JP2512077Y2 - 釣り用リ―ルのスプ―ル制動力切換装置 - Google Patents
釣り用リ―ルのスプ―ル制動力切換装置Info
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- JP2512077Y2 JP2512077Y2 JP1990041646U JP4164690U JP2512077Y2 JP 2512077 Y2 JP2512077 Y2 JP 2512077Y2 JP 1990041646 U JP1990041646 U JP 1990041646U JP 4164690 U JP4164690 U JP 4164690U JP 2512077 Y2 JP2512077 Y2 JP 2512077Y2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
- A01K89/027—Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、釣り用スピニングリールのスプールの制動
力を切り換える装置の構造の改良技術に関する。
力を切り換える装置の構造の改良技術に関する。
〈従来の技術〉 一般に用いられている釣り用スピニングリールには、
スプールの回動に適切な摩擦抵抗を加えて、スプールの
回動を制御するドラグ機構が設置されている。
スプールの回動に適切な摩擦抵抗を加えて、スプールの
回動を制御するドラグ機構が設置されている。
然るに、このようなドラグ機構を有するスピニングリ
ールを使用するとき、そのスプールから引き出しする釣
糸に予め調整されたドラグ機構の引出抵抗が常時作用し
ているので、釣糸の釣餌を魚がかむときは、その釣餌を
魚がかむと同時に釣糸を引き出す力が作用しても釣糸は
円滑に引き出されず、よって釣餌をかんだ魚は瞬間的に
異物感を感じてその釣餌を吐き出すという不都合な点が
あり、釣魚効率が悪化するという問題点があった。
ールを使用するとき、そのスプールから引き出しする釣
糸に予め調整されたドラグ機構の引出抵抗が常時作用し
ているので、釣糸の釣餌を魚がかむときは、その釣餌を
魚がかむと同時に釣糸を引き出す力が作用しても釣糸は
円滑に引き出されず、よって釣餌をかんだ魚は瞬間的に
異物感を感じてその釣餌を吐き出すという不都合な点が
あり、釣魚効率が悪化するという問題点があった。
一方、前記ドラグ機構を操作し、釣糸が放出された状
態でスプールを自由に回動し得るように調整すれば、前
記のような魚が釣餌をかむときの引出抵抗は排除される
が、釣糸にかかった魚を釣り上げるときはドラグ機構を
再び操作しなければならないため、魚釣時の操作が煩雑
になるという欠点があった。
態でスプールを自由に回動し得るように調整すれば、前
記のような魚が釣餌をかむときの引出抵抗は排除される
が、釣糸にかかった魚を釣り上げるときはドラグ機構を
再び操作しなければならないため、魚釣時の操作が煩雑
になるという欠点があった。
それで、近年、釣餌を魚がかむときに釣糸が円滑に引
き出され、且つ釣魚を引き上げるときには、スプールの
回動が自動的に制動されるようにしたスピニングリール
のスプール制動力切換装置が提供されている。
き出され、且つ釣魚を引き上げるときには、スプールの
回動が自動的に制動されるようにしたスピニングリール
のスプール制動力切換装置が提供されている。
この装置として、韓国公開特許公報第86-8711(出願
番号第86-4272号,出願人:島野工業株式会社)に記載
されたものを例示すると、第5図に示したように、リー
ル本体1と、該リール本体1内に貫設された軸2に嵌合
された主ギヤー3と、該主ギヤー3のキックピン4に係
合して作動する接触体5と、該接触体5と操作レバー6
のレバー軸7との間に設けた作動体8と、該作動体8に
一方端が係合されると共に基端は前記操作レバー6のレ
バー軸7に係合された連動体9と、前記接触体5と前記
操作体8とが前記リール本体1内で揺動し得るように支
持する固定部材10とにより構成されることにより、ハン
ドル(図示されていない)の操作で前記主ギヤー3が駆
動し、前記キックピン4に係合する前記接触体5の作用
で前記作動体8と連動体9とが揺動し、前記操作レバー
6を介してスプール(図示されていない)の制動を切り
換え得るようになっている。
番号第86-4272号,出願人:島野工業株式会社)に記載
されたものを例示すると、第5図に示したように、リー
ル本体1と、該リール本体1内に貫設された軸2に嵌合
された主ギヤー3と、該主ギヤー3のキックピン4に係
合して作動する接触体5と、該接触体5と操作レバー6
のレバー軸7との間に設けた作動体8と、該作動体8に
一方端が係合されると共に基端は前記操作レバー6のレ
バー軸7に係合された連動体9と、前記接触体5と前記
操作体8とが前記リール本体1内で揺動し得るように支
持する固定部材10とにより構成されることにより、ハン
ドル(図示されていない)の操作で前記主ギヤー3が駆
動し、前記キックピン4に係合する前記接触体5の作用
で前記作動体8と連動体9とが揺動し、前記操作レバー
6を介してスプール(図示されていない)の制動を切り
換え得るようになっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 然るに、このような従来のスプール制動力切換装置に
おいては、前記接触体5及び作動体8等の各部品が前記
固定部材10から分離不可能に一つの組立体として結合さ
れているため、一個の部品が不良になって取り替えると
きは、組立体全体を取り替えるようになるという不都合
な点があった。
おいては、前記接触体5及び作動体8等の各部品が前記
固定部材10から分離不可能に一つの組立体として結合さ
れているため、一個の部品が不良になって取り替えると
きは、組立体全体を取り替えるようになるという不都合
な点があった。
又、前記接触体5は、前記固定部材10の支持軸11に挿
合される長孔5aと、前記キックピン4に係合する当接部
5bと、前記作動体8の押し上げ片8bに係合する当接部5c
と、スプリング支持部5dとにより形成されてなる複雑な
形状を有しているため、その製作加工が難しくなるとい
う欠点があった。
合される長孔5aと、前記キックピン4に係合する当接部
5bと、前記作動体8の押し上げ片8bに係合する当接部5c
と、スプリング支持部5dとにより形成されてなる複雑な
形状を有しているため、その製作加工が難しくなるとい
う欠点があった。
且つ、前記作動体8も、前記固定部材10の支持軸11に
挿合される長孔8aと各規制片8b,8cとにより形成される
ため、金型の精密加工が容易でないという欠点があっ
た。
挿合される長孔8aと各規制片8b,8cとにより形成される
ため、金型の精密加工が容易でないという欠点があっ
た。
更に、前記固定部材10はかなりの空間容積を有して前
記主ギヤー3の外方側に位置しているため、リールを修
理すべく主ギヤー3を分解するときは先ず固定部材10を
分解するようになり、修理上分解組立が煩雑であるとい
う欠点があった。
記主ギヤー3の外方側に位置しているため、リールを修
理すべく主ギヤー3を分解するときは先ず固定部材10を
分解するようになり、修理上分解組立が煩雑であるとい
う欠点があった。
即ち、従来のスプール制動力切換装置は、製品の組立
・加工が難しく、生産原価が高いと共に、修理上分解組
立が煩雑であるという欠点があった。
・加工が難しく、生産原価が高いと共に、修理上分解組
立が煩雑であるという欠点があった。
そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、
製品の組立・加工が簡単で、生産原価が安価であると共
に、修理上分解組立が容易な釣り用リールのスプール制
動力切換装置を提供することを目的とする。
製品の組立・加工が簡単で、生産原価が安価であると共
に、修理上分解組立が容易な釣り用リールのスプール制
動力切換装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案の釣り用リールのスプール制動力切
換装置は、リール本体と、該リール本体内に貫設されて
ハンドルの駆動で回動する回動軸と、該回動軸に嵌合し
て回動するドライブギヤーと、該ドライブギヤーの一方
の端面周部に形成されたギヤ部と噛み合うピニオンを介
して、該ドライブギヤーから回転力が伝達される駆動軸
に挿設されて軸方向に往復移動し且つスプールの回動で
回動するスプール軸と、該スプール軸に摩擦抵抗を加え
て当該スプール軸の回動を制御するテンションドラグ機
構と、前記ドライブギヤーに係着して回動するキッキン
グディスクと、該キッキングディスク上のキッキングピ
ンに当接して揺動するアームプレートと、該アームプレ
ートに係合して揺動するクラッチアームと、ラチェット
への挿合若しくは離脱によってスプール軸に制動力を印
加若しくは該制動力印加を解除するクラッチ部材と、前
記クラッチ部材の前記ラチェットへの挿合若しくは離脱
を選択的に切り換えて行わせる切換レバーとを具備した
釣り用リールのスプール制動力切換装置であって、 前記ドライブギヤーの反ギヤ部側の端面の周部に環状
の挿入溝が形成され、 該挿入溝内周面の相対向する2部位に所定形状の掛止
突条が相互対応して形成され、 前記回転軸の外周所定部位に支持部が突設形成され、 前記挿入溝に前記キッキングディスクが係着され、 前記リール本体のスプール軸に平行な両方側壁間の所
定部位にアーム軸が貫設され、 クラッチアーム本体と該クラッチアーム本体の所定部
位に突設した軸ピンと中央所定部位に突設した円筒状突
設部位と一方側端に形成され、前記クラッチ部材の掛止
片に挿合可能な切換カムとを夫々具備したクラッチアー
ムが前記アーム軸に揺動可能に嵌合され、前記クラッチ
アームの軸ピンに、アームプレートを揺動可能に嵌合
し、該アームプレートの上方側端所定部位に回動規制片
を突設して該回動規制片がクラッチアーム本体上方側部
位に係合することにより、アームプレートが前記軸ピン
を中心に反時計方向に揺動可能かつ時計方向には揺動不
能となるように構成することにより、前記ハンドルの駆
動で前記キッキングディスクが回動し、前記アームプレ
ートを押し上げることによって、該アームプレートに係
合したクラッチアームが揺動し、クラッチ部材の掛止片
に係合していた切換カムが離脱し、掛止突条がラチェッ
トの凹部に挿合されて、スプール軸の回動に制動を加え
るようにする一方、 前記キッキングディスクは、その両方側辺部位にドラ
イブギヤーの掛止突条が挿合かつスライド可能となる形
状と長さの掛止溝と、その上方面所定部位に突設して前
記アームプレートの先方端下方部に係合されるキッキン
グピンと、その中心部位に穿孔形成されて回転軸の支持
部に嵌合される中央孔とを具備し、 前記回転軸の支持部にスプリング固定溝が穿孔形成さ
れ、前記挿入溝における前記支持部の外周部位に形成さ
れた環状のスプリング挿入溝に環状のトーションスプリ
ングが挿設されて該トーションスプリングの両方側端が
夫々前記スプリング固定溝とキッキングディスクの中央
孔内周面に接する部位に穿孔形成されたスプリング固定
孔とに挿入掛止されることにより、前記キッキングディ
スクがドライブギヤーの上方面に係着されて前記回転軸
の支持部を基準に反時計方向に付勢支持された構成とす
る。
換装置は、リール本体と、該リール本体内に貫設されて
ハンドルの駆動で回動する回動軸と、該回動軸に嵌合し
て回動するドライブギヤーと、該ドライブギヤーの一方
の端面周部に形成されたギヤ部と噛み合うピニオンを介
して、該ドライブギヤーから回転力が伝達される駆動軸
に挿設されて軸方向に往復移動し且つスプールの回動で
回動するスプール軸と、該スプール軸に摩擦抵抗を加え
て当該スプール軸の回動を制御するテンションドラグ機
構と、前記ドライブギヤーに係着して回動するキッキン
グディスクと、該キッキングディスク上のキッキングピ
ンに当接して揺動するアームプレートと、該アームプレ
ートに係合して揺動するクラッチアームと、ラチェット
への挿合若しくは離脱によってスプール軸に制動力を印
加若しくは該制動力印加を解除するクラッチ部材と、前
記クラッチ部材の前記ラチェットへの挿合若しくは離脱
を選択的に切り換えて行わせる切換レバーとを具備した
釣り用リールのスプール制動力切換装置であって、 前記ドライブギヤーの反ギヤ部側の端面の周部に環状
の挿入溝が形成され、 該挿入溝内周面の相対向する2部位に所定形状の掛止
突条が相互対応して形成され、 前記回転軸の外周所定部位に支持部が突設形成され、 前記挿入溝に前記キッキングディスクが係着され、 前記リール本体のスプール軸に平行な両方側壁間の所
定部位にアーム軸が貫設され、 クラッチアーム本体と該クラッチアーム本体の所定部
位に突設した軸ピンと中央所定部位に突設した円筒状突
設部位と一方側端に形成され、前記クラッチ部材の掛止
片に挿合可能な切換カムとを夫々具備したクラッチアー
ムが前記アーム軸に揺動可能に嵌合され、前記クラッチ
アームの軸ピンに、アームプレートを揺動可能に嵌合
し、該アームプレートの上方側端所定部位に回動規制片
を突設して該回動規制片がクラッチアーム本体上方側部
位に係合することにより、アームプレートが前記軸ピン
を中心に反時計方向に揺動可能かつ時計方向には揺動不
能となるように構成することにより、前記ハンドルの駆
動で前記キッキングディスクが回動し、前記アームプレ
ートを押し上げることによって、該アームプレートに係
合したクラッチアームが揺動し、クラッチ部材の掛止片
に係合していた切換カムが離脱し、掛止突条がラチェッ
トの凹部に挿合されて、スプール軸の回動に制動を加え
るようにする一方、 前記キッキングディスクは、その両方側辺部位にドラ
イブギヤーの掛止突条が挿合かつスライド可能となる形
状と長さの掛止溝と、その上方面所定部位に突設して前
記アームプレートの先方端下方部に係合されるキッキン
グピンと、その中心部位に穿孔形成されて回転軸の支持
部に嵌合される中央孔とを具備し、 前記回転軸の支持部にスプリング固定溝が穿孔形成さ
れ、前記挿入溝における前記支持部の外周部位に形成さ
れた環状のスプリング挿入溝に環状のトーションスプリ
ングが挿設されて該トーションスプリングの両方側端が
夫々前記スプリング固定溝とキッキングディスクの中央
孔内周面に接する部位に穿孔形成されたスプリング固定
孔とに挿入掛止されることにより、前記キッキングディ
スクがドライブギヤーの上方面に係着されて前記回転軸
の支持部を基準に反時計方向に付勢支持された構成とす
る。
又、回転軸の支持部の外周所定部位にストップリング
挿入溝が形成され、該挿入溝にストップリングが挿設さ
れることにより、キッキングディスクの離脱が防止され
てなる構成とするのが好ましい。
挿入溝が形成され、該挿入溝にストップリングが挿設さ
れることにより、キッキングディスクの離脱が防止され
てなる構成とするのが好ましい。
更に、前記リール本体の上部内方側壁所定部位に固定
突条が突設されて、該固定突条に挿入孔が穿孔形成さ
れ、該挿入孔とクラッチアームの本体所定部位に穿孔形
成された挿入孔とにトーションスプリングの両方側端が
夫々掛止されることにより、前記クラッチアームがリー
ル本体に付勢支持されてなる構成とするのが好ましい。
突条が突設されて、該固定突条に挿入孔が穿孔形成さ
れ、該挿入孔とクラッチアームの本体所定部位に穿孔形
成された挿入孔とにトーションスプリングの両方側端が
夫々掛止されることにより、前記クラッチアームがリー
ル本体に付勢支持されてなる構成とするのが好ましい。
又、前記アームプレートの下方側所定部位にスプリン
グ固定孔が穿孔形成されて該固定孔にトーションスプリ
ングの一方側端が挿入掛止され、該トーションスプリン
グの基端が前記クラッチアームの円筒状突出部位に挿設
掛止されることにより該クラッチアームに前記アームプ
レートが付勢支持されてなる構成とするのが好ましい。
グ固定孔が穿孔形成されて該固定孔にトーションスプリ
ングの一方側端が挿入掛止され、該トーションスプリン
グの基端が前記クラッチアームの円筒状突出部位に挿設
掛止されることにより該クラッチアームに前記アームプ
レートが付勢支持されてなる構成とするのが好ましい。
〈作用〉 かかる構成において、制動力切換レバーを前方に押し
てスプール軸に制動力が作用していない状態において、
スプール軸は自由に回動し得るようになる。従って、こ
のような状態で、釣糸を放して魚を釣ると、魚が釣餌を
噛んで釣糸が引かれても、そのスプール軸は自由に回動
して、釣糸が円滑に放出されるので、魚は何れの異物感
も感ずることなく、釣餌を飲み込むようになる。
てスプール軸に制動力が作用していない状態において、
スプール軸は自由に回動し得るようになる。従って、こ
のような状態で、釣糸を放して魚を釣ると、魚が釣餌を
噛んで釣糸が引かれても、そのスプール軸は自由に回動
して、釣糸が円滑に放出されるので、魚は何れの異物感
も感ずることなく、釣餌を飲み込むようになる。
次いで、釣餌の釣針が魚の喉に入って釣糸が引き出さ
れると、釣手は直ちにリールのハンドルを廻して放出し
た釣糸を巻き上げる。すると、ドライブギヤーが反時計
方向に回動し、キッキングディスクが回動してドライブ
ギヤーに係合して、両者が一緒に回動し、アームプレー
トを押し上げる。
れると、釣手は直ちにリールのハンドルを廻して放出し
た釣糸を巻き上げる。すると、ドライブギヤーが反時計
方向に回動し、キッキングディスクが回動してドライブ
ギヤーに係合して、両者が一緒に回動し、アームプレー
トを押し上げる。
次いで、このアームプレートに係合したクラッチアー
ムが揺動し、スプール軸の回動に制動を加えるようにな
る。
ムが揺動し、スプール軸の回動に制動を加えるようにな
る。
このように、スプール軸に制動が加わった状態では、
スプール軸が回動し得ず、ハンドルを廻して、釣糸の魚
を手早く釣り上げることができる。
スプール軸が回動し得ず、ハンドルを廻して、釣糸の魚
を手早く釣り上げることができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図において、リール本体1の前方側壁
(図面の左側)所定部位には、ピニオン3を具備したロ
ーター駆動軸4がベアリング2を介して回動自在に軸支
され、該ローター駆動軸4の内方側に、スプール軸5の
前方端部位が回動且つ軸方向に移動可能に挿設され、そ
のスプール軸5の後方端部位は、前記リール本体1の後
方中間側壁部位に挿設された支持体6に回動且つ軸方向
移動可能に挿合されている。
(図面の左側)所定部位には、ピニオン3を具備したロ
ーター駆動軸4がベアリング2を介して回動自在に軸支
され、該ローター駆動軸4の内方側に、スプール軸5の
前方端部位が回動且つ軸方向に移動可能に挿設され、そ
のスプール軸5の後方端部位は、前記リール本体1の後
方中間側壁部位に挿設された支持体6に回動且つ軸方向
移動可能に挿合されている。
前記スプール軸5の上方側のリール本体1の中央側壁
部位には、リールのハンドル軸に結合された回転軸8が
そのスプール軸5に直交して水平に貫設され、該回転軸
8にドライブギヤー7が嵌合して前記ピニオン3に噛合
されている。又、前記リール本体1の後方側壁部位に
は、ネジ部9が内方側中央部位に挿設された調整ノブ10
と、そのネジ部9に噛合して前記調整ノブ10の回動で前
後方に伸縮されるプレッサー11と、該プレッサー11と前
記支持体6との間に挿設されたコイルスプリング12及び
数個の座金13とにより構成されるテンションドラグ機構
16が嵌合されている。更に、前記リール本体1の後方中
間側壁部に隣接した前記支持体6の外周面部位には、数
個の凹溝17が形成されたラチェット18が嵌設され、該ラ
チェット18の直上方側には、前記凹溝17に係合される掛
止突条19を具備したクラッチ部材20が、該部材20の掛止
片21の上方側の圧縮コイルスプリング22により下方向に
付勢支持されて従来の装置と略同様な構成になってい
る。
部位には、リールのハンドル軸に結合された回転軸8が
そのスプール軸5に直交して水平に貫設され、該回転軸
8にドライブギヤー7が嵌合して前記ピニオン3に噛合
されている。又、前記リール本体1の後方側壁部位に
は、ネジ部9が内方側中央部位に挿設された調整ノブ10
と、そのネジ部9に噛合して前記調整ノブ10の回動で前
後方に伸縮されるプレッサー11と、該プレッサー11と前
記支持体6との間に挿設されたコイルスプリング12及び
数個の座金13とにより構成されるテンションドラグ機構
16が嵌合されている。更に、前記リール本体1の後方中
間側壁部に隣接した前記支持体6の外周面部位には、数
個の凹溝17が形成されたラチェット18が嵌設され、該ラ
チェット18の直上方側には、前記凹溝17に係合される掛
止突条19を具備したクラッチ部材20が、該部材20の掛止
片21の上方側の圧縮コイルスプリング22により下方向に
付勢支持されて従来の装置と略同様な構成になってい
る。
そして、前記リール本体1のスプール軸5に平行な両
方側壁間の所定部位には、アーム軸27が貫設されて該ア
ーム軸27に中央部位が円筒状に突出されたクラッチアー
ム23が揺動可能に嵌合される。このクラッチアーム23は
本体26を有し、該本体26の一方側端部位が切換カム24に
形成されて該切換カム24が前記クラッチ部材20の掛止片
21の下方部位に嵌合し得るようになっている。
方側壁間の所定部位には、アーム軸27が貫設されて該ア
ーム軸27に中央部位が円筒状に突出されたクラッチアー
ム23が揺動可能に嵌合される。このクラッチアーム23は
本体26を有し、該本体26の一方側端部位が切換カム24に
形成されて該切換カム24が前記クラッチ部材20の掛止片
21の下方部位に嵌合し得るようになっている。
前記クラッチアーム23の本体26基端部位は中央部位に
軸ピン34が突設された固定突条部25を有するように形成
され、該固定突条部25と前記リール本体1の上方側内壁
所定部位に形成した固定突条部25′とには夫々スプリン
グ挿入孔が穿孔形成されている。前記各スプリング挿入
孔には、トーションスプリング28の両方側端が挿入掛止
されており、これによってクラッチアーム23がリール本
体1に付勢支持される。
軸ピン34が突設された固定突条部25を有するように形成
され、該固定突条部25と前記リール本体1の上方側内壁
所定部位に形成した固定突条部25′とには夫々スプリン
グ挿入孔が穿孔形成されている。前記各スプリング挿入
孔には、トーションスプリング28の両方側端が挿入掛止
されており、これによってクラッチアーム23がリール本
体1に付勢支持される。
前記アーム軸27の両方側端には前記リール本体1の外
部に露出する制動切換レバー29が従来と同様に揺動可能
に固定されている。
部に露出する制動切換レバー29が従来と同様に揺動可能
に固定されている。
前記クラッチアーム23の軸ピン34にはアームプレート
30が揺動可能に嵌合され、該アームプレート30の上方側
端所定部位には規制片31が突設されて該規制片31が前記
クラッチアーム23の本体26上方側部位に係合することに
より前記アームプレート30は前記軸ピン34を中心に反時
計方向に揺動可能かつ時計方向には揺動不能となるよう
になっている。
30が揺動可能に嵌合され、該アームプレート30の上方側
端所定部位には規制片31が突設されて該規制片31が前記
クラッチアーム23の本体26上方側部位に係合することに
より前記アームプレート30は前記軸ピン34を中心に反時
計方向に揺動可能かつ時計方向には揺動不能となるよう
になっている。
前記アームプレート30の下方側所定部位には固定孔32
が穿孔形成され、該固定孔32にトーションスプリング35
の一方側端が挿入掛止され、該トーションスプリング35
の他方側端が前記クラッチアーム23の円筒状突出部位に
挿設掛止されることにより、該クラッチアーム23に前記
アームプレート30が付勢支持されるようになっている。
が穿孔形成され、該固定孔32にトーションスプリング35
の一方側端が挿入掛止され、該トーションスプリング35
の他方側端が前記クラッチアーム23の円筒状突出部位に
挿設掛止されることにより、該クラッチアーム23に前記
アームプレート30が付勢支持されるようになっている。
前記ドライブギヤー7の反ギヤ部側の端面の周部に
は、所定深さを有する環状の挿入溝36が形成され、該挿
入溝36内周面の相対向する2部位には、所定形成の掛止
突条37が相互対応して上向きに突設されている。更に、
前記回転軸8の外周所定部位に突設された支持部8′の
外周面には、前記挿入溝36に接して環状のスプリング挿
入溝38が形成され、その支持部8′には軸方向にスプリ
ング固定溝39が穿孔形成されている。そして、環状のト
ーションスプリング42が前記スプリング挿入溝38に挿設
されて、そのトーションスプリング42の基端40が前記ス
プリング固定溝39に挿入掛止され、他方側端41が後述す
るスプリング固定孔43に挿入掛止される。
は、所定深さを有する環状の挿入溝36が形成され、該挿
入溝36内周面の相対向する2部位には、所定形成の掛止
突条37が相互対応して上向きに突設されている。更に、
前記回転軸8の外周所定部位に突設された支持部8′の
外周面には、前記挿入溝36に接して環状のスプリング挿
入溝38が形成され、その支持部8′には軸方向にスプリ
ング固定溝39が穿孔形成されている。そして、環状のト
ーションスプリング42が前記スプリング挿入溝38に挿設
されて、そのトーションスプリング42の基端40が前記ス
プリング固定溝39に挿入掛止され、他方側端41が後述す
るスプリング固定孔43に挿入掛止される。
中央部位に中央孔45が穿孔形成され該中央孔45内周面
に接する部位に前記スプリング固定孔43が穿孔形成され
たキッキングディスク44は、前記トーションスプリング
42上の前記挿入溝38に係着され、前記支持部8′に回動
可能に嵌合され、もってトーションスプリング42によ
り、支持部8′を基準に反時計方向に付勢支持されてい
る。
に接する部位に前記スプリング固定孔43が穿孔形成され
たキッキングディスク44は、前記トーションスプリング
42上の前記挿入溝38に係着され、前記支持部8′に回動
可能に嵌合され、もってトーションスプリング42によ
り、支持部8′を基準に反時計方向に付勢支持されてい
る。
前記キッキングディスク44には、これの両方側辺部位
に前記ドライブギヤー7の掛止突条37が挿合かつスライ
ド可能となる形状と長さの掛止溝46が相互対応して形成
される。このキッキングディスク44の上方面所定部位に
は前記アームプレート30の先方端所定部位に係合される
キッキングピン47が突設されている。更に、前記支持部
8′の外周面所定部位には、ストップリング挿入溝50が
形成され、該挿入溝50にストップリング51が挿入され
て、前記キッキングディスク44の離脱が防止されるよう
になっている。
に前記ドライブギヤー7の掛止突条37が挿合かつスライ
ド可能となる形状と長さの掛止溝46が相互対応して形成
される。このキッキングディスク44の上方面所定部位に
は前記アームプレート30の先方端所定部位に係合される
キッキングピン47が突設されている。更に、前記支持部
8′の外周面所定部位には、ストップリング挿入溝50が
形成され、該挿入溝50にストップリング51が挿入され
て、前記キッキングディスク44の離脱が防止されるよう
になっている。
図中、未説明符号48は、板スプリング製のクリックク
ラウを示、49は前記支持体6に固定されたクリックギヤ
ーを示したものである。
ラウを示、49は前記支持体6に固定されたクリックギヤ
ーを示したものである。
このように構成された釣り用リールのスプール制動力
切換装置の作用を説明すると、次のようである。
切換装置の作用を説明すると、次のようである。
第1図及び第2図は、前記テンションドラグ機構16と
フロントドラグ機構とが魚の種類及び特性に応じて適切
に調節された場合に、制動力切換レバー29が前方に押さ
れてスプール軸5に制動力が作用していない状態を示し
たものである。
フロントドラグ機構とが魚の種類及び特性に応じて適切
に調節された場合に、制動力切換レバー29が前方に押さ
れてスプール軸5に制動力が作用していない状態を示し
たものである。
このときは、前記クラッチアーム23の切換カム24が前
記クラッチ部材20の掛止片21を上方側に押し上げ、その
クラッチ部材20の掛止突条19がラチェット18の凹溝17か
ら離脱しているので、スプール軸5は自由に回動し得る
ようになっている。従って、このような状態で、釣糸を
放して魚を釣ると、魚が釣餌を噛んで釣糸が引かれて
も、そのスプール軸5は自由に回動して、釣糸が円滑に
放出されるので、魚は何れの異物感も感ずることなく、
釣餌を飲み込むようになる。
記クラッチ部材20の掛止片21を上方側に押し上げ、その
クラッチ部材20の掛止突条19がラチェット18の凹溝17か
ら離脱しているので、スプール軸5は自由に回動し得る
ようになっている。従って、このような状態で、釣糸を
放して魚を釣ると、魚が釣餌を噛んで釣糸が引かれて
も、そのスプール軸5は自由に回動して、釣糸が円滑に
放出されるので、魚は何れの異物感も感ずることなく、
釣餌を飲み込むようになる。
次いで、釣餌の釣針が魚の喉に入って釣糸が引き出さ
れると、スプール軸5のクリックギヤー49が回動し、ク
リッククラウ48によるクリック音が発生するので釣手は
直ちにリールのハンドルを廻して放出した釣糸を巻き上
げる。すると、ドライブギヤー7が反時計方向に回動
し、キッキングディスク44が回動してキッキングピン47
が第3図(A)に示したように、アームプレート30に係
合され、ドライブギヤー7の掛止突条37がキッキングデ
ィスク44の掛止溝46に係合してドライブギヤー7とキッ
キングディスク44とが一緒に回動し(第3図(B)参
照)、キッキングピン47がアームプレート30に係合して
該アームプレート30を押し上げる。次いで、このアーム
プレート30に係合したクラッチアーム23が揺動して、ト
ーションスプリング28を死点方向に圧縮し、該トーショ
ンスプリング28の死点を克服した点では、トーションス
プリング28の弾性力により前記クラッチアーム23と制動
力切換レバー29とにより加速度がつくので迅速に揺動さ
れる。よって、第3図(C)に示したように、クラッチ
部材20の掛止片21下方端部位に係合していた切換カム24
が離脱されて、該クラッチ部材20は下降作動し、掛止突
条19が前記ラチェット18の凹部17に挿合されて、スプー
ル軸5の回動に制動を加えるようになる。
れると、スプール軸5のクリックギヤー49が回動し、ク
リッククラウ48によるクリック音が発生するので釣手は
直ちにリールのハンドルを廻して放出した釣糸を巻き上
げる。すると、ドライブギヤー7が反時計方向に回動
し、キッキングディスク44が回動してキッキングピン47
が第3図(A)に示したように、アームプレート30に係
合され、ドライブギヤー7の掛止突条37がキッキングデ
ィスク44の掛止溝46に係合してドライブギヤー7とキッ
キングディスク44とが一緒に回動し(第3図(B)参
照)、キッキングピン47がアームプレート30に係合して
該アームプレート30を押し上げる。次いで、このアーム
プレート30に係合したクラッチアーム23が揺動して、ト
ーションスプリング28を死点方向に圧縮し、該トーショ
ンスプリング28の死点を克服した点では、トーションス
プリング28の弾性力により前記クラッチアーム23と制動
力切換レバー29とにより加速度がつくので迅速に揺動さ
れる。よって、第3図(C)に示したように、クラッチ
部材20の掛止片21下方端部位に係合していた切換カム24
が離脱されて、該クラッチ部材20は下降作動し、掛止突
条19が前記ラチェット18の凹部17に挿合されて、スプー
ル軸5の回動に制動を加えるようになる。
このように、スプール軸5のラチェット18に制動が加
わった状態では、スプール軸5が回動し得ず、スプール
にはフロントドラグ機構による制御力のみが作用するの
で、ハンドルを廻して、釣糸の魚を手早く釣り上げるこ
とができる。
わった状態では、スプール軸5が回動し得ず、スプール
にはフロントドラグ機構による制御力のみが作用するの
で、ハンドルを廻して、釣糸の魚を手早く釣り上げるこ
とができる。
以上、ハンドル操作によるスプール軸5の自動制動作
用を説明したが、必要に応じ、制動力切換レバー29を直
接手で押してスプール軸5に制動を加えることもでき
る。
用を説明したが、必要に応じ、制動力切換レバー29を直
接手で押してスプール軸5に制動を加えることもでき
る。
一方、第3図(C)に示したように、スプール軸5の
回動が拘束された状態で、第1図に示した解除の状態に
切換しようとする場合は、制動力切換レバー29を前方
(図面の左側)に手で押せば、軽く切り換え得る。
回動が拘束された状態で、第1図に示した解除の状態に
切換しようとする場合は、制動力切換レバー29を前方
(図面の左側)に手で押せば、軽く切り換え得る。
即ち、第4図に示したように、制動力切換レバー29が
クラッチアーム23と共に揺動し、アームプレート30がキ
ッキングディスク44のキッキングピン47に係合されてキ
ッキングディスク44が時計方向に回動し、よって、制動
力切換レバー29及びクラッチアーム23は第1図に示した
制動解除の状態に復帰される。そして、クラッチ部材20
の掛止突条19がラチェット18の凹溝17から離脱してスプ
ール軸5の制動が解除される。
クラッチアーム23と共に揺動し、アームプレート30がキ
ッキングディスク44のキッキングピン47に係合されてキ
ッキングディスク44が時計方向に回動し、よって、制動
力切換レバー29及びクラッチアーム23は第1図に示した
制動解除の状態に復帰される。そして、クラッチ部材20
の掛止突条19がラチェット18の凹溝17から離脱してスプ
ール軸5の制動が解除される。
又、第1図に示した状態で、ドライブギヤー7を時計
方向に逆回転させると、ドライブギヤー7とキッキング
ディスク44とが回動して、第4図に示したように、キッ
キングピン47がアームプレート30に係合され、該アーム
プレート30が軸ピン34を中心に反時計方向に揺動して、
実線の表示状態から仮想線の表示状態に転位するが、キ
ッキングピン47が通過した後に、トーションスプリング
35の復元力でアームプレート30が元の位置に復帰すると
きは、該アームプレート30の規制片31によりクラッチア
ーム23の本体26上方部位に係合規制されるので、そのア
ームプレート30は反時計方向に揺動可能かつ時計方向に
は揺動不能となっているため、ある範囲内を揺動する動
作を継続反復して行い、よってドライブギヤー7の逆回
転は円滑に進行される。
方向に逆回転させると、ドライブギヤー7とキッキング
ディスク44とが回動して、第4図に示したように、キッ
キングピン47がアームプレート30に係合され、該アーム
プレート30が軸ピン34を中心に反時計方向に揺動して、
実線の表示状態から仮想線の表示状態に転位するが、キ
ッキングピン47が通過した後に、トーションスプリング
35の復元力でアームプレート30が元の位置に復帰すると
きは、該アームプレート30の規制片31によりクラッチア
ーム23の本体26上方部位に係合規制されるので、そのア
ームプレート30は反時計方向に揺動可能かつ時計方向に
は揺動不能となっているため、ある範囲内を揺動する動
作を継続反復して行い、よってドライブギヤー7の逆回
転は円滑に進行される。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案に係る釣り用リールのス
プール制動力切換装置によれば、前後方側にドラグ機構
を具備したリール本体の後方部位にスプール軸の回動を
選択的に制御するクラッチ切換機構を設け、釣糸が放出
された状態では、スプール軸が任意に回動し得るように
し、釣糸を巻く場合はスプール軸の回動に制動力が作用
し得る構成としたから、魚が釣餌を噛んで釣糸が引かれ
ても、そのスプール軸は自由に回動して、釣糸が円滑に
放出されるので、魚は何れの異物感も感ずることなく、
釣餌を飲み込むようになり、釣魚効率を向上することが
でき、しかも、釣魚を引き上げるときには、スプールの
回動が自動的に制動されるため、魚釣時の操作が煩雑に
なることがない。
プール制動力切換装置によれば、前後方側にドラグ機構
を具備したリール本体の後方部位にスプール軸の回動を
選択的に制御するクラッチ切換機構を設け、釣糸が放出
された状態では、スプール軸が任意に回動し得るように
し、釣糸を巻く場合はスプール軸の回動に制動力が作用
し得る構成としたから、魚が釣餌を噛んで釣糸が引かれ
ても、そのスプール軸は自由に回動して、釣糸が円滑に
放出されるので、魚は何れの異物感も感ずることなく、
釣餌を飲み込むようになり、釣魚効率を向上することが
でき、しかも、釣魚を引き上げるときには、スプールの
回動が自動的に制動されるため、魚釣時の操作が煩雑に
なることがない。
又、各構成部品は分離可能であって、一個の部品が不
良になった場合、組立体全体を取り替える必要がなく、
不良になった部品のみ取り替えれば良いという利点があ
る。
良になった場合、組立体全体を取り替える必要がなく、
不良になった部品のみ取り替えれば良いという利点があ
る。
更に、従来に比較して、簡単な構成であるため、その
製作加工が簡単であると共に、修理上分解組立が簡単で
あるという利点があり、生産原価も安価である。しか
も、部品の設置空間が縮小されて装置の小型化も図るこ
とが可能となる。
製作加工が簡単であると共に、修理上分解組立が簡単で
あるという利点があり、生産原価も安価である。しか
も、部品の設置空間が縮小されて装置の小型化も図るこ
とが可能となる。
特に、キッキングディスクの離脱を防止するように構
成し、クラッチアームをリール本体に付勢支持されるよ
うに構成し、クラッチアームにアームプレートが付勢支
持される構成とすれば、上述のスプール制動力切換装置
の作用・効果をより効果的に実施することができる。
成し、クラッチアームをリール本体に付勢支持されるよ
うに構成し、クラッチアームにアームプレートが付勢支
持される構成とすれば、上述のスプール制動力切換装置
の作用・効果をより効果的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る釣り用リールのスプール制動力切
換装置の一実施例を示し、スプール軸に制動力が加わっ
た状態を示した縦断面図、第2図は同上第1図の横断面
図、第3図(A)〜(C)は夫々同上実施例の切換作用
を順次的に示した部分縦断面図、第4図は同上実施例に
おいてスプール軸に制動力が加わった状態でドライブギ
ヤーが逆回転する場合の動作を示した説明図、第5図は
従来の釣り用リールのスプール制動力切換装置を示した
要部縦断面図である。 1……リール本体、4……駆動軸、5……スプール軸、
7……ドライブギヤー、8……回転軸、8′……支持
部、16……テンションドラグ機構、17……凹溝、18……
ラチェット、19……掛止突条、20……クラッチ部材、21
……掛止片、23……クラッチアーム、24……切換カム、
25′……固定突条、26……本体、27……アーム軸、28…
…トーションスプリング、29……制動力切換レバー、30
……アームプレート、31……規制片、32……固定片、34
……軸ピン、35……トーションスプリング、36……挿入
溝、37……掛止突条、38……スプリング挿入溝、39……
スプリング固定溝、40,41……トーションスプリングの
端、42……トーションスプリング、43……スプリング固
定孔、44……キッキングディスク、45……中央孔、46…
…掛止溝、47……キッキングピン、50……挿入溝、51…
…ストップリング
換装置の一実施例を示し、スプール軸に制動力が加わっ
た状態を示した縦断面図、第2図は同上第1図の横断面
図、第3図(A)〜(C)は夫々同上実施例の切換作用
を順次的に示した部分縦断面図、第4図は同上実施例に
おいてスプール軸に制動力が加わった状態でドライブギ
ヤーが逆回転する場合の動作を示した説明図、第5図は
従来の釣り用リールのスプール制動力切換装置を示した
要部縦断面図である。 1……リール本体、4……駆動軸、5……スプール軸、
7……ドライブギヤー、8……回転軸、8′……支持
部、16……テンションドラグ機構、17……凹溝、18……
ラチェット、19……掛止突条、20……クラッチ部材、21
……掛止片、23……クラッチアーム、24……切換カム、
25′……固定突条、26……本体、27……アーム軸、28…
…トーションスプリング、29……制動力切換レバー、30
……アームプレート、31……規制片、32……固定片、34
……軸ピン、35……トーションスプリング、36……挿入
溝、37……掛止突条、38……スプリング挿入溝、39……
スプリング固定溝、40,41……トーションスプリングの
端、42……トーションスプリング、43……スプリング固
定孔、44……キッキングディスク、45……中央孔、46…
…掛止溝、47……キッキングピン、50……挿入溝、51…
…ストップリング
Claims (4)
- 【請求項1】リール本体(1)と、該リール本体(1)
内に貫設されてハンドルの駆動で回動する回動軸(8)
と、該回動軸(8)に嵌合して回動するドライブギヤー
(7)と、該ドライブギヤー(7)の一方の端面周部に
形成されたギヤ部と噛み合うピニオン(3)を介して、
該ドライブギヤー(7)から回転力が伝達される駆動軸
(4)に挿設されて軸方向に往復移動し且つスプールの
回動で回動するスプール軸(5)と、該スプール軸
(5)に摩擦抵抗を加えて当該スプール軸(5)の回動
を制御するテンションドラグ機構(16)と、前記ドライ
ブギヤー(7)に係着して回動するキッキングディスク
(44)と、該キッキングディスク(44)上のキッキング
ピン(47)に当接して揺動するアームプレート(30)
と、該アームプレート(30)に係合して揺動するクラッ
チアーム(23)と、ラチェット(18)への挿合若しくは
離脱によってスプール軸(5)に制動力を印加若しくは
該制動力印加を解除するクラッチ部材(20)と、前記ク
ラッチ部材(20)の前記ラチェット(18)への挿合若し
くは離脱を選択的に切り換えて行わせる切換レバー(2
9)とを具備した釣り用リールのスプール制動力切換装
置であって、 前記ドライブギヤー(7)の反ギヤ部側の端面の周部に
環状の挿入溝(36)が形成され、 該挿入溝(36)内周面の相対向する2部位に所定形状の
掛止突条(37)が相互対応して形成され、 前記回転軸(8)の外周所定部位に支持部(8′)が突
設形成され、 前記挿入溝(36)に前記キッキングディスク(44)が係
着され、 前記リール本体(1)のスプール軸(5)に平行な両方
側壁間の所定部位にアーム軸(27)が貫設され、 クラッチアーム本体(26)と該クラッチアーム本体(2
6)の所定部位に突設した軸ピン(34)と中央所定部位
に突設した円筒状突設部位と一方側端に形成され、前記
クラッチ部材(20)の掛止片21に挿合可能な切換カム
(24)とを夫々具備したクラッチアーム(23)が前記ア
ーム軸(27)に揺動可能に嵌合され、前記クラッチアー
ム(23)の軸ピン(34)に、アームプレート(30)を揺
動可能に嵌合し、該アームプレート(30)の上方側端所
定部位に回動規制片(31)を突設して該回動規制片(3
1)がクラッチアーム本体(26)上方側部位に係合する
ことにより、アームプレート(30)が前記軸ピン(34)
を中心に反時計方向に揺動可能かつ時計方向には揺動不
能となるように構成することにより、前記ハンドルの駆
動で前記キッキングディスク(44)が回動し、前記アー
ムプレート(30)を押し上げることによって、該アーム
プレート(30)に係合したクラッチアーム(23)が揺動
し、クラッチ部材(20)の掛止片(21)に係合していた
切換カム(24)が離脱し、掛止突条(19)がラチェット
(18)の凹部(17)に挿合されて、スプール軸(5)の
回動に制動を加えるようにする一方、 前記キッキングディスク(44)は、その両方側辺部位に
ドライブギヤー(7)の掛止突条(37)が挿合かつスラ
イド可能となる形状と長さの掛止溝(46)と、その上方
面所定部位に突設して前記アームプレート(30)の先方
端下方部に係合されるキッキングピン(47)と、その中
心部位に穿孔形成されて回転軸(8)の支持部(8′)
に嵌合される中央孔(45)とを具備し、 前記回転軸(8)の支持部(8′)にスプリング固定溝
(39)が穿孔形成され、前記挿入溝(36)における前記
支持部(8′)の外周部位に形成された環状のスプリン
グ挿入溝(38)に環状のトーションスプリング(42)が
挿設されて該トーションスプリング(42)の両方側端が
夫々前記スプリング固定溝(39)とキッキングディスク
(44)の中央孔(45)内周面に接する部位に穿孔形成さ
れたスプリング固定孔(43)とに挿入掛止されることに
より、前記キッキングディスク(44)がドライブギヤー
(7)の上方面に係着されて前記回転軸(8)の支持部
(8′)を基準に反時計方向に付勢支持されたことを特
徴とする釣り用リールのスプール制動力切換装置。 - 【請求項2】前記回転軸(8)の支持部(8′)の外周
所定部位にストップリング挿入溝(50)が形成され、該
挿入溝(50)にストップリング(51)が挿設されること
により、キッキングディスク(44)の離脱が防止されて
なる請求項1記載の釣り用リールのスプール制動力切換
装置。 - 【請求項3】前記リール本体(1)の上部内方側壁所定
部位に固定突条(25′)が突設されて、該固定突条(2
5′)に挿入孔が穿孔形成され、該挿入孔とクラッチア
ーム本体(26)所定部位に穿孔形成された挿入孔とにト
ーションスプリング(28)の両方側端が夫々掛止される
ことにより、前記クラッチアーム(23)がリール本体
(1)に付勢支持されてなる請求項1又は2記載の釣り
用リールのスプール制動力切換装置。 - 【請求項4】前記アームプレート(30)の下方側所定部
位にスプリング固定孔(32)が穿孔形成されて該固定孔
(32)にトーションスプリング(35)の一方側端が挿入
掛止され、該トーションスプリング(35)の他方側端が
前記クラッチアーム(23)の円筒状突出部位に挿設掛止
されることにより、該クラッチアーム(23)に前記アー
ムプレート(30)が付勢支持されてなる請求項1〜3の
うちいずれか一つに記載の釣り用リールのスプール制動
力切換装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR4966/1989 | 1989-04-22 | ||
KR2019890004966U KR910002135Y1 (ko) | 1989-04-22 | 1989-04-22 | 낚시용 릴의 스풀 제동력 절환장치 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03671U JPH03671U (ja) | 1991-01-08 |
JP2512077Y2 true JP2512077Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=19285365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990041646U Expired - Fee Related JP2512077Y2 (ja) | 1989-04-22 | 1990-04-20 | 釣り用リ―ルのスプ―ル制動力切換装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5186412A (ja) |
JP (1) | JP2512077Y2 (ja) |
KR (1) | KR910002135Y1 (ja) |
DE (1) | DE4012775C2 (ja) |
Families Citing this family (36)
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