JP2511530B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2511530B2 JP2511530B2 JP1213402A JP21340289A JP2511530B2 JP 2511530 B2 JP2511530 B2 JP 2511530B2 JP 1213402 A JP1213402 A JP 1213402A JP 21340289 A JP21340289 A JP 21340289A JP 2511530 B2 JP2511530 B2 JP 2511530B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- casing
- ribbon cassette
- image forming
- thermal head
- Prior art date
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- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、原稿像に対応した転写画像を形成された
転写紙上に、原稿像に含まれない文字等の特別な情報を
合成記録する印字装置を有する画像形成装置に関する。
転写紙上に、原稿像に含まれない文字等の特別な情報を
合成記録する印字装置を有する画像形成装置に関する。
<従来の技術> 画像形成装置、例えば複写機によって画像が複写され
た用紙に、複写した日付、複写した者、その他の注意書
き等をメモ書きする必要が生ずる場合がある。
た用紙に、複写した日付、複写した者、その他の注意書
き等をメモ書きする必要が生ずる場合がある。
このような場合、上記のメモ書きを、手書きやスタン
プで作成する作業は、煩わしいので、当該作業を内部で
自動的に行うようにした画像形成装置が知られている。
プで作成する作業は、煩わしいので、当該作業を内部で
自動的に行うようにした画像形成装置が知られている。
上記の画像形成装置においては、内部に印字装置が設
けられている。この印字装置は、ケーシングに、インク
リボンが収容されたインクリボンカセットと、サーマル
ヘッドとを取り付けており、プラテンローラを通過中の
用紙に、インクリボンを介してサーマルヘッドを押し当
て、文字等を印字する。
けられている。この印字装置は、ケーシングに、インク
リボンが収容されたインクリボンカセットと、サーマル
ヘッドとを取り付けており、プラテンローラを通過中の
用紙に、インクリボンを介してサーマルヘッドを押し当
て、文字等を印字する。
<発明が解決しようとする課題> ところが、上記の画像形成装置においては、インクリ
ボンが使用済みになると、一方の側板に設けた透孔から
手を挿入し、一対の側板間の中央に位置するケーシング
を、プラテンローラの軸方向に沿ってスライドさせて透
孔から抜き出すことにより、インクリボンカセットを交
換していた。
ボンが使用済みになると、一方の側板に設けた透孔から
手を挿入し、一対の側板間の中央に位置するケーシング
を、プラテンローラの軸方向に沿ってスライドさせて透
孔から抜き出すことにより、インクリボンカセットを交
換していた。
したがって、上記の画像形成装置においては、狭い透
孔へ手を突っ込んで作業しなければならないので、容易
に交換を行えないという問題があった。
孔へ手を突っ込んで作業しなければならないので、容易
に交換を行えないという問題があった。
さらに、ケーシングに取り付けられたインクリボンカ
セットとサーマルヘッドとが、近接状態にあるので、イ
ンクリボンカセットの交換が一層困難であった。同様
に、印字装置周辺でのジャム処理も困難であるという問
題があった。
セットとサーマルヘッドとが、近接状態にあるので、イ
ンクリボンカセットの交換が一層困難であった。同様
に、印字装置周辺でのジャム処理も困難であるという問
題があった。
この発明は、上記の問題点に鑑み、インクリボンカセ
ットの交換およびジャム処理を容易に行うことができる
画像形成装置を提供することを目的とする。
ットの交換およびジャム処理を容易に行うことができる
画像形成装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明は、画像が定着さ
れた用紙に、インクリボンカセットのインクリボンを介
してサーマルヘッドを押し当て、文字等を印字する印字
装置を具備する画像形成装置において、上記印字装置
が、インクリボンカセットが取り外し可能に装着され、
且つ印字を行うセット位置とインクリボンカセットを画
像形成装置本体の用紙排出側から取り出し可能な開放位
置との間を回動自在なケーシングと、サーマルヘッドが
支持され、且つサーマルヘッドをインクリボンに押し当
てる記録位置とインクリボンカセットを画像形成装置本
体から取り出せるようにサーマルヘッドを退避させる退
避位置との間を、ケーシングの回動中心軸と平行な軸の
回りに回動自在な支持部材と、上記ケーシングの開放位
置への回動動作に連動して、支持部材を退避位置に回動
させる支持部材操作手段とを具備していることを特徴と
するものである。
れた用紙に、インクリボンカセットのインクリボンを介
してサーマルヘッドを押し当て、文字等を印字する印字
装置を具備する画像形成装置において、上記印字装置
が、インクリボンカセットが取り外し可能に装着され、
且つ印字を行うセット位置とインクリボンカセットを画
像形成装置本体の用紙排出側から取り出し可能な開放位
置との間を回動自在なケーシングと、サーマルヘッドが
支持され、且つサーマルヘッドをインクリボンに押し当
てる記録位置とインクリボンカセットを画像形成装置本
体から取り出せるようにサーマルヘッドを退避させる退
避位置との間を、ケーシングの回動中心軸と平行な軸の
回りに回動自在な支持部材と、上記ケーシングの開放位
置への回動動作に連動して、支持部材を退避位置に回動
させる支持部材操作手段とを具備していることを特徴と
するものである。
<作 用> 上記構成によれば、ケーシングを開放位置へ回動させ
ると、この回動動作に連動して、支持部材操作手段が、
サーマルヘッドを支持した支持部材を退避位置へ回動さ
せることから、インクリボンカセットが画像形成装置本
体から容易に取り出せる状態になる。
ると、この回動動作に連動して、支持部材操作手段が、
サーマルヘッドを支持した支持部材を退避位置へ回動さ
せることから、インクリボンカセットが画像形成装置本
体から容易に取り出せる状態になる。
<実施例> 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第6図は、この発明の一実施例としての複写機を示す
概略側面図であり、同図において、この複写機は、複写
機本体としてのハウジング1内に、原稿像に応じた静電
潜像を感光体12a上に形成する光学系11と、上記静電潜
像をトナー像に現像し複写紙上に転写する画像処理部12
と、手差し給紙部14、給紙カセット15a或いは給紙カセ
ット15bから送出した用紙を、画像処理部12、複写紙上
の画像を加熱、定着させる定着装置17、印字装置2、及
び穿孔装置18を順次に経由させて、排出トレイ19上に排
出する用紙搬送部13とを有している。
概略側面図であり、同図において、この複写機は、複写
機本体としてのハウジング1内に、原稿像に応じた静電
潜像を感光体12a上に形成する光学系11と、上記静電潜
像をトナー像に現像し複写紙上に転写する画像処理部12
と、手差し給紙部14、給紙カセット15a或いは給紙カセ
ット15bから送出した用紙を、画像処理部12、複写紙上
の画像を加熱、定着させる定着装置17、印字装置2、及
び穿孔装置18を順次に経由させて、排出トレイ19上に排
出する用紙搬送部13とを有している。
第2図を参照して、穿孔装置18は、印字装置2とハウ
ジング1の側面1aとの間に配置されており、印字装置2
を通過してきた用紙の後端側にパンチ刃18aを押し込ん
で、当該用紙に、綴じ込み用の複数のパンチ穴を開け
る。この穿孔装置18は、第1図及び第5図に示すよう
に、下端の軸18bを中心としてハウジング1の外方へ回
動させ、印字装置2に対するメンテナンスが行えるよう
になっている。
ジング1の側面1aとの間に配置されており、印字装置2
を通過してきた用紙の後端側にパンチ刃18aを押し込ん
で、当該用紙に、綴じ込み用の複数のパンチ穴を開け
る。この穿孔装置18は、第1図及び第5図に示すよう
に、下端の軸18bを中心としてハウジング1の外方へ回
動させ、印字装置2に対するメンテナンスが行えるよう
になっている。
第4図を参照して、印字装置2は、ケーシング3と、
このケーシング3に取り外し可能に取り付けられ、後述
する帯状のインクリボン41を収容したインクリボンカセ
ット4と、及びケーシング3に回動自在に取り付けら
れ、サーマルヘッド5を支持した支持部材6とを有して
いる。
このケーシング3に取り外し可能に取り付けられ、後述
する帯状のインクリボン41を収容したインクリボンカセ
ット4と、及びケーシング3に回動自在に取り付けら
れ、サーマルヘッド5を支持した支持部材6とを有して
いる。
ケーシング3は、上面の開放した箱体31と、この箱体
31の両端部にそれぞれ固着された側板32a,32bとからな
る。側板32a,32bは、略三角形形状をしており、下端の
支軸34によって複写機本体1に直接または間接的に取り
付けられている。ケーシング3は、第1図に示すよう
に、支軸34を中心として、セット位置Aと、インクリボ
ンカセット4をハウジング1の側端部側から取り出し可
能な開放位置Bとの間を回動自在である。
31の両端部にそれぞれ固着された側板32a,32bとからな
る。側板32a,32bは、略三角形形状をしており、下端の
支軸34によって複写機本体1に直接または間接的に取り
付けられている。ケーシング3は、第1図に示すよう
に、支軸34を中心として、セット位置Aと、インクリボ
ンカセット4をハウジング1の側端部側から取り出し可
能な開放位置Bとの間を回動自在である。
インクリボンカセット4は、インクリボン41、ボディ
42、このボディ42に平行して取り付けられた送り出しリ
ール43及び巻取りリール44により構成され、送り出しリ
ール43から送り出されたインクリボン41を、巻取りリー
ル44によって巻き取る。この印字部分41aの下方で、ボ
ディ42は、開口42bを有しており、ケーシング3の箱体3
1の底板31aは、開口33を有している。上記印字部分41a
は、開口42b及び開口33を通して、ケーシング3の下方
に突出することができ、プラテンローラ90上の用紙に当
接することができるようになっている。
42、このボディ42に平行して取り付けられた送り出しリ
ール43及び巻取りリール44により構成され、送り出しリ
ール43から送り出されたインクリボン41を、巻取りリー
ル44によって巻き取る。この印字部分41aの下方で、ボ
ディ42は、開口42bを有しており、ケーシング3の箱体3
1の底板31aは、開口33を有している。上記印字部分41a
は、開口42b及び開口33を通して、ケーシング3の下方
に突出することができ、プラテンローラ90上の用紙に当
接することができるようになっている。
ケーシング3の箱体31内には、上記のインクリボンカ
セット4と、このインクリボンカセット4の巻取りリー
ル44を駆動してインクリボン41を巻き取らせる駆動装置
7と、インクリボンカセット4のケーシング3への取り
付け状態を保持するロック部材9とが配設されている。
セット4と、このインクリボンカセット4の巻取りリー
ル44を駆動してインクリボン41を巻き取らせる駆動装置
7と、インクリボンカセット4のケーシング3への取り
付け状態を保持するロック部材9とが配設されている。
この駆動装置7は、モータ71と、このモータ71の駆動
力を巻取りリール44に伝達するトルクリミッタ機構72と
を有している。インクリボンカセット4がケーシング3
に取り付けられた状態では、トルクリミッタ機構72の端
部の連結軸73が、巻取りリール44内に挿入され係合され
ている。
力を巻取りリール44に伝達するトルクリミッタ機構72と
を有している。インクリボンカセット4がケーシング3
に取り付けられた状態では、トルクリミッタ機構72の端
部の連結軸73が、巻取りリール44内に挿入され係合され
ている。
ロック部材9は、第7図に示すように、軸91と、この
軸91を中心として回動自在な逆L字形部材92からなり、
この逆L字形部材92の端部92aを、インクリボンカセッ
ト4のボディ42の一端部42aに当接させて、インクリボ
ンカセット4を所定位置に装着維持し、その脱落を防止
している。
軸91を中心として回動自在な逆L字形部材92からなり、
この逆L字形部材92の端部92aを、インクリボンカセッ
ト4のボディ42の一端部42aに当接させて、インクリボ
ンカセット4を所定位置に装着維持し、その脱落を防止
している。
第7図を参照して、インクリボンカセット4のケーシ
ング3からの取り外しは、逆L字形部材92を反時計回り
に回動して(図中、二点鎖線で示す)、インクリボンカ
セット4の右方にスペースをあけた後、インクリボンカ
セット4を右方に移動して(図中、二転鎖線で示す)、
連結軸73と巻取りリール44との係合を解除し、この状態
で、インクリボンカセット4を上方へ取り出す。インク
リボンカセット4のケーシング3への取り付けは、取り
外しと逆の動作で行われる。
ング3からの取り外しは、逆L字形部材92を反時計回り
に回動して(図中、二点鎖線で示す)、インクリボンカ
セット4の右方にスペースをあけた後、インクリボンカ
セット4を右方に移動して(図中、二転鎖線で示す)、
連結軸73と巻取りリール44との係合を解除し、この状態
で、インクリボンカセット4を上方へ取り出す。インク
リボンカセット4のケーシング3への取り付けは、取り
外しと逆の動作で行われる。
サーマルヘッド5は、複数の微小な抵抗体に、通電し
てこれらを発熱させ、用紙に、印字パターンを形成す
る。
てこれらを発熱させ、用紙に、印字パターンを形成す
る。
支持部材6は、端部61a及び61bが側板32a及び側板32b
にそれぞれ回動自在に取り付けられた支軸61と、この支
軸61の中央部61cに下端部62bが固着され、上部62aにサ
ーマルヘッド5が取り付けられたプレート62により構成
されている。この支持部材6は、サーマルヘッド5をイ
ンクリボン41に押し当てる記録位置C(第3図参照)
と、インクリボンカセット4をハウジング1の外方へ取
り出せるようにサーマルヘッド5を退避させる退避位置
Dとの間を回動自在である。
にそれぞれ回動自在に取り付けられた支軸61と、この支
軸61の中央部61cに下端部62bが固着され、上部62aにサ
ーマルヘッド5が取り付けられたプレート62により構成
されている。この支持部材6は、サーマルヘッド5をイ
ンクリボン41に押し当てる記録位置C(第3図参照)
と、インクリボンカセット4をハウジング1の外方へ取
り出せるようにサーマルヘッド5を退避させる退避位置
Dとの間を回動自在である。
また、支持部材6は、記録位置Cから、当該記録位置
Cよりもやや退避位置D側へ寄った解除位置Eに移動す
ることができる。これは、定着位置17によって比較的高
い温度に加熱された用紙やその通路に、インクリボン41
を近接させた状態にしておいた場合、インクリボン41が
劣化してしまうので、支持手段6を解除位置Eに移動さ
せて、サーマルヘッド5を後退させると共に、インクリ
ボン41の通路等への近接状態を解除することにより、上
記の劣化を防ぐためである。
Cよりもやや退避位置D側へ寄った解除位置Eに移動す
ることができる。これは、定着位置17によって比較的高
い温度に加熱された用紙やその通路に、インクリボン41
を近接させた状態にしておいた場合、インクリボン41が
劣化してしまうので、支持手段6を解除位置Eに移動さ
せて、サーマルヘッド5を後退させると共に、インクリ
ボン41の通路等への近接状態を解除することにより、上
記の劣化を防ぐためである。
支持部材6は、後述する支持部材操作手段8の作用に
よって、ケーシング3のセット位置Aから開放位置Bへ
の回動動作に連動して、解除位置Eから退避位置Dへ回
動される。また、この支持部材操作手段8は、支持部材
6を記録位置C及び解除位置Eに移動させるべく操作す
る。
よって、ケーシング3のセット位置Aから開放位置Bへ
の回動動作に連動して、解除位置Eから退避位置Dへ回
動される。また、この支持部材操作手段8は、支持部材
6を記録位置C及び解除位置Eに移動させるべく操作す
る。
支持部材操作手段8は、軸81、偏倚ローラ82、偏倚ば
ね83、板ばね84、ガイド部材85、及び引っ張りばね88に
より構成されている。
ね83、板ばね84、ガイド部材85、及び引っ張りばね88に
より構成されている。
軸81の両端部は、ハウジング1内の組立側板1cによっ
て直接または間接的に支持されている。偏倚ローラ82
は、軸81の一端部81aを長穴82aに貫通させており、この
長穴82a内に上記偏倚ばね83を配設している。この偏倚
ばね83の作用により、軸81の回動に対して偏倚ローラ82
が偏倚して回動する。
て直接または間接的に支持されている。偏倚ローラ82
は、軸81の一端部81aを長穴82aに貫通させており、この
長穴82a内に上記偏倚ばね83を配設している。この偏倚
ばね83の作用により、軸81の回動に対して偏倚ローラ82
が偏倚して回動する。
板ばね84は、その一端部84aが支軸61の端部61bに取り
付けられ、他端部84bが支軸61の径方向に延びてケーシ
ング3の底板31aに当接し、ケーシング3を押圧する。
この押圧に対する反力によって、板ばね84は、サーマル
ヘッド5が記録位置Cから解除位置Eへスムーズに移動
できるように、軸61を回転付勢している。
付けられ、他端部84bが支軸61の径方向に延びてケーシ
ング3の底板31aに当接し、ケーシング3を押圧する。
この押圧に対する反力によって、板ばね84は、サーマル
ヘッド5が記録位置Cから解除位置Eへスムーズに移動
できるように、軸61を回転付勢している。
ガイド部材85は、一端部86aが支軸61の端部61bに取り
付けられ、他端部86bが支軸61の径方向に延びて偏倚ロ
ーラ82に押圧可能である板ばね86と、この板ばね86の他
端部86bから支軸61に平行な方向に延びた軸87と、この
軸87の端部87aに回動自在に設けられたローラ87bとから
なる。このローラ87bは、ケーシング3を開放する際
に、ハウジング1内の組立側板1cの凹状のガイド板1bに
係合して、当該ガイド板1bに沿って移動する。
付けられ、他端部86bが支軸61の径方向に延びて偏倚ロ
ーラ82に押圧可能である板ばね86と、この板ばね86の他
端部86bから支軸61に平行な方向に延びた軸87と、この
軸87の端部87aに回動自在に設けられたローラ87bとから
なる。このローラ87bは、ケーシング3を開放する際
に、ハウジング1内の組立側板1cの凹状のガイド板1bに
係合して、当該ガイド板1bに沿って移動する。
引っ張りばね88は、プレート62と定着装置17のケーシ
ング17aとの間に配設され、プレート62をケーシング17a
に近接する方向へ引っ張る。
ング17aとの間に配設され、プレート62をケーシング17a
に近接する方向へ引っ張る。
次に、支持部材操作手段8が、支持部材6を、記録位
置C及び退避位置Dに移動させる動作について説明す
る。印字が行われていない状態では、第2図に示すよう
に偏倚ばね83が軸81の右上力に位置しており、偏倚ロー
ラ82とガイド部材85の板ばね86との間には押圧力は生じ
ていない。したがって、支持部材6は、引っ張りばね88
の引張力及び板ばね84の反力によって時計回りに回転付
勢され、解除位置Eに位置している。
置C及び退避位置Dに移動させる動作について説明す
る。印字が行われていない状態では、第2図に示すよう
に偏倚ばね83が軸81の右上力に位置しており、偏倚ロー
ラ82とガイド部材85の板ばね86との間には押圧力は生じ
ていない。したがって、支持部材6は、引っ張りばね88
の引張力及び板ばね84の反力によって時計回りに回転付
勢され、解除位置Eに位置している。
一方、複写機本体1において、用紙に対して印字を行
うモードが選択された場合、図示していない駆動装置が
軸81を半回転させることにより、第3図に示すように偏
倚ばね83が軸81の左下方に配置される。これにより、ガ
イド部材85の板ばね86が、偏倚ローラ82によって押圧さ
れ、軸61が、主に板ばね84の底板31aに対する押圧の反
力に抗して、第3図において反時計回りに回動されるこ
とから、当該軸61に固定されたプレート62が反時計回り
に回動して記録位置Cに移動される。
うモードが選択された場合、図示していない駆動装置が
軸81を半回転させることにより、第3図に示すように偏
倚ばね83が軸81の左下方に配置される。これにより、ガ
イド部材85の板ばね86が、偏倚ローラ82によって押圧さ
れ、軸61が、主に板ばね84の底板31aに対する押圧の反
力に抗して、第3図において反時計回りに回動されるこ
とから、当該軸61に固定されたプレート62が反時計回り
に回動して記録位置Cに移動される。
そして、定着装置17から用紙が排出されると、当該用
紙が、定着装置17の出口のリミットスイッチ17bを転倒
させる。このリミットスイッチ17bからの信号に基づい
て、排出ローラ95とプラテンローラ90が、用紙の搬送ス
ピードを、印字装置2が印字を行える程度のスピードま
で遅くし、この状態で印字装置2による印字が行われ
る。
紙が、定着装置17の出口のリミットスイッチ17bを転倒
させる。このリミットスイッチ17bからの信号に基づい
て、排出ローラ95とプラテンローラ90が、用紙の搬送ス
ピードを、印字装置2が印字を行える程度のスピードま
で遅くし、この状態で印字装置2による印字が行われ
る。
支持部材操作手段8が、支持部材6を解除位置Eから
退避位置Dへ移動させる動作は、以下である。
退避位置Dへ移動させる動作は、以下である。
穿孔装置18を、軸18bを中心としてハウジング1の外
方へ回動させた後、印字装置2の、セット位置Aに位置
したケーシング3(第1図において、2点鎖線で示す)
を、支軸34を中心として第1図において反時計回りに回
動して、当該ケーシング3を開放位置Bへ移動させる
(第1図において実線で示す)。上記ケーシング3がセ
ット位置Aから開放位置Bへ回動すると、支軸61は、支
軸34を中心として、第1図において反時計回りに回動す
るが、このとき、ガイド部材85のローラ87bがガイド板1
bに係合し、当該ローラ87bがガイド板1bに沿って上方へ
移動することにより、支軸61が時計回りに回動する。こ
れにより、支軸61に固定されたプレート62が、第1図に
おいて時計回りに回動して退避位置Dに移動する。な
お、引っ張りばね88の引っ張り力によって、支持部材6
の退避位置Dへの移動が円滑に行われると共に、支持部
材6が退避位置Dに確実に保持される。
方へ回動させた後、印字装置2の、セット位置Aに位置
したケーシング3(第1図において、2点鎖線で示す)
を、支軸34を中心として第1図において反時計回りに回
動して、当該ケーシング3を開放位置Bへ移動させる
(第1図において実線で示す)。上記ケーシング3がセ
ット位置Aから開放位置Bへ回動すると、支軸61は、支
軸34を中心として、第1図において反時計回りに回動す
るが、このとき、ガイド部材85のローラ87bがガイド板1
bに係合し、当該ローラ87bがガイド板1bに沿って上方へ
移動することにより、支軸61が時計回りに回動する。こ
れにより、支軸61に固定されたプレート62が、第1図に
おいて時計回りに回動して退避位置Dに移動する。な
お、引っ張りばね88の引っ張り力によって、支持部材6
の退避位置Dへの移動が円滑に行われると共に、支持部
材6が退避位置Dに確実に保持される。
以上のように、この実施例によれば、ケーシング3を
開放位置Bへ回動させると、この回動動作に連動して、
支持部材操作手段8が、支持部材6を退避位置Dへ移動
させる。これにより、インクリボンカセット4を取り出
せるように、サーマルヘッド5がケーシング3から脱出
するので、使用済のインクリボンカセット4を取り出し
て、容易に新品に交換することができると共に、印字装
置2の周辺でのジャム処理を容易に行うことができる。
開放位置Bへ回動させると、この回動動作に連動して、
支持部材操作手段8が、支持部材6を退避位置Dへ移動
させる。これにより、インクリボンカセット4を取り出
せるように、サーマルヘッド5がケーシング3から脱出
するので、使用済のインクリボンカセット4を取り出し
て、容易に新品に交換することができると共に、印字装
置2の周辺でのジャム処理を容易に行うことができる。
特に、従来のように狭い透孔から手を突っ込んでケー
シング3をプラテンローラ90の横方向に移動させたりす
ることがなく、複写機の用紙排出側にケーシング3を開
放させてインクリボンカセット4を取り出すので、交換
が一層容易となり、インクリボンを傷付けることもな
い。
シング3をプラテンローラ90の横方向に移動させたりす
ることがなく、複写機の用紙排出側にケーシング3を開
放させてインクリボンカセット4を取り出すので、交換
が一層容易となり、インクリボンを傷付けることもな
い。
また、印字装置2の上方の空きスペースを有効に活用
しており、上記のインクリボンカセット4の交換および
ジャム処理の容易化を達成し、画像形成装置が大型化す
ることがない。
しており、上記のインクリボンカセット4の交換および
ジャム処理の容易化を達成し、画像形成装置が大型化す
ることがない。
なお、上記実施例においては、支持部材6をケーシン
グ3に取り付けたが、ハウジング1の組立側板1cに取り
付けても良い。
グ3に取り付けたが、ハウジング1の組立側板1cに取り
付けても良い。
また、上記実施例においては、支持部材操作手段8と
して、ガイド部材85等からなるガイド機構と、引張りば
ね88との双方を用いたが、何れか一方のみを用いても良
い。さらに、支持部材操作手段8として、ギア機構等の
回転伝達機構を用いても良い。
して、ガイド部材85等からなるガイド機構と、引張りば
ね88との双方を用いたが、何れか一方のみを用いても良
い。さらに、支持部材操作手段8として、ギア機構等の
回転伝達機構を用いても良い。
さらに、支持部材操作手段8は、支持部材6を回動さ
せるステッピングモータと、ケーシング3の開放位置B
への移動を検知する検知手段と、この検知手段による信
号に応じて上記ステッピングモータによって支持部材6
を退避位置Dへ回動させる制御手段とにより構成しても
良く、その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々
の設計変更を施すことができる。
せるステッピングモータと、ケーシング3の開放位置B
への移動を検知する検知手段と、この検知手段による信
号に応じて上記ステッピングモータによって支持部材6
を退避位置Dへ回動させる制御手段とにより構成しても
良く、その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々
の設計変更を施すことができる。
<発明の効果> 以上のように、この発明によれば、ケーシングを開放
位置へ回動させると、この回動動作に連動して、支持部
材操作手段が、支持部材を退避位置へ回動させることに
より、インクリボンカセットを取り出し可能な状態にす
ることができるので、インクリボンカセットの交換を容
易に行えると共に、印字装置の周辺でのジャム処理を容
易に行うことができる。
位置へ回動させると、この回動動作に連動して、支持部
材操作手段が、支持部材を退避位置へ回動させることに
より、インクリボンカセットを取り出し可能な状態にす
ることができるので、インクリボンカセットの交換を容
易に行えると共に、印字装置の周辺でのジャム処理を容
易に行うことができる。
特に、従来のように狭い透孔から手を突っ込んで作業
したりすることがなく、画像形成装置の用紙排出側にケ
ーシングを開放させてインクリボンカセットを取り出す
ので、交換が一層容易であるという特有の効果を奏す
る。
したりすることがなく、画像形成装置の用紙排出側にケ
ーシングを開放させてインクリボンカセットを取り出す
ので、交換が一層容易であるという特有の効果を奏す
る。
第1図はこの発明の一実施例としての画像形成装置の印
字装置の周辺を示す概略側面図、 第2図は印字装置のサーマルヘッドが解除位置にある状
態を示す画像形成装置の概略側面図、 第3図は印字装置のサーマルヘッドが記録位置にある状
態を示す画像形成装置の概略側面図、 第4図は印字装置のケーシングが開放した状態を示す印
字装置の斜視図、 第5図は穿孔装置をハウジング外に開放させた状態を示
す画像形成装置の斜視図、 第6図は複写機の内部構成を示す概略側面図、 第7図はインクリボンカセットの交換動作を示す印字装
置の概略平面図である。 1……複写機本体(ハウジング)、 2……印字装置、3……ケーシング、 4……インクリボンカセット、 5……サーマルヘッド、6……支持部材、 8……支持部材操作手段、 41……インクリボン、 A……セット位置、B……開放位置、 C……記録位置、D……退避位置。
字装置の周辺を示す概略側面図、 第2図は印字装置のサーマルヘッドが解除位置にある状
態を示す画像形成装置の概略側面図、 第3図は印字装置のサーマルヘッドが記録位置にある状
態を示す画像形成装置の概略側面図、 第4図は印字装置のケーシングが開放した状態を示す印
字装置の斜視図、 第5図は穿孔装置をハウジング外に開放させた状態を示
す画像形成装置の斜視図、 第6図は複写機の内部構成を示す概略側面図、 第7図はインクリボンカセットの交換動作を示す印字装
置の概略平面図である。 1……複写機本体(ハウジング)、 2……印字装置、3……ケーシング、 4……インクリボンカセット、 5……サーマルヘッド、6……支持部材、 8……支持部材操作手段、 41……インクリボン、 A……セット位置、B……開放位置、 C……記録位置、D……退避位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 32/00
Claims (1)
- 【請求項1】画像が定着された用紙に、インクリボンカ
セットのインクリボンを介してサーマルヘッドを押し当
て、文字等を印字する印字装置を具備する画像形成装置
において、上記印字装置が、インクリボンカセットが取
り外し可能に装着され、且つ印字を行うセット位置とイ
ンクリボンカセットを画像形成装置本体の用紙排出側か
ら取り出し可能な開放位置との間を回動自在なケーシン
グと、 サーマルヘッドが支持され、且つサーマルヘッドをイン
クリボンに押し当てる記録位置とインクリボンカセット
を画像形成装置本体から取り出せるようにサーマルヘッ
ドを退避させる退避位置との間を、ケーシングの回動中
心軸と平行な軸の回りに回動自在な支持部材と、 上記ケーシングの開放位置への回動動作に連動して、支
持部材を退避位置に回動させる支持部材操作手段とを具
備していることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213402A JP2511530B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 画像形成装置 |
US07/569,019 US5168286A (en) | 1989-08-18 | 1990-08-17 | Electrophotographic image forming apparatus and a thermal printer for such apparatus for adding supplemental data |
DE69013804T DE69013804T2 (de) | 1989-08-18 | 1990-08-17 | Bilderzeugungsgerät. |
EP90115818A EP0413358B1 (en) | 1989-08-18 | 1990-08-17 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213402A JP2511530B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376676A JPH0376676A (ja) | 1991-04-02 |
JP2511530B2 true JP2511530B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=16638627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1213402A Expired - Lifetime JP2511530B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511530B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5335595A (en) * | 1992-07-01 | 1994-08-09 | Nsk Ltd. | Roller offset printing apparatus |
CA2107746A1 (en) * | 1992-10-06 | 1994-04-07 | Masahiko Nunokawa | Tape printing device and tape cartridge used therein |
JPH0655747U (ja) * | 1993-01-08 | 1994-08-02 | 村田機械株式会社 | インクリボン式記録装置 |
KR100207978B1 (ko) * | 1994-12-02 | 1999-07-15 | 야스카와 히데아키 | 인쇄장치의 헤드 해제기구 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP1213402A patent/JP2511530B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376676A (ja) | 1991-04-02 |
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