管用に用いられるものであり、このよ
うな平版印刷版又は半製品は、通常、パレット等の積載
部材上に所定の枚数が平積み又は縦積みされると共に、
必要に応じて外装紙、締結用バンド等により梱包された
状態で自動倉庫10の収納棚18内に保管される。以下
の説明では、自動倉庫10に保管される品物24が平版
印刷版の梱包物であるとして説明を行う。また以下の記
載では、説明を簡単にするため、L1のラック12のみ
に品物24が入庫及び出庫されるものとして説明を行
う。
主として感光性印刷版、感熱性印刷版等の平版印刷版又
はその半製品の保管用に用いられるものであり、このよ
うな平版印刷版又は半製品は、通常、パレット等の積載
部材上に所定の枚数が平積み又は縦積みされると共に、
必要に応じて外装紙、締結用バンド等により梱包された
状態で自動倉庫10の収納棚18内に保管される。以下
の説明では、自動倉庫10に保管される品物24が平版
印刷版の梱包物であるとして説明を行う。また以下の記
載では、説明を簡単にするため、L1のラック12のみ
に品物24が入庫及び出庫されるものとして説明を行
う。
【0013】図2には本発明の実施形態に係る自動倉庫
管理システムの構成が示されている。この図2に示され
るように、自動倉庫管理システム30には、棚引当手段
32、記憶手段34、搬送制御部36、棚データ設定手
段38、品物データ設定手段40及び入出力手段44が
設けられている。ここで、棚引当手段32は、例えば、
マイクロコンピュータ、デジタルコントローラ、内部メ
モリ、ハードディスクなどの記憶装置により構成されて
おり、外部から自動倉庫10に搬送されてきた品物24
をラック12における所定の収納棚18へ引き当てるた
めのプログラムや、搬送制御部36へ各種の指示を出力
するためのプログラムなどが内蔵されている。また搬送
制御部36は、ラック12に付設されたスタッカクレー
ン20の動作を制御するためのものである。
管理システムの構成が示されている。この図2に示され
るように、自動倉庫管理システム30には、棚引当手段
32、記憶手段34、搬送制御部36、棚データ設定手
段38、品物データ設定手段40及び入出力手段44が
設けられている。ここで、棚引当手段32は、例えば、
マイクロコンピュータ、デジタルコントローラ、内部メ
モリ、ハードディスクなどの記憶装置により構成されて
おり、外部から自動倉庫10に搬送されてきた品物24
をラック12における所定の収納棚18へ引き当てるた
めのプログラムや、搬送制御部36へ各種の指示を出力
するためのプログラムなどが内蔵されている。また搬送
制御部36は、ラック12に付設されたスタッカクレー
ン20の動作を制御するためのものである。
【0014】記憶手段34はハードディスク装置、IC
メモリ等の外部記憶装置により構成されており、この記
憶手段34には、ラック12における複数の収納棚18
にそれぞれ付された棚番号に対応する棚管理ファイルを
有する棚データ格納部34A及び、外部から自動倉庫1
0に搬入されてくる品物24の種類に対応する品物管理
ファイルを有する品物データ格納部34Bが設定されて
いる。
メモリ等の外部記憶装置により構成されており、この記
憶手段34には、ラック12における複数の収納棚18
にそれぞれ付された棚番号に対応する棚管理ファイルを
有する棚データ格納部34A及び、外部から自動倉庫1
0に搬入されてくる品物24の種類に対応する品物管理
ファイルを有する品物データ格納部34Bが設定されて
いる。
【0015】また棚引当手段32には、情報入出力用の
端末として棚データ設定手段38、品物データ設定手段
40及び入出力手段44がそれぞれ接続されている。こ
れらの棚データ設定手段38、品物データ設定手段40
及び入出力手段44のハード構成は、棚引当手段32の
インターフェイス部にケーブル等を介して直接接続され
る専用の入出力装置であっても、またLAN等を介して
棚引当手段32に接続されるクライアント・サーバシス
テム、パーソナルコンピュータ等の汎用のデータ処理装
置であっても良い。
端末として棚データ設定手段38、品物データ設定手段
40及び入出力手段44がそれぞれ接続されている。こ
れらの棚データ設定手段38、品物データ設定手段40
及び入出力手段44のハード構成は、棚引当手段32の
インターフェイス部にケーブル等を介して直接接続され
る専用の入出力装置であっても、またLAN等を介して
棚引当手段32に接続されるクライアント・サーバシス
テム、パーソナルコンピュータ等の汎用のデータ処理装
置であっても良い。
【0016】また自動倉庫10の入口部には、光電管等
の光センサを用いた高さ測定装置42が設置されてお
り、この高さ測定装置42は、自動倉庫10に搬入され
てきた品物24の高さ方向に沿った寸法を自動的に測定
し、その測定結果に対応する測定信号を棚引当手段32
へ出力する。
の光センサを用いた高さ測定装置42が設置されてお
り、この高さ測定装置42は、自動倉庫10に搬入され
てきた品物24の高さ方向に沿った寸法を自動的に測定
し、その測定結果に対応する測定信号を棚引当手段32
へ出力する。
【0017】棚データ格納部34Aには、自動倉庫10
における全ての収納棚18にそれぞれ対応する棚管理フ
ァイルが設定されている。この棚管理ファイルには、下
記の(表1)に示されるような収納棚18に関する各種
データが格納されている。具体的には、棚管理ファイル
には、ユニークキー、棚属性データ及び棚在庫データが
それぞれ格納可能とされている。ここで、ユニークキー
は収納棚18のアドレス(連番R、段番S)に対応する
棚管理ファイル固有のデータであり、原則的にデータ内
容が変更されることはない。一方、棚属性データは収納
棚18固有の特性に対応するデータであり、倉庫管理者
であるオペレータが棚データ設定手段38に対して所定
のデータ入力処理(作業)を行うことにより、棚管理フ
ァイルに新たにデータを格納し、また格納されているデ
ータを変更できる。
における全ての収納棚18にそれぞれ対応する棚管理フ
ァイルが設定されている。この棚管理ファイルには、下
記の(表1)に示されるような収納棚18に関する各種
データが格納されている。具体的には、棚管理ファイル
には、ユニークキー、棚属性データ及び棚在庫データが
それぞれ格納可能とされている。ここで、ユニークキー
は収納棚18のアドレス(連番R、段番S)に対応する
棚管理ファイル固有のデータであり、原則的にデータ内
容が変更されることはない。一方、棚属性データは収納
棚18固有の特性に対応するデータであり、倉庫管理者
であるオペレータが棚データ設定手段38に対して所定
のデータ入力処理(作業)を行うことにより、棚管理フ
ァイルに新たにデータを格納し、また格納されているデ
ータを変更できる。
【0018】一方、棚在庫データは、収納棚18に収納
されている品物24を管理するためのデータであり、倉
庫管理者であるオペレータ又は倉庫使用者であるユーザ
が品物データ設定手段40に対して所定のデータ入力処
理(作業)を行うことにより、新たに棚管理ファイルに
データを格納し、また格納されているデータを変更でき
る。但し、No.8の品物高さ区分については、高さ測
定装置42からの測定信号により棚引当手段32が品物
24の高さを判断し、品物24の高さに対応する数値
(0〜2)を格納する。
されている品物24を管理するためのデータであり、倉
庫管理者であるオペレータ又は倉庫使用者であるユーザ
が品物データ設定手段40に対して所定のデータ入力処
理(作業)を行うことにより、新たに棚管理ファイルに
データを格納し、また格納されているデータを変更でき
る。但し、No.8の品物高さ区分については、高さ測
定装置42からの測定信号により棚引当手段32が品物
24の高さを判断し、品物24の高さに対応する数値
(0〜2)を格納する。
【0019】
【表1】
図3には、上記棚管理ファイルに設定される棚属性デー
タについての棚属性データの入力画面及び棚属性データ
により作成される使用棚イメージ画面がそれぞれ模式的
に示されている。ここで、図3(A)には禁止棚区分を
設定するための禁始棚設定画面50Aが示され、図3
(B)には入庫優先順位を設定するための入庫優先順位
設定画面50Bが示され、図3(C)にはエリア区分を
設定するためのエリア区分設定画面50Cが示され、図
3(D)には棚高さ区分を入力するための棚高さ区分設
定画面50Dが示されている。これらの設定画面50A
〜50Dは、棚データ設定手段に対して所定の操作をす
ることにより棚データ設定手段のディスプレイ部に表示
され、画面上でカーソルを所望の棚番号に対応する区画
(セル)へ移動させることにより棚管理ファイルへのデ
ータ入力及び変更が可能になる。
タについての棚属性データの入力画面及び棚属性データ
により作成される使用棚イメージ画面がそれぞれ模式的
に示されている。ここで、図3(A)には禁止棚区分を
設定するための禁始棚設定画面50Aが示され、図3
(B)には入庫優先順位を設定するための入庫優先順位
設定画面50Bが示され、図3(C)にはエリア区分を
設定するためのエリア区分設定画面50Cが示され、図
3(D)には棚高さ区分を入力するための棚高さ区分設
定画面50Dが示されている。これらの設定画面50A
〜50Dは、棚データ設定手段に対して所定の操作をす
ることにより棚データ設定手段のディスプレイ部に表示
され、画面上でカーソルを所望の棚番号に対応する区画
(セル)へ移動させることにより棚管理ファイルへのデ
ータ入力及び変更が可能になる。
【0020】次に、各設定画面50A〜50Dにおける
入力データ(棚属性データ)の内容及び設定方法を具体
的に説明する。禁止棚設定画面50Aでは、カーソルを
所望のセルへ移動させ、“1”を入力することにより、
そのセルには“禁”が表示され、またカーソルを“禁”
が表示されたセルへ移動させ、“0”を入力することに
より、そのセルからは“禁”が消去(リセット)され
る。このとき、棚引当手段32は、“禁”が表示された
セルに対応する収納棚18には品物24が収納できない
と認識する。
入力データ(棚属性データ)の内容及び設定方法を具体
的に説明する。禁止棚設定画面50Aでは、カーソルを
所望のセルへ移動させ、“1”を入力することにより、
そのセルには“禁”が表示され、またカーソルを“禁”
が表示されたセルへ移動させ、“0”を入力することに
より、そのセルからは“禁”が消去(リセット)され
る。このとき、棚引当手段32は、“禁”が表示された
セルに対応する収納棚18には品物24が収納できない
と認識する。
【0021】入庫優先順位設定画面50Bでは、カーソ
ルにより全てのセルに“1〜100”までの数値(優先
順位)が一つずつ入力され、また2つのセル間で入力さ
れた優先順位が入替可能とされている。棚引当手段32
は、エリア区分設定画面50Cに示されるエリア区分が
同一ならば、優先順位が高い(数値が小さい)収納棚1
8に優先して品物24を引き当てる。ここで、優先順位
は、原則的にはスタッカクレーン20の待機位置(図1
参照)を基準とし、待機位置に近い収納棚18には待機
位置から遠いものより高い優先順位が付される。
ルにより全てのセルに“1〜100”までの数値(優先
順位)が一つずつ入力され、また2つのセル間で入力さ
れた優先順位が入替可能とされている。棚引当手段32
は、エリア区分設定画面50Cに示されるエリア区分が
同一ならば、優先順位が高い(数値が小さい)収納棚1
8に優先して品物24を引き当てる。ここで、優先順位
は、原則的にはスタッカクレーン20の待機位置(図1
参照)を基準とし、待機位置に近い収納棚18には待機
位置から遠いものより高い優先順位が付される。
【0022】エリア区分設定画面50Cでは、カーソル
により全てのセルに“1〜N”(図3(C)では“1〜
10”)までの数値の何れかが設定され、また設定後に
他の数値に変更可能とされている。棚引当手段32は、
後述する自動倉庫10に搬送されてきた品物24につい
ての入庫条件データにおける入庫優先エリア順を参照
し、この入庫優先エリア順に従って品物24を入庫する
エリア区分を選択し、そのエリア区分に属する収納棚1
8に品物24を引き当てる。ここで、エリア区分は、例
えば、自動倉庫10内の温度条件に応じて設定される区
分であり、自動倉庫10内の空間の温度分布が下方で低
く上方へ移動するに従って高くなるような場合に、ラッ
ク12を高さ方向に沿って複数の領域に区切ってそれぞ
れに数値(1〜10)を付したものである。すなわち、
自動倉庫10に収納される平版印刷版が温度感受性の高
いものである場合には、この平版印刷版を収納すべきエ
リア区分が限定されるが、平版印刷版が温度感受性の低
い、又は温度に殆ど影響されないものである場合には、
この平版印刷版を収納すべきエリア区分は限定されなく
なる。また温度分布以外にも、品物の入出庫頻度、倉庫
内の湿度分布、品物の重量等の条件に応じて、又は温度
分布にこれら他の条件を加味してエリア区分を設定する
ようにしても良い。
により全てのセルに“1〜N”(図3(C)では“1〜
10”)までの数値の何れかが設定され、また設定後に
他の数値に変更可能とされている。棚引当手段32は、
後述する自動倉庫10に搬送されてきた品物24につい
ての入庫条件データにおける入庫優先エリア順を参照
し、この入庫優先エリア順に従って品物24を入庫する
エリア区分を選択し、そのエリア区分に属する収納棚1
8に品物24を引き当てる。ここで、エリア区分は、例
えば、自動倉庫10内の温度条件に応じて設定される区
分であり、自動倉庫10内の空間の温度分布が下方で低
く上方へ移動するに従って高くなるような場合に、ラッ
ク12を高さ方向に沿って複数の領域に区切ってそれぞ
れに数値(1〜10)を付したものである。すなわち、
自動倉庫10に収納される平版印刷版が温度感受性の高
いものである場合には、この平版印刷版を収納すべきエ
リア区分が限定されるが、平版印刷版が温度感受性の低
い、又は温度に殆ど影響されないものである場合には、
この平版印刷版を収納すべきエリア区分は限定されなく
なる。また温度分布以外にも、品物の入出庫頻度、倉庫
内の湿度分布、品物の重量等の条件に応じて、又は温度
分布にこれら他の条件を加味してエリア区分を設定する
ようにしても良い。
【0023】棚高さ区分設定画面50Dでは、カーソル
により全てのセルに“0、1及び2”の何れかの数値
(高さ区分)がそれぞれ入力され、また入力された高さ
区分は変更可能とされている。この高さ区分は、収納棚
18内の収納空間における高さに対応しており、高さ区
分“0、1及び2”は、それぞれ収納棚18の高さが
“低い”、“中”及び“高い”をそれぞれ表している。
すなわち、ラック12内で収納棚18を高さ方向に沿っ
て区画する棚板16はラック12に対して着脱可能とさ
れており、棚板16をラック12から取り外すことによ
り棚板16により区画されていた2個の収納棚18が合
体し、合体した収納棚18内の収納空間の高さが増加す
る。ここで、高さ区分“0”は最小単位である1個の収
納棚18のみからなる収納空間の高さに、高さ区分
“1”は2個の収納棚18が合体した場合の収納空間の
高さに、高さ区分“2”は3個の収納棚18が合体した
場合の収納空間の高さに、それぞれ対応している。棚引
当手段32は、高さ測定装置42からの測定信号に応じ
て品物24の高さを判断し、この品物24が収納可能な
高さ区分が設定された収納棚18のみを引き当てる。な
お、収納棚18に“0”以外の高さ区分が設定されてい
る場合には、その収納棚18の上方に位置する1個又は
2個の収納棚18は“禁”が自動設定され、禁止棚とし
て品物24の収納が禁止される。
により全てのセルに“0、1及び2”の何れかの数値
(高さ区分)がそれぞれ入力され、また入力された高さ
区分は変更可能とされている。この高さ区分は、収納棚
18内の収納空間における高さに対応しており、高さ区
分“0、1及び2”は、それぞれ収納棚18の高さが
“低い”、“中”及び“高い”をそれぞれ表している。
すなわち、ラック12内で収納棚18を高さ方向に沿っ
て区画する棚板16はラック12に対して着脱可能とさ
れており、棚板16をラック12から取り外すことによ
り棚板16により区画されていた2個の収納棚18が合
体し、合体した収納棚18内の収納空間の高さが増加す
る。ここで、高さ区分“0”は最小単位である1個の収
納棚18のみからなる収納空間の高さに、高さ区分
“1”は2個の収納棚18が合体した場合の収納空間の
高さに、高さ区分“2”は3個の収納棚18が合体した
場合の収納空間の高さに、それぞれ対応している。棚引
当手段32は、高さ測定装置42からの測定信号に応じ
て品物24の高さを判断し、この品物24が収納可能な
高さ区分が設定された収納棚18のみを引き当てる。な
お、収納棚18に“0”以外の高さ区分が設定されてい
る場合には、その収納棚18の上方に位置する1個又は
2個の収納棚18は“禁”が自動設定され、禁止棚とし
て品物24の収納が禁止される。
【0024】また棚引当手段32は、各設定画面50A
〜50Dにそれぞれ設定された棚属性データを合成し、
図3(E)に示される使用棚イメージ表示画面50Eを
作成する。この使用棚イメージ表示画面50Eでは、各
セルの高さが高さ区分の設定データに応じて1段〜3段
分の長さに対応するように表されると共に、各セル内に
エリア区分の設定データが表示される。これにより、オ
ペレータ及びユーザは、ラック12を実際に見なくて
も、ラック12における収納棚18が棚板16によりど
のように区画され、また収納棚18がどのエリア区分に
属するかを視覚的に理解できるようになる。
〜50Dにそれぞれ設定された棚属性データを合成し、
図3(E)に示される使用棚イメージ表示画面50Eを
作成する。この使用棚イメージ表示画面50Eでは、各
セルの高さが高さ区分の設定データに応じて1段〜3段
分の長さに対応するように表されると共に、各セル内に
エリア区分の設定データが表示される。これにより、オ
ペレータ及びユーザは、ラック12を実際に見なくて
も、ラック12における収納棚18が棚板16によりど
のように区画され、また収納棚18がどのエリア区分に
属するかを視覚的に理解できるようになる。
【0025】品物データ格納部34Bには、自動倉庫1
0に収納される品物24の品種にそれぞれ対応する品物
管理ファイルに格納されるデータ内容の一例が設定され
ている。この品物管理ファイルには、下記の(表2)に
示されるように品物24の品種毎に固有の各種データが
設定されている。この品物管理ファイルにおいて、品種
は予め登録された平版印刷版の種類を表しており、ここ
では、品種A〜Gの7種類の平版印刷版を保管すること
を前提としている。またロットナンバー先頭文字は、品
物24毎に付されるロットナンバーの先頭の数字であ
り、このロットナンバーは、その先頭文字が原則として
品種毎に異なる数値又はアルファベットとされている。
0に収納される品物24の品種にそれぞれ対応する品物
管理ファイルに格納されるデータ内容の一例が設定され
ている。この品物管理ファイルには、下記の(表2)に
示されるように品物24の品種毎に固有の各種データが
設定されている。この品物管理ファイルにおいて、品種
は予め登録された平版印刷版の種類を表しており、ここ
では、品種A〜Gの7種類の平版印刷版を保管すること
を前提としている。またロットナンバー先頭文字は、品
物24毎に付されるロットナンバーの先頭の数字であ
り、このロットナンバーは、その先頭文字が原則として
品種毎に異なる数値又はアルファベットとされている。
【0026】また入庫エリア順は、平版印刷版の品種毎
に予め定められた入庫可能なエリア区分及び入庫すべき
エリア区分の優先順位を示している。例えば、品種Aの
平版印刷版は、エリア区分として“1及び2”以外の全
ての入庫エリアへ収納可能でるあるが、品種Dの平版印
刷版は、エリア区分として“3”以外の入庫エリアへは
収納できない。また入庫制限値は、ある品種の平版印刷
版について1台のラック12又は自動倉庫10全体に保
管可能な個数の上限値を示しており、この入庫制限値以
上の平版印刷版については棚引当手段32が入庫を拒否
するための処理を行う。このとき、棚引当手段32は、
例えば、ある品種の平版印刷版についての入庫要求が入
力された入出力手段44に、その品種の平版印刷版の保
管個数が入庫制限値を越えており、入庫済みの平版印刷
版が出庫されなければ入庫できない旨を表示させる。な
お、入庫エリア優先順及び入庫制限値については、それ
ぞれ特別の権能が与えられた者(一部のオペレータ又は
ユーザが該当)のみがデータ内容を品物データ設定手段
40により変更できる。また、品物管理ファイルに設定
されている品種及び品種に関する情報は一括して削除す
ることも、新たに品種を登録して、この品種に関する情
報を設定することも可能になっている。これにより、自
動倉庫管理システム30では、製造中止等による特定の
品種の消滅や、新製品の開発に伴う品種の追加にも対応
可能になっている。
に予め定められた入庫可能なエリア区分及び入庫すべき
エリア区分の優先順位を示している。例えば、品種Aの
平版印刷版は、エリア区分として“1及び2”以外の全
ての入庫エリアへ収納可能でるあるが、品種Dの平版印
刷版は、エリア区分として“3”以外の入庫エリアへは
収納できない。また入庫制限値は、ある品種の平版印刷
版について1台のラック12又は自動倉庫10全体に保
管可能な個数の上限値を示しており、この入庫制限値以
上の平版印刷版については棚引当手段32が入庫を拒否
するための処理を行う。このとき、棚引当手段32は、
例えば、ある品種の平版印刷版についての入庫要求が入
力された入出力手段44に、その品種の平版印刷版の保
管個数が入庫制限値を越えており、入庫済みの平版印刷
版が出庫されなければ入庫できない旨を表示させる。な
お、入庫エリア優先順及び入庫制限値については、それ
ぞれ特別の権能が与えられた者(一部のオペレータ又は
ユーザが該当)のみがデータ内容を品物データ設定手段
40により変更できる。また、品物管理ファイルに設定
されている品種及び品種に関する情報は一括して削除す
ることも、新たに品種を登録して、この品種に関する情
報を設定することも可能になっている。これにより、自
動倉庫管理システム30では、製造中止等による特定の
品種の消滅や、新製品の開発に伴う品種の追加にも対応
可能になっている。
【0027】
【表2】
(実施形態の作用)次に、本実施形態に係る自動倉庫管
理システム30の作用について説明する。フォークリフ
トや無人移送台車等により品物24(ここでは、平版印
刷版の梱包物)が自動倉庫10に搬入されてくると、自
動倉庫10の入口部で高さ測定装置42により品物24
の高さが自動的に測定され、測定信号が棚引当手段32
へ出力される。棚引当手段32は測定信号により品物2
4の高さを判断する。なお。品物24の高さについて
は、ユーザが入出力手段44により棚引当手段32へ入
力することも可能になっている。
理システム30の作用について説明する。フォークリフ
トや無人移送台車等により品物24(ここでは、平版印
刷版の梱包物)が自動倉庫10に搬入されてくると、自
動倉庫10の入口部で高さ測定装置42により品物24
の高さが自動的に測定され、測定信号が棚引当手段32
へ出力される。棚引当手段32は測定信号により品物2
4の高さを判断する。なお。品物24の高さについて
は、ユーザが入出力手段44により棚引当手段32へ入
力することも可能になっている。
【0028】一方、ユーザは、自動倉庫10の入口部
で、少なくとも品種等を表すロットナンバーを入出力手
段44により棚引当手段32へ入力すると共に、必要に
応じて入庫作業者に対応する個人ナンバー、製造年月日
等を入力する。また無人移送台車により品物24を運搬
する場合には、自動倉庫10の入口部に到達した時なの
に、運搬した品物24の情報を電波等により送信して登
録する。これにより、棚引当手段32は品物24(平版
印刷版)の品種を判断し、その品種に関する入庫条件デ
ータを品物データ格納部34Bにおける品物管理ファイ
ルから読み出す。次いで、棚引当手段32は、その品物
24が入庫可能なエリア区分及び収納棚18の高さ区分
からなる入庫条件を決定し、棚データ格納部34Aにお
ける棚管理ファイルから入庫条件を満たす収納棚18
(棚番号)を選択する。
で、少なくとも品種等を表すロットナンバーを入出力手
段44により棚引当手段32へ入力すると共に、必要に
応じて入庫作業者に対応する個人ナンバー、製造年月日
等を入力する。また無人移送台車により品物24を運搬
する場合には、自動倉庫10の入口部に到達した時なの
に、運搬した品物24の情報を電波等により送信して登
録する。これにより、棚引当手段32は品物24(平版
印刷版)の品種を判断し、その品種に関する入庫条件デ
ータを品物データ格納部34Bにおける品物管理ファイ
ルから読み出す。次いで、棚引当手段32は、その品物
24が入庫可能なエリア区分及び収納棚18の高さ区分
からなる入庫条件を決定し、棚データ格納部34Aにお
ける棚管理ファイルから入庫条件を満たす収納棚18
(棚番号)を選択する。
【0029】次いで、棚引当手段32は、エリア区分の
優先順位及び入庫優先順位(図3(C)参照)に従って
優先順位が高い収納棚18を優先的に選択し、この収納
棚18内における品物24の有無を棚管理ファイルの棚
在庫データを参照して判断する。このとき、棚引当手段
32は、選択した収納棚18に品物24が収納されてい
ない場合には、この収納棚18に品物24を引き当て、
また選択した収納棚18に品物24が既に収納されてい
る合には、次に優先順位が高い収納棚18についても同
様な処理を繰り返す。棚引当手段32は、入庫条件を満
たす収納棚18(棚番号)の全てに品物24が収納され
ている場合には、入庫要求が入力された入出力手段44
によりユーザに対して品物24が入庫できない旨を表示
させる。
優先順位及び入庫優先順位(図3(C)参照)に従って
優先順位が高い収納棚18を優先的に選択し、この収納
棚18内における品物24の有無を棚管理ファイルの棚
在庫データを参照して判断する。このとき、棚引当手段
32は、選択した収納棚18に品物24が収納されてい
ない場合には、この収納棚18に品物24を引き当て、
また選択した収納棚18に品物24が既に収納されてい
る合には、次に優先順位が高い収納棚18についても同
様な処理を繰り返す。棚引当手段32は、入庫条件を満
たす収納棚18(棚番号)の全てに品物24が収納され
ている場合には、入庫要求が入力された入出力手段44
によりユーザに対して品物24が入庫できない旨を表示
させる。
【0030】なお、ユーザは、品物24を自動倉庫10
へ搬送する前に、品物24(ロットナンバー)を入出力
手段44により棚引当手段32へ入力し、高さ区分を除
く入庫条件により品物24が入庫可能な収納棚18の有
無を検索することも可能である。また収納棚18の高さ
区分については、他の入庫条件を満たす収納棚18及び
その上方に位置する収納棚18に品物24が収納されて
いない場合には、それらの収納棚18を仕切った棚板1
6を外して下方の収納棚18の高さ区分を変更できる。
これにより、高さ区分のみが入庫条件として適合しない
品物24の入庫が可能になる場合がある。これとは、逆
に品物24の高さが低い場合には、“1又は2”の高さ
区分を有する収納棚18に棚板16を装着することで、
収納棚18の個数を増加し、品物24の入庫個数を増加
することが可能になる場合もある。
へ搬送する前に、品物24(ロットナンバー)を入出力
手段44により棚引当手段32へ入力し、高さ区分を除
く入庫条件により品物24が入庫可能な収納棚18の有
無を検索することも可能である。また収納棚18の高さ
区分については、他の入庫条件を満たす収納棚18及び
その上方に位置する収納棚18に品物24が収納されて
いない場合には、それらの収納棚18を仕切った棚板1
6を外して下方の収納棚18の高さ区分を変更できる。
これにより、高さ区分のみが入庫条件として適合しない
品物24の入庫が可能になる場合がある。これとは、逆
に品物24の高さが低い場合には、“1又は2”の高さ
区分を有する収納棚18に棚板16を装着することで、
収納棚18の個数を増加し、品物24の入庫個数を増加
することが可能になる場合もある。
【0031】棚引当手段32は、自動倉庫10に搬入さ
れた品物24を入庫条件に適合する収納棚18へ引き当
てたならば、入出力手段44によりユーザに対して入庫
先となる収納棚18に付された棚番号を表示させると共
に、品物24の高さ区分、入庫作業者の名前、入庫年月
日等の各種データを表示させる。また棚引当手段32
は、搬送制御部36へ棚番号を出力すると共にスタッカ
クレーン20に対する入庫信号を出力する。これによ
り、搬送制御部36は、スタッカクレーン20を起動さ
せると共に、スタッカクレーン20がキャリア台22上
の品物24を受入可能となる待機位置にあることを確認
する。
れた品物24を入庫条件に適合する収納棚18へ引き当
てたならば、入出力手段44によりユーザに対して入庫
先となる収納棚18に付された棚番号を表示させると共
に、品物24の高さ区分、入庫作業者の名前、入庫年月
日等の各種データを表示させる。また棚引当手段32
は、搬送制御部36へ棚番号を出力すると共にスタッカ
クレーン20に対する入庫信号を出力する。これによ
り、搬送制御部36は、スタッカクレーン20を起動さ
せると共に、スタッカクレーン20がキャリア台22上
の品物24を受入可能となる待機位置にあることを確認
する。
【0032】この後、キャリア台22上に品物24が積
載されると、搬送制御部36はキャリア台22を品物2
4の収納先となるラック12(ここでは、1Lのラック
12)に対応する位置へ移動させる。次いで、搬送制御
部36は、スタッカクレーン20によりキャリア台22
上の品物24を保持させ、このスタッカクレーン20を
棚引当手段32から入力した棚番号が付された収納棚1
8へ移動させ、スタッカクレーン20により品物24を
収納棚18へ挿入する。このとき、搬送制御部36は入
庫完了信号を棚引当手段32へ通知する。この入庫完了
信号を受けた棚引当手段32は、棚データ格納部34A
における棚管理ファイルに品物24の入庫先となった棚
番号や、予め登録されているサイズ、数量などの品物情
報、入庫時刻等を書き込む。これにより、ユーザ及びオ
ペレータは、入出力手段44から棚管理ファイルを呼び
出すことで、自動倉庫10の収納棚18にどのような品
物24が入庫されているか、その品物24が何時入庫さ
れたか等の情報を視認可能となる。このような情報を表
示する在庫イメージ表示画面52の一例が図4に示され
ている。この在庫イメージ表示画面52では、ラック1
2における収納棚18の高さ区分及び、収納棚18にお
ける品物24の有無及び品物24の品種が視認可能とな
っている。また、このような情報はディスプレイ上で文
字情報としても視認可能になっている。
載されると、搬送制御部36はキャリア台22を品物2
4の収納先となるラック12(ここでは、1Lのラック
12)に対応する位置へ移動させる。次いで、搬送制御
部36は、スタッカクレーン20によりキャリア台22
上の品物24を保持させ、このスタッカクレーン20を
棚引当手段32から入力した棚番号が付された収納棚1
8へ移動させ、スタッカクレーン20により品物24を
収納棚18へ挿入する。このとき、搬送制御部36は入
庫完了信号を棚引当手段32へ通知する。この入庫完了
信号を受けた棚引当手段32は、棚データ格納部34A
における棚管理ファイルに品物24の入庫先となった棚
番号や、予め登録されているサイズ、数量などの品物情
報、入庫時刻等を書き込む。これにより、ユーザ及びオ
ペレータは、入出力手段44から棚管理ファイルを呼び
出すことで、自動倉庫10の収納棚18にどのような品
物24が入庫されているか、その品物24が何時入庫さ
れたか等の情報を視認可能となる。このような情報を表
示する在庫イメージ表示画面52の一例が図4に示され
ている。この在庫イメージ表示画面52では、ラック1
2における収納棚18の高さ区分及び、収納棚18にお
ける品物24の有無及び品物24の品種が視認可能とな
っている。また、このような情報はディスプレイ上で文
字情報としても視認可能になっている。
【0033】また、自動倉庫10に入庫されている品物
24を出庫する際には、ユーザ又はオペレータが入出力
手段44により棚番号又はロットナンバー及び出庫要求
を棚引当手段32へ入力する。これにより、棚引当手段
32は、搬送制御部36へ棚番号を出力すると共にスタ
ッカクレーン20に対する出庫信号を出力する。これに
より、搬送制御部36は、スタッカクレーン20を起動
させて棚引当手段32から入力した棚番号が付された収
納棚18へ移動させる。次いで、搬送制御部36は、ス
タッカクレーン20により収納棚18内の品物24を保
持させ、この品物24をキャリア台22上へ積載させ
る。このとき、搬送制御部36は出庫完了信号を棚引当
手段32へ通知する。この出庫完了信号を受けた棚引当
手段32は、棚データ格納部34Aにおける棚管理ファ
イルに品物24が出庫された収納棚18を空棚として認
識する。これにより、ユーザ及びオペレータは、入出自
動倉庫10の収納棚18からにどのような品物24が何
時出庫されたか等の各種情報を視認可能となる。
24を出庫する際には、ユーザ又はオペレータが入出力
手段44により棚番号又はロットナンバー及び出庫要求
を棚引当手段32へ入力する。これにより、棚引当手段
32は、搬送制御部36へ棚番号を出力すると共にスタ
ッカクレーン20に対する出庫信号を出力する。これに
より、搬送制御部36は、スタッカクレーン20を起動
させて棚引当手段32から入力した棚番号が付された収
納棚18へ移動させる。次いで、搬送制御部36は、ス
タッカクレーン20により収納棚18内の品物24を保
持させ、この品物24をキャリア台22上へ積載させ
る。このとき、搬送制御部36は出庫完了信号を棚引当
手段32へ通知する。この出庫完了信号を受けた棚引当
手段32は、棚データ格納部34Aにおける棚管理ファ
イルに品物24が出庫された収納棚18を空棚として認
識する。これにより、ユーザ及びオペレータは、入出自
動倉庫10の収納棚18からにどのような品物24が何
時出庫されたか等の各種情報を視認可能となる。
【0034】なお、本実施形態に係る自動倉庫10で
は、ラック12が10連×10段となっている場合を説
明したが、将来的にラック12を拡張する可能性がある
場合や、小ロット向けのラック12として収納棚18の
単位サイズを縮小して収納棚18の増加する可能性があ
る場合には、ラック12における収納棚18の連数及び
段数を拡張が可能な最大数に設定しておき、現実に存在
しない収納棚18については禁止棚として設定しておけ
ば、将来の収納棚18の増加にも容易に対応可能にな
る。
は、ラック12が10連×10段となっている場合を説
明したが、将来的にラック12を拡張する可能性がある
場合や、小ロット向けのラック12として収納棚18の
単位サイズを縮小して収納棚18の増加する可能性があ
る場合には、ラック12における収納棚18の連数及び
段数を拡張が可能な最大数に設定しておき、現実に存在
しない収納棚18については禁止棚として設定しておけ
ば、将来の収納棚18の増加にも容易に対応可能にな
る。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の自動自動倉庫管理システムによれば、品物をその種類
に応じて適正な収納棚へ引き当てるための入庫条件デー
タ及び棚属性データの内容に変更が生じても、その変更
内容に応じて入庫条件データ及び棚属性データの内容を
簡単に変更できる。
の自動自動倉庫管理システムによれば、品物をその種類
に応じて適正な収納棚へ引き当てるための入庫条件デー
タ及び棚属性データの内容に変更が生じても、その変更
内容に応じて入庫条件データ及び棚属性データの内容を
簡単に変更できる。
【図1】 本発明の実施形態に係る自動倉庫管理システ
ムが適用される自動倉庫の設備構成を示す斜視図であ
る。
ムが適用される自動倉庫の設備構成を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明の実施形態に係る自動倉庫管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る棚データ設定手段に
より表示される棚属性データの入力画面及び使用棚イメ
ージ画面を示す模式図である。
より表示される棚属性データの入力画面及び使用棚イメ
ージ画面を示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態に係る入出力手段により表示
される在庫イメージ表示画面を示す模式図である。
される在庫イメージ表示画面を示す模式図である。
10 自動倉庫
12 ラック
24 品物
20 スタッカクレーン(搬送手段)
30 自動倉庫管理システム
32 棚引当手段
34 記憶手段(棚データ格納部、品物データ格納
部) 34A 棚データ格納部 34B 品物データ格納部 36 搬送制御部 38 棚データ設定手段 40 品物データ設定手段 44 入出力手段(品種識別手段)
部) 34A 棚データ格納部 34B 品物データ格納部 36 搬送制御部 38 棚データ設定手段 40 品物データ設定手段 44 入出力手段(品種識別手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の収納棚が設けられ、これらの収納
棚に品物を収納するラックと、前記複数の収納棚の間を
移動し、品物を収納棚に対して搬入及び搬出する搬送装
置とを備えた自動倉庫の制御及び管理を行うための自動
倉庫管理システムであって、 前記複数の収納棚にそれぞれ付された棚番号に対応する
棚管理ファイルを有する棚データ格納部と、 外部からのデータ入力処理に応じ、前記棚番号に対応さ
せて前記収納棚についての棚属性データを前記棚管理フ
ァイルに設定すると共に、該棚管理ファイルに設定され
た棚属性データの内容を変更する棚データ設定手段と、 外部から前記ラックに搬入されてくる品物の種類に対応
する品物管理ファイルを有する品物データ格納部と、 外部からのデータ入力処理に応じ、前記品物の種類にそ
れぞれ対応する入庫条件データを前記品物管理ファイル
に設定すると共に、該品物管理ファイルに設定された入
庫条件データの内容を変更する品物データ設定手段と、 外部から自動倉庫に搬入されてきた品物の品種を識別す
るための情報を出力する品種識別手段と、 前記品種識別手段から出力された情報により品物の品種
を判断し、該品種に対応する入庫条件データを前記品物
管理ファイルから読み出すと共に、該入庫条件データに
より規定される品物の入庫条件に適合する棚属性データ
を前記棚管理ファイルから検索し、該棚管理ファイルに
前記入庫条件に適合する棚属性データが存在する場合に
は、該棚属性データに対応する記棚番号を前記搬送装置
の制御部へ出力する棚引当手段と、 を有することを特徴とする自動倉庫管理システム。 - 【請求項2】 外部から自動倉庫に搬入されてくる品物
の外形寸法を測定する測定手段を有し、 前記棚管理ファイルには、前記棚データ設定手段により
前記収納棚の内部寸法に対応する棚寸法データが設定さ
れる棚寸法データ領域が設けられると共に、前記測定手
段からの測定信号により品物の外形寸法が設定される品
物寸法データ領域が設けられたことを特徴とする請求項
1記載の自動倉庫管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000740A JP2003201003A (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 自動倉庫管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000740A JP2003201003A (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 自動倉庫管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003201003A true JP2003201003A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=27641039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000740A Pending JP2003201003A (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 自動倉庫管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003201003A (ja) |
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- 2002-01-07 JP JP2002000740A patent/JP2003201003A/ja active Pending
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