JP2524151Y2 - 自動車用モールの取付構造 - Google Patents
自動車用モールの取付構造Info
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- JP2524151Y2 JP2524151Y2 JP3225390U JP3225390U JP2524151Y2 JP 2524151 Y2 JP2524151 Y2 JP 2524151Y2 JP 3225390 U JP3225390 U JP 3225390U JP 3225390 U JP3225390 U JP 3225390U JP 2524151 Y2 JP2524151 Y2 JP 2524151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar garnish
- flange joint
- back pillar
- mounting structure
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 26
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 claims description 38
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 13
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は自動車用モールの取付構造に関する。
b.従来の技術 自動車の車体は、車体パネルをスポット溶接によって
組立てていることから、パネルのフランジ相互を接合し
たフランジ接合部に、スポット溶接の痕が残っている。
このため、このようなフランジ接合部には、ルーフモー
ルを取付けて外観の向上を図っている。
組立てていることから、パネルのフランジ相互を接合し
たフランジ接合部に、スポット溶接の痕が残っている。
このため、このようなフランジ接合部には、ルーフモー
ルを取付けて外観の向上を図っている。
第7図はルーフパネル部分に設けたルーフモール100
の後部にバックピラーガーニッシュ101を装着した状態
を示したもので、モール100とバックピラーガーニッシ
ュ101の継目は、第8図および第9図または第10図およ
び第11図のように構成されている。
の後部にバックピラーガーニッシュ101を装着した状態
を示したもので、モール100とバックピラーガーニッシ
ュ101の継目は、第8図および第9図または第10図およ
び第11図のように構成されている。
第8図のものはモール100とバックピラーガーニッシ
ュ101の間隙を接続継手102を被せて塞ぐようにしたもの
で、第10図のものはバックピラーガーニッシュ101を延
長してモール100後端部に被せ、ネジ103を介して固定し
たものである。
ュ101の間隙を接続継手102を被せて塞ぐようにしたもの
で、第10図のものはバックピラーガーニッシュ101を延
長してモール100後端部に被せ、ネジ103を介して固定し
たものである。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来技術では、接続継手102を用いる
場合は、外観を損ね、かつ接続継手102が脱落する虞れ
がある。また、バックピラーガーニッシュ101を延長し
た場合はネジが露出して外観が悪くなる。
場合は、外観を損ね、かつ接続継手102が脱落する虞れ
がある。また、バックピラーガーニッシュ101を延長し
た場合はネジが露出して外観が悪くなる。
本考案は上記課題を解決し、外観の向上を図れ、取付
け作業を容易に行ない得る自動車用モールの取付構造を
提供することを目的とする。
け作業を容易に行ない得る自動車用モールの取付構造を
提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するため、自動車の車体外側
に突出する車体パネルのフランジ接合部にルーフモール
を装着し、このルーフモールの後方に、一部を重複させ
てバックピラーガーニッシュを装着した自動車用モール
の取付構造において、上記バックピラーガーニッシュの
先端部裏面にリブを設け、上記フランジ接合部に装着す
る留め具によって上記リブを挟持するとともに上記フラ
ンジ接合部の側面に留め具を係止するビードを設けたこ
とにある。
に突出する車体パネルのフランジ接合部にルーフモール
を装着し、このルーフモールの後方に、一部を重複させ
てバックピラーガーニッシュを装着した自動車用モール
の取付構造において、上記バックピラーガーニッシュの
先端部裏面にリブを設け、上記フランジ接合部に装着す
る留め具によって上記リブを挟持するとともに上記フラ
ンジ接合部の側面に留め具を係止するビードを設けたこ
とにある。
また、自動車の車体外側に突出する車体パネルのフラ
ンジ接合部にルーフモールを装着し、このルーフモール
の後方に、一部を重複させてバックピラーガーニッシュ
を装着した自動車用モールの取付構造において、上記バ
ックピラーガーニッシュの裏面に上記フランジ接合部を
挟持する挟持部を設け、上記フランジ接合部に上記挟持
部を係止するビードを設けたことにある。
ンジ接合部にルーフモールを装着し、このルーフモール
の後方に、一部を重複させてバックピラーガーニッシュ
を装着した自動車用モールの取付構造において、上記バ
ックピラーガーニッシュの裏面に上記フランジ接合部を
挟持する挟持部を設け、上記フランジ接合部に上記挟持
部を係止するビードを設けたことにある。
e.作用 車体パネルのフランジ接合部にルーフモールを装着す
る。フランジ接合部に留め具を装着し、フランジ接合部
のビードに留め具を係止させる。そして、上記ルーフモ
ールの後端部に先端を重ねてバックピラーガーニッシュ
を装着する。その際、上記留め具にバックピラーガーニ
ッシュのリブを圧入してバックピラーガーニッシュを固
定する。
る。フランジ接合部に留め具を装着し、フランジ接合部
のビードに留め具を係止させる。そして、上記ルーフモ
ールの後端部に先端を重ねてバックピラーガーニッシュ
を装着する。その際、上記留め具にバックピラーガーニ
ッシュのリブを圧入してバックピラーガーニッシュを固
定する。
一方、挟持部を設けたバックピラーガーニッシュは、
フランジ接合部に設けたビード部に挟持部を装着して固
定する。
フランジ接合部に設けたビード部に挟持部を装着して固
定する。
f.実施例 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
明する。
第1図ないし第5図において、1は自動車の車体、2
はルームパネル3とサイドパネル4とのフランジ接合部
5に装着されたルーフモールである。6はリヤパネル7
とサイドパネル4とのフランジ接合部(図示せず)に装
着されたバックピラーガーニッシュで、このバックピラ
ーガーニッシュ6の先端側の一部がフランジ接合部5に
装着されている。
はルームパネル3とサイドパネル4とのフランジ接合部
5に装着されたルーフモールである。6はリヤパネル7
とサイドパネル4とのフランジ接合部(図示せず)に装
着されたバックピラーガーニッシュで、このバックピラ
ーガーニッシュ6の先端側の一部がフランジ接合部5に
装着されている。
このバックピラーガーニッシュ6は、先端がルーフモ
ール2に一部重複するように形成されており、フランジ
接合部5に装着される先端部の裏面には、上記フランジ
接合部5に対向するリブ8が一体成形されている。上記
リブ8と反対側に位置するフランジ接合部5の片側側面
には、長手方向に沿って上記バックピラーガーニッシュ
6の先端部に対応する位置に、ビード9が設けられてい
る。
ール2に一部重複するように形成されており、フランジ
接合部5に装着される先端部の裏面には、上記フランジ
接合部5に対向するリブ8が一体成形されている。上記
リブ8と反対側に位置するフランジ接合部5の片側側面
には、長手方向に沿って上記バックピラーガーニッシュ
6の先端部に対応する位置に、ビード9が設けられてい
る。
このフランジ接合部5には、上記ビード9に係合する
ようにして、留め具としての断面S字型のクリップ10の
片側U字状部が留められており、このクリップ10の他方
側U字状部にバックピラーガーニッシュ6のリブ8を差
し込んでバックピラーガーニッシュ6が固定されてい
る。
ようにして、留め具としての断面S字型のクリップ10の
片側U字状部が留められており、このクリップ10の他方
側U字状部にバックピラーガーニッシュ6のリブ8を差
し込んでバックピラーガーニッシュ6が固定されてい
る。
なお、留め具としてのクリップ10の代わりに、第6図
のようにバックピラーガーニッシュ′の裏面に、U字状
の挟持部11を設け、この挟持部11をフランジ接合部5に
装着することで、バックピラーガーニッシュ′を留める
ようにしてもよい。
のようにバックピラーガーニッシュ′の裏面に、U字状
の挟持部11を設け、この挟持部11をフランジ接合部5に
装着することで、バックピラーガーニッシュ′を留める
ようにしてもよい。
上記構成によれば、フランジ接合部5に留め具として
のクリップ10の片側U字状部を留め、このクリップ10の
他方側U字状部にリブ8を差し込んで挟持させること
で、バックピラーガーニッシュ6の先端部を固定する。
クリップ10はフランジ接合部5に設けられたビード9に
係止されて抜けが防止されている。
のクリップ10の片側U字状部を留め、このクリップ10の
他方側U字状部にリブ8を差し込んで挟持させること
で、バックピラーガーニッシュ6の先端部を固定する。
クリップ10はフランジ接合部5に設けられたビード9に
係止されて抜けが防止されている。
また、クリップ10を用いない場合は、バックピラーガ
ーニッシュ6′の挟持部11をフランジ接合部5に嵌めて
ビード9に係合させることでバックピラーガーニッシュ
6′を固定する。
ーニッシュ6′の挟持部11をフランジ接合部5に嵌めて
ビード9に係合させることでバックピラーガーニッシュ
6′を固定する。
g.考案の効果 以上述べたように本考案による自動車用モールの取付
構造によれば、ルーフモールの後端に直接バックピラー
ガーニッシュを連設できるので、外観の向上が図れ、か
つバックピラーガーニッシュを確実に固定することがで
きる。フランジ接合部に装着される留め具は、フランジ
接合部に設けられたビードに係止されるので、留め具の
抜けが防止される。また、バックピラーガーニッシュに
挟持部をもうけて、この挟持部をフランジ接合部に嵌め
る場合もビードによって係止されるので、バックピラー
ガーニッシュの抜けが防止される。
構造によれば、ルーフモールの後端に直接バックピラー
ガーニッシュを連設できるので、外観の向上が図れ、か
つバックピラーガーニッシュを確実に固定することがで
きる。フランジ接合部に装着される留め具は、フランジ
接合部に設けられたビードに係止されるので、留め具の
抜けが防止される。また、バックピラーガーニッシュに
挟持部をもうけて、この挟持部をフランジ接合部に嵌め
る場合もビードによって係止されるので、バックピラー
ガーニッシュの抜けが防止される。
第1図は本考案の一実施例による自動車用モールの取付
構造を示す斜視図、第2図(a),(b)は第1図のバ
ックピラーガーニッシュを示し、第2図(a)は正面
図、第2図(b)は第1図(a)の側面図である。第3
図(a)は第2図(a)の上方からの矢視図、第3図
(b)は第2図(a)のA−A線断面図、第3図(c)
は第2図(a)のB−B線断面図、第4図は第1図のバ
ックピラーガーニッシュの先端部を一部切欠いて示す斜
視図、第5図は第1図のC−C線断面図、第6図は本考
案の他の実施例を示す断面図、第7図ないし第11図は従
来の自動車用モールの取付構造を示し、第7図,第8
図,第10図は斜視図、第9図および第11図は断面図であ
る。 1……車体、2……ルーフモール、5……フランジ接合
部、6,6′……バックピラーガーニッシュ、8……リ
ブ、9……ビード、10……クリップ(留め具)、11……
挟持部。
構造を示す斜視図、第2図(a),(b)は第1図のバ
ックピラーガーニッシュを示し、第2図(a)は正面
図、第2図(b)は第1図(a)の側面図である。第3
図(a)は第2図(a)の上方からの矢視図、第3図
(b)は第2図(a)のA−A線断面図、第3図(c)
は第2図(a)のB−B線断面図、第4図は第1図のバ
ックピラーガーニッシュの先端部を一部切欠いて示す斜
視図、第5図は第1図のC−C線断面図、第6図は本考
案の他の実施例を示す断面図、第7図ないし第11図は従
来の自動車用モールの取付構造を示し、第7図,第8
図,第10図は斜視図、第9図および第11図は断面図であ
る。 1……車体、2……ルーフモール、5……フランジ接合
部、6,6′……バックピラーガーニッシュ、8……リ
ブ、9……ビード、10……クリップ(留め具)、11……
挟持部。
Claims (2)
- 【請求項1】自動車の車体外側に突出する車体パネルの
フランジ接合部にルーフモールを装着し、このルーフモ
ールの後方に、一部を重複させてバックピラーガーニッ
シュを装着した自動車用モールの取付構造において、上
記バックピラーガーニッシュの先端部裏面にリブを設
け、上記フランジ接合部に装着する留め具によって上記
リブを挟持するとともに上記フランジ接合部の側面に留
め具を係止するビードを設けたことを特徴とする自動車
用モールの取付構造。 - 【請求項2】自動車の車体外側に突出する車体パネルの
フランジ接合部にルーフモールを装着し、このルーフモ
ールの後方に、一部を重複させてバックピラーガーニッ
シュを装着した自動車用モールの取付構造において、上
記バックピラーガーニッシュの裏面に上記フランジ接合
部を挟持する挟持部を設け、上記フランジ接合部に上記
挟持部を係止するビードを設けたことを特徴とする自動
車用モールの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225390U JP2524151Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 自動車用モールの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225390U JP2524151Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 自動車用モールの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121940U JPH03121940U (ja) | 1991-12-12 |
JP2524151Y2 true JP2524151Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31535190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3225390U Expired - Lifetime JP2524151Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 自動車用モールの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524151Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019034699A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両後部構造 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP3225390U patent/JP2524151Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019034699A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両後部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03121940U (ja) | 1991-12-12 |
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