JP2523945B2 - 留守番電話装置 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/64—Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
- H04M1/65—Recording arrangements for recording a message from the calling party
- H04M1/6505—Recording arrangements for recording a message from the calling party storing speech in digital form
- H04M1/651—Recording arrangements for recording a message from the calling party storing speech in digital form with speech synthesis
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/64—Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
- H04M1/65—Recording arrangements for recording a message from the calling party
- H04M1/652—Means for playing back the recorded messages by remote control over a telephone line
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/66—Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
- H04M1/663—Preventing unauthorised calls to a telephone set
- H04M1/665—Preventing unauthorised calls to a telephone set by checking the validity of a code
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
産業上の利用分野 本発明は、例えば、外部の公衆電話などから所定の暗
証番号を用い、自宅の留守番電話を遠隔操作して、留守
中に録音されている用件メッセージを再生聴取し得るよ
うにした留守番電話装置に係り、さらに詳しくは、遠隔
操作のための暗証番号の照合動作を、効果的な機密性に
保持して、しかも短時間内に行うことができるようにし
た留守番電話装置に関する。 従来の技術 一般に、この種の外部電話による暗証番号を用いた留
守番電話の遠隔操作により、メッセージの再生聴取を行
うようにした留守番電話装置としては、遠隔操作のため
の暗証番号に、特定のリモコン信号とかDTMF信号を用い
るものが知られている。 しかし、暗証番号として特定のリモコン信号を用いる
前者の場合には、専用のコマンダを必要としており、当
該コマンダを常に携帯しなければならず、利用する上で
の不便さを有し、また一方、DTMF信号を用いる後者の場
合には、プッシュフォン方式,つまり押ボタンダイヤル
を備えた電話機からでないと、その遠隔操作ができない
という不都合がある。 そこで、これらの不都合を解消するために、前記のよ
うな特定のリモコン信号とかDTMF信号を用いずに済ませ
る手段として、例えば、次のような手段が提案されてい
る。 すなわち、留守番電話装置に対して、予め音声合成手
段と音声検出とのそれぞれを設けておき、呼者からの電
話回線を通した遠隔操作によるメッセージ再生要求に対
応して、留守番電話装置において、音声合成手段により
≪0≫から≪9≫までの数字を順に発声することで呼者
に問いかけを行い、この問いかけに対する呼者からの音
声による返答が有るかを無いかを、音声検出手段により
確認すると共に、音声があったときの数字が設定されて
いる暗証番号に一致するか否かを照合して判断して、一
致する場合のみ、あらためて装置への入力がなされ、メ
ッセージ再生のための遠隔操作を許容するものである。 第6図は、このような従来の音声を用いた留守番電話
装置における暗証番号照合動作のフローチャートであ
る。 この留守番電話装置において、予め≪0≫から≪9≫
までの数字の内n個(nは1以上9以下の整数)を小さ
い数字から選び、暗証番号『A』とする。つまり暗証番
号『A』はn個の数字列から構成されることになる。 同図に示すフローが適用される留守番電話装置では、
呼者からの電話回線を通した遠隔操作によるメッセージ
の再生要求に応答して、まず、音声合成手段により≪0
≫から≪9≫までの10個の数字を順に発声し、これを暗
証番号『A』の数字列を構成するn個の数字の個数に対
応したn回だけ繰り返す(各ステップS−61,62.以下、
ステップをSとする)。そして、各回毎の個々の数字発
声に対し、呼者が音声による返答を発したかどうかを音
声検出手段により検出して、その検出があった場合(S
−63)にのみ、該当する個々の数字を順序通り記憶する
(S−64)。 すなわち、これを換言すると、呼者は、音声合成手段
から発声出力される各数字のうち、暗証番号『A』を順
に構成する数字に対応する数字のときに、例えば、“は
い”と答えてゆき、この動作を≪0≫から≪9≫までの
n個の数字列対応に、n回に亘って繰り返すことによ
り、留守番電話装置において、呼者からの返答のあった
順序通りの各数字の数字列による入力暗証番号『B』を
作成する(S65,S−66)。 続いて、前記所定の暗証番号『A』と,入力された暗
証番号『B』が等しい場合(S−67)には、所期の暗証
番号が正しく入力されたものとして(S−68)、留守番
電話装置は、遠隔操作モードに移行し(S−69)、メッ
セージの再生聴取のための電話回線を通した遠隔操作が
許容されることになる。 また、暗証番号『A』と暗証番号『B』とが等しくな
い場合(S−67)には、入力された暗証番号が正しくな
かったものとされ(S−70)、留守番電話装置の音声合
成手段からは、例えば、“暗証番号が正しくありませ
ん.正しい暗証番号を答えて下さい”と発声して再度,
前記動作を行うなどの処置を講じ、一定回数,もしくは
一定時間を経過しても正しい暗証番号が入力されなかっ
たときには、電話回線が開放され(S−71)て遠隔操作
を不能にするのである。 このように、上記従来の留守番電話装置でも暗証番号
に基づいて、録音された用件メッセージを再生すること
ができる。 なお、前記遠隔操作の対象としては、留守中に録音さ
れている用件メッセージの再生聴取だけではなく、例え
ば、留守録音手段の早送り再生,巻戻し再生,消去と
か,着信電話に対する応答メッセージの変更,転送機能
の設定・解除,ルームモニター機能などの多種のものが
ある。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように構成される従来の留守番
電話装置においては、暗証番号の照合動作に際して、音
声合成手段が、≪0≫から≪9≫までの数字をn回に亘
って繰り返し発声しなければならず、かつ呼者は、その
繰り返し数字の中から暗証番号『A』を構成する各数字
に該当する数字を選択し、返答としての音声を出さねば
ならないことから、暗証番号の照合動作に多くの時間が
かかるという問題があった。 さらに、近年は、関係者以外の本来,暗証番号を知ら
ないはずの外部の侵入者が留守番電話装置を遠隔操作し
てしまうという問題も指摘されている。 本発明は、このような従来の問題点を解決するもので
あり、暗証番号の照合動作を比較的短時間のうちに行な
い得るようにすると共に、暗証番号を知らない者の不法
な侵入を効果的に阻止できるようにした,この種の音声
合成手段と音声検出手段を用いる留守番電話装置を提供
することを目的とする。 課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、電話回線から
の呼び出しに自動応答して応答メッセージを送出した
後、呼者の用件メッセージを録音すると共に、所定の暗
証番号を用いる遠隔操作により、録音された用件メッセ
ージを再生聴取し得るようにした留守番電話装置におい
て、呼者に対して応答ならびに問いかけのための各音声
を発声する音声合成手段と、呼者からの音声の有無を検
出する音声検出手段と、1以上の数字列からなる所定の
暗証番号を記憶する第1の記憶手段と、前記所定の暗証
番号の各数字の前に挿入して擬似暗証番号を得るための
複数の“おとり”とする数字を乱数によって発生する乱
数発生手段と、前記遠隔操作時の暗証番号照合に際し、
前記音声合成手段から呼者への問いかけとして順に発声
される擬似暗証番号の各“おとり”数字を含んだ各数字
に対して、呼者からの音声による返答を順に記憶して入
力暗証番号とする第2の記憶手段とを設けて構成したも
のである。 作用 従って、本発明によれば、音声合成手段が、従来のよ
うに≪0≫から≪9≫の数字を順に発声するかわりに、
乱数発声手段が作成した乱数を含む擬似暗証番号の各数
字を順に発声する。呼者はこの各数字の中から暗証番号
を達成する数字を選んで順に、音声により返答すること
で入力暗証番号を入力できる。 このとき、乱数発声手段は、照合動作時毎に違う数字
を発声するので、外部の侵入者による遠隔操作を防ぐこ
とができる。 実 施 例 本発明の留守番電話装置の実施例につき、第1図ない
し第5図を参照して詳細に説明する。 第1図は留守番電話装置の概要構成を示す機能ブロッ
ク図である。 この第1図構成において、11は制御部を示しており、
留守番電話装置のすべてを制御する。12はダイヤル部で
あって、電話回線(以下、単に“回線”と呼ぶ)の開閉
およびダイヤル信号送出を行う。13は着信検出部であっ
て、回線からの着信信号を検出する。14はテンキーであ
って、ダイヤル番号ならびに暗証番号などの数字を入力
するために用いる。 また、15は暗証番号を登録するためのスイッチであっ
て、オン状態のときにテンキー14により、所望の暗証番
号を設定(以下、単に“設定暗証番号”と呼ぶ)して入
力し、制御部11により登録する。16は当該設定暗証番号
を記憶するメモリA、17は照合の際に呼者からの入力暗
証番号を記憶するメモリBである。 また、18は制御部11が設定した数をデクリメントする
カウンタ、19は乱数発生器であって、この場合、例え
ば、《0》以上《9》以下の整数の乱数を発生する。20
はタイマXあって、留守録音時における当初の呼びかけ
に対して呼者からの返答のための所要時間として、この
場合、例えば、『10秒』を計数する。21はタイマYであ
って、同様に返答後の用件メッセージを録音するための
所要時間として、この場合、例えば、『1分』を計数す
る。 さらに、22は音声合成部であって、制御部11からの指
示に応じ、予め記憶されている各種の音声を合成して発
声する。23は音声検出部であって、回線からの入力信号
を平滑化し、かつ平滑化された信号のレベルを或るしき
い値と比較するようにされており、回線からの呼者の音
声の有無を検出する。24は応答メッセージ再生部であっ
て、予め録音されている音声メッセージを再生して回線
に送出する。25は用件メッセージ録音再生部であって、
回線からの用件メッセージを録音したり、録音された用
件メッセージを再生して回線に送出する。26は送受話を
行う通話部である。 そして、上記実施例構成においては、準備動作とし
て、予め設定暗証番号の登録を行う。 すなわち、スイッチ15をオン状態にし、テンキー14を
用い、設定暗証番号となる≪x(xは整数とする)≫個
の任意の数字列を入力することにより、制御部11では、
当該≪x≫桁の設定暗証番号をメモリA16に記憶させて
登録する。この場合には、登録された≪x≫桁の設定暗
証番号を、例えば、3桁の設定暗証番号『582』とす
る。従って、≪x≫の桁数の値は3桁になる。 次に、上記実施例装置における暗証番号照合動作を含
む留守動作につき、第2図ないし第5図に示すフローチ
ャートにより説明する。 最初に、通常の留守動作(第2図)について述べる。 留守番電話装置が留守中に待機状態において、外部か
ら着呼があり、回線を通して通常の着信信号が入力され
ると、当該着信信号は、まず、着信検出部13により検出
され、かつこの検出に基づいて、制御部11がダイヤル部
12を制御することにより回線を閉結する(S−11)。つ
いで、応答メッセージ再生部24からは、当該回線,ひい
ては発呼した呼者に対して、予め録音されている応答メ
ッセージを送出して録音モードに入る(S−12)。ここ
で、応答メッセージとしては、例えば、“ただいま,留
守にしております.ご用件をどうぞ”といったものがあ
り、この場合には、呼者が用件メッセージを返すまでの
時間が、前記タイマX20によって10秒以内に設定される
と共に、当該用件メッセージの録音許容時間は、タイマ
Y21によって1分間以内に設定される。 その後、留守番電話装置では、用件メッセージ録音再
生部25への呼者から伝えられる用件メッセージの録音を
開始する(S−13)が、この動作と同時に、タイマX20
とタイマ21とをそれぞれに動作させる(S−14)。ここ
で、タイマX20で監視される所定の10秒以内に呼者が用
件メッセージを発声した場合には、音声検出部23が音声
の有無を検出して(S−15)、そのまま用件メッセージ
の録音を続け、タイマY21での計数時間が所定の1分間
を経過すると(S−16)、用件メッセージの録音を終了
し(S−17)、この留守録音の終了後、録音モードを解
消すると共に、回線を開放して再度,待機状態に復帰す
る(S−18)。 そして、前記用件メッセージ録音再生部25による用件
メッセージの録音開始(S−13)と、これに続くタイヤ
X20,タイマY21による設定時間の計数開始(S−14)時
点から、呼者が10秒間に亘って何も発声しないでいると
(S−15)、音声検出部23が音声無しを検出して、タイ
マX20が10秒間を経過した時点(S−19)において、制
御部11は、この場合、呼者が留守番電話装置を遠隔操作
するためにあえて返答しないものと判断し、用件メッセ
ージの録音モードを解消し(S−20)て遠隔操作モード
に入る。 次に、音声による暗証番号の照合動作(第3図および
第4図)について述べる。 暗証番号の照合動作は、上記の遠隔操作モードにおい
て行う。 制御部11においては、まず、設定暗証番号を構成する
数字列の上位桁から何番目であるかを表わす変数mに
“1"を代入する(S−21)。以下の動作は、変数mの代
入を上位桁から下位桁まで、設定暗証番号を構成する各
数字の個数≪x≫対応に行なわれる。当該制御部11で
は、メモリA16より設定暗証番号の上位桁からm番目に
対応する数字≪a≫を読み出す(S−22)。 ついで、制御部11では、乱数発生器19を動作させ、こ
の乱数発生器19によって、設定暗証番号の各数字の前に
入れる“おとり”となる数字の桁数≪i≫を発生させ、
この≪i≫をカウンタ18にセットする(s−23)。今回
は、例えば、《i》は、3以下の整数とする。つまり、
ここでは、設定暗証番号のm番目の数字≪a≫の前に、
i個の“おとり”となる数字が入れらることになる。 その後、制御部11は、カウンタ18の値を確認して(S
−24)、これが
証番号を用い、自宅の留守番電話を遠隔操作して、留守
中に録音されている用件メッセージを再生聴取し得るよ
うにした留守番電話装置に係り、さらに詳しくは、遠隔
操作のための暗証番号の照合動作を、効果的な機密性に
保持して、しかも短時間内に行うことができるようにし
た留守番電話装置に関する。 従来の技術 一般に、この種の外部電話による暗証番号を用いた留
守番電話の遠隔操作により、メッセージの再生聴取を行
うようにした留守番電話装置としては、遠隔操作のため
の暗証番号に、特定のリモコン信号とかDTMF信号を用い
るものが知られている。 しかし、暗証番号として特定のリモコン信号を用いる
前者の場合には、専用のコマンダを必要としており、当
該コマンダを常に携帯しなければならず、利用する上で
の不便さを有し、また一方、DTMF信号を用いる後者の場
合には、プッシュフォン方式,つまり押ボタンダイヤル
を備えた電話機からでないと、その遠隔操作ができない
という不都合がある。 そこで、これらの不都合を解消するために、前記のよ
うな特定のリモコン信号とかDTMF信号を用いずに済ませ
る手段として、例えば、次のような手段が提案されてい
る。 すなわち、留守番電話装置に対して、予め音声合成手
段と音声検出とのそれぞれを設けておき、呼者からの電
話回線を通した遠隔操作によるメッセージ再生要求に対
応して、留守番電話装置において、音声合成手段により
≪0≫から≪9≫までの数字を順に発声することで呼者
に問いかけを行い、この問いかけに対する呼者からの音
声による返答が有るかを無いかを、音声検出手段により
確認すると共に、音声があったときの数字が設定されて
いる暗証番号に一致するか否かを照合して判断して、一
致する場合のみ、あらためて装置への入力がなされ、メ
ッセージ再生のための遠隔操作を許容するものである。 第6図は、このような従来の音声を用いた留守番電話
装置における暗証番号照合動作のフローチャートであ
る。 この留守番電話装置において、予め≪0≫から≪9≫
までの数字の内n個(nは1以上9以下の整数)を小さ
い数字から選び、暗証番号『A』とする。つまり暗証番
号『A』はn個の数字列から構成されることになる。 同図に示すフローが適用される留守番電話装置では、
呼者からの電話回線を通した遠隔操作によるメッセージ
の再生要求に応答して、まず、音声合成手段により≪0
≫から≪9≫までの10個の数字を順に発声し、これを暗
証番号『A』の数字列を構成するn個の数字の個数に対
応したn回だけ繰り返す(各ステップS−61,62.以下、
ステップをSとする)。そして、各回毎の個々の数字発
声に対し、呼者が音声による返答を発したかどうかを音
声検出手段により検出して、その検出があった場合(S
−63)にのみ、該当する個々の数字を順序通り記憶する
(S−64)。 すなわち、これを換言すると、呼者は、音声合成手段
から発声出力される各数字のうち、暗証番号『A』を順
に構成する数字に対応する数字のときに、例えば、“は
い”と答えてゆき、この動作を≪0≫から≪9≫までの
n個の数字列対応に、n回に亘って繰り返すことによ
り、留守番電話装置において、呼者からの返答のあった
順序通りの各数字の数字列による入力暗証番号『B』を
作成する(S65,S−66)。 続いて、前記所定の暗証番号『A』と,入力された暗
証番号『B』が等しい場合(S−67)には、所期の暗証
番号が正しく入力されたものとして(S−68)、留守番
電話装置は、遠隔操作モードに移行し(S−69)、メッ
セージの再生聴取のための電話回線を通した遠隔操作が
許容されることになる。 また、暗証番号『A』と暗証番号『B』とが等しくな
い場合(S−67)には、入力された暗証番号が正しくな
かったものとされ(S−70)、留守番電話装置の音声合
成手段からは、例えば、“暗証番号が正しくありませ
ん.正しい暗証番号を答えて下さい”と発声して再度,
前記動作を行うなどの処置を講じ、一定回数,もしくは
一定時間を経過しても正しい暗証番号が入力されなかっ
たときには、電話回線が開放され(S−71)て遠隔操作
を不能にするのである。 このように、上記従来の留守番電話装置でも暗証番号
に基づいて、録音された用件メッセージを再生すること
ができる。 なお、前記遠隔操作の対象としては、留守中に録音さ
れている用件メッセージの再生聴取だけではなく、例え
ば、留守録音手段の早送り再生,巻戻し再生,消去と
か,着信電話に対する応答メッセージの変更,転送機能
の設定・解除,ルームモニター機能などの多種のものが
ある。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように構成される従来の留守番
電話装置においては、暗証番号の照合動作に際して、音
声合成手段が、≪0≫から≪9≫までの数字をn回に亘
って繰り返し発声しなければならず、かつ呼者は、その
繰り返し数字の中から暗証番号『A』を構成する各数字
に該当する数字を選択し、返答としての音声を出さねば
ならないことから、暗証番号の照合動作に多くの時間が
かかるという問題があった。 さらに、近年は、関係者以外の本来,暗証番号を知ら
ないはずの外部の侵入者が留守番電話装置を遠隔操作し
てしまうという問題も指摘されている。 本発明は、このような従来の問題点を解決するもので
あり、暗証番号の照合動作を比較的短時間のうちに行な
い得るようにすると共に、暗証番号を知らない者の不法
な侵入を効果的に阻止できるようにした,この種の音声
合成手段と音声検出手段を用いる留守番電話装置を提供
することを目的とする。 課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、電話回線から
の呼び出しに自動応答して応答メッセージを送出した
後、呼者の用件メッセージを録音すると共に、所定の暗
証番号を用いる遠隔操作により、録音された用件メッセ
ージを再生聴取し得るようにした留守番電話装置におい
て、呼者に対して応答ならびに問いかけのための各音声
を発声する音声合成手段と、呼者からの音声の有無を検
出する音声検出手段と、1以上の数字列からなる所定の
暗証番号を記憶する第1の記憶手段と、前記所定の暗証
番号の各数字の前に挿入して擬似暗証番号を得るための
複数の“おとり”とする数字を乱数によって発生する乱
数発生手段と、前記遠隔操作時の暗証番号照合に際し、
前記音声合成手段から呼者への問いかけとして順に発声
される擬似暗証番号の各“おとり”数字を含んだ各数字
に対して、呼者からの音声による返答を順に記憶して入
力暗証番号とする第2の記憶手段とを設けて構成したも
のである。 作用 従って、本発明によれば、音声合成手段が、従来のよ
うに≪0≫から≪9≫の数字を順に発声するかわりに、
乱数発声手段が作成した乱数を含む擬似暗証番号の各数
字を順に発声する。呼者はこの各数字の中から暗証番号
を達成する数字を選んで順に、音声により返答すること
で入力暗証番号を入力できる。 このとき、乱数発声手段は、照合動作時毎に違う数字
を発声するので、外部の侵入者による遠隔操作を防ぐこ
とができる。 実 施 例 本発明の留守番電話装置の実施例につき、第1図ない
し第5図を参照して詳細に説明する。 第1図は留守番電話装置の概要構成を示す機能ブロッ
ク図である。 この第1図構成において、11は制御部を示しており、
留守番電話装置のすべてを制御する。12はダイヤル部で
あって、電話回線(以下、単に“回線”と呼ぶ)の開閉
およびダイヤル信号送出を行う。13は着信検出部であっ
て、回線からの着信信号を検出する。14はテンキーであ
って、ダイヤル番号ならびに暗証番号などの数字を入力
するために用いる。 また、15は暗証番号を登録するためのスイッチであっ
て、オン状態のときにテンキー14により、所望の暗証番
号を設定(以下、単に“設定暗証番号”と呼ぶ)して入
力し、制御部11により登録する。16は当該設定暗証番号
を記憶するメモリA、17は照合の際に呼者からの入力暗
証番号を記憶するメモリBである。 また、18は制御部11が設定した数をデクリメントする
カウンタ、19は乱数発生器であって、この場合、例え
ば、《0》以上《9》以下の整数の乱数を発生する。20
はタイマXあって、留守録音時における当初の呼びかけ
に対して呼者からの返答のための所要時間として、この
場合、例えば、『10秒』を計数する。21はタイマYであ
って、同様に返答後の用件メッセージを録音するための
所要時間として、この場合、例えば、『1分』を計数す
る。 さらに、22は音声合成部であって、制御部11からの指
示に応じ、予め記憶されている各種の音声を合成して発
声する。23は音声検出部であって、回線からの入力信号
を平滑化し、かつ平滑化された信号のレベルを或るしき
い値と比較するようにされており、回線からの呼者の音
声の有無を検出する。24は応答メッセージ再生部であっ
て、予め録音されている音声メッセージを再生して回線
に送出する。25は用件メッセージ録音再生部であって、
回線からの用件メッセージを録音したり、録音された用
件メッセージを再生して回線に送出する。26は送受話を
行う通話部である。 そして、上記実施例構成においては、準備動作とし
て、予め設定暗証番号の登録を行う。 すなわち、スイッチ15をオン状態にし、テンキー14を
用い、設定暗証番号となる≪x(xは整数とする)≫個
の任意の数字列を入力することにより、制御部11では、
当該≪x≫桁の設定暗証番号をメモリA16に記憶させて
登録する。この場合には、登録された≪x≫桁の設定暗
証番号を、例えば、3桁の設定暗証番号『582』とす
る。従って、≪x≫の桁数の値は3桁になる。 次に、上記実施例装置における暗証番号照合動作を含
む留守動作につき、第2図ないし第5図に示すフローチ
ャートにより説明する。 最初に、通常の留守動作(第2図)について述べる。 留守番電話装置が留守中に待機状態において、外部か
ら着呼があり、回線を通して通常の着信信号が入力され
ると、当該着信信号は、まず、着信検出部13により検出
され、かつこの検出に基づいて、制御部11がダイヤル部
12を制御することにより回線を閉結する(S−11)。つ
いで、応答メッセージ再生部24からは、当該回線,ひい
ては発呼した呼者に対して、予め録音されている応答メ
ッセージを送出して録音モードに入る(S−12)。ここ
で、応答メッセージとしては、例えば、“ただいま,留
守にしております.ご用件をどうぞ”といったものがあ
り、この場合には、呼者が用件メッセージを返すまでの
時間が、前記タイマX20によって10秒以内に設定される
と共に、当該用件メッセージの録音許容時間は、タイマ
Y21によって1分間以内に設定される。 その後、留守番電話装置では、用件メッセージ録音再
生部25への呼者から伝えられる用件メッセージの録音を
開始する(S−13)が、この動作と同時に、タイマX20
とタイマ21とをそれぞれに動作させる(S−14)。ここ
で、タイマX20で監視される所定の10秒以内に呼者が用
件メッセージを発声した場合には、音声検出部23が音声
の有無を検出して(S−15)、そのまま用件メッセージ
の録音を続け、タイマY21での計数時間が所定の1分間
を経過すると(S−16)、用件メッセージの録音を終了
し(S−17)、この留守録音の終了後、録音モードを解
消すると共に、回線を開放して再度,待機状態に復帰す
る(S−18)。 そして、前記用件メッセージ録音再生部25による用件
メッセージの録音開始(S−13)と、これに続くタイヤ
X20,タイマY21による設定時間の計数開始(S−14)時
点から、呼者が10秒間に亘って何も発声しないでいると
(S−15)、音声検出部23が音声無しを検出して、タイ
マX20が10秒間を経過した時点(S−19)において、制
御部11は、この場合、呼者が留守番電話装置を遠隔操作
するためにあえて返答しないものと判断し、用件メッセ
ージの録音モードを解消し(S−20)て遠隔操作モード
に入る。 次に、音声による暗証番号の照合動作(第3図および
第4図)について述べる。 暗証番号の照合動作は、上記の遠隔操作モードにおい
て行う。 制御部11においては、まず、設定暗証番号を構成する
数字列の上位桁から何番目であるかを表わす変数mに
“1"を代入する(S−21)。以下の動作は、変数mの代
入を上位桁から下位桁まで、設定暗証番号を構成する各
数字の個数≪x≫対応に行なわれる。当該制御部11で
は、メモリA16より設定暗証番号の上位桁からm番目に
対応する数字≪a≫を読み出す(S−22)。 ついで、制御部11では、乱数発生器19を動作させ、こ
の乱数発生器19によって、設定暗証番号の各数字の前に
入れる“おとり”となる数字の桁数≪i≫を発生させ、
この≪i≫をカウンタ18にセットする(s−23)。今回
は、例えば、《i》は、3以下の整数とする。つまり、
ここでは、設定暗証番号のm番目の数字≪a≫の前に、
i個の“おとり”となる数字が入れらることになる。 その後、制御部11は、カウンタ18の値を確認して(S
−24)、これが
〔0〕でなければ、乱数発生器19に、設
定暗証番号≪a≫の前に入れる“おとり”となる数字≪
b≫を発生させる(S−30)。ここで、“おとり”とな
る数字≪b≫が、≪a≫と異なるか否か確認し(S−3
1)、異なれば“おとり”となる数字≪b≫を音声合成
音≪c≫に代入し(S−32)、音声合成音≪c≫の発生
処理ルーチン(S−33)に移る。 音声合成音≪c≫の発声処理ルーチン(S−33)にお
いて、制御部11は、音声合成部22から音声合成音≪c≫
を発声させ、回線に送出して(S−41)呼者に問いかけ
ると共に、同時にタイマX20をスタートさせ(S−42)
る。呼者は、この音声合成音≪c≫を聞き、当該音声合
成音≪c≫が登録した設定暗証番号を構成する数字であ
って、上位桁から所定順番の数字であり、従って、これ
が“おとり”の数字ではないものと考えれば、音声で、
例えば、“はい”と発声して返答する。そして、音声検
出部23では、この“はい”の返答を検出する(S−4
3)。 これによって、制御部1においては、音声合成音≪c
≫が、この場合、呼者による照合のための入力暗証番号
を構成する数字であるものと判断して、この音声合成音
≪c≫をメモリB17に記憶する(S−44)。また、呼者
が、音声合成音≪c≫を“おとり”の数字であるものと
考えれば、タイマX20が計数を終えるまでの10秒の間だ
け、この問いかけに対して、返答せずに何も音声を発し
なければよい(S−45)。 その後、制御部11は、カウンタ18をデクリメントし、
この動作を当該カウンタ18の値が
定暗証番号≪a≫の前に入れる“おとり”となる数字≪
b≫を発生させる(S−30)。ここで、“おとり”とな
る数字≪b≫が、≪a≫と異なるか否か確認し(S−3
1)、異なれば“おとり”となる数字≪b≫を音声合成
音≪c≫に代入し(S−32)、音声合成音≪c≫の発生
処理ルーチン(S−33)に移る。 音声合成音≪c≫の発声処理ルーチン(S−33)にお
いて、制御部11は、音声合成部22から音声合成音≪c≫
を発声させ、回線に送出して(S−41)呼者に問いかけ
ると共に、同時にタイマX20をスタートさせ(S−42)
る。呼者は、この音声合成音≪c≫を聞き、当該音声合
成音≪c≫が登録した設定暗証番号を構成する数字であ
って、上位桁から所定順番の数字であり、従って、これ
が“おとり”の数字ではないものと考えれば、音声で、
例えば、“はい”と発声して返答する。そして、音声検
出部23では、この“はい”の返答を検出する(S−4
3)。 これによって、制御部1においては、音声合成音≪c
≫が、この場合、呼者による照合のための入力暗証番号
を構成する数字であるものと判断して、この音声合成音
≪c≫をメモリB17に記憶する(S−44)。また、呼者
が、音声合成音≪c≫を“おとり”の数字であるものと
考えれば、タイマX20が計数を終えるまでの10秒の間だ
け、この問いかけに対して、返答せずに何も音声を発し
なければよい(S−45)。 その後、制御部11は、カウンタ18をデクリメントし、
この動作を当該カウンタ18の値が
〔0〕になるまで繰り
返して行う(S−34)。ついで、カウンタ18の値が
返して行う(S−34)。ついで、カウンタ18の値が
〔0〕になると、制御部11は、数字≪a≫を音声合成音
≪c≫に代入して(S−25)、音声合成音≪c≫の発声
処理ルーチン(S−26)に移り、この音声合成音≪c≫
の発声処理ルーチン(S−26)では、前記した動作を同
様に行う。 続いて、制御部11は、上記の動作を設定暗証番号を構
成する数字の個数である≪x≫まで行なったことを確認
し(S−27,S−28)、メモリA16に登録してある設定暗
証番号と、メモリB17に記憶した数字,つまり入力暗証
番号とを比較し、両者が等しければ、呼者は、正しい設
定暗証番号を知っているものと判断することができる
(S−29)。 以上の暗証番号照合動作をさらに具体的に述べる。 今、一例として、前記のように設定暗証番号が『58
2』であるものとし、これがメモリA16に記憶されている
とする。 制御部1においては、まず、メモリA16より設定暗証
番号『582』の最上位桁,つまり左から1番目の数字
『5』を読み出す。ついで、当該制御部1によって乱数
発声器19から発生させた“おとり”とする数字の桁数が
『2桁』であるとし、この“おとり”数字が『2桁』で
あることをカウンタ18にセットする。従って、ここで
は、暗証番号『5』の前に、『2桁』からなる『5』以
外の“おとり”とする数字が入ることになる。 そして、乱数発生器19が最初に発生した上位桁の数字
を『3』とする。音声合成部22は、この数字『3』を発
声して回線へ送出して呼者に問いかける。呼者は、発声
された数字『3』を聞きとって、これが設定暗証番号の
左から1番目の数字であると思えば“はい”と返答す
る。この“はい”の返答を音声検出部23が検出し、制御
部11では、“はい”と返答のあった数字『3』を呼者か
らの照合のための入力であるとしてメモリB17に記憶さ
せる。従って、この場合、メモリB17には、メモリA16に
予め登録されている設定暗証番号とは異なった入力暗証
番号が記憶されることになるために、このときの呼者が
不法侵入者であるものと見做し、後述するように回線を
開放して、当該呼者の不法侵入を排除する。 しかし一方で、呼者が設定暗証番号の登録者,または
設定暗証番号を知り得る立場の関係者であれば、前記数
字『3』の発声に対して、これが、暗証番号の左から1
番目の数字ではないものと容易に判断できるので、何も
返答せずに黙っていることにより、制御部11は、音声に
よる返答がないものと判断して、ここでの数字『3』を
メモリB17に記憶しない。そこで、制御部11は、カウン
タ18をデクリメントし、カウンタ18の値が
≪c≫に代入して(S−25)、音声合成音≪c≫の発声
処理ルーチン(S−26)に移り、この音声合成音≪c≫
の発声処理ルーチン(S−26)では、前記した動作を同
様に行う。 続いて、制御部11は、上記の動作を設定暗証番号を構
成する数字の個数である≪x≫まで行なったことを確認
し(S−27,S−28)、メモリA16に登録してある設定暗
証番号と、メモリB17に記憶した数字,つまり入力暗証
番号とを比較し、両者が等しければ、呼者は、正しい設
定暗証番号を知っているものと判断することができる
(S−29)。 以上の暗証番号照合動作をさらに具体的に述べる。 今、一例として、前記のように設定暗証番号が『58
2』であるものとし、これがメモリA16に記憶されている
とする。 制御部1においては、まず、メモリA16より設定暗証
番号『582』の最上位桁,つまり左から1番目の数字
『5』を読み出す。ついで、当該制御部1によって乱数
発声器19から発生させた“おとり”とする数字の桁数が
『2桁』であるとし、この“おとり”数字が『2桁』で
あることをカウンタ18にセットする。従って、ここで
は、暗証番号『5』の前に、『2桁』からなる『5』以
外の“おとり”とする数字が入ることになる。 そして、乱数発生器19が最初に発生した上位桁の数字
を『3』とする。音声合成部22は、この数字『3』を発
声して回線へ送出して呼者に問いかける。呼者は、発声
された数字『3』を聞きとって、これが設定暗証番号の
左から1番目の数字であると思えば“はい”と返答す
る。この“はい”の返答を音声検出部23が検出し、制御
部11では、“はい”と返答のあった数字『3』を呼者か
らの照合のための入力であるとしてメモリB17に記憶さ
せる。従って、この場合、メモリB17には、メモリA16に
予め登録されている設定暗証番号とは異なった入力暗証
番号が記憶されることになるために、このときの呼者が
不法侵入者であるものと見做し、後述するように回線を
開放して、当該呼者の不法侵入を排除する。 しかし一方で、呼者が設定暗証番号の登録者,または
設定暗証番号を知り得る立場の関係者であれば、前記数
字『3』の発声に対して、これが、暗証番号の左から1
番目の数字ではないものと容易に判断できるので、何も
返答せずに黙っていることにより、制御部11は、音声に
よる返答がないものと判断して、ここでの数字『3』を
メモリB17に記憶しない。そこで、制御部11は、カウン
タ18をデクリメントし、カウンタ18の値が
〔0〕でない
ことを確認し、続いて、乱数発声器19が次に発生した下
位桁の数字,例えば、『1』についても同様の動作を行
うことにより、ここで、カウンタ18の値が
ことを確認し、続いて、乱数発声器19が次に発生した下
位桁の数字,例えば、『1』についても同様の動作を行
うことにより、ここで、カウンタ18の値が
〔0〕にな
る。 仍って、制御部11は、ここで始めて設定暗証番号の最
上位桁に対応する本来の数字『5』について同様の動作
を行う。そして、このときの呼者が設定暗証番号の正し
い登録者,関係者であれば、当該数字『5』に対して
“はい”の音声で発するので、数字『5』はメモリB17
の左から1番目に登録されることになる。 このようにして、設定暗証番号『582』の中位桁,つ
まり左から2番目の数字『8』と、最下位桁の3番目の
数字『2』とについても、同様の動作を行うことによ
り、設定暗証番号の正しい登録者,関係者が呼者であれ
ば、メモリB7には、『5』,『8』,『2』の各数字が
記憶され、結果的に、入力暗証番号として『582』が入
力されるのである。しかし、設定暗証番号を知らない不
法侵入者が呼者である場合には、メモリB17に、この正
しい設定暗証番号である『582』が入力暗証番号として
入力される可能性は極めて低く、ここでは暗証番号とし
ての機能を充分に果すことが可能になる。 以上の動作により、入力暗証番号が構成された時点で
は、メモリA16に予め登録されている設定暗証番号と、
メモリB17に記憶される入力暗証番号とを、制御部11が
比較すること(S−29)で、これら2つが等しければ、
呼者が正しい設定暗証番号を知っている登録者,関係者
であるものと判断することができて、目的とする用件メ
ッセージを再生,聴取可能な遠隔操作モードになる。こ
れに反して、等しくなければ設定暗証番号を知らない不
法侵入者が遠隔操作モードを行おうとしていると判断で
きて、回線を開放することができるのである。 従って、このようにするときは、音声だけで暗証番号
の照合動作が可能になり、かつまた、“おとり”とする
数字の桁数を比較的少なくすることで、照合動作にかか
る時間を短くでき、同時に暗証番号を知らない外部の侵
入者に対して遠隔操作をされてしまう可能性を、さらに
る。 仍って、制御部11は、ここで始めて設定暗証番号の最
上位桁に対応する本来の数字『5』について同様の動作
を行う。そして、このときの呼者が設定暗証番号の正し
い登録者,関係者であれば、当該数字『5』に対して
“はい”の音声で発するので、数字『5』はメモリB17
の左から1番目に登録されることになる。 このようにして、設定暗証番号『582』の中位桁,つ
まり左から2番目の数字『8』と、最下位桁の3番目の
数字『2』とについても、同様の動作を行うことによ
り、設定暗証番号の正しい登録者,関係者が呼者であれ
ば、メモリB7には、『5』,『8』,『2』の各数字が
記憶され、結果的に、入力暗証番号として『582』が入
力されるのである。しかし、設定暗証番号を知らない不
法侵入者が呼者である場合には、メモリB17に、この正
しい設定暗証番号である『582』が入力暗証番号として
入力される可能性は極めて低く、ここでは暗証番号とし
ての機能を充分に果すことが可能になる。 以上の動作により、入力暗証番号が構成された時点で
は、メモリA16に予め登録されている設定暗証番号と、
メモリB17に記憶される入力暗証番号とを、制御部11が
比較すること(S−29)で、これら2つが等しければ、
呼者が正しい設定暗証番号を知っている登録者,関係者
であるものと判断することができて、目的とする用件メ
ッセージを再生,聴取可能な遠隔操作モードになる。こ
れに反して、等しくなければ設定暗証番号を知らない不
法侵入者が遠隔操作モードを行おうとしていると判断で
きて、回線を開放することができるのである。 従って、このようにするときは、音声だけで暗証番号
の照合動作が可能になり、かつまた、“おとり”とする
数字の桁数を比較的少なくすることで、照合動作にかか
る時間を短くでき、同時に暗証番号を知らない外部の侵
入者に対して遠隔操作をされてしまう可能性を、さらに
〔0〕に近付けたければ、当該“おとり”とする数字の
桁数を大きくすればよいもので、この“おとり”とする
数字の桁数については、設定暗証番号を登録する真正な
登録者,もしくはその関係者が自由に設定し得るのであ
る。 また、ここで前記のようにして遠隔操作モード状態に
なった後の用件メッセージの再生聴取動作(第5図)に
ついて述べる。 本実施例における留守番電話装置での遠隔操作モード
の対象となる機能は、この場合、用件メッセージの再
生、および用件メッセージの録音とする。また、音声合
成部22が、制御部11からの指令により、“再生します
か",“録音しますか",“遠隔操作しますか”の音声を発
声できるものとする。 前記第3図の(S−29)において、呼者から正しい暗
証番号が入力されたと判断されたならば、遠隔操作モー
ド状態(第5図)に入り、音声合成部22からは、“再生
しますか”の音声が回線に送出され(S−51)て呼者に
問いかけを行う。呼者は、この音声を聞き、今までに録
音されたであろう用件メッセージを聞きたければ、例え
ば“はい”という音声を発して返答する。音声検出部23
はこの音声“はい”を検出し(S−52)、これに伴い、
制御部11では、用件メッセージ録音再生部25を制御し、
それまでに録音されている用件メッセージを再生して回
線から送出する(S−53)。この再生動作が終了したな
らば(S−54)、音声合成部22は、“遠隔操作します
か”を発声し(S−59)、呼者が何も音声を発しないで
いると、音声無しを検出することにより(S−60)呼者
が遠隔操作をしたものと判断して動作を終了し、その
後、回線を開放して(S−18,第2図)待機状態にな
る。 また、前記(S−52)において、呼者が音声を発しな
いときは、再生を望まないものと判断し、続いて、音声
合成部22は、“録音しますか”を回線へ送出する(S−
55)。呼者は、この音声を聞き、用件メッセージを録音
したければ、例えば、“はい”と発声する。音声検出部
23は、この音声を検出し(S−56)、制御部11が、用件
メッセージ録音再生部25を制御して当該用件メッセージ
を録音し(S−57)、録音動作が終了した後(S−58)
は、前記と同様に、前記(S−59)へ移る。さらに、前
記(S−59)においても、呼者は、“遠隔操作します
か”の音声に対して、もう一度再生あるいは録音をした
ければ“はい”と音声を発し、音声検出部23が音声を検
出し、最初の(S−51)に移ることになる。 以上のように本実施例では、暗証番号の各数字の前
に、ゼロあるいは複数の乱数により発生させた“おと
り”となる数字を挿入して、一種の擬似暗証番号とし、
この擬似暗証番号を順に発声して回路に送出させ、当該
“おとり”数字を含む各数字に対し、呼者は、例えば、
“はい”という音声を発して、照合のための暗証番号の
入力を行うようにしている。これに比較して、従来の場
合は、暗証番号の各数字に対し、それぞれに≪0≫から
≪9≫までの数字を順に発声することで、その個々の数
字に対し、呼者が、例えば、“はい“という音声を発し
て、暗証番号の入力を行うものであった。 従って、例えば、暗証番号が『582』の3桁の数字の
組み合わせの場合、従来では、音声合成手段が、
『0』,『1』,『2』,‥‥,『8』,『9』の1桁
目と、『0』,『1』,『2』,‥‥,『8』,『9』
の2桁目、および『0』,『1』,『2』,‥‥,
『8』,『9』の3桁目というように、≪0≫から≪9
≫までの数字の発声を3回繰り返して合計30回の発声を
行う必要があったが、本実施例では、暗証番号の各桁
(3桁)の前に、数個,例えば、最大3個の“おとり”
とする数字9個の合計12回の発声を行えばよく、この結
果として、暗証番号の照合動作に必要な時間を効果的に
短くすることができる。しかも、“おとり”とする数字
の個数を任意に少なくしたり、多くしたりすれば、照合
動作に必要な時間をより一層、短くするなどの調整が可
能であるほか、暗証番号を知らない不法な侵入者によっ
て遠隔操作されてしまうという蓋然性をさらに小さくし
得るのである。 発明の効果 本発明は、上記実施例から明らかなように、音声のみ
による暗証番号の入力を行うことで留守番電話装置を遠
隔操作できるのであり、そして、この遠隔操作に際して
は、暗証番号を入力する度毎に、予め登録されている設
定暗証番号の各桁の前に、乱数で発生させた複数の“お
とり”とする数字を挿入し、この“おとり”とする各数
字を含んだ暗証番号を呼者に選択させることで、照合す
るようにしているために、不法な侵入者による暗証番号
の解読を殆んど不可能にし得る。また、この発生させる
“おとり”とする数字の桁数を少なくすれば、暗証番号
の照合動作にかかる時間を短くでき、かつまた、必要に
応じて“おとり”とする数字の桁数をたとえ僅かでも多
くすれば、外部の侵入者による遠隔操作の可能性を可及
的に減少させることができる。さらには、この“おと
り”とする数字の最大桁数自体を自由かつ任意に設定で
きるなどの優れた特長がある。
桁数を大きくすればよいもので、この“おとり”とする
数字の桁数については、設定暗証番号を登録する真正な
登録者,もしくはその関係者が自由に設定し得るのであ
る。 また、ここで前記のようにして遠隔操作モード状態に
なった後の用件メッセージの再生聴取動作(第5図)に
ついて述べる。 本実施例における留守番電話装置での遠隔操作モード
の対象となる機能は、この場合、用件メッセージの再
生、および用件メッセージの録音とする。また、音声合
成部22が、制御部11からの指令により、“再生します
か",“録音しますか",“遠隔操作しますか”の音声を発
声できるものとする。 前記第3図の(S−29)において、呼者から正しい暗
証番号が入力されたと判断されたならば、遠隔操作モー
ド状態(第5図)に入り、音声合成部22からは、“再生
しますか”の音声が回線に送出され(S−51)て呼者に
問いかけを行う。呼者は、この音声を聞き、今までに録
音されたであろう用件メッセージを聞きたければ、例え
ば“はい”という音声を発して返答する。音声検出部23
はこの音声“はい”を検出し(S−52)、これに伴い、
制御部11では、用件メッセージ録音再生部25を制御し、
それまでに録音されている用件メッセージを再生して回
線から送出する(S−53)。この再生動作が終了したな
らば(S−54)、音声合成部22は、“遠隔操作します
か”を発声し(S−59)、呼者が何も音声を発しないで
いると、音声無しを検出することにより(S−60)呼者
が遠隔操作をしたものと判断して動作を終了し、その
後、回線を開放して(S−18,第2図)待機状態にな
る。 また、前記(S−52)において、呼者が音声を発しな
いときは、再生を望まないものと判断し、続いて、音声
合成部22は、“録音しますか”を回線へ送出する(S−
55)。呼者は、この音声を聞き、用件メッセージを録音
したければ、例えば、“はい”と発声する。音声検出部
23は、この音声を検出し(S−56)、制御部11が、用件
メッセージ録音再生部25を制御して当該用件メッセージ
を録音し(S−57)、録音動作が終了した後(S−58)
は、前記と同様に、前記(S−59)へ移る。さらに、前
記(S−59)においても、呼者は、“遠隔操作します
か”の音声に対して、もう一度再生あるいは録音をした
ければ“はい”と音声を発し、音声検出部23が音声を検
出し、最初の(S−51)に移ることになる。 以上のように本実施例では、暗証番号の各数字の前
に、ゼロあるいは複数の乱数により発生させた“おと
り”となる数字を挿入して、一種の擬似暗証番号とし、
この擬似暗証番号を順に発声して回路に送出させ、当該
“おとり”数字を含む各数字に対し、呼者は、例えば、
“はい”という音声を発して、照合のための暗証番号の
入力を行うようにしている。これに比較して、従来の場
合は、暗証番号の各数字に対し、それぞれに≪0≫から
≪9≫までの数字を順に発声することで、その個々の数
字に対し、呼者が、例えば、“はい“という音声を発し
て、暗証番号の入力を行うものであった。 従って、例えば、暗証番号が『582』の3桁の数字の
組み合わせの場合、従来では、音声合成手段が、
『0』,『1』,『2』,‥‥,『8』,『9』の1桁
目と、『0』,『1』,『2』,‥‥,『8』,『9』
の2桁目、および『0』,『1』,『2』,‥‥,
『8』,『9』の3桁目というように、≪0≫から≪9
≫までの数字の発声を3回繰り返して合計30回の発声を
行う必要があったが、本実施例では、暗証番号の各桁
(3桁)の前に、数個,例えば、最大3個の“おとり”
とする数字9個の合計12回の発声を行えばよく、この結
果として、暗証番号の照合動作に必要な時間を効果的に
短くすることができる。しかも、“おとり”とする数字
の個数を任意に少なくしたり、多くしたりすれば、照合
動作に必要な時間をより一層、短くするなどの調整が可
能であるほか、暗証番号を知らない不法な侵入者によっ
て遠隔操作されてしまうという蓋然性をさらに小さくし
得るのである。 発明の効果 本発明は、上記実施例から明らかなように、音声のみ
による暗証番号の入力を行うことで留守番電話装置を遠
隔操作できるのであり、そして、この遠隔操作に際して
は、暗証番号を入力する度毎に、予め登録されている設
定暗証番号の各桁の前に、乱数で発生させた複数の“お
とり”とする数字を挿入し、この“おとり”とする各数
字を含んだ暗証番号を呼者に選択させることで、照合す
るようにしているために、不法な侵入者による暗証番号
の解読を殆んど不可能にし得る。また、この発生させる
“おとり”とする数字の桁数を少なくすれば、暗証番号
の照合動作にかかる時間を短くでき、かつまた、必要に
応じて“おとり”とする数字の桁数をたとえ僅かでも多
くすれば、外部の侵入者による遠隔操作の可能性を可及
的に減少させることができる。さらには、この“おと
り”とする数字の最大桁数自体を自由かつ任意に設定で
きるなどの優れた特長がある。
第1図は本発明の一実施例を適用した留守番電話装置の
概要構成を示す機能ブロック図、第2図ないし第5図は
同上留守番電話装置の動作を示すフローチャート、第6
図は従来の留守番電話装置の動作を示すフローチャート
である。 11……制御部、12……ダイヤル部、13……着信検出部、
14……テンキー、15……スイッチ、16,17……メモリ、1
8……カウンタ、19……乱数発生器、20,21……タイマ、
22……音声合成部、23……音声検出部、24……応答メッ
セージ再生部、25……用件メッセージ録音再生部、26…
…通話部
概要構成を示す機能ブロック図、第2図ないし第5図は
同上留守番電話装置の動作を示すフローチャート、第6
図は従来の留守番電話装置の動作を示すフローチャート
である。 11……制御部、12……ダイヤル部、13……着信検出部、
14……テンキー、15……スイッチ、16,17……メモリ、1
8……カウンタ、19……乱数発生器、20,21……タイマ、
22……音声合成部、23……音声検出部、24……応答メッ
セージ再生部、25……用件メッセージ録音再生部、26…
…通話部
Claims (1)
- 【請求項1】電話回線からの呼び出しに自動応答して応
答メッセージを送出した後、呼者の用件メッセージを録
音すると共に、所定の暗証番号を用いる遠隔操作によ
り、録音された用件メッセージを再生聴取し得るように
した留守番電話装置において、 呼者に対して応答ならびに問いかけのための各音声を発
声する音声合成手段と、 呼者からの音声の有無を検出する音声検出手段と、 1以上の数字列からなる所定の暗証番号を記憶する第1
の記憶手段と、 前記所定の暗証番号の各数字の前に挿入して擬似暗証番
号を得るための複数の“おとり”とする数字を乱数によ
って発生する乱数発生手段と、 前記遠隔操作時の暗証番号照合に際し、前記音声合成手
段から呼者への問いかけとして順に発声される擬似暗証
番号の各“おとり”数字を含んだ各数字に対して、呼者
からの音声による返答を順に記憶して入力暗証番号とす
る第2の記憶手段とを備え、 前記所定の暗証番号と入力暗証番号とを照合して、これ
らが一致したときにのみ前記遠隔操作を許容し得るよう
にしたことを特徴とする留守番電話装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2140931A JP2523945B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 留守番電話装置 |
US07/705,551 US5267299A (en) | 1990-05-30 | 1991-05-24 | Automatic answering telephone apparatus with device to detect a remote control password |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2140931A JP2523945B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 留守番電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435445A JPH0435445A (ja) | 1992-02-06 |
JP2523945B2 true JP2523945B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=15280148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2140931A Expired - Lifetime JP2523945B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 留守番電話装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2523945B2 (ja) |
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- 1990-05-30 JP JP2140931A patent/JP2523945B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-24 US US07/705,551 patent/US5267299A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
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