JP2503790Y2 - 可撓性ノンメタリック型光ファイバケ―ブル - Google Patents
可撓性ノンメタリック型光ファイバケ―ブルInfo
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、光通信の分野で使用されている可撓性に優
れたノンメタリック型の光ファイバケーブルに関する。
れたノンメタリック型の光ファイバケーブルに関する。
《考案の背景》 光通信に使用される光ファイバケーブルは、側圧等の
圧縮による光ファイバ自身の破損を考慮して、種々の構
造のものが提案されている。
圧縮による光ファイバ自身の破損を考慮して、種々の構
造のものが提案されている。
これらの代表的な構造としてスロットタイプと称さ
れ、抗張力線り外周に光ファイバテープ心線等の通信材
収納用の複数の螺旋状溝を設けたスペーサが知られてお
り、この種のスペーサは、光ファイバの心線数を多くで
きること、側圧に対する保護が充分であることなどから
多用されている。
れ、抗張力線り外周に光ファイバテープ心線等の通信材
収納用の複数の螺旋状溝を設けたスペーサが知られてお
り、この種のスペーサは、光ファイバの心線数を多くで
きること、側圧に対する保護が充分であることなどから
多用されている。
また、この構造のスペーサでは、光ファイバケーブル
として非電気誘導性の点から、抗張力線に非金属性のも
の、例えば、繊維強化合成樹脂(以下FRP)製線状物を
使用したもの、あるいは可撓性の点からこれを撚線状と
したものを使用し、その外周に前記螺旋状溝を形成した
ものも公知である。
として非電気誘導性の点から、抗張力線に非金属性のも
の、例えば、繊維強化合成樹脂(以下FRP)製線状物を
使用したもの、あるいは可撓性の点からこれを撚線状と
したものを使用し、その外周に前記螺旋状溝を形成した
ものも公知である。
しかし、ケーブルとして要求される抗張力に応じて決
定される前記FRP製線状物の断面積から導き出される直
径、ないし見なし直径のものを使用して、その外周に螺
旋状溝を熱可塑性樹脂により形成してスペーサとする
と、厚肉の熱可塑性樹脂の部分(スペーサのリブの部分
等)に一体的に囲まれているためスペーサ全体の剛性が
大きくなるという問題が生じる。
定される前記FRP製線状物の断面積から導き出される直
径、ないし見なし直径のものを使用して、その外周に螺
旋状溝を熱可塑性樹脂により形成してスペーサとする
と、厚肉の熱可塑性樹脂の部分(スペーサのリブの部分
等)に一体的に囲まれているためスペーサ全体の剛性が
大きくなるという問題が生じる。
そこで本考案者らは、FRP製線状物を使用し、かつ曲
げに対する抵抗の少ない、すなわち可撓性を有する光フ
ァイバケーブルの構造について鋭意検討して本考案を完
成したものであり、本考案の目的は、可撓性を有するノ
ンメタリック型光ファイバケーブルを提供することにあ
る。
げに対する抵抗の少ない、すなわち可撓性を有する光フ
ァイバケーブルの構造について鋭意検討して本考案を完
成したものであり、本考案の目的は、可撓性を有するノ
ンメタリック型光ファイバケーブルを提供することにあ
る。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するため本願考案は、中心に配置され
る断面が円形状の抗張力材と、この抗張力材の外周に配
置される複数の平型光コードと、この平型光コードの外
周を囲繞とする保護被覆材とを備え、前記抗張力材は、
繊維強化硬化性樹脂からなる撚構造体と、この撚構造体
の外周を覆う被覆層とを有し、前記平型光コードは、中
央に空間部が設けられた保護パイプと、前記空間部に挿
通される光ファイバないしはテープ心線などの光通信材
と、前記空間部の両側に配置された抗張力線とを有し、
その複数が前記抗張力材の外周に周回するように配列さ
れ、かつ、前記抗張力材の長手方向に沿って螺旋状に配
置されることを特徴とする。
る断面が円形状の抗張力材と、この抗張力材の外周に配
置される複数の平型光コードと、この平型光コードの外
周を囲繞とする保護被覆材とを備え、前記抗張力材は、
繊維強化硬化性樹脂からなる撚構造体と、この撚構造体
の外周を覆う被覆層とを有し、前記平型光コードは、中
央に空間部が設けられた保護パイプと、前記空間部に挿
通される光ファイバないしはテープ心線などの光通信材
と、前記空間部の両側に配置された抗張力線とを有し、
その複数が前記抗張力材の外周に周回するように配列さ
れ、かつ、前記抗張力材の長手方向に沿って螺旋状に配
置されることを特徴とする。
本願考案に使用できる繊維強化硬化性樹脂からなる撚
構造体は、撚構造体を構成する各FRP製線状物が硬化後
において、少くとも外周ストランドが独立に変移挙動で
きる構造であることが可撓性の点から望ましく、撚構造
としては1×7タイプのごとく中央の芯ストランドの周
りに複数の外周ストランドが同一方向に撚合された構造
のものが望ましい。
構造体は、撚構造体を構成する各FRP製線状物が硬化後
において、少くとも外周ストランドが独立に変移挙動で
きる構造であることが可撓性の点から望ましく、撚構造
としては1×7タイプのごとく中央の芯ストランドの周
りに複数の外周ストランドが同一方向に撚合された構造
のものが望ましい。
この種の好適な撚構造体ないしその製造方法について
は本出願人の先願である(特開平2−259178号)あるい
は(特開平3−51384号)に開示している。
は本出願人の先願である(特開平2−259178号)あるい
は(特開平3−51384号)に開示している。
撚構造体の外周は、後において断面矩形状の保護パイ
プを螺旋状に配列させることから、断面円形状に被覆さ
れていることが必要であり、このような保護被覆材が設
けられた抗張力線材においては、撚構造体の外周と保護
被覆材とは接着していないことが可撓性の点から望まし
い。
プを螺旋状に配列させることから、断面円形状に被覆さ
れていることが必要であり、このような保護被覆材が設
けられた抗張力線材においては、撚構造体の外周と保護
被覆材とは接着していないことが可撓性の点から望まし
い。
また、本願考案に組合せて使用する断面矩形状の保護
パイプは、本出願人の先願に係る特開平02−71207号に
より開示したものであって、光ファイバ素線又は心線あ
るいはテープ心線等の光通信材が挿通される空間部の両
側に、FRP抗張力線の外周に熱可塑性樹脂によって一次
被覆を施した被覆抗張力線を埋設して合成樹脂により矩
形状に本体被覆(保護パイプ)を施したものである。
パイプは、本出願人の先願に係る特開平02−71207号に
より開示したものであって、光ファイバ素線又は心線あ
るいはテープ心線等の光通信材が挿通される空間部の両
側に、FRP抗張力線の外周に熱可塑性樹脂によって一次
被覆を施した被覆抗張力線を埋設して合成樹脂により矩
形状に本体被覆(保護パイプ)を施したものである。
この保護パイプに光通信材を挿通したものを複数本準
備し、これを前記抗張力線材の外周に螺旋状に配列さ
せ、その外周に、要すればポリエステル繊維からなるク
ロステープなどを捲回した後、適宜の熱可塑性樹脂で保
護被覆して光ファイバケーブルとする。
備し、これを前記抗張力線材の外周に螺旋状に配列さ
せ、その外周に、要すればポリエステル繊維からなるク
ロステープなどを捲回した後、適宜の熱可塑性樹脂で保
護被覆して光ファイバケーブルとする。
このような保護被覆においても、断面矩形状の保護パ
イプと保護被覆層とが接着することなく、曲げなどの力
に対して両者は自由に変位できる状態であることが望ま
しい。
イプと保護被覆層とが接着することなく、曲げなどの力
に対して両者は自由に変位できる状態であることが望ま
しい。
《作用効果》 本考案の光ファイバケーブルは、FRP製撚構造体、そ
の外周の保護被覆材、断面矩形状保護パイプが相互に接
着していない構造としているので、曲げなどの外力に対
して、これらの各部材がそれぞれ個別に変位できること
になり、曲げ剛性は小さなものとなって可撓性に富んだ
ものとなる。
の外周の保護被覆材、断面矩形状保護パイプが相互に接
着していない構造としているので、曲げなどの外力に対
して、これらの各部材がそれぞれ個別に変位できること
になり、曲げ剛性は小さなものとなって可撓性に富んだ
ものとなる。
また、断面矩形状保護パイプには、光通信材が挿通さ
れる空間の両側に抗張力線を配しているので、外力に対
して光通信材を有効に保護できる。
れる空間の両側に抗張力線を配しているので、外力に対
して光通信材を有効に保護できる。
保護被覆材を設けた最終的な光ケーブルにおいては、
ケーブルからの分岐,取出し作業が各光通信材が断面矩
形状保護パイプに挿通された状態で取扱うことができる
ので光ファイバの破損に対する注意力を軽減できる。
ケーブルからの分岐,取出し作業が各光通信材が断面矩
形状保護パイプに挿通された状態で取扱うことができる
ので光ファイバの破損に対する注意力を軽減できる。
《実施例》 以下本考案につき好適な実施例により説明する。
第1図および第2図は、この考案にかかる可撓性ノン
メタリック型光ファイバケーブルの一実施例を示してい
る。
メタリック型光ファイバケーブルの一実施例を示してい
る。
同図に示す光ファイバケーブルは、断面が円形状の抗
張力材10と、この抗張力材10の外周に配置される複数の
平型光コード12と、この平型光コード12の外周を囲繞す
る保護被覆材14とから構成されている。
張力材10と、この抗張力材10の外周に配置される複数の
平型光コード12と、この平型光コード12の外周を囲繞す
る保護被覆材14とから構成されている。
上記抗張力材10は、繊維強化硬化性樹脂からなる複数
の撚構造体16と、この撚構造体16の外周を覆う被覆層18
とから構成されている。
の撚構造体16と、この撚構造体16の外周を覆う被覆層18
とから構成されている。
上記平型光コード12は、その詳細を第2図に示すよう
に、中央に矩形状の空間部20が設けられた断面が矩形状
の保護パイプ22と、前記空間部20に挿通される光ファイ
バやテープ心線などの光通信材24と、空間部20の両側に
設けられた一対の抗張力線26とから構成されている。
に、中央に矩形状の空間部20が設けられた断面が矩形状
の保護パイプ22と、前記空間部20に挿通される光ファイ
バやテープ心線などの光通信材24と、空間部20の両側に
設けられた一対の抗張力線26とから構成されている。
このように構成された平型光コード12は、その複数が
上記抗張力材10の外周に、これを周回するように配列さ
れ、かつ、抗張力材10の長手方向に沿って螺旋状に配置
され、この状態で上記保護被覆材14が設けられている。
上記抗張力材10の外周に、これを周回するように配列さ
れ、かつ、抗張力材10の長手方向に沿って螺旋状に配置
され、この状態で上記保護被覆材14が設けられている。
次に以上の構成を有する光ファイバケーブルのより具
体的な実施例について説明する。
体的な実施例について説明する。
具体例1 抗張力線材10を次の方法で製造した。
まず、ガラス繊維ロービングに過酸化物系触媒を含む
未硬化状のビニルエステル樹脂(三井東圧化学製:H−81
00)を含浸し、外径1.7mmに絞り成形した後、これをク
ロスヘッドダイに挿通し、溶融状の直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂(以下LLDPEと称す)で外径2.2mmに環状に被
覆したものを1×7タイプに撚合せて100℃で硬化させ
た見掛外径約6.6mmのFRP撚構造体16をプレッシャーダイ
に導いて前記LLDPEで被覆して外径7.5mmの抗張力線材10
とした。
未硬化状のビニルエステル樹脂(三井東圧化学製:H−81
00)を含浸し、外径1.7mmに絞り成形した後、これをク
ロスヘッドダイに挿通し、溶融状の直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂(以下LLDPEと称す)で外径2.2mmに環状に被
覆したものを1×7タイプに撚合せて100℃で硬化させ
た見掛外径約6.6mmのFRP撚構造体16をプレッシャーダイ
に導いて前記LLDPEで被覆して外径7.5mmの抗張力線材10
とした。
この抗張力線材10のFRP部のガラス繊維体積含有率は6
3%、LLDPEによる被覆はFRP界面あるいは撚構造体との
界面においてそれぞれ接着しない融着してることはな
く、熱可塑性樹脂による可撓性の阻害は極力抑えたもの
である。
3%、LLDPEによる被覆はFRP界面あるいは撚構造体との
界面においてそれぞれ接着しない融着してることはな
く、熱可塑性樹脂による可撓性の阻害は極力抑えたもの
である。
一方、断面矩形状の保護パイプ22及びこれに2心のテ
ープ心線(光通信材24)を挿入した平型光コード12は次
の方法で製造した。
ープ心線(光通信材24)を挿入した平型光コード12は次
の方法で製造した。
まず、保護パイプ22の抗張力線26として、芳香族ポリ
アミド繊維(ケブラー49)に前記ビニルエステル樹脂を
含浸して外径0.65mmに絞り成形した後、前記LLDPEによ
り外径0.8mmに環状に被覆し、引続いて140℃で硬化し、
さらに表面の被覆層を外径0.8mmに整形したケブラー繊
維体積含有率55%のものを使用した。
アミド繊維(ケブラー49)に前記ビニルエステル樹脂を
含浸して外径0.65mmに絞り成形した後、前記LLDPEによ
り外径0.8mmに環状に被覆し、引続いて140℃で硬化し、
さらに表面の被覆層を外径0.8mmに整形したケブラー繊
維体積含有率55%のものを使用した。
この抗張力線26を所定間隔で2本供給するとともに、
2心光ファイバテープ心線(外寸0.65×0.38mm)を供給
してプレッシャダイから溶融状の難燃性ポリエチレン樹
脂を押出して、抗張力線26を埋設した状態で矩形状の保
護パイプ22を成形すると同時に、前記2心光ファイバテ
ープ心線を挿入しつつドラムに巻取った。
2心光ファイバテープ心線(外寸0.65×0.38mm)を供給
してプレッシャダイから溶融状の難燃性ポリエチレン樹
脂を押出して、抗張力線26を埋設した状態で矩形状の保
護パイプ22を成形すると同時に、前記2心光ファイバテ
ープ心線を挿入しつつドラムに巻取った。
このときの保護パイプ22の寸法形状は、光通信材挿入
用の空間部20が1.0×1.0mm、抗張力線中心間距離2mm、
外形寸法3.0×1.8mmのものである。
用の空間部20が1.0×1.0mm、抗張力線中心間距離2mm、
外形寸法3.0×1.8mmのものである。
この平型光コード12を9本準備し、前記の外径7.5mm
の抗張力線材10の外周に、この抗張力線材10を回転する
ことによりピッチ150mmの螺旋状に巻付け、さらに、そ
の外周に幅50mm、厚さ0.2mmの不織布を抗張力線材の撚
り方向と反対の撚方向に押え巻し、これに引続いて引落
しタイプのダイによってカーボンブラックを2.6重量%
含有した低密度ポリエチレン樹脂(保護被覆材14)で被
覆して光ケーブルとした。この光ケーブルは9本の平型
コードの集合状態を反映して概略9角形状のもので外径
寸法は外径が14.7〜15.5mm、被覆厚み1.0〜1.5mmのもの
である。
の抗張力線材10の外周に、この抗張力線材10を回転する
ことによりピッチ150mmの螺旋状に巻付け、さらに、そ
の外周に幅50mm、厚さ0.2mmの不織布を抗張力線材の撚
り方向と反対の撚方向に押え巻し、これに引続いて引落
しタイプのダイによってカーボンブラックを2.6重量%
含有した低密度ポリエチレン樹脂(保護被覆材14)で被
覆して光ケーブルとした。この光ケーブルは9本の平型
コードの集合状態を反映して概略9角形状のもので外径
寸法は外径が14.7〜15.5mm、被覆厚み1.0〜1.5mmのもの
である。
得られた光ケーブルは、単位重量159g/mであって、長
さ1.25m長のものを800mm,600mm,400mmのそれぞれの直径
に曲げるのに要する力(曲げ剛性)が350g,450g,950gて
あり、ケーブルへの圧縮荷重に対する伝送損失の増加も
許容範囲内であって充分に実用し供し得るものである。
さ1.25m長のものを800mm,600mm,400mmのそれぞれの直径
に曲げるのに要する力(曲げ剛性)が350g,450g,950gて
あり、ケーブルへの圧縮荷重に対する伝送損失の増加も
許容範囲内であって充分に実用し供し得るものである。
なお、収容心線数が128の螺旋スペーサとして、本願
実施例の抗張力線材10を使用し、その外周に高密度ポリ
エチレンによって溝幅2.5mm,溝深さ2.5mmの型溝を形
成した、外径15.5mmのスペーサの曲げ剛性は、400mm直
径に対して4.6kgであり、著しく剛性が高いものであっ
た。
実施例の抗張力線材10を使用し、その外周に高密度ポリ
エチレンによって溝幅2.5mm,溝深さ2.5mmの型溝を形
成した、外径15.5mmのスペーサの曲げ剛性は、400mm直
径に対して4.6kgであり、著しく剛性が高いものであっ
た。
以上の具体的な実施状況の説明からも明らかなよう
に、本考案の光ファイバケーブルは極めて可撓性に優れ
たものである。
に、本考案の光ファイバケーブルは極めて可撓性に優れ
たものである。
第1図は、本考案にかかる可撓性ノンメタリック型光フ
ァイバケーブルの一実施例を示す断面図、第2図は、同
ケーブルで用いた光コードの断面図である。 10……抗張力材 12……光コード 14……保護被覆材 16……撚構造体 18……被覆層 20……空間部 22……保護パイプ 24……光通信材 26……抗張力線
ァイバケーブルの一実施例を示す断面図、第2図は、同
ケーブルで用いた光コードの断面図である。 10……抗張力材 12……光コード 14……保護被覆材 16……撚構造体 18……被覆層 20……空間部 22……保護パイプ 24……光通信材 26……抗張力線
Claims (1)
- 【請求項1】中心に配置される断面が円形状の抗張力材
と、この抗張力材の外周に配置される複数の平型光コー
ドと、この平型光コードの外周を囲繞する保護被覆材と
を備え、前記抗張力材は、繊維強化硬化性樹脂からなる
撚構造体と、この撚構造体の外周を覆う被覆層とを有
し、前記平型光コードは、中央に空間部が設けられた保
護パイプと、前記空間部に挿通される光ファイバ心線な
いしはテープ心線などの光通信材と、前記空間部の両側
に配置された抗張力線とを有し、その複数が前記抗張力
材の外周に周回するように配列され、かつ、前記抗張力
材の長手方向に沿って螺旋状に配置されることを特徴と
する可撓性ノンメタリック型光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4401390U JP2503790Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 可撓性ノンメタリック型光ファイバケ―ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4401390U JP2503790Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 可撓性ノンメタリック型光ファイバケ―ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043408U JPH043408U (ja) | 1992-01-13 |
JP2503790Y2 true JP2503790Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31556931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4401390U Expired - Fee Related JP2503790Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 可撓性ノンメタリック型光ファイバケ―ブル |
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JP (1) | JP2503790Y2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005128270A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Nishi Nippon Electric Wire & Cable Co Ltd | 構内用光ファイバケ−ブル |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP4401390U patent/JP2503790Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7171087B2 (en) | 2004-03-29 | 2007-01-30 | Hitachi Cable, Ltd. | Optical fiber cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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