JP2518073Y2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JP2518073Y2 JP2518073Y2 JP1988167649U JP16764988U JP2518073Y2 JP 2518073 Y2 JP2518073 Y2 JP 2518073Y2 JP 1988167649 U JP1988167649 U JP 1988167649U JP 16764988 U JP16764988 U JP 16764988U JP 2518073 Y2 JP2518073 Y2 JP 2518073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- transfer
- guide member
- feeding device
- stacked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、積載されたシートの給送側先端部へ空気を
吹きつけ該シート間を分離し、最下シートを負圧吸引部
で吸引しつつ搬送し、該負圧吸引部のシート給送方向後
流側に設けたガイド部材を通して給送する、複写機、プ
リンタ等に用いる給紙装置に関する。
吹きつけ該シート間を分離し、最下シートを負圧吸引部
で吸引しつつ搬送し、該負圧吸引部のシート給送方向後
流側に設けたガイド部材を通して給送する、複写機、プ
リンタ等に用いる給紙装置に関する。
従来の技術 複写機等に用いられる給紙装置としては、積載された
シート束に空気を吹きつけてそのエアーナイフでシート
を浮かせ、その変形抵抗を利用してシート間を分離し、
積載された下側シートから負圧により搬送ベルトに吸着
して順次給送する形式のものがある。従来、このような
装置ではエアーナイフによりシート先端部のフェースカ
ールが助長され、シートが吸引部を離れてその後流側に
設けられるガイド部材に入るときに、その先端カール部
がガイド部材に接触し、ガイド出来なくなりシートが座
屈することがあった。このような問題はシートの腰の強
さにもよるが、ガイド部材に対するシート先端部の接触
角が約45°以上になる場合に発生する。
シート束に空気を吹きつけてそのエアーナイフでシート
を浮かせ、その変形抵抗を利用してシート間を分離し、
積載された下側シートから負圧により搬送ベルトに吸着
して順次給送する形式のものがある。従来、このような
装置ではエアーナイフによりシート先端部のフェースカ
ールが助長され、シートが吸引部を離れてその後流側に
設けられるガイド部材に入るときに、その先端カール部
がガイド部材に接触し、ガイド出来なくなりシートが座
屈することがあった。このような問題はシートの腰の強
さにもよるが、ガイド部材に対するシート先端部の接触
角が約45°以上になる場合に発生する。
これを防止するため第3図(a)、(b)に示す如
く、ガイド部材7の中央部を突出させ左右側を後退させ
た形式にし、カールしたシートの両端をしごくように案
内するガイド部材が知られているが、上記問題を防止す
るには不十分であった。
く、ガイド部材7の中央部を突出させ左右側を後退させ
た形式にし、カールしたシートの両端をしごくように案
内するガイド部材が知られているが、上記問題を防止す
るには不十分であった。
考案が解決しようとする課題 本考案は従来技術に於ける上記問題を解決し、ガイド
部材内でシートが座屈せず、シートを良好に給送するこ
とができる給紙装置を提供することを課題とする。
部材内でシートが座屈せず、シートを良好に給送するこ
とができる給紙装置を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、請求項1の考案は、積載
されたシートの給送側先端部へ空気を吹きつけ該シート
間を分離し、最下シートを負圧吸引部で吸引しつつ搬送
し、該負圧吸引部のシート給送方向後流側に設けたガイ
ド部材を通して給送する給紙装置において、前記ガイド
部材の入口部に、給送される前記最下シートの先端部を
案内する回転体を設けたことを特徴とする。
されたシートの給送側先端部へ空気を吹きつけ該シート
間を分離し、最下シートを負圧吸引部で吸引しつつ搬送
し、該負圧吸引部のシート給送方向後流側に設けたガイ
ド部材を通して給送する給紙装置において、前記ガイド
部材の入口部に、給送される前記最下シートの先端部を
案内する回転体を設けたことを特徴とする。
請求項2の考案は、再給紙のための中間トレイに積載
された転写紙の給送側先端部へ空気を吹きつけて該転写
紙間を分離し、最下転写紙を負圧吸引部で吸引しつつ搬
送し、該負圧吸引部の転写紙給送方向後流側に設けたガ
イド部材を通して給送する給紙装置において、前記転写
紙が中間トレイに積載される前には退避した位置にあ
り、積載された後、空気吹きつけにより分離された前記
転写紙を上部から押さえる位置まで動く押さえ部材を設
けたことを特徴とする。
された転写紙の給送側先端部へ空気を吹きつけて該転写
紙間を分離し、最下転写紙を負圧吸引部で吸引しつつ搬
送し、該負圧吸引部の転写紙給送方向後流側に設けたガ
イド部材を通して給送する給紙装置において、前記転写
紙が中間トレイに積載される前には退避した位置にあ
り、積載された後、空気吹きつけにより分離された前記
転写紙を上部から押さえる位置まで動く押さえ部材を設
けたことを特徴とする。
作用 請求項1の考案では、ガイド部材入口部に給送される
最下シートの先端部を案内する回転体を設けるので、回
転体の回転によりカールしたシートの先端部が押さえら
れ、カールの減少したシートがガイド部材に導入され
る。
最下シートの先端部を案内する回転体を設けるので、回
転体の回転によりカールしたシートの先端部が押さえら
れ、カールの減少したシートがガイド部材に導入され
る。
請求項2の考案では、転写紙が積載された後にエアー
ナイフにより分離された転写紙を上部から押さえるの
で、エアーナイフにより助長される転写紙のカール量を
小さくすることができる。
ナイフにより分離された転写紙を上部から押さえるの
で、エアーナイフにより助長される転写紙のカール量を
小さくすることができる。
実施例 以下に、図に示す実施例により本考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図に示す給紙装置は、例えば両面複写機におい
て、シートの一例である片面側に複写された後の転写紙
を再給紙する中間トレイとして用いられる。
て、シートの一例である片面側に複写された後の転写紙
を再給紙する中間トレイとして用いられる。
転写紙Pは排出ローラ1により順次排出され、エンド
フェンス2により後端部が揃えられトレイ底部に積載さ
れ、エアーナイフ装置3から吹き出されるエアーナイフ
によって浮動されその間が離間される。
フェンス2により後端部が揃えられトレイ底部に積載さ
れ、エアーナイフ装置3から吹き出されるエアーナイフ
によって浮動されその間が離間される。
転写紙Pの給送側上部には、押さえ部材の一例である
一端側が軸支され回動可能な用紙先端案内板4が設けら
れ、最終の転写紙Pが排出され積載された後、案内板4
を回動させる図示しないソレノイドが駆動され、案内板
4が回動し転写紙Pを上部から押さえ、エアーナイフに
より生ずる先端部のフェースカールを規制する。
一端側が軸支され回動可能な用紙先端案内板4が設けら
れ、最終の転写紙Pが排出され積載された後、案内板4
を回動させる図示しないソレノイドが駆動され、案内板
4が回動し転写紙Pを上部から押さえ、エアーナイフに
より生ずる先端部のフェースカールを規制する。
用紙先端案内板4の回動位置は、用紙が積載される高
さより十分高くし、エアーナイフによる転写紙Pの浮き
上がりを妨げない位置に設定する。
さより十分高くし、エアーナイフによる転写紙Pの浮き
上がりを妨げない位置に設定する。
この状態において最下の転写紙Pは、吸引部であるバ
キュームタンク5の吸引空気により搬送ベルト6上に吸
引され上部の転写紙と分離され、給紙信号により図示し
ない駆動装置により搬送ベルト6が反時計方向に駆動さ
れると図において左の給送方向へ搬送され、ガイド部材
であるガイド板7にガイドされて搬送ローラ8から図示
しない画像形成部へ給紙される。
キュームタンク5の吸引空気により搬送ベルト6上に吸
引され上部の転写紙と分離され、給紙信号により図示し
ない駆動装置により搬送ベルト6が反時計方向に駆動さ
れると図において左の給送方向へ搬送され、ガイド部材
であるガイド板7にガイドされて搬送ローラ8から図示
しない画像形成部へ給紙される。
この場合、用紙先端案内板4により転写紙Pが押さえ
られカールが抑制されるので、カールの小さい転写紙P
がガイド板7に送られることになり、転写紙Pはガイド
板内でガイドされないで座屈を生ずることはない。
られカールが抑制されるので、カールの小さい転写紙P
がガイド板7に送られることになり、転写紙Pはガイド
板内でガイドされないで座屈を生ずることはない。
次に、第2図に示す実施例について説明する。
本実施例では、第1図の用紙先端案内板4に代わっ
て、回転体の一例であるブラシローラ4aがガイド板7の
入口部に設けられている。他の部分の構成は第1図のも
のと同じであるから説明を省略する。
て、回転体の一例であるブラシローラ4aがガイド板7の
入口部に設けられている。他の部分の構成は第1図のも
のと同じであるから説明を省略する。
積載された転写紙Pの最下紙が搬送ベルト6により搬
送されると、フェースカールした転写紙Pの先端部は、
回転しているブタシローラ4aの外周部に当たり、これに
案内されて下方に向けられ、フェースカールを修正され
てガイド板7へ導入される。この結果、転写紙Pがガイ
ド板7内で座屈してガイド不良になることが防止され
る。
送されると、フェースカールした転写紙Pの先端部は、
回転しているブタシローラ4aの外周部に当たり、これに
案内されて下方に向けられ、フェースカールを修正され
てガイド板7へ導入される。この結果、転写紙Pがガイ
ド板7内で座屈してガイド不良になることが防止され
る。
ブラシローラ4aは転写紙Pを案内するために、その外
周の周速は少なくとも転写紙Pの搬送される速度である
ベルト6の速度より大きく設定され、使用するシートの
種類等によるカール量の大きさやローラ径等を考慮し適
正な速度に定められる。
周の周速は少なくとも転写紙Pの搬送される速度である
ベルト6の速度より大きく設定され、使用するシートの
種類等によるカール量の大きさやローラ径等を考慮し適
正な速度に定められる。
ブラシローラ4aを導電性材料により構成すれば、転写
紙Pの積載時及び給送分離時に発生する静電気を除去す
ることができ、用紙の分離性が向上する効果が生ずる。
紙Pの積載時及び給送分離時に発生する静電気を除去す
ることができ、用紙の分離性が向上する効果が生ずる。
なお以上の実施例では、回転体としてブラシローラを
使用しているが、案内板状のもの、幅方向にシート案内
用の凹部を有するローラ等、回転体表面に対して一定の
入射角でシート先端部が当接したときにこれを円周方向
に搬送できるものであればよい。
使用しているが、案内板状のもの、幅方向にシート案内
用の凹部を有するローラ等、回転体表面に対して一定の
入射角でシート先端部が当接したときにこれを円周方向
に搬送できるものであればよい。
考案の効果 以上の如く、請求項1の考案によれば、シートに発生
したフェースカールを減少させてガイド部材に導くこと
により、また請求項2の考案によれば、押さえ部材によ
りシートのフェースカールの発生を規制することによ
り、ガイド部材内でのガイド不良、シートの座屈を防止
することができる。
したフェースカールを減少させてガイド部材に導くこと
により、また請求項2の考案によれば、押さえ部材によ
りシートのフェースカールの発生を規制することによ
り、ガイド部材内でのガイド不良、シートの座屈を防止
することができる。
第1図及び第2図は本考案の実施例の給紙装置の説明
図、第3図(a)は従来の給紙装置のガイド部材の一例
を示す平面図、第3図(b)はそのA−A線断面図であ
る。 3……エアーナイフ装置 4……用紙先端案内板(押さえ部材) 4a……ブラシローラ(回転体) 5……バキュームタンク(負圧吸引部) 6……搬送ベルト 7……ガイド板(ガイド部材)
図、第3図(a)は従来の給紙装置のガイド部材の一例
を示す平面図、第3図(b)はそのA−A線断面図であ
る。 3……エアーナイフ装置 4……用紙先端案内板(押さえ部材) 4a……ブラシローラ(回転体) 5……バキュームタンク(負圧吸引部) 6……搬送ベルト 7……ガイド板(ガイド部材)
Claims (2)
- 【請求項1】積載されたシートの給送側先端部へ空気を
吹きつけ該シート間を分離し、最下シートを負圧吸引部
で吸引しつつ搬送し、該負圧吸引部のシート給送方向後
流側に設けたガイド部材を通して給送する給紙装置にお
いて、 前記ガイド部材の入口部に、給送される前記最下シート
の先端部を案内する回転体を設けたことを特徴とする給
紙装置。 - 【請求項2】再給紙のための中間トレイに積載された転
写紙の給送側先端部へ空気を吹きつけて該転写紙間を分
離し、最下転写紙を負圧吸引部で吸引しつつ搬送し、該
負圧吸引部の転写紙給送方向後流側に設けたガイド部材
を通して給送する給紙装置において、 前記転写紙が中間トレイに積載される前には退避した位
置にあり、積載された後、空気吹きつけにより分離され
た前記転写紙を上部から押さえる位置まで動く押さえ部
材を設けたことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988167649U JP2518073Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988167649U JP2518073Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288945U JPH0288945U (ja) | 1990-07-13 |
JP2518073Y2 true JP2518073Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31456136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988167649U Expired - Lifetime JP2518073Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518073Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2702598B2 (ja) * | 1990-09-28 | 1998-01-21 | シャープ株式会社 | 電子写真装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5266498U (ja) * | 1975-11-12 | 1977-05-17 | ||
JPH0626992B2 (ja) * | 1983-07-21 | 1994-04-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 自動原稿送り装置 |
JPS6044435A (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙送り装置 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP1988167649U patent/JP2518073Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0288945U (ja) | 1990-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0327476B2 (ja) | ||
JPS6228621Y2 (ja) | ||
JPH0423747A (ja) | 給紙装置 | |
JP2558509Y2 (ja) | 排紙台 | |
JPH0223458B2 (ja) | ||
JPH06255803A (ja) | シート分離/送り装置 | |
JP2518073Y2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0253338B2 (ja) | ||
JPH024500B2 (ja) | ||
JP3922505B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2001039556A (ja) | 給紙装置 | |
JPH04358637A (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JPH0450270Y2 (ja) | ||
JPH0489744A (ja) | 画像形成装置の排紙トレイ | |
JPH062989Y2 (ja) | 自動給紙機構 | |
JP2000053304A (ja) | シート処理装置 | |
JPH0427139B2 (ja) | ||
JPH0739899Y2 (ja) | 給紙装置の用紙ガイド装置 | |
JPH0262455B2 (ja) | ||
JP2539363Y2 (ja) | 排紙装置 | |
JPH0350106Y2 (ja) | ||
JPH0235707Y2 (ja) | ||
JPH05338910A (ja) | 紙折機 | |
JPS6320669Y2 (ja) | ||
JPH0141581B2 (ja) |