JP2532684B2 - 積層式熱交換器 - Google Patents
積層式熱交換器Info
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- JP2532684B2 JP2532684B2 JP1277503A JP27750389A JP2532684B2 JP 2532684 B2 JP2532684 B2 JP 2532684B2 JP 1277503 A JP1277503 A JP 1277503A JP 27750389 A JP27750389 A JP 27750389A JP 2532684 B2 JP2532684 B2 JP 2532684B2
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- Japan
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- fluid
- heat exchanger
- heat exchange
- inlet pipe
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 29
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空調システム等に用いられる積層式熱交換器
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来の積層式熱交換器は特開昭60−253794号公報に示
されており、第3図から第5図にこの積層式熱交換器を
示す。
されており、第3図から第5図にこの積層式熱交換器を
示す。
第3図は従来の積層式熱交換器の斜視図であり、溝加
工した熱交換板1を多数重ね、その両端に端板2を重
ね、溝から流体が漏れないように熱交換板1および端板
2を密着させ、流体の入口管3,7を取り付けた構造を有
している。第4図は熱交換板1の一例を示す平面図、第
5図は第3図のA−A拡大断面図である。
工した熱交換板1を多数重ね、その両端に端板2を重
ね、溝から流体が漏れないように熱交換板1および端板
2を密着させ、流体の入口管3,7を取り付けた構造を有
している。第4図は熱交換板1の一例を示す平面図、第
5図は第3図のA−A拡大断面図である。
入口管3より流入した流体はヘッダー4に入り、溝5,
5′に分岐し流出する。そしてもう一方のヘッダー4で
集められ出口管3′より流出する。6は他流体のヘッダ
ー、7は他流体の入口管、7′は他流体の出口管であり
熱交換板1を90゜ずつ回転させ積み重ねることにより一
枚ごとに異なる流体が流れる構造になる。したがって溝
5,5′が熱交換部となり、上下双方の他流体と熱交換す
る形式となる。
5′に分岐し流出する。そしてもう一方のヘッダー4で
集められ出口管3′より流出する。6は他流体のヘッダ
ー、7は他流体の入口管、7′は他流体の出口管であり
熱交換板1を90゜ずつ回転させ積み重ねることにより一
枚ごとに異なる流体が流れる構造になる。したがって溝
5,5′が熱交換部となり、上下双方の他流体と熱交換す
る形式となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、入口管3の内径
Dに比べヘッダー4の長さLが長いため、第4図で示さ
れるように矩形状のヘッダー4では、入口管3から流入
した流体が入口管3線上の近傍にある溝5に多く流れ、
入口管3線上の遠方の溝5′に流体が流れにくくなり、
溝5′部が伝熱面として有効に活用されず熱交換性能が
低下するという課題を有していた。
Dに比べヘッダー4の長さLが長いため、第4図で示さ
れるように矩形状のヘッダー4では、入口管3から流入
した流体が入口管3線上の近傍にある溝5に多く流れ、
入口管3線上の遠方の溝5′に流体が流れにくくなり、
溝5′部が伝熱面として有効に活用されず熱交換性能が
低下するという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、熱交換性能を向上させるも
のである。
のである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の積層式熱交換器
は、流体の出口管及び入口管を有する端板と、内部を流
体が流動する複数の溝と前記溝に連通するヘッダーと前
記ヘッダーと分離されている他流体のヘッダーとを具備
する熱交換板を複数枚積層し、前記熱交換板のヘッダー
の容積を入口管線上の近傍より遠方を大きくしたもので
ある。
は、流体の出口管及び入口管を有する端板と、内部を流
体が流動する複数の溝と前記溝に連通するヘッダーと前
記ヘッダーと分離されている他流体のヘッダーとを具備
する熱交換板を複数枚積層し、前記熱交換板のヘッダー
の容積を入口管線上の近傍より遠方を大きくしたもので
ある。
作用 本発明は、上記した構成によって、各溝へ均一に流体
を流すことができることとなる。
を流すことができることとなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の積層式熱交換器について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第1図は熱交換板11の平面図、第2図は積層式熱交換
器の斜視図である。本発明の積層式熱交換器は、両端か
ら中央部へと徐々に幅を狭くした形状のヘッダー12,13
を具備する熱交換板11を多数重ね、その両側に端板14を
重ね、溝15,15′から流体が漏れないように熱交換板11,
端板14をろう付等により密着させ、流体の入口管16,1
7、流体の出口管16′,17′を取り付けた構成である。
器の斜視図である。本発明の積層式熱交換器は、両端か
ら中央部へと徐々に幅を狭くした形状のヘッダー12,13
を具備する熱交換板11を多数重ね、その両側に端板14を
重ね、溝15,15′から流体が漏れないように熱交換板11,
端板14をろう付等により密着させ、流体の入口管16,1
7、流体の出口管16′,17′を取り付けた構成である。
以上のように構成された積層式熱交換器について、以
下にその動作を説明する。
下にその動作を説明する。
入口管16より流入した流体は、まず、中央部の幅を狭
められたヘッダー12に流入するために、流体はヘッダー
12の幅が広く容績の広い両端部へと拡散していく。そし
て、ヘッダー12内に均一に拡散した流体は、溝15,15′
に均一に分岐し、もう一方のヘッダー12で集められ出口
管16′より流出する。13は他流体のヘッダー、17は他流
体の入口管、17′は他流体の出口管であり、熱交換板11
を90゜ずつ回転させて積み重ねることにより一枚ごとに
異なる流体が流れる構造になる。したがって、上下双方
の他流体と熱交換する熱交換器となる溝15,15′に流体
を均一に流すことができ、熱交換性能の向上が図れる。
められたヘッダー12に流入するために、流体はヘッダー
12の幅が広く容績の広い両端部へと拡散していく。そし
て、ヘッダー12内に均一に拡散した流体は、溝15,15′
に均一に分岐し、もう一方のヘッダー12で集められ出口
管16′より流出する。13は他流体のヘッダー、17は他流
体の入口管、17′は他流体の出口管であり、熱交換板11
を90゜ずつ回転させて積み重ねることにより一枚ごとに
異なる流体が流れる構造になる。したがって、上下双方
の他流体と熱交換する熱交換器となる溝15,15′に流体
を均一に流すことができ、熱交換性能の向上が図れる。
発明の効果 以上のように本発明は、熱交換板のヘッダーの容積を
入口管線上の近傍より遠方を大きくしたことにより、流
体を各溝へと均一に分岐させることが可能となり、熱交
換性能を著しく向上させることができる。
入口管線上の近傍より遠方を大きくしたことにより、流
体を各溝へと均一に分岐させることが可能となり、熱交
換性能を著しく向上させることができる。
第1図は本発明の実施例における積層式熱交換器を構成
する熱交換板の平面図、第2図は同積層式熱交換器の斜
視図、第3図は従来の積層式熱交換器の斜視図、第4図
は同積層式熱交換器を構成する熱交換板の平面図、第5
図は第3図のA−A線における断面図である。 11……熱交換板、12,13……ヘッダー、14……端板、15,
15′……溝、16,17……入口管、16′,17′……出口管。
する熱交換板の平面図、第2図は同積層式熱交換器の斜
視図、第3図は従来の積層式熱交換器の斜視図、第4図
は同積層式熱交換器を構成する熱交換板の平面図、第5
図は第3図のA−A線における断面図である。 11……熱交換板、12,13……ヘッダー、14……端板、15,
15′……溝、16,17……入口管、16′,17′……出口管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 崇 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−253794(JP,A) 特開 平3−122495(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】流体の出口管及び入口管を有する端板と、
内部を流体が流動する複数の溝と前記溝に連通するヘッ
ダーと前記ヘッダーと分離されている他流体のヘッダー
とを具備する熱交換板を複数枚積層し、前記熱交換板の
ヘッダーの容積を入口管線上の近傍より遠方を大きくし
たことを特徴とする積層式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1277503A JP2532684B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 積層式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1277503A JP2532684B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 積層式熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140796A JPH03140796A (ja) | 1991-06-14 |
JP2532684B2 true JP2532684B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=17584506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1277503A Expired - Fee Related JP2532684B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 積層式熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532684B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105841524A (zh) * | 2016-05-29 | 2016-08-10 | 大连格煜科技有限公司 | 一种多流股板壳式换热装置 |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP1277503A patent/JP2532684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03140796A (ja) | 1991-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |