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JP2536906Y2 - 前進締付機構 - Google Patents

前進締付機構

Info

Publication number
JP2536906Y2
JP2536906Y2 JP5270692U JP5270692U JP2536906Y2 JP 2536906 Y2 JP2536906 Y2 JP 2536906Y2 JP 5270692 U JP5270692 U JP 5270692U JP 5270692 U JP5270692 U JP 5270692U JP 2536906 Y2 JP2536906 Y2 JP 2536906Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
fulcrum
tightening
drive
drive link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5270692U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0621829U (ja
Inventor
茂 竹本
Original Assignee
茂 竹本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 茂 竹本 filed Critical 茂 竹本
Priority to JP5270692U priority Critical patent/JP2536906Y2/ja
Publication of JPH0621829U publication Critical patent/JPH0621829U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536906Y2 publication Critical patent/JP2536906Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は工作物を固定する締付
機構に関するものである。本考案では,特に穴の奥・又
は,上部・左右が壁・等の狭い部位への締付。又,工作
物を脱着する時,締付金具を前後に移動させ工作物の脱
着を容易に行う為に必要となる前進締付機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来は,穴の奥・又は,上部・左右が壁
・等の狭い部位への締付けは,締付金具を前後させる動
作と工作物を締付ける動作を別々にもっているものが一
般的である。又,図5に示す機構は締付金具を前進さ
せ,かつ締付けも行うことが出来る。図6は平成4年4
月24日提出の実用新案登録願い整理番号4−CR−1
の前進締め付け機構である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 (イ)締付金具を前後させる動作と工作物を締付ける動
作を別々にもつと,駆動装置が別々に必用となる。図5
においては, (ロ)締付金具(21)と押当金(22)は分離してい
るため,押当金(22)ストッパー(23)の上部に異
物がはさまる。 (ハ)支点(26)を中心にしてウエイト部(27)を
重くする,又は,ウエイト部(27)とストッパー(2
3)に引張ばね(24)を取り付ける等,常時ウエイト
部(27)が下がる状態にしなければならない。 (ニ)締付金具(21)が支点(26)だけで支持され
ているため,左右に不安定である。図6においては, (ホ)支点(32)が(31)と(33)を結ぶ中心線
上付近にあるとき,支点(34)は(31)(35)を
結ぶ中心線の少し手前に配置する事により支点(31)
(34)(35)の間に倍力機構が働く,この倍力機構
の為に工作物(30)の締め付け部位のバラツキが大き
な物は,締め付け力のバラツキが著しく大きくなる,こ
の為締め付け部位のバラツキが大きい工作物には適さな
い。本案考は,これらの欠点を解消するためになされた
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】リンク(1)に,支点
(6)(8)(11)を設け,支点(6)を枢着する。
リンク(2)に,支点(7)(10)(12)(13)
を設け,支点(7)を枢着する。リンク(3)に,支点
(11)(12)を設ける。リンク(4)に,支点
(9)(10)を設ける。締付金具(5)に,支点
(8)(9)を設ける。リンク(1)(2)(3)
(4)と締付金具(5)の各支点をそれぞれの支点ピン
で連結する。以上の構成より成る前進締付機構である。
【0005】
【作用】リンク(2)の支点(13)を駆動シリンダー
(18)にて動作を与えると,リンク(2)は支点
(7)を中心として揺動する。リンク(2)を揺動する
ことにより,リンク(1)(3)(4)と,支点(8)
(9)によって連結された締付金具(5)を前後に揺動
することができる。
【0006】
【実施例】以下,本考案の実施例について説明する。リ
ンク(1)(2)(3)(4)と締付金具(5)から成
る5節リンクである。リンク(1)に,支点(6)
(8)(11)を設ける。リンク(2)に,支点(7)
(10)(12)(13)を設ける。リンク(3)に,
支点(11)(12)を設ける。リンク(4)に,支点
(9)(10)を設ける。締付金具(5)に,支点
(8)(9)を設ける。リンク(1)(2)は,支点
(6)(7)において本体(15)に枢着する。リンク
(1)(2)(3)(4)と締付金具(5)の各支点を
それぞれの支点ピンで連結する。以上の構成より成り,
その組み合わせ状態を,次に示す。リンク(1)を直立
させた状態において,リンク(3)をリンク(1)の中
間支点(11)とリンク(2)の支点(7)を結ぶ中心
線上に配置した支点(12)とに連結する。その状態の
リンク(1)に直交する様に締付金具(5)を支点
(8)(9)において,リンク(1)(4)とに連結す
る。又,リンク(4)は,締付金具(5)の支点(9)
リンク(2)の支点(10)において連結する。その状
態のリンク(4)は,リンク(2)の支点(7)(1
0)に対して直角の状態に設けることにより締付金具
(5)の支点(9)への最大押し上げ量を与えることが
できる。本案は,以上のような構成で,これを使用する
時は,駆動シリンダー(18)等をリンク(2)の支点
(13)に連結し,押し・引き・動作を与えると,リン
ク(2)は支点(7)を中心として揺動し,リンク
(4)に伝達する。リンク(2)を揺動することによ
り,連結された他のリンク,(1)(3)(4)と,支
点(8)(9)によって連結された締付金具(5)も同
時に揺動を開始する。尚,リンク(1)(4)によって
支持された,締付金具(5)の先端(14)は,先端の
軌跡(16)を描き,前後に揺動する。リンク(3)が
リンク(1)の中間支点(11)とリンク(2)の支点
(7)(12)を結ぶ中心線上に揺動した時,リンク
(1)締付金具(5)は停止する,又はその近辺,リン
ク(2)の支点(7)を中心として±3゜程度に於いて
もリンク(1)締付金具(5)はほぼ停止状態を保つこ
とが出来る。その時,リンク(4)は,締付金具(5)
の支点(9)リンク(2)の支点(10)において連結
され,リンク(2)の支点(7)(10)に対して直角
の状態と成ることにより締付金具(5)の支点(9)の
最大押し上げ量を得ることができる。支点(9)を押す
力は,駆動シリンダー(18)の出力は(7)(13)
/(7)(10)によって決定しリンク(2)(4)で
伝達する。締付金具(5)の先端(14)は,支点
(8)を中心とする回転力が働き締め付け部位のバラツ
キが大きい場合も倍力機構がない為均一な締付力が得ら
れる。又,締付動作を解除する場合はリンク(2)の支
点(13)を引くことで,前記動作の逆動作を行い,締
付金具(5)は後退する。
【0007】
【考案の効果】リンク機構の為,構造が簡単で故障が極
めて少ない。動作は確実である。締付金具先端の動作
が,上下に小さく前後に長い為,工作物の穴の奥,又,
上・左右が壁・等の,狭い部位への締めつけも,簡単に
行う事ができる。前進した後,締めつける動作を連続し
て行い駆動源は1つでよい。締め付け部位のバラツキが
大きい場合にも均一な締付力が得られる。以上の事から
比較的コンパクトに設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の平面図
【図2】本考案の前進締付状態を示す正面図
【図3】本考案のリンク部のA−A断面図
【図4】本考案の後退状態と先端の軌跡を示す正面図
【図5】従来技術による実施例を示す正面図
【図6】平成4年4月24日提出の実用新案登録願い整
理番号4−CR−1の正面図
【符号の説明】
(1) リンク (2) リンク
(3) リンク (4) リンク (5) 締付金具
(6) 支点 (7) 支点 (8) 支点
(9) 支点 (10)支点 (11)支点
(12)支点 (13)支点 (14)先端
(15)本体 (16)先端の軌跡 (17)工作物
(18)駆動シリンダー (19)支点 (21)締付金具
(22)押当金 (23)ストッパー (24)引張ばね
(25)駆動シリンダー (26)支点 (30)工作物 (31)〜(35)支点

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小リンクの支点と押し上げリンクの支点と
    揺動支点を設けた駆動リンクを駆動シリンダーによって
    締付方向へ揺動する時,駆動リンクに連結した小リンク
    が縦リンクと縦リンクに連結した締付金具を揺動し, 小リンクの両支点と駆動リンクの揺動支点が一直線上に
    並ぶ位置に達した時,縦リンク及び締付金具は揺動を停
    止し, 同時に押し上げリンクは,一端を締付金具と連結してい
    るため、駆動リンクにある押し上げリンクの支点と揺動
    支点を結ぶ直線に対して直角に近い状態となり,駆動リ
    ンクの動き量を締付金具の押し上げ方向へと伝達するこ
    とにより, 小リンク(3)の両支点(11)(12)と駆動リンク
    の揺動支点(7)が一直線上に並ぶ時,又は並ぶ前後に
    おいて,駆動リンクの動き量が締付金具への押し上げ量
    として最大又は最適に変換される位置に,押し上げリン
    クの支点(10)を設けた駆動リンク(2)を有するこ
    とで,締付部位のバラツキにも均一な締付力を得ること
    を特徴とする前進締付機構。
JP5270692U 1992-06-17 1992-06-17 前進締付機構 Expired - Lifetime JP2536906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5270692U JP2536906Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 前進締付機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5270692U JP2536906Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 前進締付機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0621829U JPH0621829U (ja) 1994-03-22
JP2536906Y2 true JP2536906Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=12922343

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JP5270692U Expired - Lifetime JP2536906Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 前進締付機構

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KR102425789B1 (ko) * 2021-03-17 2022-07-27 권규근 공작물 클램프장치

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JPH0621829U (ja) 1994-03-22

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