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JP2023130743A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

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JP2023130743A
JP2023130743A JP2022035208A JP2022035208A JP2023130743A JP 2023130743 A JP2023130743 A JP 2023130743A JP 2022035208 A JP2022035208 A JP 2022035208A JP 2022035208 A JP2022035208 A JP 2022035208A JP 2023130743 A JP2023130743 A JP 2023130743A
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Abstract

【課題】商品棚が写された撮像画像の撮像時において、当該撮像画像における商品検出処理の検出対象範囲を設定可能とする。
【解決手段】表示処理部24は、カメラ18によって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像42をディスプレイ16に表示させる。検出対象範囲設定部26は、ライブビュー画像42の表示中におけるユーザの操作に応じて、カメラ18で撮像して得られる撮像画像の全部又は一部である検出対象範囲50を設定する。商品検出処理部30は、カメラ18で撮像して得られた撮像画像のうち、検出対象範囲設定部26が設定した検出対象範囲50に対して、商品を検出する商品検出処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
従来、商品が配置された商品棚をカメラで撮像して撮像画像を取得し、当該撮像画像を解析することで、当該商品棚に配置された商品を検出する商品検出処理が行われている。
例えば、特許文献1には、商品棚を撮影して得られた撮影画像から商品を検出する棚割情報生成装置であって、ユーザが撮影画像の商品棚の段の位置を指定し、撮影画像から検出された商品の位置と、ユーザによって指定された商品棚の段の位置との関係に基づいて、検出された商品が配置されている段を特定する棚割情報生成装置が開示されている。特許文献2又は3には、商品棚を撮影して得られた撮影画像から商品を検出する棚割情報生成装置であって、カメラで撮像して得られるライブビュー画像(ファインダ画像)上に、商品棚の位置を表すガイドマークを表示させ、当該ガイドマークに合わせて商品棚を撮影可能な棚割情報生成装置が開示されている。
特許第6623565号公報 特許第6933273号公報 特許第6679847号公報
ところで、商品棚を撮像して得られた撮像画像から商品を検出する商品検出処理を行う際に、当該撮像画像の一部分のみを商品検出処理の対象としたい場合がある。その理由として、これに限られるものではないが、例えば、複数の商品棚に配置された商品を商品棚毎に検出したい場合、注目商品棚以外の他の商品棚の一部(又は全部)が撮像画像に写り込んでしまうと、他の商品棚に配置された商品も注目商品棚に配置された商品として検出されてしまう場合があるからである。また、撮影画像に写っている、注目商品棚以外にある物体(商品とは限らない)が、商品検出処理の精度を低下させる要因になる場合も考えられる。
したがって、撮像画像において、商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定するのがよい。ここで、商品棚を撮影した後に、撮影により得られた画像データに対して、人の手によって検出対象範囲を設定することも考えられる。しかしながら、そのようにすると、当該画像データを何らかの装置にて表示させた上で検出対象範囲を特定しなければならず手間となる。また、撮影者と検出対象範囲の設定者が異なる場合などにあっては、画像データの内容によっては、正しい検出対象範囲が事後的に分からなくなるといった問題も発生し得る。
本発明の目的は、商品棚が写された撮像画像の撮像時において、当該撮像画像における商品検出処理の検出対象範囲を設定可能とすることにある。
請求項1に係る発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定し、前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行する、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定し、前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行する商品検出処理装置に対して、前記撮像画像及び前記検出対象範囲を示す情報を送信する、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記プロセッサは、前記ライブビュー画像が表示された前記表示部に対する前記ユーザの操作に応じて、前記検出対象範囲を設定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記プロセッサは、前記表示部に対する前記ユーザのスライド操作に応じて、前記検出対象範囲の大きさを変更する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記プロセッサは、前記ユーザから前記検出対象範囲の輪郭の指定を受け付ける、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記プロセッサは、設定した前記検出対象範囲を示す態様で前記ライブビュー画像を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、前記プロセッサは、前記ライブビュー画像の前記検出対象範囲以外の部分は表示しない、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に係る発明は、前記プロセッサは、前記検出対象範囲に対して物体を検出する物体検出処理を実行し、前記物体検出処理の結果を示す情報を前記ライブビュー画像と共に前記表示部に表示させる、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項9に係る発明は、前記プロセッサは、前記検出対象範囲に基づいて前記撮像画像をトリミングし、トリミングされた前記撮像画像を前記商品検出処理装置に送信する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項10に係る発明は、コンピュータに、カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定させ、前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項11に係る発明は、コンピュータに、カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定させ、前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行する商品検出処理装置に対して、前記撮像画像及び前記検出対象範囲を示す情報を送信させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1、2、10、又は11に係る発明によれば、商品棚が写された撮像画像の撮像時において、当該撮像画像における商品検出処理の検出対象範囲を設定することができる。
請求項3に係る発明によれば、ユーザは、ライブビュー画像が表示された表示部に対する操作によって検出対象範囲を設定することができる。
請求項4に係る発明によれば、ユーザは、ライブビュー画像が表示された表示部に対するスライド操作によって検出対象範囲を設定することができる。
請求項5に係る発明によれば、検出対象範囲を明示的に設定することができる。
請求項6に係る発明によれば、ユーザは、ライブビュー画像において設定した検出対象範囲を確認することができる。
請求項7に係る発明によれば、ユーザは、ライブビュー画像において検出対象範囲以外の部分が表示された場合に比して、検出対象範囲をより明確に把握することができる。
請求項8に係る発明によれば、ユーザは、物体検出処理の結果を参考にして検出対象範囲を設定することができる。
請求項9に係る発明によれば、撮像画像のうち、商品検出処理に必要な部分のみを商品検出装置に送信することができる。
第1実施形態に係る情報処理装置の構成概略図である。 撮影画面の例を示す図である。 スライド操作により検出対象範囲が設定される例を示す第1の図である。 スライド操作により検出対象範囲が設定される例を示す第2の図である。 検出対象範囲の他の表示例を示す図である。 スライド操作により検出対象範囲が設定される例を示す第3の図である。 スライド操作により検出対象範囲が設定される例を示す第4の図である。 検出対象範囲の他の例を示す図である。 棚割情報の例を示す図である。 物体検出処理の結果の表示例を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムの構成概略図である。 第2実施形態に係る情報処理装置の構成概略図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置10の構成概略図である。情報処理装置10は、カメラ機能を備え、ユーザが携帯して利用可能な装置である。詳しくは後述するように、情報処理装置10は、商品棚を撮像し、それにより得られた撮像画像データ(本明細書では、画像データを単に「画像」と記載する場合がある)を解析することで、当該撮像画像に映っている商品(当該商品棚に置かれている商品)を検出する装置である。したがって、情報処理装置10のユーザは、商品を製造しているメーカの従業員、当該商品が置かれている店の従業員、あるいは、店の売り場作りを支援するサービスを提供する企業の従業員などである。情報処理装置10は、例えば、タブレット端末やスマートフォンなどであるが、これらに限られるものではない。
通信インターフェース12は、例えばNIC(Network Interface Card)を含んで構成される。通信インターフェース12は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、あるいは移動体通信ネットワークなどの通信回線を介して他の装置と通信する機能を発揮する。
入力インターフェース14は、例えば各種ボタンやタッチパネルを含んで構成される。入力インターフェース14は、情報処理装置10のユーザからの指示を情報処理装置10に入力するために用いられる。
表示部としてのディスプレイ16は、例えば液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネルを含んで構成される。ディスプレイ16には、後述のプロセッサ22(特に表示処理部24)の制御に従って、種々の画面が表示される。
カメラ18は、デジタルカメラであり、レンズなどの光学系や、光学系からの光を電気信号に変換して画像を形成するCCD(Charge Coupled Device)などのイメージセンサを含んで構成される。カメラ18は静止画像を取得するスチルカメラであってもよいし、動画像を取得するビデオカメラであってもよい。カメラ18はズーム機能(光学ズーム又はデジタルズームの少なくとも一方)を有しているとよい。
メモリ20は、eMMC(embedded Multi Media Card)、ROM(Read Only Memory)、あるいはRAM(Random Access Memory)などを含んで構成される。メモリ20には、情報処理装置10の各部を動作させるための情報処理プログラムが記憶される。なお、情報処理プログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ又はCD-ROMなどのコンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体に格納することもできる。情報処理装置10は、そのような記憶媒体から情報処理プログラムを読み取って実行することができる。
プロセッサ22は、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)など)、及び、専用の処理装置(例えばGPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、あるいは、プログラマブル論理デバイスなど)の少なくとも1つを含んで構成される。プロセッサ22としては、1つの処理装置によるものではなく、物理的に離れた位置に存在する複数の処理装置の協働により構成されるものであってもよい。図2に示すように、プロセッサ22は、メモリ20に記憶された情報処理プログラムに従って、表示処理部24、検出対象範囲設定部26、対象画像特定部28、及び商品検出処理部30としての機能を発揮する。
表示処理部24は、ディスプレイ16に種々の画面を表示させる。特に、表示処理部24は、ユーザによってカメラ機能が起動されると、撮影画像を取得するための撮影画面をディスプレイ16に表示させる。
図2は、ディスプレイ16に表示された撮影画面40の例を示す図である。本明細書における図面においては、ディスプレイ16に表示された画面の左右方向をX軸とし、画面の上下方向をY軸としている。撮影画面40には、カメラ18が撮像して得られたライブビュー画像42が含まれる。ライブビュー画像42とは、カメラ18のイメージセンサが生成した画像であってリアルタイムにディスプレイ16に表示される画像である。上述のように、情報処理装置10は、商品が置かれた商品棚を撮影するものであるから、ライブビュー画像42には、商品に対応する商品像M及び商品棚に対応する商品棚像Sが含まれる。なお、撮影画面40には、撮影ボタン44が含まれる。ユーザが撮影ボタン44を操作することで、静止画像の撮影(又は動画像の撮影開始)をすることができる。
本明細書において、「撮影」とは、ユーザの指示などに応じて、カメラ18のイメージセンサにより生成された画像を、撮影画像(つまり静止画ファイル又は動作ファイル)としてメモリ20記憶させることを意味するものとする。また、「撮像」とは、カメラ18のイメージセンサにより生成された画像がメモリ20に記憶されるか否かを問わず、当該イメージセンサによって画像を生成することを意味するものとする。すなわち、「撮像」は「撮影」の上位概念であり「撮像画像」には「撮影画像」が含まれる。例えば、ライブビュー画像42は、「撮像画像」に含まれるが「撮影画像」には含まれない。
情報処理装置10において、カメラ18により撮像された撮像画像を解析することで、当該撮像画像に含まれる商品を検出する商品検出処理が実行されるところ、情報処理装置10においては、ライブビュー画像42の表示中、すなわち撮像画像の撮影時において、撮像画像において商品検出処理の対象となる検出対象範囲を設定可能となっている。
検出対象範囲設定部26は、ライブビュー画像42の表示中におけるユーザの操作に応じて、カメラ18で撮像して得られる撮像画像における、商品検出処理の対象である検出対象範囲を設定する。検出対象範囲は、撮像画像の全部であってもよいし、撮像画像の一部であってもよい。本実施形態では、検出対象範囲設定部26は、ライブビュー画像42が表示されたディスプレイ16(タッチパネル)に対するユーザの操作に応じて、ライブビュー画像42上において検出対象範囲を設定する。特に、検出対象範囲設定部26は、指やスタイラスをディスプレイ16に接触させながら移動させるスライド操作に応じて、ライブビュー画像42上において検出対象範囲を設定する。
例えば、表示処理部24は、撮影画面40において、ライブビュー画像42と共に、スライドバー46、及び、ユーザのスライド操作によってスライドバー46上を移動可能なスライダ48を表示させる。図2の例では、スライドバー46は画面の上下方向(Y軸方向)に延伸しており、スライダ48は画面の上下方向に移動可能となっているが、スライドバー46の延伸方向(スライダ48の移動方向)はこれには限られない。初期状態(撮影画面40の表示開始時)において、スライダ48はスライドバー46の中央(上下方向中央)に位置しており、初期状態においては、ライブビュー画像42の全部(撮像画像の全部)が検出対象範囲となっている。ライブビュー画像42は矩形であるから、初期状態において検出対象範囲は矩形であると言える。
ユーザによってスライダ48がスライドバー46に沿って移動させられたことに応じて、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲の形状を変更する。例えば、図3に示すように、スライダ48を初期位置からスライドバー46の一端側(図3の例では下端側(Y軸正方向側))に移動させるようにユーザがスライド操作を行うと、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さ(Y軸方向における長さ)が小さくなるように、検出対象範囲50の形状を変更する。ユーザがスライダ48の位置をスライドバー46の中央に対してより下端側に位置させるほど、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さをより小さくするとよい。換言すれば、スライダ48がスライドバー46の中央から徐々に下側に移動するにつれ、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さを徐々に小さくしていくとよい。
一方、図4に示すように、スライダ48を初期位置からスライドバー46の他端側(図3の例では上端側(Y軸負方向側))に移動させるようにユーザがスライド操作を行うと、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅(X軸方向における長さ)が小さくなるように、検出対象範囲50の形状を変更する。ユーザがスライダ48の位置をスライドバー46の中央に対してより上端側に位置させるほど、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅をより小さくするとよい。換言すれば、スライダ48がスライドバー46の中央から徐々に上側に移動するにつれ、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅を徐々に小さくするとよい。
表示処理部24は、検出対象範囲設定部26が設定した検出対象範囲50を示す態様でライブビュー画像42を表示させるとよい。これにより、ユーザは、設定された検出対象範囲50を把握することができる。例えば、表示処理部24は、図3又は図4に示すように、検出対象範囲50の輪郭を示す枠52をライブビュー画像42に重畳させて表示させるとよい。好適には、表示処理部24は、検出対象範囲50の設定中(例えばユーザがスライダ48を操作していている間)においても検出対象範囲50を示すとよい。この場合、ユーザのスライド操作に応じて、枠52の形状が徐々に変化することになる。
また、表示処理部24は、図5に示すように、ライブビュー画像42のうち、検出対象範囲50以外の部分は表示しないようにしてもよい。これによれば、検出対象範囲50以外の部分が表示された場合に比して、ユーザは、より明確に検出対象範囲50を把握することができる。
検出対象範囲50を設定するためのスライド操作は、上述のスライダ48を移動させる操作に限られない。例えば、検出対象範囲50を設定するためのスライド操作としては、2つの指をディスプレイ16に接触させ、当該2つの指のディスプレイ16との接触位置を近付ける又は遠ざけるピンチ操作であってよい。なお、2つの指のディスプレイ16との接触位置を近付ける操作をピンチイン操作と呼び、2つの指のディスプレイ16との接触位置を遠ざける操作をピンチアウト操作と呼ぶ。
具体的には、図6に示すように、ディスプレイ16に接触させた2つの指を画面の上下方向に移動させて近づけるピンチイン操作をユーザが行った場合、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さが小さくなるように、検出対象範囲50の形状を変更する。ユーザが当該2つの指をより近付けるほど、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さをより小さくするとよい。換言すれば、ユーザが当該2つの指を近付けるにつれ、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さを徐々に小さくするとよい。
反対に、ディスプレイ16に接触させた2つの指を画面の上下方向に移動させて遠ざけるピンチアウト操作をユーザが行った場合、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さが大きくなるように、検出対象範囲50の形状を変更する。ユーザが当該2つの指をより遠ざけるほど、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さをより大きくするとよい。換言すれば、ユーザが当該2つの指を遠ざけるにつれ、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さを徐々に大きくするとよい。
一方、図7に示すように、ディスプレイ16に接触させた2つの指を画面の左右方向に移動させて近づけるピンチイン操作をユーザが行った場合、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅が小さくなるように、検出対象範囲50の形状を変更する。ユーザが当該2つの指をより近付けるほど、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅をより小さくするとよい。換言すれば、ユーザが当該2つの指を近付けるにつれ、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅を徐々に小さくするとよい。
反対に、ディスプレイ16に接触させた2つの指を画面の左右方向に移動させて遠ざけるピンチアウト操作をユーザが行った場合、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅が大きくなるように、検出対象範囲50の形状を変更する。ユーザが当該2つの指をより遠ざけるほど、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅をより大きくするとよい。換言すれば、ユーザが当該2つの指を遠ざけるにつれ、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の幅を徐々に大きくするとよい。
検出対象範囲50が撮像画像の一部に設定された場合、検出対象範囲設定部26は、ユーザ操作に応じて、検出対象範囲50の位置を変更可能であるとよい。例えば、ユーザが検出対象範囲50内をタッチした上でスライド操作をした場合、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の大きさ及び形状を維持しつつ、ユーザが指示した位置に検出対象範囲50の位置を移動させるとよい。
なお、検出対象範囲50を設定するためのユーザ操作は、ライブビュー画像42が表示されたディスプレイ16(タッチパネル)に対するユーザの操作に限られない。例えば、検出対象範囲設定部26は、ライブビュー画像42の表示中において、情報処理装置10が備えるボタンやスイッチなどをユーザが操作したことに応じて、検出対象範囲50を設定(例えば検出対象範囲50の形状を変更)するようにしてもよい。
本実施形態では、ユーザは、検出対象範囲50の輪郭(換言すれば外形)を直接的に指定している。すなわち、検出対象範囲50は、ユーザから検出対象範囲50の輪郭の指定を受け付け、当該指定が示す輪郭を有する検出対象範囲50を設定する。ユーザが検出対象範囲50の輪郭を直接的に指定しない態様を採用することも考えられる。例えば、ユーザがライブビュー画像42内のある点を指定し、当該点を中心とする所定範囲を検出対象範囲50とすることも考えられる。あるいは、ユーザがライブビュー画像42内において線分(例えば棚板に沿った線分)を指定し、当該線分に応じた所定範囲を検出対象範囲50とすることも考えられる。もちろん、このような実施形態も採用し得るが、このような場合、検出対象範囲50の際をユーザが直接的に指定しておらず、検出対象範囲50の輪郭の細かい設定が困難となる場合も生じ得る。したがって、本実施形態では、検出対象範囲50の輪郭をユーザが指定することを可能にしている。
図3、図4、図6、及び図7で示した例のように、検出対象範囲設定部26が、検出対象範囲50を矩形に維持しつつ、ユーザ指示に応じてその形状を変更している場合、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50のアスペクト比を変更している、ということもできる。なお、検出対象範囲50の高さをHとし、幅をWとした場合、アスペクト比Rは以下の式で算出される。
R=H/W
特に、本実施形態では、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50の高さ及び幅を個別的に自由に設定可能となっている。すなわち、検出対象範囲設定部26は、検出対象範囲50のアスペクト比を自由に(16:9や4:3といった特定のアスペクト比に限られず)設定できると言える。換言すれば、本実施形態では、ユーザは、検出対象範囲50のアスペクト比を自由に設定できる。
検出対象範囲50は、必ずしも矩形である必要はない。例えば、撮影対象の商品棚の形状や商品の配置の状態などに応じて、検出対象範囲設定部26は、矩形以外の形状の検出対象範囲50を設定可能であってもよい。例えば、図8に示すように、検出対象範囲50は凸型であってもよい。その他、検出対象範囲50としては、例えば、円形、凹型、ハート型、あるいは星型など、種々の形状であってよい。
具体的には、検出対象範囲50として利用できる種々の形状を予め記憶させておき、表示処理部24が検出対象範囲50の選択画面をディスプレイ16に表示させる。ユーザが当該選択画面において所望の形状を選択すると、検出対象範囲設定部26は、当該形状の検出対象範囲50を、ライブビュー画像42において、所定の大きさ及び所定の位置に設定する。その後、ユーザ操作(例えば検出対象範囲50に対するスライド操作)に応じて、検出対象範囲設定部26は、設定された検出対象範囲50の形状を維持しつつ、その大きさや位置を変更する。
上述のように、カメラ18はズーム機能を有している。ユーザは、ズーム機能を利用することによって、カメラ18と商品棚の相対位置関係を維持しつつ、撮像画像(例えばライブビュー画像42)の撮像範囲や、撮像画像における商品棚像Sや商品像Mの大きさを変更することができる。ユーザは、ズーム機能と、上述の検出対象範囲50の設定機能を組み合わせることで、検出対象範囲50をより好適な範囲に設定することができる。
また、撮像画像の撮影支援として、表示処理部24は、ライブビュー画像42において、X軸方向及びY軸方向に延伸する格子上の線からなるグリッドを表示させるとよい。
図1に戻り、対象画像特定部28は、カメラ18によって撮像された撮像画像の中から、商品検出処理の対象となる撮像画像である対象画像を特定する。例えば、対象画像特定部28は、ユーザが撮影ボタン44を操作することで撮影された静止画の撮影画像を対象画像として特定する。ユーザが複数の静止画の撮影画像を撮影した場合は、対象画像特定部28は、当該複数の撮影画像のうちユーザによって指定された撮影画像を対象画像とするようにしてもよい。また、対象画像特定部28は、ユーザが撮影ボタン44を操作することで撮影された動画像の内の所定フレームを対象画像として特定してもよい。所定フレームはユーザが選択してもよいし、対象画像特定部28が自動的に選択してもよい。
また、対象画像特定部28は、撮影画像ではない撮像画像を対象画像とすることができる。例えば、ライブビュー画像42の内の所定フレームを対象画像として特定することができる。本実施形態では、ライブビュー画像42上において検出対象範囲50を設定するので、例えば、対象画像特定部28は、ユーザによる検出対象範囲50の設定が完了したか否かを判定した上で、設定完了後のライブビュー画像42を対象画像とすることができる。検出対象範囲50の設定が完了したか否かの判定は、例えば、検出対象範囲50の設定完了の通知をユーザが入力したことに基づいて判定してもよいし、あるいは、検出対象範囲50が所定時間変更されなかったことに基づいて判定してもよい。撮像画像を対象画像とすることで、ユーザは、撮影ボタン44を操作するなどの撮影操作を行うことなく、また、画像ファイルを取得することなく、カメラ18を商品棚に向けるだけで商品検出処理を実行させることが可能となる。
対象画像特定部28が対象画像を特定すると、当該対象画像と、当該対象画像における検出対象範囲50を示す情報が関連付けられてメモリ20に記憶される。例えば、検出対象範囲50が矩形である場合、検出対象範囲50を示す情報は、検出対象範囲50の四隅の座標(対象画像上の座標)であってよい。また、検出対象範囲50が矩形以外の形状である場合、検出対象範囲50を示す情報は、検出対象範囲50の外接矩形の四隅の座標及び当該検出対象範囲50の形状を示す形状情報であってよい。また、対象画像特定部28は、検出対象範囲50に基づいて対象画像をトリミングした(換言すれば対象画像から検出対象範囲50を抽出した)トリミング画像を保持するようにしてもよい。この場合、トリミング画像全体が検出対象範囲50となるから、トリミング画像自体が検出対象範囲50を示す情報となる。
商品検出処理部30は、対象画像特定部28が特定した対象画像のうちの、検出対象範囲設定部26が設定した検出対象範囲50に対して、商品を検出する商品検出処理を実行する。本実施形態における商品検出処理は、検出対象範囲50から物体を検出する物体検出処理、及び、検出された物体が何の商品であるかを特定する商品特定処理を含む。また、商品検出処理には、特定された商品の配置位置を検出する位置検出処理を含んでいてもよい。
まず、商品検出処理部30は、検出対象範囲50に対して物体検出処理を実行する。物体検出処理としては、既知の技術を利用することができる。例えば、検出対象範囲50に対してエッジ抽出処理を実行することで物体像の輪郭を抽出し、抽出された物体像の輪郭に基づいて物体像を検出することができる。なお、物体検出処理の段階では、検出された物体(商品)の商品カテゴリや商品名はまだ特定されていない状態である。
次いで、商品検出処理部30は、物体検出処理で検出された物体が何の商品であるかを特定する商品特定処理を実行する。本実施形態では、商品検出処理部30は、商品像を含む画像を入力することで当該商品が何であるかを特定するように十分に学習された学習器を用いて、当該商品を特定する。具体的には、商品検出処理部30は、物体検出処理により得られた物体像の外接矩形(バウンディングボックス)内の範囲を対象画像から切り出して商品画像を得て、当該商品画像を学習器に入力し、当該学習器の出力に基づいて当該商品を特定する。
ここで、学習器の出力結果の精度を向上させるべく、ユーザは、商品画像が示す商品の商品カテゴリ(例えば「飲み物」や「お菓子」など)を併せて学習器に入力するとよい。一般的に、商品棚において、同じ商品カテゴリの商品がまとめて置かれる場合が多いため、検出対象範囲50に同じ商品カテゴリの商品が含まれるようにすることで、ユーザは、1つの対象画像から検出された複数の商品の商品カテゴリを一括して指定することも可能である。
なお、物体検出処理によって、商品ではない物体が検出される場合もあり得る。その場合、商品検出処理部30は、当該物体像を含む画像を入力した学習器の出力に基づいて、当該画像には商品像が含まれていないと判定することができる。
また、商品検出処理部30は、検出対象範囲50における各商品像(商品が特定された物体像)の検出位置に基づいて、商品の配置位置を検出する位置検出処理を実行する。例えば、商品検出処理部30は、検出対象範囲50において、複数の商品像が上下方向に3つ並ぶように検出されたのであれば、当該検出対象範囲50において3段の棚があると把握することができる。また、検出対象範囲50における、左右方向における商品像の検出位置に基づいて、検出対象範囲50内において、当該商品が商品棚の左から(又は右から)何番目に配置されているかを把握することができる。
商品検出処理部30は、上述のような商品検出処理を実行することで、検出対象範囲50から検出された商品とその位置を示す棚割情報を生成する。図9は、棚割情報の例を示す図である。図9に示す棚割情報においては、当該検出対象範囲50から検出された商品を一意に識別する識別ID、特定された商品名、及び当該商品の配置位置(商品棚の何段目か、及び、商品棚の左右方向における位置)などが互いに関連付けられて記憶される。棚割情報には、撮像対象の商品棚の設置店舗、当該商品棚が当該店舗内のどの商品棚であるのか、あるいは、対象画像の撮影日時などの属性情報が付加されていてもよい。
当該棚割情報はユーザに提供される。
商品検出処理部30は、対象画像特定部28により対象画像が特定されるに先立って、ライブビュー画像42のうちの検出対象範囲50に対して、商品検出処理のうちの物体検出処理を実行し、表示処理部24が、当該物体検出処理の結果をライブビュー画像42と共にディスプレイ16に表示させるようにしてもよい。例えば、表示処理部24は、図10に示すように、物体検出処理により検出された物体の外接矩形であるバウンディングボックス54をライブビュー画像42に重畳させて表示させることができる。これにより、ユーザは、目的とする商品が正しく物体として検出されることを確認しながら、検出対象範囲50を設定することができる。
なお、プロセッサ22の処理性能が十分に高い場合には、商品検出処理部30は、ライブビュー画像42に対して、リアルタイムに商品特定処理を含む商品検出処理を実行し、ライブビュー画像42と共に、リアルタイムに商品特定処理の結果を表示するようにしてもよい。例えば、ライブビュー画像42に重畳させて、検出された商品の近傍に特定された商品名を表示させるようにしてもよい。
第1実施形態に係る情報処理装置10の概要は以上の通りである。情報処理装置10によれば、ユーザは、商品棚を被写体とする撮像画像の撮像時において、当該撮像画像における検出対象範囲50を設定することができる。これにより、撮像画像の撮像後において検出対象範囲50を設定する手間がかからないし、撮像画像の撮像後において検出対象範囲50を設定する際に正しい検出対象範囲50が分からなくなってしまうことも防止される。
<第2実施形態>
図11は、第2実施形態に係る情報処理システム60の構成概略図である。情報処理システム60は、情報処理装置62及び商品検出処理装置64を含んで構成される。情報処理装置62と商品検出処理装置64は、LANやWANなどの通信回線66を介して互いに通信可能に接続されている。
商品検出処理装置64は、情報処理装置62から送信された対象画像を解析することで、商品を検出する商品検出処理を実行する装置である。商品検出処理装置64は、情報処理装置62と通信するための通信インターフェース、データを記憶するためのメモリ、商品検出処理を実行するプロセッサなどを含んで構成される。商品検出処理装置64は、代表的にはサーバであるが、商品検出処理を実行可能な限りにおいてどのような装置であってもよい。第1実施形態では、情報処理装置10が商品検出処理を実行していたが、第2実施形態では、情報処理装置10ではなく商品検出処理装置64が商品検出処理を実行する。
図12は、第2実施形態に係る情報処理装置62の構成概略図である。情報処理装置62は、ユーザが携帯して利用可能なカメラ機能を備える装置であって、商品棚を撮像して撮像画像を取得する装置である。第1実施形態に係る情報処理装置10同様、情報処理装置62は、例えば、タブレット端末やスマートフォンなどであるが、これらに限られるものではない。
情報処理装置62の通信インターフェース70、入力インターフェース72、ディスプレイ74、カメラ76、及びメモリ78は、第1実施形態における情報処理装置10の通信インターフェース12、入力インターフェース14、ディスプレイ16、カメラ18、及びメモリ20と同様であるため、重複する説明は省略する。
また、情報処理装置62のプロセッサ80が発揮する表示処理部82、検出対象範囲設定部84、及び対象画像特定部86の各機能の処理は、第1実施形態における情報処理装置10のプロセッサ22が発揮する表示処理部24、検出対象範囲設定部26、及び対象画像特定部28の各機能の処理と同様であるため、こちらも重複する説明は省略する。プロセッサ22は、商品検出処理部30としての機能を発揮していたが、プロセッサ80では商品検出処理部30に代えて、送信処理部88としての機能を発揮する。
送信処理部88は、対象画像特定部86が特定した対象画像と、検出対象範囲設定部84が設定した、当該対象画像における検出対象範囲50を示す情報とを関連付けて商品検出処理装置64に送信する。上述のように、検出対象範囲50を示す情報とは、例えば、検出対象範囲50の四隅の座標(対象画像上の座標)などである。対象画像特定部28が検出対象範囲50に基づいて対象画像をトリミングした場合、送信処理部68は、トリミングされた対象画像(トリミング画像)を商品検出処理装置64に送信する。上述のように、トリミング画像自体が検出対象範囲50を示す情報となる。
商品検出処理装置64は、情報処理装置62から受信した対象画像の検出対象範囲50に対して商品検出処理を実行する。商品検出処理装置64が実行する商品検出処理は、第1実施形態におけるプロセッサ22の商品検出処理部30が実行する商品検出処理と同様であるため、重複する説明は省略する。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10,62 情報処理装置、12,70 通信インターフェース、14,72 入力インターフェース、16,74 ディスプレイ、18,76 カメラ、20,78 メモリ、22,80 プロセッサ、24,82 表示処理部、26,84 検出対象範囲設定部、28,86 対象画像特定部、30 商品検出処理部、40 撮影画面、42 ライブビュー画像、44 撮影ボタン、46 スライドバー、48 スライダ、50 検出対象範囲、52 枠、54 バウンディングボックス、60 情報処理システム、64 商品検出処理装置、88 送信処理部。

Claims (11)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、
    前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定し、
    前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、
    前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定し、
    前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行する商品検出処理装置に対して、前記撮像画像及び前記検出対象範囲を示す情報を送信する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記ライブビュー画像が表示された前記表示部に対する前記ユーザの操作に応じて、前記検出対象範囲を設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記表示部に対する前記ユーザのスライド操作に応じて、前記検出対象範囲の大きさを変更する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記ユーザから前記検出対象範囲の輪郭の指定を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    設定した前記検出対象範囲を示す態様で前記ライブビュー画像を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記ライブビュー画像の前記検出対象範囲以外の部分は表示しない、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記検出対象範囲に対して物体を検出する物体検出処理を実行し、
    前記物体検出処理の結果を示す情報を前記ライブビュー画像と共に前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記検出対象範囲に基づいて前記撮像画像をトリミングし、
    トリミングされた前記撮像画像を前記商品検出処理装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、
    前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定させ、
    前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行させる、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  11. コンピュータに、
    カメラによって商品棚を撮像して得られるライブビュー画像を表示部に表示させ、
    前記ライブビュー画像の表示中におけるユーザの操作に応じて、前記カメラで撮像して得られる撮像画像における、商品を検出する商品検出処理の対象範囲である検出対象範囲を設定させ、
    前記検出対象範囲に対して前記商品検出処理を実行する商品検出処理装置に対して、前記撮像画像及び前記検出対象範囲を示す情報を送信させる、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。

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