JP2023173787A - 付け替え容器 - Google Patents
付け替え容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023173787A JP2023173787A JP2022086273A JP2022086273A JP2023173787A JP 2023173787 A JP2023173787 A JP 2023173787A JP 2022086273 A JP2022086273 A JP 2022086273A JP 2022086273 A JP2022086273 A JP 2022086273A JP 2023173787 A JP2023173787 A JP 2023173787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- outer circumferential
- wall
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【課題】上蓋を開く時のレフィル容器の共回りを抑制できる付け替え容器を提供する。【解決手段】容器本体2と、容器本体2に対して回動によって付け替え可能なレフィル容器3と、容器本体2に対して回動によって着脱可能な上蓋4と、を有し、上蓋4を閉じた状態において、レフィル容器3の口部フランジ15の上面と上蓋4との接触部に環状突起によってシール部25が形成され且つレフィル容器3の口部フランジ15の下面と容器本体2とが高摩擦弾性部材5を介して接触する、付け替え容器1。【選択図】図1
Description
本発明は付け替え容器に関する。
容器本体と、容器本体に対して回動によって付け替え可能なレフィル容器と、容器本体に対して回動によって着脱可能な上蓋と、を有する付け替え容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記のような付け替え容器では、上蓋を開く時にレフィル容器が共回りすると、容器本体へのレフィル容器の取り付け状態が不安定になる虞がある。
そこで本発明の目的は、上蓋を開く時のレフィル容器の共回りを抑制できる付け替え容器を提供することにある。
本発明の一態様は以下のとおりである。
[1]
容器本体と、前記容器本体に対して回動によって付け替え可能なレフィル容器と、前記容器本体に対して回動によって着脱可能な上蓋と、を有し、
前記上蓋を閉じた状態において、前記レフィル容器の口部フランジの上面と前記上蓋との接触部に環状突起によってシール部が形成され且つ前記レフィル容器の前記口部フランジの下面と前記容器本体とが高摩擦弾性部材を介して接触する、付け替え容器。
容器本体と、前記容器本体に対して回動によって付け替え可能なレフィル容器と、前記容器本体に対して回動によって着脱可能な上蓋と、を有し、
前記上蓋を閉じた状態において、前記レフィル容器の口部フランジの上面と前記上蓋との接触部に環状突起によってシール部が形成され且つ前記レフィル容器の前記口部フランジの下面と前記容器本体とが高摩擦弾性部材を介して接触する、付け替え容器。
[2]
前記上蓋を閉じた状態において、前記シール部が前記高摩擦弾性部材と前記容器本体との接触部の真上に位置する、[1]に記載の付け替え容器。
前記上蓋を閉じた状態において、前記シール部が前記高摩擦弾性部材と前記容器本体との接触部の真上に位置する、[1]に記載の付け替え容器。
[3]
前記容器本体が、筒状壁によって形成される外周上端部と、外周面が前記外周上端部よりも拡径する外周中間部と、を有し、
前記レフィル容器が、前記口部フランジの外周縁部から垂下する垂下筒部を有し、
前記上蓋が、蓋頂部と前記蓋頂部から垂下する蓋外周部とを有し、
前記外周上端部と前記垂下筒部が、第1螺合部を介して回動可能であり、
前記外周中間部と前記蓋外周部が、第2螺合部を介して回動可能であり、
前記上蓋を閉じた状態において、前記垂下筒部と前記容器本体が、弾性変形によって周方向両側に乗り越え可能なストッパー部を介して互いに回動を規制される、[1]又は[2]に記載の付け替え容器。
前記容器本体が、筒状壁によって形成される外周上端部と、外周面が前記外周上端部よりも拡径する外周中間部と、を有し、
前記レフィル容器が、前記口部フランジの外周縁部から垂下する垂下筒部を有し、
前記上蓋が、蓋頂部と前記蓋頂部から垂下する蓋外周部とを有し、
前記外周上端部と前記垂下筒部が、第1螺合部を介して回動可能であり、
前記外周中間部と前記蓋外周部が、第2螺合部を介して回動可能であり、
前記上蓋を閉じた状態において、前記垂下筒部と前記容器本体が、弾性変形によって周方向両側に乗り越え可能なストッパー部を介して互いに回動を規制される、[1]又は[2]に記載の付け替え容器。
[4]
前記上蓋が、外側蓋部材と、外側蓋部材の内側に配置され外側蓋部材に保持される内側蓋部材と、を有し、
前記内側蓋部材が、内側外周部材、内側内周部材及び弾性リングによって形成され、
前記上蓋を閉じた状態において、前記内側内周部材の上面と前記内側外周部材の下面とが前記弾性リングを介して接触し且つ前記シール部が前記弾性リングと前記内側外周部材との接触部の真下に位置する、[1]~[3]の何れか1項に記載の付け替え容器。
前記上蓋が、外側蓋部材と、外側蓋部材の内側に配置され外側蓋部材に保持される内側蓋部材と、を有し、
前記内側蓋部材が、内側外周部材、内側内周部材及び弾性リングによって形成され、
前記上蓋を閉じた状態において、前記内側内周部材の上面と前記内側外周部材の下面とが前記弾性リングを介して接触し且つ前記シール部が前記弾性リングと前記内側外周部材との接触部の真下に位置する、[1]~[3]の何れか1項に記載の付け替え容器。
本発明によれば、上蓋を開く時のレフィル容器の共回りを抑制できる付け替え容器を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1~図2に示すように、本発明の第1実施形態において付け替え容器1は、容器本体2と、容器本体2に対して中心軸線Oを中心とする回動によって付け替え可能なレフィル容器3と、容器本体2に対して中心軸線Oを中心とする回動によって着脱可能な上蓋4と、を有する。レフィル容器3は、レフィル容器本体3aと高摩擦弾性部材5を有する。上蓋4は、蓋本体4aとシート状パッキン4bを有する。容器本体2、レフィル容器本体3a及び蓋本体4aの材質は特に限定されず、例えば樹脂によって形成される。容器本体2、レフィル容器本体3a及び蓋本体4aはそれぞれ一体成形物である。なお、容器本体2、レフィル容器本体3a及び蓋本体4aはそれぞれ、これに限らず、複数の部材を組み付けて構成してもよい。
なお、本願において上下方向とは、付け替え容器1を正立姿勢(上蓋4が上側に位置する姿勢)とした時の上下方向であり、本実施形態においては中心軸線Oに沿う方向に一致する。また、本実施形態において、中心軸線Oに直交する直線に沿う方向を径方向ともいい、中心軸線Oを周回する方向を周方向ともいう。
容器本体2は、底部2aと底部2aから上方に延びる外周部2bとを有する。底部2aは底壁6によって形成される。外周部2bは、外周上端部2c、外周中間部2d及び外周下側部分2eを下方に向けてこの順に有する。外周上端部2cは、中心軸線Oを中心とする筒状壁7によって形成される。外周中間部2dは、外周面が外周上端部2cよりも拡径する。また外周中間部2dは、筒状壁7の下端から径方向外側に延びる円環状の中間頂壁8と、中間頂壁8の外周縁から垂下し中心軸線Oを中心とする筒状をなす中間外壁9と、筒状壁7の下端から下方に延びる中間内壁10とによって形成される。外周下側部分2eは、中間外壁9の下端から径方向外側に延びる円環状の下側頂壁11と、下側頂壁11の外周縁から垂下し中心軸線Oを中心とする筒状をなす下側外壁12と、中間内壁10の下端から下方に延びる下側内壁13とによって形成される。下側内壁13の下端は底壁6の外周縁に連なる。なお、下側外壁12は円筒状をなすが、これに限らず例えば角筒状など、円筒状以外の筒状をなす構成としてもよい。
レフィル容器本体3aは、内容物収容部14、口部フランジ15及び垂下筒部16を有する。内容物収容部14は凹状をなし、上端に口部開口17を形成する。また内容物収容部14は、収容部底壁14aと、収容部底壁14aの外周縁から上方に延び中心軸線Oを中心とする筒状をなす収容部外周壁14bとによって形成される。口部フランジ15は、内容物収容部14の外周上端部2c、すなわち収容部外周壁14bの上端部から径方向外側に延びる円環フランジ状をなす。垂下筒部16は、口部フランジ15の外周縁部から垂下し、中心軸線Oを中心とする筒状をなす。
高摩擦弾性部材5は垂下筒部16の内周面の上端部と収容部外周壁14bの外周面の上端部との間に保持され、中心軸線Oを中心とする環状をなす。外周上端部2cと垂下筒部16は、第1螺合部18を介して回動可能である。つまりレフィル容器3は、容器本体2に対して第1螺合部18を介した回動によって付け替え可能である。第1螺合部18は例えば、外周上端部2cに設けられる連続状又は間欠状の雄ねじ部と垂下筒部16に設けられる連続状又は間欠状の雌ねじ部とによって形成される。垂下筒部16と容器本体2は、容器本体2に対するレフィル容器3の第1螺合部18を介したねじ込みが完了し、レフィル容器3の装着が完了した状態において、弾性変形によって周方向両側に乗り越え可能なストッパー部19を介して互いに回動を規制される。ストッパー部19は、垂下筒部16の下端部に設けられる凹凸形状と、外周上端部2cの外周面と外周中間部2dの上面との境目部分に設けられる凹凸形状とによって形成される。なおストッパー部19はこれに限らず、例えば、垂下筒部16の下端部に設けられる凹凸形状と外周上端部2cの外周面の下端部に設けられる凹凸形状とによって形成してもよいし、垂下筒部16の下端部に設けられる凹凸形状と外周中間部2dの上面に設けられる凹凸形状とによって形成してもよい。レフィル容器3の装着が完了した状態では、レフィル容器3の口部フランジ15の下面と容器本体2の外周上端部2c(筒状壁7)の上面とが高摩擦弾性部材5を介して接触し、その結果、容器本体2に対するレフィル容器3の上下方向のがたつきが抑制される。
内容物収容部14に収容される内容物は特に限定されず、例えば化粧品である。
上蓋4は、蓋頂部20と蓋頂部20から垂下する蓋外周部21とを有する。蓋頂部20は、蓋本体4aの頂壁22と、頂壁22の下面に沿って配置され蓋本体4aに保持されるシート状パッキン4bとによって形成される。シート状パッキン4bは、上蓋4を閉じた状態において口部開口17を覆う。蓋本体4aは、頂壁22と蓋外周部21を有する。蓋外周部21は、頂壁22から垂下し、中心軸線Oを中心とする筒状をなす蓋外周壁23によって形成される。蓋外周部21(蓋外周壁23)と外周中間部2d(中間外壁9)は、第2螺合部24を介して回動可能である。つまり上蓋4は、容器本体2に対して第2螺合部24を介した回動によって着脱可能である。第2螺合部24は例えば、蓋外周部21(蓋外周壁23)に設けられる連続状又は間欠状の雌ねじ部と外周中間部2d(中間外壁9)に設けられる連続状又は間欠状の雄ねじ部とによって形成される。上蓋4は、レフィル容器3の装着が完了した状態の容器本体2に対して着脱可能である。
上蓋4を閉じるため、すなわち上蓋4を容器本体2に装着するために上蓋4を容器本体2に対して回動させる方向は、レフィル容器3を容器本体2に装着するためにレフィル容器3を容器本体2に対して回動させる方向に一致する。つまり、上蓋4とレフィル容器3はそれぞれ、上面視で周方向一方側(例えば時計回り方向)への回動により容器本体2に装着され、上面視で周方向他方側への回動により容器本体2から取り外される。
上蓋4を閉じた状態において、レフィル容器3の口部フランジ15の上面と上蓋4の蓋頂部20(シート状パッキン4b)との接触部に中心軸線Oを中心とする環状突起によってシール部25が形成され且つレフィル容器3の口部フランジ15の下面と容器本体2の外周上端部2c(筒状壁7)の上面とが高摩擦弾性部材5を介して接触する。したがって、上蓋4を開く時、シール部25を介して働く上蓋4とレフィル容器3の間の摩擦力が抑制され且つ高摩擦弾性部材5によってレフィル容器3と容器本体2の間の摩擦力が高められることにより、レフィル容器3が共回りするのを抑制することができる。その結果、容器本体2へのレフィル容器3の取り付け状態が不安定になることを抑制することができる。シール部25を形成する環状突起は、口部フランジ15の上面に設けられる。
高摩擦弾性部材5は、口部フランジ15の下面と容器本体2の外周上端部2c(筒状壁7)の上面との少なくとも一方よりも高い摩擦力を生じる。高摩擦弾性部材5は、そのような高い摩擦力を生じる弾性材料によって形成するのが好ましく、そのような弾性材料としては例えばシリコンが挙げられる。
また本実施形態では、上蓋4を閉じた状態において、シール部25が高摩擦弾性部材5と容器本体2(外周上端部2cの上面)との接触部の真上に位置する。したがって、シール部25に上下方向の圧縮力を良好に伝えることができるので、シール性を確保しつつ、シール部25を形成する環状突起の径方向の幅をより細く設定することができる。その結果、上蓋4を開く時にシール部25を介して働く上蓋4とレフィル容器3の間の摩擦力をより一層抑制することができる。
また本実施形態では、ストッパー部19により、共回り抑制効果を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図3~図4に示すように、本発明の第2実施形態の付け替え容器1は、上蓋4を除いては、第1実施形態の場合と同様の構成とされる。本実施形態では上蓋4は、外側蓋部材4cと、外側蓋部材4cの内側に配置され外側蓋部材4cに保持される内側蓋部材4dと、を有する。内側蓋部材4dは、内側外周部材26、内側内周部材27及び弾性リング28によって形成される。外側蓋部材4c、内側外周部材26及び内側内周部材27の材質は特に限定されず、例えば樹脂によって形成される。
上蓋4は、蓋頂部20と蓋頂部20から垂下する蓋外周部21とを有する。蓋頂部20は、外側蓋部材4cの外側頂壁29と、内側内周部材27と、弾性リング28と、内側外周部材26の頂壁部26aとによって形成される。内側内周部材27は、上蓋4を閉じた状態において口部開口17を覆う。外側蓋部材4cは、外側頂壁29と外側周壁30を有する。内側外周部材26は、中心軸線Oを中心とする環状の頂壁部26aと、頂壁部26aの外周縁部から垂下し中心軸線Oを中心とする筒状をなす外周壁部26bと、を有する。蓋外周部21は、外側蓋部材4cの外側周壁30と、内側外周部材26の外周壁部26bとによって形成される。
内側外周部材26の外周壁部26bの外周面は、外側蓋部材4cの外側周壁30の内周面に上面視で周方向一方側と周方向他方側に回転が規制された状態で嵌合によって取り付けられ保持される。
内側外周部材26の頂壁部26aは、それぞれ中心軸線Oを中心とする環状をなす下壁部31、段差壁部32及び上壁部33によって形成される。上壁部33は、下壁部31に対して上側に段差状にずらして設けられ、上壁部33の外周縁部は下壁部31の内周縁部に段差壁部32を介して連なる。内側内周部材27は、内側内周頂壁27a、嵌合筒27b及び規制筒27cによって形成される。内側内周頂壁27aは、上面視で中心軸線Oを中心とする円形をなす。嵌合筒27bは、内側内周頂壁27aから上方に延び、中心軸線Oを中心とする筒状をなす。嵌合筒27bの外周面は、内側内周部材27が内側外周部材26に上下方向に変位可能に保持されるように、上壁部33の内周縁部に係合する。規制筒27cは、嵌合筒27bよりも径方向外側且つ内側内周頂壁27aの外周縁よりも径方向内側において内側内周頂壁27aから上方に延び、中心軸線Oを中心とする筒状をなす。内側内周頂壁27aの外周縁部と規制筒27cとの境目部分と、上壁部33と段差壁部32との境目部分との間には、中心軸線Oを中心とする環状の弾性リング28が配置され、保持される。
蓋外周部21と外周中間部2d(中間外壁9)は、第2螺合部24を介して回動可能である。つまり上蓋4は、容器本体2に対して第2螺合部24を介した回動によって着脱可能である。第2螺合部24は例えば、蓋外周部21(内側外周部材26の外周壁部26b)に設けられる連続状又は間欠状の雌ねじ部と外周中間部2d(中間外壁9)に設けられる連続状又は間欠状の雄ねじ部とによって形成される。上蓋4は、レフィル容器3の装着が完了した状態の容器本体2に対して着脱可能である。
上蓋4を閉じるため、すなわち上蓋4を容器本体2に装着するために上蓋4を容器本体2に対して回動させる方向は、レフィル容器3を容器本体2に装着するためにレフィル容器3を容器本体2に対して回動させる方向に一致する。つまり、上蓋4とレフィル容器3はそれぞれ、上面視で周方向一方側(例えば時計回り方向)への回動により容器本体2に装着され、上面視で周方向他方側への回動により容器本体2から取り外される。
上蓋4を閉じた状態において、レフィル容器3の口部フランジ15の上面と上蓋4の蓋頂部20(内側内周部材27)との接触部に中心軸線Oを中心とする環状突起によってシール部25が形成され且つレフィル容器3の口部フランジ15の下面と容器本体2の外周上端部2c(筒状壁7)の上面とが高摩擦弾性部材5を介して接触する。したがって、上蓋4を開く時、シール部25を介して働く上蓋4とレフィル容器3の間の摩擦力が抑制され且つ高摩擦弾性部材5によってレフィル容器3と容器本体2の間の摩擦力が高められることにより、レフィル容器3が共回りするのを抑制することができる。その結果、容器本体2へのレフィル容器3の取り付け状態が不安定になることを抑制することができる。シール部25を形成する環状突起は、内側内周部材27の下面に設けられる。
また本実施形態では、上蓋4を閉じた状態において、シール部25が高摩擦弾性部材5と容器本体2(外周上端部2cの上面)との接触部の真上に位置する。したがって、シール部25に高摩擦弾性部材5からの上下方向の圧縮力を良好に伝えることができるので、シール性を確保しつつ、シール部25を形成する環状突起の径方向の幅をより細く設定することができる。その結果、上蓋4を開く時にシール部25を介して働く上蓋4とレフィル容器3の間の摩擦力をより一層抑制することができる。
また本実施形態では、上蓋4を閉じた状態において、内側内周部材27の上面と内側外周部材26の下面とが弾性リング28を介して接触し且つシール部25が弾性リング28と内側外周部材26(上壁部33の下面)との接触部の真下に位置する。したがって、シール部25に弾性リング28からの上下方向の圧縮力を良好に伝えることができるので、シール部25を形成する環状突起の径方向の幅をより一層細く設定することができる。その結果、上蓋4を開く時にシール部25を介して働く上蓋4とレフィル容器3の間の摩擦力をより一層抑制することができる。
また本実施形態では、ストッパー部19により、共回り抑制効果を高めることができる。
本発明は前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前述した実施形態の付け替え容器1は、容器本体2と、容器本体2に対して回動によって付け替え可能なレフィル容器3と、容器本体2に対して回動によって着脱可能な上蓋4と、を有し、上蓋4を閉じた状態において、レフィル容器3の口部フランジ15の上面と上蓋4との接触部に環状突起によってシール部25が形成され且つレフィル容器3の口部フランジ15の下面と容器本体2とが高摩擦弾性部材5を介して接触する、付け替え容器1である限り変更可能である。
例えば、高摩擦弾性部材5がレフィル容器3ではなく容器本体2に保持される構成としてもよい。上蓋4を閉じた状態において、シール部25が高摩擦弾性部材5と容器本体2との接触部の真上に位置しない構成としてもよい。ストッパー部19を設けない構成としてもよい。
1 付け替え容器
2 容器本体
2a 底部
2b 外周部
2c 外周上端部
2d 外周中間部
2e 外周下側部分
3 レフィル容器
3a レフィル容器本体
4 上蓋
4a 蓋本体
4b シート状パッキン
4c 外側蓋部材
4d 内側蓋部材
5 高摩擦弾性部材
6 底壁
7 筒状壁
8 中間頂壁
9 中間外壁
10 中間内壁
11 下側頂壁
12 下側外壁
13 下側内壁
14 内容物収容部
14a 収容部底壁
14b 収容部外周壁
15 口部フランジ
16 垂下筒部
17 口部開口
18 第1螺合部
19 ストッパー部
20 蓋頂部
21 蓋外周部
22 頂壁
23 蓋外周壁
24 第2螺合部
25 シール部
26 内側外周部材
26a 頂壁部
26b 外周壁部
27 内側内周部材
27a 内側内周頂壁
27b 嵌合筒
27c 規制筒
28 弾性リング
29 外側頂壁
30 外側周壁
31 下壁部
32 段差壁部
33 上壁部
O 中心軸線
2 容器本体
2a 底部
2b 外周部
2c 外周上端部
2d 外周中間部
2e 外周下側部分
3 レフィル容器
3a レフィル容器本体
4 上蓋
4a 蓋本体
4b シート状パッキン
4c 外側蓋部材
4d 内側蓋部材
5 高摩擦弾性部材
6 底壁
7 筒状壁
8 中間頂壁
9 中間外壁
10 中間内壁
11 下側頂壁
12 下側外壁
13 下側内壁
14 内容物収容部
14a 収容部底壁
14b 収容部外周壁
15 口部フランジ
16 垂下筒部
17 口部開口
18 第1螺合部
19 ストッパー部
20 蓋頂部
21 蓋外周部
22 頂壁
23 蓋外周壁
24 第2螺合部
25 シール部
26 内側外周部材
26a 頂壁部
26b 外周壁部
27 内側内周部材
27a 内側内周頂壁
27b 嵌合筒
27c 規制筒
28 弾性リング
29 外側頂壁
30 外側周壁
31 下壁部
32 段差壁部
33 上壁部
O 中心軸線
Claims (4)
- 容器本体と、前記容器本体に対して回動によって付け替え可能なレフィル容器と、前記容器本体に対して回動によって着脱可能な上蓋と、を有し、
前記上蓋を閉じた状態において、前記レフィル容器の口部フランジの上面と前記上蓋との接触部に環状突起によってシール部が形成され且つ前記レフィル容器の前記口部フランジの下面と前記容器本体とが高摩擦弾性部材を介して接触する、付け替え容器。 - 前記上蓋を閉じた状態において、前記シール部が前記高摩擦弾性部材と前記容器本体との接触部の真上に位置する、請求項1に記載の付け替え容器。
- 前記容器本体が、筒状壁によって形成される外周上端部と、外周面が前記外周上端部よりも拡径する外周中間部と、を有し、
前記レフィル容器が、前記口部フランジの外周縁部から垂下する垂下筒部を有し、
前記上蓋が、蓋頂部と前記蓋頂部から垂下する蓋外周部とを有し、
前記外周上端部と前記垂下筒部が、第1螺合部を介して回動可能であり、
前記外周中間部と前記蓋外周部が、第2螺合部を介して回動可能であり、
前記上蓋を閉じた状態において、前記垂下筒部と前記容器本体が、弾性変形によって周方向両側に乗り越え可能なストッパー部を介して互いに回動を規制される、請求項1又は2に記載の付け替え容器。 - 前記上蓋が、外側蓋部材と、外側蓋部材の内側に配置され外側蓋部材に保持される内側蓋部材と、を有し、
前記内側蓋部材が、内側外周部材、内側内周部材及び弾性リングによって形成され、
前記上蓋を閉じた状態において、前記内側内周部材の上面と前記内側外周部材の下面とが前記弾性リングを介して接触し且つ前記シール部が前記弾性リングと前記内側外周部材との接触部の真下に位置する、請求項1又は2に記載の付け替え容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022086273A JP2023173787A (ja) | 2022-05-26 | 2022-05-26 | 付け替え容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022086273A JP2023173787A (ja) | 2022-05-26 | 2022-05-26 | 付け替え容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023173787A true JP2023173787A (ja) | 2023-12-07 |
Family
ID=89030256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022086273A Pending JP2023173787A (ja) | 2022-05-26 | 2022-05-26 | 付け替え容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023173787A (ja) |
-
2022
- 2022-05-26 JP JP2022086273A patent/JP2023173787A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1150412A (zh) | 分配密封装置筒形插装式阀系统 | |
JP2011213372A (ja) | 合成樹脂製容器蓋 | |
JP6084113B2 (ja) | 中栓付き容器 | |
JP4919877B2 (ja) | 二重容器 | |
JP2023173787A (ja) | 付け替え容器 | |
JP6925744B2 (ja) | レフィル容器 | |
JP5074979B2 (ja) | 混合容器 | |
JP2009208778A (ja) | 容器用キャップ | |
JP7365666B2 (ja) | キャップ | |
JP6974102B2 (ja) | 混合キャップ | |
JP7184463B2 (ja) | 付け替え容器 | |
JP7527167B2 (ja) | 注出容器 | |
CN217946138U (zh) | 一种新型排气盖 | |
JP7510869B2 (ja) | レフィル容器、及び付け替え容器 | |
JP7337022B2 (ja) | レフィル体及び二重容器 | |
JP7330861B2 (ja) | キャップ、及びキャップ付き容器 | |
JP7587968B2 (ja) | チューブ容器、及び吐出容器 | |
JP7482721B2 (ja) | 二重容器 | |
JP7370249B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP7504553B2 (ja) | 詰め替え容器及び詰め替え容器セット | |
JP7424904B2 (ja) | 注出容器 | |
JP5705587B2 (ja) | キャップ付き容器 | |
JP2024004927A (ja) | レフィル容器 | |
JP7134117B2 (ja) | キャップ | |
JP2008273531A (ja) | 容器蓋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20241206 |