JP2519069B2 - タイヤ成形装置 - Google Patents
タイヤ成形装置Info
- Publication number
- JP2519069B2 JP2519069B2 JP62251964A JP25196487A JP2519069B2 JP 2519069 B2 JP2519069 B2 JP 2519069B2 JP 62251964 A JP62251964 A JP 62251964A JP 25196487 A JP25196487 A JP 25196487A JP 2519069 B2 JP2519069 B2 JP 2519069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- bead
- arc
- radial direction
- bladder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/32—Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/32—Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
- B29D2030/3221—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms
- B29D2030/3242—Folding over means, e.g. bladders or rigid arms and with means for pressing the bladder against the ply material, e.g. bladder guide shoes, cages, arms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、複数サイズのタイヤを成形することがで
きるタイヤ成形装置に関する。
きるタイヤ成形装置に関する。
従来の技術 従来のタイヤ成形装置としては、例えば特公昭47-218
36号公報に記載されているようなものが知られている。
このものは、タイヤ構成部材が貼付けられる成形ドラム
と、成形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から把持し
たビードを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打込む環
状をしたビードリングと、成形ドラムの軸方向に移動可
能でビート打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材
をブラダーを介してビードの周りに折返す環状の折返し
ホルダーと、を備え、各ビードリングは周方向に離れた
複数個の弧状セグメントに分割されるとともに、揺動に
よって半径方向に移動可能となっており、一方、折返し
ホルダーは周方向に連続している。そして、このような
タイヤ成形装置によってタイヤを成形する場合には、ま
ず、成形ドラム上にタイヤ構成部材を貼付けた後、ビー
ドを内周側から把持したビードリングを軸方向内側に移
動させ、タイヤ構成部材上の所定位置に該ビードを打込
む。次に、ビードリングを軸方向外側に移動させること
により折返しホルダーを押し拡げ、これにより、ビード
リングを半径方向外側に退避させるようにしている。次
に、ブラダーを膨張させながら折返しホルダーを軸方向
内側に移動させ、該ブラダーによりビードの打込み位置
より軸方向外側のタイヤ構成部材をビードの周りに折返
すようにしている。
36号公報に記載されているようなものが知られている。
このものは、タイヤ構成部材が貼付けられる成形ドラム
と、成形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から把持し
たビードを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打込む環
状をしたビードリングと、成形ドラムの軸方向に移動可
能でビート打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材
をブラダーを介してビードの周りに折返す環状の折返し
ホルダーと、を備え、各ビードリングは周方向に離れた
複数個の弧状セグメントに分割されるとともに、揺動に
よって半径方向に移動可能となっており、一方、折返し
ホルダーは周方向に連続している。そして、このような
タイヤ成形装置によってタイヤを成形する場合には、ま
ず、成形ドラム上にタイヤ構成部材を貼付けた後、ビー
ドを内周側から把持したビードリングを軸方向内側に移
動させ、タイヤ構成部材上の所定位置に該ビードを打込
む。次に、ビードリングを軸方向外側に移動させること
により折返しホルダーを押し拡げ、これにより、ビード
リングを半径方向外側に退避させるようにしている。次
に、ブラダーを膨張させながら折返しホルダーを軸方向
内側に移動させ、該ブラダーによりビードの打込み位置
より軸方向外側のタイヤ構成部材をビードの周りに折返
すようにしている。
発明が解決しようとする問題点 このように従来のタイヤ成形装置は、折返しホルダー
が周方向に連続した環状を呈しており、一方、ビードリ
ングは周方向に複数個に分割されるとともに半径方向に
移動可能となっているが、これは折返しの際にビードリ
ングがブラダーに干渉するのを阻止するためになされた
ものである。このようなことから、従来のタイヤ成形装
置は、1つのサイズのタイヤしか成形することができな
いのである。このため、この装置によって異なったサイ
ズのタイヤを成形しようとする場合には、サイズの変更
の毎に、ビードリングおよび折返しホルダーを当該タイ
ヤサイズに合致するものに多大の労力、時間をかけて交
換する必要があり、作業能率が大幅に低下するととも
に、多種類のビードリング、折返しホルダーが必要とな
って製作費が高くなるという問題点がある。また、ビー
ドリングの径が予め任意に設定されたままなので、ビー
ドの径のバラツキは即、ビードとビードリングとの芯ズ
レという品質不良につながるという問題点もある。
が周方向に連続した環状を呈しており、一方、ビードリ
ングは周方向に複数個に分割されるとともに半径方向に
移動可能となっているが、これは折返しの際にビードリ
ングがブラダーに干渉するのを阻止するためになされた
ものである。このようなことから、従来のタイヤ成形装
置は、1つのサイズのタイヤしか成形することができな
いのである。このため、この装置によって異なったサイ
ズのタイヤを成形しようとする場合には、サイズの変更
の毎に、ビードリングおよび折返しホルダーを当該タイ
ヤサイズに合致するものに多大の労力、時間をかけて交
換する必要があり、作業能率が大幅に低下するととも
に、多種類のビードリング、折返しホルダーが必要とな
って製作費が高くなるという問題点がある。また、ビー
ドリングの径が予め任意に設定されたままなので、ビー
ドの径のバラツキは即、ビードとビードリングとの芯ズ
レという品質不良につながるという問題点もある。
問題点を解決するための手段 このような問題点は、第1に、タイヤ構成部材が貼付
けられる成形ドラムと、成形ドラムの軸方向に移動可能
で内周側から把持したビードを前記タイヤ構成部材上の
所定位置に打込む環状をしたビードリングと、成形ドラ
ムの軸方向に移動可能でビート打込み位置より軸方向外
側のタイヤ構成部材をブラダーを介してビードの周りに
折返す環状の折返しホルダーと、を備えたタイヤ成形装
置において、前記ビードリングおよび折返しホルダーを
周方向に離れた複数個の弧状セグメントに分割するとと
もに、これら弧状セグメントを半径方向に移動可能に支
持するガイド手段を設け、かつ、前記弧状セグメントを
半径方向に同期移動させてタイヤの各サイズに対応する
半径方向位置まで到達させる移動手段を設けるととも
に、タイヤ構成部材折返しの際に弧状セグメントがブラ
ダーから受ける反力に対抗し、これら弧状セグメントの
半径方向外側への移動を規制する規制手段を設け、各サ
イズにおけるタイヤの成形に必要な弧状セグメントの移
動も前記移動手段により行なうことにより、第2に、前
記構成に加えて、ビードリングと折返しホルダーとを一
体形成することにより解決することができる。
けられる成形ドラムと、成形ドラムの軸方向に移動可能
で内周側から把持したビードを前記タイヤ構成部材上の
所定位置に打込む環状をしたビードリングと、成形ドラ
ムの軸方向に移動可能でビート打込み位置より軸方向外
側のタイヤ構成部材をブラダーを介してビードの周りに
折返す環状の折返しホルダーと、を備えたタイヤ成形装
置において、前記ビードリングおよび折返しホルダーを
周方向に離れた複数個の弧状セグメントに分割するとと
もに、これら弧状セグメントを半径方向に移動可能に支
持するガイド手段を設け、かつ、前記弧状セグメントを
半径方向に同期移動させてタイヤの各サイズに対応する
半径方向位置まで到達させる移動手段を設けるととも
に、タイヤ構成部材折返しの際に弧状セグメントがブラ
ダーから受ける反力に対抗し、これら弧状セグメントの
半径方向外側への移動を規制する規制手段を設け、各サ
イズにおけるタイヤの成形に必要な弧状セグメントの移
動も前記移動手段により行なうことにより、第2に、前
記構成に加えて、ビードリングと折返しホルダーとを一
体形成することにより解決することができる。
作用 まず、成形ドラムの周囲にカーカス等のタイヤ構成部
材を貼付ける。次に、ビードリングの弧状セグメントに
ビードを供給した後、これら弧状セグメントをガイド手
段にガイドさせながら移動手段によって半径方向外側に
移動させる。これにより、ビードは内周側から全弧状セ
グメントによって把持され、ビードリングとビードとが
正確に芯合わせされる。次に、ビードを把持したビード
リングを軸方向内側に移動させ、ビードをタイヤ構成部
材上の所定位置まで搬送して打込む。次に、ビードリン
グを軸方向外側に移動させた後、移動手段により折返し
ホルダーの弧状セグメントをガイド手段にガイドさせな
がら半径方向に移動させ、折返しホルダーを設定径にな
すとともに、ブラダーを膨張させる。次に、弧状セグメ
ントを軸方向内側に移動させ、折返しホルダーによりビ
ート打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材をブラ
ダーを介してビードの周りに折返す。この際、各弧状セ
グメントはブラダーから半径方向外側に向かう反力を受
けるため、半径方向外側に移動しようとするが、規制手
段がこの反力に対抗し、これら弧状セグメントの半径方
向外側への移動を規制する。この結果、タイヤ構成部材
の折返しが正確に行なわれるとともに、弧状セグメント
の異なったサイズへの移動も防止される。次に、弧状セ
グメントを軸方向外側に移動させる。次に、異なったサ
イズのタイヤを成形する場合には、移動手段を作動して
前記弧状セグメントを半径方向に同期移動させ、成形を
行なうタイヤのサイズに対応する半径方向位置にこれら
弧状セグメントを到達させる。次に、再び、前述と同様
にして異なったサイズのタイヤを成形する。このよう
に、この発明では、弧状セグメントを半径方向に移動さ
せるだけで異なったサイズのタイヤ成形が可能となり、
生産能率が向上する。しかも、1台の装置で複数サイズ
のタイヤ成形が可能となり、製作費も安価となる。さら
に、第2発明にあっては、ビードリングと折返しホルダ
ーとを一体形成したので、ガイド手段、移動手段、規制
手段を共用することができ、装置が簡単安価となるとと
もに、これらの弧状セグメントの半径方向位置を同時に
変更することができ作業能率も向上する。
材を貼付ける。次に、ビードリングの弧状セグメントに
ビードを供給した後、これら弧状セグメントをガイド手
段にガイドさせながら移動手段によって半径方向外側に
移動させる。これにより、ビードは内周側から全弧状セ
グメントによって把持され、ビードリングとビードとが
正確に芯合わせされる。次に、ビードを把持したビード
リングを軸方向内側に移動させ、ビードをタイヤ構成部
材上の所定位置まで搬送して打込む。次に、ビードリン
グを軸方向外側に移動させた後、移動手段により折返し
ホルダーの弧状セグメントをガイド手段にガイドさせな
がら半径方向に移動させ、折返しホルダーを設定径にな
すとともに、ブラダーを膨張させる。次に、弧状セグメ
ントを軸方向内側に移動させ、折返しホルダーによりビ
ート打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材をブラ
ダーを介してビードの周りに折返す。この際、各弧状セ
グメントはブラダーから半径方向外側に向かう反力を受
けるため、半径方向外側に移動しようとするが、規制手
段がこの反力に対抗し、これら弧状セグメントの半径方
向外側への移動を規制する。この結果、タイヤ構成部材
の折返しが正確に行なわれるとともに、弧状セグメント
の異なったサイズへの移動も防止される。次に、弧状セ
グメントを軸方向外側に移動させる。次に、異なったサ
イズのタイヤを成形する場合には、移動手段を作動して
前記弧状セグメントを半径方向に同期移動させ、成形を
行なうタイヤのサイズに対応する半径方向位置にこれら
弧状セグメントを到達させる。次に、再び、前述と同様
にして異なったサイズのタイヤを成形する。このよう
に、この発明では、弧状セグメントを半径方向に移動さ
せるだけで異なったサイズのタイヤ成形が可能となり、
生産能率が向上する。しかも、1台の装置で複数サイズ
のタイヤ成形が可能となり、製作費も安価となる。さら
に、第2発明にあっては、ビードリングと折返しホルダ
ーとを一体形成したので、ガイド手段、移動手段、規制
手段を共用することができ、装置が簡単安価となるとと
もに、これらの弧状セグメントの半径方向位置を同時に
変更することができ作業能率も向上する。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1はタイヤ成形装置2のベースであ
り、このベース1には支持フレーム3を介して拡縮径可
能で回転可能な成形ドラム4が支持されている。そし
て、この成形ドラム4の周囲には空気入りタイヤを構成
するタイヤ構成部材5、例えばカーカスプライが貼付け
られている。また、前記成形ドラム4は軸方向両端部に
ブラダー6を有し、これらのブラダー6は膨張したとき
タイヤ構成部材5を折り返す(第6図(b)参照)。ベ
ース1上で成形ドラム4の下方には成形ドラム4の軸線
と平行なレール11が敷設され、これらのレール11にはス
ライドフレーム12、13が成形ドラム4の軸方向両側にそ
れぞれ位置した状態で摺動可能に支持されている。スラ
イドフレーム12には図示していないシリンダのピストン
ロッド14の先端が連結され、一方、スライドフレーム13
にはシリンダ15のピストンロッド16の先端が連結されて
いる。この結果、前記シリンダおよびシリンダ15のピス
トンロッド14および16が突出したり引っ込んだりする
と、スライドフレーム12、13は成形ドラム4の軸方向に
移動する。前記スライドフレーム12、13の互いに対向す
る内面には第2、3、4図に示すようにそれぞれ同心円
上に配置された外リング17および内リング18が取り付け
られ、これら外リング17と内リング18との間にはカムリ
ング19が回動可能に介装されている。外リング17と内リ
ング18とには2個で1組となるガイド手段としてのガイ
ド20が複数組取り付けられ、これらガイド20は半径方向
に延びるとともに、円周方向に等距離離れて配置されて
いる。16はビードリング27と折返しホルダー28とを一体
形成して構成した環状の組合せ体であり、この結果、組
合せ体26はビード29を内周側から把持してタイヤ構成部
材5上の所定位置に打込むビードリングとしての機能
と、ビート打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材
5をブラダー6を介してビード29の周りに折返す折返し
ホルダーとしての機能を備えていることになる。このよ
うに、ビードリング27と折返しホルダー28とを一体形成
すると、後述するガイド手段、移動手段、規制手段を共
用することができるので、装置が簡単安価となるととも
に、後述する弧状セグメントの半径方向位置を同時に変
更することができ作業能率も向上する。前述のような2
つの機能を果すため、組合せ体26はビード29を吸着する
磁石30およびビード29の内周に係合する小突起31を半径
方向内端部に有し、また、ブラダー6の半径方向膨出を
阻止する大突起32を半径方向中央部に有している。ま
た、前記組合せ体26は周方向に等距離離れた複数個(ガ
イド20の組数と同数)の弧状セグメント36に分割され、
これら弧状セグメント36間には微小間隔37が形成されて
いる。各弧状セグメント36に取り付けられたガイドブロ
ック38は前記ガイド20に両側から挟持され、これによ
り、各弧状セグメント36はガイド20に半径方向に移動可
能に支持される。前記カムリング19には弧状セグメント
36と同数のカム溝41が形成され、これらのカム溝41は弧
状セグメント36に対向して配置されている。各カム溝41
は半径方向に対して一方向、即ち矢印A方向に傾斜して
おり、また、その半径方向内端部および半径方向中央部
に大略接線方向に延びる平坦部42、43をそれぞれ有する
(第5図参照)。前述したカム溝41の平坦部42、43およ
びカム溝41の半径方向外端壁45は全体としてタイヤ構成
部材5の折返しの際、弧状セグメント36がブラダー6か
ら受ける反力に対抗し、これら弧状セグメント36の半径
方向外側への移動を規制する規制手段46を構成する。51
は外リング17に固定されたブラケット49にピン50を介し
て取り付けられたシリンダであり、このシリンダ51のピ
ストンロンド52の先端には連結プレート53が固定されて
いる。この連結プレート53にはピストンロッド52の長手
方向に離れた2個の連結孔54、55が形成され、一方、前
記カムリング19には外リング17に形成されたスリット56
を貫通するブラケット57が取り付けられている。そし
て、この実施例ではピン58が連結孔54とブラケット57の
孔59との双方に挿入された場合には、小サイズ(例えば
リム径13インチサイズ)と中サイズ(例えばリム径14イ
ンチサイズ)のタイヤの成形が可能であり、一方、ピン
58が連結孔55と孔59との双方に挿入された場合には、中
サイズ(例えばリム径14インチサイズ)と大サイズ(例
えばリム径15インチサイズ)のタイヤの成形が可能であ
る。また、前記各ガイドブロック38にはカム溝41にそれ
ぞれ挿入されたカムフォロア60が回転可能に支持されて
いる。この結果、シリンダ51が作動してカムリング19が
回動すると、各弧状セグメント36はカム溝41に押され同
期して半径方向に移動し、1つのサイズのタイヤを形成
する際、移動しなければならない範囲内での移動、およ
びサイズ変更のため次に成形するタイヤのサイズに対応
する半径方向位置までの移動が行なわれる。前述したカ
ムリング19、カム溝41、シリンダ51、連結プレート53、
カムフォロア60は全体として移動手段61を構成する。ま
た、カムリング19の外周には側壁70、73および側壁71、
74を有する2個の規制溝66および67が周方向に離れて形
成され、また、外リング17には規制ピン68が挿入される
貫通孔69が形成されている。そして、前記規制ピン68が
貫通孔69、規制溝66双方または貫通孔69、規制溝67双方
に挿入されているときには、シリンダ51のピストンロッ
ド52が大きく引っ込むと、規制ピン68が規制溝66、67の
側壁73、74にそれぞれ当接して、弧状セグメント36の半
径方向内側への移動が制限され、弧状セグメント36の半
径方向最内端位置(縮小径)を規定するとともに、これ
より小さいサイズへの弧状セグメント36の移動を阻止す
る。前記規制溝66、67、規制ピン68、貫通孔69は全体と
して弧状セグメント36の半径方向最内端位置(縮小径)
を規定する規定手段72を構成する。
り、このベース1には支持フレーム3を介して拡縮径可
能で回転可能な成形ドラム4が支持されている。そし
て、この成形ドラム4の周囲には空気入りタイヤを構成
するタイヤ構成部材5、例えばカーカスプライが貼付け
られている。また、前記成形ドラム4は軸方向両端部に
ブラダー6を有し、これらのブラダー6は膨張したとき
タイヤ構成部材5を折り返す(第6図(b)参照)。ベ
ース1上で成形ドラム4の下方には成形ドラム4の軸線
と平行なレール11が敷設され、これらのレール11にはス
ライドフレーム12、13が成形ドラム4の軸方向両側にそ
れぞれ位置した状態で摺動可能に支持されている。スラ
イドフレーム12には図示していないシリンダのピストン
ロッド14の先端が連結され、一方、スライドフレーム13
にはシリンダ15のピストンロッド16の先端が連結されて
いる。この結果、前記シリンダおよびシリンダ15のピス
トンロッド14および16が突出したり引っ込んだりする
と、スライドフレーム12、13は成形ドラム4の軸方向に
移動する。前記スライドフレーム12、13の互いに対向す
る内面には第2、3、4図に示すようにそれぞれ同心円
上に配置された外リング17および内リング18が取り付け
られ、これら外リング17と内リング18との間にはカムリ
ング19が回動可能に介装されている。外リング17と内リ
ング18とには2個で1組となるガイド手段としてのガイ
ド20が複数組取り付けられ、これらガイド20は半径方向
に延びるとともに、円周方向に等距離離れて配置されて
いる。16はビードリング27と折返しホルダー28とを一体
形成して構成した環状の組合せ体であり、この結果、組
合せ体26はビード29を内周側から把持してタイヤ構成部
材5上の所定位置に打込むビードリングとしての機能
と、ビート打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材
5をブラダー6を介してビード29の周りに折返す折返し
ホルダーとしての機能を備えていることになる。このよ
うに、ビードリング27と折返しホルダー28とを一体形成
すると、後述するガイド手段、移動手段、規制手段を共
用することができるので、装置が簡単安価となるととも
に、後述する弧状セグメントの半径方向位置を同時に変
更することができ作業能率も向上する。前述のような2
つの機能を果すため、組合せ体26はビード29を吸着する
磁石30およびビード29の内周に係合する小突起31を半径
方向内端部に有し、また、ブラダー6の半径方向膨出を
阻止する大突起32を半径方向中央部に有している。ま
た、前記組合せ体26は周方向に等距離離れた複数個(ガ
イド20の組数と同数)の弧状セグメント36に分割され、
これら弧状セグメント36間には微小間隔37が形成されて
いる。各弧状セグメント36に取り付けられたガイドブロ
ック38は前記ガイド20に両側から挟持され、これによ
り、各弧状セグメント36はガイド20に半径方向に移動可
能に支持される。前記カムリング19には弧状セグメント
36と同数のカム溝41が形成され、これらのカム溝41は弧
状セグメント36に対向して配置されている。各カム溝41
は半径方向に対して一方向、即ち矢印A方向に傾斜して
おり、また、その半径方向内端部および半径方向中央部
に大略接線方向に延びる平坦部42、43をそれぞれ有する
(第5図参照)。前述したカム溝41の平坦部42、43およ
びカム溝41の半径方向外端壁45は全体としてタイヤ構成
部材5の折返しの際、弧状セグメント36がブラダー6か
ら受ける反力に対抗し、これら弧状セグメント36の半径
方向外側への移動を規制する規制手段46を構成する。51
は外リング17に固定されたブラケット49にピン50を介し
て取り付けられたシリンダであり、このシリンダ51のピ
ストンロンド52の先端には連結プレート53が固定されて
いる。この連結プレート53にはピストンロッド52の長手
方向に離れた2個の連結孔54、55が形成され、一方、前
記カムリング19には外リング17に形成されたスリット56
を貫通するブラケット57が取り付けられている。そし
て、この実施例ではピン58が連結孔54とブラケット57の
孔59との双方に挿入された場合には、小サイズ(例えば
リム径13インチサイズ)と中サイズ(例えばリム径14イ
ンチサイズ)のタイヤの成形が可能であり、一方、ピン
58が連結孔55と孔59との双方に挿入された場合には、中
サイズ(例えばリム径14インチサイズ)と大サイズ(例
えばリム径15インチサイズ)のタイヤの成形が可能であ
る。また、前記各ガイドブロック38にはカム溝41にそれ
ぞれ挿入されたカムフォロア60が回転可能に支持されて
いる。この結果、シリンダ51が作動してカムリング19が
回動すると、各弧状セグメント36はカム溝41に押され同
期して半径方向に移動し、1つのサイズのタイヤを形成
する際、移動しなければならない範囲内での移動、およ
びサイズ変更のため次に成形するタイヤのサイズに対応
する半径方向位置までの移動が行なわれる。前述したカ
ムリング19、カム溝41、シリンダ51、連結プレート53、
カムフォロア60は全体として移動手段61を構成する。ま
た、カムリング19の外周には側壁70、73および側壁71、
74を有する2個の規制溝66および67が周方向に離れて形
成され、また、外リング17には規制ピン68が挿入される
貫通孔69が形成されている。そして、前記規制ピン68が
貫通孔69、規制溝66双方または貫通孔69、規制溝67双方
に挿入されているときには、シリンダ51のピストンロッ
ド52が大きく引っ込むと、規制ピン68が規制溝66、67の
側壁73、74にそれぞれ当接して、弧状セグメント36の半
径方向内側への移動が制限され、弧状セグメント36の半
径方向最内端位置(縮小径)を規定するとともに、これ
より小さいサイズへの弧状セグメント36の移動を阻止す
る。前記規制溝66、67、規制ピン68、貫通孔69は全体と
して弧状セグメント36の半径方向最内端位置(縮小径)
を規定する規定手段72を構成する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、第1図に示すように、成形ドラム4の周囲にはタ
イヤ構成部材5が貼付けられ、スライドフレーム12、13
は成形ドラム4の軸方向両側で成形ドラム4から離れて
停止しているとする。このとき、連結孔54、孔59双方に
ピン58が挿入されるとともに、規制ピン68は貫通孔69、
規制溝66双方に挿入されているので、タイヤ成形装置2
は中サイズのタイヤを成形することになる。また、この
とき、規制ピン68が規制溝66の他方の側壁73に当接して
いるため、弧状セグメント36はこの中サイズにおける半
径方向最内端位置(縮小径)に位置している。次に、第
6図(a)に示すように、ビード29を各ビードリング27
に供給し磁石30に吸着させる。次に、シリンダ51を作動
してピストンロッド52に突出させる。これにより、カム
リング19が他方向(矢印A方向と逆方向)に回動する。
この回動によりカムフォロア60はカム溝41に沿って移動
しようとするが、各弧状セグメント36はガイド20により
半径方向の移動のみが許容されているので、カムフォロ
ア60は周方向には移動できず、半径方向外側に向かって
移動する。この結果、全弧状セグメント36は同期して半
径方向外側に移動し、第4図に示すように、全ての弧状
セグメント36の小突起31がビード29の内周に係合する。
これにより、ビード29はビードリング27によって正確に
芯合わせされながら内周側から把持される。次に、シリ
ンダのピストンロッド14を引っ込めるとともに、シリン
ダ15のピストンロッド16を突出させ、スライドフレーム
12、13を成形ドラム4の軸方向内側に向かって移動させ
る。これにより、ビード29は第6図(b)に示すよう
に、タイヤ構成部材5上の所定位置まで搬送される。次
に、シリンダ51のピストンロッド52を引っ込めてビード
29をビードリング27から成形ドラム4に受渡した後、ピ
ストンロッド14を突出させるとともにピストンロッド16
を引っ込め、スライドフレーム12、13を軸方向外側に移
動させる。次に、ブラダー6にエアを注入しブラダー6
を膨張させた後、シリンダ51のピストンロッド52を再び
突出し、カムリング19を他方向に側壁70が規制ピン68に
当接するまで回動させる。このとき、カム溝41およびカ
ムフォロア60は第5図に仮想線で示す位置まで移動す
る。また、このカムリング19の回動により各弧状セグメ
ント36は中サイズにおける半径方向最外端位置(拡大
径)まで移動する。次に、ピストンロッド14を引っ込め
るとともにピストンロッド16を突出させ、スライドフレ
ーム12、13を第6図(c)に示すように軸方向内側に移
動させる。これにより、折返しホルダー28が膨張したブ
ラダー6を成形ドラム4に向かって押倒し、ビート打込
み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材5をビード29の
周りに折返す。このとき、各弧状セグメント36はブラダ
ー6から半径方向外側に向かう反力を受けるが、第5図
に仮想線で示すようにカムフォロア60が大略接線方向に
延びる平坦部43に係合しているので、前記反力によって
もカムリング19は回動せず、各弧状セグメント36の半径
方向外側に向かう移動は阻止される。これにより、タイ
ヤ構成部材5の折返しが確実に行なわれる。次に、スラ
イドフレーム12、13を軸方向外側へ移動するとともに、
ピストンロッド52を引っ込め弧状セグメント36を中サイ
ズにおける半径方向最内端位置まで復帰させる。次に、
成形ドラム4を回転しながらタイヤ構成部材5上に他の
タイヤ構成部材を次々と貼付け生タイヤを成形する。
イヤ構成部材5が貼付けられ、スライドフレーム12、13
は成形ドラム4の軸方向両側で成形ドラム4から離れて
停止しているとする。このとき、連結孔54、孔59双方に
ピン58が挿入されるとともに、規制ピン68は貫通孔69、
規制溝66双方に挿入されているので、タイヤ成形装置2
は中サイズのタイヤを成形することになる。また、この
とき、規制ピン68が規制溝66の他方の側壁73に当接して
いるため、弧状セグメント36はこの中サイズにおける半
径方向最内端位置(縮小径)に位置している。次に、第
6図(a)に示すように、ビード29を各ビードリング27
に供給し磁石30に吸着させる。次に、シリンダ51を作動
してピストンロッド52に突出させる。これにより、カム
リング19が他方向(矢印A方向と逆方向)に回動する。
この回動によりカムフォロア60はカム溝41に沿って移動
しようとするが、各弧状セグメント36はガイド20により
半径方向の移動のみが許容されているので、カムフォロ
ア60は周方向には移動できず、半径方向外側に向かって
移動する。この結果、全弧状セグメント36は同期して半
径方向外側に移動し、第4図に示すように、全ての弧状
セグメント36の小突起31がビード29の内周に係合する。
これにより、ビード29はビードリング27によって正確に
芯合わせされながら内周側から把持される。次に、シリ
ンダのピストンロッド14を引っ込めるとともに、シリン
ダ15のピストンロッド16を突出させ、スライドフレーム
12、13を成形ドラム4の軸方向内側に向かって移動させ
る。これにより、ビード29は第6図(b)に示すよう
に、タイヤ構成部材5上の所定位置まで搬送される。次
に、シリンダ51のピストンロッド52を引っ込めてビード
29をビードリング27から成形ドラム4に受渡した後、ピ
ストンロッド14を突出させるとともにピストンロッド16
を引っ込め、スライドフレーム12、13を軸方向外側に移
動させる。次に、ブラダー6にエアを注入しブラダー6
を膨張させた後、シリンダ51のピストンロッド52を再び
突出し、カムリング19を他方向に側壁70が規制ピン68に
当接するまで回動させる。このとき、カム溝41およびカ
ムフォロア60は第5図に仮想線で示す位置まで移動す
る。また、このカムリング19の回動により各弧状セグメ
ント36は中サイズにおける半径方向最外端位置(拡大
径)まで移動する。次に、ピストンロッド14を引っ込め
るとともにピストンロッド16を突出させ、スライドフレ
ーム12、13を第6図(c)に示すように軸方向内側に移
動させる。これにより、折返しホルダー28が膨張したブ
ラダー6を成形ドラム4に向かって押倒し、ビート打込
み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材5をビード29の
周りに折返す。このとき、各弧状セグメント36はブラダ
ー6から半径方向外側に向かう反力を受けるが、第5図
に仮想線で示すようにカムフォロア60が大略接線方向に
延びる平坦部43に係合しているので、前記反力によって
もカムリング19は回動せず、各弧状セグメント36の半径
方向外側に向かう移動は阻止される。これにより、タイ
ヤ構成部材5の折返しが確実に行なわれる。次に、スラ
イドフレーム12、13を軸方向外側へ移動するとともに、
ピストンロッド52を引っ込め弧状セグメント36を中サイ
ズにおける半径方向最内端位置まで復帰させる。次に、
成形ドラム4を回転しながらタイヤ構成部材5上に他の
タイヤ構成部材を次々と貼付け生タイヤを成形する。
次に、成形するタイヤのサイズを中サイズから小サイ
ズに切換える場合には、規制ピン68を貫通孔69から抜き
出した後、シリンダ51のピストンロッド52を引っ込めカ
ムフォロア60がカム溝41の半径方向内端壁44に当接する
までカムリング19を一方向Aに回動させる。これによ
り、各弧状セグメント36は半径方向内側に向かって移動
し、小サイズのタイヤを成形する状態となる。以下、こ
のような状態におけるタイヤ成形作業を簡単に説明す
る。まず、第7図に実線で示すように、カムフォロア60
がカム溝41の半径方向内端壁44に当接しているとき、ビ
ード29をビードリング27に供給する。次に、シリンダ51
のピストンロッド52を突出させることにより弧状セグメ
ント36を半径方向外側に移動し、ビード29を芯合わせし
ながら内周側から把持する。このとき、カム溝41、カム
フォロア60は例えば第7図に仮想線で示す位置まで移動
する。次に、スライドフレーム12、13を軸方向に往復さ
せて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の所定位置
に打込む。次に、シリンダ51のピストンロッド52を引っ
込めてカムフォロア60をカム溝41の半径方向内端壁44に
当接させる。次に、ブラダー6を膨張させた後、スライ
ドフレーム12、13を軸方向内側に移動させ、折返しホル
ダー28によりブラダー6を軸方向内側お押倒してビート
打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材5をビード
29の周りに折返す。このとき、弧状セグメント36はブラ
ダー6から半径方向外側に向かう反力を受けるが、カム
フォロア60が大略接線方向に延びる平坦部42に係合して
いるので、この反力によってもカムリング19は回動せ
ず、弧状セグメント36の半径方向外側に向かう移動は規
制される。このように、この発明では、弧状セグメント
36を半径方向に移動させるだけで異なったサイズのタイ
ヤ成形が可能となり、生産能率が向上する。しかも、1
台の装置で複数サイズのタイヤ成形が可能となり、製作
費も安価となる。
ズに切換える場合には、規制ピン68を貫通孔69から抜き
出した後、シリンダ51のピストンロッド52を引っ込めカ
ムフォロア60がカム溝41の半径方向内端壁44に当接する
までカムリング19を一方向Aに回動させる。これによ
り、各弧状セグメント36は半径方向内側に向かって移動
し、小サイズのタイヤを成形する状態となる。以下、こ
のような状態におけるタイヤ成形作業を簡単に説明す
る。まず、第7図に実線で示すように、カムフォロア60
がカム溝41の半径方向内端壁44に当接しているとき、ビ
ード29をビードリング27に供給する。次に、シリンダ51
のピストンロッド52を突出させることにより弧状セグメ
ント36を半径方向外側に移動し、ビード29を芯合わせし
ながら内周側から把持する。このとき、カム溝41、カム
フォロア60は例えば第7図に仮想線で示す位置まで移動
する。次に、スライドフレーム12、13を軸方向に往復さ
せて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の所定位置
に打込む。次に、シリンダ51のピストンロッド52を引っ
込めてカムフォロア60をカム溝41の半径方向内端壁44に
当接させる。次に、ブラダー6を膨張させた後、スライ
ドフレーム12、13を軸方向内側に移動させ、折返しホル
ダー28によりブラダー6を軸方向内側お押倒してビート
打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材5をビード
29の周りに折返す。このとき、弧状セグメント36はブラ
ダー6から半径方向外側に向かう反力を受けるが、カム
フォロア60が大略接線方向に延びる平坦部42に係合して
いるので、この反力によってもカムリング19は回動せ
ず、弧状セグメント36の半径方向外側に向かう移動は規
制される。このように、この発明では、弧状セグメント
36を半径方向に移動させるだけで異なったサイズのタイ
ヤ成形が可能となり、生産能率が向上する。しかも、1
台の装置で複数サイズのタイヤ成形が可能となり、製作
費も安価となる。
次に、ピン58を連結孔54、孔59から引き抜いた後カム
リング19を他方向に回動し、連結孔55、孔59にピン58を
挿入すると、中サイズまたは大サイズのタイヤ成形を行
なうことができる。今、中サイズのタイヤを成形しよう
とする場合には、規制ピン68は貫通孔69から抜き出して
おく。この場合には、シリンダ51のピストンロッド52が
引っ込み側のストロークエンドに位置しているとき、カ
ムフォロア60は第8図に実線で示すようにカム溝41の平
坦部43に係合している。以下、中サイズのタイヤ成形作
業を簡単に説明する。まず、第8図に実線で示す状態の
とき、ビード29をビードリング27に供給する。次に、シ
リンダ51のピストンロッド52を突出させることにより弧
状セグメント36を半径方向外側に移動し、ビード29を芯
合わせしながら内周側から把持する。このとき、カム溝
41、カムフォロア60は例えば第8図に仮想線で示す位置
まで移動する。次に、スライドフレーム12、13を軸方向
に往復させて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の
所定位置に打込む。次に、シリンダ51のピストンロッド
52をストロークエンドまで引っ込める。次に、ブラダー
6を膨張させた後、スライドフレーム12、13を軸方向内
側に移動させ、折返しホルダー28によりブラダー6を軸
方向内側に押倒してビート打込み位置より軸方向外側の
タイヤ構成部材5をビード29の周りに折返す。このと
き、弧状セグメント36はブラダー6から半径方向外側に
向かう反力を受けるが、カムフォロア60が大略接線方向
に延びる平坦部43に係合しているので、この反力によっ
てもカムリング19は回動せず、弧状セグメント36の半径
方向外側に向かう移動は規制される。
リング19を他方向に回動し、連結孔55、孔59にピン58を
挿入すると、中サイズまたは大サイズのタイヤ成形を行
なうことができる。今、中サイズのタイヤを成形しよう
とする場合には、規制ピン68は貫通孔69から抜き出して
おく。この場合には、シリンダ51のピストンロッド52が
引っ込み側のストロークエンドに位置しているとき、カ
ムフォロア60は第8図に実線で示すようにカム溝41の平
坦部43に係合している。以下、中サイズのタイヤ成形作
業を簡単に説明する。まず、第8図に実線で示す状態の
とき、ビード29をビードリング27に供給する。次に、シ
リンダ51のピストンロッド52を突出させることにより弧
状セグメント36を半径方向外側に移動し、ビード29を芯
合わせしながら内周側から把持する。このとき、カム溝
41、カムフォロア60は例えば第8図に仮想線で示す位置
まで移動する。次に、スライドフレーム12、13を軸方向
に往復させて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の
所定位置に打込む。次に、シリンダ51のピストンロッド
52をストロークエンドまで引っ込める。次に、ブラダー
6を膨張させた後、スライドフレーム12、13を軸方向内
側に移動させ、折返しホルダー28によりブラダー6を軸
方向内側に押倒してビート打込み位置より軸方向外側の
タイヤ構成部材5をビード29の周りに折返す。このと
き、弧状セグメント36はブラダー6から半径方向外側に
向かう反力を受けるが、カムフォロア60が大略接線方向
に延びる平坦部43に係合しているので、この反力によっ
てもカムリング19は回動せず、弧状セグメント36の半径
方向外側に向かう移動は規制される。
次に、成形するタイヤのサイズを中サイズから大サイ
ズに切換える場合には、シリンダ51のピストンロッド52
を突出させてカムリング19を他方向に回動させ、貫通孔
69と規制溝67とを重なり合わせる。次に、規制ピン68を
貫通孔69、規制溝67双方に挿入するが、これにより、弧
状セグメント36の大サイズにおける半径方向最内端位置
が規定される。前述の作動により、各弧状セグメント36
は半径方向外側に移動し、大サイズのタイヤを成形する
状態となる。以下、このような状態におけるタイヤ成形
作業を簡単に説明する。まず、シリンダ51のピストンロ
ッド52を引っ込ませてカムリング19を一方向Aに回動さ
せ、規制ピン68を規制溝67の側壁74に当接させる。これ
により、カム溝41、カムフォロア60は第9図に実線で示
すような状態となる。このようなカムリング19を回動に
よりに、弧状セグメント36を大サイズにおける半径方向
最内端位置まで移動させた後、ビード29をビードリング
27に供給する。次に、シリンダ51のピストンロッド52を
突出させることにより弧状セグメント36を半径方向外側
に移動し、ビード29を芯合わせしながら内周側から把持
する。次に、スライドフレーム12、13を軸方向に往復さ
せて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の所内位置
に打込む。次に、シリンダ51のピストンロッド52を突出
させることにより、第9図に仮想線で示すようにカムフ
ォロア60をカム溝41の半径方向外端壁45に当接させ、弧
状セグメント36を大サイズにおける半径方向最外端位置
(拡大径)まで移動させる。次に、ブラダー6を膨張さ
せた後、スライドフレーム12、13を軸方向内側に移動さ
せ、折返しホルダー28によりブラダー6を軸方向内側に
押倒してビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成
部材5をビード29の周りに折返す。このとき、弧状セグ
メント36はブラダー6から半径方向外側に向かう反力を
受けるが、カムフォロア60がカム溝41の半径方向外端壁
45に当接しているので、この反力によってもカムリング
19は回動せず、弧状セグメント36の半径方向に向かう移
動は阻止される。
ズに切換える場合には、シリンダ51のピストンロッド52
を突出させてカムリング19を他方向に回動させ、貫通孔
69と規制溝67とを重なり合わせる。次に、規制ピン68を
貫通孔69、規制溝67双方に挿入するが、これにより、弧
状セグメント36の大サイズにおける半径方向最内端位置
が規定される。前述の作動により、各弧状セグメント36
は半径方向外側に移動し、大サイズのタイヤを成形する
状態となる。以下、このような状態におけるタイヤ成形
作業を簡単に説明する。まず、シリンダ51のピストンロ
ッド52を引っ込ませてカムリング19を一方向Aに回動さ
せ、規制ピン68を規制溝67の側壁74に当接させる。これ
により、カム溝41、カムフォロア60は第9図に実線で示
すような状態となる。このようなカムリング19を回動に
よりに、弧状セグメント36を大サイズにおける半径方向
最内端位置まで移動させた後、ビード29をビードリング
27に供給する。次に、シリンダ51のピストンロッド52を
突出させることにより弧状セグメント36を半径方向外側
に移動し、ビード29を芯合わせしながら内周側から把持
する。次に、スライドフレーム12、13を軸方向に往復さ
せて把持したビード29をタイヤ構成部材5上の所内位置
に打込む。次に、シリンダ51のピストンロッド52を突出
させることにより、第9図に仮想線で示すようにカムフ
ォロア60をカム溝41の半径方向外端壁45に当接させ、弧
状セグメント36を大サイズにおける半径方向最外端位置
(拡大径)まで移動させる。次に、ブラダー6を膨張さ
せた後、スライドフレーム12、13を軸方向内側に移動さ
せ、折返しホルダー28によりブラダー6を軸方向内側に
押倒してビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成
部材5をビード29の周りに折返す。このとき、弧状セグ
メント36はブラダー6から半径方向外側に向かう反力を
受けるが、カムフォロア60がカム溝41の半径方向外端壁
45に当接しているので、この反力によってもカムリング
19は回動せず、弧状セグメント36の半径方向に向かう移
動は阻止される。
なお、前述の実施例においては、3サイズのタイヤを
成形できるタイヤ成形装置について説明したが、この発
明においては、第10図に示すような半径方向内端にのみ
平坦部75を有するカム溝76をカムリング77に形成するこ
とにより、2サイズのタイヤを成形できるようにしても
よい。この場合の作動は前述した中、大サイズのタイヤ
を成形する場合とほぼ同様であるが、弧状セグメント36
の半径方向最内端位置を規定するため、カムフォロア78
をカム溝76の半径方向内端壁に当接させる点で異なって
いる。また、この発明においては、4以上のサイズのタ
イヤを成形するようにしてもよい。また、前述の実施例
においては、ビードリング27と折返しホルダー28とを一
体形成した場合について説明したが、この発明において
はこれらを別体とし、ビードリング、折返しホルダーを
それぞれ複数の弧状セグメントから構成するようにして
もよい。さらに前述の実施例においてはカムリング19を
回動させるためシリンダ51を使用したが、この発明にお
いては、エアモータ、電動モータ等を使用してもよい。
また、前述の実施例においては、弧状セグメント36の半
径方向移動をカム溝41およびカムフォロア60によって行
なったが、この発明においては、ラックとピニオンを用
い、該ピニオンをチェーン、タイミングベルト、ギア等
を用いて同期回転させるようにしてもよい。
成形できるタイヤ成形装置について説明したが、この発
明においては、第10図に示すような半径方向内端にのみ
平坦部75を有するカム溝76をカムリング77に形成するこ
とにより、2サイズのタイヤを成形できるようにしても
よい。この場合の作動は前述した中、大サイズのタイヤ
を成形する場合とほぼ同様であるが、弧状セグメント36
の半径方向最内端位置を規定するため、カムフォロア78
をカム溝76の半径方向内端壁に当接させる点で異なって
いる。また、この発明においては、4以上のサイズのタ
イヤを成形するようにしてもよい。また、前述の実施例
においては、ビードリング27と折返しホルダー28とを一
体形成した場合について説明したが、この発明において
はこれらを別体とし、ビードリング、折返しホルダーを
それぞれ複数の弧状セグメントから構成するようにして
もよい。さらに前述の実施例においてはカムリング19を
回動させるためシリンダ51を使用したが、この発明にお
いては、エアモータ、電動モータ等を使用してもよい。
また、前述の実施例においては、弧状セグメント36の半
径方向移動をカム溝41およびカムフォロア60によって行
なったが、この発明においては、ラックとピニオンを用
い、該ピニオンをチェーン、タイミングベルト、ギア等
を用いて同期回転させるようにしてもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、弧状セグメ
ントを半径方向に移動させるだけで2つ以上のリム径に
またがる異なったサイズのタイヤ成形が可能となり、生
産能率が向上し、かつ品質も向上する。しかも、1台の
装置で複数サイズのタイヤ成形が可能となり、製作費も
安価となる。さらに、第2発明にあっては、ビードリン
グと折返しホルダーとを一体形成したので、ガイド手
段、移動手段、規制手段を共用することができ装置が簡
単安価となるとともに、これらの弧状セグメントの半径
方向位置を同時に変更することができ作業能率も向上す
る。
ントを半径方向に移動させるだけで2つ以上のリム径に
またがる異なったサイズのタイヤ成形が可能となり、生
産能率が向上し、かつ品質も向上する。しかも、1台の
装置で複数サイズのタイヤ成形が可能となり、製作費も
安価となる。さらに、第2発明にあっては、ビードリン
グと折返しホルダーとを一体形成したので、ガイド手
段、移動手段、規制手段を共用することができ装置が簡
単安価となるとともに、これらの弧状セグメントの半径
方向位置を同時に変更することができ作業能率も向上す
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略正面図、第2図
は第1図のI-I矢視図、第3図は第2図のII-II矢視断面
図、第4図は第3図のIII-III矢視断面図、第5図はカ
ム溝近傍の側面図、第6図(a)(b)(c)は作用を
説明する説明図、第7図は小サイズタイヤの成形時にお
けるカムフォロアの位置を示す説明図、第8図は中サイ
ズタイヤの成形時におけるカムフォロアの位置を示す説
明図、第9図は大サイズタイヤの成形時におけるカムフ
ォロアの位置を示す説明図、第10図は2サイズのタイヤ
を成形する場合におけるカム溝の形状を示す側面図であ
る。 4……成形ドラム、5……タイヤ構成部材 6……ブラダ、20……ガイド手段 27……ビードリング、28……折返しホルダー 29……ビード、36……弧状セグメント 46……規制手段、61……移動手段
は第1図のI-I矢視図、第3図は第2図のII-II矢視断面
図、第4図は第3図のIII-III矢視断面図、第5図はカ
ム溝近傍の側面図、第6図(a)(b)(c)は作用を
説明する説明図、第7図は小サイズタイヤの成形時にお
けるカムフォロアの位置を示す説明図、第8図は中サイ
ズタイヤの成形時におけるカムフォロアの位置を示す説
明図、第9図は大サイズタイヤの成形時におけるカムフ
ォロアの位置を示す説明図、第10図は2サイズのタイヤ
を成形する場合におけるカム溝の形状を示す側面図であ
る。 4……成形ドラム、5……タイヤ構成部材 6……ブラダ、20……ガイド手段 27……ビードリング、28……折返しホルダー 29……ビード、36……弧状セグメント 46……規制手段、61……移動手段
Claims (2)
- 【請求項1】タイヤ構成部材が貼付けられる成形ドラム
と、成形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から把持し
たビードを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打込む環
状をしたビードリングと、成形ドラムの軸方向に移動可
能でビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材
をブラダーを介してビードの周りに折返す環状の折返し
ホルダーと、を備えたタイヤ成形装置において、前記ビ
ードリングおよび折返しホルダーを周方向に離れた複数
個の弧状セグメントに分割するとともに、これら弧状セ
グメントを半径方向に移動可能に支持するガイド手段を
設け、かつ、前記弧状セグメントを半径方向に同期移動
させてタイヤの各サイズに対応する半径方向位置まで到
達させる移動手段を設けるとともに、タイヤ構成部材折
返しの際に弧状セグメントがブラダーから受ける反力に
対抗し、これら弧状セグメントの半径方向外側への移動
を規制する規制手段を設け、各サイズにおけるタイヤの
成形に必要な弧状セグメントの移動も前記移動手段によ
り行なうようにしたことを特徴とするタイヤ成形装置。 - 【請求項2】タイヤ構成部材が貼付けられる成形ドラム
と、成形ドラムの軸方向に移動可能で内周側から把持し
たビードを前記タイヤ構成部材上の所定位置に打込む環
状をしたビードリングと、成形ドラムの軸方向に移動可
能でビード打込み位置より軸方向外側のタイヤ構成部材
をブラダーを介してビードの周りに折返す環状の折返し
ホルダーと、を備えたタイヤ成形装置において、前記ビ
ードリングと折返しホルダーとを一体形成するととも
に、これらビードリングおよび折返しホルダーを周方向
に離れた複数個の弧状セグメントに分割し、かつ、これ
ら弧状セグメントを半径方向に移動可能に支持するガイ
ド手段を設けるとともに、前記弧状セグメントを半径方
向に同期移動させてタイヤの各サイズに対応する半径方
向位置まで到達させる移動手段を設け、さらに、タイヤ
構成部材折返しの際に弧状セグメントがブラダーから受
ける反力に対抗し、これら弧状セグメントの半径方向外
側への移動を規制する規制手段を設け、各サイズにおけ
るタイヤの成形に必要な弧状セグメントの移動も前記移
動手段により行なうようにしたことを特徴とするタイヤ
成形装置。
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