JP2024153424A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シートの搬送経路のレイアウトに制約を与えず、シートの安定した張力搬送と供給搬送を可能にする技術を提供すること。
【解決手段】張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置1において、搬送経路における第1ローラ対3と第2ローラ対9との間に設けられる第1従動ローラと、第1従動ローラと異なる位置に設けられる第2従動ローラ21と、を備え、第2従動ローラ21を回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、可動支持部を移動させる駆動源と、を備え、駆動源は、可動支持部を、記録材に張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に張力を付与する第1位置に位置させ、記録材を搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に張力を付与しない第2位置に位置させる。
【選択図】図4
【解決手段】張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置1において、搬送経路における第1ローラ対3と第2ローラ対9との間に設けられる第1従動ローラと、第1従動ローラと異なる位置に設けられる第2従動ローラ21と、を備え、第2従動ローラ21を回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、可動支持部を移動させる駆動源と、を備え、駆動源は、可動支持部を、記録材に張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に張力を付与する第1位置に位置させ、記録材を搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に張力を付与しない第2位置に位置させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、記録装置に関する。
従来、記録装置において、記録材としてロール状に巻かれたシートであってロール部から引き出された連続シート(ウェブ)に対し画像を形成するものがある。そのような記録装置においては、記録時にシートに張力(テンション)を付与して搬送(張力搬送)する構成が知られている。そのような装置において、装置のダウンタイムを削減するために、シートを自動的に搬送経路に供給する(搬送経路に行き渡らせる)機能(以下、自動給紙とも言う。)が求められている。特許文献1は、印刷中にシートのバッファを形成するバッファ部の上部に、自動給紙時においてシートの上面側からエア吸引して搬送するバキューム搬送装置を設けた記録装置を開示している。すなわち、自動給紙時において、バッファ部を経由させずに印刷部へ直接シートを送り込むシート供給経路を形成する記録装置である。
ところで、上述したようなシートの自動供給技術は、適用可能なシート搬送経路のレイアウトに制約が生じ、シートに張力を付与する領域が限定される。また、別の課題として、シートの搬送経路には、ニップを形成せずシートとの接触によって従動回転する非ニップローラが設けられており、シートに張力を付与して搬送する際に、非ニップローラがシートとの間でスリップを生じるとシートを傷つけることがある。そのため、張力搬送時においては、上述のスリップを発生させないように非ニップローラにシートを十分に巻きつけることが必要となる。しかしながら、非ニップローラへのシートの巻き付け角度を確保しようとすると、シートの搬送経路が複雑になり、給紙の際にシート先端に負荷がかかり搬送経路内でジャムが発生し、自動給紙が困難となる懸念がある。
本発明の目的は、シートの搬送経路のレイアウトに制約を与えず、シートの安定した張力搬送と供給搬送を可能にする技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の記録装置は、
張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置において、
記録材に記録を行う記録部と、
前記搬送経路における前記記録部の上流側で記録材を挟持搬送する第1ローラ対と、
前記搬送経路における前記記録部の下流側で記録材を挟持搬送する第2ローラ対と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第1従動ローラと、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1従動ローラと異なる位置に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第2従動ローラと、
を備える記録装置において、
前記第2従動ローラを回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、前記可動支持部を
移動させる駆動源と、を備え、
前記駆動源は、前記可動支持部を、
記録材に前記張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に前記張力を付与する第1位置に位置させ、
記録材を前記搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に前記張力を付与しない第2位置に位置させることを特徴とする。
張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置において、
記録材に記録を行う記録部と、
前記搬送経路における前記記録部の上流側で記録材を挟持搬送する第1ローラ対と、
前記搬送経路における前記記録部の下流側で記録材を挟持搬送する第2ローラ対と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第1従動ローラと、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1従動ローラと異なる位置に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第2従動ローラと、
を備える記録装置において、
前記第2従動ローラを回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、前記可動支持部を
移動させる駆動源と、を備え、
前記駆動源は、前記可動支持部を、
記録材に前記張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に前記張力を付与する第1位置に位置させ、
記録材を前記搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に前記張力を付与しない第2位置に位置させることを特徴とする。
本発明によれば、シートの搬送経路のレイアウトに制約を与えず、シートの安定した張力搬送と供給搬送が可能になる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本例の記録装置1は、記録材としてロール状に巻かれたシートであってロール部からシートを引き出して記録を行う高速ラインプリンタである。例えば、プリントラボ等における大量印刷のプリント分野に適している。
<実施例1>
図1は、記録装置1の内部構成を示す概略断面図であり、図2は、記録装置1の内部構成を示す概略上面図である。本実施形態の記録装置内部には、大きくは、シート供給部2、第一搬送ローラ対3、蛇行補正部(蛇行矯正部)4、張力検出部5、記録部6、ヘッドクリーニング部7、乾燥部8、第二搬送ローラ対9、シート回収部10、制御部11の各ユニットを備える。シートは、図5中の実線W2で示したシート搬送経路に沿って、各ユニットで処理がなされる。すなわち、シートは、シート供給部2から、第一搬送ローラ対3、蛇行補正部4、張力検出部5、記録部6、ヘッドクリーニング部7、乾燥部8、第二搬送ローラ対9、シート回収部10の順に搬送される。
図1は、記録装置1の内部構成を示す概略断面図であり、図2は、記録装置1の内部構成を示す概略上面図である。本実施形態の記録装置内部には、大きくは、シート供給部2、第一搬送ローラ対3、蛇行補正部(蛇行矯正部)4、張力検出部5、記録部6、ヘッドクリーニング部7、乾燥部8、第二搬送ローラ対9、シート回収部10、制御部11の各ユニットを備える。シートは、図5中の実線W2で示したシート搬送経路に沿って、各ユニットで処理がなされる。すなわち、シートは、シート供給部2から、第一搬送ローラ対3、蛇行補正部4、張力検出部5、記録部6、ヘッドクリーニング部7、乾燥部8、第二搬送ローラ対9、シート回収部10の順に搬送される。
シート供給部2は、ロール状に巻かれたシートを保持して供給するためのユニットである。シート供給部2は、ロール12を収納し、シートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは1つであることに限定はされず、2つ、あるいは3つ以上を収納し、択一的にシートを引き出して供給する構成であってもよい。また、各種のローラによって張架されて所定の張力が付与されて記録が行われるシート(記録材)であれ
ば、ロール状に巻かれたものに限られない。例えば、単位長さごとのミシン目が付与されたシートがミシン目ごとに折り返されて積層され、シート供給部2に収納されるものでもよい。
ば、ロール状に巻かれたものに限られない。例えば、単位長さごとのミシン目が付与されたシートがミシン目ごとに折り返されて積層され、シート供給部2に収納されるものでもよい。
第一搬送ローラ対3は、給紙時、シートを、シート供給部2から、第一搬送ローラ対3、蛇行補正部4、張力検出部5、記録部6、乾燥部8を通り、第二搬送ローラ対9にシートを搬送するためのユニットである。すなわち、第一搬送ローラ対3は、シート搬送経路において記録部6の上流側でシートを挟持搬送するローラ対(第1ローラ対)であり、給紙時、シートをシート搬送経路全体に行き渡らせるようにシートを供給(シート供給搬送)するユニットである。また、第一搬送ローラ対3は、張力搬送時、第一搬送ローラ対3と第二搬送ローラ対9の間でシートに所定の張力を付与しながら搬送するためのユニットである。第一搬送ローラ対3は、不図示のモータを駆動することにより回転し、給紙や張力搬送を行う。
蛇行補正部4は、シートの張力搬送時に、シートを蛇行補正するためのユニットである。蛇行補正部4は、蛇行補正ローラ21と、シートの蛇行を検知する不図示の蛇行検知センサを備えた構成となっている。蛇行補正ローラ21は、図示せぬモータにより、第一搬送ローラ対3等の他のローラ及びシートとの傾き(平行度)を変更可能であり、蛇行検知センサの測定をもとに、シートの蛇行補正を行う。このとき、蛇行補正ローラ21にシートが巻き付くことで、蛇行補正の機能を高めることができる。
張力検出部5は、第一搬送ローラ対3と第二搬送ローラ対9の間で張力搬送をする際に、シートの張力を検出するためのユニットである。張力検出部5は、例えば、図示せぬロードセルが設けられた軸受でローラを保持し、ローラにかかる張力を検出する構成となっている。
記録部6は、搬送されるシートに対して上方から記録ヘッド13によりシート上に記録用液体としてのインクを吐出、滴下する記録処理を行なって画像を形成(記録)するシート処理部である。記録部6における搬送経路は、上方に凸となる放物線形状の配列で配置されたガイドローラ14によって形成されており、シートに一定の張力が付与されることにより、記録ヘッド13とのクリアランスが確保される。記録ヘッド13は、搬送経路に倣って放物線状の配列で搬送方向に沿って複数並べられている。本実施例では、Bk(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の4色に対応した4つのライン型記録ヘッドを有する。なお、色数および記録ヘッド13の数は4つに限定はされない。
複数の記録ヘッド13は、ヘッドホルダ15で一体に保持されており、シートと記録ヘッド13とのクリアランスを変更できるようヘッドホルダ15が上下方向に動作可能である。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介して記録ヘッド13に供給される。
ヘッドクリーニング部7は、記録ヘッド13のインク吐出面を清掃する清掃ユニット(不図示)と、記録ヘッド13のインク吐出面を保湿するキャップユニット16と、を備える。清掃ユニットは、ウレタンなどの弾性体ブレードによる払拭や、帯状の布もしくは不織布、ゴム状の吸引ノズルによる吸引など、使用するインクの特性や、記録時間、インターバルによって多岐にわたって選択されるものであり、限定されるものではない。キャップユニット16は、桶状に成型されたゴム部材をインク吐出面の吐出ノズル領域外に接触させることで、外気と吐出ノズルの接触を低減し、乾燥を抑制する。その形態は限定されるものではなく、板状の部材にゴムリブなどを配設し、リブを接触させることで密閉空間
を作ってもよい。また、吐出ノズルに掛かる圧力を大気圧と同等にするために、乾燥の抑制に影響しない範囲で大気連通路が設けられてもよい。さらに、密閉空間に負圧を掛け、ノズルからインクを吸い出す構成にしてもよい。保湿能力を高めるために、キャップ内に液体を供給し、湿度を高める構成にしてもよい。
を作ってもよい。また、吐出ノズルに掛かる圧力を大気圧と同等にするために、乾燥の抑制に影響しない範囲で大気連通路が設けられてもよい。さらに、密閉空間に負圧を掛け、ノズルからインクを吸い出す構成にしてもよい。保湿能力を高めるために、キャップ内に液体を供給し、湿度を高める構成にしてもよい。
複数の記録ヘッド13に対応して複数の清掃ユニット、およびキャップユニット16は放物線状に配置され、クリーニングホルダ17にて一体に保持されており、シート搬送方向(X方向)にスライド動作可能な構成である。図1、図5は、記録時の状態を示し、ヘッドクリーニング部7は、記録部6に対してシート搬送方向上流に位置している。一方、図4は、クリーニング動作時の状態を示し、ヘッドクリーニング部7は、記録部6の記録ヘッド13の直下に位置している。なお、ヘッドクリーニング部7は、清掃ユニットとキャップユニット16によって構成されることに限定されず、清掃ユニット、キャップユニット16のどちらか一方のみで構成されてもよい。更に、ヘッドクリーニング部7のスライド移動方向は、シート搬送方向に限るものではなく、シート搬送方向に対して垂直方向であってもよい。
乾燥部8は、記録部6で記録されたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるためのユニットである。乾燥部8の内部では通過するシートに対して少なくとも上面側から熱風を付与してインク付与面を乾燥させる。なお、乾燥方式は熱風を付与する方式に限らず、電磁波(紫外線や赤外線など)をシート表面に照射する方式であってもよい。
第二搬送ローラ対9は、給紙時(供給搬送時)は、乾燥部8からシート回収部10に向けてシートを搬送し、張力搬送時は、シートの張力調整をするユニットである。すなわち、第二搬送ローラ対9は、シート搬送経路において記録部6の下流側でシートを挟持搬送するローラ対(第2ローラ対)である。第二搬送ローラ対9は、不図示のモータで駆動することにより回転し、張力検出部5により検出された張力値に応じて、その回転速度を調整することにより、第二搬送ローラ対9によって挟持されるシートの張力が調整される。なお、張力調整手段は、第二搬送ローラ対9の速度制御で行う構成に限るものではなく、例えば、トルクリミッタを用いたトルク制御による構成でもよい。
シート回収部10は、記録処理されたシートを巻き芯に巻き取るためのユニットである。回収可能なロールは1つであることに限定はされず、2つ、あるいは3つ以上の巻き芯を有し、択一的に切り替えてシートを回収する構成であってもよい。なお、記録後の加工処理内容によっては、巻き芯に巻き取る構成ではなく、カッターを用いて連続シートを裁断し、裁断したシートを積載する構成としてもよい。
制御部11は、記録装置全体の各部の制御を司るユニットである。制御部11は、CPU、記憶装置、各種制御部を備えたコントローラ、外部インターフェース、およびユーザが入出力を行なう操作部18を有する。記録装置1の動作は、コントローラまたはコントローラに外部インターフェースを介して接続されるホストコンピュータ等のホスト装置19からの指令に基づいて制御される。
図3は、制御部11の概念を示すブロック図である。制御部11に含まれるコントローラ(破線で囲む範囲)は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、画像処理部207、エンジン制御部208、個別ユニット制御部209から構成される。CPU201(中央演算処理部)は、記録装置の各ユニットの動作を統合的に制御する。ROM202は、CPU201が実行するためのプログラムや記録装置の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させ
たりする。HDD204(ハードディスク)は、CPU201が実行するためのプログラム、画像データ、記録装置の各種動作に必要な設定情報を記憶読出することが可能である。操作部18は、ユーザとの入出力インターフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示する表示器や音声発生器などの出力部を含む。
たりする。HDD204(ハードディスク)は、CPU201が実行するためのプログラム、画像データ、記録装置の各種動作に必要な設定情報を記憶読出することが可能である。操作部18は、ユーザとの入出力インターフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示する表示器や音声発生器などの出力部を含む。
高速なデータ処理が要求されるユニットについては専用の処理部が設けられている。画像処理部207は、記録装置で扱う画像データの画像処理を行う。入力された画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られた画像データは、RAM203またはHDD204に格納される。エンジン制御部208は、CPU201等から受信した制御コマンドに基づいて画像データに応じて記録ヘッド13の駆動制御を行なう。エンジン制御部208は、更に記録装置内の各部の搬送機構の制御も行なう。エンジン制御部208は、張力制御部20を含む。個別ユニット制御部209は、シート供給部2、第一搬送ローラ対3、蛇行補正部4、張力検出部5、記録部6、ヘッドクリーニング部7、乾燥部8、第二搬送ローラ対9、シート回収部10の各ユニットを個別に制御するためのサブコントローラである。CPU201による指令に基づいて個別ユニット制御部209によりそれぞれのユニットの動作が制御される。外部インターフェース205は、コントローラをホスト装置19に接続するためのインターフェース(I/F)であり、ローカルI/FまたはネットワークI/Fである。以上の構成要素はシステムバス210によって接続されている。
ホスト装置19は、記録装置に記録動作を行わせるための画像データの供給源となる装置である。ホスト装置19は、汎用または専用のコンピュータであってもよいし、画像リーダ部を有する画像キャプチャ、デジタルカメラ、フォトストレージ等の専用の画像機器であってもよい。ホスト装置19がコンピュータの場合は、コンピュータに含まれる記憶装置にOS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、記録装置用の記録装置ドライバがインストールされる。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
図4、図5を参照して、記録時の基本動作について説明する。図4は、記録装置のシートの自動給紙時(供給搬送時)の様子を示している。図5は、記録装置のシートの張力搬送時の様子を示している。
シート給紙時、シート供給部2からシートが供給され、第一搬送ローラ対3によって任意の搬送速度に調整され、蛇行補正部4へと搬送される。このとき、図4に示すように、蛇行補正部4は、シートが蛇行補正ローラ21に巻き付かない状態である。その後、シートは張力検出部5を通り、記録部6へと搬送される。このとき、図4に示すように、ヘッドクリーニング部7は、記録部6の記録ヘッド13の直下に位置しており、クリーニングホルダ17の裏面にてシート先端をガイドすることで、放物線状の搬送経路に沿って、シート先端を搬送することができる。
ここで、クリーニングホルダ17の裏面には、シート先端を安定的に誘導するために、リブ形状や従動コロが配置されていてもよい。また、記録ヘッド13は、直下に位置するヘッドクリーニング部7に備えられたキャップユニット16と密着(キャッピング)した状態である。なお、記録ヘッド13をキャッピングする構成に限るものではなく、清掃ユニットによってインク吐出面を清掃してもよいし、キャップ内予備吐やキャップ吸引、もしくは記録ヘッド内インク循環による温度調整などのメンテナンス動作を行う構成でもよい。
記録部6を通過し、乾燥部8によって加熱されたシートは、第二搬送ローラ対9によってシート回収部10へと搬送される。
その後、図5に示すように、蛇行補正部4が動作し、蛇行補正ローラ21にシートが巻きつけられ、蛇行補正が開始される。そして、張力制御部20により第一搬送ローラ対3と第二搬送ローラ対9の間で張力制御が開始される。蛇行補正とテンション制御により、記録部6でのシートの姿勢が安定化した後に、記録ヘッド13にてシート表面に記録処理を開始する。
図1に示す記録時の状態にするために、ヘッドホルダ15を上昇させてキャッピング状態を解除し、ヘッドクリーニング部7をシート搬送方向上流側にスライド移動させた後、ヘッドホルダ15を下降させて記録位置に移動させる。第二搬送ローラ対9より送られてきたシートは、シート回収部10にて巻き取られる。
図6~図8を参照して、蛇行補正部4における、給紙時と張力搬送時の位置の切替構成について詳細を説明する。図6は、蛇行補正部4の給紙時の構成を、図7は、可動紙パスガイドの位置切り替え途中の蛇行補正部4の様子を、図8は、蛇行補正部4の張力搬送時の構成を示している。
図6~図8に示すように、蛇行補正部4は、蛇行補正ローラ21、位置固定ローラ22、紙パスガイド23、可動紙パスガイド24、可動紙パスガイド25を備える。可動紙パスガイド24と可動紙パスガイド25は、ベースプレート26とエアシリンダ27からなる可動ユニットにより、給紙搬送経路W1(X方向)に対して垂直方向(Z方向)に移動可能に構成されている。
蛇行補正ローラ21、位置固定ローラ22は、自発的に回転させる駆動源を持たず、シートの張力搬送時において、シートが巻き付くことでシートから作用する力(摩擦力)によりシートに従動回転する。すなわち、第1従動ローラとしての位置固定ローラ22は、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠体等に、位置が固定されて回転自在に支持されている。また、第2従動ローラとしての蛇行補正ローラ21は、可動支持部としてのベースプレート26に回転自在に支持されている。位置固定ローラ22は、張力搬送時においてシートにおいて画像が記録される記録面(第1面)に当接するように構成されており、搬送されるシートの記録面との当接により回転する。一方、蛇行補正ローラ21は、張力搬送時においてシートにおける記録面とは反対の非記録面(第2面)に当接するように構成されており、搬送されるシートの非記録面との当接により回転する。
蛇行補正ローラ21と可動紙パスガイド25は、共通のベースプレート26に固定されており、駆動源であるエアシリンダ27がベースプレート26を移動させることによって、給紙時の第一の位置と、張力搬送時の第二の位置と、に移動可能である。張力搬送時の第二の位置は、シートが蛇行補正ローラ21と位置固定ローラ22に巻き付くような張力をシートに付与する位置(第1位置)であり、給紙時の第一の位置は、上記の張力をシートに付与しない位置(第2位置)である。
蛇行補正ローラ21は、シート搬送経路に沿って複数、本実施例では、二つが並ぶように設けられている。位置固定ローラ22は、シート搬送経路において蛇行補正ローラ21の下流側(第1従動ローラ)と上流側(第3従動ローラ)にそれぞれ設けられている。
紙パスガイド23、可動紙パスガイド24、可動紙パスガイド25は、それぞれ、シートの搬送経路を形成する部材であり、搬送経路を搬送されるシートと対向しガイドする。第1ガイド部材としての紙パスガイド23は、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠
体等に、位置が固定されて設けられている。第3ガイド部材としての可動紙パスガイド24は、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠体等に、シートの記録面と対向するように、回転自在に設けられている。第2ガイド部材としての可動紙パスガイド25は、シートの非記録面と対向するように、ベースプレート26に固定して支持されている。
体等に、位置が固定されて設けられている。第3ガイド部材としての可動紙パスガイド24は、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠体等に、シートの記録面と対向するように、回転自在に設けられている。第2ガイド部材としての可動紙パスガイド25は、シートの非記録面と対向するように、ベースプレート26に固定して支持されている。
図6に示すように、蛇行補正ローラ21、可動紙パスガイド25は、給紙時においては、給紙搬送経路に沿った位置に位置する。すなわち、蛇行補正ローラ21は、シートの上記張力を付与しない位置(第2位置)にあり、可動紙パスガイド25は、給紙搬送経路(第2搬送経路)に沿った位置(第2ガイド位置)にある。
図8に示すように、蛇行補正ローラ21、可動紙パスガイド25は、張力搬送時においては、張力搬送経路に沿った位置に位置する。すなわち、蛇行補正ローラ21は、シートが巻き付く位置、つまり、シートが蛇行補正ローラ21と位置固定ローラ22に巻き付くような張力をシートに付与する位置(第1位置)に位置する。張力搬送経路は、シートにおいて蛇行補正ローラ21に巻き付く部分が、位置固定ローラ22に巻き付く部分に対して、給紙搬送経路W1の延びる方向(X方向)に対して直交する方向(Z方向)にずれるような搬送経路となる。このとき、可動紙パスガイド25は、給紙搬送経路(第2搬送経路)から離れた張力搬送経路(第1搬送経路)に沿った位置(第1ガイド位置)、すなわち、張力搬送経路において略Z方向の沿って延びる領域に対向する位置にある。
可動紙パスガイド24は、位置固定ローラ22にベアリング28で支持されており、位置固定ローラ22を回転中心として、すなわち、位置固定ローラ22と同軸の回転軸周りに回転可能である。
図6に示したように、可動紙パスガイド24は、蛇行補正ローラ21と可動紙パスガイド25が第一の位置に位置するとき、給紙搬送経路に沿った位置(第2ガイド位置)にある。可動紙パスガイド24は、不図示の付勢手段(例えば、ねじりコイルバネなど)により、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠体等に設けられた不図示の固定部材に付勢されることで、第2ガイド位置に位置している。また、可動紙パスガイド24は、給紙搬送経路に沿った位置において、給紙搬送経路を挟んで可動紙パスガイド25と対向している。
図7に示すように、エアシリンダ27によるベースプレート26の移動によって蛇行補正ローラ21と可動紙パスガイド25が第二の位置に向けて移動すると、これに連動して、可動紙パスガイド24が回転を開始する。可動紙パスガイド24は、付勢手段の付勢力に抗する力を受けることで、給紙搬送経路に沿った位置(第2ガイド位置)から張力搬送経路に沿った位置(第1ガイド位置)に向けて回転を開始する。付勢力に抗する力は、エアシリンダ27の動作に起因して発生する。このとき、蛇行補正ローラ21と可動紙パスガイド25は、ベースプレート26とともに、図6に示す給紙時の搬送経路W1を跨いで移動する。
このときの可動紙パスガイド24を回転させる作用手段において、可動紙パスガイド24に直接的に作用(接触)する作用部は、シートにおいて蛇行補正ローラ21に持ち上げられた部分となる。
図8に示したように、可動紙パスガイド24は、蛇行補正ローラ21と可動紙パスガイド25が第二の位置に到達するのに伴い、張力搬送経路に沿った位置(第1ガイド位置)に到達する。
このときの可動紙パスガイド24を回転させる作用手段において可動紙パスガイド24
に直接的に作用(接触)する作用部は、シートにおいて蛇行補正ローラ21に持ち上げられた部分から、ベースプレート26の端部26aに切り替わっている。ベースプレート26の端部26aは、シートの幅方向(搬送経路と直交するY方向)において搬送経路を避けた位置で突出する構成となっており、シートと干渉せず、搬送経路を跨いで可動紙パスガイド24を押圧することができるように構成されている。すなわち、ベースプレート26の端部において、搬送経路に対向する領域は凹状に凹み、その両側(片側のみでもよい)は可動紙パスガイド24に向かって凸状に突出する構成となっている。
に直接的に作用(接触)する作用部は、シートにおいて蛇行補正ローラ21に持ち上げられた部分から、ベースプレート26の端部26aに切り替わっている。ベースプレート26の端部26aは、シートの幅方向(搬送経路と直交するY方向)において搬送経路を避けた位置で突出する構成となっており、シートと干渉せず、搬送経路を跨いで可動紙パスガイド24を押圧することができるように構成されている。すなわち、ベースプレート26の端部において、搬送経路に対向する領域は凹状に凹み、その両側(片側のみでもよい)は可動紙パスガイド24に向かって凸状に突出する構成となっている。
可動紙パスガイド24は、作用部としてのベースプレート26の端部26aとの当接により、第二の位置に保持される。蛇行補正ローラ21は、他のローラの回転軸線に対する蛇行補正ローラ21の回転軸線の角度を変更可能にベースプレート26に支持されている。
図9を参照して、張力検出部5における、給紙時と張力搬送時の位置の切替構成について詳細を説明する。図9は、張力検出部5の給紙時の構成を、図10は、張力検出部5の張力搬送時の構成を示している。
図9、図10に示すように、張力検出部5は、テンション検出ローラ31、紙パスガイド32、可動紙パスガイド33を備える。可動紙パスガイド33は、エアシリンダ27により移動可能に構成されている。
テンション検出ローラ31は、自発的に回転させる駆動源を持たず、シートの張力搬送時において、シートが巻き付くことでシートから作用する力(摩擦力)によりシートに従動回転する。
紙パスガイド32、可動紙パスガイド33は、それぞれ、シートの搬送経路を形成する部材であり、搬送経路を搬送されるシートと対向しガイドする。第1ガイド部材としての紙パスガイド32は、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠体等に、位置が固定されて設けられている。第3ガイド部材としての可動紙パスガイド33は、記録装置1のシート搬送経路を形成する枠体等に、シートの記録面と対向するように、回転自在に設けられている。
可動紙パスガイド33は、図示せぬ軸部材によりベアリング34で支持されており、ベアリング34を回転中心として回転自在に構成されている。可動紙パスガイド33には駆動源としてのエアシリンダ27の可動部27aに接合されており、可動部27aの進退動作(伸縮動作)により、可動紙パスガイド33が回転するように構成されている。
図9に示すように、給紙時において、可動紙パスガイド33は、給紙搬送経路に沿った位置(第2ガイド位置)に位置する。可動紙パスガイド33は、エアシリンダ27の可動部27aの位置(伸縮度合い)に応じて位置が決まる。作用部としての可動部27aは、シートの幅方向(搬送経路と直交するY方向)において搬送経路を避けた位置(搬送経路の外側)に設けられており、シートと干渉することはない。
図10に示すように、張力搬送時において、可動紙パスガイド33は、給紙搬送経路から離れた張力搬送経路に沿った位置(第1ガイド位置)に位置する。エアシリンダ27の可動部27aが、給紙搬送時よりも伸長することで、可動紙パスガイド33は、給紙搬送経路に沿った位置(第2ガイド位置)から張力搬送経路に沿った位置(第1ガイド位置)へ回転(移動)する。
図11を参照して、本実施例の記録装置の記録動作時における、可動紙パスガイドおよ
び可動ローラに関わる動作を説明する。図11は、給紙時から記録時にかけての、可動紙パスガイドおよび可動ローラ動作のフローチャート図である。なお、これらのシーケンスは、制御部11内のエンジン制御部208の制御に基づいて実行される。
び可動ローラに関わる動作を説明する。図11は、給紙時から記録時にかけての、可動紙パスガイドおよび可動ローラ動作のフローチャート図である。なお、これらのシーケンスは、制御部11内のエンジン制御部208の制御に基づいて実行される。
図11に示したように、給紙前に、蛇行補正部4の可動紙パスガイド24および蛇行補正ローラ21を、図6に示したような第一の位置に移動させ、張力検出部5の可動紙パスガイド33を、図9に示したような第一の位置に移動させる(S101)。次に、給紙が開始され(S102)、第一搬送ローラ対3および第二搬送ローラ対9の駆動を開始する(S103)。シート先端が蛇行補正部4を通る際は、可動紙パスガイド24および蛇行補正ローラ21がシートの給紙時の搬送経路に沿っており、かつ給紙時の搬送経路は複雑ではない搬送経路に構成されているため、ジャムなくシート先端の自動給紙が可能である。また、シート先端が張力検出部5を通る際は、シートの先端への負荷が少ない搬送経路に構成されているため、ジャムなくシート先端の自動給紙が可能である。
シート先端が蛇行補正部4を通りすぎ、第二搬送ローラ対9(シート回収部10)に到達したところで(S104)、シートの搬送モードを給紙搬送から張力搬送に切り替える。すなわち、蛇行補正部4の可動紙パスガイド24および蛇行補正ローラ21を、図8に示した第二の位置に移動させ、張力検出部5の可動紙パスガイド33を、図10に示したような第二の位置に移動させる(S105)。
このとき、図8に示したように、可動紙パスガイド24は、給紙搬送時の搬送経路から離れた場所に位置し、蛇行補正ローラ21はシートに巻き付いた状態になる。そのため、張力搬送時、シートが可動紙パスガイド24や蛇行補正ローラ21とスリップすることが抑制される。また、シートが蛇行補正ローラ21に巻き付いているため、蛇行補正ローラ21は蛇行補正の機能を高めることができる。
また、図10に示したように、可動紙パスガイド33は、給紙搬送時の搬送経路から離れた場所に位置するため、シートが可動紙パスガイド33とスリップすることが抑制される。
その後、張力搬送が開始され(S106)、記録が開始される(S107)。記録終了が指示されると(S108)、記録が停止され(S109)、第一搬送ローラと第二搬送ローラの駆動を停止する(S110)。
以上の構成および動作により、蛇行補正部4および張力検出部5は、シートの給紙時はシートの給紙搬送経路に沿った紙パスガイドの配置を形成し、ジャムなく給紙する機能を提供する。また、張力搬送時は、シートの給送搬送経路から離れた位置に紙パスガイドを配置し、シートにキズをつけずに張力搬送することが可能となる。
また、同様に蛇行補正ローラ21をシートに巻きつけることで、蛇行補正の機能を高めることができる。
以上に説明した構成により、シート記録装置は、記録時はシートのスリップなく張力搬送を行うことが可能で、給紙時はジャムなくシートの自動給紙を行うことが可能となる。
<その他の実施例>
上記実施例では、蛇行補正部4および張力検出部5での可動紙パスユニット構成を説明したが、その他の箇所に可動紙パスユニットが構成されても構わない。たとえばシートのダンサーローラや、その他のシートの巻き付けが必要な機能ローラに対し、可動紙パスユニットが構成されても構わない。この場合、より大規模な記録装置に対し、シートの張力
搬送と自動給紙の両立を実現することができる。
上記実施例では、蛇行補正部4および張力検出部5での可動紙パスユニット構成を説明したが、その他の箇所に可動紙パスユニットが構成されても構わない。たとえばシートのダンサーローラや、その他のシートの巻き付けが必要な機能ローラに対し、可動紙パスユニットが構成されても構わない。この場合、より大規模な記録装置に対し、シートの張力
搬送と自動給紙の両立を実現することができる。
ここで、ダンサーローラ及びダンサー部について説明する。ダンサーローラ及びダンサー部は、従来より知られたものであり、ここでは概略を説明する。ダンサーローラは、シートの搬送経路における給紙部、搬送部(ニップローラ間)、巻き取り部の間の搬送速度のズレのバッファとして用いられる。すなわち、搬送経路における給紙部、搬送部、巻き取り部は、ローラ径により、搬送速度がばらつくことがある。給紙部の速度が搬送部より遅い場合、給紙部と搬送部の間にたるみが発生することがある。そのようなたるみを回避するため、ダンサーローラとして用いられる従動ローラを、シートに張力を付与する方向に移動させる。例えば、図4に示した構成においては、従動ローラ21を上方(+Z方向)に移動させる。一方、給紙部の速度が搬送部より遅い場合、給紙部と搬送部の間に張りが発生することがある。そのような張りを回避するため、ダンサーローラとして用いられる従動ローラを、シートの張力を解除する方向に移動させる。例えば、図4に示した構成においては、従動ローラ21を下方向(-Z方向)に移動させる。このようなダンサー部でのダンサーローラの上下の動きをセンサで取得し、センサ情報をもとに給紙部、巻き取り部の速度を変更する。
上記各実施例は、それぞれの構成を互いに組み合わせることができる。
本発明の実施の形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置において、
記録材に記録を行う記録部と、
前記搬送経路における前記記録部の上流側で記録材を挟持搬送する第1ローラ対と、
前記搬送経路における前記記録部の下流側で記録材を挟持搬送する第2ローラ対と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第1従動ローラと、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1従動ローラと異なる位置に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第2従動ローラと、
を備える記録装置において、
前記第2従動ローラを回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、前記可動支持部を移動させる駆動源と、を備え、
前記駆動源は、前記可動支持部を、
記録材に前記張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に前記張力を記録材に付与する第1位置に位置させ、
記録材を前記搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に前記張力を付与しない第2位置に位置させることを特徴とする記録装置。
(構成2)
前記第1従動ローラは、搬送される記録材の第1面との当接により回転し、
前記第2従動ローラは、搬送される記録材の前記第1面の反対の第2面との当接により回転することを特徴とする構成1に記載の記録装置。
(構成3)
記録材の前記第2面は、前記記録部において画像が記録される記録面であることを特徴とする構成2に記載の記録装置。
(構成4)
前記第1従動ローラは、前記搬送経路における前記記録部の上流側に設けられ、
前記第2従動ローラは、前記搬送経路における前記第1従動ローラの上流側に設けられていることを特徴とする構成2又は3に記載の記録装置。
(構成5)
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間であって前記第1従動ローラの上流側に設けられ、搬送される記録材の前記第1面との当接により回転する第3従動ローラをさらに備えることを特徴とする構成4に記載の記録装置。
(構成6)
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に、記録材と対向するように設けられる第1ガイド部材と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1ガイド部材と異なる位置において、記録材と対向するように設けられる第2ガイド部材と、
をさらに備え、
前記第2ガイド部材は、前記可動支持部に支持されていることを特徴とする構成2~5のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成7)
前記第2ガイド部材は、記録材の前記第2面と対向することを特徴とする構成6に記載の記録装置。
(構成8)
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材と異なる位置に、記録材の前記第1面と対向するように設けられる第3ガイド部材をさらに備え、
前記第3ガイド部材は、前記可動支持部の移動に連動して、前記張力搬送時の前記搬送経路である第1搬送経路に沿った第1ガイド位置と、前記供給搬送時の前記搬送経路である第2搬送経路に沿った第2ガイド位置と、に移動可能であることを特徴とする構成7に記載の記録装置。
(構成9)
前記第3ガイド部材は、前記第1ガイド位置から前記第2ガイド位置へ移動するように付勢されており、
記録装置は、前記可動支持部の前記第2位置から前記第1位置への移動に連動して、前記第3ガイド部材を付勢する付勢力に抗する力を前記第3ガイド部材に作用させ、前記第3ガイド部材を前記第2ガイド位置から前記第1ガイド位置へ移動させる作用手段をさらに備えることを特徴とする構成8に記載の記録装置。
(構成10)
前記作用手段は、前記可動支持部に設けられた作用部を含み、
前記作用部は、前記可動支持部が前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に前記第3ガイド部材に接触し、前記付勢力に抗する力を前記第3ガイド部材に作用させることを特徴とする構成9に記載の記録装置。
(構成11)
前記第3ガイド部材は、前記作用部によって前記第1位置に保持されることを特徴とする構成10に記載の記録装置。
(構成12)
前記第3ガイド部材は、前記第1従動ローラと同軸の回転軸周りに回転することで前記第1位置と前記第2位置とに移動可能であることを特徴とする構成8~11のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成13)
前記第3ガイド部材は、少なくとも前記第2ガイド位置において、前記第2搬送経路を挟んで前記第2ガイド部材と対向することを特徴とする構成8~12のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成14)
前記可動支持部は、前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に、前記第2搬送経路を跨いで前記第1位置へ移動することを特徴とする構成8~13のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成15)
前記第3ガイド部材は、前記第2ガイド位置から前記第1ガイド位置への移動によって、前記第2搬送経路から離れることを特徴とする構成8~14のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成16)
前記張力は、記録材が前記第1従動ローラと前記第2従動ローラに巻き付く張力であることを特徴とする構成1~15のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成17)
前記第2従動ローラは、蛇行補正ローラとして、他のローラの回転軸線に対する前記第2従動ローラの回転軸線の角度を変更可能に前記可動支持部に支持されていることを特徴とする構成1~16のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成18)
前記第2従動ローラは、前記張力搬送時において前記張力を調整するダンサーローラとして用いられることを特徴とする構成1~16のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成1)
張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置において、
記録材に記録を行う記録部と、
前記搬送経路における前記記録部の上流側で記録材を挟持搬送する第1ローラ対と、
前記搬送経路における前記記録部の下流側で記録材を挟持搬送する第2ローラ対と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第1従動ローラと、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1従動ローラと異なる位置に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第2従動ローラと、
を備える記録装置において、
前記第2従動ローラを回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、前記可動支持部を移動させる駆動源と、を備え、
前記駆動源は、前記可動支持部を、
記録材に前記張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に前記張力を記録材に付与する第1位置に位置させ、
記録材を前記搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に前記張力を付与しない第2位置に位置させることを特徴とする記録装置。
(構成2)
前記第1従動ローラは、搬送される記録材の第1面との当接により回転し、
前記第2従動ローラは、搬送される記録材の前記第1面の反対の第2面との当接により回転することを特徴とする構成1に記載の記録装置。
(構成3)
記録材の前記第2面は、前記記録部において画像が記録される記録面であることを特徴とする構成2に記載の記録装置。
(構成4)
前記第1従動ローラは、前記搬送経路における前記記録部の上流側に設けられ、
前記第2従動ローラは、前記搬送経路における前記第1従動ローラの上流側に設けられていることを特徴とする構成2又は3に記載の記録装置。
(構成5)
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間であって前記第1従動ローラの上流側に設けられ、搬送される記録材の前記第1面との当接により回転する第3従動ローラをさらに備えることを特徴とする構成4に記載の記録装置。
(構成6)
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に、記録材と対向するように設けられる第1ガイド部材と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1ガイド部材と異なる位置において、記録材と対向するように設けられる第2ガイド部材と、
をさらに備え、
前記第2ガイド部材は、前記可動支持部に支持されていることを特徴とする構成2~5のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成7)
前記第2ガイド部材は、記録材の前記第2面と対向することを特徴とする構成6に記載の記録装置。
(構成8)
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材と異なる位置に、記録材の前記第1面と対向するように設けられる第3ガイド部材をさらに備え、
前記第3ガイド部材は、前記可動支持部の移動に連動して、前記張力搬送時の前記搬送経路である第1搬送経路に沿った第1ガイド位置と、前記供給搬送時の前記搬送経路である第2搬送経路に沿った第2ガイド位置と、に移動可能であることを特徴とする構成7に記載の記録装置。
(構成9)
前記第3ガイド部材は、前記第1ガイド位置から前記第2ガイド位置へ移動するように付勢されており、
記録装置は、前記可動支持部の前記第2位置から前記第1位置への移動に連動して、前記第3ガイド部材を付勢する付勢力に抗する力を前記第3ガイド部材に作用させ、前記第3ガイド部材を前記第2ガイド位置から前記第1ガイド位置へ移動させる作用手段をさらに備えることを特徴とする構成8に記載の記録装置。
(構成10)
前記作用手段は、前記可動支持部に設けられた作用部を含み、
前記作用部は、前記可動支持部が前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に前記第3ガイド部材に接触し、前記付勢力に抗する力を前記第3ガイド部材に作用させることを特徴とする構成9に記載の記録装置。
(構成11)
前記第3ガイド部材は、前記作用部によって前記第1位置に保持されることを特徴とする構成10に記載の記録装置。
(構成12)
前記第3ガイド部材は、前記第1従動ローラと同軸の回転軸周りに回転することで前記第1位置と前記第2位置とに移動可能であることを特徴とする構成8~11のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成13)
前記第3ガイド部材は、少なくとも前記第2ガイド位置において、前記第2搬送経路を挟んで前記第2ガイド部材と対向することを特徴とする構成8~12のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成14)
前記可動支持部は、前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に、前記第2搬送経路を跨いで前記第1位置へ移動することを特徴とする構成8~13のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成15)
前記第3ガイド部材は、前記第2ガイド位置から前記第1ガイド位置への移動によって、前記第2搬送経路から離れることを特徴とする構成8~14のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成16)
前記張力は、記録材が前記第1従動ローラと前記第2従動ローラに巻き付く張力であることを特徴とする構成1~15のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成17)
前記第2従動ローラは、蛇行補正ローラとして、他のローラの回転軸線に対する前記第2従動ローラの回転軸線の角度を変更可能に前記可動支持部に支持されていることを特徴とする構成1~16のいずれか一の構成に記載の記録装置。
(構成18)
前記第2従動ローラは、前記張力搬送時において前記張力を調整するダンサーローラとして用いられることを特徴とする構成1~16のいずれか一の構成に記載の記録装置。
1…記録装置、2…シート供給部、3…第一搬送ローラ対、4…蛇行補正部、5…張力検出部、6…記録部、9…第二搬送ローラ対、10…シート回収部、11…制御部、12…ロール、20…テンション制御部、21…蛇行補正ローラ、24…可動紙パスガイド、33…可動紙パスガイド、W1…給紙時のシート、W2…張力搬送時のシート
Claims (18)
- 張力が付与されて搬送経路を搬送される記録材に記録を行う記録装置において、
記録材に記録を行う記録部と、
前記搬送経路における前記記録部の上流側で記録材を挟持搬送する第1ローラ対と、
前記搬送経路における前記記録部の下流側で記録材を挟持搬送する第2ローラ対と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第1従動ローラと、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1従動ローラと異なる位置に設けられ、搬送される記録材との当接により回転する第2従動ローラと、
を備える記録装置において、
前記第2従動ローラを回転自在に支持して移動可能な可動支持部と、前記可動支持部を移動させる駆動源と、を備え、
前記駆動源は、前記可動支持部を、
記録材に前記張力を付与して搬送する張力搬送時に、記録材に前記張力を付与する第1位置に位置させ、
記録材を前記搬送経路に行き渡らせる供給搬送時に、記録材に前記張力を付与しない第2位置に位置させることを特徴とする記録装置。 - 前記第1従動ローラは、搬送される記録材の第1面との当接により回転し、
前記第2従動ローラは、搬送される記録材の前記第1面の反対の第2面との当接により回転することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 記録材の前記第2面は、前記記録部において画像が記録される記録面であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記第1従動ローラは、前記搬送経路における前記記録部の上流側に設けられ、
前記第2従動ローラは、前記搬送経路における前記第1従動ローラの上流側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間であって前記第1従動ローラの上流側に設けられ、搬送される記録材の前記第1面との当接により回転する第3従動ローラをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に、記録材と対向するように設けられる第1ガイド部材と、
前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1ガイド部材と異なる位置において、記録材と対向するように設けられる第2ガイド部材と、
をさらに備え、
前記第2ガイド部材は、前記可動支持部に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 前記第2ガイド部材は、記録材の前記第2面と対向することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
- 前記搬送経路における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間の前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材と異なる位置に、記録材の前記第1面と対向するように設けられる第3ガイド部材をさらに備え、
前記第3ガイド部材は、前記可動支持部の移動に連動して、前記張力搬送時の前記搬送
経路である第1搬送経路に沿った第1ガイド位置と、前記供給搬送時の前記搬送経路である第2搬送経路に沿った第2ガイド位置と、に移動可能であることを特徴とする請求項7に記載の記録装置。 - 前記第3ガイド部材は、前記第1ガイド位置から前記第2ガイド位置へ移動するように付勢されており、
記録装置は、前記可動支持部の前記第2位置から前記第1位置への移動に連動して、前記第3ガイド部材を付勢する付勢力に抗する力を前記第3ガイド部材に作用させ、前記第3ガイド部材を前記第2ガイド位置から前記第1ガイド位置へ移動させる作用手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。 - 前記作用手段は、前記可動支持部に設けられた作用部を含み、
前記作用部は、前記可動支持部が前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に前記第3ガイド部材に接触し、前記付勢力に抗する力を前記第3ガイド部材に作用させることを特徴とする請求項9に記載の記録装置。 - 前記第3ガイド部材は、前記作用部によって前記第1位置に保持されることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
- 前記第3ガイド部材は、前記第1従動ローラと同軸の回転軸周りに回転することで前記第1位置と前記第2位置とに移動可能であることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記第3ガイド部材は、少なくとも前記第2ガイド位置において、前記第2搬送経路を挟んで前記第2ガイド部材と対向することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記可動支持部は、前記第2位置から前記第1位置へ移動する際に、前記第2搬送経路を跨いで前記第1位置へ移動することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記第3ガイド部材は、前記第2ガイド位置から前記第1ガイド位置への移動によって、前記第2搬送経路から離れることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記張力は、記録材が前記第1従動ローラと前記第2従動ローラに巻き付く張力であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記第2従動ローラは、蛇行補正ローラとして、他のローラの回転軸線に対する前記第2従動ローラの回転軸線の角度を変更可能に前記可動支持部に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記第2従動ローラは、前記張力搬送時において前記張力を調整するダンサーローラとして用いられることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2023067312A JP2024153424A (ja) | 2023-04-17 | 2023-04-17 | 記録装置 |
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2023
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