JP2023066068A - 蓄熱供給装置、蓄熱材及び蓄放熱方法 - Google Patents
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なお、ここでいう湿潤空気とは、例えば外気であってもよい。また、ここでいう熱媒温度が低いとは、一例として当該温度が40℃~60℃程度であることを言う。60℃程度の熱媒温度で1段蓄熱を行う場合、吸着材を乾燥できる相対湿度に限界があり、放熱運転時の放熱温度が低くなる。この点本発明によれば、上記したように吸着材の2段蓄熱を行うことで、吸着材からの放熱温度を高めること(ヒートアップ)ができるとともに、吸着材をより乾燥させることで放熱量自体も増加できる。
第2の乾燥用熱交換器は、例えば第1の蓄熱槽での蓄熱運転に際して使用され、これにより適切に第1の吸着材の蓄熱運転を行うことができる。
本発明によれば、第2の蓄熱槽に収容された第2の吸着材の蓄熱密度を更に向上できる。
この時、前記第3の乾燥用熱交換器に供給される前記熱媒は、前記第2の蓄熱槽において蓄熱された前記第2の吸着材の放熱により加熱された放熱空気であってもよい。
本発明によれば、第2の蓄熱槽に収容された第2の吸着材の蓄熱密度を更に向上できる。
この時、前記制御手段は、前記第2の吸着材の蓄放熱完了のタイミングでアラームを報知してもよい。
送気手段10は、入口側(上流側)のダクト61に設けられたダンパ10aを介して湿潤空気、例えば外気OAを導入し、導入した湿潤空気を、ダクト62を介して第1の蓄熱槽20に向けて送風する。
第1の熱交換器40は、入口側(上流側)から第1の蓄熱槽20からの乾燥空気を導入し、導入した乾燥空気を、少なくとも当該乾燥空気よりも高温低湿の蓄熱用空気として、出口側(下流側)のダクト64を介して接続された第2の蓄熱槽30に向けて導出する。
また例えば、第1の熱交換器40に供給される熱媒としては、上記した排気熱に代えて又は加えて、工場等の温排水、地熱や温泉等を利用した温水を利用し得る。かかる場合、当該温水からの熱回収を、第1の熱交換器40において実施する。
また、第1の熱交換器40に供給される熱媒の温度は、一例として40℃~60℃程度であり得る。
なお、第1の蓄熱槽20の充填部21と第2の蓄熱槽30の充填部31には同一の吸着材が充填されてもよいし、各々に異なる種類の吸着材が充填されてもよい。
第2の熱交換器50は、所定の熱源70から熱媒が供給され、ダクト61を通流する外気OAとの間で熱交換を行うための熱交換器である。
第2の熱交換器50は、後述するように第1の蓄熱槽20に充填された第1の吸着材M1の蓄熱運転において稼働し、導入される外気OAを、少なくとも外気OAよりも高温低湿の第2の蓄熱用空気として第1の蓄熱槽20に向けて導出する。換言すれば、送気手段10や第1の蓄熱槽20に導入される空気は、少なくとも外気OAよりも高温低湿の蓄熱用空気であってもよい。
また、第2の熱交換器50に供給される熱媒は、第1の熱交換器40に供給される熱媒と同一であってもよいし、異なる冷媒であってもよい。より具体的には、第2の熱交換器50に接続される熱源は、第1の熱交換器40に接続される熱源70であってもよいし、異なる熱源であってもよい。
また、例えば熱源70として、40℃~60℃程度の排熱空気と、40℃~60℃程度の温水との両方がある場合には、その両方を熱媒として用いることもできる。
なお実施の形態にかかる蓄熱供給装置1では、上述したように、第2の吸着材M2に蓄えられた熱エネルギーを熱需要地で放熱する。この時、第1の蓄熱槽20は、第2の蓄熱槽30(第2の吸着材M2)に、より高密度の熱エネルギーを蓄熱するための補助用蓄熱槽として機能する。
なお、以下の説明において示す温湿度の数値は一例である。
先ず、第1の蓄熱槽20の蓄熱運転について説明する。図2は、第1の蓄熱槽20の蓄熱運転の様子を示す概略図である。
第1の蓄熱槽20から導出された排出空気は、例えば前記した熱源70(例えば工場)において加熱、加湿され、その後、前記した混合用気体や第1の熱交換器40、第2の熱交換器50に供給される熱媒として利用されてもよい。
具体的には、第1の吸着材M1の蓄熱が完了していない場合、第1の蓄熱槽20に導入された第2の蓄熱用空気(50.0℃、9.4%RH)は、第1の吸着材M1により吸熱、加湿されることで、前記のように第2の蓄熱用空気よりも低温高湿の排出空気として導出される。
一方、第1の吸着材M1の蓄熱が進行すると、第1の吸着材M1による吸熱、加湿が鈍化され、排出空気の温湿度が第2の蓄熱用空気の温湿度(50.0℃、9.4%RH)に近づいていく。
また例えば、排出空気の温湿度の変化に所定の相関がみられる場合には、予め取得された当該相関に基づいて、第1の蓄熱槽20の蓄熱運転の終了を時間により判断してもよい。
また、例えば蓄熱供給装置1に複数の第1の蓄熱槽20を並列して配置し、各々の第1の蓄熱槽20の入口側に配置されたダンパの開閉を制御することで、各々の第1の蓄熱槽20に対する第2の蓄熱用空気の供給を自動で切り替えるようにしてもよい。
次に、第2の蓄熱槽30の蓄熱運転について説明する。図3は、第2の蓄熱槽30の蓄熱運転の様子を示す概略図である。
換言すれば、第2の蓄熱槽30の蓄熱運転に際しては、同時に第1の蓄熱槽20の放熱運転を行う。
また例えば、排出空気の温湿度の変化に所定の相関がみられる場合には、予め取得された当該相関に基づいて、第2の蓄熱槽30の蓄熱運転の終了を時間により判断してもよい。
具体的には、第1の蓄熱槽20での第1の吸着材M1の放熱が進行すると、第1の吸着材M1による放熱、除湿が鈍化され、乾燥空気の温湿度が湿潤空気としての外気OAの温湿度(16.6℃、61%RH(7.2g/kg))に近づいていく。
また例えば、乾燥空気の温湿度の変化に所定の相関がみられる場合には、予め取得された当該相関に基づいて、第2の蓄熱槽30の蓄熱運転(第1の蓄熱槽20の放熱運転)の終了を時間により判断してもよい。
また例えば、蓄熱供給装置1に複数の第2の蓄熱槽30を並列して配置し、各々の第2の蓄熱槽30の入口側に配置されたダンパの開閉を制御することで、各々の第2の蓄熱槽30に対する蓄熱用空気の供給を自動で切り替えるようにしてもよい。
次に、第2の蓄熱槽30の放熱運転について説明する。図4は、第2の蓄熱槽30の放熱運転の様子を示す概略図である。
これによって、送気手段68からの放熱用空気は、第2の蓄熱槽30の空間33から充填部31へと送られ、充填部31に充填されている第2の吸着材M2を通過する。この時、放熱用空気中の水分が第2の吸着材M2に吸着され、これにより第2の吸着材M2が発熱して、放熱用空気よりも高温低湿の排出空気として空間32から出口側ダクト67を介して導出される。第2の蓄熱槽30から導出された排出空気は、高温低湿の空気として、熱需要地において熱エネルギーの利用に供される。
また例えば、排出空気の温湿度の変化に所定の相関がみられる場合には、予め取得された当該相関に基づいて、第2の蓄熱槽30の放熱運転の終了を時間により判断してもよい。
また、例えば熱需要地において複数の第2の蓄熱槽30を並列して配置し、各々の第2の蓄熱槽30の入口側に配置されたダンパの開閉を制御することで、各々の第2の蓄熱槽30に対する放熱用空気の供給を自動で切り替えるようにしてもよい。
これにより、従来のように1つの蓄熱槽を用いて蓄熱運転を行う場合、又は、従来のように複数の蓄熱槽を多段で配置するものの全ての蓄熱槽で蓄熱運転を行う場合と比較して、蓄熱対象である最下流の蓄熱槽、本実施形態においては第2の蓄熱槽30に導入される蓄熱用空気の湿度を下げることができ、この結果、熱源70から供給される熱媒の温度が従来と比較して低い場合、例えば60℃程度であっても、適切に第2の吸着材M2の蓄熱を行うことができる。またこの時、当該第2の蓄熱槽30における蓄熱密度を従来と比較して高くできる。
なお、本実施例においては、前記のように2段で配置した蓄熱槽のうち下流側の蓄熱槽の蓄熱運転を行うにあたり、上流側の蓄熱槽では放熱運転を行った。
そして本発明者らが検討を行ったところ、従来の蓄熱槽を1段で配置した場合(比較例)では蓄熱密度が凡そ150KJ/Lであったところ、上記方法により下流側の蓄熱槽の蓄熱運転を行った場合(実施例)では蓄熱密度が凡そ200KJ/Lとなることがわかった。
この点、上記した実施形態にかかる蓄熱供給装置1によれば、蓄熱対象の蓄熱槽(第2の蓄熱槽30)の蓄熱運転に際して、熱源70からの熱媒(排熱)により湿潤空気を加熱することに先立って、補助用蓄熱槽(第1の蓄熱槽20)により湿潤空気を、予め湿潤空気よりも高温低湿の乾燥空気としている。これにより、熱源70からの排熱温度が安定していない場合であっても乾燥空気により第2の吸着材M2からの水分の脱着を進行できるとともに、熱源70からの熱媒により乾燥空気を更に高温低湿の蓄熱用空気とできる場合においては、第2の吸着材M2からの水分の脱着効率をさらに向上できる。
具体的には、例えば図7に示す蓄熱供給装置100のように、第1の蓄熱槽20及び第2の蓄熱槽30と、第3の吸着材M3を内部に収容した第3の蓄熱槽110が並べて配置されていてもよい。第1の蓄熱槽20と第2の蓄熱槽30の間には第1の熱交換器40を配置する。また、第2の蓄熱槽30と第3の蓄熱槽110の間には第3の熱交換器120を配置する。
そして蓄熱供給装置100においては、最下流に配置された第3の蓄熱槽110における蓄熱運転に際し、第1の蓄熱槽20及び第2の蓄熱槽30を放熱運転させる。
第3の熱交換器120では、第2の蓄熱槽30からの新たな蓄熱用空気を熱源70からの熱媒と更に熱交換し、当該新たな蓄熱用空気を更に高温低湿化し、第3の蓄熱槽110に向けて導出する。
続いて第3の蓄熱槽110では、第3の熱交換器120からの新たな蓄熱用空気を、第3の吸着材M3に通過させ、新たな蓄熱用空気よりも低温高湿の排出空気として出口側から導出する。この時、高温低湿の新たな蓄熱用空気によって第3の吸着材M3から水分が脱着され、これにより第3の吸着材M3が再生され、第3の蓄熱槽110の放熱運転が可能になる。
具体的には、例えば図9に示すように、蓄熱供給装置200は、第1の蓄熱槽20及び第2の蓄熱槽30を並べて配置する(第1の蓄熱ライン)とともに、当該第1の蓄熱ラインとは独立して、第3の蓄熱槽210及び第4の蓄熱槽220を並べて配置(第2の蓄熱ライン)してもよい。かかる場合、第2の蓄熱ラインには、湿潤空気を第3の蓄熱槽210に送風するための第2の送気手段230と、第3の蓄熱槽210と第4の蓄熱槽220との間に配置される第4の熱交換器240と、を有する。
一方、蓄熱供給装置200の第2の蓄熱ラインでは、先ず、第2の送気手段230から導出される湿潤空気としての外気OAを、放熱運転を行う第3の蓄熱槽210に通流させることで、外気OAよりも高温低湿の第2の乾燥空気として第4の熱交換器240に向けて導出する。第4の熱交換器240では、第3の蓄熱槽210からの第2の乾燥空気を、熱媒として供給される第2の蓄熱槽30からの放熱空気と熱交換し、第2の乾燥空気を少なくとも当該第2の乾燥空気よりも高温低湿の第3の蓄熱用空気として第4の蓄熱槽220に向けて導出する。
そして第4の蓄熱槽220では、第4の熱交換器240からの第3の蓄熱用空気を、第4の吸着材M4に通過させ、第3の蓄熱用空気よりも低温高湿の排出空気として出口側から導出する。この時、高温低湿の第3の蓄熱用空気によって第4の吸着材M4から水分が脱着され、これにより第4の吸着材M4が再生され、第4の蓄熱槽220の放熱運転が可能になる。
10 送気手段
20 第1の蓄熱槽
21 充填部
22、23 空間
30 第2の蓄熱槽
31 充填部
32、33 空間
40 第1の熱交換器
50 第2の熱交換器
61、62、63、64、65 ダクト
M1 第1の吸着材
M2 第2の吸着材
Claims (13)
- 湿潤空気を供給する送気手段と、
吸着質を吸着することで発熱する第1の吸着材を収容し、導入した前記湿潤空気を、当該湿潤空気よりも高温低湿の乾燥空気として導出する第1の蓄熱槽と、
熱源から供給される熱媒との熱交換により、導入した前記乾燥空気を、当該乾燥空気よりも高温低湿の蓄熱用空気として導出する乾燥用熱交換器と、
吸着質を吸着することで発熱する第2の吸着材を収容し、導入した前記蓄熱用空気により、前記第2の吸着材の蓄熱を行う第2の蓄熱槽と、を有することを特徴とする、蓄熱供給装置。 - 前記第1の吸着材の蓄熱に際し、熱源から供給される熱媒との熱交換により、導入した前記湿潤空気を、当該湿潤空気よりも高温低湿の第2の蓄熱用空気として前記第1の蓄熱槽へと導出する第2の乾燥用熱交換器、を有することを特徴とする、請求項1に記載の蓄熱供給装置。
- 前記乾燥用熱交換器又は前記第2の乾燥用熱交換器の少なくともいずれかに供給される前記熱媒は、再生可能エネルギー源から供給される熱又は所定の排熱であることを特徴とする、請求項2に記載の蓄熱供給装置。
- 前記乾燥用熱交換器又は前記第2の乾燥用熱交換器の少なくともいずれかに供給される前記熱媒の温度は40℃~60℃であることを特徴とする、請求項2又は3に記載の蓄熱供給装置。
- 吸着質を吸着することで発熱する第3の吸着材を収容し、導入した前記蓄熱用空気を、当該蓄熱用空気よりも高温低湿の新たな蓄熱用空気として前記第2の蓄熱槽へと導出する第3の蓄熱槽、を更に備えることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄熱供給装置。
- 湿潤空気を供給する第2の送気手段と、
吸着質を吸着することで発熱する第3の吸着材を収容し、導入した前記湿潤空気を、当該湿潤空気よりも高温低湿の第2の乾燥空気として導出する第3の蓄熱槽と、
熱源から供給される熱媒との熱交換により、導入した前記第2の乾燥空気を、当該第2の乾燥空気よりも高温低湿の第3の蓄熱用空気として導出する第3の乾燥用熱交換器と、
吸着質を吸着することで発熱する第4の吸着材を収容し、導入した前記第3の蓄熱用空気により、前記第4の吸着材の蓄熱を行う第4の蓄熱槽と、更に備え、
前記第3の乾燥用熱交換器に供給される前記熱媒は、前記第2の蓄熱槽において蓄熱された前記第2の吸着材の放熱により加熱された放熱空気であることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄熱供給装置。 - 前記第2の蓄熱槽を熱需要地との間で運搬するための運搬手段を更に備えることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の蓄熱供給装置。
- 前記第2の吸着材の蓄放熱時間又は蓄放熱温度の少なくともいずれかを測定し、当該測定の結果に基づいて前記第2の吸着材の蓄放熱を制御する制御手段を更に有することを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の蓄熱供給装置。
- 前記制御手段は、前記第2の吸着材の蓄放熱完了のタイミングでアラームを報知することを特徴とする、請求項8に記載の蓄熱供給装置。
- 蓄熱供給装置に充填して使用する蓄熱材であって、
前記蓄熱供給装置は、
湿潤空気を供給する送気手段と、
導入した前記湿潤空気を、当該湿潤空気よりも高温低湿の乾燥空気として導出する第1の蓄熱槽と、
熱源から供給される熱媒との熱交換により、導入した前記乾燥空気を、当該乾燥空気よりも高温低湿の蓄熱用空気として導出する乾燥用熱交換器と、
導入した前記蓄熱用空気を、当該蓄熱用空気よりも低温高湿の排出空気として導出する第2の蓄熱槽と、を有し、
前記第1の蓄熱槽の内部において前記湿潤空気の水分を吸着して放熱し、前記第2の蓄熱槽の内部において前記蓄熱用空気により前記水分を脱着して蓄熱することを特徴とする、蓄熱材。 - 蓄熱供給装置を用いて行われる蓄放熱方法であって、
第1の蓄熱槽に導入した湿潤空気を、当該第1の蓄熱槽の内部に収容された第1の吸着材の吸着反応により、前記湿潤空気よりも高温低湿の乾燥空気とする工程と、
前記第1の蓄熱槽から導出された前記乾燥空気を、熱源から供給される熱媒との熱交換により、前記乾燥空気よりも高温低湿の蓄熱用空気とする工程と、
第2の蓄熱槽に前記蓄熱用空気を導入し、当該第2の蓄熱槽の内部に収容された第2の吸着材の脱着反応を進行させる工程と、を有することを特徴とする、蓄放熱方法。 - 前記第2の吸着材の脱着反応が行われた前記第2の蓄熱槽を前記蓄熱供給装置から取り外して熱需要地に運搬する工程と、
前記熱需要地において前記第2の蓄熱槽に放熱用空気を導入し、前記第2の吸着材の吸着反応により、前記放熱用空気よりも高温低湿の排出空気を生成する工程と、を有することを特徴とする、請求項11に記載の蓄放熱方法。 - 前記第2の吸着材の吸着反応が行われた前記第2の蓄熱槽を前記第1の蓄熱槽として前記蓄熱供給装置に接続し、前記第2の吸着材の吸着反応を行うことを特徴とする、請求項12に記載の蓄放熱方法。
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