JP2505182Y2 - 天井パネルの取り付け構造 - Google Patents
天井パネルの取り付け構造Info
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- JP2505182Y2 JP2505182Y2 JP15117289U JP15117289U JP2505182Y2 JP 2505182 Y2 JP2505182 Y2 JP 2505182Y2 JP 15117289 U JP15117289 U JP 15117289U JP 15117289 U JP15117289 U JP 15117289U JP 2505182 Y2 JP2505182 Y2 JP 2505182Y2
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- JP
- Japan
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- ceiling panel
- panel
- mounting
- frame
- ceiling
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、天井パネルの取り付け構造に関するもの
である。
である。
[従来の技術] 天井パネルを構造体に簡単に取り付けられるようにし
た構造は、従来から種々開発されている。
た構造は、従来から種々開発されている。
例えば、実開昭56-8714号公報には、玄関ポーチの屋
根における天井パネルの取り付け構造の場合が開示され
ている。この例では、玄関ポーチの屋根板の前後位置に
前フレームと後フレームとが設置されている。前フレー
ム及び後フレームの下端には載置段部が形成されてお
り、各載置段部は屋根板よりも下方に延びている。屋根
板の下部には複数の補強枠が取り付けられている。各補
強枠の下端には弾性体が固定されており、弾性体の下面
は上記前フレーム及び後フレームの載置段部よりも上方
に位置している。天井パネルは上記補強枠の下側に取り
付けられている。
根における天井パネルの取り付け構造の場合が開示され
ている。この例では、玄関ポーチの屋根板の前後位置に
前フレームと後フレームとが設置されている。前フレー
ム及び後フレームの下端には載置段部が形成されてお
り、各載置段部は屋根板よりも下方に延びている。屋根
板の下部には複数の補強枠が取り付けられている。各補
強枠の下端には弾性体が固定されており、弾性体の下面
は上記前フレーム及び後フレームの載置段部よりも上方
に位置している。天井パネルは上記補強枠の下側に取り
付けられている。
上記天井パネルの取り付け方法は次の通りである。
初めに、天井パネルを後方側を上向きに傾斜させて、
天井パネルの後端部を後フレームの載置段部と最後方に
位置する補強枠の弾性体との間に差し込む。
天井パネルの後端部を後フレームの載置段部と最後方に
位置する補強枠の弾性体との間に差し込む。
次に、天井パネルの後端部を後フレームの載置段部に
載置させつつ天井パネルを水平姿勢にし、天井パネルの
上面で上記各弾性体を圧縮するようにしながら天井パネ
ルを前方に引き戻し、天井パネルの前端部を前フレーム
の載置段部の上に載置する。こうすることによって、天
井パネルの前後端を前フレームの載置段部及び後フレー
ムの載置段部に載置し、又、弾性体により天井パネルを
下方へ付勢して、天井パネルを移動不能に取り付けてい
る。
載置させつつ天井パネルを水平姿勢にし、天井パネルの
上面で上記各弾性体を圧縮するようにしながら天井パネ
ルを前方に引き戻し、天井パネルの前端部を前フレーム
の載置段部の上に載置する。こうすることによって、天
井パネルの前後端を前フレームの載置段部及び後フレー
ムの載置段部に載置し、又、弾性体により天井パネルを
下方へ付勢して、天井パネルを移動不能に取り付けてい
る。
[考案が解決しようとする課題] 上述従来の天井パネルの取り付け構造では、天井パネ
ルを一度後方へ押し込んだ後、再び前方へ引き戻さなけ
ればならず、取り付け作業が面倒であった。
ルを一度後方へ押し込んだ後、再び前方へ引き戻さなけ
ればならず、取り付け作業が面倒であった。
又、弾性体の弾発力により天井パネルを各載置段部へ
押し付けて移動不能にする構造であるので、取り付け後
に振動等を受けた時に天井パネルが容易に移動しないよ
うにするためには、圧縮状態の弾性体に比較的に大きな
弾発力を必要とするが、これを余りに大きくすると今度
は天井パネルの取り付け作業の時に大きな力が必要にな
る。この両方の場合を満足させることは極めて難しかっ
た。
押し付けて移動不能にする構造であるので、取り付け後
に振動等を受けた時に天井パネルが容易に移動しないよ
うにするためには、圧縮状態の弾性体に比較的に大きな
弾発力を必要とするが、これを余りに大きくすると今度
は天井パネルの取り付け作業の時に大きな力が必要にな
る。この両方の場合を満足させることは極めて難しかっ
た。
この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、容易に取り付け
られ、しかも、取り付け後は確実に移動不能にすること
ができる天井パネルの取り付け構造を提供しようとする
ところにある。
ものであり、その目的とするところは、容易に取り付け
られ、しかも、取り付け後は確実に移動不能にすること
ができる天井パネルの取り付け構造を提供しようとする
ところにある。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するためになされたもの
で、その要旨は、構造体に取り付けられた天井パネルの
取り付け構造において、構造体が以下の(イ)(ロ)
(ハ)の構成を具備し、天井パネルが以下の(A)
(B)(C)の構成を具備することを特徴とする天井パ
ネルの取り付け構造にある。
で、その要旨は、構造体に取り付けられた天井パネルの
取り付け構造において、構造体が以下の(イ)(ロ)
(ハ)の構成を具備し、天井パネルが以下の(A)
(B)(C)の構成を具備することを特徴とする天井パ
ネルの取り付け構造にある。
[構造体] (イ)天井パネルの各側縁部をそのほぼ全長に亙って支
持し、この天井パネルの幅方向の中央に向かって延びる
載置部を有する一対のサイドレール部。
持し、この天井パネルの幅方向の中央に向かって延びる
載置部を有する一対のサイドレール部。
(ロ)天井パネルの後端部が位置する近傍にあり、この
天井パネルの前方向に延びる平板状の係合部を有するス
トッパー部。
天井パネルの前方向に延びる平板状の係合部を有するス
トッパー部。
(ハ)天井パネルの前縁部が位置する近傍にあって、天
井パネルの前縁部を支持するブラケット部。
井パネルの前縁部を支持するブラケット部。
[天井パネル] (A)パネル本体の各側縁部に、このパネル本体の前後
方向のほぼ全長に亙って設けられ、上記サイドレール部
の載置部に載置される係止片。
方向のほぼ全長に亙って設けられ、上記サイドレール部
の載置部に載置される係止片。
(B)パネル本体の後縁部に設けられており、上記スト
ッパー部の係合部を挟み込むクリップ。
ッパー部の係合部を挟み込むクリップ。
(C)パネル本体の前縁部に設けられており、上記ブラ
ケット部に固定具を介して固定される固定片。
ケット部に固定具を介して固定される固定片。
[作用] 天井パネルは次のようにして容易に構造体に取り付け
ることができる。
ることができる。
天井パネルの各側縁部の係止片を構造体のサイドレー
ル部の上に載置させるようにして、この天井パネルを構
造体の前方側から後方側へ挿入する。天井パネルが後方
移動の終点に近付くと、天井パネルのクリップが構造体
におけるストッパー部の係合部に係合する。この後、天
井パネルの前縁部の固定片を構造体のブラケット部に固
定具によって固定する。
ル部の上に載置させるようにして、この天井パネルを構
造体の前方側から後方側へ挿入する。天井パネルが後方
移動の終点に近付くと、天井パネルのクリップが構造体
におけるストッパー部の係合部に係合する。この後、天
井パネルの前縁部の固定片を構造体のブラケット部に固
定具によって固定する。
天井パネルは、上記固定具により前後左右方向の移動
が禁止され、この固定具とクリップにより上下方向の移
動が禁止される。
が禁止され、この固定具とクリップにより上下方向の移
動が禁止される。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図から第5図までの
図面に基づいて説明する。尚、この実施例は、箱形の住
空間ユニットを複数結合して構築する所謂ユニット住宅
の出入り口部ユニットにおいて用いた態様である。
図面に基づいて説明する。尚、この実施例は、箱形の住
空間ユニットを複数結合して構築する所謂ユニット住宅
の出入り口部ユニットにおいて用いた態様である。
第1図は出入り口部ユニット100の前部の部分外観斜
視図であり、出入り口部ユニット100はその前部が引き
込み型の玄関ポーチAとなっている。出入り口部ユニッ
ト100は柱部材や梁部材等を角型に組んだ骨組(構造
体)1を有している。玄関ポーチAにおける骨組1の上
部には、出入り口部ユニット100の前後方向に延びる左
右一対のサイドレール部材(サイドレール部)2,2と、
このサイドレール部材2,2より後方でほぼ同一高さに位
置し左右方向に延びるストッパー部材(ストッパー部)
3と、サイドレール部材2,2より前方且つやや上方に位
置し左右方向に延びるブラケット部材(ブラケット部)
4とが備えられている。
視図であり、出入り口部ユニット100はその前部が引き
込み型の玄関ポーチAとなっている。出入り口部ユニッ
ト100は柱部材や梁部材等を角型に組んだ骨組(構造
体)1を有している。玄関ポーチAにおける骨組1の上
部には、出入り口部ユニット100の前後方向に延びる左
右一対のサイドレール部材(サイドレール部)2,2と、
このサイドレール部材2,2より後方でほぼ同一高さに位
置し左右方向に延びるストッパー部材(ストッパー部)
3と、サイドレール部材2,2より前方且つやや上方に位
置し左右方向に延びるブラケット部材(ブラケット部)
4とが備えられている。
各サイドレール部材2は第2図及び第4図に示すよう
に断面略L字形をなし、平板状の水平部(載置部)2aと
垂直部2bとを有している。両サイドレール部材2は、そ
の水平部2aを水平姿勢にし、互いに水平部2aを接近させ
るように配置されている。
に断面略L字形をなし、平板状の水平部(載置部)2aと
垂直部2bとを有している。両サイドレール部材2は、そ
の水平部2aを水平姿勢にし、互いに水平部2aを接近させ
るように配置されている。
ストッパー部材3は第3図及び第5図に示すように断
面略L字形をなし、平板状の水平部(係合部)3aと垂直
部3bとを有している。ストッパー部材3は、その水平部
3aを水平姿勢にし、先端を出入り口部ユニット100の前
方に延ばすように配置されている。
面略L字形をなし、平板状の水平部(係合部)3aと垂直
部3bとを有している。ストッパー部材3は、その水平部
3aを水平姿勢にし、先端を出入り口部ユニット100の前
方に延ばすように配置されている。
ブラケット部材4は第5図に示すように断面略L字形
をなし、平板状の水平部4aと垂直部4bとを有している。
ブラケット部材4は、その水平部4aを水平姿勢にし、先
端を出入り口部ユニット100の後方へ延ばすように配置
されている。
をなし、平板状の水平部4aと垂直部4bとを有している。
ブラケット部材4は、その水平部4aを水平姿勢にし、先
端を出入り口部ユニット100の後方へ延ばすように配置
されている。
上記サイドレール部材2,2とストッパー部材3とブラ
ケット部材4により玄関ポーチAの天井パネル10が支持
されている。
ケット部材4により玄関ポーチAの天井パネル10が支持
されている。
天井パネル10はパネル本体11を有している。パネル本
体11は、第4図、第5図に示すように、平板状のパネル
部材12と、このパネル部材12の前後左右の外側面に固定
された枠体13a,13b,13c,13dとから構成されている。
体11は、第4図、第5図に示すように、平板状のパネル
部材12と、このパネル部材12の前後左右の外側面に固定
された枠体13a,13b,13c,13dとから構成されている。
第2図及び第4図に示すように、上記パネル本体11の
左右の枠体13c,13dの上部にはその全長に亙って係止片1
4が取り付けられている。係止片14は、枠体13c又は13d
に接合される第一水平部14aと、第一水平部14aの縁部か
ら上方に延びる垂直部14bと、垂直部14bの上端から水平
方向に屈曲し先端をパネル本体11から離反する方向に延
ばす第二水平部14cとから構成されている。垂直部14bは
各枠体13c,13dの外側面に対しほぼ面一に配置されてい
る。各係止片14の第二水平部14cはそれぞれ前記骨組1
の各サイドレール2の水平部2aの上に載置されている。
左右の枠体13c,13dの上部にはその全長に亙って係止片1
4が取り付けられている。係止片14は、枠体13c又は13d
に接合される第一水平部14aと、第一水平部14aの縁部か
ら上方に延びる垂直部14bと、垂直部14bの上端から水平
方向に屈曲し先端をパネル本体11から離反する方向に延
ばす第二水平部14cとから構成されている。垂直部14bは
各枠体13c,13dの外側面に対しほぼ面一に配置されてい
る。各係止片14の第二水平部14cはそれぞれ前記骨組1
の各サイドレール2の水平部2aの上に載置されている。
又、第3図及び第5図に示すように、パネル本体11の
後部の枠体13bの上部には所定間隔おきに複数のクリッ
プ15が取り付けられている。クリップ15は、枠体13bに
接合されるベース部15aと、ベース部15aの後端中央部か
ら立ち上がり更に水平姿勢で後方へ延びる上側挟持片15
bと、上側挟持片15bの左右両側に位置し、上側挟持片15
bと同様にベース部15aの後端から立ち上がり更に水平姿
勢で後方へ延びる下側挟持片15cから構成されている。
下側挟持片15cの水平部は上側挟持片15bの水平部よりも
下方に位置し、この間に前記骨組1のストッパー部材3
の水平部3aが挟み込まれている。
後部の枠体13bの上部には所定間隔おきに複数のクリッ
プ15が取り付けられている。クリップ15は、枠体13bに
接合されるベース部15aと、ベース部15aの後端中央部か
ら立ち上がり更に水平姿勢で後方へ延びる上側挟持片15
bと、上側挟持片15bの左右両側に位置し、上側挟持片15
bと同様にベース部15aの後端から立ち上がり更に水平姿
勢で後方へ延びる下側挟持片15cから構成されている。
下側挟持片15cの水平部は上側挟持片15bの水平部よりも
下方に位置し、この間に前記骨組1のストッパー部材3
の水平部3aが挟み込まれている。
又、第5図に示すように、パネル本体11の前部の枠体
13aの上部には固定片16が取り付けられている。固定片1
6は、枠体13aに接合される第一水平部16aと、第一水平
部16aの前端から上方に延びる垂直部16bと、垂直部16b
の上端から水平方向に屈曲し先端を前方へ延ばす第二水
平部16cとから構成されている。垂直部16bは枠体13aよ
りも所定寸法前方に位置し、第二水平部16cは前記骨組
1のブラケット4の下側に位置しており、第二水平部16
cとブラケット4の水平部4aはタッピンネジ(固定具)2
0により固定されている。
13aの上部には固定片16が取り付けられている。固定片1
6は、枠体13aに接合される第一水平部16aと、第一水平
部16aの前端から上方に延びる垂直部16bと、垂直部16b
の上端から水平方向に屈曲し先端を前方へ延ばす第二水
平部16cとから構成されている。垂直部16bは枠体13aよ
りも所定寸法前方に位置し、第二水平部16cは前記骨組
1のブラケット4の下側に位置しており、第二水平部16
cとブラケット4の水平部4aはタッピンネジ(固定具)2
0により固定されている。
又、上記天井パネル10は化粧板17を有している。化粧
板17は、パネル部材12の下面と、枠体13a〜13dの下面及
び外側面を被覆する本体カバー部17aと、本体カバー部1
7aの左右両縁部よりパネル本体11から離反する方向へ水
平に延びる側方補助カバー部17bと、本体カバー部17aの
後縁部より後方へ水平に延びる後方補助カバー部17cと
から構成されている。側方補助カバー部17bは天井パネ
ル10を骨組1に取り付けた状態において下から見上げた
時に、サイドレール部材2の水平部2aと係止片14を隠す
べく機能し、後方補助カバー部17cは同様にストッパー
部材3の水平部3aとクリップ15を隠すべく機能するもの
である。
板17は、パネル部材12の下面と、枠体13a〜13dの下面及
び外側面を被覆する本体カバー部17aと、本体カバー部1
7aの左右両縁部よりパネル本体11から離反する方向へ水
平に延びる側方補助カバー部17bと、本体カバー部17aの
後縁部より後方へ水平に延びる後方補助カバー部17cと
から構成されている。側方補助カバー部17bは天井パネ
ル10を骨組1に取り付けた状態において下から見上げた
時に、サイドレール部材2の水平部2aと係止片14を隠す
べく機能し、後方補助カバー部17cは同様にストッパー
部材3の水平部3aとクリップ15を隠すべく機能するもの
である。
尚、天井パネル10の下部空間の側方は外壁パネル30
(第1図では省略している)、及び玄関ドア(図示せ
ず)で囲まれている。
(第1図では省略している)、及び玄関ドア(図示せ
ず)で囲まれている。
上述構成の天井パネルの取り付け構造においては、天
井パネル10の全荷重の大部分を係止片14を介してサイド
レール2の水平部2aが受けることとなる。又、天井パネ
ル10は、タッピンネジ20によって前後左右方向の移動を
禁じられ、ストッパー部材3とクリップ15とタッピンネ
ジ20によって上下方向の移動を禁じられる。したがっ
て、天井パネル10は骨組1に確実に移動不能に固定され
ることとなる。
井パネル10の全荷重の大部分を係止片14を介してサイド
レール2の水平部2aが受けることとなる。又、天井パネ
ル10は、タッピンネジ20によって前後左右方向の移動を
禁じられ、ストッパー部材3とクリップ15とタッピンネ
ジ20によって上下方向の移動を禁じられる。したがっ
て、天井パネル10は骨組1に確実に移動不能に固定され
ることとなる。
次に、骨組1への天井パネル10の取り付け方法につい
て以下に説明する。
て以下に説明する。
初めに、天井パネル10を出入り口部ユニット100の手
前上方において水平姿勢に位置させる。そして、第2図
に示すように、天井パネル10の左右両側における係止片
14の第二水平部14cと化粧板17の側方補助カバー17bとの
間にサイドレール部材2の水平部2aを位置させ、上記第
二水平部14cを上記水平部2aの上においてスライドさせ
るようにして、第1図及び第2図中の矢印で示すように
天井パネル10を出入り口部ユニット100の後方へ押し込
む。
前上方において水平姿勢に位置させる。そして、第2図
に示すように、天井パネル10の左右両側における係止片
14の第二水平部14cと化粧板17の側方補助カバー17bとの
間にサイドレール部材2の水平部2aを位置させ、上記第
二水平部14cを上記水平部2aの上においてスライドさせ
るようにして、第1図及び第2図中の矢印で示すように
天井パネル10を出入り口部ユニット100の後方へ押し込
む。
上記天井パネル10の後方移動が終点に近付くと、第3
図に示すようにクリップ15が骨組1のストッパー部材3
の水平部3aを捕え、クリップ15の上側挟持片15bと下側
挟持片15cの間にストッパー部材3の水平部3aが挟み込
まれる。
図に示すようにクリップ15が骨組1のストッパー部材3
の水平部3aを捕え、クリップ15の上側挟持片15bと下側
挟持片15cの間にストッパー部材3の水平部3aが挟み込
まれる。
この後、天井パネル10の固定片16と骨組1のブラケッ
ト部材4とをタッピンネジ20によって固定する。
ト部材4とをタッピンネジ20によって固定する。
このように、天井パネル10の骨組1への取り付け作業
は非常に簡単である。
は非常に簡単である。
尚、天井パネル10を取り付けた後に、第5図に示すよ
うに、天井パネル10の前方に入口用化粧モール40が取り
付けられる。
うに、天井パネル10の前方に入口用化粧モール40が取り
付けられる。
この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用
可能である。
可能である。
例えば、天井パネルは玄関ポーチ用に限るものではな
く、あらゆる場所の天井パネルに本願の取り付け構造を
採用することができる。
く、あらゆる場所の天井パネルに本願の取り付け構造を
採用することができる。
又、天井パネルの固定片を構造体のブラケット部に固
定するための固定具はタッピンネジに限るものではな
く、適宜他のものに設計変更可能である。
定するための固定具はタッピンネジに限るものではな
く、適宜他のものに設計変更可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、天井パネル
の取り付け作業が極めて簡単になり、しかも、天井パネ
ルを確実に移動不能に固定することができるという優れ
た効果が奏される。
の取り付け作業が極めて簡単になり、しかも、天井パネ
ルを確実に移動不能に固定することができるという優れ
た効果が奏される。
第1図から第5図までの図面はこの考案の一実施例を示
すものであり、第1図は天井パネル取り付け部の外観斜
視図、第2図は構造体のサイドレール部と天井パネルの
係止片の組み立て状態を示す部分外観斜視図、第3図は
構造体のストッパー部と天井パネルのクリップの組み立
て状態を示す部分外観斜視図、第4図は天井パネルの取
り付け部を左右方向に切った縦断面図、第5図は同前後
方向に切った場合の縦断面図である。 1……骨組(構造体)、2,2……サイドレール部材(サ
イドレール部)、2a……水平部(載置部)、3……スト
ッパー部材(ストッパー部)、3a……水平部(係合
部)、4……ブラケット部材(ブラケット部)、10……
天井パネル、11……パネル本体、14……係止片、15……
クリップ、16……固定片、20……タッピンネジ(固定
具)。
すものであり、第1図は天井パネル取り付け部の外観斜
視図、第2図は構造体のサイドレール部と天井パネルの
係止片の組み立て状態を示す部分外観斜視図、第3図は
構造体のストッパー部と天井パネルのクリップの組み立
て状態を示す部分外観斜視図、第4図は天井パネルの取
り付け部を左右方向に切った縦断面図、第5図は同前後
方向に切った場合の縦断面図である。 1……骨組(構造体)、2,2……サイドレール部材(サ
イドレール部)、2a……水平部(載置部)、3……スト
ッパー部材(ストッパー部)、3a……水平部(係合
部)、4……ブラケット部材(ブラケット部)、10……
天井パネル、11……パネル本体、14……係止片、15……
クリップ、16……固定片、20……タッピンネジ(固定
具)。
Claims (1)
- 【請求項1】構造体に取り付けられた天井パネルの取り
付け構造において、 上記構造体は、 (イ)天井パネルの各側縁部をそのほぼ全長に亙って支
持し、この天井パネルの幅方向の中央に向かって延びる
載置部を有する一対のサイドレール部と、 (ロ)天井パネルの後縁部が位置する近傍に設けられ、
この天井パネルの前方向に延びる平板状の係合部を有す
るストッパー部と、 (ハ)天井パネルの前縁部を支持するブラケット部、と
を具備し、 上記天井パネルは、 (A)パネル本体の各側縁部に、このパネル本体の前後
方向のほぼ全長に亙って設けられ、上記サイドレール部
の載置部に載置される係止片と、 (B)パネル本体の後縁部に設けられ、上記ストッパー
部の係合部を挟み込むクリップと、 (C)パネル本体の前縁部に設けられ、上記ブラケット
部に固定具を介して固定される固定片、とを具備する ことを特徴とする天井パネルの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15117289U JP2505182Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 天井パネルの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15117289U JP2505182Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 天井パネルの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389810U JPH0389810U (ja) | 1991-09-12 |
JP2505182Y2 true JP2505182Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31697481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15117289U Expired - Lifetime JP2505182Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 天井パネルの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505182Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7519286B2 (ja) | 2020-12-16 | 2024-07-19 | 株式会社長谷工コーポレーション | 玄関庇ユニットとその施工方法 |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP15117289U patent/JP2505182Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7519286B2 (ja) | 2020-12-16 | 2024-07-19 | 株式会社長谷工コーポレーション | 玄関庇ユニットとその施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0389810U (ja) | 1991-09-12 |
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