JP2517763Y2 - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
- Publication number
- JP2517763Y2 JP2517763Y2 JP1990117468U JP11746890U JP2517763Y2 JP 2517763 Y2 JP2517763 Y2 JP 2517763Y2 JP 1990117468 U JP1990117468 U JP 1990117468U JP 11746890 U JP11746890 U JP 11746890U JP 2517763 Y2 JP2517763 Y2 JP 2517763Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper dust
- cutter blade
- receiver
- roll paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、発券機・ECRのレシート等の発行に使用さ
れるプリンタのオートカッタ装置に関する。
れるプリンタのオートカッタ装置に関する。
従来、発券機・ECRのレシート等の発行に使用される
プリンタのオートカッタ装置には、紙を切断する際に生
ずる紙粉に対する配慮がされていないのが一般的であ
る。このため、長期間使用するにつれて、切断部の下に
は紙粉の山ができるとともに、稼働部に飛散した紙粉は
プリンタの耐久性に悪影響を及ぼしていた。
プリンタのオートカッタ装置には、紙を切断する際に生
ずる紙粉に対する配慮がされていないのが一般的であ
る。このため、長期間使用するにつれて、切断部の下に
は紙粉の山ができるとともに、稼働部に飛散した紙粉は
プリンタの耐久性に悪影響を及ぼしていた。
上述したように、従来のプリンタでは紙粉に対する配
慮がされておらないため、これに起因するトラブルが多
発していた。記録媒体としてロール紙を用いた発券機・
ECR等の機器の場合、ロール紙に付着していた裁断加工
時の紙粉がプリンタ内に落下するのを始め、紙送り・印
字・ロール紙の切断等により多くの紙粉が発生する。特
に、ロール紙の切断(マニュアルカット,オートカッ
ト)により生ずる紙粉は最も多い。長尺物の記録紙(特
にロール紙)を切断する場合、プリンタ内の紙経路の最
終位置にカッタを配置するのが一般的であり、紙の出口
部に配置されたオートカッタ装置から生じた紙粉は、下
方に配置されている印字ヘッド部・ヘッドキャリッジ部
・モータ部・紙送り部等に落下して各稼働部の摺動負荷
をアップさせ、印字ヘッドのワイヤ折れ・ヘッドキャリ
ッジロック・モータ焼け等、耐久性を著しく低下させる
要因となっていた。
慮がされておらないため、これに起因するトラブルが多
発していた。記録媒体としてロール紙を用いた発券機・
ECR等の機器の場合、ロール紙に付着していた裁断加工
時の紙粉がプリンタ内に落下するのを始め、紙送り・印
字・ロール紙の切断等により多くの紙粉が発生する。特
に、ロール紙の切断(マニュアルカット,オートカッ
ト)により生ずる紙粉は最も多い。長尺物の記録紙(特
にロール紙)を切断する場合、プリンタ内の紙経路の最
終位置にカッタを配置するのが一般的であり、紙の出口
部に配置されたオートカッタ装置から生じた紙粉は、下
方に配置されている印字ヘッド部・ヘッドキャリッジ部
・モータ部・紙送り部等に落下して各稼働部の摺動負荷
をアップさせ、印字ヘッドのワイヤ折れ・ヘッドキャリ
ッジロック・モータ焼け等、耐久性を著しく低下させる
要因となっていた。
そこで、本考案は従来のこの様な種々の課題を一度に
解決するもので、その目的とするところは、ロール紙の
切断により生ずる紙粉を飛散し難くすることにより、長
寿命で信頼性の高いプリンタを市場に提供するところに
ある。また他の目的は、紙粉の溜り状況が外部から確認
できると共に、容易に紙粉が除去できる構造とすること
により、機器のオペレータでも確実にしかも簡単にメン
テナンスが行えることにある。また更に他の目的は、前
記紙粉受けに紙ガイドとしての機能を持たせることによ
り、下方に印字部から搬送されるロール紙と、上方から
挿抜されるカード紙・インクリボンとのセパレータとし
て、インク汚れの発生しない操作性の良いプリンタとす
ることにある。
解決するもので、その目的とするところは、ロール紙の
切断により生ずる紙粉を飛散し難くすることにより、長
寿命で信頼性の高いプリンタを市場に提供するところに
ある。また他の目的は、紙粉の溜り状況が外部から確認
できると共に、容易に紙粉が除去できる構造とすること
により、機器のオペレータでも確実にしかも簡単にメン
テナンスが行えることにある。また更に他の目的は、前
記紙粉受けに紙ガイドとしての機能を持たせることによ
り、下方に印字部から搬送されるロール紙と、上方から
挿抜されるカード紙・インクリボンとのセパレータとし
て、インク汚れの発生しない操作性の良いプリンタとす
ることにある。
上記課題を解決するため本考案のプリンタは、印字さ
れたロール紙を所望の長さに切断するオートカッタと、
下方からプラテンと印字ヘッドの間へ搬送されるロール
紙に印字する印字部とを備え、カード紙若しくはインク
リボンが印字部の上方からセットされるプリンタにおい
て、ロール紙の経路上に開口部が配置され、開口部を通
過するロール紙に略垂直に移動してロール紙を切断する
カッタ刃を装備したカッタ刃受けと、カッタ刃受けのカ
ッタ刃の待機位置とは反対側に配置され、紙粉を溜める
紙粉受けと、紙粉受けの上流側に位置し、下方にしたが
ってプラテン側へ傾斜した傾斜面を上部に配置した印字
ヘッドとを有し、紙粉受けは、カッタ刃の待機位置とは
反対側の外壁に、印字ヘッドの斜面部と略直交し、プラ
テンの長手方向と平行で、且つ、その延長面が印字ヘッ
ドの傾斜面と交差する挿入ガイド面が形成されているこ
とを特徴とする。
れたロール紙を所望の長さに切断するオートカッタと、
下方からプラテンと印字ヘッドの間へ搬送されるロール
紙に印字する印字部とを備え、カード紙若しくはインク
リボンが印字部の上方からセットされるプリンタにおい
て、ロール紙の経路上に開口部が配置され、開口部を通
過するロール紙に略垂直に移動してロール紙を切断する
カッタ刃を装備したカッタ刃受けと、カッタ刃受けのカ
ッタ刃の待機位置とは反対側に配置され、紙粉を溜める
紙粉受けと、紙粉受けの上流側に位置し、下方にしたが
ってプラテン側へ傾斜した傾斜面を上部に配置した印字
ヘッドとを有し、紙粉受けは、カッタ刃の待機位置とは
反対側の外壁に、印字ヘッドの斜面部と略直交し、プラ
テンの長手方向と平行で、且つ、その延長面が印字ヘッ
ドの傾斜面と交差する挿入ガイド面が形成されているこ
とを特徴とする。
又、紙粉受けは、プラテンと印字ヘッドを通過したロ
ール紙を開口部へ案内する紙ガイド部を備えていること
を特徴とする。
ール紙を開口部へ案内する紙ガイド部を備えていること
を特徴とする。
本考案の上記の構成によれば、印字部の上部に配置さ
れた紙粉受けに、印字ヘッドの斜面部と略直交し、プラ
テンの長手方向と平行で、且つ、その延長面が印字ヘッ
ドの傾斜面と交差する挿入ガイド面が形成されているの
で、上方から挿入されるカード紙やインクリボンは、紙
粉受けの挿入ガイド面に沿って下方へ移動し、印字ヘッ
ドの傾斜面と確実に係合して、その傾斜面に沿って移動
しプラテンと印字ヘッドの間に案内される。
れた紙粉受けに、印字ヘッドの斜面部と略直交し、プラ
テンの長手方向と平行で、且つ、その延長面が印字ヘッ
ドの傾斜面と交差する挿入ガイド面が形成されているの
で、上方から挿入されるカード紙やインクリボンは、紙
粉受けの挿入ガイド面に沿って下方へ移動し、印字ヘッ
ドの傾斜面と確実に係合して、その傾斜面に沿って移動
しプラテンと印字ヘッドの間に案内される。
又、紙粉受けは紙ガイド部を備えているので、プラテ
ンと印字ヘッドを通過したロール紙は開口部へ案内され
る。
ンと印字ヘッドを通過したロール紙は開口部へ案内され
る。
以下、実施例に基づき詳細に内容を説明する。第1図
は本考案の1実施例を示すATM(自動預金支払い機)やC
D(現金支払い機)用レシートプリンタの外観図であ
り、細線で示した部分は印字部をヘッド側とプラテン側
に分けてオープンにした状態を示したものである。プリ
ンタ全体を構成するためのベースフレーム1上には、印
字ヘッド・リボン送り装置等を備えた本体ユニット2が
固定されている。またベースフレーム1は曲げ部1aを有
しており、ここに設けた支点軸23を回動中心とするオー
プンレバ4を矢印E方向に押すことによりロックが解除
され、同じく支点軸23を回動中心とするプラテン・オー
トカッタ・本考案の紙粉受け5を含んだ紙送りユニット
3が図の細線の位置まで回転する。この状態では、記録
紙がプリンタ内で紙ジャムリを起こした際などにメンテ
ナンスが非常に容易であるばかりか、本考案の紙粉受け
5の着脱なども容易に出来る構造となっている。第2図
は本考案のプリンタの紙出口部の斜視図であり、ロール
紙6は紙粉受け5の下を通って排出される。第3図は本
考案のオートカッタユニットの斜視図、第4図はその分
解図である。ここでカッタフレーム7にはカッタレバ軸
8を回転中心として回動するカッタレバ9・レリーズレ
バ10が軸支されており、この他カッタの駆動源としての
プランジャ11,カッタ刃をスライド可能にサンドイッチ
したカッタ刃セット12,ロール紙をカットする際に発生
する紙粉を溜める紙粉受け5がネジ止めされている。本
考案の紙粉受け5は、オペレータによって内部の紙粉の
溜り状況が一目で確認できるように、透明な樹脂等の材
質でできている。第5図は本考案の側面図を拡大したも
のであり、第6図はそのオートカッタ部周辺の拡大図で
ある。紙案内(外)13と紙案内(内)14との間に挿入さ
れたロール紙6は、紙送りローラ15と紙押えローラ16と
の回転圧接力により、印字ヘッド17とプラテン18とから
なる印字位置を経てオートカッタ位置に搬送される。こ
こで、19はインキング手段としてのインクリボン、20は
紙送り負荷を減らすためのテンションローラである。次
にオートカッタの動作を説明する。所定のタイミングで
駆動源としてのプランジャ11に通電すると、カッタレバ
軸8を中心として回動するカッタレバ9は、一端9a部が
プランジャ軸11aと係合しているため時計回転方向に回
動し、他端9b部がカッタ刃セット12のカッタ刃12dを矢
印A方向にスライドさせてロール紙6をオートカットす
る。この動作を第6図の拡大図を用いて更に詳しく説明
する。カッタレバ9の一端9b部が矢印B方向に揺動する
と、カッタフレーム7に固定されたカッタ取付板12a上
に固定されたカッタ刃受け(下)12Cと、これと0.3mm位
の隙間を確保した状態で固定されたカッタ刃受け(上)
12bとの間に、スライド可能な状態に配置された鋸刃状
のカッタ刃12dが矢印A方向にスライドする。カッタ刃
受け(上)12bとカッタ刃受け(下)12cには各々ロール
紙6の紙幅方向の開口部である長溝が設けてあり、この
部分でロール紙6を切断する。この際、カッタ刃12dに
付着した紙粉21は矢印Cのように紙粉受け5の中に落下
する。紙粉受け5はオペレータの目に触れ易い場所に配
備され、しかも透明な材質でできているために紙粉の溜
り具合いが一目で確認でき、機能に影響を与えない適切
な時期に紙粉を除去することができる。紙粉受け5に
は、図の下方から搬送されるロール紙6をオートカッタ
部に導くための紙ガイド部である斜面部5aと、上方であ
る矢印D方向から挿入されるカード紙及びインクリボン
を印字ヘッド17とプラテン18の間の所定の印字位置に導
く挿入ガイドである斜面部5bが形成されている。
は本考案の1実施例を示すATM(自動預金支払い機)やC
D(現金支払い機)用レシートプリンタの外観図であ
り、細線で示した部分は印字部をヘッド側とプラテン側
に分けてオープンにした状態を示したものである。プリ
ンタ全体を構成するためのベースフレーム1上には、印
字ヘッド・リボン送り装置等を備えた本体ユニット2が
固定されている。またベースフレーム1は曲げ部1aを有
しており、ここに設けた支点軸23を回動中心とするオー
プンレバ4を矢印E方向に押すことによりロックが解除
され、同じく支点軸23を回動中心とするプラテン・オー
トカッタ・本考案の紙粉受け5を含んだ紙送りユニット
3が図の細線の位置まで回転する。この状態では、記録
紙がプリンタ内で紙ジャムリを起こした際などにメンテ
ナンスが非常に容易であるばかりか、本考案の紙粉受け
5の着脱なども容易に出来る構造となっている。第2図
は本考案のプリンタの紙出口部の斜視図であり、ロール
紙6は紙粉受け5の下を通って排出される。第3図は本
考案のオートカッタユニットの斜視図、第4図はその分
解図である。ここでカッタフレーム7にはカッタレバ軸
8を回転中心として回動するカッタレバ9・レリーズレ
バ10が軸支されており、この他カッタの駆動源としての
プランジャ11,カッタ刃をスライド可能にサンドイッチ
したカッタ刃セット12,ロール紙をカットする際に発生
する紙粉を溜める紙粉受け5がネジ止めされている。本
考案の紙粉受け5は、オペレータによって内部の紙粉の
溜り状況が一目で確認できるように、透明な樹脂等の材
質でできている。第5図は本考案の側面図を拡大したも
のであり、第6図はそのオートカッタ部周辺の拡大図で
ある。紙案内(外)13と紙案内(内)14との間に挿入さ
れたロール紙6は、紙送りローラ15と紙押えローラ16と
の回転圧接力により、印字ヘッド17とプラテン18とから
なる印字位置を経てオートカッタ位置に搬送される。こ
こで、19はインキング手段としてのインクリボン、20は
紙送り負荷を減らすためのテンションローラである。次
にオートカッタの動作を説明する。所定のタイミングで
駆動源としてのプランジャ11に通電すると、カッタレバ
軸8を中心として回動するカッタレバ9は、一端9a部が
プランジャ軸11aと係合しているため時計回転方向に回
動し、他端9b部がカッタ刃セット12のカッタ刃12dを矢
印A方向にスライドさせてロール紙6をオートカットす
る。この動作を第6図の拡大図を用いて更に詳しく説明
する。カッタレバ9の一端9b部が矢印B方向に揺動する
と、カッタフレーム7に固定されたカッタ取付板12a上
に固定されたカッタ刃受け(下)12Cと、これと0.3mm位
の隙間を確保した状態で固定されたカッタ刃受け(上)
12bとの間に、スライド可能な状態に配置された鋸刃状
のカッタ刃12dが矢印A方向にスライドする。カッタ刃
受け(上)12bとカッタ刃受け(下)12cには各々ロール
紙6の紙幅方向の開口部である長溝が設けてあり、この
部分でロール紙6を切断する。この際、カッタ刃12dに
付着した紙粉21は矢印Cのように紙粉受け5の中に落下
する。紙粉受け5はオペレータの目に触れ易い場所に配
備され、しかも透明な材質でできているために紙粉の溜
り具合いが一目で確認でき、機能に影響を与えない適切
な時期に紙粉を除去することができる。紙粉受け5に
は、図の下方から搬送されるロール紙6をオートカッタ
部に導くための紙ガイド部である斜面部5aと、上方であ
る矢印D方向から挿入されるカード紙及びインクリボン
を印字ヘッド17とプラテン18の間の所定の印字位置に導
く挿入ガイドである斜面部5bが形成されている。
印字ヘッド17には、その上部には下方にしたがってプ
ラテン18側へ傾斜した傾斜面17aが配置されており、傾
斜面17aは、紙粉受け5の斜面部5bの延長された面と交
差しているように形成されている。第7図は本考案の紙
粉受け5の固定方法であり、紙粉受け5はネジ22により
カッタフレームに固定されている。第8図は他の実施例
である。紙粉受け25は、左右2箇所に設けた弾性を有し
たダボ部15aがカッタフレーム27に設けた左右2箇所の
穴部に係止されているため、工具などを用いずに着脱が
可能な構造となっている。
ラテン18側へ傾斜した傾斜面17aが配置されており、傾
斜面17aは、紙粉受け5の斜面部5bの延長された面と交
差しているように形成されている。第7図は本考案の紙
粉受け5の固定方法であり、紙粉受け5はネジ22により
カッタフレームに固定されている。第8図は他の実施例
である。紙粉受け25は、左右2箇所に設けた弾性を有し
たダボ部15aがカッタフレーム27に設けた左右2箇所の
穴部に係止されているため、工具などを用いずに着脱が
可能な構造となっている。
以上本考案を1実施例を通じて説明したが、一連の作
用効果は本考案の1実施例にのみ捕われるものではな
い。
用効果は本考案の1実施例にのみ捕われるものではな
い。
以上述べたように本考案によれば、ロール紙の経路上
に開口部が配置され、開口部を通過するロール紙に略垂
直に移動してロール紙を切断するカッタ刃を装備したカ
ッタ刃受けと、カッタ刃受けのカッタ刃の待機位置とは
反対側に配置され、紙粉を溜める紙粉受けと、紙粉受け
の上流側に位置し、下方にしたがってプラテン側へ傾斜
した傾斜面を上部に配置した印字ヘッドとを有し、紙粉
受けは、カッタ刃の待機位置とは反対側の外壁に、印字
ヘッドの斜面部と略直交し、プラテンの長手方向と平行
で、且つ、その延長面が印字ヘッドの傾斜面と交差する
挿入ガイド面が形成されているので、上方から挿入され
るカード紙やインクリボンは、紙粉受けの挿入ガイド面
に沿って下方へ移動し、印字ヘッドの傾斜面と確実に係
合して、その傾斜面に沿って移動しプラテンと印字ヘッ
ドの間にスムースに案内される。このように、本願の紙
粉受けを装着することにより、印字部等の機構部への紙
粉を少なくなることにより耐久性の向上だけではなく、
上方から挿入されるカード紙やインクリボンの取扱い性
の向上及び、それらを取り付ける場合発生したカード紙
やインクリボンが印字手段に引っかかる不良は大きく改
善され、操作性がよく、故障がなく信頼性が向上したプ
リンタを提供可能となるものである。
に開口部が配置され、開口部を通過するロール紙に略垂
直に移動してロール紙を切断するカッタ刃を装備したカ
ッタ刃受けと、カッタ刃受けのカッタ刃の待機位置とは
反対側に配置され、紙粉を溜める紙粉受けと、紙粉受け
の上流側に位置し、下方にしたがってプラテン側へ傾斜
した傾斜面を上部に配置した印字ヘッドとを有し、紙粉
受けは、カッタ刃の待機位置とは反対側の外壁に、印字
ヘッドの斜面部と略直交し、プラテンの長手方向と平行
で、且つ、その延長面が印字ヘッドの傾斜面と交差する
挿入ガイド面が形成されているので、上方から挿入され
るカード紙やインクリボンは、紙粉受けの挿入ガイド面
に沿って下方へ移動し、印字ヘッドの傾斜面と確実に係
合して、その傾斜面に沿って移動しプラテンと印字ヘッ
ドの間にスムースに案内される。このように、本願の紙
粉受けを装着することにより、印字部等の機構部への紙
粉を少なくなることにより耐久性の向上だけではなく、
上方から挿入されるカード紙やインクリボンの取扱い性
の向上及び、それらを取り付ける場合発生したカード紙
やインクリボンが印字手段に引っかかる不良は大きく改
善され、操作性がよく、故障がなく信頼性が向上したプ
リンタを提供可能となるものである。
又、紙粉受けは、プラテンと印字ヘッドを通過したロ
ール紙を開口部へ案内する紙ガイド部を備えているの
で、プラテンと印字ヘッドを通過したロール紙は紙ジャ
ムもなく開口部へ案内され、信頼性の向上に寄与するも
のであり、本考案の実用的効果は極めて大きいものであ
る。
ール紙を開口部へ案内する紙ガイド部を備えているの
で、プラテンと印字ヘッドを通過したロール紙は紙ジャ
ムもなく開口部へ案内され、信頼性の向上に寄与するも
のであり、本考案の実用的効果は極めて大きいものであ
る。
第1図は、本考案の1実施例であるATM用レシートプリ
ンタの外観図、第2図は紙出口部の斜視図、第3図はオ
ートカッタユニットの斜視図、第4図はその分解図、第
5図はオートカッタ部周辺の側面図、第6図はその拡大
図、第7図は紙粉受けの固定方法を示す側面図、第8図
は他の固定方法を示す側面図 1……ベースフレーム 2……本体ユニット 3……紙送りユニット 4……オープンレバ 5,25……紙粉受け 6……ロール紙 7,27……カッタフレーム 8……カッタレバ軸 9……カッタレバ 10……レリズレバ 11……プランジャ 11a……プランジャ軸 12……カッタ刃セット 12a……カッタ取付版 12b……カッタ刃受け(上) 12c……カッタ刃受け(下) 12d……カッタ刃 17……印字ヘッド 18……プラテン 19……インクリボン
ンタの外観図、第2図は紙出口部の斜視図、第3図はオ
ートカッタユニットの斜視図、第4図はその分解図、第
5図はオートカッタ部周辺の側面図、第6図はその拡大
図、第7図は紙粉受けの固定方法を示す側面図、第8図
は他の固定方法を示す側面図 1……ベースフレーム 2……本体ユニット 3……紙送りユニット 4……オープンレバ 5,25……紙粉受け 6……ロール紙 7,27……カッタフレーム 8……カッタレバ軸 9……カッタレバ 10……レリズレバ 11……プランジャ 11a……プランジャ軸 12……カッタ刃セット 12a……カッタ取付版 12b……カッタ刃受け(上) 12c……カッタ刃受け(下) 12d……カッタ刃 17……印字ヘッド 18……プラテン 19……インクリボン
Claims (2)
- 【請求項1】印字されたロール紙を所望の長さに切断す
るオートカッタと、下方からプラテンと印字ヘッドの間
へ搬送される前記ロール紙に印字する印字部とを備え、
カード紙若しくはインクリボンが前記印字部の上方から
セットされるプリンタにおいて、 前記ロール紙の経路上に開口部が配置され、前記開口部
を通過する前記ロール紙に略垂直に移動して前記ロール
紙を切断するカッタ刃を装備したカッタ刃受けと、 前記カッタ刃受けの前記カッタ刃の待機位置とは反対側
に配置され、紙粉を溜める紙粉受けと、 前記紙粉受けの上流側に位置し、下方にしたがって前記
プラテン側へ傾斜した傾斜面を上部に配置した印字ヘッ
ドとを有し、 前記紙粉受けは、前記カッタ刃の待機位置とは反対側の
外壁に、前記印字ヘッドの前記斜面部と略直交し、前記
プラテンの長手方向と平行で、且つ、その延長面が前記
印字ヘッドの前記傾斜面と交差する挿入ガイド面が形成
されていることを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】前記紙粉受けは、前記プラテンと前記印字
ヘッドを通過した前記ロール紙を前記開口部へ案内する
紙ガイド部を備えていることを特徴とする請求項1記載
のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990117468U JP2517763Y2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990117468U JP2517763Y2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473566U JPH0473566U (ja) | 1992-06-29 |
JP2517763Y2 true JP2517763Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31865365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990117468U Expired - Lifetime JP2517763Y2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517763Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971551B1 (ko) | 2010-04-29 | 2010-07-21 | (주)안세기술 | 항공 및 해상 교통관제시스템 운용에 최적화된 다용도 스트립 프린터 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5279471B2 (ja) * | 2008-12-04 | 2013-09-04 | セイコーインスツル株式会社 | カッター付きプリンタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01109067U (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-24 |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP1990117468U patent/JP2517763Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971551B1 (ko) | 2010-04-29 | 2010-07-21 | (주)안세기술 | 항공 및 해상 교통관제시스템 운용에 최적화된 다용도 스트립 프린터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0473566U (ja) | 1992-06-29 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |