JP2023095041A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレーサビリティに関する情報をより容易に収集および記録できる手法を提供する。
【解決手段】情報処理システムは、予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報を取得する収集部と、対象のワークについての実績情報と、第1の識別情報と、第2の識別情報とからなるフレームを格納するデータベースと、データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの第1の識別情報の値と第2のフレームの第2の識別情報の値とが同一であれば、第1のフレームと第2のフレームとを関連付ける関連付け部とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理システムは、予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報を取得する収集部と、対象のワークについての実績情報と、第1の識別情報と、第2の識別情報とからなるフレームを格納するデータベースと、データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの第1の識別情報の値と第2のフレームの第2の識別情報の値とが同一であれば、第1のフレームと第2のフレームとを関連付ける関連付け部とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、トレーサビリティに関する技術に関する。
生産現場においては、製品の生産過程を追跡できるように情報を収集および記録するシステムの導入が進んでいる。すなわち、トレーサビリティを実現するためのシステムおよび方法が提案されている。
例えば、特開2005-293274号公報(特許文献1)は、製造製品に関するクレーム、事故等が発生した場合に、当該製品の製造工場側で容易かつ迅速にクレーム対象となる製品を特定し、問い合わせ側に対して迅速、的確に回答を行うと共に、クレーム製品を迅速に回収し、可能な限り消費者の利益を守ることができる工場内のトレーサビリティシステムを提供する方法などを開示する。
特開2000-066705号公報(特許文献2)は、複数の製造工程を移動するワークを追跡管理しながら製造情報を収集しワーク毎に保存管理する方法を開示する。
特開2004-355172号公報(特許文献3)は、作業者による装置へのワークの投入・搬出作業等を伴うワークの加工、組立等を行う複数の装置からなる製品の生産ラインで、ワークに直接IDを付与できないような場合でも、ワークの在籍情報をトラッキングすることを可能にし、生産性を高めるジョブショップ型の生産システムなどを開示する。
一般的には、トレーサビリティに関する情報は、PLC(Programmable Logic Controller)などの制御装置から収集される。実際の生産現場においては、生産ラインの追加および変更などに伴って、複数台の制御装置が配置されているとともに、制御装置の製造メーカが統一されているとは限らない。そのため、上述の先行技術に示されるようなシステムを構築することは容易ではない。
本発明の一つの目的は、トレーサビリティに関する情報をより容易に収集および記録できる手法を提供する。
本発明の一例に従う情報処理システムは、予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報を取得する収集部と、対象のワークについての実績情報と、第1の識別情報と、第2の識別情報とからなるフレームを格納するデータベースと、データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの第1の識別情報の値と第2のフレームの第2の識別情報の値とが同一であれば、第1のフレームと第2のフレームとを関連付ける関連付け部とを含む。
この構成によれば、工程毎に、実績情報と、対応する第1の識別情報および第2の識別情報とを含むフレームを順次格納しておけば、第1の識別情報および第2の識別情報に基づいてフレーム間を関連付けることができる。フレーム間の関連付けによって、複数の工程からなる生産ラインにおけるトレーサビリティを実現できる。
実績情報は、予め定められた条件が成立したときの時間を含んでいてもよい。この構成によれば、各工程において処理が開始された時間や処理が完了した時間を管理および記録できる。
関連付け部は、同一のワークが処理された時間を工程別に決定してもよい。この構成によれば、同一のワークが各工程においていずれの時間に処理されたのかを把握できる。
実績情報は、対象のワークを処理した工程からセンサにより計測された情報を含んでいてもよい。この構成によれば、ワークに対応付けられた計測情報をトレーサビリティ情報として収集および管理できる。
情報処理システムは、各工程においてワーク毎に識別情報を決定する管理部をさらに含んでいてもよい。この構成によれば、ワークを特定するための識別情報を工程毎に独立して管理できるため、工程を追加した場合などにもシステム変更などを容易に行うことができる。
関連付け部は、同一のワークを特定するための識別情報を工程別に決定してもよい。この構成によれば、同一のワークが各工程でどのように管理されていたのかを把握できる。
情報処理システムは、同一のワークを特定するための工程別の識別情報を図式化する表示部をさらに含んでいてもよい。この構成によれば、ユーザは、同一のワークが各工程でどのように処理されているのかを一見して把握できる。
情報処理システムは、実績情報と、対応する第1の識別情報および第2の識別情報のユーザ設定に従って、収集部を実現するためのプログラムを生成する生成部をさらに含んでいてもよい。この構成によれば、収集するためのプログラムを作成することなく、ユーザ設定のみで、目的の実績情報を収集できる。
本発明の別の一例に従えば、複数の工程を含む生産ラインにおいて実行される情報処理方法が提供される。情報処理方法は、予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報を取得するステップと、対象のワークについての実績情報と、第1の識別情報と、第2の識別情報とからなるフレームをデータベースに格納するステップと、データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの第1の識別情報の値と第2のフレームの第2の識別情報の値とが同一であれば、第1のフレームと第2のフレームとを関連付けるステップとを含む。
本発明によれば、トレーサビリティに関する情報を収集および記録できるシステムなどをより容易に実現できる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<A.適用例>
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。
図1は、本実施の形態に従う情報処理システム1の概要を示す模式図である。図1を参照して、情報処理システム1は、生産ラインの側に配置された、ID管理モジュール260および収集モジュール270を含む。
ID管理モジュール260は、各工程においてワーク毎に識別情報(以下、「ID」とも称す。)を決定する。
本明細書において、「ワーク」は、任意のIDにより特定される単位を意味するものであり、実際の製品あるいは半製品の単位と同一でなくてもよい。例えば、製品あるいは半製品の形にはなっていない材料などについては、例えば、所定量の材料を1つのワークとみなすことができる。また、1つのワークから複数のワークが生成されることもある。
収集モジュール270は、予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集する。
本明細書において、「実績情報」は、トレーサビリティに関する任意の情報を包含する。例えば、実績情報は、対象の工程の開始タイミング、完了タイミング、何らかのイベントが発生したタイミングなどを示す時間情報を含み得る。また、実績情報は、任意のセンサにより計測された値、制御装置が管理する任意の値(変数値)、製造装置などから取得される任意の情報(信号)を含み得る。
収集モジュール270は、実績情報を収集した工程において対象のワークを特定するためのIDである対象工程ID(第1の識別情報)、および、実績情報を収集した工程に隣接する工程において対象のワークを特定するための隣接工程ID(第2の識別情報)を取得する。隣接工程IDは、実績情報を収集した工程の直前の工程において同一のワークを特定するためのIDである前工程ID、および/または、実績情報を収集した工程の直後の工程において同一のワークを特定するためのIDである後工程IDを含む。
実績情報、対象工程IDおよび前工程IDは、フレーム280として纏められてもよい。フレーム280は、データベース130に順次格納される。データベース130は、対象のワークについての実績情報と、対象工程ID(第1の識別情報)と、前工程ID(第2の識別情報)とからなるフレームを格納する。
情報処理システム1は、関連付けモジュール150を含む。関連付けモジュール150は、データベース130に格納されるフレームのうち、第1のフレームの対象工程ID(第1の識別情報)の値と第2のフレームの前工程ID(第2の識別情報)の値とが同一であれば、それらの第1のフレームと第2のフレームとを関連付ける。すなわち、関連付けモジュール150は、データベース130に格納されるフレームのうち、あるフレームの対象工程IDの値と一致する隣接工程ID(前工程IDまたは後工程ID)を有する他のフレームを探索する。
このような処理によって、同一のワークが各工程において処理をされた際の識別情報を互いに関連付けることができる。互いに関連付けられた識別情報を用いることで、各工程において収集された計測値の時系列データから特定のワークに対応する部分を抽出することもできる。すなわち、互いに関連付けられた識別情報を用いることで、信頼性の高いトレーサビリティを実現できる。
なお、情報処理システム1は、表示モジュール160をさらに含んでいてもよい。例えば、関連付けモジュール150が同一のワークを特定するためのIDを工程別に決定した場合には、表示モジュール160は、同一のワークを特定するための工程別の識別情報を図式化してもよい。このような図式化によって、ユーザは、工程別のIDの関係を一見して把握できる。
<B.情報処理システムおよび生産ラインの例>
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1および情報処理システム1が配置される生産ラインの一例について説明する。
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1および情報処理システム1が配置される生産ラインの一例について説明する。
図2は、本実施の形態に従う情報処理システム1を適用した生産ライン10の一例を示す模式図である。図2には、材料を充填して製品に成型する生産ライン10を例示している。生産ライン10においては、例えば、チョコレートなどが製造される。なお、本実施の形態に従う情報処理システム1は、どのような生産ラインにも適用可能である。
図2を参照して、生産ライン10は、複数の原料を受け入れて、予め定められた状態で供給する材料供給工程11と、供給された複数の原料をミキシングするミキシング工程12と、提供されたモールドにミキシングされた材料を充填する充填工程13と、ミキシングされた材料を充填するためのモールドを提供するモールド供給工程14と、モールドに充填された材料を冷却する冷却工程15と、冷却により成型された製品を個別に包装する包装工程16とを含む。生産ライン10に含まれる一連の工程を経て製造された製品は、その後出荷される。このように、生産ライン10は、複数の工程を含む。
図3は、本実施の形態に従う情報処理システム1の構成例を示す模式図である。図3を参照して、情報処理システム1は、一例として、サーバ装置100と、各工程を制御する制御装置200-1~200-6(以下、「制御装置200」とも総称する。)と、各工程からトレーサビリティに関する情報(実績情報)を収集する収集装置250-1~250-6(以下、「収集装置250」とも総称する。)とを含む。
図3には、制御装置200および収集装置250が共通のネットワーク2を介してサーバ装置100に接続されている例を示すが、制御装置200および収集装置250がサーバ装置100と通信するための経路はそれぞれ異なっていてもよい。例えば、サーバ装置100は、複数のネットワークを介して、制御装置200および/または収集装置250と接続されていてもよいし、特定の制御装置200または収集装置250と直接接続されていてもよい。
サーバ装置100は、制御装置200および/または収集装置250からの実績情報を格納するとともに、後述するような工程間の関連付け処理を行う。
工程毎に制御装置200および収集装置250が配置されている構成例を示すが、特定の工程については、制御装置200のみが配置されていてもよいし、あるいは、複数の収集装置250が配置されていてもよい。また、実績情報を収集する必要のない工程については、収集装置250を配置する必要はない。
<C.ハードウェア構成例>
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1のハードウェア構成例について説明する。
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1のハードウェア構成例について説明する。
図4は、本実施の形態に従う情報処理システム1のサーバ装置100のハードウェア構成例を示す模式図である。図4を参照して、サーバ装置100は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)などの1または複数のプロセッサ102と、主メモリ104と、光学ドライブ106と、ストレージ110と、ネットワークコントローラ120と、USB(Universal Serial Bus)コントローラ124と、入力部126と、表示部128とを含む。これらのコンポーネントは、バス108を介して接続される。
プロセッサ102は、ストレージ110に格納された各種プログラムを読み出して、主メモリ104に展開して実行することで、サーバ装置100で必要な処理を実現する。
ストレージ110は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Flash Solid State Drive)などの1または複数の不揮発性記憶装置で構成される。ストレージ110には、典型的には、OS(Operating System)112および各種処理を実現するための情報処理プログラム114が格納される。情報処理プログラム114は、図1に示す関連付けモジュール150および表示モジュール160を実現するための命令を含んでいてもよい。ストレージ110には、図4に示すプログラム以外の必要なプログラムが格納されてもよい。
ストレージ110の記憶領域を用いて、制御装置200から収集されたデータから構成されるデータベース130が実現されてもよい。
サーバ装置100は、光学ドライブ106を有していてもよい。光学ドライブ106は、コンピュータ読取可能なプログラムを非一過的に格納する記録媒体107(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などの光学記録媒体)からプログラムを読み取って、ストレージ110などに格納する。
サーバ装置100で実行される各種プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体107を介してインストールされてもよいが、ネットワーク上の任意のサーバからダウンロードする形でインストールするようにしてもよい。
ネットワークコントローラ120は、ネットワーク2を介した制御装置200などとのデータのやり取りを制御する。
USBコントローラ124は、USB接続を介した外部装置(例えば、サポート装置)とのデータのやり取りを制御する。
入力部126は、タッチパネル、マウス、キーボードなどで構成され、ユーザ操作を受け付ける。表示部128は、ディスプレイ、各種インジケータなどで構成され、プロセッサ102からの処理結果などを出力する。
図4には、プロセッサ102がプログラムを実行することで必要な処理が提供される構成例を示したが、これらの提供される処理の一部または全部を、専用のハードウェア回路(例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)など)を用いて実装してもよい。
また、サーバ装置100が担当する処理の全部または一部をネットワーク上のクラウドコンピューティングを用いて実行してもよい。
図5は、本実施の形態に従う情報処理システム1の制御装置200のハードウェア構成例を示す模式図である。図5を参照して、制御装置200は、CPUやMPUなどのプロセッサ202と、チップセット204と、主メモリ206と、クロック208と、ストレージ210と、ネットワークコントローラ220と、フィールドバスコントローラ222と、内部バスコントローラ224と、メモリカードインターフェイス226とを含む。
プロセッサ202は、ストレージ210に格納された各種プログラムを読み出して、主メモリ206に展開して実行することで、各工程を制御するための制御演算を実現する。チップセット204は、プロセッサ202と各コンポーネントとのデータ伝送などを制御する。
クロック208は、時刻を管理する。クロック208は、情報処理システム1において、他のクロックと互いに同期されていてもよい。
ストレージ210には、基本的な処理を実現するためのシステムプログラム212と、制御演算を実現するためのユーザプログラム214が格納される。
ネットワークコントローラ220は、ネットワーク2を介したサーバ装置100とのデータのやり取りを制御する。
フィールドバスコントローラ222は、フィールドバスを介したスレーブユニットなどとのデータのやり取りを制御する。
内部バスコントローラ224は、内部バスを介した機能ユニットとのデータのやり取りを制御する。
メモリカードインターフェイス226は、メモリカード228を着脱可能に構成されており、メモリカード228に対してデータを書き込み、メモリカード228から各種データ(ユーザプログラムやトレースデータなど)を読み出すことが可能になっている。
図5には、プロセッサ202がプログラムを実行することで必要な処理が提供される構成例を示したが、これらの提供される処理の一部または全部を、専用のハードウェア回路(例えば、ASICまたはFPGAなど)を用いて実装してもよい。あるいは、制御装置200の主要部を、汎用的なアーキテクチャに従うハードウェア(例えば、汎用パソコンをベースとした産業用パソコン)を用いて実現してもよい。この場合には、仮想化技術を用いて、用途の異なる複数のOSを並列的に実行させるとともに、各OS上で必要なアプリケーションを実行させるようにしてもよい。
図6は、本実施の形態に従う情報処理システム1の収集装置250のハードウェア構成例を示す模式図である。図6を参照して、収集装置250は、コントローラ252と、ネットワークコントローラ254と、情報収集部256と、クロック258とを含む。
コントローラ252は、プロセッサ、主メモリ、ストレージなどを含み、実績情報の収集および送信などの処理を実行する。
ネットワークコントローラ254は、ネットワーク2を介したサーバ装置100とのデータのやり取りを制御する。
情報収集部256は、対象の実績情報を収集する。情報収集部256は、例えば、カメラ、コードリーダ(2次元コードおよび/または3次元コード)、近接センサ、各種センサ、タイマなどからなる。
クロック258は、時刻を管理する。クロック258は、情報処理システム1において、他のクロックと互いに同期されていてもよい。
<D.情報の収集処理>
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1における情報の収集処理について説明する。
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1における情報の収集処理について説明する。
本実施の形態に従う情報処理システム1においては、制御装置200などが管理する各工程において対象のワーク(製品あるいは半製品)を特定するためのIDを実績情報に付与することで、生産ライン全体に亘る製品毎のトレーサビリティを実現する。
図7は、本実施の形態に従う情報処理システム1の収集処理の実装例を示す模式図である。
図7(A)には、制御装置200の各々がID管理モジュール260を有するとともに、収集装置250が収集モジュール270を有している実装例を示す。より具体的には、工程1を制御する制御装置200-1および工程2を制御する制御装置200-2が存在しており、収集装置250が工程2の実績情報を収集する。収集装置250は、収集モジュール270を有しており、制御装置200-1および制御装置200-2から取得したIDを実績情報に付加してサーバ装置100へ送信する。
図7(B)には、制御装置200がID管理モジュール260および収集モジュール270を有している実装例を示す。より具体的には、工程2を制御する制御装置200-2がID管理モジュール260および収集モジュール270を有している。制御装置200-2の収集モジュール270は、制御装置200-1から取得したIDを実績情報に付加してサーバ装置100へ送信する。
さらに、ID管理モジュール260は、制御装置200とは異なる装置に実装されてもよい。このように、本実施の形態に従う情報処理システム1においては、ID管理モジュール260および収集モジュール270を用いて、実績情報がサーバ装置100に収集および格納される。
なお、図7(A)および図7(B)に示す実装例に限らず、任意の実装を採用することができるし、工程毎に実装を異ならせてもよい。
図8は、本実施の形態に従う情報処理システム1の収集モジュール270が送信するフレーム280のデータ構造の一例を示す模式図である。図8を参照して、フレーム280は、対象の実績情報281,282に加えて、実績情報281,282を収集した工程において対象のワークを特定するためのIDである対象工程ID284を含む。加えて、フレーム280は、実績情報281,282を収集した工程の直前の工程または直後の工程において同一のワークを特定するためのIDを含む。
図8(A)には、実績情報281,282を収集した工程の直前の工程において同一のワークを特定するためのIDである前工程ID286をフレーム280が含む例を示す。図8(B)には、実績情報281,282を収集した工程の直後の工程において同一のワークを特定するためのIDである後工程ID288をフレーム280が含む例を示す。
なお、フレーム280は、実績情報281,282および対象工程ID284に加えて、前工程ID286および後工程ID288の両方を含んでいてもよい。
図8に示すように、対象工程ID284と前工程ID286との組合せ、あるいは、対象工程ID284と後工程ID288との組合せを用いることで、生産ラインの任意の工程からそれぞれ実績情報が収集されても、同一のワークについての実績情報を互いに関連付けることができる。これによって、ワーク毎のトレーサビリティを実現できる。
図9は、図2および図3に示す生産ラインから収集されるフレーム280の一例を示す図である。
図9には、材料供給工程11から収集された実績情報282-1を含むフレーム280-1、ミキシング工程12から収集された実績情報282-2を含むフレーム280-2、および、充填工程13から収集された実績情報282-3を含むフレーム280-3の例を示す。なお、説明の便宜上、複数のフレーム280が時系列順に格納されている状態を示すが、実際には、フレーム(図9に示すレコード)毎に制御装置200または収集装置250からサーバ装置100へ送信される。
より具体的には、フレーム280-1は、実績情報281-1および実績情報282-1に加えて、対象工程ID284-1を含む。実績情報281-1は、クロック208(図5)またはクロック258(図6)が管理する時間情報である。実績情報282-1は、材料供給工程11において計測された計測値である。フレーム280-1は、生産ラインの先頭にある工程に対応するものであり、前工程が存在しないので、前工程ID286を含んでいない。
フレーム280-2は、実績情報281-2および実績情報282-2に加えて、対象工程ID284-2および前工程ID286-2を含む。実績情報282-2は、ミキシング工程12において計測された計測値である。前工程ID286-2は、ミキシング工程12の直前の工程である材料供給工程11において同一のワークを特定するためのIDである。
フレーム280-3は、実績情報281-3および実績情報282-3に加えて、対象工程ID284-3および前工程ID286-3を含む。実績情報282-3は、充填工程13において計測された計測値である。前工程ID286-3は、充填工程13の直前の工程であるミキシング工程12において同一のワークを特定するためのIDである。
このように、実績情報281は、対象のワークを処理した工程からセンサにより計測された情報を含んでいてもよい。
図9に示すフレーム280-1,280-2,280-3は、サーバ装置100に格納される。サーバ装置100は、制御装置200または収集装置250からのフレーム280を格納するとともに、IDに基づく工程間の関連付け処理を行う。
図10は、本実施の形態に従う情報処理システム1のサーバ装置100における工程間の関連付け処理の一例を説明するための図である。図10を参照して、例えば、フレーム280-3のうち、対象工程IDが「c01」であるフレームに注目すると、対応する前工程IDは「b01」である。そのため、フレーム280-2のうち、対象工程IDが「b01」であるフレームが抽出される。
続いて、フレーム280-2から抽出されたフレームの前工程IDは「a01」である。そのため、フレーム280-1のうち、対象工程IDが「a01」であるフレームが抽出される。
同一のワークに対応するフレーム280-1,フレーム280-2,フレーム280-3が抽出されることで、トレーサビリティ情報290が生成される。トレーサビリティ情報290は、抽出されたフレーム280-3の対象工程ID284-3および実績情報282-3と、抽出されたフレーム280-2の対象工程ID284-2および実績情報282-2と、抽出されたフレーム280-3の対象工程ID284-1および実績情報282-1とを含む。
上述したように、サーバ装置100は、工程毎に送信されるフレーム280を順次格納した上で、IDに基づく工程間の関連付け処理を行うことで、トレーサビリティ情報290を生成する。すなわち、サーバ装置100(関連付けモジュール150)は、同一のワークを特定するためのIDを工程別に決定する。
また、フレーム280に含まれる時間情報に基づいて、工程毎に処理が開始された時間などを決定する工程時間の決定処理を実行してもよい。この場合、フレーム280に含まれる実績情報を収集するための条件が成立(例えば、特定のフラグの値が変更)したときの時間を実績情報とすることができる。すなわち、実績情報は、予め定められた条件(収集条件)が成立したときの時間を含んでいてもよい。
図11は、本実施の形態に従う情報処理システム1のサーバ装置100における工程時間の決定処理の一例を説明するための図である。図11を参照して、例えば、フレーム280-3のうち、対象工程IDが「c01」であるフレームに注目すると、対応する前工程IDは「b01」である。そのため、フレーム280-2のうち、対象工程IDが「b01」であるフレームが抽出される。続いて、フレーム280-2から抽出されたフレームの前工程IDは「a01」である。そのため、フレーム280-1のうち、対象工程IDが「a01」であるフレームが抽出される。
サーバ装置100は、それぞれ抽出されたフレームに含まれる時間情報である実績情報281を用いることで、工程時間管理テーブル292を生成する。より具体的には、抽出されたフレーム280-1の実績情報281-1が材料供給工程11の開始時間294-1として決定され、抽出されたフレーム280-2の実績情報281-2がミキシング工程12の開始時間294-2として決定され、抽出されたフレーム280-3の最も早い実績情報281-3が充填工程13の開始時間294-3として決定され、抽出されたフレーム280-3の最も遅い実績情報281-3が充填工程13の完了時間295-4として決定される。
これらの決定された時間情報が工程時間管理テーブル292に格納される。なお、工程時間管理テーブル292には、対象工程ID284-1,284-2,284-3も併せて格納される。このように、サーバ装置100(関連付けモジュール150)は、同一のワークが処理された時間を工程別に決定する。
上述したように、サーバ装置100は、工程毎に送信されるフレーム280を順次格納した上で、IDに基づく工程間の関連付け処理を行うことで、工程時間管理テーブル292を生成する。
<E.IDの管理>
次に、IDの管理の具体的な処理手順例について説明する。
次に、IDの管理の具体的な処理手順例について説明する。
対象の工程毎に制御装置200がワークに対するIDを管理している場合には、収集モジュール270は、対象の制御装置200により管理される対象工程ID284および前工程ID286(または、後工程ID288)を取得する。
なお、収集モジュール270が対象工程ID284および前工程ID286(または、後工程ID288)を取得するタイミングは、実績情報を収集するタイミングとほぼ同一であることが好ましい。
例えば、いずれかのワークに対する対象工程における処理が完了すると(例えば、完了フラグがオンになると)、収集モジュール270は、対象の実績情報を収集するとともに、対象工程ID284および前工程ID286(または、後工程ID288)を収集する。収集モジュール270は、収集したデータを含むフレーム280を生成し、生成したフレーム280をサーバ装置100へ送信する。
ここで、制御装置200がワークに対するIDを管理していない場合、あるいは、制御装置200が管理しているIDを取得できない場合には、ID管理モジュール260が独自のIDを生成および管理するようにしてもよい。ID管理モジュール260は、各工程においてワーク毎に識別情報を決定する。
図12は、本実施の形態に従う情報処理システム1のID管理モジュール260によるID管理の一例を説明するための図である。図12には、工程の処理が完了したことを示すフラグを用いてIDを生成(あるいは、更新)する例を示す。
図12を参照して、例えば、充填工程13により充填されたワークを特定するための充填IDは、充填処理が完了したことを示す充填完了フラグが立ち上がる毎にインクリメントされる。
また、ミキシング工程12によりミキシングされた材料(ワーク)を特定するためのミキシング後材料IDは、ミキシング処理が完了したことを示すミキシング完了フラグが立ち上がる毎にインクリメントされる。
図12には、典型例として、フラグの立ち上がりをIDの更新条件としたが、フラグの立ち下がりをIDの更新条件としてもよい。例えば、処理中にオンする処理中フラグを用いる場合には、処理中フラグの立ち下がりで処理が完了したと判断できる。
IDの更新条件に用いる信号は、どのような信号であってもよい。例えば、制御装置200が管理する状態値(各種フラグなど)を用いてもよいし、任意のセンサ(近接センサやカメラなど)からの信号を用いてもよい。
例えば、1つのワークから複数のワークが生成される場合(例えば、ある材料から複数の部品が取り出される場合)には、同一のワーク(例えば、材料)であることを示す信号と、ワークの生成を示す信号とを組み合わせることで、同じワークから複数のワークが生成されたものであることを特定できるようなIDの組合せ(対象工程ID284と前工程ID286との組合せ、または、対象工程ID284と後工程ID288との組合せ)を決定できる。
また、工程間の搬送経路が相対的に長く、複数のワークが滞留するような場合には、同じタイミングで対象工程ID284と前工程ID286(あるいは、後工程ID288)とを取得すると、誤ったIDが取得される可能性がある。そのため、工程間の搬送経路に存在するワークをキューやスタックなどを用いて実現するとともに、キューまたはスタックからIDを順次取り出すようにしてもよい。
図13は、本実施の形態に従う情報処理システム1のID管理モジュール260によるID管理の別の一例を説明するための図である。図13には、対象の工程の処理能力が低く、処理待ちが発生している例を示す。
図13を参照して、前工程での処理が完了してワークが排出されると、前工程排出フラグがワンショットだけオンになる((a)前工程排出フラグ)。前工程排出フラグの立ち上がりで、前工程から排出されるワークを特定するための前工程IDが生成される((b)前工程ID)。前工程IDは、例えば、重複のないランダムな正の整数が用いられてもよい。
前工程の続く対象の工程での処理が完了してワークが排出されると、対象工程排出フラグがワンショットだけオンになる((c)対象工程排出フラグ)。このとき、生成済の1または複数の前工程IDのうち、未取得の前工程IDであって、最も古いものが前工程IDとして取得される。
図13(d)に示す例では、対象工程排出フラグがオンになると、最も古く生成された前工程ID(図13の(1))が前工程IDとして取得される。対象工程排出フラグが次にオンになると、次に古い前工程ID(図13の(2))が前工程IDとして取得される。対象工程排出フラグがさらにオンになると、その次に古い前工程ID(図13の(3))が前工程IDとして取得される。
このようにして、工程間に生じる時間的なずれ、あるいは、遅延を補償するように、前工程IDあるいは後工程IDが取得される。
なお、検査工程を含む生産ラインにおいて、不良品としてワークが除外された場合などには、ユーザ操作に応じて、当該ワークに対応するIDを削除あるいは無効化してもよい。さらに、一旦不良品として除外されたものの、事後整備によって生産ラインに戻されたワークについては、新たにIDを割り当ててもよいし、一旦無効化されたIDを再度有効化するようにしてもよい。
ワークに対する処理の順序が入れ替わるような生産ラインにおいては、画像処理などを用いてワーク毎にトラッキングするようにしてもよいし、複数のワークを纏めたロットの単位でID(グループID)を付与するようにしてもよい。
<F.実績情報の活用例>
次に、サーバ装置100に格納される実績情報のいくつかの活用例について説明する。
次に、サーバ装置100に格納される実績情報のいくつかの活用例について説明する。
上述の図10および図11に示すような工程間の関連付け処理を行うことで、同一のワークに対して各工程で付与されたID間を関連付けることができる。このようなID間の関連付を図式化することもできる。
図14は、本実施の形態に従う情報処理システム1が提供する関連付けられたIDを示す模式図である。図14には、材料供給工程11のIDには10000から始まる値を付与し、ミキシング工程12のIDには20000から始まる値を付与し、充填工程13のIDには30000から始まる値を付与し、モールド供給工程14のIDには40000から始まる値を付与し、冷却工程15のIDには50000から始まる値を付与し、包装工程16のIDには60000から始まる値を付与する例を示す。
図14に示すように、サーバ装置100(表示モジュール160)は、同一のワークを特定するための工程別の識別情報を図式化する。このような図式化を用いることで、同一のワークが各工程でどのように処理されているのかをユーザは一見して把握できる。なお、図14に示すID間の関連付けは、テーブル形式などで表現されてもよい。
図15は、図14に示す模式図の生成に用いたフレームが格納されたデータベースの一例を示す図である。図15を参照して、サーバ装置100のデータベース130には、対象工程IDと、対象工程排出時間と、前工程IDと、前工程排出時間とを含むフレームが順次格納される。サーバ装置100は、これらのフレームのうち、対象工程IDの値と前工程IDの値とが同一のフレーム間を順次関連付けることで、図14に示すような模式図を生成できる。
さらに、図15に示すデータベースには、各工程における完了時間を意味する排出時間が格納されているので、このような時間情報を用いることで、計測値の時系列データから特定のワークの処理期間に対応する部分を抽出することができる。
図16は、本実施の形態に従う情報処理システム1が収集する実績情報の抽出処理を説明するための図である。図16(a)には材料供給工程11で計測された計測値の時系列データの一例を示し、図16(b)にはミキシング工程12で計測された計測値の時系列データの一例を示し、図16(c)には充填工程13で計測された計測値の時系列データの一例を示し、図16(d)にはモールド供給工程14で計測された計測値の時系列データの一例を示す。
図15に示すデータベースに格納されている対象工程IDが「20001」のフレームに着目すると、対象工程IDからミキシング工程12に対応するフレームであると決定できる。そして、フレームに含まれる対象工程排出時間が「0.6」であり、前工程排出時間が「0.1」であるので、ミキシング工程12は、時間「0.1」から「0.6」の間に実行されたと判断できる。また、ミキシング工程12の前工程である材料供給工程11は、時間「0.1」に完了したと判断できる。
このような判断結果を適用することで、図16(a)および図16(b)に示すように、材料供給工程11およびミキシング工程12で計測された計測値の時系列データの対応する部分が決定される。
次に、前工程IDが「20001」であるフレームが抽出される。抽出されたフレームの対象工程IDは「30003」であるので、対象工程IDから充填工程13に対応するフレームであると決定できる。そして、当該フレームに含まれる対象工程排出時間が「2」であり、前工程排出時間が「0.6」であるので、充填工程13は、時間「0.6」から「2」の間に実行されたと判断できる。
このような判断結果を適用することで、図16(c)に示すように、充填工程13で計測された計測値の時系列データの対応する部分が決定される。
次に、前工程IDが「30003」であるフレームが抽出される。抽出されたフレームの対象工程IDは「40002」であるので、対象工程IDからモールド供給工程14に対応するフレームであると決定できる。そして、当該フレームに含まれる対象工程排出時間が「2」であり、前工程排出時間が「1.8」であるので、モールド供給工程14は、時間「1.8」から「2」の間に実行されたと判断できる。
このような判断結果を適用することで、図16(d)に示すように、モールド供給工程14で計測された計測値の時系列データの対応する部分が決定される。
各ワークに対応する部分を決定することで、抽出した計測値の時系列データに基づいて各種解析処理を行うことができる。また、同一のワークが複数の工程の各々においていずれの時間に処理されたのかを特定できるので、複数の工程の各々における計測値の時系列データを用いて、多次元の特徴量解析などを行うこともできる。
図17は、本実施の形態に従う情報処理システム1が収集する実績情報を用いて特徴量を算出する処理を説明するための図である。図17には、同一のワークについて、ミキシング工程12および充填工程13のそれぞれにおける計測値の時系列データから算出される特徴量を2次元座標にプロットする場合を示す。2次元座標にプロットされた2次元特徴量には、ミキシング工程12におけるIDが関連付けて示されている。
図17に示すような2次元特徴量を用いて解析することで、複数の工程にまたがって処理されるワークに生じる異常の有無や隠れていた知見などを見出すことができる。
なお、上述した活用例はあくまで一例であり、収集した実績情報をトレーサビリティとして利用するだけではなく、任意の用途に用いることができる。
<G.設定処理>
次に、情報処理システム1を構成するための設定処理の一例について説明する。情報処理システム1においては、実績情報毎に対象工程IDを付与するとともに、前工程IDまたは後工程IDを付与する必要がある。このような実績情報、対象工程IDおよび前工程ID(あるいは、後工程ID)の関係をユーザが設定することで、必要なプログラムが対象の装置へ提供されるようにしてもよい。
次に、情報処理システム1を構成するための設定処理の一例について説明する。情報処理システム1においては、実績情報毎に対象工程IDを付与するとともに、前工程IDまたは後工程IDを付与する必要がある。このような実績情報、対象工程IDおよび前工程ID(あるいは、後工程ID)の関係をユーザが設定することで、必要なプログラムが対象の装置へ提供されるようにしてもよい。
図18は、本実施の形態に従う情報処理システム1における設定処理の一例を説明するための図である。図18を参照して、支援装置300は、サーバ装置100、制御装置200、収集装置250で実行するプログラムを開発するための環境を提供する。ユーザは、支援装置300に対して収集に係る設定を行う。
例えば、設定テーブル350には、1または複数の実績値を示す変数の設定を受け付ける実績値フィールド352と、対象工程IDを示す変数の設定を受け付ける対象工程IDフィールド354と、前工程IDを示す変数の設定を受け付ける前工程IDフィールド356と、生成されたプログラムの送信先の設定を受け付けるターゲットフィールド358とを含む。
なお、設定テーブル350には、対象工程の工程名、命名規則(例えば、20000番台から始まる)などを設定できるようにしてもよい。
支援装置300は、設定テーブル350の設定内容に従って、ターゲット毎にプログラムを生成し、生成したプログラムをターゲットに送信する。支援装置300は、対応する対象工程ID(第1の識別情報)および隣接工程ID(第2の識別情報)のユーザ設定に従って、収集モジュール270を実現するためのプログラムを生成するようにしてもよい。
このように、支援装置300がプログラムを自動的に生成することで、ユーザは、情報処理システム1における収集処理を一元的に管理できる。
なお、サーバ装置100もターゲットになり得る。また、入力ユニットの入力ポートに対して、所定順序で各工程と対応付けておくことで、設定項目を簡素化できる。
<H.処理手順>
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1における処理手順について説明する。
次に、本実施の形態に従う情報処理システム1における処理手順について説明する。
図19は、本実施の形態に従う情報処理システム1における情報の収集処理の処理手順を示すフローチャートである。図19に示す各ステップは、典型的には、制御装置200のプロセッサ202(または、収集装置250のコントローラ252)がプログラムを実行することで実現される。
図19を参照して、制御装置200は、予め定められた収集条件が成立したか否かを判断する(ステップS100)。予め定められた収集条件が成立していなければ(ステップS100においてNO)、ステップS100の処理が繰り返される。
予め定められた収集条件が成立していれば(ステップS100においてYES)、制御装置200は、対象の実績情報を取得する(ステップS102)とともに、対象工程IDを取得する(ステップS104)。さらに、制御装置200は、前工程ID(または、後工程ID)を取得する(ステップS106)。
このように、制御装置200(収集モジュール270)は、予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための対象工程ID(第1の識別情報)、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための前工程ID(第2の識別情報)を取得する処理を実行する。
続いて、制御装置200は、取得した情報を含むフレームを生成し(ステップS108)、サーバ装置100へ送信する(ステップS110)。サーバ装置100は、制御装置200(または、収集装置250)からのフレームをデータベース130に格納する。すなわち、サーバ装置100のデータベース130は、対象のワークについての実績情報と、対象工程ID(第1の識別情報)と、前工程ID(第2の識別情報)とからなるフレームを格納する。そして、情報の収集処理は終了する。さらに、ステップS100以下の処理が繰り返される。
図20は、本実施の形態に従う情報処理システム1における工程間の関連付け処理の処理手順を示すフローチャートである。図20に示す各ステップは、典型的には、サーバ装置100のプロセッサ102がプログラムを実行することで実現される。
図20を参照して、サーバ装置100は、データベース130に格納されている1つのフレームを読み出す(ステップS200)。そして、サーバ装置100は、読み出したフレームに含まれる対象工程IDおよび実績情報を取得する(ステップS202)。続いて、サーバ装置100は、読み出したフレームに含まれる前工程IDを取得し(ステップS204)、対象工程IDの値が取得した前工程IDの値と同一である他のフレームを探索する(ステップS206)。
対象工程IDの値が取得した前工程IDの値と同一である他のフレームの探索が成功すれば(ステップS208においてYES)、サーバ装置100は、現在の処理対象のフレームと探索された他のフレームとを関連付ける(ステップS210)。フレーム間を関連付ける情報がデータベース130に格納される。
このように、サーバ装置100(関連付けモジュール150)は、データベース130に格納されるフレームのうち、第1のフレームの対象工程ID(第1の識別情報)の値と第2のフレームの前工程ID(第2の識別情報)の値とが同一であれば、第1のフレームと第2のフレームとを関連付ける処理を実行する。
対象工程IDの値が取得した前工程IDの値と同一である他のフレームの探索が成功しなければ(ステップS208においてNO)、ステップS210の処理はスキップされる。
そして、サーバ装置100は、関連付け処理の終了条件が成立したか否かを判断する(ステップS212)。終了条件としては、予め定められた数のフレームを処理したことや、データベース130に格納される全フレームが処理済みであることなどを含む。
関連付け処理の終了条件が成立していなければ(ステップS212においてNO)、ステップS200以下の処理が繰り返される。
関連付け処理の終了条件が成立していれば(ステップS212においてYES)、工程間の関連付け処理は終了する。なお、工程間の関連付け処理により得られたフレーム間の関連付けの情報を参照して、さらに時系列データの抽出や図14に示すような模式図の生成などの処理がさらに行われてもよい。
<I.変形例>
上述の説明においては、1つの制御装置が1つの工程を担当する例を示すが、1つの制御装置が複数の工程を担当するようにしてもよい。さらに、すべての工程を1つの制御装置が担当するようにしてもよい。
上述の説明においては、1つの制御装置が1つの工程を担当する例を示すが、1つの制御装置が複数の工程を担当するようにしてもよい。さらに、すべての工程を1つの制御装置が担当するようにしてもよい。
上述の説明においては、制御装置200および/または収集装置250(収集モジュール270)がフレーム280を生成してサーバ装置100へ送信する例を示すが、サーバ装置100に収集モジュール270を配置してもよい。この場合には、サーバ装置100が内部的にフレーム280を生成するようにしてもよいし、フレーム280を明示的に生成せずにフレーム280に含まれるデータ(レコード)をデータベース130へ直接書き込むようにしてもよい。
また、サーバ装置100とは独立した、データ収集を行うための別のサーバ装置を利用してもよい。サーバ装置100は、別のサーバ装置により収集された時系列データを取得し、工程時間管理テーブル292(図11参照)を参照することで、各ワークが各工程で処理された時間あるいは時刻を特定できる。これによって、サーバ装置100は、ワーク毎に対応する区間の時系列データを抽出できる。すなわち、サーバ装置100は、収集した実績情報を用いて、別のサーバ装置に格納された時系列データから必要な情報を抽出することで、トレーサビリティを実現できる。
<J.付記>
上述したような本実施の形態は、以下のような技術思想を含む。
上述したような本実施の形態は、以下のような技術思想を含む。
[構成1]
予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報(281,282)を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報(284)、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報(286,288)を取得する収集部(270)と、
前記対象のワークについての実績情報と、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とからなるフレーム(280)を格納するデータベース(130)と、
前記データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの前記第1の識別情報の値と第2のフレームの前記第2の識別情報の値とが同一であれば、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを関連付ける関連付け部(150)とを備える、情報処理システム。
予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報(281,282)を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報(284)、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報(286,288)を取得する収集部(270)と、
前記対象のワークについての実績情報と、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とからなるフレーム(280)を格納するデータベース(130)と、
前記データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの前記第1の識別情報の値と第2のフレームの前記第2の識別情報の値とが同一であれば、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを関連付ける関連付け部(150)とを備える、情報処理システム。
[構成2]
前記実績情報(281)は、前記予め定められた条件が成立したときの時間を含む、構成1に記載の情報処理システム。
前記実績情報(281)は、前記予め定められた条件が成立したときの時間を含む、構成1に記載の情報処理システム。
[構成3]
前記関連付け部は、同一のワークが処理された時間を工程別に決定する、構成2に記載の情報処理システム。
前記関連付け部は、同一のワークが処理された時間を工程別に決定する、構成2に記載の情報処理システム。
[構成4]
前記実績情報(282)は、前記対象のワークを処理した工程からセンサにより計測された情報を含む、構成1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
前記実績情報(282)は、前記対象のワークを処理した工程からセンサにより計測された情報を含む、構成1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
[構成5]
各工程においてワーク毎に識別情報を決定する管理部(260)をさらに備える、構成1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
各工程においてワーク毎に識別情報を決定する管理部(260)をさらに備える、構成1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
[構成6]
前記関連付け部は、同一のワークを特定するための識別情報を工程別に決定する、構成1~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
前記関連付け部は、同一のワークを特定するための識別情報を工程別に決定する、構成1~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
[構成7]
同一のワークを特定するための工程別の識別情報を図式化する表示部(160)をさらに備える、構成6に記載の情報処理システム。
同一のワークを特定するための工程別の識別情報を図式化する表示部(160)をさらに備える、構成6に記載の情報処理システム。
[構成8]
前記実績情報と、対応する第1の識別情報および第2の識別情報のユーザ設定に従って、前記収集部を実現するためのプログラムを生成する生成部(300)をさらに備える、構成1~7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
前記実績情報と、対応する第1の識別情報および第2の識別情報のユーザ設定に従って、前記収集部を実現するためのプログラムを生成する生成部(300)をさらに備える、構成1~7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
[構成9]
複数の工程を含む生産ラインにおいて実行される情報処理方法であって、
予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報(281,282)を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報(284)、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報(286,288)を取得するステップ(S102,S104,S106)と、
前記対象のワークについての実績情報と、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とからなるフレーム(280)をデータベース(130)に格納するステップ(S110)と、
前記データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの前記第1の識別情報の値と第2のフレームの前記第2の識別情報の値とが同一であれば、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを関連付けるステップ(S200,S202,S204,S206,S208,S210)とを備える、情報処理方法。
複数の工程を含む生産ラインにおいて実行される情報処理方法であって、
予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報(281,282)を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報(284)、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報(286,288)を取得するステップ(S102,S104,S106)と、
前記対象のワークについての実績情報と、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とからなるフレーム(280)をデータベース(130)に格納するステップ(S110)と、
前記データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの前記第1の識別情報の値と第2のフレームの前記第2の識別情報の値とが同一であれば、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを関連付けるステップ(S200,S202,S204,S206,S208,S210)とを備える、情報処理方法。
<K.利点>
本実施の形態に従う情報処理システムにおいては、任意の工程から収集された実績情報に対して、当該工程におけるIDおよび隣接する工程におけるIDを付加しておくことで、複数の工程を流れるワークを一意に特定できる。すべての工程を一元的に管理する必要はなく、隣接する2つの工程について情報を収集できればよいので、トレーサビリティに関する情報を収集および記録できるシステムなどをより容易に実現できる。
本実施の形態に従う情報処理システムにおいては、任意の工程から収集された実績情報に対して、当該工程におけるIDおよび隣接する工程におけるIDを付加しておくことで、複数の工程を流れるワークを一意に特定できる。すべての工程を一元的に管理する必要はなく、隣接する2つの工程について情報を収集できればよいので、トレーサビリティに関する情報を収集および記録できるシステムなどをより容易に実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 情報処理システム、2 ネットワーク、10 生産ライン、11 材料供給工程、12 ミキシング工程、13 充填工程、14 モールド供給工程、15 冷却工程、16 包装工程、100 サーバ装置、102,202 プロセッサ、104,206 主メモリ、106 光学ドライブ、107 記録媒体、108 バス、110,210 ストレージ、114 情報処理プログラム、120,220,254 ネットワークコントローラ、124,252 USBコントローラ、126 入力部、128 表示部、130 データベース、150 関連付けモジュール、160 表示モジュール、200 制御装置、204 チップセット、208,258 クロック、212 システムプログラム、214 ユーザプログラム、222 フィールドバスコントローラ、224 内部バスコントローラ、226 メモリカードインターフェイス、228 メモリカード、250 収集装置、256 情報収集部、260 管理モジュール、270 収集モジュール、280 フレーム、281,282 実績情報、284 対象工程ID、286 前工程ID、288 後工程ID、290 トレーサビリティ情報、292 工程時間管理テーブル、294 開始時間、295 完了時間、300 支援装置、350 設定テーブル、352 実績値フィールド、354 対象工程IDフィールド、356 前工程IDフィールド、358 ターゲットフィールド。
Claims (9)
- 予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報を取得する収集部と、
前記対象のワークについての実績情報と、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とからなるフレームを格納するデータベースと、
前記データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの前記第1の識別情報の値と第2のフレームの前記第2の識別情報の値とが同一であれば、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを関連付ける関連付け部とを備える、情報処理システム。 - 前記実績情報は、前記予め定められた条件が成立したときの時間を含む、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記関連付け部は、同一のワークが処理された時間を工程別に決定する、請求項2に記載の情報処理システム。
- 前記実績情報は、前記対象のワークを処理した工程からセンサにより計測された情報を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 各工程においてワーク毎に識別情報を決定する管理部をさらに備える、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記関連付け部は、同一のワークを特定するための識別情報を工程別に決定する、請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 同一のワークを特定するための工程別の識別情報を図式化する表示部をさらに備える、請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記実績情報と、対応する第1の識別情報および第2の識別情報のユーザ設定に従って、前記収集部を実現するためのプログラムを生成する生成部をさらに備える、請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 複数の工程を含む生産ラインにおいて実行される情報処理方法であって、
予め定められた条件が成立すると、対象のワークについての実績情報を収集するとともに、当該実績情報を収集した工程において当該ワークを特定するための第1の識別情報、および、当該実績情報を収集した工程に隣接する工程において当該ワークを特定するための第2の識別情報を取得するステップと、
前記対象のワークについての実績情報と、前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報とからなるフレームをデータベースに格納するステップと、
前記データベースに格納されるフレームのうち、第1のフレームの前記第1の識別情報の値と第2のフレームの前記第2の識別情報の値とが同一であれば、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを関連付けるステップとを備える、情報処理方法。
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2021
- 2021-12-24 JP JP2021210693A patent/JP2023095041A/ja active Pending
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