JP2514830B2 - 5―アルキニル―1―β―D―リボフラノシルイミダゾ―ル―4―カルボキサミドの製造法 - Google Patents
5―アルキニル―1―β―D―リボフラノシルイミダゾ―ル―4―カルボキサミドの製造法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、式〔I〕 〔式中、R1は水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基、フェニル基、R2は、水素原子または水酸基の保護
基を示す。〕で表わされる5−アルキニル−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミドの
製造法に関するものである。
ル基、フェニル基、R2は、水素原子または水酸基の保護
基を示す。〕で表わされる5−アルキニル−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミドの
製造法に関するものである。
上記式〔I〕で表わされる5−アルキニル−1−β−
D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド
は、本発明者らが開発した新規化合物であり、抗腫瘍剤
としての開発が期待されているものである(特開平1−
221388号参照)。
D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド
は、本発明者らが開発した新規化合物であり、抗腫瘍剤
としての開発が期待されているものである(特開平1−
221388号参照)。
従来、上記式〔I〕中、R1が水素原子である化合物の
調製は、下記式(A)化合物に式(B) YC≡SCnZ3 (B) 〔式中、Yはシリル基、Zは低級アルキル基を示す。〕
で表わされるエチニルスズ化合物を反応させて下記式
(C)化合物を得、反応後下記式(C)化合物のシリル
基を除去し、さらに所望により糖部水酸基を除去する方
法により実施していた(下記反応式参照)。
調製は、下記式(A)化合物に式(B) YC≡SCnZ3 (B) 〔式中、Yはシリル基、Zは低級アルキル基を示す。〕
で表わされるエチニルスズ化合物を反応させて下記式
(C)化合物を得、反応後下記式(C)化合物のシリル
基を除去し、さらに所望により糖部水酸基を除去する方
法により実施していた(下記反応式参照)。
〔式中、Xはハロゲン原子、R2′は水酸基の保護基、Y
およびR2は前記と同意義。〕 〔発明が解決しようとする課題〕 上述の従来法は、原料化合物(式(A)化合物)と反
応させるエチニルスズ化合物の調製が煩雑であるととも
に、エチニルスズ化合物の合成収率も低く(50%前
後)、必ずしも満足できる方法ではない。
およびR2は前記と同意義。〕 〔発明が解決しようとする課題〕 上述の従来法は、原料化合物(式(A)化合物)と反
応させるエチニルスズ化合物の調製が煩雑であるととも
に、エチニルスズ化合物の合成収率も低く(50%前
後)、必ずしも満足できる方法ではない。
したがって、本発明は、より簡便な5−アルキニル−
1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボ
キサミドの製造法を提供することを主たる目的とするも
のである。
1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボ
キサミドの製造法を提供することを主たる目的とするも
のである。
本発明者らは、式〔II〕 〔式中、R1およびR2は前記と同意義。〕で表わされる新
規化合物、5−アルキニル−1−β−D−リボフラノシ
ルイミダゾール−4−カルボニトリルの合成に成功し
た。
規化合物、5−アルキニル−1−β−D−リボフラノシ
ルイミダゾール−4−カルボニトリルの合成に成功し
た。
該化合物の有用性を検討すべく、さらに研究を重ねた
結果、該化合物をニトリル誘導体(−CN)から酸アミ
ド誘導体(−CONH2)を調製する際に常用されている加
水分解反応に付すことにより、容易に5−アルキニル−
1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボ
キサミドを調製できること、および一般にニトリル誘
導体から酸アミド誘導体を調製する加水分解反応におい
ては生成した酸アミド誘導体がさらに加水分解をうけて
カルボン酸誘導体(−COOH)を生成するものと考えられ
ているが、5−アルキニル−1−β−D−リホホフラノ
シルイミダゾール−4−カルボニトリルを原料化合物と
する場合には5−アルキニル−1−β−D−リボフラノ
シルイミダゾール−4−カルボキサミドが主生成物であ
り、5−アルキニル−1−β−D−リボフラノシル−4
−カルボン酸はほとんど生成しないか、もしくは極くわ
ずかしか生成しないことを発見し、本発明を完成した。
結果、該化合物をニトリル誘導体(−CN)から酸アミ
ド誘導体(−CONH2)を調製する際に常用されている加
水分解反応に付すことにより、容易に5−アルキニル−
1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボ
キサミドを調製できること、および一般にニトリル誘
導体から酸アミド誘導体を調製する加水分解反応におい
ては生成した酸アミド誘導体がさらに加水分解をうけて
カルボン酸誘導体(−COOH)を生成するものと考えられ
ているが、5−アルキニル−1−β−D−リホホフラノ
シルイミダゾール−4−カルボニトリルを原料化合物と
する場合には5−アルキニル−1−β−D−リボフラノ
シルイミダゾール−4−カルボキサミドが主生成物であ
り、5−アルキニル−1−β−D−リボフラノシル−4
−カルボン酸はほとんど生成しないか、もしくは極くわ
ずかしか生成しないことを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、前記式〔II〕で表わされる5−
アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール
−4−カルボニトリルを原料化合物とし、該原料化合物
を加水分解反応に付して前記式〔I〕で表わされる5−
アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール
−4−カルボキサミドを取得することを特徴とする5−
アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール
−4−カルボキサミドの製造法(以下、本発明方法と略
称することもある)に関するものである。
アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール
−4−カルボニトリルを原料化合物とし、該原料化合物
を加水分解反応に付して前記式〔I〕で表わされる5−
アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール
−4−カルボキサミドを取得することを特徴とする5−
アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール
−4−カルボキサミドの製造法(以下、本発明方法と略
称することもある)に関するものである。
以下、本発明方法について詳細に説明する。
本発明方法に供する原料化合物は、前記式〔II〕で表
わされる5−アルキニル−1−β−D−リボフラノシル
イミダゾール−4−カルボニトリル(以下、本原料化合
物と略称することもある。)であり、前記式中、R1およ
びR2は前述の定義のとおりのものである。
わされる5−アルキニル−1−β−D−リボフラノシル
イミダゾール−4−カルボニトリル(以下、本原料化合
物と略称することもある。)であり、前記式中、R1およ
びR2は前述の定義のとおりのものである。
R1およびR2についてさらに具体的に説明すれば、本発
明方法はR1およびR2の種類により制限される方法ではな
く、このため、本原料化合物中のR1は調製目的の前記式
〔I〕で表わされる化合物中のR1に対応した形で適宜決
定される。具体的には式〔I〕中のR1がたとえばメチル
基である化合物を得ようとする場合には式〔II〕中のR1
もメチル基である化合物を原料化合物として本発明反応
に供すればよい。
明方法はR1およびR2の種類により制限される方法ではな
く、このため、本原料化合物中のR1は調製目的の前記式
〔I〕で表わされる化合物中のR1に対応した形で適宜決
定される。具体的には式〔I〕中のR1がたとえばメチル
基である化合物を得ようとする場合には式〔II〕中のR1
もメチル基である化合物を原料化合物として本発明反応
に供すればよい。
ただし、本発明方法により調製される5−アルキニル
−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カル
ボキサミドの有用性、特に抗腫瘍活性から考慮すれば、
R1としては、水素原子、低級アルキル基またはヒドロキ
シ低級アルキル基が好適であり、具体的に、低級アルキ
ル基またはヒドロキシ低級アルキル基としては、炭素数
10以下、さらに好ましくは炭素数4以下のアルキル基ま
たは該アルキル基の任意の個所に水酸基が置換したヒド
ロキシアルキル基が好適である。また、R2は水素原子ま
たは水酸基の保護基のいずれであってもよい。R2で表わ
される水酸基の保護基としては、ヌクレオシドの水酸基
の保護基として常用されているものであればよく、たと
えば、アセチル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、
トリフルオロアセチル、メトキシアセチル、プロピオニ
ル、n−ブチリル、(E)−2−メチル−2−ブテノイ
ル、イソブチリル、ペンタノイル、ベンゾイル、o−
(ジブロモメチル)ベンゾイル、o−(メトキシカルボ
ニル)ベンゾイル、p−フェニルベンゾイル、2,4,6−
トリメチルベンゾイル、p−トリオイル、p−アニソイ
ル、p−クロロベンゾイル、p−ニトロベンゾイル、α
−ナフトイルなどのアシル基、メトキシメチル、エトキ
シメチル、n−プロポキシメチルなどのアルキルオキシ
メチル基、1−エトキシエチル、1−メチル−1−メト
キシエチルなどの置換エチル基、ベンジル、フェネチ
ル、3−フェニルプロピル、p−メトキシベンジル、p
−ニトロベンジル、p−ハロベンジル、p−シアノベン
ジル、ジフェニルメチル、トリフエニルメチル、αもし
くはβ−ナフチルメチル、α−ナフチルジフェニルメチ
ルなどのアルアルキル基、テトラヒドロピラン−2−イ
ル、4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イルなどの
ピラニル基、トリメチルシリル、トリエチルシリル、イ
ソプロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル、メチルジ−t−ブチルシリル、トリイソプロピルシ
リル、テトライソプロピルジシロキシルなどのシリル
基、エチリデン、プロピルデン、イソプロピリデン、ベ
ンジリデン、シクロヘキシリデン、シクロペンチリデ
ン、メトキシメチリデン、エトキシメチリデン、ジメト
キシメチリデンなどのアセタールまたはケタール型保護
基、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブ
トキシカルボニルなどのアルキルオキシカルボニル基な
どを例示することができる。
−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カル
ボキサミドの有用性、特に抗腫瘍活性から考慮すれば、
R1としては、水素原子、低級アルキル基またはヒドロキ
シ低級アルキル基が好適であり、具体的に、低級アルキ
ル基またはヒドロキシ低級アルキル基としては、炭素数
10以下、さらに好ましくは炭素数4以下のアルキル基ま
たは該アルキル基の任意の個所に水酸基が置換したヒド
ロキシアルキル基が好適である。また、R2は水素原子ま
たは水酸基の保護基のいずれであってもよい。R2で表わ
される水酸基の保護基としては、ヌクレオシドの水酸基
の保護基として常用されているものであればよく、たと
えば、アセチル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、
トリフルオロアセチル、メトキシアセチル、プロピオニ
ル、n−ブチリル、(E)−2−メチル−2−ブテノイ
ル、イソブチリル、ペンタノイル、ベンゾイル、o−
(ジブロモメチル)ベンゾイル、o−(メトキシカルボ
ニル)ベンゾイル、p−フェニルベンゾイル、2,4,6−
トリメチルベンゾイル、p−トリオイル、p−アニソイ
ル、p−クロロベンゾイル、p−ニトロベンゾイル、α
−ナフトイルなどのアシル基、メトキシメチル、エトキ
シメチル、n−プロポキシメチルなどのアルキルオキシ
メチル基、1−エトキシエチル、1−メチル−1−メト
キシエチルなどの置換エチル基、ベンジル、フェネチ
ル、3−フェニルプロピル、p−メトキシベンジル、p
−ニトロベンジル、p−ハロベンジル、p−シアノベン
ジル、ジフェニルメチル、トリフエニルメチル、αもし
くはβ−ナフチルメチル、α−ナフチルジフェニルメチ
ルなどのアルアルキル基、テトラヒドロピラン−2−イ
ル、4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イルなどの
ピラニル基、トリメチルシリル、トリエチルシリル、イ
ソプロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル、メチルジ−t−ブチルシリル、トリイソプロピルシ
リル、テトライソプロピルジシロキシルなどのシリル
基、エチリデン、プロピルデン、イソプロピリデン、ベ
ンジリデン、シクロヘキシリデン、シクロペンチリデ
ン、メトキシメチリデン、エトキシメチリデン、ジメト
キシメチリデンなどのアセタールまたはケタール型保護
基、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブ
トキシカルボニルなどのアルキルオキシカルボニル基な
どを例示することができる。
このような本原料化合物を具体的に例示すれば、たと
えば、5−(フェニルエチン−1−イル)−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、
5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリル、5−(1−プロピン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(1−ブチン−1−イル)−1−
β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニト
リル、5−(1−ペンチン−1−イル)−1−β−D−
リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5
−(1−ヘキシン−1−イル)−1−β−D−リボフラ
ノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(1−
ヘプチン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイ
ミダゾール−4−カルボニトリル、5−(1−オクチン
−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリル、5−(1−ノニン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(1−デシン−1−イル)−1−
β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニト
リル、5−(1−ウンデシン−1−イル)−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、
5−(1−ドデシン−1−イル)−1−β−D−リボフ
ラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(3
−メチル−1−ブチン−1−イル)−1−β−D−リボ
フラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−
(3,3−ジメチル−1−プロピン−1−イル)−1−β
−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリ
ル、5−(3−メチル−1−ペンチン−1−イル)−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニ
トリル、5−(4−メチル−1−ペンチン−1−イル)
−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カル
ボニトリル、5−(3−ヒドロキシ−1−プロピン−1
−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−
4−カルボニトリル、5−(3−ヒドロキシ−1−ブチ
ン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボニトリル、5−(4−ヒドロキシ−1
−ブチン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイ
ミダゾール−4−カルボニトリル、5−(3,4−ジヒド
ロキシ−1−ブチン−1−イル)−1−β−D−リボフ
ラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(3
−ヒドロキシ−1−ペンチン−1−イル)−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、
5−(4−ヒドロキシ−1−ペンチン−1−イル)−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニ
トリル、5−(5−ヒドロキシ−1−ペンチン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(3,4−ジヒドロキシ−1−ペン
チン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダ
ゾール−4−カルボニトリル、5−(4,5−ジヒドロキ
シ−1−ペンチン−1−イル)−1−β−D−リボフラ
ノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(4−
ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニ
トリル、5−(6−ヒドロキシ−1−ヘキシン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(4−ヒドロキシ−1−ヘキシン
−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリル、5−(3−メチル−5−ヒド
ロキシ−1−ペンチン−1−イル)−1−β−D−リボ
フラノシルイミダゾール−4−カルボニトリルなどの化
合物およびそれら化合物の糖部水酸基が前記の保護基に
て保護された化合物を挙げることができる。
えば、5−(フェニルエチン−1−イル)−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、
5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリル、5−(1−プロピン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(1−ブチン−1−イル)−1−
β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニト
リル、5−(1−ペンチン−1−イル)−1−β−D−
リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5
−(1−ヘキシン−1−イル)−1−β−D−リボフラ
ノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(1−
ヘプチン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイ
ミダゾール−4−カルボニトリル、5−(1−オクチン
−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリル、5−(1−ノニン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(1−デシン−1−イル)−1−
β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニト
リル、5−(1−ウンデシン−1−イル)−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、
5−(1−ドデシン−1−イル)−1−β−D−リボフ
ラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(3
−メチル−1−ブチン−1−イル)−1−β−D−リボ
フラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−
(3,3−ジメチル−1−プロピン−1−イル)−1−β
−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリ
ル、5−(3−メチル−1−ペンチン−1−イル)−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニ
トリル、5−(4−メチル−1−ペンチン−1−イル)
−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カル
ボニトリル、5−(3−ヒドロキシ−1−プロピン−1
−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−
4−カルボニトリル、5−(3−ヒドロキシ−1−ブチ
ン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボニトリル、5−(4−ヒドロキシ−1
−ブチン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイ
ミダゾール−4−カルボニトリル、5−(3,4−ジヒド
ロキシ−1−ブチン−1−イル)−1−β−D−リボフ
ラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(3
−ヒドロキシ−1−ペンチン−1−イル)−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、
5−(4−ヒドロキシ−1−ペンチン−1−イル)−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニ
トリル、5−(5−ヒドロキシ−1−ペンチン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(3,4−ジヒドロキシ−1−ペン
チン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダ
ゾール−4−カルボニトリル、5−(4,5−ジヒドロキ
シ−1−ペンチン−1−イル)−1−β−D−リボフラ
ノシルイミダゾール−4−カルボニトリル、5−(4−
ヒドロキシ−3−メチル−1−ブチン−1−イル)−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボニ
トリル、5−(6−ヒドロキシ−1−ヘキシン−1−イ
ル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−
カルボニトリル、5−(4−ヒドロキシ−1−ヘキシン
−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリル、5−(3−メチル−5−ヒド
ロキシ−1−ペンチン−1−イル)−1−β−D−リボ
フラノシルイミダゾール−4−カルボニトリルなどの化
合物およびそれら化合物の糖部水酸基が前記の保護基に
て保護された化合物を挙げることができる。
本発明方法においては、上述のような原料化合物より
調製目的の前記一般式〔I〕で表わされる化合物中のR1
に対応するR1を有する化合物を原料化合物として本発明
方法に供すればよい。
調製目的の前記一般式〔I〕で表わされる化合物中のR1
に対応するR1を有する化合物を原料化合物として本発明
方法に供すればよい。
このような本原料化合物は、たとえば下記反応工程に
より調製することができる。
より調製することができる。
〔式中、R1およびR2は前記と同意義、R2′は水酸基の保
護基、Xはハロゲン原子を示す。〕 すなわち、5−アミノ−1−β−D−リボフラノシル
イミダゾール−4−カルボニトリル(化合物(A))の
糖部水酸基に保護基を導入し(第1工程)、塩基部5位
をハロゲン化し(第2工程)、そして塩基部5位にアル
キニル基を導入する(第3工程)方法により調製するこ
とができる。
護基、Xはハロゲン原子を示す。〕 すなわち、5−アミノ−1−β−D−リボフラノシル
イミダゾール−4−カルボニトリル(化合物(A))の
糖部水酸基に保護基を導入し(第1工程)、塩基部5位
をハロゲン化し(第2工程)、そして塩基部5位にアル
キニル基を導入する(第3工程)方法により調製するこ
とができる。
(第1工程) 化合物(A)への保護基の導入は、使用する保護基で
常用されている方法に従って行えばよく、たとえば、保
護基としてアシル基を導入する場合には、化合物(A)
1モルに対して3〜15倍モルのアシル化剤(R2′に対応
する酸の酸無水物または酸塩化物)を用いて反応溶媒
(たとえば、ピリジン、ピコリン、ジエチルアニリン、
トリブチルアミン、トリエチルアミンなどの塩基性溶媒
または該基性溶媒とアセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ホルムアミド、クロロホ
ルム、二塩化メタン、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルアミノピリジンなどとの混合溶媒)中、反
応温度0〜50℃で1〜30時間反応させることにより実施
することができる。
常用されている方法に従って行えばよく、たとえば、保
護基としてアシル基を導入する場合には、化合物(A)
1モルに対して3〜15倍モルのアシル化剤(R2′に対応
する酸の酸無水物または酸塩化物)を用いて反応溶媒
(たとえば、ピリジン、ピコリン、ジエチルアニリン、
トリブチルアミン、トリエチルアミンなどの塩基性溶媒
または該基性溶媒とアセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ホルムアミド、クロロホ
ルム、二塩化メタン、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルアミノピリジンなどとの混合溶媒)中、反
応温度0〜50℃で1〜30時間反応させることにより実施
することができる。
(第2工程) 塩基部5位のハロゲン化反応は、ジアゾニウム化合物
を経由するハロゲン化反応であり、たとえばNairとRich
ardsonの方法(J.Org.Chem.,45,3969〜3974(1980)参
照)に準じて実施することができる。
を経由するハロゲン化反応であり、たとえばNairとRich
ardsonの方法(J.Org.Chem.,45,3969〜3974(1980)参
照)に準じて実施することができる。
具体的には、ハロゲン化剤としては、臭素化のために
はトリブロモメタン、ヨウ素化のためにはジヨードメタ
ンを使用することができ、これらのハロゲン化剤は反応
溶媒としても作用する。そしてハロゲン化反応は、化合
物Bと化合物B1モルに対して2〜30倍モルの亜硝酸アル
キル(たとえば亜硝酸イソアミル、亜硝酸ブチルなど)
をハロゲン化剤に溶解させ、50℃〜溶媒還流温度で10分
〜30時間反応させることにより実施することができる。
はトリブロモメタン、ヨウ素化のためにはジヨードメタ
ンを使用することができ、これらのハロゲン化剤は反応
溶媒としても作用する。そしてハロゲン化反応は、化合
物Bと化合物B1モルに対して2〜30倍モルの亜硝酸アル
キル(たとえば亜硝酸イソアミル、亜硝酸ブチルなど)
をハロゲン化剤に溶解させ、50℃〜溶媒還流温度で10分
〜30時間反応させることにより実施することができる。
(第3工程) 塩基部5位へのアルキニル基の導入は、たとえば化合
物(C)と式(D) HC≡CR1′ (D) 〔式中、R1′はシリル基、低級アルキル基、ヒドロキシ
低級アルキル基、フェニル基を示す。〕で表わされるア
セチレン誘導体を反応させる方法により実施することが
できる。
物(C)と式(D) HC≡CR1′ (D) 〔式中、R1′はシリル基、低級アルキル基、ヒドロキシ
低級アルキル基、フェニル基を示す。〕で表わされるア
セチレン誘導体を反応させる方法により実施することが
できる。
上記式(D)中、R1′のシリル基としては、トリメチ
ルシリル、t−ブチルジメチルシリル、メチルジ−t−
ブチルシリル、トリプロピルシリルなどの通常の有機化
合物合成に使用されているシリル基を例示することがで
きる。
ルシリル、t−ブチルジメチルシリル、メチルジ−t−
ブチルシリル、トリプロピルシリルなどの通常の有機化
合物合成に使用されているシリル基を例示することがで
きる。
本工程に使用するアセチレン誘導体の選択は、調製目
的の前記式〔I〕化合物中のR1が水素原子以外の場合に
は調製目的とする化合物のR1の種類に応じて対応する
R1′を有するものを選択すればよく、R1が水素原子であ
る場合にはR1′がシリル基であるものを選択すればよ
い。
的の前記式〔I〕化合物中のR1が水素原子以外の場合に
は調製目的とする化合物のR1の種類に応じて対応する
R1′を有するものを選択すればよく、R1が水素原子であ
る場合にはR1′がシリル基であるものを選択すればよ
い。
反応溶媒としては、たとえば、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、トリオクチルアミン、N,N,N′,N′−
テトラメチル−1,8−ナフタレンジアミン、ジメチルア
ニリン、ジエチルアニリン、ピリジンなどの塩基性溶媒
単独または該塩基性溶媒とアセトニトリル、N,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメ
チルアセトアミド、テトラヒドロフラン、ジオキサンな
どとの混合溶媒を用いることができる。
リブチルアミン、トリオクチルアミン、N,N,N′,N′−
テトラメチル−1,8−ナフタレンジアミン、ジメチルア
ニリン、ジエチルアニリン、ピリジンなどの塩基性溶媒
単独または該塩基性溶媒とアセトニトリル、N,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメ
チルアセトアミド、テトラヒドロフラン、ジオキサンな
どとの混合溶媒を用いることができる。
化合物(C)とアセチレン誘導体との反応は、パラジ
ウム触媒存在下で行うことにより効率よく進行し、該パ
ラジウム触媒としては、ビス(アセトニトリル)パラジ
ウムジクロライド、ビス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウムジクロライド、ビス(ベンゾニトリル)パラジ
ウムジクロライド、テトラ(トリフェニルホスフィン)
パラジウムなどを使用することができる。
ウム触媒存在下で行うことにより効率よく進行し、該パ
ラジウム触媒としては、ビス(アセトニトリル)パラジ
ウムジクロライド、ビス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウムジクロライド、ビス(ベンゾニトリル)パラジ
ウムジクロライド、テトラ(トリフェニルホスフィン)
パラジウムなどを使用することができる。
反応条件は、上記反応溶媒中、触媒量のパラジウム触
媒の存在下、化合物(C)1モルに対してアセチレン誘
導体1〜3倍モル、好ましくは1〜2倍モル用いて、反
応温度50〜150℃、好ましくは90〜110℃で1〜30時間反
応させることにより実施することができる。
媒の存在下、化合物(C)1モルに対してアセチレン誘
導体1〜3倍モル、好ましくは1〜2倍モル用いて、反
応温度50〜150℃、好ましくは90〜110℃で1〜30時間反
応させることにより実施することができる。
かくして得られた化合物のR1′がシリル基の場合には
シリル基を除去し、さらに必要によりR2′で表わされる
水酸基の保護基を除去し、式〔I〕で表わされる本原料
化合物を得る。
シリル基を除去し、さらに必要によりR2′で表わされる
水酸基の保護基を除去し、式〔I〕で表わされる本原料
化合物を得る。
シリル基および保護基の除去は、常法に従って行えば
よく、たとえばシリル基の除去は、塩酸−テトラヒドロ
フラン−水を用いる酸性加水分解、メタノール/アンモ
ニアを用いるアルカリ性加水分解、フッ化アンモニウム
処理等により除去することができる。また、R2′で表わ
される水酸基の保護基としてアシル基を使用した場合に
は、メタノール/アンモニア、濃アンモニアなどのアル
カリ性加水分解により除去することができる。
よく、たとえばシリル基の除去は、塩酸−テトラヒドロ
フラン−水を用いる酸性加水分解、メタノール/アンモ
ニアを用いるアルカリ性加水分解、フッ化アンモニウム
処理等により除去することができる。また、R2′で表わ
される水酸基の保護基としてアシル基を使用した場合に
は、メタノール/アンモニア、濃アンモニアなどのアル
カリ性加水分解により除去することができる。
かくして得られた本原料化合物の単離精製は、ヌクレ
オシドの通常の単離精製手段(たとえば、吸着またはイ
オン交換などの各種クロマトグラフィー法、再結晶法な
ど)を用いて単離精製することができる。
オシドの通常の単離精製手段(たとえば、吸着またはイ
オン交換などの各種クロマトグラフィー法、再結晶法な
ど)を用いて単離精製することができる。
また、上記各反応工程終了後に反応生成物の単離精製
が必要とされる場合には本原料化合物と同様にヌクレオ
シドの通常の単離精製手段(たとえば吸着またはイオン
交換クロマトグラフィー、再結晶法など)を適宜組合わ
せて実施することができる。
が必要とされる場合には本原料化合物と同様にヌクレオ
シドの通常の単離精製手段(たとえば吸着またはイオン
交換クロマトグラフィー、再結晶法など)を適宜組合わ
せて実施することができる。
本発明方法は、上述のようにして調製した本原料化合
物を加水分解反応に付して前記式〔I〕で表わされる5
−アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボキサミドを取得する5−アルキニル−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキ
サミドの製造法に関するものである。
物を加水分解反応に付して前記式〔I〕で表わされる5
−アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボキサミドを取得する5−アルキニル−1
−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキ
サミドの製造法に関するものである。
本発明方法の加水分解反応は、ニトリル誘導体から酸
アミド誘導体を調製する際に採用されている加水分解反
応、具体的には、酸性加水分解反応、中性加水分解反
応、およびアルカリ性加水分解反応のいずれの加水分解
反応であってもよく、好ましくは、中性加水分解反応ま
たはアルカリ性加水分解反応、さらに好ましくはアルカ
リ性加水分解反応が好適である。
アミド誘導体を調製する際に採用されている加水分解反
応、具体的には、酸性加水分解反応、中性加水分解反
応、およびアルカリ性加水分解反応のいずれの加水分解
反応であってもよく、好ましくは、中性加水分解反応ま
たはアルカリ性加水分解反応、さらに好ましくはアルカ
リ性加水分解反応が好適である。
アルカリ性加水分解反応についてさらに具体的に説明
すれば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ア
ンモニウム(又はアンモニア)などの塩基の存在下、本
原料化合物と過酸化水素を10〜50℃、好ましくは室温に
て、1分〜10時間反応させることにより本発明方法の加
水分解反応を実施することができる。
すれば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ア
ンモニウム(又はアンモニア)などの塩基の存在下、本
原料化合物と過酸化水素を10〜50℃、好ましくは室温に
て、1分〜10時間反応させることにより本発明方法の加
水分解反応を実施することができる。
また、反応溶媒としては、本原料化合物および調製目
的化合物を溶解し、本発明反応を妨害しないものであれ
ばよく、具体的にはメタノール、エタノール等のアルコ
ール性溶媒などを用いることができる。
的化合物を溶解し、本発明反応を妨害しないものであれ
ばよく、具体的にはメタノール、エタノール等のアルコ
ール性溶媒などを用いることができる。
かくして得られた5−アルキニル−1−β−D−リボ
フラノシルイミダゾール−4−カルボキサミドはヌクレ
オシドの通常の単離精製手段(たとえば、吸着またはイ
オン交換などの各種クロマトグラフィー法、再結晶法な
ど)を適宜組み合わせて単離精製することができる。
フラノシルイミダゾール−4−カルボキサミドはヌクレ
オシドの通常の単離精製手段(たとえば、吸着またはイ
オン交換などの各種クロマトグラフィー法、再結晶法な
ど)を適宜組み合わせて単離精製することができる。
本発明方法は、5−アルキニル−1−β−D−リボフ
ラノシルイミダゾール−4−カルボニトリルを加水分解
反応に付すことにより容易にかつ収率よく5−アルキニ
ル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カ
ルボキサミドを調製することができる。このため、前記
式〔I〕中のR1がエチニル基である5−エチニル−1−
β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサ
ミドも従来法のようなエチニルスズ化合物を使用するこ
となく、極めて簡便な方法で調製することが可能となっ
た。
ラノシルイミダゾール−4−カルボニトリルを加水分解
反応に付すことにより容易にかつ収率よく5−アルキニ
ル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カ
ルボキサミドを調製することができる。このため、前記
式〔I〕中のR1がエチニル基である5−エチニル−1−
β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサ
ミドも従来法のようなエチニルスズ化合物を使用するこ
となく、極めて簡便な方法で調製することが可能となっ
た。
以下、参考例および実施例を示し、本発明を具体的に
説明する。
説明する。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
参考例 5−アルキニル1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボニトリル〔式〔II〕、R1=フェニルま
たは水素原子、R2=水素原子〕の合成 5−アミノ−1−(2,3,5−トリ−O−アセチル−
β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボニ
トリル10.88g(29.7m mol)を100℃の油浴中ジヨードメ
タン150mlに溶解させ、さらに亜硝酸イソアミル15mlを
加え30分間反応させた。反応後、反応液をシリカゲルカ
ラム(3.6×36cm)に展開し、1〜4%エタノール−ク
ロロホルムで溶出して目的化合物含有画分を得、これを
エタノールより再結晶化して5−ヨード−1−(2,3,5
−トリ−O−アセチル−β−D−リボフラノシル)イミ
ダゾール−4−カルボニトリル9.86g(収率69.6%)を
得た。
ール−4−カルボニトリル〔式〔II〕、R1=フェニルま
たは水素原子、R2=水素原子〕の合成 5−アミノ−1−(2,3,5−トリ−O−アセチル−
β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボニ
トリル10.88g(29.7m mol)を100℃の油浴中ジヨードメ
タン150mlに溶解させ、さらに亜硝酸イソアミル15mlを
加え30分間反応させた。反応後、反応液をシリカゲルカ
ラム(3.6×36cm)に展開し、1〜4%エタノール−ク
ロロホルムで溶出して目的化合物含有画分を得、これを
エタノールより再結晶化して5−ヨード−1−(2,3,5
−トリ−O−アセチル−β−D−リボフラノシル)イミ
ダゾール−4−カルボニトリル9.86g(収率69.6%)を
得た。
5−ヨード−1−(2,3,5−トリ−O−アセチル−
β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボニ
トリル477mgとビス(ベンゾニトリル)パラジウムジク
ロリド18mg(5mol%)を封管に入れ、アルゴンガスを通
気し、アセトニトリル溶解させた。これにトリエチルア
ミン0.16ml(1.2mmol)とアセチレン誘導体(フェニル
エチンまたはトリメチルシリルエチン、)1.2mol加え、
100℃の油浴中で反応させた。反応後、反応液をセライ
トで濾過し、エタノール洗浄後、シリカゲルカラムにて
精製した。
β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボニ
トリル477mgとビス(ベンゾニトリル)パラジウムジク
ロリド18mg(5mol%)を封管に入れ、アルゴンガスを通
気し、アセトニトリル溶解させた。これにトリエチルア
ミン0.16ml(1.2mmol)とアセチレン誘導体(フェニル
エチンまたはトリメチルシリルエチン、)1.2mol加え、
100℃の油浴中で反応させた。反応後、反応液をセライ
トで濾過し、エタノール洗浄後、シリカゲルカラムにて
精製した。
上記で得た化合物をアンモニウム/メタノールの混合
溶媒に溶解させ、室温にて4〜12時間反応させた。反応
後、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムに
て精製し、目的化合物を得た。得られた化合物の同定デ
ーターを第1表に示す。
溶媒に溶解させ、室温にて4〜12時間反応させた。反応
後、溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムに
て精製し、目的化合物を得た。得られた化合物の同定デ
ーターを第1表に示す。
実施例 1 5−(フェニルエチン−1−イル)−1−β−D−リ
ボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル10mg
(0.03mmol)をアンモニウム−メタノール(1:1 V/V)
4mlに溶解させ、これに過酸化水素0.2mlを加え、室温で
30分間攪拌反応させた。反応後、溶媒を留去して残渣を
シリカゲルカラム(1.8×35cm)にて5〜20%エタノー
ル−クロロホルム溶液にて溶出し、5−(フェニルエチ
ン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボキサミド8.4mg(収率79.6%)を得
た。
ボフラノシルイミダゾール−4−カルボニトリル10mg
(0.03mmol)をアンモニウム−メタノール(1:1 V/V)
4mlに溶解させ、これに過酸化水素0.2mlを加え、室温で
30分間攪拌反応させた。反応後、溶媒を留去して残渣を
シリカゲルカラム(1.8×35cm)にて5〜20%エタノー
ル−クロロホルム溶液にて溶出し、5−(フェニルエチ
ン−1−イル)−1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボキサミド8.4mg(収率79.6%)を得
た。
融点(m.p.)168〜169℃ 元素分析 C17H17N3O5・1/4H2Oとして 計算値 C58.70%、H5.07%、N12.08% 実測値 C58.71%、H5.05%、N11.93% 実施例 2 5−エチニル−1−(2,3,5−トリ−O−アセチル−
β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボキ
サミドの合成 5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボニトリル127mg(0.51mmol)をアンモ
ニア−メタノール(1:1)混合溶媒6mlに溶解し、これに
過酸化水素0.5mlを加え、室温で45分間攪拌反応させ
た。反応後、溶媒を留去して、残渣をシリカゲルカラム
に吸着させ、5〜10%エタノール−クロロホルム混合溶
媒で溶出し、エタノールより結晶化して5−エチニル−
1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボ
キサミドの白色結晶を得た。
β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボキ
サミドの合成 5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾ
ール−4−カルボニトリル127mg(0.51mmol)をアンモ
ニア−メタノール(1:1)混合溶媒6mlに溶解し、これに
過酸化水素0.5mlを加え、室温で45分間攪拌反応させ
た。反応後、溶媒を留去して、残渣をシリカゲルカラム
に吸着させ、5〜10%エタノール−クロロホルム混合溶
媒で溶出し、エタノールより結晶化して5−エチニル−
1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボ
キサミドの白色結晶を得た。
m.p. 182〜185℃ 元素分析 C11H13N3O5として 計算値 C49.44%、H4.90%、N15.72% 実測値 C49.45%、H4.95%、N15.62% 該結晶全量をさらに無水アセトニトリル4ml、デメチ
ルアミノピリジン5mg、トリエチルアミン0.28ml、無水
酢酸0.19mlの混合溶媒に加え、室温で30分間攪拌反応さ
せ、さらにメタノール1mlを加え5分間反応させた。反
応後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム(1.8×10c
m)に展開し、50〜25%ヘキサン−酢酸エチル溶出液に
て溶出し、5−エチニル−1−(2,3,5−トリ−O−ア
セチル−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−
カルボキサミド154mg(収率77.0%)を得た。
ルアミノピリジン5mg、トリエチルアミン0.28ml、無水
酢酸0.19mlの混合溶媒に加え、室温で30分間攪拌反応さ
せ、さらにメタノール1mlを加え5分間反応させた。反
応後溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム(1.8×10c
m)に展開し、50〜25%ヘキサン−酢酸エチル溶出液に
て溶出し、5−エチニル−1−(2,3,5−トリ−O−ア
セチル−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−
カルボキサミド154mg(収率77.0%)を得た。
Claims (3)
- 【請求項1】式〔I〕 〔式中、R1は水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基またはフェニル基、R2は水素原子または水酸基の保
護基を示す。〕で表わされる5−アルキニル−1−β−
D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド
の製造方法であって、 式〔II〕 〔式中、R1およびR2は前記と同意義。〕で表わされる5
−アルキニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−カルボニトリルを原料化合物として、該原料化
合物を加水分解反応に付して上記式〔I〕化合物を取得
することを特徴とする5−アルキニル−1−β−D−リ
ボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミドの製造
法。 - 【請求項2】加水分解反応がアルカリ性加水分解反応で
ある請求項1記載の5−アルキニル−1−β−D−リボ
フラノシルイミダゾール−4−カルボキサミドの製造
法。 - 【請求項3】加水分解反応が、過酸化水素を用いるアル
カル性加水分解反応である請求項1記載の5−アルキニ
ル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カ
ルボキサミドの製造法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63082090A JP2514830B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 5―アルキニル―1―β―D―リボフラノシルイミダゾ―ル―4―カルボキサミドの製造法 |
CA000592209A CA1317588C (en) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | Imidazole derivatives, process for production thereof, and use thereof |
EP19890103404 EP0331080A3 (en) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | Imidazole derivatives, process for production thereof, and use thereof |
KR1019890002470A KR890013048A (ko) | 1988-02-22 | 1989-02-28 | 이미다졸 유도체, 그 제법 및 그의 사용 |
US07/316,969 US5059590A (en) | 1988-02-29 | 1989-02-28 | Imidazole derivatives, process for production thereof, and use thereof |
US07/702,210 US5126361A (en) | 1988-02-29 | 1991-05-15 | Imidazole derivatives and use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63082090A JP2514830B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 5―アルキニル―1―β―D―リボフラノシルイミダゾ―ル―4―カルボキサミドの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01254698A JPH01254698A (ja) | 1989-10-11 |
JP2514830B2 true JP2514830B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13764741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63082090A Expired - Lifetime JP2514830B2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-04-01 | 5―アルキニル―1―β―D―リボフラノシルイミダゾ―ル―4―カルボキサミドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514830B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63082090A patent/JP2514830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01254698A (ja) | 1989-10-11 |
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