JP2531308Y2 - 水晶振動子 - Google Patents
水晶振動子Info
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- JP2531308Y2 JP2531308Y2 JP1991017159U JP1715991U JP2531308Y2 JP 2531308 Y2 JP2531308 Y2 JP 2531308Y2 JP 1991017159 U JP1991017159 U JP 1991017159U JP 1715991 U JP1715991 U JP 1715991U JP 2531308 Y2 JP2531308 Y2 JP 2531308Y2
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Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水晶振動子を利用分野と
し、特に水晶片の主面を金属ベース上に対向して保持す
るサポータに関する。
し、特に水晶片の主面を金属ベース上に対向して保持す
るサポータに関する。
【0002】
【考案の背景】水晶振動子は共振特性に優れることか
ら、種々の電子機器に周波数あるいは時間の基準源とし
て有用されている。近年では、小型化を計るとともに、
通信事情等により周波数偏差が一段と厳しく、より高度
のものが望まれている。
ら、種々の電子機器に周波数あるいは時間の基準源とし
て有用されている。近年では、小型化を計るとともに、
通信事情等により周波数偏差が一段と厳しく、より高度
のものが望まれている。
【0003】
【従来技術】第3図乃至第5図は従来例を説明する図で
ある。なお、第3図は水晶振動子の断面図、第4図はサ
ポータの図、第5図は水晶片の図である。水晶振動子は
金属容器1内に水晶片2を密閉封入して構成される。金
属容器1は金属ベース3と金属カバー4とからなり、両
者のフランジ部5(ab)を抵抗溶接して封止される。
金属ベース3は一対のリード線6(ab)がガラス部7
を絶縁貫通して突出する。リード線6(ab)の突出部
には、平板状(金属板)のサポータ8(ab)が取着さ
れる。サポータ8(ab)は、一端部をリード線6(a
b)にスポット溶接し、段部9の形成された他端部に、
水晶片2の両端部を電気的・機械的に接続する。水晶片
2はATカットの矩形状として両主面に励振電極対10
を有し、両端外周部に引出電極11を延出する。
ある。なお、第3図は水晶振動子の断面図、第4図はサ
ポータの図、第5図は水晶片の図である。水晶振動子は
金属容器1内に水晶片2を密閉封入して構成される。金
属容器1は金属ベース3と金属カバー4とからなり、両
者のフランジ部5(ab)を抵抗溶接して封止される。
金属ベース3は一対のリード線6(ab)がガラス部7
を絶縁貫通して突出する。リード線6(ab)の突出部
には、平板状(金属板)のサポータ8(ab)が取着さ
れる。サポータ8(ab)は、一端部をリード線6(a
b)にスポット溶接し、段部9の形成された他端部に、
水晶片2の両端部を電気的・機械的に接続する。水晶片
2はATカットの矩形状として両主面に励振電極対10
を有し、両端外周部に引出電極11を延出する。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記構成のもので
は、金属ベース3と金属カバー4との抵抗溶接時時おけ
る押圧力により、例えば第6図に示したように、金属ベ
ース3が例えば上下に変形し、サポータ8(ab)を経
由して水晶片2に歪を与える。したがって、封止前後で
は、応力感度特性等により発振周波数の変化する問題が
あった。このようなことから、例えば第7図及び第8図
に示したように、サポータ8の中央に矩形状の貫通する
溝12を、あるいは両側に切欠部13(ab)を設け、
柔軟性をもたせて抵抗溶接時の衝撃を吸収しようとした
ものがある。しかし、このようなものでは、いずれも、
連結部が直線的であるため、衝撃の吸収効率が悪い問題
があった。
は、金属ベース3と金属カバー4との抵抗溶接時時おけ
る押圧力により、例えば第6図に示したように、金属ベ
ース3が例えば上下に変形し、サポータ8(ab)を経
由して水晶片2に歪を与える。したがって、封止前後で
は、応力感度特性等により発振周波数の変化する問題が
あった。このようなことから、例えば第7図及び第8図
に示したように、サポータ8の中央に矩形状の貫通する
溝12を、あるいは両側に切欠部13(ab)を設け、
柔軟性をもたせて抵抗溶接時の衝撃を吸収しようとした
ものがある。しかし、このようなものでは、いずれも、
連結部が直線的であるため、衝撃の吸収効率が悪い問題
があった。
【0005】
【考案の目的】本考案は、衝撃による周波数変化を防止
する水晶振動子を提供することを目的とする。
する水晶振動子を提供することを目的とする。
【0006】
【解決手段】本考案は、サポータの一端部側に位置する
分岐と他端部側に位置する基部とからなるY字状の溝を
設け、さらに前記基部の両側に切欠部部を設けたことを
解決手段とする。以下、本考案の一実施例を説明する。
分岐と他端部側に位置する基部とからなるY字状の溝を
設け、さらに前記基部の両側に切欠部部を設けたことを
解決手段とする。以下、本考案の一実施例を説明する。
【0007】
【実施例】第1図は本考案の一実施例を説明する水晶振
動子の要部である一組のサポータの図である。なお、前
従来例図と同一部分の説明は簡略する。
動子の要部である一組のサポータの図である。なお、前
従来例図と同一部分の説明は簡略する。
【0008】水晶振動子は、前述同様、抵抗溶接にて封
止される金属容器1内に、水晶片2を密閉封入して構成
される。そして、水晶片2は本考案の主をなす一対のサ
ポータ13(ab)により保持される(前第3図参
照)。サポータ14(ab)は金属平板のプレス加工か
らなり、基部15と分岐16(ab)とからなる略Y字
状の溝17を、さらに基部15の両側に切欠部18(a
b)を設ける。そして、分岐側となる一端部の中央部分
を接合部19とし、基部側となる他端部に段部20を設
けてなる。なお、Y字状の分岐間に突出した円弧状の部
分を舌片21とし、接合部19からY字状の周辺に沿っ
た他端部までを連結部22(ab)とする。なお、図中
の斜線部は溶接部19で、リード線の約線径となる。そ
して、各サポータ14(ab)の段部20に水晶片2の
両端外周部を導電性接着剤により電気的・機械的に接続
した構成とする。
止される金属容器1内に、水晶片2を密閉封入して構成
される。そして、水晶片2は本考案の主をなす一対のサ
ポータ13(ab)により保持される(前第3図参
照)。サポータ14(ab)は金属平板のプレス加工か
らなり、基部15と分岐16(ab)とからなる略Y字
状の溝17を、さらに基部15の両側に切欠部18(a
b)を設ける。そして、分岐側となる一端部の中央部分
を接合部19とし、基部側となる他端部に段部20を設
けてなる。なお、Y字状の分岐間に突出した円弧状の部
分を舌片21とし、接合部19からY字状の周辺に沿っ
た他端部までを連結部22(ab)とする。なお、図中
の斜線部は溶接部19で、リード線の約線径となる。そ
して、各サポータ14(ab)の段部20に水晶片2の
両端外周部を導電性接着剤により電気的・機械的に接続
した構成とする。
【0009】このようなものでは、サポータ14(a
b)の溝17をY字状としてその側面に切欠部18(a
b)を設けたので、連結部18(ab)を曲折してその
長さを大きくできる。したがって、サポータ14(a
b)の緩衝作用を高めて、抵抗溶接時時おける金属ベー
スの変形を吸収し、これによる発振周波数の変化を防止
する。また、接合部19は舌片21により、リード線の
径より大きくしたので、接合強度を高められる。
b)の溝17をY字状としてその側面に切欠部18(a
b)を設けたので、連結部18(ab)を曲折してその
長さを大きくできる。したがって、サポータ14(a
b)の緩衝作用を高めて、抵抗溶接時時おける金属ベー
スの変形を吸収し、これによる発振周波数の変化を防止
する。また、接合部19は舌片21により、リード線の
径より大きくしたので、接合強度を高められる。
【0010】
【他の事項】なお、上記実施例では、サポータ14(a
b)における接合部19は、Y字状の分岐間に突出した
舌片21をもってリード線の径より大きくしたか、例え
ば第2図に示したように両側に舌片21(ab)を突出
させたとしてもよいものである。
b)における接合部19は、Y字状の分岐間に突出した
舌片21をもってリード線の径より大きくしたか、例え
ば第2図に示したように両側に舌片21(ab)を突出
させたとしてもよいものである。
【0011】
【考案の効果】本考案は、サポータの一端部側に位置す
る分岐と他端部側に位置する基部とからなるY字状の溝
を設け、さらに前記基部の両側に切欠部を設けたので、
衝撃による周波数変化を防止する水晶振動子を提供でき
る。
る分岐と他端部側に位置する基部とからなるY字状の溝
を設け、さらに前記基部の両側に切欠部を設けたので、
衝撃による周波数変化を防止する水晶振動子を提供でき
る。
【0011】
【図1】本考案の一実施例を説明する水晶振動子の一組
のサポータの平面図である。
のサポータの平面図である。
【図2】本考案の他の実施例を説明する一方のサポータ
の平面図である。
の平面図である。
【図3】従来例を説明する水晶振動子の断面図である。
【図4】従来例を説明するサポータの図である。
【図5】従来例を説明する水晶片の図である。
【図6】従来における欠点を説明する金属ベースの図で
ある。
ある。
【図7】他の従来例を説明するサポータの図である。
【図8】他の従来例を説明するサポータの図である。
14 サポータ、15 基部、16 分岐、17 溝、
19 接合部
19 接合部
Claims (1)
- 【請求項1】 金属ベース上に突出した一対のリード線
に平板状のサポータの一端部を接続して他端部を互いに
離間する方向に延出し、該他端部に設けた段部に水晶片
の両端部を電気的・機械的に接続し、該水晶片を前記金
属ベースに水平方向に保持した水晶振動子において、前
記サポータの一端部側に位置する分岐と他端部側に位置
する基部とからなるY字状の溝を設け、さらに前記基部
の両側に切欠部を設けたことを特徴とする水晶振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991017159U JP2531308Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991017159U JP2531308Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 水晶振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107919U JPH04107919U (ja) | 1992-09-17 |
JP2531308Y2 true JP2531308Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31903970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991017159U Expired - Lifetime JP2531308Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531308Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60180315A (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水晶振動子 |
JPS63127049A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-30 | Sanueebu Kogyo Kk | 貯湯式給湯装置の運転制御方式 |
FR2612021A1 (fr) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | Cepe | Ressorts de suspension d'une lame vivrante piezoelectrique |
JPS6429873A (en) * | 1987-07-25 | 1989-01-31 | Fujitsu Ltd | Cut sheet housing mechanism |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1991017159U patent/JP2531308Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04107919U (ja) | 1992-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |