JP2023049556A - 熱処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界からの雰囲気ガスの漏洩等を抑制することができる熱処理装置を提供する。【解決手段】熱処理装置は、ワークWを熱処理するための熱処理空間Sが内部に形成されたセラミック製のマッフル11と、マッフル11を覆う金属製のカバー30と、を備え、マッフル11が、複数に分割されており、複数に分割されたマッフルが熱処理空間Sを繋ぐように並べられて配置されている。カバー30は、複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界K1を覆う複数の主カバー31と、複数の主カバー31を架橋する副カバー32と、を含む。【選択図】図3
Description
本発明は、熱処理装置に関する。
特許文献1には、セラミック製チューブの外側を金属製シェルで覆ったレトルトを備え、セラミック製チューブ内でワークを軸方向に搬送しつつ熱処理するように構成された熱処理炉が開示されている。この熱処理炉では、セラミック製チューブが軸方向において複数の分割体に分割され、複数の分割体が1つの金属製シェル内に挿入されている。
特許文献1に記載された熱処理炉では、セラミック製チューブの隣り合う分割体の境界に隙間を完全になくすことは容易でなく、この隙間から雰囲気ガスが漏れたり外部のガスが浸入したりする可能性がある。一方、複数の分割体は、金属製シェルによって覆われているので、隙間からの雰囲気ガスの漏洩等はある程度抑制される。しかしながら、金属製シェルはセラミック製チューブに比べ熱変形しやすい。さらに、金属製シェルは1つの長い筒体により構成されている。そして、その筒体は、複数の分割体の全てを覆っているので体積が大きい。筒体の体積が大きくなると、その分、熱によって筒体が大きく反りやすくなる。よって、金属製シェルの熱による変形量は大きくなる。そのため、セラミック製チューブから金属製シェルが部分的に浮き上がり、隙間を十分に塞ぐことができなくなる恐れがある。
本発明は、複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界からの雰囲気ガスの漏洩等を抑制することができる熱処理装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、ワークを熱処理するための熱処理空間が内部に形成されたセラミック製のマッフルと、前記マッフルを覆う金属製のカバーと、を備え、前記マッフルが、複数に分割されており、複数に分割されたマッフルが熱処理空間を繋ぐように並べられて配置されている、熱処理装置において、
前記カバーは、前記複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界を覆う主カバーと、
複数の前記主カバーを架橋する副カバーと、を含むことを特徴とする。
前記カバーは、前記複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界を覆う主カバーと、
複数の前記主カバーを架橋する副カバーと、を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、複数に分割されたマッフルが主カバー及び副カバーによって覆われる。すなわち、カバーは、主カバーと副カバーとに分割されており、単一カバーあたりの面積が小さくなる。そのため、カバーが分割されていない場合と比較して、主カバー及び副カバーの熱による変形を抑制することができる。そのため、主カバーのマッフルからの浮き上がりを抑え、境界からマッフル外への雰囲気ガスの漏洩やマッフル内への外部ガスの浸入を抑制することができる。また、カバーは、複数の主カバーを架橋する副カバーを有している。そのため、主カバーは副カバーによって外側から押さえられる。これによって、主カバーのマッフルからの浮き上がりがより抑えられる。
(2)好ましくは、少なくとも1つの前記主カバーが複数の前記境界を覆っている。
このような構成によって、1つの境界に対して1つの主カバーが配置される場合と比較して、カバー全体の数量を少なくできる。
このような構成によって、1つの境界に対して1つの主カバーが配置される場合と比較して、カバー全体の数量を少なくできる。
(3)好ましくは、熱処理装置が、前記主カバーと、前記副カバーとの相対移動を制限する保持機構を備えている。
このような構成によって、主カバーと副カバーとの重合が外れるのを抑制することができる。
このような構成によって、主カバーと副カバーとの重合が外れるのを抑制することができる。
本発明によれば、複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界からの雰囲気ガスの漏洩等を抑制することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱処理装置の概略図である。図2は、図1のA-A線における断面図である。図3は、図2のB-B線におけるマッフルの断面図である。
本実施形態の熱処理装置は、連続熱処理炉10である。連続熱処理炉10は、複数のワークWを順次搬送しつつ、熱処理するものである。なお、以下の説明において、ワークWの搬送方向を符号Xで示し、ワークWの搬送方向Xに直交するマッフル11の幅方向を符号Yで示し、方向X,Yに直交する上下方向を符号Zで示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱処理装置の概略図である。図2は、図1のA-A線における断面図である。図3は、図2のB-B線におけるマッフルの断面図である。
本実施形態の熱処理装置は、連続熱処理炉10である。連続熱処理炉10は、複数のワークWを順次搬送しつつ、熱処理するものである。なお、以下の説明において、ワークWの搬送方向を符号Xで示し、ワークWの搬送方向Xに直交するマッフル11の幅方向を符号Yで示し、方向X,Yに直交する上下方向を符号Zで示す。
連続熱処理炉10は、マッフル11、搬送装置12、断熱壁13、加熱装置14、ガス供給管15、及びカバー30等を有している。
マッフル11は、筒形状に形成され、内部に熱処理空間Sを有している。マッフル11は、ワークWの搬送方向Xに長く形成され、熱処理空間Sも同方向Xに延びている。したがって、ワークWは、マッフル11の長手方向に搬送される。以下の説明では、マッフル11の長手方向にも符号Xを付すことがある。
マッフル11は、筒形状に形成され、内部に熱処理空間Sを有している。マッフル11は、ワークWの搬送方向Xに長く形成され、熱処理空間Sも同方向Xに延びている。したがって、ワークWは、マッフル11の長手方向に搬送される。以下の説明では、マッフル11の長手方向にも符号Xを付すことがある。
マッフル11は、底部21と、一対の側壁部22と、天井部23とを有する。底部21、側壁部22、及び天井部23で囲まれた空間が熱処理空間Sとされている。
マッフル11の底部21は、平坦な上面21aを有している。一対の側壁部22は、マッフル11の幅方向Yにおける底部21の両端部から上方へ直線状に延びている。天井部23は、一対の側壁部22の上端部同士に跨るように設けられている。
本実施形態のマッフル11は、側壁部22及び天井部23が一体となり、これらと底部21とが別体で構成されている。一対の側壁部22の下端は、底部21の上面21aに接している。また、本実施形態のマッフル11は、非金属製の耐熱材料であるセラミックにより形成されている。セラミックとは、非金属・無機物の固体材料であり、鉄、アルミ、銅などの金属材料、プラスチックや木材などの有機材料以外が該当する。より具体的には、セラミックとして代表的な、陶磁器・耐火物(耐火煉瓦)・ガラス・セメントなどオールドセラミックや、ニューセラミック(ファインセラミック)が該当する。
マッフル11は、複数に分割されている。具体的に、マッフル11は、複数の分割体40からなり、複数の分割体40をワークWの搬送方向Xに並べることによって構成されている。この分割体40は、底部21を構成する下側分割体11Aと、側壁部22及び天井部23を構成する上側分割体11Bとからなる。
図1に示すように、ワークWの搬送方向Xにおけるマッフル11の両端部、言い換えると、マッフル11におけるワークWの入口部と出口部との比較的温度の低い領域には、筒型又は門型の金属チャンバ18が接続されている。
搬送装置12は、マッフル11内の熱処理空間SにおいてワークWをマッフル11の長手方向Xに搬送する。本実施形態では、複数(例えば、3個)の搬送装置12が、マッフル11の幅方向Yに間隔をあけて並べて配置されている。本実施形態の搬送装置12は、搬送チェーン12aと、スプロケット12b、12cとを有するチェーンコンベアである。チェーン12aは、マッフル11の底部21の上面21aに設けられたレール21b上を移動する。チェーン12aは、駆動スプロケット12b及び従動スプロケット12cに巻き掛けられ、マッフル11内を長手方向Xに移動する。チェーン12a上には、ワークWを載せるためのトレイTが設けられている。本実施形態では、複数枚のトレイTが上下方向Zに間隔をあけて積層され、各トレイTにワークWが載置される。搬送装置12は、ベルトコンベアやローラコンベア等の他形式のものであってもよい。
断熱壁13は、図2に示すように、マッフル11の下方に配置された下部断熱壁13a、マッフル11の幅方向Yにおける両側に配置された側部断熱壁13b、マッフル11の上方に上部断熱壁13cを有している。マッフル11は、下部断熱壁13a、側部断熱壁13b及び上部断熱壁13cで囲まれた空間に配置されている。断熱壁13は、例えばセラミックファイバーを用いて厚肉板状に成形された断熱材により構成することができる。
加熱装置14は、マッフル11の下方に配置されたヒーターを有している。加熱装置14は、マッフル11を外側から加熱し、マッフル11内の熱処理空間Sを所定の温度に昇温する。加熱装置14としては、電気抵抗加熱式のものやガス燃焼加熱式のものを用いることができる。加熱装置14の配置や形式は特に限定されるものではなく、例えば、マッフル11の幅方向Yにおける側方や、マッフル11の上方等に配置されていてもよい。加熱装置14は、断熱壁13に埋設されていてもよい。
ガス供給管15は、マッフル11内にガスを供給することによって所定の雰囲気を生成する。本実施形態では、例えば窒素ガスが用いられる。ガス供給管15は、マッフル11の底部21の上面21aを這うように配置されている。具体的に、ガス供給管15は、底部21の上面21aに載置され、当該上面21aによって下方から支持されている。
ガス供給管15は、ワークWの搬送方向Xに延びている。ガス供給管15は、マッフル11の幅方向Yにおける搬送装置12の両外側と、隣り合う搬送装置12の間とに、それぞれ設けられている。したがって、本実施形態では、合計4本のガス供給管15がマッフル11内に設けられている。ガス供給管15の外周面には、ガスを吐出するための吐出口が形成されている。吐出口は、ワークWの搬送方向Xに間隔をあけて複数形成されている。マッフル11の幅方向Yにおける搬送装置12の両外側に配置されたガス供給管15には、同方向Yの内側に位置するワークWに向けて斜め上方へガスを吐出するように吐出口が形成されている。隣り合う搬送装置12の間に配置された各ガス供給管15には、それぞれマッフル11の幅方向Yの両側に配置されたワークWに向けて斜め上方へガスを吐出するように吐出口が形成されている。
隣り合う搬送装置12の間に配置された2本のガス供給管15のうち、一方のガス供給管15には、ガス導入管16が隣接して配置されている。本実施形態では、マッフル11の幅方向Yにおけるガス供給管15の両側に、2本のガス導入管16が隣接して配置されている。このガス導入管16は、マッフル11内における所定のガスの濃度等を検出するために、マッフル11内のガスを導入し、マッフル11外へ送るために用いられる。
図4は、マッフル及びカバーを示す概略的な斜視図である。
図2~図4に示すように、カバー30は、マッフル11を外側から覆っている。具体的に、カバー30は、マッフル11の側壁部22と天井部23とを外側から覆っている。したがって、カバー30は、側壁部22を覆う部分30aと天井部23を覆う部分30bとによって、下方が開放したコの字状に形成されている。カバー30は、耐熱性を有する金属、例えば、インコネル601(「インコネル」は登録商標)等のニッケル合金や、SUS310,SUS304等のステンレス鋼によって形成されている。
図2~図4に示すように、カバー30は、マッフル11を外側から覆っている。具体的に、カバー30は、マッフル11の側壁部22と天井部23とを外側から覆っている。したがって、カバー30は、側壁部22を覆う部分30aと天井部23を覆う部分30bとによって、下方が開放したコの字状に形成されている。カバー30は、耐熱性を有する金属、例えば、インコネル601(「インコネル」は登録商標)等のニッケル合金や、SUS310,SUS304等のステンレス鋼によって形成されている。
カバー30は、主カバー31と、副カバー32とを含む。主カバー31と副カバー32とは、それぞれ複数設けられている。主カバー31と副カバー32とは、ワークWの搬送方向Xに交互に配置されている。したがって、複数の主カバー31は、ワークWの搬送方向Xに間隔をあけて配置され、複数の副カバー32は、ワークWの搬送方向Xに間隔をあけて配置されている。ワークWの搬送方向Xに並べて配置された主カバー31の間隔は、熱によって主カバー31が伸びたときに互いに干渉しない間隔とされる。ワークWの搬送方向Xに並べて配置された副カバー32の間隔は、熱によって副カバー32が伸びたときに互いに干渉しない間隔とされる。
各主カバー31は、マッフル11の隣り合う分割体40の境界K1を覆っている。具体的に、主カバー31は、ワークWの搬送方向Xにおける分割体40の長さよりも、やや長い同方向Xの長さを有し、各分割体40の両側に位置する2つ境界K1を跨ぎ、この2つの境界K1を外側から覆っている。そのため、主カバー31は、分割体40の境界K1からマッフル11内の雰囲気ガスが漏洩したり、外部のガスがマッフル11内に浸入したりするのを抑制している。
各副カバー32は、ワークWの搬送方向Xに隣り合う主カバー31に渡って配置されている。言い換えると、副カバー32は、隣り合う主カバー31に跨って配置され、両主カバー31を架橋している。各副カバー32は、隣接する主カバー31の端部を外側から覆っている。したがって、主カバー31と副カバー32とは、ワークWの搬送方向Xにおける端部において互いに重なり合っている。副カバー32は、主カバー31よりも一回り大きく形成され、マッフル11の外面に対して主カバー31の厚さ分の隙間をあけて配置されている。
副カバー32は、主カバー31の端部を外側から覆うことによって主カバー31を押さえている。特に、主カバー31のうちマッフル11の天井部23を覆う部分は、副カバー32の自重により上方から押さえられている。これにより、副カバー32が主カバー31にとっての「重し」となり、主カバー31のマッフル11からの浮き上がりを抑制することができる。また、主カバー31のうちマッフル11の側壁部22を覆う部分は、副カバー32によってマッフル11の幅方向Yの外側から押さえられている。これにより、マッフル11の幅方向Yにおいて、主カバー31が外側へ広がったりマッフル11から浮き上がったりするのを抑制することができる。そのため、副カバー32は、主カバー31が分割体40の境界K1を塞ぐ効果を高め、境界K1からの雰囲気ガスの漏洩及び外部ガスの浸入を効果的に抑制することができる。また、副カバー32は、隣り合う主カバー31の間を塞ぐことによってマッフル11内への外気の浸入をより抑制する。
主カバー31及び副カバー32は、マッフル11全体を外側から覆うことによって、マッフル11の熱が外部に逃げるのを抑制する。また、主カバー31及び副カバー32は、マッフル11全体の熱のムラを抑制する。主カバー31及び副カバー32は、金属製であり、酸素を吸着する性質を有する。そのため、例えば、マッフル11の内外を窒素ガス等の所定のガスで充満させ、マッフル11内の雰囲気を低酸素状態に維持したい場合、主カバー31及び副カバー32で酸素を吸着することができるので、マッフル11内の雰囲気を低酸素状態に維持しやすくなる。
カバー30は、主カバー31と副カバー32とに分割して構成されており、単一カバー当たりの体積が小さくなっているので、全体を1つのカバーで構成する場合に比べて各カバー31,32の熱による変形を小さくすることができる。そのため、分割体40の境界K1から主カバー31が浮き上がるのを抑制することができる。同様に、副カバー32の熱による変形を小さくすることができるため、副カバー32が主カバー31から浮き上がるのを抑え、副カバー32が主カバー31を押さえる効果を確保することができる。
主カバー31と副カバー32とは、ワークWの搬送方向Xにおける長さが略同一とされている。そのため、両者は熱による変形量が略同じとなっている。すなわち、主カバー31と、副カバー32とは、熱によって反り浮き上がる虞がある範囲も略同じと想定できるため、副カバー32が主カバー31を押さえるのに必要となる各カバー31、32の重なり代を管理しやすくなる。ひいては、各カバー31、32同士の隙間も抑制され、マッフル11とカバー30との隙間が生じることを抑制することができる。
図5(a)は、図3のC部におけるカバーの断面図、図5(b)は、図5(a)のD矢視図である。
主カバー31と副カバー32とは、ワークWの搬送方向Xにおける相対移動が制限されている。具体的に、主カバー31の端部の外面には、棒状の突起51が上方に突出して設けられている。副カバー32の端部には、突起51が挿入される孔52が形成されている。孔52は、ワークWの搬送方向Xに長い長孔とされている。本実施形態では、主カバー31及び副カバー32のうち、マッフル11の天井部23を覆う部分30bに突起51及び孔52が設けられている。ただし、主カバー31及び副カバー32のうち、マッフル11の側壁部22を覆う部分30aに突起51及び孔52が設けられていてもよい。
主カバー31と副カバー32とは、ワークWの搬送方向Xにおける相対移動が制限されている。具体的に、主カバー31の端部の外面には、棒状の突起51が上方に突出して設けられている。副カバー32の端部には、突起51が挿入される孔52が形成されている。孔52は、ワークWの搬送方向Xに長い長孔とされている。本実施形態では、主カバー31及び副カバー32のうち、マッフル11の天井部23を覆う部分30bに突起51及び孔52が設けられている。ただし、主カバー31及び副カバー32のうち、マッフル11の側壁部22を覆う部分30aに突起51及び孔52が設けられていてもよい。
主カバー31と副カバー32とは、熱によってワークWの搬送方向Xに伸長した場合に、孔52の長さの範囲内で相対移動が許容されるとともに、孔52の長さを超える範囲では、ワークWの搬送方向Xの相対移動が制限される。そして、この相対移動の制限によって、主カバー31と副カバー32とが重なり合った状態が保持されるとともに、主カバー31が隣り合う分割体40の境界K1を覆った状態が保持される。そのため、境界K1からの雰囲気ガスの漏洩等が抑制される。ここにおいて、突起51及び孔52は、主カバー31が隣り合う分割体40の境界K1を覆った状態が保持する保持機構50を構成している。また、保持機構50によって、主カバー31及び副カバー32がマッフル11を外側から覆った状態も保持されるため、マッフル11の熱が外部に逃げることを抑制することができる。
保持機構50の孔52の長さ(主カバー31及び副カバー32の相対移動量)は、主カバー31と副カバー32との重なり代の大きさや、主カバー31及び副カバー32の熱による伸び量等に応じて、主カバー31及び副カバー32が重なった状態、及び、主カバー31が境界K1を覆った状態が保持されるように設定される。
図6は、図3のE部におけるカバーの断面図である。
ワークWの搬送方向Xの端部に配置される主カバー31は、一端が副カバー32に保持機構50を介して連結されるが、他端はマッフル11の入口部と出口部とに接続された金属チャンバ18に固定される。具体的に、金属チャンバ18の外面には棒状の突起53が上方に突出して設けられ、主カバー31の端部には、突起53が挿入される孔54が形成されている。孔54は、突起53の径よりも僅かに大きい内径を有する丸孔とされている。したがって、孔54が形成された主カバー31は、実質的に金属チャンバ18に固定される。このように、ワークWの搬送方向Xの両端に配置される主カバー31を同方向Xに固定することによって、その間に配置される他の主カバー31及び副カバー32の移動量を制限することができ、主カバー31と、副カバー32との重合が外れることを抑制することができる。さらに、これらのカバー31,32の移動の累積によって各主カバー31が分割体40の境界K1からずれてしまうのを抑制することができる。
ワークWの搬送方向Xの端部に配置される主カバー31は、一端が副カバー32に保持機構50を介して連結されるが、他端はマッフル11の入口部と出口部とに接続された金属チャンバ18に固定される。具体的に、金属チャンバ18の外面には棒状の突起53が上方に突出して設けられ、主カバー31の端部には、突起53が挿入される孔54が形成されている。孔54は、突起53の径よりも僅かに大きい内径を有する丸孔とされている。したがって、孔54が形成された主カバー31は、実質的に金属チャンバ18に固定される。このように、ワークWの搬送方向Xの両端に配置される主カバー31を同方向Xに固定することによって、その間に配置される他の主カバー31及び副カバー32の移動量を制限することができ、主カバー31と、副カバー32との重合が外れることを抑制することができる。さらに、これらのカバー31,32の移動の累積によって各主カバー31が分割体40の境界K1からずれてしまうのを抑制することができる。
図7は、図2のF部におけるマッフル及びカバーの断面図である。
図7に示すように、主カバー31において、マッフル11の側壁部22を覆う部分30aは、側壁部22と底部21との境界K2を外側から覆っている。そのため、当該境界K2からの雰囲気ガスの漏洩や境界K2からの外部ガスの浸入を抑制することができる。
図7に示すように、主カバー31において、マッフル11の側壁部22を覆う部分30aは、側壁部22と底部21との境界K2を外側から覆っている。そのため、当該境界K2からの雰囲気ガスの漏洩や境界K2からの外部ガスの浸入を抑制することができる。
図8は、本発明の第2実施形態におけるカバーを示す断面図である。
本実施形態では、複数の主カバー31が、それぞれ隣り合う分割体40の一つの境界K1を覆っている。したがって、各主カバー31は、上記第1実施形態の主カバー31に比べて、ワークWの搬送方向Xにおける長さが短くなっている。また、主カバー31に重なり合う副カバー32は、ワークWの搬送方向Xに隣り合うもの同士の間隔が狭くなっている。
本実施形態では、複数の主カバー31が、それぞれ隣り合う分割体40の一つの境界K1を覆っている。したがって、各主カバー31は、上記第1実施形態の主カバー31に比べて、ワークWの搬送方向Xにおける長さが短くなっている。また、主カバー31に重なり合う副カバー32は、ワークWの搬送方向Xに隣り合うもの同士の間隔が狭くなっている。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態では、複数の主カバー31が、それぞれ隣り合う分割体40の一つの境界K1を覆うようになっている。そのため、主カバー31は、最低限一つの境界K1の周辺のみを覆えばよいので、第1実施形態よりワークWの搬送方向Xにおける長さを短く形成できる。よって、主カバー31は、第1実施形態の主カバー31よりも面積を小さくすることができ、第1実施形態の主カバー31と比較して熱による変形量を小さくすることができる。そのため、主カバー31の分割体40からの浮き上がりをより抑え、境界K1からマッフル11外への雰囲気ガスの漏洩やマッフル11内への外部ガスの浸入を抑制することができる。
図9は、本発明の第3実施形態における保持機構を示す断面図である。
本実施形態では、保持機構50の形態が上記実施形態とは異なっている。
本実施形態では、副カバー32の端部の内面に、棒状の突起55が下方に突出して設けられている。突起55の突出量は、主カバー31の厚さよりも小さい。主カバー31の端部の外面には、突起55が挿入される溝56が形成されている。溝56は、ワークWの搬送方向Xに長い長溝とされている。
本実施形態では、保持機構50の形態が上記実施形態とは異なっている。
本実施形態では、副カバー32の端部の内面に、棒状の突起55が下方に突出して設けられている。突起55の突出量は、主カバー31の厚さよりも小さい。主カバー31の端部の外面には、突起55が挿入される溝56が形成されている。溝56は、ワークWの搬送方向Xに長い長溝とされている。
したがって、本実施形態においても、主カバー31と副カバー32とのワークWの搬送方向Xにおける相対移動が溝56の長さの範囲で制限され、主カバー31と副カバー32とが重なり合う状態が保持されるとともに、主カバー31が境界K1を覆った状態が保持される。
本実施形態において、溝56は、主カバー31を貫通する孔に変更することができる。また、図5に示す第1実施形態において、突起51の突出量を副カバー32の厚さよりも小さくし、孔52を副カバー32の下面に形成された溝(長溝)に変更することができる。
以上、説明した実施形態に係る連続熱処理炉10は、搬送されているワークWを熱処理するための熱処理空間Sが内部に形成された非金属製のマッフル11と、マッフル11の外側を覆う金属製のカバー30とを備える。マッフル11は、少なくとも3つの分割体40(例えば、図3及び図8において並べて配置された3つの分割体;以下、これらを「第1分割体」、「第2分割体」、「第3分割体」ともいう)を有する。これらの第1~第3分割体40は、ワークWの搬送方向Xに並べられている。カバー30は、第1分割体40と第2分割体40との境界K1を覆う主カバー(以下、「第1主カバー」ともいう)31と、第2分割体40と第3分割体40との境界K1を覆う主カバー(以下、「第2主カバー」ともいう)31とを有している。このような構成によって、分割体40の複数の境界K1が、複数の主カバー31によって覆われることになる。そのため、カバー30は、複数の主カバー31に分割され、単一カバーあたりの面積が小さくなる。そのため、カバー30が分割されていない場合と比較して、各主カバー31の熱による変形を抑制することができる。これにより、各主カバー31のマッフル11からの浮き上がりを抑え、境界K1からマッフル11外への雰囲気ガスの漏洩やマッフル11内への外部ガスの浸入を抑制することができる。
上記実施形態では、カバー30が、第1主カバー31と第2主カバー31とに跨って配置され、第1主カバー31及び第2主カバー31に外側から重なり合う副カバー32を有している。そのため、第1、第2主カバー31が副カバー32によって外側から押さえられ、隣り合う分割体40の境界K1を第1、第2主カバー31によって覆うことができる。特に、第1、第2主カバー31は、副カバー32の自重によって上から押さえられる。そのため、副カバー32が第1、第2主カバー31の重しとなり、第1、第2主カバー31のマッフル11からの浮き上がりが抑制される。
上記第1実施形態では、マッフル11が、第3分割体40とワークWの搬送方向Xに並べて配置される分割体40(以下、「第4分割体」ともいう)をさらに有し、第2主カバー31が、第3分割体40と第4分割体40との境界K1をも覆っている。言い換えると、カバー30は、複数の境界K1を覆う第2主カバー31を有している。そのため、第2主カバー31が1つの境界K1だけを覆う場合に比べて、カバー30全体の数を少なくすることができる。
上記実施形態では、連続熱処理炉10が、第1主カバー31及び第2主カバー31と、これらに跨る副カバー32との相対移動を制限する保持機構50を備えている。これにより、第1、第2主カバー31と副カバー32との重合が外れるのを抑制することができる。さらに、保持機構50を備えることによって、第1、第2主カバー31が境界K1からずれてしまうのを抑制することができる。そのため、マッフル11から雰囲気ガスが漏洩したり外部ガスがマッフル11内に浸入したりするのを抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜変更できるものである。
例えば、主カバー31は、3つ以上の境界K1を覆うワークWの搬送方向Xにおける長さを有していてもよい。また、カバー30は、覆うことができる境界K1の数が異なる複数種類の主カバー31を備えていてもよい。例えば、マッフル11の作製のし易さといった製造上などの事由から、個々の分割体40を小さく形成し、それら分割体40が多数並べられるような形態であれば、前記したように、複数種類の主カバー31を組み合わせて配置させることがより有効である。
例えば、マッフル11は、側壁部22及び天井部23と、底部21とが別体で構成されていたが、これに限定されない。例えば、マッフル11は、全体が一体であってもよい。また、マッフル11は、側壁部22と底部21とが一体で、これらの天井部23とが別体であってもよい。また、マッフル11は、側壁部22の上下方向Zの中間部を境として、上下が別体で構成されていてもよい。
カバー30は、マッフル11の側壁部22及び天井部23を覆っていたが、いずれか一方を覆うものであってもよい。また、カバー30は、底部21を覆うものであってもよい。
10 :連続熱処理炉
11 :マッフル
30 :カバー
31 :主カバー
32 :副カバー
40 :分割体
50 :保持機構
K1 :境界
K2 :境界
S :熱処理空間
W :ワーク
X :搬送方向
11 :マッフル
30 :カバー
31 :主カバー
32 :副カバー
40 :分割体
50 :保持機構
K1 :境界
K2 :境界
S :熱処理空間
W :ワーク
X :搬送方向
Claims (3)
- ワークを熱処理するための熱処理空間が内部に形成されたセラミック製のマッフルと、前記マッフルを覆う金属製のカバーと、を備え、前記マッフルが、複数に分割されており、複数に分割されたマッフルが熱処理空間を繋ぐように並べられて配置されている、熱処理装置において、
前記カバーは、前記複数に分割されたマッフルにおける、隣り合うマッフルの境界を覆う主カバーと、
複数の前記主カバーを架橋する副カバーと、を含むことを特徴とする熱処理装置。 - 少なくとも1つの前記主カバーが複数の前記境界を覆っている、請求項1に記載の熱処理装置。
- 前記主カバーと、前記副カバーとの、相対移動を制限する保持機構を備えている、請求項1又は2に記載の熱処理装置。
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- 2021-09-29 JP JP2021159355A patent/JP2023049556A/ja active Pending
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2022
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- 2022-09-28 CN CN202211190461.0A patent/CN115874033A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
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TW202322313A (zh) | 2023-06-01 |
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