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JP2508988B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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Publication number
JP2508988B2
JP2508988B2 JP5295696A JP29569693A JP2508988B2 JP 2508988 B2 JP2508988 B2 JP 2508988B2 JP 5295696 A JP5295696 A JP 5295696A JP 29569693 A JP29569693 A JP 29569693A JP 2508988 B2 JP2508988 B2 JP 2508988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idler
conveyor belt
paper sheet
push
push roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5295696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07144784A (ja
Inventor
哲男 尾形
忠 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5295696A priority Critical patent/JP2508988B2/ja
Publication of JPH07144784A publication Critical patent/JPH07144784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508988B2 publication Critical patent/JP2508988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類を自動的に処理
する紙葉類自動処理装置において、紙葉類を搬送する際
に発生する騒音を低減した紙葉類搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類処理装置における紙葉類搬
送装置は、図8および図9に示すように、紙葉類を導く
ガイド板4と、駆動機構で駆動される搬送ベルト2と、
この搬送ベルト2の片面に接し、ガイド板4と交互に設
置されたアイドラ7と、このアイドラ7と搬送ベルト2
を介して隣接し、搬送ベルト2を押さえる板バネ構造を
持つプッシュローラ1を具備し、紙葉類5は、ガイド板
4に沿って進行し、上面をプッシュローラ1で押さえら
れた搬送ベルト2とアイドラ7の間に挟まれて繰り出し
搬送されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙葉類処理装置
における紙葉類搬送装置では、紙葉類がアイドラと搬送
ベルトの間を繰り出されて搬送されるときに、紙葉類の
厚みだけプッシュローラは板バネにより持ち上がるが、
紙葉類の末端がアイドラとプッシュローラの中心軸を通
過後にプッシュローラはバネの復元力によりもとの位置
に戻る。その際に搬送ベルトを介してアイドラとプッシ
ュローラとがぶつかり合うことによって衝撃音が発生
し、騒音の原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の紙葉類搬送装置は、駆動機構により駆動
され紙葉類を搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトの
片面に接するアイドラと、このアイドラに前記搬送ベル
トを介して隣接され、前記搬送ベルトを押圧するプッシ
ュローラと、前記プッシュローラに前記搬送ベルトに対
する押圧力を与える弾性部材と備える紙葉類搬送装置
であって、前記アイドラは、前記プッシュローラと前記
搬送ベルトを介して接している部分に溝を有し、前記紙
葉類の後端が、前記アイドラと前記プッシュローラとが
前記搬送ベルトを介して接している部分を通過する直後
に、前記プッシュローラの一部が、前記弾性部材の作用
により、前記アイドラに設けられた溝内に入り込むもの
である。
【0005】
【実施例】次に図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例を示す図、図2は図
1のX−X断面図である。
【0006】本実施例の紙葉類搬送装置は、紙葉類5を
案内するガイド板4と、図示しない駆動機構により駆動
され、前記ガイド板4により案内された紙葉類5を搬送
し、弾性を有する搬送ベルト2と、前記搬送ベルト2の
片面に接しドリフトするアイドラ3と、このアイドラ3
と前記搬送ベルト2を介して隣接され、搬送される紙葉
類5を押圧する目的で設けられた板バネを有するプッシ
ュローラ1とを備えている。
【0007】図2に示すように、前記アイドラ3は、前
記プッシュローラ1と紙葉類5および搬送ベルト2を介
して接している部分にプッシュローラ1の幅よりも大き
い幅を有する溝6が形成されている。
【0008】また、搬送される紙葉類5に対し複数のプ
ッシュローラ1およびガイド板4が設置されており、こ
の場合プッシュローラ1とガイド板4は交互に設置さ
れ、前記溝6を有するアイドラ3はこの複数のプッシュ
ローラ1と同数だけ設置される。
【0009】次に実施例の動作について図3から図7を
用いて説明する。
【0010】図3は、紙葉類5がガイド板4に案内され
て搬送されている状態を示す。
【0011】図4は、プッシュローラ1によって押圧さ
れている搬送ベルト2と、プッシュローラ1と紙葉類5
および搬送ベルト2を介して接している部分に溝6を有
するアイドラ3に挟まれて、紙葉類5が繰り出し搬送さ
れている状態を示す。
【0012】図5は、紙葉類5の後部末端がプッシュロ
ーラ1とそれと対応する溝6を有するアイドラ3との中
心軸を通過すると、プッシュローラ1が搬送ベルト2を
さらに押圧し、元の位置よりも下方へ動いた状態を示
す。
【0013】図6は、図5のY−Y断面図であり、紙葉
類5の後部末端がプッシュローラ1とそれと対応する溝
6を有するアイドラ3との中心軸を通過した後、プッシ
ュローラ1が弾性を有する搬送ベルト2をさらに押圧
し、さらに、そのプッシュラーラ1はアイドラ3のプッ
シュローラ1の幅よりも大きい幅の溝6の部分に入り、
プッシュローラ1が搬送ベルト2を介してアイドラ3に
衝突することなく、元の位置よりも下方へ移動したこと
が分かる。
【0014】図7は、元の位置よりも下方へ動いたプッ
シュローラ1が搬送ベルト2に受けとめられて、搬送ベ
ルト2の弾性力により元の位置に戻され、次の紙葉類5
の搬送行程に移る状態を示す。
【0015】
【発明の効果】本発明の紙葉類搬送装置は、搬送ベルト
をドラフトさせるアイドラのプッシュローラが搬送ベル
トを介して押圧する部分に、プッシュローラの幅よりも
大きい幅を有する溝を形成することにより、プッシュロ
ーラの復元力(紙葉類を押圧する力)が弾性を有する搬
送ベルトのたわみにより緩和され、紙葉類がアイドラと
プッシュローラとの中心軸を通過後に、プッシュローラ
とアイドラとが搬送ベルトを介して接触することがなく
なり、その際に発生する衝撃音がプッシュローラと搬送
ベルトとがぶつかり合うことが原因によるものだけとな
り、騒音低減に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図
【図2】図1におけるX−X断面図
【図3】本発明の一実施例の動作を示す図
【図4】本発明の一実施例の動作を示す図
【図5】本発明の一実施例の動作を示す図
【図6】図5におけるY−Y断面図
【図7】本発明の一実施例の動作を示す図
【図8】従来の紙葉類搬送装置の一実施例を示す図
【図9】図8におけるZ−Z断面図
【符号の説明】
1 プッシュローラ 2 搬送ベルト 3 アイドラ(溝付き) 4 ガイド板 5 紙葉類 6 溝 7 アイドラ(溝なし)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構により駆動され紙葉類を搬送す
    る搬送ベルトと、前記搬送ベルトの片面に接するアイド
    ラと、このアイドラに前記搬送ベルトを介して隣接さ
    れ、前記搬送ベルトを押圧するプッシュローラと、前記
    プッシュローラに前記搬送ベルトに対する押圧力を与え
    る弾性部材と備える紙葉類搬送装置であって、 前記アイドラは、前記プッシュローラと前記搬送ベルト
    を介して接している部分に溝を有し、 前記紙葉類の後端が、前記アイドラと前記プッシュロー
    ラとが前記搬送ベルトを介して接している部分を通過す
    る直後に、前記プッシュローラの一部が、前記弾性部材
    の作用により、前記アイドラに設けられた溝内に入り込
    ことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】 搬送される紙葉類を案内する複数のガイ
    ド板を有し、 複数の前記プッシュローラは、該複数のガイド板の間に
    設置され、 前記アイドラには、設置される前記プッシュローラと同
    数の溝が設けられる ことを特徴とする前記請求項1に記
    載の紙葉類搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、板ばねであり、 前記紙葉類が前記アイドラと前記プッシュローラとの間
    で搬送されている状態では、該プッシュローラは、前記
    紙葉類の厚みだけ持ち上げられ、 前記紙葉類の後端が、前記アイドラと前記プッシュロー
    ラとが前記搬送ベルトを介して接している部分を通過す
    る直後に、前記プッシュローラの一部が、前記板ばねの
    復元力により、前記アイドラに設けられた溝内に入り込
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の紙葉類搬送装
    置。
JP5295696A 1993-11-25 1993-11-25 紙葉類搬送装置 Expired - Fee Related JP2508988B2 (ja)

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JPH07144784A JPH07144784A (ja) 1995-06-06
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS616192U (ja) * 1984-06-18 1986-01-14 淳夫 竹原 ダクト付定温乾燥器
JPS63197235U (ja) * 1987-06-11 1988-12-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07144784A (ja) 1995-06-06

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