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JP2528722B2 - モチ―フ演奏装置 - Google Patents

モチ―フ演奏装置

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JP2528722B2
JP2528722B2 JP2020489A JP2048990A JP2528722B2 JP 2528722 B2 JP2528722 B2 JP 2528722B2 JP 2020489 A JP2020489 A JP 2020489A JP 2048990 A JP2048990 A JP 2048990A JP 2528722 B2 JP2528722 B2 JP 2528722B2
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秀生 高橋
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、自動的にアドリブモチーフを演奏するモチ
ーフ演奏装置であって、特に固定のアドリブモチーフを
演奏者が任意の内容及び長さのアドリブモチーフに変え
て演奏することを可能とするモチーフ演奏装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、自動的にコード伴奏を行う自動伴奏演奏機能を
有する電子楽器が広く知られている。このような自動伴
奏楽器は、まず自動リズム演奏をスタートさせておき、
ついで伴奏鍵を操作すると、自動リズム演奏に連動して
上記伴奏鍵に割り当てられたコード及びルート(根音)
の伴奏者が放音されるものである。さらに、このような
演奏装置において、モチーフデータを複数持ち、モチー
フデータに対応する鍵盤を押すことによりモチーフ演奏
を行う電子楽器が本発明者等により提案されている(特
開昭63−306507号)。
しかしながら、かかる演奏装置で発音されるモチーフ
は、予め例えば読出専用記憶装置(以下、「ROM」と略
する。)等の固定記憶装置に設定された内容に限られて
いた。そのため演奏者は自由にその内容を変えることが
できず、また、発音されるモチーフの長さは例えば1小
節等のように限定されているので自由度が少なく、演奏
の楽しみが制限されるという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように従来の演奏装置で発音され
るモチーフは、予め例えばROM等の固定記憶装置に設定
された内容に限られており、演奏者は自由にその内容を
変えることができず、また、発音されるモチーフの長さ
は例えば1小節等のように限定されているので自由度が
少なく、演奏の楽しみが制限されるという欠点を解消す
るためになされたもので、アドリブモチーフの選択の範
囲を広めるとともに自由度を増し、演奏における変化と
楽しみを増加させることのできるモチーフ演奏装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のモチーフ演奏装置は、複数の鍵から成る鍵盤
と、この鍵盤の所定の鍵にアドリブモチーフデータを割
当てる割当手段と、この割当手段により所定の鍵に割当
てられるアドリブモチーフデータの長さを指定する指定
手段と、この指定手段で指定された長さのアドリブモチ
ーフデータを、前記割当手段で割当てられた前記鍵盤の
各鍵に対応して記憶する書換え可能記憶手段と、この書
換え可能記憶手段に記憶されたアドリブモチーフデータ
を前記割当手段で割当てられた鍵に対応して読出して楽
音を発生する楽音発生手段とを具備したことを特徴とす
る。
(作用) 本発明においては、任意のアドリブモチーフデータを
鍵盤に対応した書換え可能記憶手段の所定領域に記憶す
るに際し、例えば1小節ないし数小節といった任意の長
さを指定可能にし、演奏者のアドリブ演奏を指定された
長さで書換え可能記憶手段に記憶するとともに、後に対
応する鍵を押下することにより再現できるようにしてい
る。これにより、アドリブモチーフの選択の範囲を広め
るとともに自由度を増し、演奏における変化を持たせる
ことができるものとなっている。
(実施例) 第1図は、本発明実施例の全体の概略ブロック図であ
る。
図において、1は鍵盤部で複数の鍵を有する鍵盤と各
鍵の押下の状態を検知するためのキースキャン回路を含
むものである。
2はパネル部であって、電源スイッチ、モード指定ス
イッチ、メロディー選択スイッチ、リズム選択スイッ
チ、さらに本発明の特徴が直接関係するOFA(ワンフィ
ンガーアドリブ)機能を動作せしめるスイッチ等を備え
ている。各スイッチの状態は鍵盤部1と同様に内部に設
けられたパネルスキャン回路によって検知されるように
なっている。なお、パネル部2の詳細については後述す
る。
3は中央処理装置(CPU)であり、ROM4のプログラム
メモリー部41に記憶されたプログラムに従って装置各部
を制御するものである。ROM4は、さらにモチーフデータ
メモリ部42、オートマチックデータメモリ部43を有して
いる。上記オートマチックデータメモリ部43は、一例と
して自動伴奏用のデータ、すなわち、リズム/コード/
ベース等を記憶している。
5は、書換え可能記憶装置(以下、「RAM」と略す
る。)であって、CPU3の制御の下に、ROM4のモチーフデ
ータメモリ42から転送されるアドリブモチーフデータを
格納記憶するアドリブモチーフパターンエリアと、鍵盤
部1及びパネル部2の各鍵及びスイッチの状態に対応す
る放音に必要なデータがセットされる複数のレジスタ等
からなるワーキングRAMを含んでいる。
6は楽音発生部であって、RAM5から楽音発生すべき楽
音データを受け取って記憶するメモリ、このメモリに記
憶された楽音データと楽音波形メモリ7からの波形デー
タとにより生成されるデジタル楽音信号を、該デジタル
楽音信号に対応するアナログ楽音信号に変換するD/A変
換器等を有している。
楽音波形メモリ7は、波形データ及びエンベロープデ
ータを記憶している読出専用メモリであり、楽音発生部
6に記憶された楽音データに応じた波形データ及びエン
ベロープデータを出力する。波形データは楽音発生部6
のメモリに記憶されるキーナンバに応じた速度(周波
数)で読み出される。さらに楽音発生部6のD/A変換器
の出力であるアナログ楽音信号は増幅器8、スピーカ又
はヘッドホン9で構成されるサウンドシステムにより放
音出力されるようになっている。
なお、上記鍵盤部1、パネル部2、CPU3、ROM4、RAM
5、及び楽音発生部6はシステムバス10により相互に接
続されている。
第2図は本発明の実施例装置の鍵盤部1の一部を示し
ている。鍵盤部1は、複数の鍵(キー)を有し、モチー
フプログラムにおいて17種類のアドリブモチーフのそれ
ぞれを指示できる17の鍵がOFAエリアとして割り当て配
置されている。これらの鍵は通常の演奏(ノーマルモー
ド)時は、他の鍵と同様に音高を指示するために使用さ
れる。
第3図は本発明の実施例装置のパネル部2の一部を示
している。パネル部2は、RAM5のワーキングRAMにメロ
ディ記憶モードを設定するためのプログラム(PROGRA
M)スイッチ31、モチーフ読出しモードにするためのOFA
スイッチ32、1鍵当たりの記憶小節数を選択するための
小節選択(BAR SELECT)スイッチ33、この小節選択スイ
ッチ33の選択状態を表示する表示器34、各モチーフの音
色を切り換えるための切換スイッチ35a〜35e及び選択さ
れている音色の位置を表示するための表示器36とを備え
ている。
第4図はRAM5のアドリブモチーフパターンエリアに記
憶されるアドリブモチーフデータの記憶形式を示す。ア
ドリブモチーフパターンエリアは、同図(a)に示すよ
うに、アドレスバッファ及びデータバッファにより構成
されている。アドリブバッファは、同図(b)に示すよ
うに、鍵盤のOFAエリアの各キーに対応するアドリブモ
チーフデータが格納される領域の先頭アドレスを記憶し
ている。例えば、G2のキーに対しては「G2キーデータト
ップアドレス」が格納されており、このアドレスが、G2
のキーに対応するアドリブモチーフデータが格納されて
いる位置を示している。他のキーについても同様であ
る。データバッファは、同図(c)に示すように、上記
各キーに対応して複数の音符データと繰り返し(リピー
ト)データとにより構成されるアドリブモチーフデータ
が格納されている。このアドリブモチーフデータの詳細
なデータフォーマットは、その一例が本出願人の先願
(特願昭63−306507号)に示されている。
アドリブモチーフデータは、各リズム(16ビート、デ
ィスコ、ボサノバ等)毎に複数種類あり、それぞれが鍵
盤のOFAエリアの鍵と対応づけられている。例えばメロ
ディのアドリブモチーフデータには音符データ、音色デ
ータが含まれる。音符データは、キーナンバ、ゲートタ
イム、ベロシティ、ステップタイムより構成され、音色
データは、メロディ音色ナンバを含んでいる。
以上の構成において、第5図ないし第10図のフローチ
ャートを参照して本発明の実施例の動作を詳細に説明す
る。
演奏装置の電源スイッチ投入時、CPU3により、ROM4の
プログラムメモリ41に記憶されている制御プログラムに
従って、モチーフデータメモリ42に記憶されているアド
リブモチーフデータがシステムバス10を介してRAM5に転
送記憶される。したがって、初期状態においては、ROM4
に記憶されているアドリブモチーフデータと同一のデー
タがRAM5に記憶されることになる。この電源投入時の処
理動作は、イニシャルルーチンとして第5図以下に示す
各種処理動作に先立って行われる。
〈プログラムモードスタート処理:第5図〉 パネル部2のプログラムスイッチ31が投入されると、
CPU3は、パネル部2のパネルスキャン回路からプログラ
ムスイッチ31の変化データを受け、プログラムスイッチ
31のオン(ON)状態への変化を判断する(ステップS1、
S2)。さらに、RAM5のワーキングRAMにセットされてい
るモード情報からCPU3が、プログラムモード状態にない
ことを判断(ステップS3)すると、プログラムモードス
タート処理が行われる(ステップS4)。一方、既にプロ
グラムモード状態にあることを判断(ステップS3)する
と、プログラムモードスタート処理を行わずに処理を終
了する。
このプログラムモードスタート処理において、CPU3
は、以降の処理に必要な各種プログラムフラグ、小節数
選択(BAR SELECT)の初期設定を行う。これにより小節
数選択は初期状態である1小節が選択されるとともに、
表示器34の左端のランプが点灯する。また、メトロノー
ム処理が実行されることによりテンポを示す音が発生さ
れる。これにより演奏者はテンポに合わせて例えばメロ
ディを演奏することにより、そのメロディがアドリブモ
チーフデータとして順次RAM5に記憶されることになる。
〈OFAモードフラグ処理:第6図〉 この処理はOFAモードフラグをセット/リセットする
処理である。パネル部2のOFAスイッチ32が押下される
と、CPU3は、パネル部2のパネルスキャン回路からOFA
スイッチ32の変化データを受け、OFAスイッチ32の押下
(ON)状態への変化を判断する(ステップS10、S11)。
さらに、RAM5のワーキングRAMに記憶されているモード
情報からCPU3がOFAモードにあるか否かを判断し(ステ
ップS12)、OFAモードでないことが判断されるとRAM5の
ワーキングRAMに設けられているOFAモードのフラグをセ
ットしてOFAモードフラグ処理を終了する(ステップS1
3)。一方、上記ステップS12でOFAモードであることが
判断されると、RAM5のワーキングRAMに設けられているO
FAモードのフラグをクリアしてOFAモードフラグ処理を
終了する(ステップS14)。以上の動作によりOFAスイッ
チ32が押される都度、OFAモードフラグがセット又はリ
セットされるトグル動作が行われる。そして、以降の処
理においてOFAモードで動作するかノーマルモードで動
作するかが決定される。
〈小節数選択処理:第7図〉 小節選択スイッチ32が押されると、このルーチンが呼
び出され、小節数選択処理が実行される。この小節数選
択処理では、1キー当たりの記憶小節数が、小節選択ス
イッチ32が押される都度、1→2→3→4→1…と循環
して表示器34に表示されるとともに、選択された記憶小
節数がRAM5内のワーキングRAMに設けられたBARBUF領域
に格納される。
すなわち、小節選択スイッチ32が押下され、小節数選
択処理ルーチンの実行が開始されると、まず、BARBUFの
内容がインクリメントされる(ステップS20)。次い
で、BARBUFの内容が「4」以上になったか否かが調べら
れる(ステップS21)。そして、「4」以上になったこ
とが判断されるとBARBUF領域をクリアする(ステップS2
2)。一方、「4」以上になっていないことが判断され
るとステップS22はスキップされる。これにより、1→
2→3→4→1…の循環を実現している。
次いで、記憶データ長を設定する処理を行う(ステッ
プS23)。すなわち、BARBUF領域に記憶されている選択
状態(小節数)をワーキングRAMの所定領域に記憶す
る。この所定領域に格納された小節数を示すデータは、
後に行うアドレスモチーフデータの書込み及び読出(再
生)時に参照される。次いで、表示器34の点灯処理を行
う(ステップS24)。これは、BARBUF領域に記憶されて
いるデータに対応する表示器34のランプを点灯する処理
である。
〈音色切換え処理:第8図〉 パネル部2のメロディスイッチにより音色ナンバを変
更する処理である。パネル部2の切換スイッチ35a〜35e
が押下されるとCPU3は、パネル部2のパネルスキャン回
路から変化データを受け、切換スイッチ35a〜35eの変化
(ON)を判断する(ステップS30、S31)。さらに、RAM5
に記憶されているモード情報からCPU3がプログラムモー
ド状態にあること(プログラムスイッチ31が投入されて
いること)を判断し(ステップS32)、さらにモチーフ
書込モードに設定されていれば、それを判断し(ステッ
プS33)、音色切換え処理(ステップS34)、音色表示切
換え処理(ステップS35)を実行する。音色切換え処理
は、RAM5にセットされている音色ナンバをスイッチ35a
〜35eで指定される音色ナンバに置き換える処理であ
り、音色表示切換え処理は表示器36の表示を切換えられ
た音色ナンバに変える処理である。
〈鍵盤イベント処理:第9図〉 鍵盤部1の各鍵の押下に対応して行う各種処理であ
る。鍵盤部1のいずれかの鍵が押下されると、CPU3は、
鍵盤部1のキースキャン回路から鍵の変化データを受
け、いずれかの鍵の押下、復帰状態への変化(ON)を判
断する(ステップS40、S41)。そして鍵の押下(オンイ
ベント)があったことが判断されると、第9図(a)に
示すように、RAM5のワーキングRAMに記憶されているモ
ード情報からCPU3がプログラムモード状態にあるか否か
(プログラムスイッチ31が投入されているか否か)を調
べ(ステップS42)、プログラムモードであることが判
断されると鍵盤情報書込み処理を行う(ステップS4
6)。この鍵盤情報書込み処理は、次のように行われ
る。すなわち、例えば最初の鍵盤情報書込み処理におい
ては、RAM5のアドレスバッファ領域にG2キーデータトッ
プアドレスをセットする。次いで、このG2キーデータト
ップアドレスが示すデータバッファ領域に、演奏者によ
って弾かれた鍵に対応する音符データ、つまりキーナン
バ、ゲートタイム、ベロシティ、ステップタイムを格納
する。次いで、上記鍵盤情報書き込み処理で書込んだ情
報と同一の情報を楽音発生部6に送り、これにより発音
処理が行われる(ステップS47)。以上の処理によりオ
ンイベント時の鍵盤イベント処理を終了する。
一方、上記ステップS42でプログラムモードでないこ
とが判断されると、次に、OFA再生モードであるか否か
が調べられる(ステップS43)。そして、OFA再生モード
でもないことが判断されると、通常の押鍵による発音処
理が行われる(ステップS47)。また、上記ステップS43
でOFA再生モードであることが判断されると、押された
鍵が、第2図に示すOFAエリア内の鍵であるか否かが調
べられる(ステップS44)。そして、OFAエリア内の鍵で
ないことが判断されると、上記と同様に、通常の押鍵に
よる発音処理が行われ(ステップS47)、OFAエリア内の
鍵であることが判断されると、モチーフ読出処理が行わ
れる(ステップS45)。これにより、アドリブモチーフ
演奏が行われることになる。
なお、プログラムモード中は、スイッチ35a〜35eを用
いて音色を変えることは勿論、他のスイッチを操作して
種々の楽音効果を生じせしめることは可能であり、これ
らの情報は総てキーデータとしてRAM5のアドリブモチー
フパターンエリアに記憶されるようになっている。
一方、上記ステップS1、S2において鍵の復帰(オフイ
ベント)があったことが判断されると、第9図(b)に
示すように、RAM5のワーキングRAMに記憶されているモ
ード情報からCPU3がプログラムモード状態にあるか否か
を調べ(ステップS47a)、プログラムモードであること
が判断されると鍵盤情報書込み処理を行う(ステップS5
1)。この鍵盤情報書込み処理は、上記ステップS46での
処理と同一であるので説明は省略する。次いで、上記鍵
盤情報書込み処理で書込んだデータと同一のデータが楽
音発生部6に送られ、消音処理が行われる(ステップS5
2)。これによりオフイベント時の鍵盤イベント処理を
終了する。
また、上記ステップS48でプログラムモードでないこ
とが判断されると、次に、OFA再生モードであるか否か
が調べられる(ステップS48)。そして、OFA再生モード
でもないことが判断されると、通常の鍵の復帰による消
音処理が行われる(ステップS52)。一方、上記ステッ
プS48でOFA再生モードであることが判断されると、復帰
された鍵が、第2図に示すOFAエリア内の鍵であるか否
かが調べられる(ステップS49)。そして、OFAエリア内
の鍵でないことが判断されると、上記と同様に、通常の
鍵の復帰による消音処理が行われる(ステップS52)。
一方、OFAエリア内の鍵であることが判断されると、モ
チーフ読出停止処理が行われる(ステップS50)。すな
わち、アドリブモチーフ演奏が停止されることになる。
〈鍵盤データ割り当て処理:第10図〉 この処理は、鍵盤からのデータ入力とは別に、例えば
タイマ等により所定の周期で小節がどこまで進んでいる
かを調べ、1鍵に割り当てる小節数の処理をするもので
ある。
すなわち、小節選択スイッチ33で指定した小節数にな
ったか否かを調べ(ステップS60)、指定小節数になっ
ていなければこの鍵盤データ割り当て処理を終了する。
一方、指定小節数になっていれば、つまり1鍵に割り当
てた小節が終了していることを判断すれば、残り鍵盤が
有るか否かを調べる(ステップS61)。すなわち、第2
図のOFAエリアの鍵盤に未だデータを割り付けていない
鍵盤が残っているか否かを判断する。そして、残り鍵盤
が有ることが判断されると次の鍵盤へのデータ記憶処理
を行う(ステップS62)。一方、残り鍵盤がないことが
判断されるとプログラムモードストップ処理を行う(ス
テップS63)。これにより、アドリブモチーフデータの
書込みが停止される。
以上の処理をまとめて説明すると次のようになる。す
なわち、プログラムスイッチ31を操作することにより、
ノーマルモードからプログラムモード、例えばメロディ
記憶モードになる。そしてパネル部2で設定されるテン
ポ値に従ってメトロノームが鳴る。この状態で鍵盤を弾
くことにより録音が開始される。すなわち、小節選択ス
イッチ33で設定された1鍵に割り当てるべき小節数に従
って演奏者が弾いたメロディを順次RAM5内のアドリブモ
チーフエリアに格納していく。この書込み処理は次のよ
うに行われる。まず、RAM5のアドレスバッファ領域にG2
キーデータトップアドレスがセットされる。次いで、こ
のG2キーデータトップアドレスが示すデータバッファ領
域に、弾かれた鍵に対応する音符データ、つまりキーナ
ンバ、ゲートタイム、ベロシティ、ステップタイムが順
次格納されていく。そして、上記格納動作が進み、小節
選択スイッチ33で設定された小節数までくると、繰り返
しデータ(リピートデータ)書き込み、G2キーデータに
対する処理を終了し、引き続きG2 #キーデータトップア
ドレスがRAM5のアドレスバッファにセットされる。以下
同様にしてキーデータの書き込みが行われ、B3キーデー
タの書き込み終了するとプログラムモードが終了し、メ
ロディ記憶モードか抜け出してノーマルモードに戻る。
再生は、OFAモードにおいてG3〜B3キーを押すと、そ
の鍵盤に対応する情報が読出され、発音されることによ
りモチーフ演奏が行われる。
このように、任意のアドリブモチーフデータを鍵盤に
対応したRAM5のアドリブモチーフパターンエリアに記憶
するに際し、例えば1小節ないし数小節といった任意の
小節数を小節数選択スイッチ33により指定可能にし、演
奏者のアドリブ演奏を指定された小節数でRAM5に記憶す
るとともに、後に対応する鍵を押下することにより再現
できるようにしたので、アドリブモチーフの選択の範囲
を広めるとともに自由度を増し、演奏における変化を持
たせることができるものとなっている。
なお、上記実施例では小節数の指定できる範囲を1〜
4小節としたが、これ以外の任意の小節数を選択できる
ようにすることも勿論可能であり、この場合はさらにア
ドリブ演奏の自由度を増すことができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によればアドリブモチー
フの選択の範囲を広めるとともに自由度を増し、演奏に
おける変化と楽しみを増加させることのできるモチーフ
演奏装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図は全体
の概略構成を示すブロック図、第2図は鍵盤部の一部詳
細図、第3図はパネル部の一部詳細図、第4図はRAM内
のアドリブモチーフパターンエリアを示す図、第5図な
いし第10図は動作を説明するためのフローチャートであ
る。 1…鍵盤部、2…パネル部、3…CPU(割当手段)、4
…ROM、5…RAM(書換え可能記憶手段)、6…楽音発生
部(楽音発生手段)、7…楽音波形メモリ、8…増幅器
(楽音発生手段)、9…スピーカ又はヘッドホン(楽音
発生手段)、31…プログラムスイッチ、32…OFAスイッ
チ、33…小節数選択スイッチ(指定手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の鍵から成る鍵盤と、 この鍵盤の所定の鍵にアドリブモチーフデータを割当て
    る割当手段と、 この割当手段により所定の鍵に割当てられるアドリブモ
    チーフデータの長さを指定する指定手段と、 この指定手段で指定された長さのアドリブモチーフデー
    タを、前記割当手段で割当てられた前記鍵盤の各鍵に対
    応して記憶する書換え可能記憶手段と、 この書換え可能記憶手段に記憶されたアドリブモチーフ
    データを前記割当手段で割当てられた鍵に対応して読出
    して楽音を発生する楽音発生手段と を具備したことを特徴とするモチーフ演奏装置。
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