JP2025031280A - 延長管およびそれを備えた電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手を向上することが可能な延長管およびそれを備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】一端に刷毛部材90が接続可能であり、他端に電動送風機を備えた掃除機本体が接続可能なパイプ本体81と、パイプ本体81の一端に設けられ、床面を照射する光源86aと、を備える。パイプ本体81の軸方向s1と光源86aの光軸方向s2とが平行である。パイプ本体81には、光源86aの前方に光透過部材87が設けられている。
【選択図】図10B
【解決手段】一端に刷毛部材90が接続可能であり、他端に電動送風機を備えた掃除機本体が接続可能なパイプ本体81と、パイプ本体81の一端に設けられ、床面を照射する光源86aと、を備える。パイプ本体81の軸方向s1と光源86aの光軸方向s2とが平行である。パイプ本体81には、光源86aの前方に光透過部材87が設けられている。
【選択図】図10B
Description
本発明は、延長管およびそれを備えた電気掃除機に関する。
電気掃除機では、延長管の端部に光源と刷毛部材(ブラシ形状の吸口)を取り付けたものが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の電気掃除機は、光源が延長管の軸方向に対して上向きに配置されているため、刷毛部材で吸う部分が見えにくくなり、使い勝手が損なわれる課題がある。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、使い勝手を向上することが可能な延長管およびそれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、一端に気密保持部材が接続可能であり、他端に電動送風機を備えた掃除機本体が接続可能なパイプ本体と、前記パイプ本体の一端に設けられ、床面を照射する光源と、を備え、前記パイプ本体の軸方向と前記光源の光軸方向とが平行であることを特徴とする。
本発明によれば、使い勝手を向上することが可能な延長管およびそれを備えた電気掃除機を提供できる。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電気掃除機を支持台に収納した状態の斜視図である。
電気掃除機100は、ハンディ状態(図2参照)、スティック状態図(図1参照)などの各種の使用形態に変えて掃除を行うことができる。
図1は、本実施形態の電気掃除機を支持台に収納した状態の斜視図である。
電気掃除機100は、ハンディ状態(図2参照)、スティック状態図(図1参照)などの各種の使用形態に変えて掃除を行うことができる。
図1に示すように、電気掃除機100は、支持台70に延長管80と刷毛部材90(気密保持部材)を接続したスティック状態で収納される。電気掃除機100が収納される支持台70は、ベース部71とスタンド部72とホルダ部73とを備えている。また、電気掃除機100は、刷毛部材90の他に、何れも図示しない標準吸口(付属品)、隙間ノズル(付属品)、延長ホース(付属品)などを接続して用いることができる。なお、標準吸口は、モータによってブラシが回転するパワーブラシ式のものである。
図2は、電気掃除機をハンディ状態にした斜視図、図3は、図2のIII方向矢視図、図4は、電気掃除機をハンディ状態にした分解斜視図である。
図2に示すように、電気掃除機100は、掃除機本体1、ダストケース2(集塵装置)、蓄電池3を備えて構成されている。掃除機本体1は、本体部10、モータケース11、ハンドル部12を備えている。
図2に示すように、電気掃除機100は、掃除機本体1、ダストケース2(集塵装置)、蓄電池3を備えて構成されている。掃除機本体1は、本体部10、モータケース11、ハンドル部12を備えている。
ハンドル部12は、本体部10の後側に設けられ、略L字状に形成された把持部12aを有している。把持部12aは、第1把持部12a1と第2把持部12a2とを有している。第1把持部12a1は、第2把持部12a2よりも前側に位置している。第1把持部12a1は、前後方向に後ろ側ほど漸次高くなるように延びている。第2把持部12a2は、第1把持部12a1の後端から後方に向けて斜め下方に向けて延びている。
また、第1把持部12a1と第2把持部12a2とが直角に近い角度で折れ曲がるように接続されているので、第1把持部12a1を把持しているときに第2把持部12a2の方に手がずれ難く、逆に第2把持部12a2を把持しているときに第1把持部12a1の方に手がずれ難くなる。そのため、隙間12cに手を入れやすくなっている。
ハンドル部12の第1把持部12a1の上面には、操作ボタン12bが設けられている。操作ボタン12bは、例えば、「強」、「標準」、「切」の3つのボタンで構成されている。
本体部10の前端上部には、延長管80(図1参照)などの付属品を取り外す際に操作される一つの第1解除ボタン18aが設けられている。第1解除ボタン18aを押下操作することで、本体部10と付属品とのロックが解除されて、本体部10から付属品の取り外しが可能となる。
図3に示すように、本体部10は、延長管80(図1参照)や標準吸口などが接続される吸引口である接続口10aが形成されている。接続口10aは、吸込管10b(図8参照)の入口を形成している。また、接続口10aは、略円形の開口を前方に有して形成されている。
図4に示すように、接続口10aは、本体部10、モータケース11、ハンドル部12などと同様の樹脂で成形されている。モータケース11の上面板11cは、後方にいくにしたがって下降する傾斜を有している。
接続口10aには、回路基板50(図8参照)と電気的に接続される端子(図示せず)が内蔵されている。電気掃除機100に標準吸口などのモータ駆動する付属品が接続された場合は、電気的に接続されたモータ(図示せず)によってブラシが回転する。
図4に示す本体部10には、ダストケース2が着脱自在に取り付けられるとともに、接続口10aから吸い込まれた塵挨を含む空気をダストケース2に送り込む導入管14(図2、図3参照)を備えている。
図5は、電気掃除機をハンディ状態にした分解側面図、図6は、図2のVI方向矢視図である。
図5および図6に示すように、モータケース11には、電動送風機40(図8参照)と回路基板50(図8参照)が内包されている。モータケース11の前面には、ダストケース2で集塵された後の清浄な空気が吸い込まれる円形の吸込口11a(図4参照)が形成されている。
図5および図6に示すように、モータケース11には、電動送風機40(図8参照)と回路基板50(図8参照)が内包されている。モータケース11の前面には、ダストケース2で集塵された後の清浄な空気が吸い込まれる円形の吸込口11a(図4参照)が形成されている。
蓄電池3は、リチウムイオン、ニッケル水素などの二次電池で構成され、吸引力を発生させる電動送風機40などに電力を供給する。また、蓄電池3は、合成樹脂製の略半円筒状のケース3aを有している。ケース3aを前後方向にスライドさせることで本体部10に対して着脱可能である。
ダストケース2は、サイクロン方式のものであり、導入管14(図2、図3参照)から吸込んだ塵埃を含む空気を、塵埃と空気とに分離し、塵埃を集める機能を有する。また、ダストケース2は、モータケース11の前方に軸方向を前後方向にして配置され、略円柱形状の収容部2aを有している。ダストケース2の上面(側面)には、本体部10に形成された導入管14と繋がる略矩形状の流入口2b(図4参照)が形成されている。導入管14により、ダストケース2の収容部2a内において旋回流を発生させることができる。流入口2bに流入した塵挨を含む空気は、旋回流となり、塵埃に遠心力が働き、ダストケース2内で塵挨と空気とに分離された後、塵埃が分離された空気がダストケース2の後部(図8の破線矢印M参照)から排出される。
ダストケース2の前面には、ダストケース2内に溜まった塵埃を廃棄する際に開閉する蓋2cがヒンジ部2dを介して回動自在に支持されている。また、蓋2cの上部には、蓋2cを閉じた状態でロックし、また閉じた蓋2cのロックを解除する蓋ロック機構2eが設けられている。
電気掃除機100は、ダストケース2が本体部10の下方かつモータケース11の前方に取り付けられる。この場合、ダストケース2を掃除機本体1に装着すると、蓋ロック機構2eが掃除機本体1側に隠れる。これは、蓋ロック機構2eを反対側(外側)に設けた場合、掃除中に蓋ロック機構2eが解除されるおそれがある。しかし、蓋ロック機構2eが掃除機本体1側に隠れるようにすることで、誤動作を防止することができる。
また、ダストケース2には、お手入れブラシ2s(図4参照)が着脱自在に設けられている。お手入れブラシ2sは、ダストケース2が掃除機本体1に装着されたときに外部から見え難い位置に配置されている。
図7Aは、刷毛部材の斜視図、図7Bは、刷毛部材の断面図である。
図7Aに示すように、刷毛部材90は、略円筒形の筒体91を有している。筒体91の先端側には、軟質の毛を束にして植設されたブラシ部92(ブラシ)が設けられている。筒体91は、硬質な合成樹脂材料で形成され、延長管80(図1参照)に接続可能な接続部93を有している。接続部93を硬質なもので形成することで、刷毛部材90を延長管80(図1参照)に脱落することなく安定した状態で取り付けることができる。
図7Aに示すように、刷毛部材90は、略円筒形の筒体91を有している。筒体91の先端側には、軟質の毛を束にして植設されたブラシ部92(ブラシ)が設けられている。筒体91は、硬質な合成樹脂材料で形成され、延長管80(図1参照)に接続可能な接続部93を有している。接続部93を硬質なもので形成することで、刷毛部材90を延長管80(図1参照)に脱落することなく安定した状態で取り付けることができる。
また、刷毛部材90は、ブラシ部92を有するので、ブラシ部92でゴミを掻き出しながら、電気掃除機100で吸引でき、掃除が効率的に行える。そのため、電気掃除機100の使い勝手が向上する。また、筒体91の先端に植毛された環状の短毛を備えたブラシ部92を有するので、刷毛部材90の先端を床面に密着させることが可能になり、床面との気密性が向上し、吸引力を向上できる。
図7Bに示すように、接続部93の下部には、延長管80の先端に係止される爪93aが形成されている。また、接続部93の左右の両側部には、延長管80の先端の係止部85(図9A参照)と凹凸嵌合する爪93bが形成されている。
なお、図示していないが、刷毛部材90は、延長管80(図1参照)の先端だけではなく、電気掃除機100をハンディ状態にしたときの掃除機本体1の接続口10aにも取り付けることができるようになっている。
図8は、電気掃除機の縦断面図である。
図8に示すように、本体部10のモータケース11には、電動送風機40が収容されている。また、モータケース11内には、電動送風機40の上方に、掃除機本体1を制御する回路基板50が収容されている。
図8に示すように、本体部10のモータケース11には、電動送風機40が収容されている。また、モータケース11内には、電動送風機40の上方に、掃除機本体1を制御する回路基板50が収容されている。
電動送風機40と回路基板50とは、上下方向に重なるように配置されている。このため、掃除機本体1の前後方向の寸法を短くできる。また、電動送風機40は、モータケース11がハンドル部12側と重畳して形成されることで、本体部10の前後方向(全長)の寸法を短くできる。
また、電動送風機40及び回路基板50は、ハンドル部12の第1把持部12a1の下方に位置している。これにより、使用者が第1把持部12a1を握って操作する場合、電気掃除機100の重心が第1把持部12a1の下方近傍になる。このため、電気掃除機100の先を上向きで使用する場合、電気掃除機100を安定して保持できる。
また、第1把持部12a1および第2把持部12a2とモータケース11の上面板11cとの間には、手を挿入するための隙間12cが形成されている。モータケース11の上面板11cは、後方が下がる傾斜を有して形成されている。
回路基板50は、モータケース11の上面板11cに沿ってまたは平行に近い傾斜をもって配置されている。これにより、手を挿入するための隙間12cを狭くすることなく、モータケース11の内部の空間を広く活用できる。そのため、モータケース11の上下寸法を短くでき、掃除機本体1の小型化を図れる。
蓄電池3は、ハンドル部12の第2把持部12a2の下方に配置されている。蓄電池3は、例えば、エネルギ効率の高いリチウムイオン電池で構成することができる。
ダストケース2内には、収容部2aの軸方向の後端にフィルタ5が収容されている。フィルタ5は、プリーツ状に折って構成されたものであり、フィルタ面積を大きくできるとともに、フィルタ5による圧力損失を低減することができる。フィルタ5は、例えば高密度のHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)で構成されている。
図9Aは、本実施形態の延長管の刷毛部材を取り外した状態の斜視図、図9Bは、本実施形態の延長管の刷毛部材を取り付けた状態の斜視図である。
図9Aに示すように、延長管80は、パイプ本体81、パイプカバー82、第2解除ボタン83などによって構成されている。パイプ本体81は、一端(先端)に刷毛部材90(図9B参照)や標準吸口などが接続される接続口81aと、他端に電動送風機40(図8参照)が収容された掃除機本体1の接続口10aに接続される継手部81bと、それ以外の筒状部81cとで形成されている。
図9Aに示すように、延長管80は、パイプ本体81、パイプカバー82、第2解除ボタン83などによって構成されている。パイプ本体81は、一端(先端)に刷毛部材90(図9B参照)や標準吸口などが接続される接続口81aと、他端に電動送風機40(図8参照)が収容された掃除機本体1の接続口10aに接続される継手部81bと、それ以外の筒状部81cとで形成されている。
パイプカバー82は、パイプ本体81の上部に設けられている。また、パイプカバー82の内部には、導電部84が格納されている。導電部84は、雄型端子84aと雌型端子84bがリード線で形成された導電体を介して電気的に接続されて構成されている。なお、本実施形態では導電部84をリード線として説明したが、導電部84は銅線や鋼線、フラットケーブルなどで形成してもよい。また、本実施形態では、導電部84をパイプ本体81にて固定しているが、導電部84をパイプカバー82に固定してもよい。
また、延長管80の先端の左右の外側面には、刷毛部材90が嵌合して接続される係止部85が形成されている。また、延長管80の先端の下部の外面には、刷毛部材90が係止される係止部(図示せず)が形成されている。刷毛部材90の接続部93(図7A、図7B参照)には、左右の係止部85と凹凸嵌合して係止される爪93b(図7B参照)と、下部の係止部に係止される爪93a(図7B参照)とが形成されている。
図9Bに示すように、パイプカバー82は、パイプ本体81の外部に備える導電部84(図9A参照)を覆う機能を有し、前部カバー82a(外郭部材)、中央カバー82b、後部カバー82cの3部品で構成されている。なお、本実施形態では、パイプカバー82を前部カバー82a、中央カバー82b、後部カバー82cの3部品で構成しているが、これらのカバー部品は2つ以下、もしくは4つ以上の構成でもよい。
図10Aは、延長管の刷毛部材を取り外した状態の断面図、図10Bは、延長管の刷毛部材を取り付けた状態の断面図である。
図10Aに示すように、延長管80には、清掃時に床面を照らすための光源86aが設けられている。光源86aは、LED(Light Emitting Diode)によって構成され、パイプ本体81の先端の上部に位置している。また、光源86aは、光源基板86b上に実装されている。光源基板86bは、光源86aが前方を向くようにパイプ本体81内に配置されている。光源86aを発光させる電力は、掃除機本体1に設けられた蓄電池3(図8参照)から延長管80の導電部84を通して供給される。なお。光源86aは、白色のLEDに限定されるものではなく、緑色のLEDなどを用いてもよい。
図10Aに示すように、延長管80には、清掃時に床面を照らすための光源86aが設けられている。光源86aは、LED(Light Emitting Diode)によって構成され、パイプ本体81の先端の上部に位置している。また、光源86aは、光源基板86b上に実装されている。光源基板86bは、光源86aが前方を向くようにパイプ本体81内に配置されている。光源86aを発光させる電力は、掃除機本体1に設けられた蓄電池3(図8参照)から延長管80の導電部84を通して供給される。なお。光源86aは、白色のLEDに限定されるものではなく、緑色のLEDなどを用いてもよい。
図10Bに示すように、光源86aの光軸方向s2は、パイプ本体81の軸方向s1と平行である。換言すると、光源86aが向いている向きは、延長管80の長手方向に対して平行である。これにより、光源86aの光軸方向s2は、刷毛部材90と一部において重なる位置であり、光源86aからの光が刷毛部材90の一部(上部)を照らすようになっている。つまり、光源86aからの光は、刷毛部材90の一部を照らすとともに刷毛部材90のすぐ近くを照らすようになっている。
また、延長管80に刷毛部材90を取り付けたときの刷毛部材90の筒体91の軸方向s3は、パイプ本体81の軸方向s1に対して上向きである。また、ブラシ部92の軸方向s3も、筒体91の軸方向と同様に、パイプ本体81の軸方向s1に対して上向きである。これにより、光源86aの光軸方向s2を刷毛部材90と重ね易くなり、刷毛部材90を照らし易くなる。
図11は、延長管の先端の内部構造を示す斜視図である。なお、図11は、延長管80から前部カバー82aを取り外した状態である。
図11に示すように、延長管80には、光源86aの前方に、光源86aからの光を透過させる光透過部材87が設けられている。なお、光透過部材87は、合成樹脂、ガラス、ウレタンなどによって構成されている。光源86aは、光透過部材87から後方に離間した位置に配置されている。光源86aから出射された光は、放射状に広がりながら光透過部材87に当たって透過し、光透過部材87の全体から前方に向けて出射される。
図11に示すように、延長管80には、光源86aの前方に、光源86aからの光を透過させる光透過部材87が設けられている。なお、光透過部材87は、合成樹脂、ガラス、ウレタンなどによって構成されている。光源86aは、光透過部材87から後方に離間した位置に配置されている。光源86aから出射された光は、放射状に広がりながら光透過部材87に当たって透過し、光透過部材87の全体から前方に向けて出射される。
図12Aは、光透過部材の斜視図、図12Bは、光透過部材の正面図、図12Cは、光透過部材の側面図、図12Dは、光透過部材の上面図である。
図12Aに示すように、光透過部材87は、光源86aの前方に位置する前面部87aと、前面部87aから後方に延びる水平部87bと、を有している。水平部87bの上面には、光源基板86b(図11参照)の左右両端を保持する保持部87cが左右に離間して形成されている。
図12Aに示すように、光透過部材87は、光源86aの前方に位置する前面部87aと、前面部87aから後方に延びる水平部87bと、を有している。水平部87bの上面には、光源基板86b(図11参照)の左右両端を保持する保持部87cが左右に離間して形成されている。
図12Bに示すように、水平部87bの下面には、左右方向の中央において下方に向けて突出する垂下部87eが形成されている。この垂下部87eは、正面視において略矩形状である。
図12Cに示すように、垂下部87eは、左右両端が後方に延びて形成され、側面視において略矩形状に形成されている。また、垂下部87eは、前面部87aよりも後方に位置している。
図12Dに示すように、保持部87cには、光源基板86bの端部を保持する凹部87c1が形成されている。
図13は、図10Bの一部拡大図である。
図13に示すように、光透過部材87の前面部87aは、延長管80の外郭部材である前部カバー82aによって覆われている。また、前面部87aは、前部カバー82aの前端よりも一段下がった位置(後方に奥まった位置)に配置されている。換言すると、前面部87aの表面87a1は、前部カバー82aの表面82a1よりも前部カバー82aの内側に位置している。これにより、清掃時において延長管80が家具などに衝突して大きな衝撃を受けたとしても、前面部87a(光透過部材87)に直接衝撃が加わるのを抑えることができ、外郭部材である前部カバー82aによって前面部87a(光透過部材87)を保護することができる。
図13に示すように、光透過部材87の前面部87aは、延長管80の外郭部材である前部カバー82aによって覆われている。また、前面部87aは、前部カバー82aの前端よりも一段下がった位置(後方に奥まった位置)に配置されている。換言すると、前面部87aの表面87a1は、前部カバー82aの表面82a1よりも前部カバー82aの内側に位置している。これにより、清掃時において延長管80が家具などに衝突して大きな衝撃を受けたとしても、前面部87a(光透過部材87)に直接衝撃が加わるのを抑えることができ、外郭部材である前部カバー82aによって前面部87a(光透過部材87)を保護することができる。
また、光源86aから前方に向けて出射された光は、破線矢印t1で示すように、前面部87aを通して前方に向けて出射される。また、本実施形態では、光源86aから斜め前側の下方に向けて出射された光は、破線矢印t2で示すように、水平部87bを透過する。水平部87bを透過した光は、延長管80の先端面に形成された開口81d(図14A、図14B参照)から前方に向けて出射される。
図14Aは、延長管の刷毛部材を取り外した状態の正面図、図14Bは、延長管の刷毛部材を取り付けた状態の正面図である。
図14Aに示すように、光透過部材87の前面部87aは、延長管80の端部に形成された横長で略矩形状の開口82a2を塞ぐように配置されている。また、前面部87aと接続口81aとの間には、開口81dが形成されている。この開口81dを正面から見たときに、開口81dと光透過部材87の垂下部87eとが、パイプ本体81の軸方向において重なるように位置している。なお、開口81dの左右両側には、標準吸口接続用の端子が設けられている。
図14Aに示すように、光透過部材87の前面部87aは、延長管80の端部に形成された横長で略矩形状の開口82a2を塞ぐように配置されている。また、前面部87aと接続口81aとの間には、開口81dが形成されている。この開口81dを正面から見たときに、開口81dと光透過部材87の垂下部87eとが、パイプ本体81の軸方向において重なるように位置している。なお、開口81dの左右両側には、標準吸口接続用の端子が設けられている。
図14Bに示すように、延長管80の先端に刷毛部材90が接続された場合には、刷毛部材90と接続口81aとの間に開口81dが位置する。これにより、開口81dを通って出射された光は、刷毛部材90の内側を通って、床面に照射される。
また、刷毛部材90を正面から見たときに、刷毛部材90によって光源86aが設けられた前面部87aがほぼ隠れた状態になる。このため、光源86aから出射された光の一部は、刷毛部材90に照射されることになる。
図15は、刷毛部材が接続された延長管からの照射範囲を模式的に示す図である。なお、図15に示す照射範囲は、ハンディ清掃部材を床面から離して照射したときの状態である。
図15に示すように、光源86aから前面部87a(図14B参照)を通して出射された光は、照射範囲R1で示すように、略矩形状となって床面に広く照射される。なお、照射範囲R1の延長管80側(手前側)の湾曲線L1は、刷毛部材90に光が照射されたことによって形成される形状である。つまり、刷毛部材90の周辺近くを照射することが可能になる。その結果、刷毛部材90の周辺を確認しながら掃除することが可能になり、使い勝手を向上できる。
図15に示すように、光源86aから前面部87a(図14B参照)を通して出射された光は、照射範囲R1で示すように、略矩形状となって床面に広く照射される。なお、照射範囲R1の延長管80側(手前側)の湾曲線L1は、刷毛部材90に光が照射されたことによって形成される形状である。つまり、刷毛部材90の周辺近くを照射することが可能になる。その結果、刷毛部材90の周辺を確認しながら掃除することが可能になり、使い勝手を向上できる。
また、光源86aから開口81d(図14B参照)を通して出射された光は、刷毛部材90の内側を通って、照射範囲R2で示すように、略円形状となって床面に照射される。また、照射範囲R2は、照射範囲R1よりも手前(刷毛部材90側)である。このように、刷毛部材90の内側の範囲を照射することが可能になる。これにより、刷毛部材90で床面を掃除した後に、刷毛部材90を床面から離すことで、床面に塵埃が残っているかを確認することができ、使い勝手をさらに向上できる。
図16は、支持台の外観斜視図である。
図16に示すように、支持台70を構成するホルダ部73は、前面に電気掃除機100を保持するためのカップ部73aとガイド部73bとを有している。カップ部73aの中心軸は、ダストケース2の中心軸と同軸上に位置している。このため、安定してダストケース2をカップ部73aに保持させることができる。ガイド部73bは、掃除機本体1(図1参照)を出力プラグ73cに案内するとともに、掃除機本体1の倒れ込みを防止する部材である。ガイド部73bに出力プラグ73cを取り付けることで電気掃除機100を充電する充電台として使用することが可能となる。
図16に示すように、支持台70を構成するホルダ部73は、前面に電気掃除機100を保持するためのカップ部73aとガイド部73bとを有している。カップ部73aの中心軸は、ダストケース2の中心軸と同軸上に位置している。このため、安定してダストケース2をカップ部73aに保持させることができる。ガイド部73bは、掃除機本体1(図1参照)を出力プラグ73cに案内するとともに、掃除機本体1の倒れ込みを防止する部材である。ガイド部73bに出力プラグ73cを取り付けることで電気掃除機100を充電する充電台として使用することが可能となる。
また、ガイド部73bは、出力プラグ73cとは左右方向の反対側に略直方体形状のガイド突起73dを有している。このガイド突起73dによって、出力プラグ73cに負荷がかかりにくい構成となっている。
一方、図3に示すように、掃除機本体1のモータケース11の前端には、ダストケース2の接続部より下方に突出部11bが形成されている。この突出部11bの前面には、支持台70(図16参照)の出力プラグ73cと接続される入力ジャック11dが設けられている。また、突出部11bの前面には、支持台70に設けられたガイド突起73dと嵌合する嵌合凹部11eが形成されている。入力ジャック11dと嵌合凹部11eは、左右に離間して配置されている。
このように、電気掃除機100を支持台70に置くだけで、入力ジャック11dと出力プラグ73cとが接続され、蓄電池3を充電することができ、使い勝手を向上できる。
以上説明したように、本実施形態の延長管80は、一端に刷毛部材90(気密保持部材)が接続可能であり、他端に電動送風機40を備えた掃除機本体1が接続可能なパイプ本体81と、パイプ本体81の一端に設けられ、床面を照射する光源86aと、を備え、パイプ本体81の軸方向s1と光源86aの光軸方向s2とが平行である(図10B参照)。これによれば、光源86aからの光を刷毛部材90を照らすことができるので、刷毛部材90の周辺近くを確認しながら掃除をすることが可能になり、使い勝手を向上できる。
また、本実施形態では、パイプ本体81には、光源86aの前方に光透過部材87が設けられ、光透過部材87は、パイプ本体81を構成する前部カバー82a(外郭部材)よりも一段下がった位置に配置されている(図13参照)。これによれば、掃除中に延長管80に衝撃が加わったとしても、前部カバー82aによって光源86aを含む光透過部材87を保護できる。
また、本実施形態では、パイプ本体81は、光源86aと刷毛部材90が接続される接続口81aとの間には、光源86aからの光を通過させる開口81dが形成されている(図14B参照)。これによれば、刷毛部材90の内側からも床面を照射することが可能になり、清掃後の塵埃の残りを確認できる。
また、本実施形態では、光透過部材87は、前方に向けて出射された光を透過させる前面部87aと、開口81dに向けて出射された光を透過させる水平部87bと、水平部87bの下面には、左右方向の中央において下方に向けて突出する垂下部87eを有する(図13参照)。垂下部87eは、パイプ本体81に設けたパイプ係合部81eを覆うように係合する。これによれば、延長管80への光透過部材87の組み立てが容易になる。
また、本実施形態では、水平部87bには、光源86aを実装した光源基板86bを保持する保持部87cが形成されている(図12A参照)。これによれば、光源86aと光透過部材87との位置関係を一定にでき、しかも組み立てが容易になる。
また、本実施形態では、気密保持部材は、筒体の先端にブラシ部92(ブラシ)が植設され刷毛部材90である。これによれば、凹凸のある清掃面に対しても気密を保持した状態で清掃が可能になる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本実施形態では、気密保持部材として筒体91にブラシ部92が形成された刷毛部材90を例に挙げて説明したが、ブラシ部92に替えて先端側に軟質樹脂で環状に形成されたものでもよい。また、本実施形態では、刷毛部材90を略円筒状のものを例に挙げて説明したが、吸い込み口が細長い形状の刷毛部材であってもよい。
1 掃除機本体
11d 入力ジャック
40 電動送風機
70 支持台
73c 出力プラグ
80 延長管
81 パイプ本体
81a 接続口
81d 開口
82a 前部カバー(外郭部材)
86a 光源
86b 光源基板
87 光透過部材
87a 前面部
87b 水平部
87c 保持部
87e 垂下部
90 刷毛部材(気密保持部材)
91 筒体
92 ブラシ部(ブラシ)
100 電気掃除機
s1 軸方向
s2 光軸方向
11d 入力ジャック
40 電動送風機
70 支持台
73c 出力プラグ
80 延長管
81 パイプ本体
81a 接続口
81d 開口
82a 前部カバー(外郭部材)
86a 光源
86b 光源基板
87 光透過部材
87a 前面部
87b 水平部
87c 保持部
87e 垂下部
90 刷毛部材(気密保持部材)
91 筒体
92 ブラシ部(ブラシ)
100 電気掃除機
s1 軸方向
s2 光軸方向
Claims (8)
- 一端に気密保持部材が接続可能であり、他端に電動送風機を備えた掃除機本体が接続可能なパイプ本体と、
前記パイプ本体の一端に設けられ、床面を照射する光源と、を備え、
前記パイプ本体の軸方向と前記光源の光軸方向とが平行であることを特徴とする延長管。 - 請求項1に記載の延長管において、
前記パイプ本体には、前記光源の前方に光透過部材が設けられ、
前記光透過部材は、前記パイプ本体を構成する外郭部材よりも一段下がった位置に配置されていることを特徴とする延長管。 - 請求項2に記載の延長管において、
前記パイプ本体は、前記光源と前記気密保持部材が接続される接続口との間に、前記光源からの光を透過させる開口が形成されていることを特徴とする延長管。 - 請求項3に記載の延長管において、
前記光透過部材は、前方に向けて出射された光を透過させる前面部と、前記開口に向けて出射された光を透過させる水平部と、を有することを特徴とする延長管。 - 請求項4に記載の延長管において、
前記水平部には、前記光源を実装した光源基板を保持する保持部が形成されていることを特徴とする延長管。 - 請求項1に記載の延長管において、
前記気密保持部材は、筒体の先端にブラシが植設された刷毛部材であることを特徴とする延長管。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の延長管と、
前記延長管の一端に接続される気密保持部材と、
前記延長管の他端に接続される、電動送風機を備えた掃除機本体と、を備えることを特徴とする電気掃除機。 - 請求項7に記載の電気掃除機において、
前記掃除機本体には、当該掃除機本体を支持台に載置したときに、当該支持台に設けられた出力プラグと接続される入力ジャックが設けられていることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023137402A JP2025031280A (ja) | 2023-08-25 | 2023-08-25 | 延長管およびそれを備えた電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2023137402A JP2025031280A (ja) | 2023-08-25 | 2023-08-25 | 延長管およびそれを備えた電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2025031280A true JP2025031280A (ja) | 2025-03-07 |
Family
ID=94826638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023137402A Pending JP2025031280A (ja) | 2023-08-25 | 2023-08-25 | 延長管およびそれを備えた電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2025031280A (ja) |
-
2023
- 2023-08-25 JP JP2023137402A patent/JP2025031280A/ja active Pending
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