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JP2024533153A - 投薬レジーム - Google Patents

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JP2024533153A
JP2024533153A JP2024513893A JP2024513893A JP2024533153A JP 2024533153 A JP2024533153 A JP 2024533153A JP 2024513893 A JP2024513893 A JP 2024513893A JP 2024513893 A JP2024513893 A JP 2024513893A JP 2024533153 A JP2024533153 A JP 2024533153A
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ジーランド ファーマ エー/エス
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Abstract

本発明は、肥満及び関連状態の治療において使用するための、GLP-1(グルカゴン様ペプチド1)及びGLP-2(グルカゴン様ペプチド2)受容体でアゴニスト活性を有する化合物の投薬レジームに関する。

Description

本発明は、GLP-1(グルカゴン様ペプチド1)及びGLP-2(グルカゴン様ペプチド2)受容体で二重アゴニスト(dual agonist)活性を有するアシル化化合物を使用した治療方法に関する。詳細には、本発明は、体重の調節並びに肥満及び関連状態の予防又は治療のための、二重GLP-1/GLP-2アゴニストペプチドの投薬レジメンに関する。
肥満は現在、先進国世界の大部分にわたる顕著な公衆衛生の問題であり、心血管病、2型糖尿病、睡眠時無呼吸、及び特定のがんなどのいくつかの重篤な状態の発生と相関している。肥満の標準治療は、エネルギー摂取の低下及び運動の増加を含む生活習慣の介入である。しかし、そのような介入は一時的な成功を達成することができる一方で、達成された体重減少が持続的であるように患者がそのような生活習慣の変化を長期間にわたって持続することは、しばしば困難である。
GLP-1は、食物摂取に応答して腸から放出され、したがって満腹感シグナルとして作用し、食物摂取量の低下につながる(Madsbad, S., 2014, Diabetes Obes Metab, 16: 9-21)。GLP-1の効果が肥満対象において損なわれている可能性があることを示唆する証拠が存在し、GLP-1アゴニストが肥満の治療において有望性を有し得ることを示唆している。しかし、GLP-1療法の顕著な欠点は、既知のGLP-1アゴニストを摂取している患者のかなりの割合が、嘔気及び嘔吐の副作用に苦しんでいることである(Filippatos et al, 2014/15, Rev Diabet Stud., 11(3): 202-230)。これらの副作用は、一般に、そのような副作用を最小限にするために、GLP-1アゴニストの用量(dose)を、低い開始用量から徐々に増大させることを必要とする。実際、GLP-1アゴニストであるセマグルチドの最近の臨床治験データは、低用量の薬物を最初に投与した場合でさえも、患者に投与した場合に嘔気及び嘔吐が一般的に観察されたことを示している(Wilding et al, 2021, N Engl J Med; 384:989-1002)。これらの副作用は、治療における患者のコンプライアンスを下げる傾向にあるという点で望ましくない。
したがって、肥満及び関連状態の治療に有効である一方で投与の際に嘔気及び嘔吐の予想される副作用を示さない、GLP-1アゴニスト活性を有する治療剤の継続的な必要性が存在する。
WO2018/104561号は、二重のGLP-1及びGLP-2のアゴニスト活性を有するペプチドを開示しており、その医学的使用を提案している。しかし、肥満及び関連状態の治療のための具体的な投薬レジームは開示されていない。
今回、驚くべきことに、特定の投薬量で二重のGLP-1及びGLP-2のアゴニスト活性を有する特定のペプチドの投与は、患者において、嘔気及び嘔吐の予想される副作用を生じさせずに、食欲の減少が観察されることをもたらすことが見出された。本明細書中に記載のように、二重のGLP-1及びGLP-2のアゴニストを用いた食欲低下に対する効果は、嘔気及び嘔吐の前に(すなわちそれよりも低用量で)起こり得る。これは、胃腸管系の有害事象(嘔気及び嘔吐)が満腹感の減少の前に(すなわちそれよりも低用量で)起こる、既知のGLP-1アゴニスト治療よりも有利である。これは、二重のGLP-1及びGLP-2のアゴニストが、食欲低下が所望される適応症において、胃腸管系の有害事象に関してより良好な安全性プロファイルを有し得ることを示唆している。したがって、本発明の投薬レジームは、肥満の既知のGLP-1アゴニスト治療に対して顕著な進歩を表す。
WO2018/104561号
Madsbad, S., 2014, Diabetes Obes Metab, 16: 9-21 Filippatos et al, 2014/15, Rev Diabet Stud., 11(3): 202-230 Wilding et al, 2021, N Engl J Med; 384:989-1002
概して、本発明は、体重増加を減らす(reduce)若しくは阻止する(inhibit)、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、例えばin vitro効力アッセイにおいて評価してGLP-1(グルカゴン様ペプチド1)及びGLP-2(グルカゴン様ペプチド2)受容体でアゴニスト活性を有する化合物に関する。そのような化合物は、本明細書中において「GLP-1/GLP-2二重アゴニスト」、又は単に「二重アゴニスト」と呼ぶ。したがって、本発明による化合物は、GLP-1(7-36)及びGLP-2(1-33)の両方の活性を有する。
第1の態様では、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、以下の式によって表されるGLP-1/GLP-2二重アゴニスト:
-X-U-R
[式中、
は、水素(Hy)、C1-4アルキル(例えばメチル)、アセチル、ホルミル、ベンゾイル、又はトリフルオロアセチルであり、
は、NH又はOHであり、
は、式Iのペプチド:
H-X2-EG-X5-F-X7-X8-E-X10-X11-TIL-X15-X16-X17-A-X19-X20-X21-FI-X24-WL-X27-X28-X29-KIT-X33(I)(配列番号1)
であり、
式中、
X2は、Aib又はGであり、
X5は、T又はSであり、
X7は、T又はSであり、
X8は、S、E、又はDであり、
X10は、L、M、V、又はΨであり、
X11は、A、N、又はSであり、
X15は、D又はEであり、
X16は、G、E、A、又はΨであり、
X17は、Q、E、K、L、又はΨであり、
X19は、A、V、又はSであり、
X20は、R、K、又はΨであり、
X21は、D、L、又はEであり、
X24は、A、N、又はSであり、
X27は、I、Q、K、H、又はYであり、
X28は、Q、E、A、H、Y、L、K、R、又はSであり、
X29は、H、Y、K、又はQであり、
X33は、D又はEであり、
Uは、非存在であるか、又はK、k、E、A、T、I、L、及びΨからそれぞれ独立して選択される1~15個の残基の配列であり、
この分子は、ただ1つのΨを含有し、ここでΨは、側鎖が式Z-又はZ-Z-を有する置換基とコンジュゲートしている、K、k、R、Orn、Dap、又はDabの残基であり、[式中、
-は、CH-(CH10-22-(CO)-又はHOOC-(CH10-22-(CO)-であり、
-Z-は、-ZS1-、-ZS1-ZS2-、-ZS2-ZS1、-ZS2-、-ZS3-、-ZS1S3-、-ZS2S3-、-ZS3S1-、-ZS3S2-、-ZS1S2S3-、-ZS1S3S2-、-ZS2S1S3-、-ZS2S3S1-、-ZS3S1S2-、-ZS3S2S1-、-ZS2S3S2-から選択され、式中、
S1は、isoGlu、β-Ala、isoLys、又は4-アミノブタノイルであり、
S2は、-(Peg3)-であり、ここで、mは1、2、又は3であり、
-ZS3-は、A、L、S、T、Y、Q、D、E、K、k、R、H、F、及びGからなる群から独立して選択される1~6個のアミノ酸単位のペプチド配列であり、
X5及びX7のうちの少なくとも1つはTである]、
又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む、二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物が提供される。
ここに提供する式のペプチドX中の様々なアミノ酸位置は、アミノ酸鎖中のNからC末端のその直鎖状の位置に従って付番されている。
本コンテキストにおいて、β-Ala及び3-アミノプロパノイルは互換的に使用される。
アスパラギン酸(Asp、D)を3位及びグリシン(Gly)を4位に有する二重アゴニストは、GLP-1及びGLP-2受容体で非常に強力なアゴニストである場合がある。しかし、この置換の組合せは不安定である化合物をもたらし、水溶液中での長期貯蔵に適切でない場合がある。理論に束縛されることを望まないが、3位のAspは、その側鎖のカルボン酸官能基と4位の残基の主鎖窒素原子との間に形成された環状中間体を介してiso-Aspへと異性体化する場合があると考えられている。
今回、Aspの代わりにグルタミン酸(Glu、E)を3位に有する分子は、そのような反応への感受性がはるかにより低く、したがって、水溶液中に保管した際に相当により安定であり得ることが見出された。しかし、ペプチドの中央部分(例えば16位及び17位又はその付近)に親油性置換基を有する分子中における3位のAspのGluでの置換えは、ネイティブGLP-1分子の3位にGluが存在するにもかかわらず、GLP-2受容体及びGLP-1受容体の一方又は両方での効力を低下させる傾向がある。5位及び7位の一方又は両方にThr残基を同時に取り込ませることで、失われた効力の一部又は全部が補償されるとみられる。29位で野生型ヒトGLP-1及び2中にそれぞれ存在するGly(G)及びThr(T)残基の代わりに、His(H)、Tyr(Y)、Lys(K)、又はGln(Q)の取り込みを行うことによって、効力のさらなる改善も提供されると考えられている。
式Iの一部の実施形態では、
X2は、Aib又はGであり、
X5は、T又はSであり、
X7は、T又はSであり、
X8は、Sであり、
X10は、L又はΨであり、
X11は、A又はSであり、
X15は、D又はEであり、
X16は、G、E、A、又はΨであり、
X17は、Q、E、K、L、又はΨであり、
X19は、A又はSであり、
X20は、R又はΨであり、
X21は、D、L、又はEであり、
X24は、Aであり、
X27は、I、Q、K、又はYであり、
X28は、Q、E、A、H、Y、L、K、R、又はSであり、
X29は、H、Y、又はQであり、
X33は、D又はEである。
ΨがX16又はX17にない場合、X16はEであり、X17はQであることが望ましい場合がある。
一部の実施形態では、X11はAであり、X15はDである。他の実施形態では、X11はSであり、X15はEである。さらなる実施形態では、X11はAであり、X15はEである。
一部の実施形態では、X27はIである。
一部の実施形態では、X29はHである。これらの実施形態のうちの特定のものにおいて、X28はAであり、X29はHである、又はX28はEであり、X29はHである。
一部の実施形態では、X29はQであり、X27はQであってもよい。
一部の実施形態では、X27~X29の残基は、以下から選択される配列を有する:
IQH、
IEH、
IAH、
IHH、
IYH、
ILH、
IKH、
IRH、
ISH、
QQH、
YQH、
KQH、
IQQ、
IQY、
IQT、及び
IAY。
一部の実施形態では、Xは式IIのペプチドである:
H-X2-EG-X5-F-X7-SELATILD-X16-X17-AAR-X21-FIAWLI-X28-X29-KITD(II)(配列番号2)
[式中、
X2は、Aib又はGであり、
X5は、T又はSであり、
X7は、T又はSであり、
X16は、G又はΨであり、
X17は、Q、E、K、L、又はΨであり、
X21は、D又はLであり、
X28は、Q、E、A、H、Y、L、K、R、又はSであり、
X29は、H、Y、又はQである]。
式I又は式IIの一部の実施形態では、X16はΨであり、X17は、Q、E、K、又はLである。例えば、X17はQであり得るか、又はX17はE、K、及びLから選択され得る。他の実施形態では、X16はGであり、X17はΨである。
X21はDであることが望ましい場合がある。
X28は、Q、E、及びAから選択され得る、例えばQ又はEであり得る。一部の残基の組合せでは、Qが好ましい場合がある。それだけには限定されないがX16がGであり、X17がΨである場合を含む他の組合せでは、Eが好ましい場合がある。あるいは、X28は、A、H、Y、L、K、R、及びSから選択され得る。
は、式IIIのペプチドであり得る:
H[Aib]EG-X5-F-X7-SE-X10-ATILD-X16-X17-AA-X20-X21-FIAWLI-X28-X29-KITD(III)(配列番号3)
[式中、
X5は、T又はSであり、
X7は、T又はSであり、
X10は、L又はΨであり、
X16は、G、E、A、又はΨであり、
X17は、Q、E、K、L、又はΨであり、
X20は、R又はΨであり、
X21は、D又はLであり、
X28は、E、A、又はQであり、
X29は、H、Y、又はQであり、
X5及びX7のうちの少なくとも1つはTである]。
は、式IVのペプチドであり得る:
H[Aib]EG-X5-F-X7-SELATILD-X16-X17-AAR-X21-FIAWLI-X28-X29-KITD(IV)(配列番号4)
[式中、
X5は、T又はSであり、
X7は、T又はSであり、
X16は、G又はΨであり、
X17は、E、K、L、又はΨであり、
X21は、D又はLであり、
X28は、E又はAであり、
X29は、H、Y、又はQであり、
X5及びX7のうちの少なくとも1つはTである]。
式IからIVのうちのいずれかの一部の実施形態では、X16はΨであり、X17は、E、K、又はLである。
式IからIVの他の実施形態では、X16はGであり、X17はΨである。
いずれの場合にも、以下の残基の組合せも含まれ得る:
X21はDであり、X28はEであり、
X21はDであり、X28はAであり、
X21はLであり、X28はEであり、
X21はLであり、X28はAである。
は、式Vのペプチドであり得る:
H[Aib]EG-X5-F-X7-SELATILD-Ψ-QAARDFIAWLI-X28-X29-KITD(V)(配列番号5)
[式中、
X5は、T又はSであり、
X7は、T又はSであり、
X28は、Q、E、A、H、Y、L、K、R、又はS、例えば、Q、E、A、H、Y、又はLであり、
X29は、H、Y、又はQであり、
X5及びX7のうちの少なくとも1つはTである]。
式IIIの一部の実施形態では、X28は、Q又はEである。式IIIの一部の実施形態では、X28はQである。他の実施形態では、X28は、A、H、Y、L、K、R、又はS、例えば、A、H、Y、又はLである。
上述の式又は実施形態のうちのいずれかにおいて、二重アゴニストは、以下の残基の組合せのうちの1つを含有する:
X5はSであり、X7はTであり、
X5はTであり、X7は、Sであり、
X5はTであり、X7はTである。
X5はSであり、X7はTである、又はX5はTであり、X7はTであることが好ましい場合がある。
上述の式又は実施形態のうちのいずれかにおいて、X29はHであることが望ましい場合がある。
一部の実施形態では、Ψは、その側鎖が置換基Z-又はZ-Z-とコンジュゲートしているLys残基である。
一部の実施形態では、Z-、単独で又は-Z-と組み合わせて、ドデカノイル、テトラデカノイル、ヘキサデカノイル、オクタデカノイル、又はエイコサノイルである。
一部の実施形態では、Z-、単独で又は-Z-と組み合わせて、以下のものである:
13-カルボキシトリデカノイル、すなわちHOOC-(CH12-(CO)-;
15-カルボキシペンタデカノイル、すなわちHOOC-(CH14-(CO)-;
17-カルボキシヘプタデカノイル、すなわちHOOC-(CH16-(CO)-;
19-カルボキシノナデカノイル、すなわちHOOC-(CH18-(CO)-;又は
21-カルボキシヘンエイコサノイル、すなわちHOOC-(CH20-(CO)-
一部の実施形態では、Zは非存在である。
一部の実施形態では、Zは、ZS1を単独で又はZS2及び/若しくはZS3と組み合わせて含む。
そのような実施形態では、
-ZS1-は、isoGlu、β-Ala、isoLys、又は4-アミノブタノイルであり、
-ZS2-は、存在する場合は、-(Peg3)-であり、ここで、mは、1、2、又は3であり、
-ZS3-は、A、L、S、T、Y、Q、D、E、K、k、R、H、F、及びGからなる群から独立して選択される1~6個のアミノ酸単位のペプチド配列、例えばペプチド配列KEKである。
は、式-ZS1-ZS3-ZS2-を有し得る[式中、ZS1はZと結合しており、ZS2はΨのアミノ酸構成成分の側鎖と結合している]。
したがって、一部の実施形態では、-Z-は、以下のものである:
isoGlu(Peg3)0-3
β-Ala(Peg3)0-3
isoLys(Peg3)0-3、又は
4-アミノブタノイル(Peg3)0-3
さらなる実施形態では、-Z-は、isoGlu-KEK-(Peg3)0-3(配列番号6)である。
置換基Z-Z-の具体的な例を以下に記載する。一部の実施形態では、Z-Z-は[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGluである。例えば、ΨはK([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)であり得る。一部の実施形態では、Z-Z-は、以下のものである:
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-;
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-;
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-;
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-;
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-;
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-Peg3-;
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-;
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3-;
[ヘキサデカノイル]-βAla-;
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-;又は
オクタデカノイル-。
例えば、Ψは、以下のものであり得る:
K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3);
K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3);
K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu);
K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK);
K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3);
K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-Peg3);
K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3);
K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3);
K([ヘキサデカノイル]-βAla-;
K([ヘキサデカノイル]-isoGlu);又は
K(オクタデカノイル)。
存在する場合、Uは、K(すなわちL-リシン)、k(すなわちD-リシン)、E(Glu)、A(Ala)、T(Thr)、I(Ile)、L(Leu)、及びΨからそれぞれ独立して選択される1~15個の残基のペプチド配列を表す。例えば、Uは、1~10個のアミノ酸の長さ、1~7個のアミノ酸の長さ、3~7個のアミノ酸の長さ、1~6個のアミノ酸の長さ、又は3~6個のアミノ酸の長さであり得る。
典型的には、Uは、少なくとも1つの荷電アミノ酸(K、k、又はE)及び好ましくは2又は3つ以上の荷電アミノ酸を含む。一部の実施形態では、これは、少なくとも2の正荷電アミノ酸(K若しくはk)、又は少なくとも1つの正荷電アミノ酸(K若しくはk)及び少なくとも1つの負荷電アミノ酸(E)を含む。一部の実施形態では、Uのすべてのアミノ酸残基(存在する場合はΨ以外)は荷電性である。例えば、Uは、交互に正及び負荷電のアミノ酸の鎖であり得る。
ある特定の実施形態では、Uは、K、k、E、及びΨのみから選択される残基を含む。
ある特定の実施形態では、Uは、K、k、及びΨのみから選択される残基を含む。
Uがリシン残基(Kかkかにかかわらない)のみを含む場合、すべての残基がL-立体配置を有し得る、又はすべてがD-立体配置を有し得る。例としては、K1~15、K1~10、及びK1~7、例えば、K、K、K、K、及びK、特にK及びKが挙げられる。さらなる例としては、k1~15、k1~10、及びk1~7、例えば、k、k、k、k、及びk、特にk及びkが挙げられる。
ペプチド配列Uのさらなる例としては、KEK、EKEKEK(配列番号7)、EkEkEk(配列番号8)、AKAAEK(配列番号9)、AKEKEK(配列番号10)、及びATILEK(配列番号11)が挙げられる。
いずれの場合でも、これらの残基のうちの1つをΨと交換し得る。配列Uが残基Ψを含有する場合、UのC末端残基はΨであることが望ましい場合がある。したがって、配列Uのさらなる例としては、K1~14-Ψ、K1~9-Ψ、及びK1~6-Ψ、例えば、K-Ψ、K-Ψ、K-Ψ、K-Ψ、及びK-Ψ、特にK-Ψ、及びK-Ψが挙げられる。さらなる例としては、k1~14-Ψ、k1~9-Ψ、及びk1~6-Ψ、例えば、k-Ψ、k-Ψ、k-Ψ、k-Ψ、及びk-Ψ、特にk-Ψ、及びk-Ψが挙げられる。さらなる例としては、KEΨ、EKEKEΨ(配列番号12)、EkEkEΨ(配列番号13)、AKAAEΨ(配列番号14)、AKEKEΨ(配列番号15)、及びATILEΨ(配列番号16)が挙げられる。
一部の実施形態では、Uは非存在である。
一部の実施形態では、RはHyである、及び/又はRはOHである。
ペプチドX又はペプチドX-Uは、以下の配列を有し得る:
H[Aib]EGTFSSELATILDΨEAARDFIAWLIEHKITD (配列番号17);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨEAARDFIAWLIEHKITD (配列番号18);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨEAARDFIAWLIEHKITD (配列番号19);
H[Aib]EGTFSSELATILDΨKAARDFIAWLIEHKITD (配列番号20);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨKAARDFIAWLIEHKITD (配列番号21);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨKAARDFIAWLIEHKITD (配列番号22);
H[Aib]EGTFSSELATILDGΨAARDFIAWLIEHKITD (配列番号23);
H[Aib]EGSFTSELATILDGΨAARDFIAWLIEHKITD (配列番号24);
H[Aib]EGTFTSELATILDGΨAARDFIAWLIEHKITD (配列番号25);
H[Aib]EGTFSSELATILDΨLAARDFIAWLIEHKITD (配列番号26);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨLAARDFIAWLIEHKITD (配列番号27);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨLAARDFIAWLIEHKITD (配列番号28);
H[Aib]EGTFSSELATILDΨLAARDFIAWLIAHKITD (配列番号29);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨLAARDFIAWLIAHKITD (配列番号30);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨLAARDFIAWLIAHKITD (配列番号31);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨEAARLFIAWLIEHKITD (配列番号32);
H[Aib]EGTFSSELATILDΨQAARDFIAWLIQHKITD (配列番号33);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIQHKITD (配列番号34);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨQAARDFIAWLIQHKITD (配列番号35);
H[Aib]EGTFSSELATILDΨQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号36);
H[Aib]EGTFSSELATILDΨQAARDFIAWLIAHKITD (配列番号37);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIAHKITD (配列番号38);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨQAARDFIAWLIAHKITD (配列番号39);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号40);
H[Aib]EGTFTSELATILDΨQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号41);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIHHKITD (配列番号42);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIYHKITD (配列番号43);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLILHKITD (配列番号44);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIKHKITD (配列番号45);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIRHKITD (配列番号46);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLISHKITD (配列番号47);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLQQHKITD (配列番号48);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLYQHKITD (配列番号49);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLKQHKITD (配列番号50);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIQQKITD (配列番号51);
H[Aib]EGSFTSELATILDΨQAARDFIAWLIQYKITD (配列番号52);
H[Aib]EGTFSSELSTILEΨQASREFIAWLIAYKITE (配列番号53);
H[Aib]EGTFSSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkΨ (配列番号54);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkΨ (配列番号55);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAARDFIAWLIEHKITDkkkkkΨ (配列番号56);
H[Aib]EGSFTSEΨATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号57);
H[Aib]EGSFTSELATILEGΨAARDFIAWLIEHKITD (配列番号58);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAAΨDFIAWLIEHKITD (配列番号59);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAAΨDFIAWLIEHKITD (配列番号60);
H[Aib]EGTFTSEψATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号61);
H[Aib]EGSFTSELATILDAψAARDFIAWLIEHKITD (配列番号62);又は
H[Aib]EGSFTSELATILDAKAAψDFIAWLIEHKITD (配列番号63)。
ペプチドX又はペプチドX-Uは、以下の配列を有し得る:
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]EAARDFIAWLIEHKITD (配列番号64);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]EAARDFIAWLIEHKITD (配列番号65);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]EAARDFIAWLIEHKITD (配列番号66);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号67);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号68);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号69);
H[Aib]EGTFSSELATILDG[K*]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号70);
H[Aib]EGSFTSELATILDG[K*]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号71);
H[Aib]EGTFTSELATILDG[K*]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号72);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]LAARDFIAWLIEHKITD (配列番号73);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]LAARDFIAWLIEHKITD (配列番号74);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]LAARDFIAWLIEHKITD (配列番号75);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]LAARDFIAWLIAHKITD (配列番号76);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]LAARDFIAWLIAHKITD (配列番号77);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]LAARDFIAWLIAHKITD (配列番号78);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]EAARLFIAWLIEHKITD (配列番号79);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号80);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号81);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号82);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号83);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K*]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号84);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号85);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号86);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号87);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号88);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIHHKITD (配列番号89);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIYHKITD (配列番号90);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLILHKITD (配列番号91);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIKHKITD (配列番号92);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIRHKITD (配列番号93);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLISHKITD (配列番号94);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLQQHKITD (配列番号95);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLYQHKITD (配列番号96);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLKQHKITD (配列番号97);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIQQKITD (配列番号98);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K*]QAARDFIAWLIQYKITD (配列番号99);
H[Aib]EGTFSSELSTILE[K*]QASREFIAWLIAYKITE (配列番号100);
H[Aib]EGTFSSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkk[k*] (配列番号101);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkk[k*] (配列番号102);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAARDFIAWLIEHKITDkkkkk[k*] (配列番号103);
H[Aib]EGSFTSE[K*]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号104);
H[Aib]EGSFTSELATILEG[K*]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号105);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K*]DFIAWLIEHKITD (配列番号106);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K*]DFIAWLIEHKITD (配列番号107);
H[Aib]EGTFTSE[K*]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号108);
H[Aib]EGSFTSELATILDA[K*]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号109);又は
H[Aib]EGSFTSELATILDAKAA[K*]DFIAWLIEHKITD (配列番号110);
[式中、K又はkはそれぞれ、側鎖が置換基Z-又はZ-とコンジュゲートしているL又はDリシン残基を示す]。
例えば、ペプチドX又はペプチドX-Uは、以下の配列を有し得る:
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD (配列番号111);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD (配列番号112);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD (配列番号113);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号114);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号115);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号116);
H[Aib]EGTFSSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号117);
H[Aib]EGSFTSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号118);
H[Aib]EGTFTSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号119);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD (配列番号120);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD (配列番号121);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD (配列番号122);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD (配列番号123);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD (配列番号124);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD (配列番号125);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARLFIAWLIEHKITD (配列番号126);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号127);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号128);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号129);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号130);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号131);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号132);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号133);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号134);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号135);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIHHKITD (配列番号136);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIYHKITD (配列番号137);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLILHKITD (配列番号138);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIKHKITD (配列番号139);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIRHKITD (配列番号140);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLISHKITD (配列番号141);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([ヘキサデカノイル]-βAla)]QAARDFIAWLQQHKITD (配列番号142);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]iso-Glu-Peg3)]QAARDFIAWLYQHKITD (配列番号143);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLKQHKITD (配列番号144);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Lys-Peg3-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLIQQKITD (配列番号145);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K(オクタデカノイル)]QAARDFIAWLIQYKITD (配列番号146);
H[Aib]EGTFSSELSTILE[K(ヘキサデカノイル-isoGlu)]QASREFIAWLIAYKITE (配列番号147);
H[Aib]EGTFSSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)] (配列番号148);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)] (配列番号149);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAARDFIAWLIEHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)] (配列番号150);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号151);
H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号152);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号153);
H[Aib]EGSFTSELATILEG[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号154);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号155);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号156);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号157);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号158);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号159);
H[Aib]EGTFSSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号160);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号161);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD (配列番号162);
H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号163);
H[Aib]EGTFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号164);
H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD (配列番号165);
H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号166);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号167);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIAHKITD (配列番号168);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]KAARDFIAWLIEHKITD (配列番号169);
H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD (配列番号170);
H[Aib]EGSFTSELATILEG[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号171);
H[Aib]EGSFTSELATILDA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号172);
H[Aib]EGSFTSELATILDA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD (配列番号173);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号174);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号175);
H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号176);
H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号177);又は
H[Aib]EGSFTSELATILDAKAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD (配列番号178)。
二重アゴニストは、以下のものであり得る:
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物1);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物2);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物3);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物4);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物5);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物6);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物7);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物8);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物9);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物10);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物11);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物12);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物13);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物14);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物15);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARLFIAWLIEHKITD-OH (化合物16);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物17);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物18);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物19);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物20);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物21);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物22);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物23);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物24);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物25);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIHHKITD-OH (化合物26);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIYHKITD-OH (化合物27);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLILHKITD-OH (化合物28);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIKHKITD-OH (化合物29);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIRHKITD-OH (化合物30);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLISHKITD-OH (化合物31).
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([ヘキサデカノイル]-βAla)]QAARDFIAWLQQHKITD-OH (化合物32);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]iso-Glu-Peg3)]QAARDFIAWLYQHKITD-OH (化合物33);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLKQHKITD-OH (化合物34);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Lys-Peg3-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLIQQKITD-OH (化合物35);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K(オクタデカノイル)]QAARDFIAWLIQYKITD-OH (化合物36);
Hy-H[Aib]EGTFSSELSTILE[K(ヘキサデカノイル-isoGlu)]QASREFIAWLIAYKITE-OH (化合物37);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]-[NH2] (化合物38);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]-[NH2] (化合物39);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAARDFIAWLIEHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]-[NH2] (化合物40);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物41);
Hy-H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物42);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物43);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILEG[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物44);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物45);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物46).
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物47);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物48);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物49);
Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物50);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物51);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物52);
Hy-H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物53);
Hy-H[Aib]EGTFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物54);
Hy-H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物55);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物56);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物57);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物58);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物59);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物60);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILEG[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物61);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物62);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物63);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物64);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物65);
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物66);
Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物67);又は
Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDAKAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物68)。
一態様では、二重アゴニストは、H[Aib]EGSFTSELATILD[Ψ]QAARDFIAWLIQHKITD(配列番号34)である。一態様では、二重アゴニストは、以下のものである:
a.Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(CPD1OH)、又は
b.Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-NH2(CPD1NH2)。
好ましい実施形態では、二重アゴニストは、Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(化合物18)である。
好ましい実施形態では、二重アゴニストは、Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(化合物19)である。
二重アゴニストは、薬学的に許容される塩又は溶媒和物、例えば薬学的に許容される酸付加塩の形態であり得る。
本発明はまた、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本発明の二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を、担体、賦形剤、又はビヒクルと共に含む組成物も提供し、方法は、二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む。担体は薬学的に許容される担体であり得る。
組成物は医薬組成物であり得る。医薬組成物は、注射又は輸液による投与に適した液体として配合し得る。これは、二重アゴニストの徐放性を達成するように配合し得る。
本発明はまた、体重増加を減らす若しくは阻止する、胃排出若しくは腸管輸送を減らす、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、又は体重減少を促進する方法において使用するための、本発明による二重アゴニストも提供し、方法は、二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む。
本発明はまた、肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸の予防又は治療の方法において使用するための、本発明による二重アゴニストも提供し、方法は、二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む。
本発明はまた、それを必要としている対象において、体重増加を減らす若しくは阻止する、胃排出若しくは腸管輸送を減らす、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、又は体重減少を促進する方法も提供し、方法は、本発明による二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で対象に投与するステップを含む。
本発明はまた、肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸の予防又は治療の方法も提供し、方法は、本発明による二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で対象に投与するステップを含む。
本発明はまた、体重増加を減らす若しくは阻止する、胃排出若しくは腸管輸送を減らす、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、又は体重減少を促進するための医薬の調製における、本発明による二重アゴニストの使用も提供し、医薬は、約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与される。
本発明はまた、肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸の予防又は治療のための医薬の調製における、本発明による二重アゴニストの使用も提供し、医薬は、約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与される。
さらなる態様は、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するため、あるいは体重増加を減らす若しくは阻止する、胃排出若しくは腸管輸送を減らす、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、又は体重減少を促進するための、本発明による二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を含む治療キットを提供し、方法は、二重アゴニストを約0.1mg~約10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む。
一態様では、患者又は対象(用語は本明細書中で互換的に使用される)は、二重アゴニストの投与の後に満腹感の増強を経験し得る。
健康な対象への単回投与後の化合物18の平均薬物動態学プロファイルを示す図である。 反復投与用量漸増試験(Multi-ascending dose study)デザインを示す図である。上側の線は化合物18で治療した患者の数を示し、下側の線はプラセボ投与を示し、菱形は安全性評価を表す。 第1b相研究における反復投与用量漸増後の体重変化を示す図である。 肥満を有する54人の個体が1)化合物18 2/4/6mg、2)化合物18 2/4mg、3)プラセボ 2/4/6mg、又は4)プラセボ 2/4mgのいずれかを12週間の期間の間投与される、ランダム化(2:2:1:1)、並行群、二重盲検、プラセボ対照の試験デザインを示す図である。
本明細書中に別段に定義しない限りは、本出願中で使用する科学用語及び技術用語は、当業者によって一般的に理解される意味を有するものとする。一般に、本明細書中に記載の化学、分子生物学、細胞及びがんの生物学、免疫学、微生物学、薬理学、タンパク質及び核酸の化学に関連して使用する命名法、並びにその技法は、当分野において周知かつ一般的に使用されるものである。
本出願中で言及するすべての特許、公開特許出願、及び非特許文献は、本明細書中に参考として具体的に組み込まれている。矛盾する場合は、その具体的な定義を含む本明細書が優先される。
本明細書中に記載の本発明のそれぞれの実施形態は、単独で又は本発明の1若しくは2つ以上の他の実施形態と組み合わせてとり得る。
a.定義
別段に指定しない限りは、本明細書中で使用される特定の用語について以下の定義を提供する。
本明細書全体にわたって、単語「含む(comprise)」、及び「含む(comprises)」又は「含むこと(comprising)」などのその文法的変形は、記述した整数若しくは構成要素、又は整数若しくは構成要素の群の包含を暗示するが、任意の他の整数若しくは構成要素、又は整数若しくは構成要素の群の排除を暗示しないことが理解されよう。
単数形「a」、「an」、及び「the」は、内容により明らかにそうでないと指示されない限りは、複数形を含む。
用語「含むこと(including)」とは、「それだけには限定されないが~を含むこと(including but not limited to)」を意味するために使用する。「含むこと(Including)」及び「それだけには限定されないが~を含むこと(including but not limited to)」は、互換的に使用され得る。
用語「患者(patient)」、「対象(subject)」、及び「個体(individual)」は、互換的に使用される場合があり、ヒト又は非ヒト動物のいずれかをいう。これらの用語は、ヒト、霊長類、家畜動物(例えばウシ及びブタ)、コンパニオン動物(例えばイヌ科動物及びネコ科動物)、並びにげっ歯動物(例えばマウス及びラット)などの哺乳動物を含む。
本発明のコンテキストにおける用語「溶媒和物(solvate)」とは、溶質(この場合は本発明によるペプチド又は薬学的に許容されるその塩)と溶媒との間に形成された、定義した化学量論の複合体をいう。これに関連した溶媒は、例えば、水、エタノール、又は別の薬学的に許容される、典型的には小分子の有機種、例えばそれだけには限定されないが酢酸若しくは乳酸であり得る。当該の溶媒が水である場合、そのような溶媒和物は、通常は水和物と呼ぶ。
本発明のコンテキストにおいて用いる用語「アゴニスト」とは、当該の受容体種を活性化する物質(リガンド)をいう。
本明細書及び特許請求の範囲全体にわたって、天然に存在するアミノ酸の慣用の三文字及び一文字のコード、すなわち、A(Ala)、G(Gly)、L(Leu)、I(Ile)、V(Val)、F(Phe)、W(Trp)、S(Ser)、T(Thr)、Y(Tyr)、N(Asn)、Q(Gln)、D(Asp)、E(Glu)、K(Lys)、R(Arg)、H(His)、M(Met)、C(Cys)、及びP(Pro)、並びに一般に認められている他のα-アミノ酸の三文字コード、例えば、サルコシン(Sar)、ノルロイシン(Nle)、α-アミノイソ酪酸(Aib)、2,3-ジアミノプロパン酸(Dap)、2,4-ジアミノブタン酸(Dab)、及び2,5-ジアミノペンタン酸(オルニチン、Orn)が使用されている。そのような他のα-アミノ酸は、本明細書において一般式又は配列中で使用する場合は、特に残りの式又は配列が一文字コードを使用して示されている場合は、角括弧「[]」中で示し得る(例えば「[Aib]」)。別段に指定しない限りは、本発明のペプチド中のアミノ酸残基はL-立体配置のものである。しかし、D-立体配置のアミノ酸を取り込み得る。本コンテキストにおいて、小文字で記載したアミノ酸コードはそのアミノ酸のD-立体配置を表し、例えば、「k」はリシン(K)のD-立体配置を表す。
本明細書中に開示した配列の中には、配列のアミノ末端(N末端)に「Hy-」部分を取り込み、配列のカルボキシ末端(C末端)に「-OH」部分又は「-NH」部分のどちらかを取り込んだ配列がある。そのような場合には、別段に指定しない限りは、当該の配列のN末端の「Hy-」部分は水素原子を示す一方で[すなわち、一般式中のR=水素=Hy、N末端の遊離第一級又は第二級アミノ基の存在に対応]、配列のC末端の「-OH」又は「-NH」部分は、それぞれヒドロキシ基[例えば、一般式中のR=OH、C末端のカルボキシ(COOH)基の存在に対応]又はアミノ基[例えば、一般式中のR=[NH]、C末端のアミド(CONH)基の存在に対応]を示す。本発明のそれぞれの配列において、C末端「-OH」部分をC末端「-NH」部分で代えてもよく、その逆もそうである。
GLP-2ポリペプチド配列に関する「パーセント(%)アミノ酸配列同一性」とは、最高のパーセント配列同一性を達成するために配列をアラインメントし、必要に応じてギャップを導入した後、いかなる保存的置換も配列同一性の一部として考慮せずに、野生型(ヒト)GLP-2配列中のアミノ酸残基と同一である、候補配列中のアミノ酸残基の百分率として定義される。配列アラインメントは、当業者によって、当分野で周知の技法を使用して、例えば、BLAST、BLAST2、又はAlignソフトウェアなどの公的に利用可能なソフトウェアを使用して、実施することができる。例えば、Altschul et al., Methods in Enzymology 266: 460-480 (1996)又はPearson et al., Genomics 46: 24-36, 1997を参照されたい。
本発明のコンテキストにおいて本明細書中で使用する百分率配列同一性は、これらのプログラムを、その初期設定を用いて使用することによって決定し得る。より一般には、当業者は、比較する配列の完全長にわたる最大アラインメントを達成するために必要な任意のアルゴリズムを含む、アラインメントを決定するための適切なパラメータを容易に決定することができる。
二重アゴニスト化合物
本発明において、二重アゴニストは、少なくとも1つのGLP-1及び少なくとも1つのGLP-2の生物活性を有する。例示的なGLP-1生理活性は、腸管輸送の速度を減らすこと、胃排出の速度を減らすこと、食欲、食物摂取量、又は体重を減らすこと、並びにグルコース制御及び耐糖性を改善させることを含む。例示的なGLP-2生理活性としては、腸管(例えば小腸又は結腸)の質量の増加をもたらすこと、腸管の修復、及び腸管のバリア機能(barrier function)の改善(すなわち腸管の透過性の低下)が挙げられる。これらのパラメータは、試験動物を二重アゴニストで治療した後に腸管又はその一部分の質量及び透過性を決定するin vivoアッセイにおいて評価することができる。
二重アゴニストは、GLP-1及びGLP-2受容体、例えばヒトGLP-1及びGLP-2受容体でアゴニスト活性を有する。in vitro受容体アゴニスト活性のEC50値を、所定の受容体におけるアゴニスト効力の数値的測度として使用し得る。EC50値は、特定のアッセイにおいて、その化合物の最大活性の半分を達成するために必要な、化合物の濃度(例えばmol/L)の測度である。同じアッセイにおいて、特定の受容体で参照化合物のEC50よりも低い数値的EC50を有する化合物は、その受容体で参照化合物よりも高い効力を有するとみなされ得る。
GLP-1活性
一部の実施形態では、二重アゴニストは、例えば後述の実施例中に記載のGLP-1受容体効力アッセイを使用して評価した場合に、GLP-1受容体(例えばヒトGLP-1受容体)におけるEC50が、2.0nM未満、1.5nM未満、1.0nM未満、0.9nM未満、0.8nM未満、0.7nM未満、0.6nM未満、0.5nM未満、0.4nM未満、0.3nM未満、0.2nM未満、0.1nM未満、0.09nM未満、0.08nM未満、0.07nM未満、0.06nM未満、0.05nM未満、0.04nM未満である。
一部の実施形態では、二重アゴニストは、例えば以下の実施例中に記載のGLP-1受容体効力アッセイを使用して評価した場合に、GLP-1受容体におけるEC50が、0.005~2.5nM、0.01nM~2.5nM、0.025~2.5nM、0.005~2.0nM、0.01nM~2.0nM、0.025~2.0nM、0.005~1.5nM、0.01nM~1.5nM、0.025~1.5nM、0.005~1.0nM、0.01nM~1.0nM、0.025~1.0nM、0.005~0.5nM、0.01nM~0.5nM、0.025~0.5nM、0.005~0.25nM、0.01nM~0.25nM、0.025~0.25nMである。
GLP-1アゴニスト活性の代替測度(alternative measure)は、両者を同じアッセイにおいて測定した場合に、二重アゴニストの効力を既知の(又は参照の)GLP-1アゴニストの効力と比較することによって導き出し得る。したがって、GLP-1受容体における相対効力は以下のように定義し得る:
[EC50(参照アゴニスト)]/[EC50(二重アゴニスト)]。
したがって、1の値は、二重アゴニスト及び参照アゴニストが等しい効力を有することを示し、>1の値は、二重アゴニストが参照アゴニストよりも高い効力(すなわち低いEC50)を有することを示し、<1の値は、二重アゴニストが参照アゴニストよりも低い効力(すなわち高いEC50)を有することを示す。
参照GLP-1アゴニストは、例えば、ヒトGLP-1(7-37)、リラグルチド(NN2211、Victoza社)、又はエキセンディン-4であり得るが、好ましくはリラグルチドである。
典型的には、相対効力は、0.001~100、例えば、0.001~10、0.001~5、0.001~1、0.001~0.5、0.001~0.1、0.001~0.05、若しくは0.001~0.01;0.01~10、0.01~5、0.01~1、0.01~0.5、0.01~0.1、若しくは0.01~0.05;0.05~10、0.05~5、0.05~1、0.05~0.5、若しくは0.05~0.1;0.1~10、0.1~5、0.1~1、若しくは0.1~0.5;0.5~10、0.5~5、若しくは0.5~1;1~10、若しくは1~5;又は5~10となる。
後述の実施例中に記載した二重アゴニストは、リラグルチドよりもわずかに低いGLP-1効力を有しており、したがって、例えば、0.01~1、0.01~0.5、又は0.01~0.1の相対効力を有し得る。
対照的に、本発明の二重アゴニストは、GLP-1受容体(例えばヒトGLP-1受容体)で、野生型ヒトGLP-2(hGLP-2(1-33))又は[Gly2]-hGLP-2(1-33)(すなわち、2位にグリシンを有するヒトGLP-2、テデュグルチドとしても知られる)よりも高い効力を有する。したがって、hGLP-2(1-33)又はテデュグルチドと比較した、GLP-1受容体における二重アゴニストの相対効力は、1より高い、典型的には5より高い又は10より高く、100まで、500まで、またさらにより高いものであり得る。
GLP-2活性
一部の実施形態では、二重アゴニストは、例えば後述の実施例中に記載のGLP-2受容体効力アッセイを使用して評価した場合に、GLP-2受容体(例えばヒトGLP-2受容体)におけるEC50が、2.0nM未満、1.5nM未満、1.0nM未満、0.9nM未満、0.8nM未満、0.7nM未満、0.6nM未満、0.5nM未満、0.4nM未満、0.3nM未満、0.2nM未満、0.1nM未満、0.09nM未満、0.08nM未満、0.07nM未満、0.06nM未満、0.05nM未満、0.04nM未満、0.03nM未満、0.02nM未満、又は0.01nM未満である。
一部の実施形態では、二重アゴニストは、例えば後述の実施例中に記載のGLP-2受容体効力アッセイを使用して評価した場合に、、GLP-2受容体におけるEC50が、0.005~2.0nM、0.01nM~2.0nM、0.025~2.0nM、0.005~1.5nM、0.01nM~1.5nM、0.025~1.5nM、0.005~1.0nM、0.01nM~1.0nM、0.025~1.0nM、0.005~0.5nM、0.01nM~0.5nM、0.025~0.5nM、0.005~0.25nM、0.01nM~0.25nM、0.025~0.25nMである。
GLP-2アゴニスト活性の代替測度は、両者を同じアッセイにおいて測定した場合に、二重アゴニストの効力を既知の(又は参照の)GLP-2アゴニストの効力と比較することによって導き出し得る。したがって、GLP-2受容体における相対効力は以下のように定義し得る:
[EC50(参照アゴニスト)]/[EC50(二重アゴニスト)]。
したがって、1の値は、二重アゴニスト及び参照アゴニストが等しい効力を有することを示し、>1の値は、二重アゴニストが参照アゴニストよりも高い効力(すなわち低いEC50)を有することを示し、<1の値は、二重アゴニストが参照アゴニストよりも低い効力(すなわち高いEC50)を有することを示す。
参照GLP-2アゴニストは、例えば、ヒトGLP-2(1-33)又はテデュグルチド([Gly2]-hGLP-2(1-33))であり得るが、好ましくはテデュグルチドである。典型的には、相対効力は、0.001~100、例えば、0.001~10、0.001~5、0.001~1、0.001~0.5、0.001~0.1、0.001~0.05、若しくは0.001~0.01;0.01~10、0.01~5、0.01~1、0.01~0.5、0.01~0.1、若しくは0.01~0.05;0.05~10、0.05~5、0.05~1、0.05~0.5、若しくは0.05~0.1;0.1~10、0.1~5、0.1~1、若しくは0.1~0.5;0.5~10、0.5~5、若しくは0.5~1;1~10、若しくは1~5;又は5~10となる。
以下の実施例中に記載した二重アゴニストは、テデュグルチドよりもわずかに低いGLP-2効力を有しており、したがって、例えば、0.01~1、0.01~0.5、又は0.01~0.1の相対効力を有し得る。
対照的に、本発明の二重アゴニストは、GLP-2受容体(例えばヒトGLP-2受容体)で、ヒトGLP-1(7-37)、リラグルチド(NN2211、Victoza社)、又はエキセンディン-4よりも高い効力を有する。したがって、ヒトGLP-1(7-37)、リラグルチド(NN2211、Victoza社)、又はエキセンディン-4と比較した、GLP-2受容体における二重アゴニストの相対効力は、1より高い、典型的には5より高い又は10より高く、100まで、500まで、またさらにより高いものであり得る(参照GLP-1アゴニストがGLP-2受容体で検出可能な活性を発揮さえするのであれば)。
それぞれの受容体における二重アゴニストの絶対的効力よりも、GLP-1アゴニスト活性とGLP-2アゴニスト活性との間のバランスの方がはるかにより重要であることを理解されたい。したがって、二重アゴニスト化合物が両方の受容体で許容される相対レベルの効力を発揮する限りは、絶対的GLP-1又はGLP-2効力がそれらの受容体における既知のアゴニストの効力よりも低いことは、完全に許容される。絶対的効力のいかなる見かけ上の欠如も、必要に応じて用量の増加によって補償することができる。
b.置換基
本発明の二重アゴニストは、側鎖が置換基Z-又はZ-Z-とコンジュゲートしている、Lys、Arg、Orn、Dap、又はDabの残基を含む残基Ψを含有し、式中、Zは、CH-(CH10-22-(CO)-又はHOOC-(CH10-22-(CO)-部分を表し、Zは、存在する場合は、スペーサーを表す。
スペーサーZは、-ZS1-、-ZS1-ZS2-、-ZS2-ZS1、-ZS2-、-ZS3-、-ZS1S3-、-ZS2S3-、-ZS3S1-、-ZS3S2-、-ZS1S2S3-、-ZS1S3S2-、-ZS2S1S3-、-ZS2S3S1-、-ZS3S1S2-、-ZS3S2S1-、ZS2S3S2-から選択され、式中、
S1は、isoGlu、β-Ala、isoLys、又は4-アミノブタノイルであり、
S2は、-(Peg3)-であり、ここで、mは1、2、又は3であり、
S3-は、A、L、S、T、Y、Q、D、E、K、k、R、H、F、及びGからなる群から選択される1~6個のアミノ酸単位のペプチド配列である。
一部の実施形態では、Zは、式-ZS1-、-ZS1-ZS2-、-ZS2-ZS1、又はZS2のスペーサーであり、式中、-ZS1-は、isoGlu、β-Ala、isoLys、又は4-アミノブタノイルであり、-ZS2-は、-(Peg3)-であり、ここで、mは、1、2、又は3である。
理論に束縛されることを望まないが、Zの炭化水素鎖は血流中のアルブミンと結合し、その結果、本発明の二重アゴニストを酵素分解から保護し、これは二重アゴニストの半減期を延ばす場合があると考えられている。
置換基はまた、GLP-2受容体及び/又はGLP-1受容体に関して二重アゴニストの効力を変調させ得る。
置換基Z-又はZ-Z-は、関連アミノ酸残基のアルファ炭素から側鎖の遠位末端にある官能基とコンジュゲートしている。したがって、当該のアミノ酸(Lys、Arg、Orn、Dab、Dap)側鎖の、その官能基によって媒介される相互作用(例えば分子内及び分子間の相互作用)に参加する正常能力は、置換基の存在によって低下又は完全に排除され得る。したがって、二重アゴニストの全体的な特性は、置換基とコンジュゲートしている実際のアミノ酸の変化に対して比較的非感受性であり得る。その結果、残基Lys、Arg、Orn、Dab、又はDapのうちのいずれかが、Ψが許可される任意の位置に存在し得ると考えられている。しかし、ある特定の実施形態では、置換基がコンジュゲートしているアミノ酸がLys又はOrnであることが有利であり得る。
部分は、アミノ酸側鎖中の官能基と共有結合され得る、あるいは、スペーサーZを介してアミノ酸側鎖官能基とコンジュゲートしている。
用語「コンジュゲートしている(conjugated)」とは、1つの同定可能な化学部分と別の部分との共有結合、及びそのような部分間の構造的関係を説明するために本明細書中で使用する。いかなる特定の合成方法をも暗示すると解釈されるべきでない。
、ZS1、ZS2、ZS3、及び置換基が結合しているアミノ酸側鎖(本明細書中でΨと総称する)の間の結合はペプチド性である。言い換えれば、単位は、アミド縮合反応によって結合していてよい。
は、10~24個の炭素(C)原子、例えば、10~22個のC原子、例えば10~20個のC原子を有する炭化水素鎖を含む。好ましくは、これは少なくとも10又は少なくとも11個のC原子を有し、好ましくは、これは20又は19個以下個のC原子、例えば18又は17個以下のC原子を有する。例えば、炭化水素鎖は、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20個の炭素原子を含有し得る。例えば、これは18又は20個の炭素原子を含有し得る。
一部の実施形態では、Zは、ドデカノイル、テトラデカノイル、ヘキサデカノイル、オクタデカノイル、及びエイコサノイル、好ましくはヘキサデカノイル、オクタデカノイル、又はエイコサノイル、より好ましくはオクタデカノイル又はエイコサノイルから選択される基である。
代替Z基は、式HOOC-(CH12-22-COOHの長鎖飽和α,ω-ジカルボン酸、好ましくは脂肪族鎖中に偶数個の炭素原子を有する長鎖飽和α,ω-ジカルボン酸に由来する。例えば、Zは、以下のものであり得る:
13-カルボキシトリデカノイル、すなわちHOOC-(CH12-(CO)-;
15-カルボキシペンタデカノイル、すなわちHOOC-(CH14-(CO)-;
17-カルボキシヘプタデカノイル、すなわちHOOC-(CH16-(CO)-;
19-カルボキシノナデカノイル、すなわちHOOC-(CH18-(CO)-;又は
21-カルボキシヘンエイコサノイル、すなわち HOOC-(CH20-(CO)-
上述のように、Zは、スペーサーZによってアミノ酸側鎖とコンジュゲートしていてよい。存在する場合、スペーサーは、Z及びアミノ酸側鎖と結合している。
スペーサーZは、-ZS1-、-ZS1-ZS2-、-ZS2-ZS1、-ZS2-、-ZS3-、-ZS1S3-、-ZS2S3-、-ZS3S1-、-ZS3S2-、-ZS1S2S3-、-ZS1S3S2-、-ZS2S1S3-、-ZS2S3S1-、-ZS3S1S2-、-ZS3S2S1-、ZS2S3S2-を有しており、式中、
-ZS1-は、isoGlu、β-Ala、isoLys、又は4-アミノブタノイルであり、
-ZS2-は、-(Peg3)-であり、ここで、mは1、2、又は3であり、
-ZS3-は、A(Ala)、L(Leu)、S(Ser)、T(Thr)、Y(Tyr)、Q(Gln)、D(Asp)、E(Glu)、K(L-Lys)、k(D-Lys)、R(Arg)、H(His)、F(Phe)、及びG(Gly)からなる群から独立して選択される1~6個のアミノ酸単位のペプチド配列である。
用語「isoGlu」及び「isoLys」は、その側鎖カルボキシル又はアミン官能基を介して結合に参加するアミノ酸残基を示す。したがって、isoGluは、そのアルファアミノ及び側鎖カルボキシル基を介して結合に参加する一方で、isoLysは、そのカルボキシル及び側鎖アミノ基を介して参加する。本明細書のコンテキストにおいて、用語「γ-Glu」及び「isoGlu」は互換的に使用される。
用語Peg3は、8-アミノ-3,6-ジオキサオクタノイル基をいうために使用する。
S3は、例えば、3~6個のアミノ酸の長さ、すなわち、3、4、5、又は6個のアミノ酸の長さであり得る。
一部の実施形態では、ZS3のアミノ酸は、K、k、E、A、T、I、及びLから、例えばK、k、E、及びAから、例えばK、k、及びEから独立して選択される。
典型的には、ZS3は、少なくとも1つの荷電アミノ酸(K、k、R、又はE、例えばK、k、又はE)及び好ましくは2又は3つ以上の荷電アミノ酸を含む。一部の実施形態では、これは、少なくとも2の正荷電アミノ酸(K、k、若しくはR、特にK若しくはk)又は少なくとも1つの正荷電アミノ酸(K、k、若しくはR、特にK若しくはk)、及び少なくとも1つの負荷電アミノ酸(E)を含む。一部の実施形態では、ZS3のすべてのアミノ酸残基は荷電性である。例えば、ZS3は、交互に正及び負荷電のアミノ酸の鎖であり得る。
S3部分の例としては、KEK、EKEKEK(配列番号7)、kkkkkk(配列番号179)、EkEkEk(配列番号8)、AKAAEK(配列番号9)、AKEKEK(配列番号10)、及びATILEK(配列番号11)が挙げられる。
理論に束縛されるものではないが、ZS3を脂肪酸鎖とペプチド主鎖との間のリンカー内に取り込むことで、血清アルブミンに対するその親和性を増強させることによって二重アゴニストの半減期を増加させ得ると考えられている。
一部の実施形態では、-Z-は-ZS1-又は-ZS1-ZS2-であり、言い換えれば、-Z-は以下から選択される:
isoGlu(Peg3)0-3
β-Ala(Peg3)0-3
isoLys(Peg3)0-3、及び
4-アミノブタノイル(Peg3)0-3
したがって、置換基Z-の特定の例としては、[ドデカノイル]、[テトラデカノイル]、[ヘキサデカノイル]、[オクタデカノイル]、[エイコサノイル]、[13-カルボキシ-トリデカノイル]、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]が挙げられる。
より幅広くいえば、-Z-は、-ZS1-、-ZS1-ZS2-、-ZS3-ZS1-、-ZS1-ZS3-、-ZS1-ZS3-ZS2-、-ZS3-ZS2-ZS1-又はZS3-であり得る。したがって、-Z-は、以下からなる群から選択され得る:
isoGlu(Peg3)0-3
β-Ala(Peg3)0-3
isoLys(Peg3)0-3
4-アミノブタノイル(Peg3)0-3;
isoGlu(KEK)(Peg3)0-3
β-Ala(KEK)(Peg3)0-3
isoLys(KEK)(Peg3)0-3
4-アミノブタノイル(KEK)(Peg3)0-3
KEK(isoGlu) (配列番号180);
KEK(β-Ala) (配列番号181);
KEK(isoLys) (配列番号182);
KEK(4-アミノブタノイル) (配列番号183);
isoGlu(KEK) (配列番号6);
β-Ala(KEK) (配列番号184);
isoLys(KEK) (配列番号185);
4-アミノブタノイル(KEK) (配列番号186);
KEK(isoGlu)(Peg3)0-3
KEK(β-Ala)(Prg3)0-3
KEK(isoLys)(Peg3)0-3;及び
KEK(4-アミノブタノイル)(Peg3)0-3
置換基Z-Z-の特定の例としては、以下のものが挙げられる:
[ドデカノイル]-isoGlu、[テトラデカノイル]-isoGlu、[ヘキサデカノイル]-isoGlu、[オクタデカノイル]-isoGlu、[エイコサノイル]-isoGlu、
[ヘキサデカノイル]-βAla、[オクタデカノイル]-βAla、[エイコサノイル]-βAla、[テトラデカノイル]-βAla、[ドデカノイル]-βAla、
[ドデカノイル]-isoGlu-Peg3、[テトラデカノイル]-isoGlu-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3、[オクタデカノイル]-isoGlu-Peg3、[エイコサノイル]-isoGlu-Peg3、
[ドデカノイル]-βAla-Peg3、[テトラデカノイル]-βAla-Peg3、[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3、[オクタデカノイル]-βAla-Peg3、[エイコサノイル]-βAla-Peg3、
[ドデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-βAla-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-isoLys、[テトラデカノイル]-isoLys、[ヘキサデカノイル]-isoLys、[オクタデカノイル]-isoLys、[エイコサノイル]-isoLys、
[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、
[ドデカノイル]-isoLys-Peg3、[テトラデカノイル]-isoLys-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3、[オクタデカノイル]-isoLys-Peg3、[エイコサノイル]-isoLys-Peg3、
[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[ドデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoGlu、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoGlu、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoGlu、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-βAla、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-βAla、[13-カルボキシ-トリデカノイル]-βAla、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoGlu-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoGlu-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoGlu-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-βAla-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-βAla-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-βAla-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-βAla-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoLys、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoLys、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoLys、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[13-カルボキシ-トリデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoLys-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoLys-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoLys-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-βAla-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3及び[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3。
置換基Z-Z-のさらなる例としては、以下のものが挙げられる:
[ドデカノイル]-isoLys、[テトラデカノイル]-isoLys、[ヘキサデカノイル]-isoLys、[オクタデカノイル]-isoLys、[エイコサノイル]-isoLys、
[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、
[ヘキサデカノイル]-KEK、[オクタデカノイル]-KEK、[エイコサノイル]-KEK、[テトラデカノイル]-KEK、[ドデカノイル]-KEK、
[ドデカノイル]-Peg3、[テトラデカノイル]-Peg3、[ヘキサデカノイル]-Peg3、
[オクタデカノイル]-Peg3、[エイコサノイル]-Peg3、
[ドデカノイル]-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-Peg3-
Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-
Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、
ドデカノイル]-isoLys-Peg3、[テトラデカノイル]-isoLys-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3、[オクタデカノイル]-isoLys-Peg3、[エイコサノイル]-isoLys-Peg3、
[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[ドデカノイル]-KEK-Peg3、[テトラデカノイル]-KEK-Peg3、[ヘキサデカノイル]-KEK-Peg3、[オクタデカノイル]-KEK-Peg3、[エイコサノイル]-KEK-Peg3、
[ドデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[ドデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[テトラデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[オクタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[エイコサノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、
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Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-Peg3-Peg3、
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[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-βAla-KEK-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-KEK-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-KEK-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]KEK-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-KEK-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-KEK-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、
[13-カルボキシ-トリデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[15-カルボキシ-ペンタデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、[21-カルボキシ-ヘンエイコサノイル]-KEK-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3。
特定の好ましい置換基Z-及びZ-Z-としては、以下のものが挙げられる:
[ヘキサデカノイル]、[オクタデカノイル]、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]、[19-カルボキシ-ノナデカノイル]、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu、[オクタデカノイル]-isoGlu、
[ヘキサデカノイル]-βAla、[オクタデカノイル]-βAla、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoLys、
[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、
[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-Peg3-Peg3-Peg3。
より好ましい置換基Z-Z-としては、以下のものが挙げられる:
[ヘキサデカノイル]-isoGlu、
[ヘキサデカノイル]-βAla、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoLys、
[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-Peg3-Peg3-Peg3。
さらにより好ましい置換基Z-Z-としては、以下のものが挙げられる:
[ヘキサデカノイル]-KEK、[オクタデカノイル]-KEK、
[ヘキサデカノイル]-βAla-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-KEK-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoLys-KEK
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoLys-KEK、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-βAla-KEK
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-βAla-KEK、[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3、
[ヘキサデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-[4-アミノブタノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-KEK-Peg3-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3、
[17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-Peg3、
[19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3-Peg3。
アミノ酸側鎖と、任意にはスペーサーによってコンジュゲートしている様々な置換基(脂肪酸、FA)を含むΨの例を、以下に例示する:
さらに、リシン残基の側鎖とコンジュゲートしている置換基[ヘキサデカノイル]-isoGluを以下に例示する:
したがって、Lys残基の側鎖は、アミド結合を介してisoGluスペーサー-Z2-(-ZS1-)の側鎖カルボキシル基と共有結合している。ヘキサデカノイル基(Z)は、アミド結合を介してisoGluスペーサーのアミノ基と共有結合している。
リシン残基の側鎖とコンジュゲートしている置換基[ヘキサデカノイル]-[4-アミノブタノイル]を以下に例示する
リシン残基の側鎖とコンジュゲートしている置換基[(ヘキサデカノイル)iso-Lys]を以下に例示する
リシン残基の側鎖とコンジュゲートしている置換基[(ヘキサデカノイル)β-Ala]を以下に例示する
-Z-Zの組合せの一部のさらなる具体的な例を以下に例示する。それぞれの事例において、---は、Ψのアミノ酸構成成分の側鎖との結合点を示す:
当業者は、本発明のコンテキストにおいて用いる置換基を調製し、それらを二重アゴニストペプチド中の適切なアミノ酸の側鎖とコンジュゲートさせるための適切な技法を十分に承知しているであろう。適切な化学の例には、本明細書中に参考として組み込まれているWO98/08871号、WO00/55184号、WO00/55119号、Madsen et al., J. Med. Chem. 50:6126-32 (2007)、及びKnudsen et al., J. Med Chem. 43:1664-1669 (2000)を参照されたい。
c.二重アゴニストの合成
本発明の二重アゴニストは、固相又は液相ペプチド合成方法によって合成することが好ましい。このコンテキストにおいて、WO98/11125号及びとりわけFields, G.B. et al., 2002, "Principles and practice of solid-phase peptide synthesis". In: Synthetic Peptides (2nd Edition)、並びに本明細書中の実施例を参照し得る。
本発明において、本発明の二重アゴニストは、例えば、
(a)二重アゴニストを固相又は液相ペプチド合成方法によって合成し、そのように得られた合成した二重アゴニストを回収するステップ、又は
(b)前駆ペプチド配列を、前駆ペプチドをコードする核酸構築体から発現させ、発現産物を回収し、前駆ペプチドを修飾して本発明の化合物を得るステップ
を含む方法を含む、いくつかの方法で合成又は生成し得る。
前駆ペプチドは、1又は2つ以上の非タンパク原性アミノ酸、例えば、Aib、Orn、Dap、又はDabの導入、残基Ψでの親油性置換基Z又はZ-Z-の導入、適切な末端基R及びRの導入などによって修飾し得る。
発現は、典型的には、前駆ペプチドをコードしている核酸から行い、そのような核酸を含む細胞又は無細胞の発現系において行い得る。
本発明のアナログ(analogue)は、固相又は液相ペプチド合成によって合成することが好ましい。このコンテキストにおいて、WO98/11125号及びとりわけFields, GB et al., 2002, "Principles and practice of solid-phase peptide synthesis". In: Synthetic Peptides (2nd Edition)、並びに本明細書中の実施例を参照する。
組換え発現には、通常は前駆ペプチドをコードしている核酸断片を適切なベクター中に挿入して、クローニング又は発現ベクターを形成する。ベクターは、目的及び応用の種類に応じて、プラスミド、ファージ、コスミド、ミニ染色体、又はウイルスの形態であることができるが、特定の細胞中で一過的にのみ発現される裸のDNAも重要なベクターである。好ましいクローニング及び発現ベクター(プラスミドベクター)は自律複製が可能であり、したがって、続くクローニングのための高レベルの発現又は高レベルの複製の目的のために、高コピー数を可能にする。
一般的な概略では、発現ベクターは、以下の特長を5’→3’方向かつ作動可能な連結で含む:核酸断片の発現を駆動するためのプロモーター、任意の分泌(細胞外相へ、又は適用可能な場合はペリプラズム内への分泌)を可能にするリーダーペプチドをコードしている核酸配列、前駆ペプチドをコードしている核酸断片、及び任意のターミネーターをコードしている核酸配列。これらは、選択マーカー及び複製起点などの追加の特長を含み得る。生産株又は細胞株中において発現ベクターを用いて操作する場合、ベクターが宿主細胞ゲノム内に組み込まれることが可能なことが好ましい場合がある。当業者は適切なベクターに非常に精通しており、その具体的な要件に応じてそれをデザインすることができる。
本発明のベクターを使用して宿主細胞を形質転換させて、前駆ペプチドを生成する。そのような形質転換細胞は、核酸断片及びベクターの増殖に使用される、並びに/又は前駆ペプチドの組換え産生に使用される、培養細胞又は細胞株であることができる。
好ましい形質転換細胞は、細菌[エシェリキア属(例えば大腸菌)、バチルス属(例えば枯草菌)、サルモネラ属、又はマイコバクテリウム属(好ましくは非病原性、例えばウシ型マイコバクテリウムBCG)の種]、酵母(例えば出芽酵母及びピキア・パストリス)、並びに原虫などの微生物である。あるいは、形質転換細胞は多細胞生物に由来し得る、すなわち、これは、真菌細胞、昆虫細胞、藻細胞、植物細胞、又は哺乳動物細胞などの動物細胞であり得る。クローニング及び/又は最適化発現の目的のためには、形質転換細胞が本発明の核酸断片を複製できることが好ましい。核酸断片を発現する細胞は、本発明のペプチドの小スケール又は大スケール調製に使用することができる。
前駆ペプチドを形質転換細胞によって生成する場合、決して必須ではないが、発現産物が培養培地内に分泌されることが好都合である。
d.医薬組成物
本発明の一態様は、本発明による二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を、担体と共に含む組成物に関する。本発明の一実施形態では、組成物は医薬組成物であり、担体は薬学的に許容される担体である。本発明はまた、本発明による二重アゴニスト、又はその塩若しくは溶媒和物を、担体、賦形剤、又はビヒクルと共に含む医薬組成物にも関する。したがって、本発明の二重アゴニスト、又はその塩若しくは溶媒和物、特にその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物は、貯蔵又は投与のために調製し、治療上有効な量の本発明の二重アゴニスト、又はその塩若しくは溶媒和物を含む、組成物又は医薬組成物として配合し得る。
塩基を用いて形成された適切な塩としては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩などの金属塩、例えば、ナトリウム、カリウム、又はマグネシウム塩;アンモニア塩及び有機アミン塩、例えば、モルホリン、チオモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、低級モノ-、ジ-、若しくはトリ-アルキルアミン(例えば、エチル-tert-ブチル-、ジエチル-、ジイソプロピル-、トリエチル-、トリブチル-、若しくはジメチルプロピルアミン)、又は低級モノ-、ジ-、若しくはトリ-(ヒドロキシアルキル)アミン(例えば、モノ-、ジ-、若しくはトリエタノールアミン)を用いて形成されたものが挙げられる。内部塩も形成し得る。同様に、本発明の化合物が塩基性部分を含有する場合、有機又は無機酸を使用して塩を形成することができる。例えば、塩は、以下の酸、すなわち、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、シュウ酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、マロン酸、マンデル酸、リンゴ酸、フタル酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、安息香酸、炭酸、尿酸、メタンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸(すなわち4-メチルベンゼン-スルホン酸)、ショウノウスルホン酸、2-アミノエタンスルホン酸、アミノメチルホスホン酸、及びトリフルオロメタンスルホン酸(後者はトリフリック酸とも示す)、並びに他の既知の薬学的に許容される酸から形成することができる。アミノ酸付加塩も、アミノ酸、例えばリシン、グリシン、又はフェニルアラニンを用いて形成することができる。
一実施形態では、本発明の医薬組成物は、二重アゴニストが薬学的に許容される酸付加塩の形態であるものである。
一部の実施形態では、本発明の医薬組成物は、注射用の1mL溶液として配合する。
e.滴定用量及び治療用量
用量は滴定用量又は治療用量であり得る。
用語「滴定用量(titration dose)」とは、治療用量での投与の前に、滴定期間中のそれぞれの投与で患者に投与する二重アゴニストの用量をいう。それぞれの滴定用量は0.1mg~10.0mgの二重アゴニストの量である。本明細書中に提示する用量、投薬レジーム、及び投与プロトコルは、滴定用量に同等に適用される。
用語「治療用量(treatment dose)」とは、治療期間中のそれぞれの投与で患者に投与する二重アゴニストの用量をいう。それぞれの治療用量は0.1mg~10.0mgの二重アゴニストの量である。本明細書中に提示する用量、投薬レジーム、及び投与プロトコルは、治療用量に同等に適用される。
f.投薬レジーム
本発明によれば、二重GLP-1/GLP-2アゴニストは、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するためのものであり、方法は、二重アゴニストを約0.1mg~10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む。言い換えれば、方法は、二重アゴニストを約0.1mg~10.0mgの量で患者に投与するステップを含む。
約0.1mg~10.0mgの二重アゴニストの用量を、単回投与(すなわち単回投与事象)で患者に投与する。言い換えれば、二重アゴニストは、患者に、約0.1mg~約10.0mgの単回投薬製剤で投与する。この単回投薬製剤は、1回又は複数回患者に投与してよく、患者への投与のための複数の投薬製剤のそれぞれは、同じ量の二重アゴニストを含む必要はない。言い換えれば、二重アゴニストは、一連の単回投与で患者に投与してよく、単回投与のそれぞれは、同じ量の二重アゴニストを含まない場合がある。患者への二重アゴニストのそれぞれの投与は、約0.1mg~約10.0mgの用量となるように独立して選択し得る。
したがって、本発明は、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本明細書中に記載のGLP-1/GLP-2二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を提供し、方法は、約0.1mg~10.0mgの用量での、二重アゴニストの患者への少なくとも1回の投与を含む。
a.用量
一態様では、二重アゴニストは、患者に、約0.1mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.0mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.1mg~約10.0mg、約1.2mg~約10.0mg、約1.3mg~約10.0mg、又は約1.4mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.5mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.6mg~約10.0mg、約1.7mg~約10.0mg、約1.8mg~約10.0mg、又は約1.9mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.0mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.1mg~約10.0mg、又は約2.2mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.25mg~約10.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約3.0mg~約10.0mg、約4.0mg~約10.0mg、約5.0mg~約10.0mg、約6.0mg~約10.0mg、約7.0mg~約10.0mg、約8.0mg~約10.0mg、又は約9.0mg~約10.0mgの用量で投与する。
一態様では、二重アゴニストは、患者に、約0.1mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.0mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.1mg~約9.0mg、約1.2mg~約9.0mg、約1.3mg~約9.0mg、又は約1.4mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.5mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.6mg~約9.0mg、約1.7mg~約9.0mg、約1.8mg~約9.0mg、又は約1.9mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.0mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.1mg~約9.0mg、又は約2.2mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.25mg~約9.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約3.0mg~約9.0mg、約4.0mg~約9.0mg、約5.0mg~約9.0mg、約6.0mg~約9.0mg、約7.0mg~約9.0mg、又は約8.0mg~約9.0mgの用量で投与する。
一態様では、二重アゴニストは、患者に、約0.1mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.0mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.1mg~約8.0mg、約1.2mg~約8.0mg、約1.3mg~約8.0mg、又は約1.4mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.5mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.6mg~約8.0mg、約1.7mg~約8.0mg、約1.8mg~約8.0mg、又は約1.9mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.0mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.1mg~約8.0mg、又は約2.2mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.25mg~約8.0mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約3.0mg~約8.0mg、約4.0mg~約8.0mg、約5.0mg~約8.0mg、約6.0mg~約8.0mg、又は約7.0mg~約8.0mgの用量で投与する。
一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.0mg~約7.5mg、約1.0mg~約7.0mg、約1.0mg~約6.0mg、約1.0mg~約5.0mg、約1.0mg~約4.0mg、又は約1.0mg~約3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.5mg~約7.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.5mg~約7.0mg、約1.5mg~約6.0mg、約1.5mg~約5.0mg、約1.5mg~約4.0mg、又は約1.5mg~約3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.0mg~約7.5mg、約2.0mg~約7.0mg、約2.0mg~約6.0mg、約2.0mg~約5.0mg、約2.0mg~約4.0mg、又は約2.0mg~約3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約2.25mg~約7.5mg、約2.25mg~約7.0mg、約2.25mg~約6.0mg、約2.25mg~約5.0mg、約2.25mg~約4.0mg、又は約2.25mg~約3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約4.0mg~約7.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約4.0mg~約6.0mgの用量で投与する。
一態様では、二重アゴニストは、患者に、1.0mg~7.5mg、1.0mg~7.0mg、1.0mg~6.0mg、1.0mg~5.0mg、1.0mg~4.0mg、又は1.0mg~3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、1.5mg~7.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、1.5mg~7.0mg、1.5mg~6.0mg、1.5mg~5.0mg、1.5mg~4.0mg、又は1.5mg~3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、2.0mg~7.5mg、2.0mg~7.0mg、2.0mg~6.0mg、2.0mg~5.0mg、2.0mg~4.0mg、又は2.0mg~3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、2.25mg~7.5mg、2.25mg~7.0mg、2.25mg~6.0mg、2.25mg~5.0mg、2.25mg~4.0mg、又は2.25mg~3.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、4.0mg~7.5mgの用量で投与する。一態様では、二重アゴニストは、患者に、4.0mg~6.0mgの用量で投与する。
一態様では、用量は0.6mgよりも多い。一態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.5mgの用量で投与する。
一部の態様では、二重アゴニストは、患者に、約1.0mg、約1.5mg、約2.0mg、約2.25mg、約2.5mg、約3.0mg、約3.5mg、約4.0mg、約4.5mg、約5.0mg、約5.5mg、約6.0mg、約6.5mg、約7.0mg、約7.5mg、約8.0mg、約9.0mg、又は約10.0mgの用量で投与する。一部の態様では、二重アゴニストは、患者に、1.0mg、1.5mg、2.0mg、2.25mg、2.5mg、3.0mg、3.5mg、4.0mg、4.5mg、5.0mg、5.5mg、6.0mg、6.5mg、7.0mg、7.5mg、8.0mg、9.0mg、又は10.0mgの用量で投与する。
b.投与
本明細書中に記載の二重アゴニストの投与は、当分野において一般的又は標準的な任意の投与様式、例えば、経口、静脈内、筋肉内、皮下、舌下、鼻腔内、皮内、坐薬の経路又は植込によるものであり得る。本明細書中に記載の本発明の好ましい実施形態では、投与は皮下注射によるものである。
本発明の投薬レジームは、二重アゴニストの1つ以上の用量を投与することを含み得る。したがって、一部の態様では、本発明は、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本明細書中に記載のGLP-1/GLP-2二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を提供し、方法は、約0.1mg~10.0mgの用量での、患者への二重アゴニストの1又は2回以上の投与を含む。一部の態様では、方法は、約0.1mg~10.0mgの用量での、患者への二重アゴニストの2又は3回以上の投与を含む。一部の態様では、患者への二重アゴニストのそれぞれの投与は、約0.1mg~10.0mgの用量でのものである。
方法が患者への二重アゴニストの複数回の投与を含む本発明の一部の態様では、二重アゴニストの用量はそれぞれの投与で異なり得る。言い換えれば、二重アゴニストの用量がそれぞれの投与で同じであることは必要でない。しかし、方法が患者への二重アゴニストの複数回の投与を含む本発明の他の態様では、二重アゴニストの用量は、それぞれの投与で同じ、又は実質的に同じであり得る。
本発明の一部の態様では、一連の単回投与を患者に送達し、単回投与の初期コースでは、単回投薬製剤中の二重アゴニストの用量がその後増加し得る。一部の態様では、初期コースは、単回投与製剤中の二重アゴニストの量が増加する2、3、4、5、6、7、8、9、10、又は11回以上の投与のうちのいずれか1つを含み得る。一部の態様では、初期コースの後、単回投薬製剤中の二重アゴニストの後続の用量は、初期コースの最後の用量と同じであり得る、又は初期コースの最後の用量の用量よりも少量であり得る、又は初期コースの最後の用量よりも多量であり得る。特定の態様では、初期コースの後、単回投薬製剤中の二重アゴニストの後続の用量は、初期コースの最後の用量と同じ又はほぼ同じであり得る。
好ましい実施形態では、投与は、二重アゴニストの毎週の投与を含む。
「毎週」への言及は、およそ7日毎、例えば、およそ5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、又は9日毎を意味することを意図し、それぞれの「日」はおよそ24時間の期間として数える。当分野において理解されるように、用量間の時間は、1回1回の用量が正確に同時に隔てられていないように、ある程度まで変動させ得る。これは多くの場合、医師の裁量の下で指示される。したがって、用量は、臨床的に許容される時間の範囲によって、時間的に隔てられ得る。
本明細書中に記載の本発明の一態様では、「毎週」への言及は7日間±2日間を意味し得る。言い換えると、投与は、記述した日の2日前を含む2日前まで、又は2日後を含む2日後までのいずれかに行われ得る。したがって、投与は、記述した日の2若しくは1日前、又は1若しくは2日後に行われ得る。
一態様では、二重アゴニストは、毎週、約1.5mg~約7.5mgの用量、例えば約1.5mg~約6.0mg、例えば約1.5mg~約4.0mg、例えば約1.5mg~約3.5mgで投与する。一態様では、二重アゴニストは、毎週、約2.0mg~約7.5mgの用量、例えば約2.0mg~約6.0mg、例えば約2.0mg~約4.0mg、例えば約2.0mg~約3.5mgで投与する。一態様では、二重アゴニストは、毎週、約2.25mg~約3.5mgの用量で投与する。
一態様では、二重アゴニストは、毎週、1.5mg~7.5mgの用量、例えば1.5mg~6.0mg、例えば1.5mg~4.0mg、例えば1.5mg~3.5mgで投与する。一態様では、二重アゴニストは、毎週、2.0mg~7.5mgの用量、例えば2.0mg~6.0mg、例えば2.0mg~4.0mg、例えば2.0mg~3.5mgで投与する。一態様では、二重アゴニストは、毎週、2.25mg~3.5mgの用量で投与する。
一態様では、患者に投与する用量の数は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、若しくは12、又は13つ以上の用量であり得る。言い換えれば、一部の態様では、二重アゴニストは、患者に、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、若しくは12、又は13回以上投与する。一部の態様では、方法は、二重アゴニストの1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、若しくは12、又は13回以上の投与を含む。一部の態様では、二重アゴニストは、患者に、約0.1~10.0mgの用量(又は本明細書中に記載の任意の他の用量)で、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、若しくは12、又は13回以上投与する。一部の態様では、方法は、約0.1~10.0mgの用量(又は本明細書中に記載の任意の他の用量)での二重アゴニストの1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、若しくは12、又は13回以上の投与を含む。一態様では、4つの用量を患者に投与する。一態様では、方法は、約0.1~10.0mgの用量(又は本明細書中に記載の任意の他の用量)での、二重アゴニストの4回の投与を含む。一態様では、12つの用量を患者に投与する。一態様では、方法は、約0.1~10.0mgの用量(又は本明細書中に記載の任意の他の用量)での、二重アゴニストの12回の投与を含む。
一態様では、アゴニストは、それぞれの回に同じ用量で投与し得る。一態様では、患者への二重アゴニストのそれぞれの投与は、約0.1mg~10.0mgの用量でのものである。
一態様では、いくつかの用量を、数週間若しくは数カ月間の期間にわたって、又は1年間若しくは1年間より長く患者に投与する。
一態様では、いくつかの用量を、毎週かつ数週間若しくは数カ月間の期間にわたって、又は1年間若しくは1年間より長く患者に投与する。
一態様では、アゴニストは漸増用量で投与し得る。
c.滴定及び治療
一部の態様では、二重アゴニストは、滴定レジメンに従って患者に投与する。滴定レジメンは、「滴定期間」における二重アゴニストの1又は2回以上の投与の初期セット、続いて「治療期間」における二重アゴニストの1又は2回以上の投与のセットを含む。典型的には、滴定期間におけるそれぞれの投与における二重アゴニストの用量は、治療期間におけるそれぞれの投与における用量よりも低い。
滴定期間の第1の目的は、患者を二重アゴニストの副作用に慣れさせることである。二重アゴニストの初期投与は、副作用を生じさせ得るが、患者が適応するにつれて、さらに投与すると重篤度は減少する。滴定期間において二重アゴニストを低用量で投与することは、これらの副作用の初期重篤度を縮小させ得る。滴定期間の第2の目的は、患者のための二重アゴニストの適切な用量を決定することであり得る。二重アゴニストの用量は滴定期間にわたって増加し得て、医師は様々な用量での副作用を観察し、それによって治療のための適切な用量を決定することができる。
したがって、一部の態様では、本発明は、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本明細書中に記載のGLP-1/GLP-2二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を提供し、方法は、約0.1mg~10.0mgの用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含み、滴定用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与、及び治療用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含む。言い換えれば、一部の態様では、方法は、二重アゴニストを患者に滴定用量で少なくとも1回及び治療用量で少なくとも1回投与することを含む。
一部の態様では、方法は、滴定用量での、患者への二重アゴニストの複数回の投与(すなわち2又は3回以上の投与)を含む。一部の態様では、方法は、滴定用量での、患者への二重アゴニストの3若しくは4回以上、4若しくは5回以上、又は5若しくは6回以上の投与を含む。一部の態様では、方法は、滴定用量での、患者への二重アゴニストの1、2、3、4、又は5回の投与を含む。好ましい態様では、方法は、滴定用量での、患者への二重アゴニストの2回の投与を含む。好ましい態様では、方法は、滴定用量での、患者への二重アゴニストの5回の投与を含む。
一態様では、用量を増加させる前に、低用量の少なくとも1つの初期滴定期間が存在し得る。一態様では、滴定期間は、低用量の、1、2、3、又は4つの用量で構成してよく、好ましくは、用量はそれぞれの回で同じである。一態様では、滴定期間は、低用量の1つの用量からなる。一態様では、滴定期間は、低用量の2つの用量からなる。
好ましい態様では、滴定用量は毎週投与する。言い換えれば、一部の態様では、方法は、二重アゴニストを週に1回、滴定用量で患者に投与することを含む。
滴定用量は、本明細書中の他の箇所に記載した任意の用量の二重アゴニストであり得る。一部の態様では、滴定用量は約0.1mg~約10.0mgである。一部の態様では、滴定用量は、約1.0mg~約6.0mg、例えば約1.5mg~約6.0mgである。したがって、一部の態様では、方法は、約1.5mg~約6.0mgの滴定用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含む。一態様では、滴定用量は、約1.0mg~約4.0mg、例えば約1.5mg~約4.0mgである。一態様では、滴定用量は、約1.0mg~約3.5mg、例えば、約1.5mg~約3.5mg、又は約1.5mg~約3.0mgである。一態様では、滴定用量は、1.0mg、2.0mg、2.25mg、3.0mg、3.5mg、4.0mg、4.5mg、5.0mg、5.5mg、若しくは6.0mg、又はその概数である。一部の態様では、滴定用量は2.0mgである。一部の態様では、滴定用量は、週に1回投与する2.0mgである。一部の態様では、滴定用量は4.0mgである。一部の態様では、滴定用量は、週に1回投与する4.0mgである。
滴定用量は、それぞれの投与で同じである必要はない。言い換えれば、滴定期間内に異なる滴定用量を患者に投与し得る。したがって、一部の態様では、本発明は、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本明細書中に記載のGLP-1/GLP-2二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を提供し、方法は、約0.1mg~10.0mgの用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含み、1又は2つ以上の滴定用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与、及び治療用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含む。
一部の態様では、方法は、2若しくは3つ以上、3若しくは4つ以上、又は4若しくは5つ以上の異なる滴定用量を含む。一部の態様では、方法は、2、3、又は4つの異なる滴定用量を含む。好ましい態様では、方法は、2つの異なる滴定用量を含む。それぞれの滴定用量は、本明細書中の他の箇所に記載した二重アゴニストの用量のうちのいずれかであり得る。
一部の態様では、すべての滴定用量は同じである(すなわち、滴定期間において患者への二重アゴニストのすべての投与について同じである1つの滴定用量が存在する)。
一部の態様では、方法は、3.5mgの滴定用量での、二重アゴニストの1回の患者への投与を含む。一部の態様では、方法は、2.0mgの滴定用量での、二重アゴニストの2回の患者への投与を含む。一部の態様では、方法は、2.0mgの滴定用量での、二重アゴニストの2回の患者への投与、及び4.0mgの滴定用量での、二重アゴニストの3回の患者への投与を含む。
一部の態様では、方法は、治療用量での、患者への二重アゴニストの複数回の投与(すなわち2又は3回以上の投与)を含む。一部の態様では、方法は、治療用量での、患者への二重アゴニストの3若しくは4回以上、4若しくは5回以上、5若しくは6回以上、6若しくは7回以上、7若しくは8回以上、8若しくは9回以上、9又は10回以上、10若しくは11回以上、11若しくは12回以上、又は12若しくは13回以上の投与を含む。一部の態様では、方法は、治療用量での、患者への二重アゴニストの1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12回の投与を含む。好ましい態様では、方法は、治療用量での、患者への二重アゴニストの3回の投与を含む。好ましい態様では、方法は、治療用量での、患者への二重アゴニストの10回の投与を含む。好ましい態様では、方法は、治療用量での、患者への二重アゴニストの7回の投与を含む。
治療用量は、必要な限り投与し続け得る。治療用量の二重アゴニストは、例えば1カ月間~20年間の期間の間、例えば、1カ月間、2カ月間、3カ月間、4カ月間、5カ月間、6カ月間、7カ月間、8カ月間、9カ月間、10カ月間、11カ月間、1年間、2年間、3年間、4年間、5年間、6年間、7年間、8年間、9年間、10年間、11年間、12年間、13年間、14年間、15年間、16年間、17年間、18年間、19年間、又は20年間の期間の間、患者に投与し得る。
例えば、治療用量は、毎週、例えば1カ月間~20年間の期間の間、例えば、1カ月間、2カ月間、3カ月間、4カ月間、5カ月間、6カ月間、7カ月間、8カ月間、9カ月間、10カ月間、11カ月間、1年間、2年間、3年間、4年間、5年間、6年間、7年間、8年間、9年間、10年間、11年間、12年間、13年間、14年間、15年間、16年間、17年間、18年間、19年間、又は20年間の期間の間、患者に投与し得る。
治療用量は、本明細書中に記載の二重アゴニストの任意の用量であり得る。一部の態様では、治療用量は約0.1mg~約10.0mgである。一部の態様では、治療用量は、約1.0mg~約10.0mg、約1.5mg~約10.0mg、約2.0mg~約10.0mg、約2.25mg~約10.0mg、約3.0mg~約10.0mg、約4.0mg~約10.0mg、約5.0mg~約10.0mg、約6.0mg~約10.0mg、約7.0mg~約10.0mg、約8.0mg~約10.0mg、又は約9.0mg~約10.0mgである。一部の態様では、治療用量は、約1.0mg、約1.5mg、約2.0mg、約2.25mg、約2.5mg、約3.0mg、約3.5mg、約4.0mg、約4.5mg、約5.0mg、約5.5mg、約6.0mg、約6.5mg、約7.0mg、約7.5mg、約8.0mg、約9.0mg、又は約10.0mgである。一部の態様では、治療用量は、1.0mg、1.5mg、2.0mg、2.25mg、2.5mg、3.0mg、3.5mg、4.0mg、4.5mg、5.0mg、5.5mg、6.0mg、6.5mg、7.0mg、7.5mg、8.0mg、9.0mg、又は10.0mgである。
典型的には、二重アゴニストを患者に治療用量で複数回投与する態様(すなわち、治療用量での二重アゴニストの複数回の投与)では、治療期間中のすべての投与は同じ用量である。したがって、一部の態様では、すべての治療用量は同じである(すなわち、治療期間において患者への二重アゴニストのすべての投与について同じである1つの治療用量が存在する)。
しかし、治療用量は、それぞれの投与で同じである必要はない。言い換えれば、治療期間内に異なる治療用量を患者に投与し得る。治療用量は、二重アゴニストに対する患者の応答に従って変動させ得る。例えば、患者が所定の治療用量で重篤な副作用を発生する場合、副作用の重篤度を下げるために、その先の投与で治療用量を減らし得る。
したがって、一部の態様では、本発明は、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本明細書中に記載のGLP-1/GLP-2二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を提供し、方法は、約0.1mg~10.0mgの用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含み、1又は2つ以上の滴定用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与、及び1又は2つ以上の治療用量での、患者への二重アゴニストの少なくとも1回の投与を含む。
一部の態様では、方法は、2若しくは3つ以上、3若しくは4つ以上、又は4若しくは5つ以上の異なる治療用量を含む。一部の態様では、方法は、2、3、又は4つの異なる治療用量を含む。それぞれの治療用量は、本明細書中の他の箇所に記載した二重アゴニストの用量のうちのいずれかであり得る。
典型的には、治療用量は滴定用量よりも高い。したがって、一部の態様では、治療用量は滴定用量よりも高い。一部の態様では、治療用量は、滴定用量のうちの一部又は全部よりも高い。
しかし、治療用量は滴定用量よりも低い場合がある。これは、例えば、滴定期間が進行するにつれて滴定用量を増加させる(すなわち、滴定用量が逐次的な投与にわたって高くなる)が、その後、滴定用量が増加するにつれて患者が経験する副作用を考慮して、治療用量について用量を減少させる場合にそうであり得る。したがって、一部の態様では、治療用量は滴定用量よりも低い。一部の態様では、治療用量は、滴定用量のうちの一部又は全部よりも低い。
本明細書中に記載のように、滴定用量の1つの目的は、適切な治療用量を同定することである。したがって、一部の態様では、治療用量は、患者に対する滴定用量の効果を観察する医師によって決定される。言い換えれば、治療用量は滴定用量に依存し得る。
好ましい態様では、治療用量は毎週投与する。言い換えれば、一部の態様では、方法は、二重アゴニストを週に1回、治療用量で患者に投与することを含む。一部の態様では、方法は、二重アゴニストを週に1回、滴定用量で、及び週に1回、治療用量で患者に投与することを含む。言い換えれば、二重アゴニストの治療用量での週に1回の投与は、滴定用量での週に1回の投与の継続である。
一態様では、滴定期間の後に、滴定用量よりも高用量の1又は2つ以上の用量が続き得る。一態様では、滴定期間の後に、滴定用量よりも高用量の1、2、3、又は4つの用量が続く。一態様では、滴定期間の後に、滴定用量よりも高用量の3つの用量が続く。一態様では、滴定期間の後に、滴定用量よりも高用量の10つの用量が続く。一態様では、滴定期間の後に、滴定用量よりも高用量の7つの用量が続く。一態様では、滴定期間は1つの用量からなり、その後、滴定用量よりも高用量の3つの用量が続く。一態様では、滴定期間は2つの用量からなり、その後、滴定用量よりも高用量の10つの用量が続く。一態様では、高用量は約3mgから約8mgの間である。一態様では、高用量は約3mg~約8mgである。
一部の態様では、方法は、3.5mgの滴定用量での、患者への二重アゴニストの1回の投与、及び6.0mgの治療用量での、患者への二重アゴニストの3回の投与を含み、それぞれの投与は週に1回である。
一部の態様では、方法は、2.0mgの滴定用量での、患者への二重アゴニストの2回の投与、及び4.0mgの治療用量での、患者への二重アゴニストの10回の投与を含み、それぞれの投与は週に1回である。
一部の態様では、方法は、2.0mgの滴定用量での、患者への二重アゴニストの2回の投与、4.0mgの滴定用量での、患者への二重アゴニストの3回の投与、及び6.0mgの治療用量での、患者への二重アゴニストの7回の投与を含み、それぞれの投与は週に1回である。
一態様では、(滴定期間の後の)高用量は、6.0mg、7.0mg、7.5mg、若しくは8.0mg、好ましくは6.0mg、又はそれらの概数である。
好ましい態様では、滴定用量は毎週投与する。
好ましい態様では、滴定後用量は毎週投与する。
有利なことに、対象は、滴定期間中に嘔気若しくは嘔吐(又は他の有害な胃腸管系への影響)を経験しない場合がある。これにより、高用量の投与に先立って、滴定期間を短縮又は迅速化することが可能になる。
一態様では、複数の滴定期間が存在し得る。
本発明の一態様では、上述の用量の後にさらなる用量を投与する、すなわち、対象は、本明細書中に記述した初期用量の後に続く用量を投与され得る。
追加の投薬は週に1回であり得る。
二重アゴニストの投与は、必要な限り続け得る。
上述の追加の用量は、例えば1カ月間~20年間の期間の間、例えば、1カ月間、2カ月間、3カ月間、4カ月間、5カ月間、6カ月間、7カ月間、8カ月間、9カ月間、10カ月間、11カ月間、1年間、2年間、3年間、4年間、5年間、6年間、7年間、8年間、9年間、10年間、11年間、12年間、13年間、14年間、15年間、16年間、17年間、18年間、19年間、又は20年間の期間の間、必要に応じて投与し得る。
g.臨床転帰
好ましい実施形態では、患者は、二重アゴニストの投与の後に嘔気及び/又は嘔吐の副作用を経験しない。
好ましい実施形態では、患者は食欲の減少を有する。好ましい実施形態では、患者は二重アゴニストの投与の後に食欲の減少を有する。
用語「食欲」とは、食物を摂取したいという患者の欲求をいう。患者の食欲は、本明細書中の実施例6に記載の混合食試験又は標準食試験などの、当分野で知られており、本明細書中に記載されている技法を使用して、どれだけの食物を患者が摂取するかを測定することによって、決定し得る。したがって、一部の実施形態では、食欲は、混合食試験を使用して測定する。一部の実施形態では、食欲は、標準食試験を使用して測定する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者の食欲は少なくとも5%低下する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者の食欲は、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、又は少なくとも60%低下する。
好ましい実施形態では、患者は二重アゴニストの投与の後に摂食量が低下する。「摂食量(food consumption)」は「食物摂取量(food intake)」と同義である。したがって、好ましい実施形態では、患者は二重アゴニストの投与の後に食物摂取量が低下する。用語「摂食量」とは、所定の設定又は期間において、例えば、1回の食事で、複数回の食事にわたって、又は特定の期間にわたって患者が摂取する食物の量をいう。患者の摂食量は、本明細書中の実施例6に記載の混合食試験又は標準食試験などの、当分野で知られており、本明細書中に記載されている技法によって測定し得る。したがって、一部の実施形態では、摂食量は、混合食試験を使用して測定する。一部の実施形態では、摂食量は、標準食試験を使用して測定する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者の摂食量は少なくとも5%低下する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者の摂食量は、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、又は少なくとも60%低下する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者によって摂取される食物の量は、二重アゴニストの投与の前に患者によって摂取される食物の量の95%以下までに低下する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者によって摂取される食物の量は、二重アゴニストの投与の前に患者によって摂取される食物の量の90%以下、85%以下、80%以下、75%以下、70%以下、65%以下、60%以下、55%以下、50%以下、45%以下、又は40%以下までに低下する。好ましい実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者によって摂取される食物の量は、二重アゴニストの投与の前に患者によって摂取される食物の量の65%以下までに低下する。
一部の実施形態では、患者は二重アゴニストの投与の後に体重が低下する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者の体重は、少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、又は少なくとも60%低下する。
一部の実施形態では、患者は二重アゴニストの投与の後に体重指数(BMI)が低下する。一部の実施形態では、二重アゴニストの投与の後に、患者のBMIは、少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、又は少なくとも60%低下する。患者のBMIは、当分野で知られている方法によって決定し得る。
h.等張化剤
一態様では、組成物又は医薬組成物は等張非経口組成物であり得る。
一態様では、組成物又は医薬組成物は、等張化剤、例えばWO2020/249778号中に記載のものを含む。等張非経口医薬組成物は、本明細書中に記載のGLP-1/GLP-2二重アゴニストと、
a.約5mM~約50mMのリン酸緩衝剤構成成分、好ましくは約10mM~約40mM、より好ましくは約15mM~約30mM、最も好ましくは約20mMのリン酸緩衝剤構成成分と、
b.約190mM~約240mMの1又は2つ以上の等張化剤と
を含んでよく、
前記1又は2つ以上の等張化剤は、非イオン性等張化剤を含む、又は非イオン性等張化剤、好ましく非イオン性等張化剤であり、非イオン性等張化剤はマンニトールであり、
前記組成物は溶媒をさらに含み、
前記組成物は約pH6.0~約pH8.2のpH、好ましくは約pH7.0~約pH8.0のpHを有する。マンニトールは、好ましくはD-マンニトールである。
一態様では、GLP-1/GLP-2二重アゴニストは、以下の配列:
H[Aib]EGSFTSELATILD[Ψ]QAARDFIAWLIQHKITD(配列番号34)を含み、より好ましくは、
a.Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(CPD1OH)、又は
b.Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-NH2(CPD1NH2)
を含む。
好ましい実施形態では、二重アゴニストは、Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(化合物18)である。
あるいは、二重アゴニストは、Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(化合物19)である。
一態様では、化合物18などの化合物は、以下のように配合し得る。
i.医学的状態
本明細書中に記載の二重アゴニストは、GLP-1及びGLP-2の両方の生物活性を有する。
GLP-2は、陰窩中の幹細胞増殖の刺激及び絨毛上のアポトーシスの抑制を介して、小腸管粘膜上皮の顕著な増殖を誘導する(Drucker et al. Proc Natl Acad Sci U S A. 1996, 93:7911-6)。GLP-2はまた、結腸に対する増殖効果も有する。GLP-2はまた、胃排出及び胃酸分泌を抑制し(Wojdemann et al. J Clin Endocrinol Metab. 1999, 84:2513-7)、腸管のバリア機能を増強させ(Benjamin et al.Gut. 2000, 47:112-9.)、グルコース輸送体の上方調節を介して腸管の六炭糖輸送を刺激し(Cheeseman, Am J Physiol. 1997, R1965-71)、腸管の血流を増加させる(Guan et al. Gastroenterology. 2003, 125, 136-47)。
小腸におけるGLP-2の有益効果は、腸管の疾患又は傷害の治療におけるGLP-2の使用に関して相当な関心を引き起こしている(Sinclair and Drucker, Physiology 2005: 357-65)。さらに、GLP-2は、化学療法誘導性腸炎、虚血再灌流傷害、硫酸デキストラン誘導性結腸炎、及び炎症性腸疾患の遺伝性モデルを含む広範数の腸傷害の前臨床モデルにおいて、粘膜上皮損傷を防止する又は減らすことが示されている(Sinclair and Drucker Physiology 2005: 357-65)。GLP-2アナログであるテデュグルチド(Gly2-hGLP-2)は、商品名Gattex及びRevestiveの下で短腸症候群の治療のために認可されている。
GLP-1は、グルコース恒常性におけるその重要な役割が知られているペプチドホルモンである。栄養素の摂取に応答して胃腸管から分泌された場合、GLP-1はβ細胞からのグルコース刺激性インスリン分泌を増強させる(Kim and Egan, 2008, Pharmacol.Rev. 470-512)。さらに、GLP-1又はそのアナログは、ソマトスタチン分泌を増加させ、グルカゴン分泌を抑制することが示されている(Holst JJ, 2007, Physiol Rev. 1409-1439)。
グルコース刺激性インスリン分泌に対するGLP-1の一次作用以外にも、GLP-1は、食欲、食物摂取量、及び体重の主要制御因子としても知られる。さらに、GLP-1は、おそらくは胃腸管中に存在するGLP-1受容体を通じて、げっ歯動物及びヒトの両方において胃排出及び胃腸管運動を抑制することができる(Holst JJ, 2007, Physiol Rev. 1409-1439、Hellstrom et al., 2008, Neurogastroenterol Motil. Jun; 20(6):649-659)。さらに、GLP-1は、筋肉、肝臓、及び脂肪組織などの組織においてグルコース恒常性及び脂質代謝に参加して、主要な脾臓外組織においてインスリン様効果を有すると見られている(Kim and Egan, 2008, Pharmacol.Rev. 470-512)。
本明細書中に記載の二重アゴニスト化合物は、とりわけ、体重増加を減らす若しくは阻止すること、胃排出若しくは腸管輸送の速度を下げさせること、食物摂取量を減らすこと、食欲を減らすこと、又は体重減少を促進することにおいて使用が見つかる。体重に対する効果は、食物摂取量、食欲、又は腸管輸送を減らすことを部分的又は完全に介して媒介され得る。
したがって、二重アゴニストは、肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸の予防又は治療のために使用することができる。
上述のように、驚くべきことに、本発明による特定の投薬レジームは、嘔気及び嘔吐の予想される副作用も一緒にもたらさずに、患者において食欲を減らすことにおいて有効であったことが見出された。
体重に対する効果は治療的又は美容的であり得る。
さらなる態様では、体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、本発明による二重アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を含む治療キットが提供され、方法は、二重アゴニストを患者に約0.1mg~約8.0mgの用量で投与するステップを含む。
以下の実施例は、本発明の好ましい態様を例示するために提供し、いかなる様式でも本発明の範囲を限定することを意図しない。
[実施例]
以下の実施例は、本発明の好ましい態様を例示するために提供し、本発明の範囲を限定することを意図しない。
j.材料及び方法
GLP-1/GLP-2二重アゴニストは、化合物、その調製及び精製、並びに分析を、例えば実施例1~4中に詳述する、特許出願公開WO2018/104561号中の指針に従って調製した。
k.GLP-1R及びGLP-2RのEC50測定値
ヒトGLP-1受容体を発現する細胞株の作製。
ヒトグルカゴン様ペプチド1受容体(GLP-1R)をコードするcDNA(プライマリアクセッション番号P43220)を、cDNA BC112126(MGC:138331/IMAGE:8327594)からクローニングした。GLP-1-RをコードするDNAを、サブクローニングのための末端制限部位をコードするプライマーを使用して、PCRによって増幅した。5’末端プライマーは、効率的な翻訳を確実にするために、付近のコザックコンセンサス配列を追加でコードしていた。GLP-1-RをコードするDNAの忠実度をDNAシーケンシングによって確認した。GLP-1-RをコードするPCR産物を、ネオマイシン(G418)耐性マーカーを含有する哺乳動物発現ベクター内にサブクローニングした。GLP-1-Rをコードする哺乳動物発現ベクターを、標準のリン酸カルシウムトランスフェクション方法によってHEK293細胞内にトランスフェクトした。トランスフェクションの48時間後、細胞を限界希釈クローニングのために播種し、培養培地中に1mg/mlのG418を用いて選択した。G418選択中で3週間の後、クローンを拾い、以下に記載のように機能的GLP-1受容体効力アッセイにおいて試験した。1つのクローンを、化合物プロファイリングにおいて使用するために選択した。
ヒトGLP-2受容体を発現する細胞株の作製
hGLP2-Rは、MRC-geneservice社、Babraham、CambridgeからImage clone:5363415(11924-I17)として購入した。哺乳動物発現ベクター内へのサブクローニングには、サブクローニング用のプライマーをDNA-Technology社、デンマークRisskovから入手した。PCR反応に使用した5’及び3’プライマーはクローニング用の末端制限部位を含み、5’プライマーのコンテキストは、ORFによってコードされる産物の配列を変化させずに、コザックコンセンサスに修飾した。標準のPCR反応を、Image clone5363415(11924-I17)を鋳型として使用して、上述のプライマー及びポリメラーゼHerculase II Fusionを用いて、50μlの全量で実行した。生成されたPCR産物を、GFX PCR及びGel band精製キットを使用して精製し、制限酵素で消化し、Rapid DNAライゲーションキットを使用して哺乳動物発現ベクター内にクローニングした。ライゲーション反応をXL10 Gold Ultraコンピテント細胞に形質転換させ、Endofree Plasmid maxiキットを使用してDNA生成のためにコロニーを拾った。続く配列解析は、MWG Eurofins社、ドイツによって実施した。クローンは、hGLP-2(1-33)受容体、スプライス変異体rs17681684であることが確認された。
HEK293細胞は、Lipofectamine PLUSトランスフェクション方法を使用してトランスフェクトした。トランスフェクションの前日に、HEK293細胞を、2個のT75フラスコ中に、2×10個の細胞/T75フラスコの密度で、抗生物質を含まない細胞培養培地中に播種した。トランスフェクションの当日に、細胞を1×DPBSで洗浄し、培地をOptimemで5mL/T75フラスコの体積まで置き換えた後、Lipofectamine-プラスミド複合体をT75フラスコ中の細胞に穏やかに滴下し、3時間後に増殖培地に置換し、24時間後に500μg/mLのG418を添加した増殖培地に再度置換した。G418選択中で4週間の後、クローンを拾い、以下に記載のように機能的GLP-2受容体効力アッセイにおいて試験した。1つのクローンを、化合物プロファイリングにおいて使用するために選択した。
GLP-1R及びGLP-2受容体効力アッセイ。
Perkin Elmer社製のcAMP AlphaScreen(登録商標)アッセイを使用して、GLP1及びGLP2受容体の活性化に対するcAMP応答をそれぞれ定量した。エキセンディン-4をGLP1受容体活性化の参照化合物として、テデュグルチドをGLP2受容体活性化の参照化合物として使用した。cAMPの細胞内レベルの増殖を誘発する試験化合物からのデータを陽性及び陰性対照(ビヒクル)に対して正規化して、濃度応答曲線からEC50及び最大応答を計算した。結果を表1中に列挙する。
以下の参照化合物A及びBも合成した。
A Hy-H[Aib]DGSFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH
B Hy-H[Aib]EGSFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH
l.化合物18の単回投与用量漸増(Single ascending dose;SAD)第1a相治験
健康なヒト対象における0.02mg~7.5mgの範囲の用量の単回投与皮下注射の安全性を調査する単回投与用量漸増第1a相治験を、化合物18について実施した。
治験デザイン
第1a相試験は、健康なヒト対象における化合物18の皮下単回投与用量の安全性、耐用性、薬物動態学、及び薬力学を評価する、ヒト、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照の単回投与用量漸増治験の最初のものであった。
8つのコホート(用量レベル:0.02、0.07、0.2、0.6、1.5、3.0、6.0、及び7.5mg)を、この最初のヒト治験で実施した。8人の対象を以下の漸増用量レベルに割り当てた:0.02、0.07、0.2、0.6、1.5、3.0、6.0、及び7.5mg。対象をそれぞれのコホート内で3:1にランダム化したため、以下の表3中に見られるように、それぞれのコホートにおいてプラセボ(PBO)に2人、活性薬物に6人であった。安全性評価をそれぞれのコホートの後に行った。化合物18及びプラセボの製剤を以下の表2中に示す。
対象のベースライン時の特徴を表4中に示す。
有害事象(AE)は、プロトコルにおいて以下の表現に従った開放型かつ非誘導的な質問を聞くことによって取得した:
「9.2 有害事象の収集、記録、及び報告
AEの定義を満たすすべての事象を、対象がインフォームドコンセントに署名した後の最初の治験関連の活動から、治療後の経過観察期間の終わりまで、収集及び報告しなければならない。施設とのそれぞれの接触(来院又は電話)において、対象はAEについて質問されなければならない。治験責任医師によって観察された又は対象によって報告されたいずれかのすべてのAEは、治験責任医師によって記録され評価されなければならない。
可能な場合は、治験責任医師は診断を記録するべきである。診断を行うことができない場合、治験責任医師はそれぞれの兆候及び症状を個々のAEとして記録するべきである。
すべてのAEは、治験責任医師によって記録されなければならない。1つの単一の有害事象フォームを1つのAEあたり開始から解決まで使用しなければならない。重篤有害事象(SAE)には、重篤有害事象フォームも記入しなければならない。」
0.02mg~7.5mgのコホート中の対象の安全性データ(発生/対象数)を以下の表5中に示す。
この治験では、1.5mgの化合物18の用量を投与されている対象の半数(3/6人)が用量コホートにおいて食欲が減少したと述べ、これを有害事象として収集した。これは次のコホート(3.0~6.0mgの化合物18を投与)にわたって続き、最後のコホート(7.5mgを投与)では、化合物18を投与された全員がこれを報告した。食欲の減少の有害事象は、化合物18の満腹感の効果のマーカーとして解釈することができる。嘔気及び嘔吐に関する胃腸管系の有害事象は、3.0mgのコホート及び3.0mgよりも高用量を投与されたコホートについてのみ報告された。
化合物18を投与した対象において、嘔気又は嘔吐を伴わずに食欲が減少したという観察結果は、GLP-1アゴニストを投与した際に広く観察された嘔気及び嘔吐の副作用を考慮すると、完全に予想外であった。
化合物18で得られたデータは、食欲低下に対する効果が、嘔気及び嘔吐が起こるより前に(低用量で)起こることを示唆している。これは、胃腸管系の有害事象が満腹感の減少の前に(低用量で)起こる、セマグルチドを用いた治験とは対照的である。
これは、化合物18が、食欲低下が所望される適応症において、胃腸管系の有害事象に関してより良好な安全性プロファイルを有する場合があることを示唆している。
m.単回投与用量漸増(SAD)第1a相治験における血漿半減期
化合物18血漿濃度を決定するための血液サンプリングを第Ia相試験(実施例2に概略を示す)中、予定された時点に行った。血漿中の化合物18の濃度を、バリデートされたLC-MS/MSアッセイを使用して測定した。化合物18の薬物動態学(PK)エンドポイントを個々の濃度プロファイルから導き出した(1時間を時間単位とした)。PK分析には、化合物18濃度は、分析機関からnmol/L単位で供給された。用量レベルあたりの平均測定濃度を図1中に示す。
λの決定には、血漿化合物18濃度に対する対数を応答変数として使用し、Cmax後の終末端期間の少なくとも3つの妥当な濃度測定値を使用して、直線回帰を行った。(データポイントの正確な数は最良適合度に依存する)。Cmaxは、このポイントは注射部位からまだ起こっている吸収によって影響を受け得るため、λの計算に含まれない。
血漿化合物18プロファイルの消失半減期(terminal elimination half-life)(t1/2)は以下の式によって計算した:
1/2=ln2/λ
表6中に示すように、化合物18の単回投与後の平均半減期の計算値は、110~135の範囲である。これは、ヒトにおいて週に1回の投薬に適切であろう。
n.反復投与用量漸増(Multi ascending dose;MAD)デザイン
健康なヒト対象における様々な漸増用量の反復皮下注射の安全性を調査する単回投与用量漸増第1a相治験を、化合物18について実施する。この治験は、健康なヒト対象における化合物18の反復皮下投与用量の安全性、耐用性、薬物動態学、及び薬力学を評価する、ヒト、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照の反復投与用量漸増治験の最初のものとなる。
試験デザインを図2中に示す。
4つのコホートを実施する。10人の対象を以下の漸増用量レベルに割り当てる:4×1.0mg、4×2.25mg、4×3.5mg、及び1×3.5mg+3×6.0mg。対象をそれぞれのコホート内でランダム化するため、それぞれのコホートにおいてプラセボ(PBO)に3人、活性薬物に7人となる。安全性評価をそれぞれのコホート後に行う。化合物18及びプラセボの製剤を上記表2中に示す。コホートの投薬を表7中に示す。
有害事象(AE)は、プロトコルにおいて以下の表現に従った開放型かつ非誘導的な質問を聞くことによって取得する:
「9.2 有害事象の収集、記録、及び報告
AEの定義を満たすすべての事象を、対象がインフォームドコンセントに署名した後の最初の治験関連の活動から、治療後の経過観察期間の終わりまで、収集及び報告しなければならない。施設とのそれぞれの接触(来院又は電話)において、対象はAEについて質問されなければならない。治験責任医師によって観察された又は対象によって報告されたいずれかのすべてのAEは、治験責任医師によって記録され評価されなければならない。
可能な場合は、治験責任医師は診断を記録するべきである。診断を行うことができない場合、治験責任医師はそれぞれの兆候及び症状を個々のAEとして記録するべきである。
すべてのAEは、治験責任医師によって記録されなければならない。1つの単一の有害事象フォームを1つのAEあたり開始から解決まで使用しなければならない。重篤有害事象(SAE)には、重篤有害事象フォームも記入しなければならない。」
o.反復投与用量漸増(MAD)デザイン
健康なヒト対象における様々な漸増用量の反復皮下注射の安全性を調査する反復投与用量漸増第1b相治験を、化合物18について実施した。治験は、健康なヒト対象における化合物18の反復皮下用量の安全性、耐用性、薬物動態学、及び薬力学を評価する、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照の反復投与用量漸増治験であった。
試験デザインを図2中に示す。
4つのコホートに週1回の皮下投与で4回投薬した。それぞれ10人の対象からなるそれぞれのコホートにおいて、対象をプラセボ(n=3人)又は以下の活性反復投与用量漸増レベル(n=7人)のいずれかにランダム化した:週1回の1.0mg用量注射を4回、週1回の2.25mg用量注射を4回、週1回の3.5mg用量注射を4回、及び週1回の3.5mg用量注射を1回に続いて週1回の6.0mg用量注射を3回。化合物18及びプラセボの製剤を、上記実施例2の表2中に示す。コホートの投薬を表8中に示す。
有害事象(AE)は、プロトコルにおいて以下の表現に従った開放型かつ非誘導的な質問を聞くことによって取得した:
「9.2 有害事象の収集、記録、及び報告
AEの定義を満たすすべての事象を、対象がインフォームドコンセントに署名した後の最初の治験関連の活動から、治療後の経過観察期間の終わりまで、収集及び報告しなければならない。施設とのそれぞれの接触(来院又は電話)において、対象はAEについて質問されなければならない。治験責任医師によって観察された又は対象によって報告されたいずれかのすべてのAEは、治験責任医師によって記録され評価されなければならない。
可能な場合は、治験責任医師は診断を記録するべきである。診断を行うことができない場合、治験責任医師はそれぞれの兆候及び症状を個々のAEとして記録するべきである。
すべてのAEは、治験責任医師によって記録されなければならない。1つの単一の有害事象フォームを1つのAEあたり開始から解決まで使用しなければならない。重篤有害事象(SAE)には、重篤有害事象フォームも記入しなければならない。」
p.化合物18の反復投与用量漸増第1b相治験
この試験のデザインは、実施例5に概略を示す。
対象のベースライン時の特徴を表9中に示す。
4×1.0mg~1×3.5mg+3×6.0mg及びプラセボを投薬した対象の安全性データ(発生/対象数)を以下の表10中に示す。
この治験で収集された安全性データは、実施例2中に記載されているSAD試験における所見を支持している。低用量(2.25mg及び3.5mgの化合物18)では、食欲の減少がそれぞれ3/7人(7人の対象のうち3人の対象)及び2/7人で報告された一方で、1人の対象のみが嘔気を報告した。最高用量では、ほとんどの対象(6/7人)が食欲の減少を報告したが、嘔気及び嘔吐もしばしば報告された。化合物18の投薬後の食欲の減少の有害事象は、化合物18の満腹感効果のマーカーとして解釈することができる。
化合物18を投与した対象において、2.25mg及び3.5mgを用いた投薬後に食欲が減少し、それに伴う嘔気又は嘔吐は限定的であったという観察結果は、GLP-1アゴニストを投与した際に広く観察された嘔気及び嘔吐の副作用を考慮すると、完全に予想外であった。
化合物18で得られたデータは、食欲低下に対する効果が、嘔気及び嘔吐が起こるより前に(低用量で)起こることを示唆している。これは、胃腸管系の有害事象が食欲の減少より前に(低用量で)起こる、セマグルチドを用いた治験(Granhall et al., Clin Pharmacokinet 58, 781-791 (2019))とは対照的である。
これは、化合物18が、食欲低下が所望される適応症において、胃腸管系の有害事象に関してより良好な安全性プロファイルを有する場合があることを示唆している。
試験期間中に体重を測定し、体重の用量依存的な低下が示された。図3を参照。
食欲の低下は、朝食の混合食試験(表11)、及び昼食と夕食の標準食でのカロリー摂取量の測定(表12)、によって測定された食物摂取量の低下に反映されている。
混合食試験(Mixed Meal Test;MMT)は、ベースライン時、24時間後、1回目の投薬後(2日目)、及び4回目の投薬後(23日目)に行った。食事は固定の栄養素含有量からなっており、栄養素の正確な初期量は、秤量摂取の方法を使用してキッチンスタッフがラボ秤で秤量した。消費量を管理し、食べ残しを秤量し、食事の百分率として記録した。2日目の食べ残しの調節を23日目に行い、重量の相違は炭水化物で計算する。
所定の昼食及び夕食の食事をベースライン時(-1日目)及び4回目の投薬後(23日目)に提供した。消費量を管理し、食べ残しを秤量した。
表11は混合食試験の摂食量データを示す。
ベースライン時では、消費量の平均百分率が95.8~100%であるため、プラセボを含むすべての用量レベルの対象が、食事のほとんどを摂取したことが分かる。しかし、1回目の投薬後、摂食量の用量依存的な低下があり、2つの最高コホートはそれぞれ99.2及び87.5%の摂食量を示した。さらに、4回目の投薬後、最高用量レベルにおいて摂食量の大きな低下があり、62.5%の消費量を示した。
表12は、ベースライン時及び4回目の投薬後の、昼食及び夕食に提供した固定の食事の摂食量を示す。このデータは、混合食試験で見られたものと同様の規模の、摂食量の一貫した用量依存的な低下を示している。
q.化合物18の体重減少を調査する臨床治験
この研究では、肥満の個体において週に1回皮下投与した化合物18の有効性を調査する。
一次的な目的は、12週間の治療期間中にベースライン時からの体重変化(%)に対する4mg及び6mgの化合物18対プラセボの効果を比較することである。
二次的及び探索的な目的は、腸バリア機能、安全性、及び耐用性並びに患者が報告した結果に関する12週間の治療後の4mg及び6mgの化合物18対プラセボの効果を評価することを含む。
試験デザイン
この試験は、週に1回投与した化合物18の体重減少の見込みを調査する、概念証明、ランダム化、二重盲検、プラセボ対照、並行群、単一施設の臨床治験である。
適格の対象を、3つの治療群のうちの1つにランダム化する。
合計で、≧30kg/mの体重指数(BMI)を有する54人の肥満の参加者(18~75歳)を、4mgの化合物18若しくは6mgの化合物18のいずれかの治験薬(investigational medicinal product;IMP)、又はプラセボのいずれかを12週間投与する治療にランダム化する。盲検化を確実にするために、プラセボ群を4mg~6mgのプラセボに分割して、ランダム化の並びを2:2:1:1にする。治験は、適格性評価するためのスクリーニング来院(V1)を含有する3週間のスクリーニング期間、続いてランダム化来院(V2)、続いて12週間の治療期間、最後に4週間の経過観察期間を包含する。IMPは、0週目(V2)から12週目(V14)に週に1回、腹部に皮下投与する(表14)。
IMPは、週に1回の2mgで開始し、それぞれの群においてそれぞれの治験用量に達するまで、3週間毎に2mg上方滴定する(図4)。以後、治験の残りの期間の間(4mg及び6mgの用量については、それぞれ3週目及び6週目から)、参加者をその用量レベルに保つ。しかし、IMPの耐用性が低い場合における離脱を減らすために、参加者の保持又は安全性のために必要と判断された場合は、治験責任医師は、上方滴定を延期する又は下方滴定することができる。治験スケジュールは、スクリーニング、ランダム化、及び安全性経過観察の来院(治療終了(EOT)の4週間後)を含む5回のオンサイト来院に加えて、最低10回の電話相談からなる。したがって、最大治験期間は16週間となる。それぞれの治療群から最大n=7人(合計n=21人)がこの部分研究に参加することができる。
臨床研究のエンドポイントを以下に表15中に示す。
治験責任医師はすべての有害事象(AE)の検出、文書化、記録、及び経過観察の責任を負う。署名したインフォームドコンセント(V1)後から研究期間の完了(V15)までに起こるすべてのAEを、表14に示すように登録する。参加者は、施設来院の合間にAEを日誌に記録するように指示され、研究スタッフが、毎週の電話来院中に開放型かつ非誘導的な様式でAEについて尋ねる。すべてのAEを、治験責任医師によって重篤度及びIMPとの関係性について評価する。すべての種類のAEを症例記録表(CRF)に記録する。

Claims (15)

  1. 体重増加を減らす若しくは阻止する、食物摂取量を減らす、食欲を減らす、体重減少を促進する、又は肥満、病的肥満、肥満関連胆嚢疾患、若しくは肥満誘発性睡眠時無呼吸を治療する方法において使用するための、以下の式によって表されるGLP-1/GLP-2二重アゴニスト:
    -X-U-R
    [式中、
    は、水素(Hy)、C1-4アルキル(例えばメチル)、アセチル、ホルミル、ベンゾイル、又はトリフルオロアセチルであり、
    は、NH又はOHであり、
    は、式Iのペプチド:
    H-X2-EG-X5-F-X7-X8-E-X10-X11-TIL-X15-X16-X17-A-X19-X20-X21-FI-X24-WL-X27-X28-X29-KIT-X33(I)
    であり、
    式中、
    X2は、Aib又はGであり、
    X5は、T又はSであり、
    X7は、T又はSであり、
    X8は、S、E、又はDであり、
    X10は、L、M、V、又はΨであり、
    X11は、A、N、又はSであり、
    X15は、D又はEであり、
    X16は、G、E、A、又はΨであり、
    X17は、Q、E、K、L、又はΨであり、
    X19は、A、V、又はSであり、
    X20は、R、K、又はΨであり、
    X21は、D、L、又はEであり、
    X24は、A、N、又はSであり、
    X27は、I、Q、K、H、又はYであり、
    X28は、Q、E、A、H、Y、L、K、R、又はSであり、
    X29は、H、Y、K、又はQであり、
    X33は、D又はEであり、
    Uは、非存在であるか、又はK、k、E、A、T、I、L、及びΨからそれぞれ独立して選択される1~15個の残基の配列であり、
    この分子は、ただ1つのΨを含有し、ここでΨは、側鎖が式Z-又はZ-Z-を有する置換基とコンジュゲートしている、K、k、R、Orn、Dap、又はDabの残基であり、式中、
    -は、CH-(CH10-22-(CO)-又はHOOC-(CH10-22-(CO)-であり、
    -Z-は、-ZS1-、-ZS1-ZS2-、-ZS2-ZS1、-ZS2-、-ZS3-、-ZS1S3-、-ZS2S3-、-ZS3S1-、-ZS3S2-、-ZS1S2S3-、-ZS1S3S2-、-ZS2S1S3-、-ZS2S3S1-、-ZS3S1S2-、-ZS3S2S1-、ZS2S3S2-から選択され、式中、
    S1は、isoGlu、β-Ala、isoLys、又は4-アミノブタノイルであり、
    S2は、-(Peg3)-であり、ここで、mは1、2、又は3であり、
    -ZS3-は、A、L、S、T、Y、Q、D、E、K、k、R、H、F、及びGからなる群から独立して選択される1~6個のアミノ酸単位のペプチド配列であり、
    X5及びX7のうちの少なくとも1つはTである]、
    又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、
    前記方法が、前記二重アゴニストを約0.1mg~10.0mgの用量で患者に投与するステップを含む、
    前記二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  2. 以下:
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物1);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物2);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物3);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物4);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物5);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物6);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物7);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物8);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDG[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物9);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物10);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物11);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物12);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物13);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物14);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]LAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物15);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]EAARLFIAWLIEHKITD-OH (化合物16);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物17);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物18);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物19);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物20);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物21);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物22);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物23);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物24);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物25);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIHHKITD-OH (化合物26);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIYHKITD-OH (化合物27);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLILHKITD-OH (化合物28);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIKHKITD-OH (化合物29);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIRHKITD-OH (化合物30);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLISHKITD-OH (化合物31).
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([ヘキサデカノイル]-βAla)]QAARDFIAWLQQHKITD-OH (化合物32);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]iso-Glu-Peg3)]QAARDFIAWLYQHKITD-OH (化合物33);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLKQHKITD-OH (化合物34);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Lys-Peg3-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLIQQKITD-OH (化合物35);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K(オクタデカノイル)]QAARDFIAWLIQYKITD-OH (化合物36);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELSTILE[K(ヘキサデカノイル-isoGlu)]QASREFIAWLIAYKITE-OH (化合物37);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]-[NH2] (化合物38);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAARDFIAWLIAHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]-[NH2] (化合物39);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAARDFIAWLIEHKITDkkkkkk([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]-[NH2] (化合物40);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物41);
    Hy-H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物42);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物43);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILEG[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物44);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物45);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物46).
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物47);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物48);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物49);
    Hy-H[Aib]EGTFSSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物50);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物51);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH (化合物52);
    Hy-H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物53);
    Hy-H[Aib]EGTFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物54);
    Hy-H[Aib]EGSFTSE[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]ATILDEQAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物55);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物56);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物57);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]QAARDFIAWLIAHKITD-OH (化合物58);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]KAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物59);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]QAARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物60);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILEG[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物61);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物62);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]AARDFIAWLIEHKITD-OH (化合物63);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物64);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物65);
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物66);
    Hy-H[Aib]EGTFTSELATILDEQAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]iso-Glu-KEK-Peg3-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物67);又は
    Hy-H[Aib]EGSFTSELATILDAKAA[K([19-カルボキシ-ノナデカノイル]-isoGlu-KEK-Peg3)]DFIAWLIEHKITD-OH (化合物68)
    である、請求項1に記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  3. 二重アゴニストが、Hy-H[Aib]EGSFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(化合物18)である、請求項1又は2に記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  4. 二重アゴニストが、Hy-H[Aib]EGTFTSELATILD[K([17-カルボキシ-ヘプタデカノイル]-isoGlu)]QAARDFIAWLIQHKITD-OH(化合物19)である、請求項1又は2に記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  5. 方法が、二重アゴニストを約0.5mg~約7.5mg、好ましくは約1.0mg~約7.5mg、好ましくは約1.0~約6.0mg、好ましくは約1.0~約4.0mg、好ましくは約1.0~約3.5mgの用量で患者に投与するステップを含む、請求項1~4のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  6. 方法が、二重アゴニストを約1.5~約7.5mg、好ましくは約1.5~約6.0mg、好ましくは約1.5~約4.0mg、好ましくは約1.5~約3.5mgの用量で患者に投与するステップを含む、請求項1~5のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  7. 方法が、二重アゴニストを約2.0~約7.5mg、好ましくは約2.0~約6.0mg、好ましくは約2.0~約4.0mg、好ましくは約2.0~約3.5mg、好ましくは約2.25~約3.5mgの用量で患者に投与するステップを含む、請求項1~6のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  8. 方法が、1、2、3、又は4つの低用量の二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物、その後、少なくとも1つの高用量の前記二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を、患者に投与するステップを含む、請求項1~7のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  9. 低用量が約1.0mg~約3.5mgである、請求項8に記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  10. 高用量が約6.0mg~約8.5mgである、請求項8又は9に記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  11. 方法が、二重アゴニストを注射によって、好ましくは皮下注射によって患者に投与するステップを含む、請求項1~10のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  12. 患者がヒトである、請求項1~11のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  13. 患者が、二重アゴニストの投与の後に嘔気及び/又は嘔吐の副作用を経験しない、請求項1~12のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  14. 方法が、二重アゴニストの週に1回の投与を含む、請求項1~13のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
  15. 二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物が、担体との混合された前記二重アゴニストを含む組成物の形態であり、好ましくは前記組成物が医薬組成物であり、前記担体が薬学的に許容される担体である、請求項1~14のいずれかに記載の使用のための二重アゴニスト又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
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