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JP2024009642A - インパクトビームを有する車両 - Google Patents

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JP2024009642A
JP2024009642A JP2022111321A JP2022111321A JP2024009642A JP 2024009642 A JP2024009642 A JP 2024009642A JP 2022111321 A JP2022111321 A JP 2022111321A JP 2022111321 A JP2022111321 A JP 2022111321A JP 2024009642 A JP2024009642 A JP 2024009642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
impact beam
side door
bracket plate
crash box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022111321A
Other languages
English (en)
Inventor
賢美 上畑
Masami Uehata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2022111321A priority Critical patent/JP2024009642A/ja
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Abstract

Figure 2024009642000001
【課題】 インパクトビームの新たな取付構造を提供する。
【解決手段】 車両は、車体と、車体の側面に設けられたサイドドアと、サイドドアに配置されたインパクトビームと、サイドドアに固定されており、インパクトビームの一端を車両左右方向の内側から支持するブラケットプレートと、サイドドアに固定されており、ブラケットプレートに車両左右方向の内側から対向するクラッシュボックスと、ブラケットプレートのクラッシュボックスに対向する面に接合された補強プレートとを備える。ブラケットプレート及び補強プレートは、クラッシュボックスが対向する範囲よりも、インパクトビームの長手方向に沿って長く延びている。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示する技術は、路面を走行する車両に関し、特に、サイドドアの内部にインパクトビームを有する車両に関する。
特許文献1に、車両が開示されている。この車両では、サイドドアの内部に、インパクトビームが配置されている。インパクトビームの両端は、ブラケット及びリインフォースメントを用いて、サイドドアに取り付けられている。
特開平07-96743号公報
車両では、様々な衝突試験が公的に規定されており、一定の基準をクリアすることが求められる。側面衝突に対して要求される基準も厳しくなっており、インパクトビームの取付構造に関して、新たな技術が必要とされている。
本明細書が開示する技術は、車両に具現化される。この車両は、車体の側面に設けられたサイドドアと、前記サイドドアの内部に配置されたインパクトビームと、前記サイドドアに固定されており、前記インパクトビームの一端を車両左右方向の内側から支持するブラケットプレートと、前記サイドドアに固定されており、前記ブラケットプレートに前記車両左右方向の内側から対向するクラッシュボックスと、前記ブラケットプレートの前記クラッシュボックスに対向する面に接合された補強プレートとを備える。前記ブラケットプレート及び前記補強プレートは、前記クラッシュボックスが対向する範囲を越えて、前記インパクトビームの長手方向に延びている。
車両に側面衝突が発生すると、インパクトビームに大きな衝突荷重が負荷される。このとき、インパクトビームの一端は、ブラケットプレート、補強プレート材及びクラッシュボックスの三者によって、車両の内側から強固に支持される。加えて、ブラケットプレート及び補強プレートは、クラッシュボックスが対向する範囲を越えて、インパクトビームの長手方向へ長く延びている。これにより、インパクトビームの一端がブラケットプレートから外れて、車両の内部へ入り込むことが回避される。
実施例の車両の要部であって、サイドドアの内部を示す。 図1中のII-II線における断面図。 図1中のIII-III線における断面図。
図面を参照して、実施例の車両について説明する。ここで、図面における方向FRは、車両の前後方向における前方を示し、方向RRは、車両の前後方向における後方を示す。また、方向LHは車両の左右方向における左方を示し、方向RHは車両の左右方向における右方を示す。そして、方向UPは車両の上下方向における上方を示し、方向DWは車両の上下方向における下方を示す。
図1から図3に示すように、本実施例の車両は、車体の側面に設けられたサイドドア10と、サイドドア10の内部に配置されたインパクトビーム20を備える。サイドドア10は、アウタパネル12とインナパネル14を有する。アウタパネル12とインナパネル14は、それぞれ金属で構成されたパネル材であり、インパクトビーム20は、それらのパネル12、14の間に位置する。インパクトビーム20は、金属で構成されたパイプ状の部材であって、車両の前後方向に延びている。
車両はさらに、ブラケットプレート30と、クラッシュボックス40と、補強プレート50とを備える。ブラケットプレート30は、サイドドア10の内部に位置しており、サイドドア10のインナパネル14に固定されている。ブラケットプレート30は、金属で構成された板材であり、インパクトビーム20の前端22を、車両左右方向の内側から支持している。ブラケットプレート30には、半筒形状の凹部32が形成されており、インパクトビーム20の前端22は、当該凹部32に収容されている。インパクトビーム20は、ブラケットプレート30に溶接されており、インパクトビーム20に沿って溶接ビード24が長く形成されている。
クラッシュボックス40は、サイドドア10の内部に位置しており、サイドドア10のインナパネル14に固定されている。クラッシュボックス40は、ブラケットプレート30に対して、左右方向の内側から対向している。これにより、車両に側面衝突が発生したときに、車両の内側へ変位するインパクトビーム20の前端22が、クラッシュボックス40によって支持される。クラッシュボックス40は、金属で構成された箱状の部材であり、インパクトビーム20が当接したときに、自身が塑性変形することによって衝突エネルギーを吸収する。なお、クラッシュボックス40の具体的な構成については特に限定されない。
補強プレート50は、金属で構成された板状の部材であり、ブラケットプレート30に接合されている。補強プレート50は、ブラケットプレート30とクラッシュボックス40との間に位置しており、ブラケットプレート30の内面30a(即ち、クラッシュボックス40に対向する面)に接合されている。特に限定されないが、補強プレート50は、複数の溶接点56(図1中のX印)において、ブラケットプレート30に溶接されている。複数の溶接点56は、補強プレート50の全体に亘って広く分布しており、側面衝突においてブラケットプレート30及び補強プレート50に変形が生じた場合でも、両者の剥離が抑制される。補強プレート50は、インパクトビーム20の長手方向に沿って、第1の部分52と第2の部分54とに区分することができる。
補強プレート50の第1の部分52は、クラッシュボックス40が対向する範囲A(図2参照)に位置する部分である。特に限定されないが、第1の部分52は、概してハット形状を有しており、クラッシュボックス40と対向する面は平坦であって、ブラケットプレート30との間に一定の空間を形成する。これにより、補強プレート50の第1の部分52は、クラッシュボックス40と同様に、車両に側面衝突が発生したときは、自身が塑性変形することによって衝突エネルギーを吸収することができる。
補強プレート50の第2の部分54は、第1の部分52から車両の後方に向けて、インパクトビーム20に沿って延びている。即ち、補強プレート50は、クラッシュボックス40が対向する範囲Aを越えて、クラッシュボックス40が対向しない範囲B(図2参照)まで、インパクトビーム20の長手方向に延びている。特に限定されない、第2の部分54の形状は、第1の部分52の形状と異なり、ブラケットプレート30に合わせた形状となっている。前述したように、ブラケットプレート30には、円筒状の凹部32が形成されており、補強プレート50の第2の部分54にも同様に、円筒状の凹部が形成されている。
車両に側面衝突が発生すると、インパクトビーム20には、車両の外側から大きな衝突荷重が負荷される。このとき、インパクトビーム20の前端22は、車両の内側に向けて変位するが、ブラケットプレート30、補強プレート50及びクラッシュボックス40の三者によって、車両の内側から強固に支持される。このとき、クラッシュボックス40及び補強プレート50は塑性変形し、それによって衝突エネルギーが吸収される。
一方、インパクトビーム20の中間部分は、インパクトビーム20の前端22(及び後端)よりも、車両の内側へより大きく変位しようとする。その結果、インパクトビーム20の前端22(及び後端)では、インパクトビーム20の長手方向に沿って引張荷重が作用する。この点に関して、本実施例の車両では、ブラケットプレート30及び補強プレート50が、クラッシュボックス40が対向する範囲Aを越えて、インパクトビーム20の長手方向に長く延びている。これにより、インパクトビーム20の前端22がブラケットプレート30から外れて、車両の内部へ入り込むことが回避される。また、ブラケットプレート30及び補強プレート50は、それらの先端部分まで十分に溶接されているので、補強プレート50のエッジが車両の内部へ入り込むことも回避される。
10:サイドドア、20:インパクトビーム、22:インパクトビームの前端、30:ブラケットプレート、40:クラッシュボックス、50:補強プレート、52:補強プレートの第1の部分、54:補強プレートの第2の部分、

Claims (1)

  1. 車体の側面に設けられたサイドドアと、
    前記サイドドアの内部に配置されたインパクトビームと、
    前記サイドドアに固定されており、前記インパクトビームの一端を車両左右方向の内側から支持するブラケットプレートと、
    前記サイドドアに固定されており、前記ブラケットプレートに前記車両左右方向の内側から対向するクラッシュボックスと、
    前記ブラケットプレートの前記クラッシュボックスに対向する面に接合された補強プレートと、を備え、
    前記ブラケットプレート及び前記補強プレートは、前記クラッシュボックスが対向する範囲よりも、前記インパクトビームの長手方向に沿って長く延びている、
    車両。
JP2022111321A 2022-07-11 2022-07-11 インパクトビームを有する車両 Pending JP2024009642A (ja)

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