JP2523079B2 - フィ―ドバ―のフィ―ド装置 - Google Patents
フィ―ドバ―のフィ―ド装置Info
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- JP2523079B2 JP2523079B2 JP5031926A JP3192693A JP2523079B2 JP 2523079 B2 JP2523079 B2 JP 2523079B2 JP 5031926 A JP5031926 A JP 5031926A JP 3192693 A JP3192693 A JP 3192693A JP 2523079 B2 JP2523079 B2 JP 2523079B2
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Description
械のフィードバーを前進、後退させるためのフィード装
置に関する。
所定のワーク搬送作動を行わせる機構には各種のものが
ある(例えば特開昭52−43175号、特公昭63−
47525号、実公平1−17386号、特開平3−1
8435号)。特公昭63−47525号では、フィー
ドバーに前進、後退の運動を行わせる機構をラック、ピ
ニオン機構とし、特開平3−18435号ではボールね
じ機構としている。
後退の運動を行わせる機構をボールねじ機構とした場合
には、装置全体を小型化できる利点を得られるが、ボー
ルねじの直径と単位時間当りの回転数との積(DN値)
に制限が生じる。
の運動を行わせる機構をラック、ピニオン機構とした場
合には、前述のボールねじ機構による場合における問題
を解決できるが、ラック部材はピニオンでフィードバー
の前進、後退方向へ移動するため、この方向におけるフ
ィード装置の長さを少なくともラック部材とラック部材
移動ストロークとの和以上としなければならず、この結
果、フィード装置の長さ寸法が大きくなり、装置全体が
大型化するという問題が生ずる。
を高速化できるラック、ピニオン機構式でありながら、
フィードバーの移動ストロークを長くしても装置全体を
小型化でき、ボールねじ機構式の利点を確保できるよう
になるフィードバーのフィード装置を提供するところに
ある。
プレス機械のフィードバーをラック、ピニオン機構で前
進、後退させるフィード装置において、フィードバーの
前進、後退方向へ並設された2個のピニオンと、これら
のピニオンと噛合するラック部材とを有し、2個のピニ
オンは駆動源からの動力で同一方向へ回転し、ラック部
材はフィードバーと連結されてこのフィードバーの前
進、後退方向へ移動可能となったスライダに取り付けら
れ、ラック部材の長さは、ラック部材がフィードバーの
前進、後退方向の一方側の移動限に達したときにラック
部材と他方側のピニオンとの噛合が外れる長さとなって
いることを特徴とするものである。
る駆動源は例えばサーボモータでもよく、また、トラン
スファプレス機械の例えばクランク軸等の駆動軸でもよ
い。
と、ラック部材はフィードバーの前進、後退方向へ移動
し、これにより、スライダを介してフィードバーは前
進、後退する。フィードバーが前進、後退の中点にある
ときにはラック部材は2個のピニオンと噛合している
が、前進方向または後退方向に移動したときにはラック
部材は2個のピニオンのうちの1個と噛合が外れてもう
1個のピニオンにより移動するため、長い移動ストロー
クを確保してもラック部材の長さを長くする必要がなく
なり、このため、フィードバーの前進、後退方向におけ
るフィード装置の長さを小さくでき、装置全体を小型化
できる。
て説明する。図1において、トランスファプレス機械1
の左右には駆動ユニット2、3が取り付けられ、駆動ユ
ニット2にはクランプ、リフト装置4が設けられてお
り、駆動ユニット3にはクランプ、リフト装置4とフィ
ード装置5とが設けられている。トランスファプレス機
械1は左右方向に延びる一対のフィードバー6を備え、
これらのフィードバー6は左右のクランプ、リフト装置
4毎に設けられている受け部材7で前進、後退方向(左
右方向)に摺動自在に支持されている。
4毎に2個設けられた受け部材7は、装置4により接
近、離間、上昇、下降の運動を行ない、これにより一対
のフィードバー6もワーク搬送のための接近、離間、上
昇、下降の運動を行う。
後退の運動を行わせるフィード装置5の具体的構造が示
されている。駆動ユニット3の箱状ケース8にはサーボ
モータ9が下向きに設置され、このモータ9の駆動軸に
プーリ10が取り付けられている。プーリ10には、箱
状ケース8に支持された回転軸11の下端のプーリ12
がベルト13を介して接続され、回転軸11の上端には
駆動ギヤ14が固設されている。図2の通り、駆動ギヤ
14には第1、第2ピニオン15、16が噛合し、駆動
ギヤ14を間にして配置されたこれらのピニオン15、
16はフィードバー6の前進、後退方向に並設され、箱
状ケース8に設けられた軸15A、16Aに回転自在に
支持されている。
部材17が噛合し、このラック部材17は、箱状ケース
8に取り付けられた案内部材18および箱状ケース8に
形成された案内突起8Aで案内されながらフィードバー
6の前進、後退方向に摺動自在となっている。図3の通
り、ラック部材17は結合ピン19を介してスライダ2
0に取り付けられ、スライダ20はガイドバー21に沿
ってフィードバー6の前進、後退方向に移動自在であ
る。
2がガイド片20Aで案内されながら摺動自在に配置さ
れ、これらの摺動駒22に立設されたフィードピン23
にフィードバー6の端部が上下動自在に挿入されてい
る。ガイド片20Aに沿った摺動駒22の摺動によりフ
ィードバー6の前記接近、離間が許容され、フィードピ
ン23に沿ったフィードバー6の上下動によりフィード
バー6の前記上昇、下降が許容される。
リ10、ベルト13、プーリ12、回転軸11を介して
駆動ギヤ14が回転し、これにより、第1、第2ピニオ
ン15、16は同一方向へ回転する。この結果、ラック
部材17は移動し、結合ピン19を介してスライダ20
も移動し、フィードバー6は前進または後退の運動を行
う。サーボモータ9が逆回転すると、フィードバー6の
移動方向は反転する。
ドバー6が前進、後退の中点にあるときには、第1、第
2ピニオン15、16と噛合しているが、前進すると第
2ピニオン16との噛合が外れて第1ピニオン15だけ
と噛合し、後退すると第1ピニオン15との噛合が外れ
て第2ピニオン16だけと噛合するとともに、図4の通
り、前進限17’に達したときには、その後端17’A
は2個のピニオン15,16の間の中央部を越えて前進
限側に移行し、後退限17”に達したときには、その後
端17”Aは2個のピニオン15、16の間の中央部を
越えて後退限側に移行する。
ピニオン15、16間で受け渡されながらこれらのピニ
オン15、16のうちの一方と噛合して移動限に達する
長さ寸法となっているため、フィードバー6の前進、後
退のために長い移動ストロークLを確保しても、ラック
部材17等を収納する箱状ケース8におけるフィードバ
ー6の前進、後退方向の長さを小さくでき、このため、
フィード装置5を全体的に小型化できる。
5、16はサーボモータ9からの動力で回転するものと
なっていたが、これらのピニオンとトランスファプレス
機械のクランク軸とを動力伝達機構を介して連結し、こ
れにより第1、第2ピニオン15、16をトランスファ
プレス機械から取り出された動力で回転させるようにし
てもよい。
度を高速化できるラック、ピニオン機構式でありなが
ら、フィードバーの前進、後退の移動ストロークを長く
しても装置全体を小型化できるようになり、ラック、ピ
ニオン機構式の利点とボールねじ機構式の利点とを確保
できる。
れたトランスファプレス機械の正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 トランスファプレス機械のフィードバー
をラック、ピニオン機構で前進、後退させるフィード装
置において、駆動源からの動力で同一方向へ回転する2
個のピニオンを前記前進、後退方向へ並設し、これらの
ピニオンに前記フィードバーと連結されて前記前進、後
退方向へ移動可能なスライダに取り付けられたラック部
材を噛合させるとともに、このラック部材の長さを、ラ
ック部材が前記前進、後退方向の一方側の移動限に達し
たときにラック部材と他方側のピニオンとの噛合が外れ
る長さとしたことを特徴とするフィードバーのフィード
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5031926A JP2523079B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | フィ―ドバ―のフィ―ド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5031926A JP2523079B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | フィ―ドバ―のフィ―ド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06238373A JPH06238373A (ja) | 1994-08-30 |
JP2523079B2 true JP2523079B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=12344584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5031926A Expired - Fee Related JP2523079B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | フィ―ドバ―のフィ―ド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523079B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107297417A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-10-27 | 芜湖德丰汽车零部件有限公司 | 一种汽车零部件冲压装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP5031926A patent/JP2523079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107297417A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-10-27 | 芜湖德丰汽车零部件有限公司 | 一种汽车零部件冲压装置 |
CN107297417B (zh) * | 2017-06-23 | 2019-05-28 | 芜湖德丰汽车零部件有限公司 | 一种汽车零部件冲压装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06238373A (ja) | 1994-08-30 |
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