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JP2023047673A - 運転支援装置及び運転支援方法 - Google Patents

運転支援装置及び運転支援方法 Download PDF

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JP2023047673A
JP2023047673A JP2021156725A JP2021156725A JP2023047673A JP 2023047673 A JP2023047673 A JP 2023047673A JP 2021156725 A JP2021156725 A JP 2021156725A JP 2021156725 A JP2021156725 A JP 2021156725A JP 2023047673 A JP2023047673 A JP 2023047673A
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椋 杉本
Ryo Sugimoto
晶子 川田
Akiko Kawada
丈人 唯岡
Taketo TADAOKA
康太郎 鎌田
Yasutaro Kamata
俊輔 山本
Shunsuke Yamamoto
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JVCKenwood Corp
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JVCKenwood Corp
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Abstract

【課題】車両の走行条件によって、自動的に運転姿勢を変更することができる運転支援装置を実現する。【解決手段】本発明の一形態に係る運転支援装置(12)は、車両の運転者の生体情報を取得する生体情報取得部(121)と、車両の走行情報を取得する走行情報取得部(122)と、複数の運転ポジションのうち、車両の走行情報に基づいて運転ポジションを選択する選択部(123)と、選択した運転ポジションに対応する運転者の運転姿勢が実現されるように、運転者の生体情報及び選択した運転ポジションを示す情報に基づいて、車両のシートポジションを制御する制御部(125)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、運転支援装置及び運転支援方法に関する。
車両の運転者が当該車両を運転する際の運転姿勢は、車両を運転する際の集中力の低下などを抑制するために重要であり、疲れ難い姿勢であることが好ましい。例えば、特許文献1の座席装置は、車両の運転者の運転姿勢をソーラックサポート姿勢となるように、運転者が操作するソーラック調整機構を備えている。
特許第2664604号公報
特許文献1の座席装置は、運転者がソーラック調整機構を操作して、運転者の運転姿勢をソーラックサポート姿勢としているため、車両の走行条件によって、自動的に運転姿勢を変更する構成とされていない。
本発明の目的は、上述した課題を解決するためになされたものであり、車両の走行条件によって、自動的に運転姿勢を変更することができる運転支援装置及び運転支援方法を実現する。
本発明の一形態に係る運転支援装置は、
車両の運転者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記車両の走行情報を取得する走行情報取得部と、
複数の運転ポジションのうち、前記車両の走行情報に基づいて運転ポジションを選択する選択部と、
前記選択した運転ポジションに対応する前記運転者の運転姿勢が実現されるように、前記運転者の生体情報及び前記選択した運転ポジションを示す情報に基づいて、前記車両のシートポジションを制御する制御部と、
を備える。
本発明の一形態に係る運転支援方法は、
車両の運転者の生体情報を取得する工程と、
前記車両の走行情報を取得する工程と、
複数の運転ポジションのうち、前記車両の走行情報に基づいて運転ポジションを選択する工程と、
前記選択した運転ポジションに対応する前記運転者の運転姿勢が実現されるように、前記運転者の生体情報及び前記選択した運転ポジションを示す情報に基づいて、前記車両のシートポジションを制御する工程と、
を備える。
本発明によれば、車両の走行条件によって、自動的に運転姿勢を変更することができる。
実施の形態1の運転支援システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の運転支援方法の流れを示すフローチャート図である。 実施の形態1の運転支援方法の流れを示すフローチャート図である。 第1の運転ポジションを模式的に示す図である。 第2の運転ポジションを模式的に示す図である。 実施の形態2の運転支援システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2の運転支援方法の流れを示すフローチャート図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の運転支援システムの構成を説明する。図1は、本実施の形態の運転支援システムの構成を示すブロック図である。運転支援システム1は、例えば、図1に示すように、撮像部2、状態検出部3、荷重検出部4、ナビゲーションシステム5、第1のアクチュエータ6、第2のアクチュエータ7、第3のアクチュエータ8、第4のアクチュエータ9、第5のアクチュエータ10、報知部11、運転支援装置12及び格納部13を備えている。
撮像部2は、車両の運転者の運転姿勢を撮像するためのカメラである。撮像部2は、例えば、運転者の上半身以上の部位を撮像することができるように、車両の内部において、運転者に対して前側に配置されている。但し、撮像部2は、運転者の運転姿勢を撮像することができれば配置などは問わず、ドライブレコーダのカメラなどで構成してもよい。
状態検出部3は、運転者の状態を検出するためのセンサである。状態検出部3は、例えば、運転者が装着するウェアラブル端末であり、目の瞬き、動き又は眼電位などを検出する。但し、状態検出部3は、運転者の脈拍、皮膚温度、又は呼吸などを検出するセンサであってもよく、撮像部2で構成されていてもよい。
荷重検出部4は、車両のシートに設けられており、シートに作用する運転者の荷重を検出するための荷重センサである。荷重検出部4は、例えば、シートクッション、シートバック、ヘッドレスト、及びアームレストに夫々、設けられているとよい。
ナビゲーションシステム5は、運転者が出発地から目的地までの経路を操作部で入力することで、入力した経路を示す情報を表示部に表示する。このとき、ナビゲーションシステム5は、操作部を介して、運転者の身長などを入力可能であるとよい。また、ナビゲーションシステム5は、操作部を介して、運転支援モードを実行するか否かを入力可能であるとよい。
さらに、ナビゲーションシステム5は、操作部を介して、運転者に応じた基準運転ポジション(即ち、予め設定された運転姿勢に対応する運転ポジション)として、シートポジション、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションを入力可能であるとよい。但し、運転者が身長、運転支援モードを実行するか否か、及び基準運転ポジションなどを入力するための入力部を別に備えていてもよい。
第1のアクチュエータ6は、運転者が座るシートのシートポジションを調整する調整手段である。第1のアクチュエータ6は、例えば、シートクッションの前後位置、傾き並びに上下位置、シートバックの傾き並びに当該シートバックに設けられたランバーサポートの前側への突出量、ヘッドレストの前後位置、傾き並びに上下位置、及びアームレストの上下位置並びに傾きなどが調整可能であるとよい。
第2のアクチュエータ7は、ハンドルポジションを調整する調整手段である。第2のアクチュエータ7は、ハンドルの前後位置及び傾きなどが調整可能であるとよい。第3のアクチュエータ8は、ペダルポジションを調整する調整手段である。第3のアクチュエータ8は、例えば、各種ペダルの前後位置、傾き及び上下位置が調整可能であるとよい。
第4のアクチュエータ9は、サイドミラーポジションを調整する調整手段である。第4のアクチュエータ9は、例えば、サイドミラーの傾きを調整可能であるとよい。第5のアクチュエータ10は、ルームミラーポジションを調整する調整手段である。第5のアクチュエータ10は、例えば、ルームミラーの傾きを調整可能であるとよい。
報知部11は、後述するように、運転者に疲労している旨などを報知するための手段であり、例えば、車両に設けられたスピーカーである。但し、報知部11は、運転者に疲労している旨などを報知することができればよく、例えば、ナビゲーションシステム5の表示部などで構成してもよい。
運転支援装置12は、生体情報取得部121、走行情報取得部122、選択部123、算出部124及び制御部125を備えている。生体情報取得部121は、運転者の生体情報として、撮像部2から運転者の運転姿勢を撮像した画像を示す情報、状態検出部3から運転者の状態を示す情報、及びシートに作用する運転者の荷重を示す情報を取得する。
走行情報取得部122は、車両の走行情報として、ナビゲーションシステム5の操作部を介して入力された経路を示す情報を取得する。選択部123は、詳細は後述するが、複数の運転ポジションのうち、車両の走行情報に基づいて運転ポジションを選択する。算出部124は、運転者の画像を示す情報、運転者の状態を示す情報及び荷重を示す情報に基づいて、運転者の疲労度を算出する。
制御部125は、選択した運転ポジションを示す情報に基づいて、第1のアクチュエータ6、第2のアクチュエータ7、第3のアクチュエータ8、第4のアクチュエータ9及び第5のアクチュエータ10を制御する。また、制御部125は、運転者の疲労度を示す情報に基づいて、報知部11を制御する。
格納部13は、運転者の身長などを示す情報を格納している。また、格納部13は、複数の運転ポジションを示す情報として、運転者が設定した基準運転ポジションを示す情報、基準運転ポジションの運転姿勢に対して運転者の骨盤が前転した運転姿勢となる第1の運転ポジションを示す情報、及び基準運転ポジションの運転姿勢に対して運転者の骨盤が後転した運転姿勢となる第2の運転ポジションを示す情報を格納している。
次に、本実施の形態の運転支援方法の流れを説明する。図2及び図3は、本実施の形態の運転支援方法の流れを示すフローチャート図である。図4は、第1の運転ポジションを模式的に示す図である。図5は、第2の運転ポジションを模式的に示す図である。なお、図4及び図5では、運転者の運転姿勢、シートポジション、ハンドルポジション及びペダルポジションを代表的に示している。
先ず、運転者が車両のアクセサリ電源をONにすると、ナビゲーションシステム5が起動し、ナビゲーションシステム5の操作部が入力可能な状態となる(S1)。そして、運転支援装置12は、ナビゲーションシステム5の操作部を介して運転支援モードの実行が選択されたか否かを判定する(S2)。
運転支援モードの実行が選択されなかった場合、運転支援装置12の制御部125は、シートポジション、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションが基準運転ポジションとなるように、第1のアクチュエータ6、第2のアクチュエータ7、第3のアクチュエータ8、第4のアクチュエータ9及び第5のアクチュエータ10を制御して終了する(S2のNO)。
運転支援モードの実行が選択された場合、運転支援装置12は、運転支援モードの実行を開始し、ナビゲーションシステム5から経路を示す情報が入力されたか否かを判定する(S3)。予め設定された期間内に経路を示す情報が入力されなかった場合、運転支援装置12は運転支援モードを終了する(S3のNO)。
予め設定された期間内に経路を示す情報が入力された場合、運転支援装置12の選択部123は、入力された経路を示す情報に基づいて、車両が走行する道路において、一般道の区間と高速道の区間とを区別する(S4)。
そして、選択部123は、一般道の区間を走行する場合の運転ポジションとして第1の運転ポジションを選択し、高速道の区間を走行する場合の運転ポジションとして第2の運転ポジションを選択する(S5)。
次に、運転支援装置12は、ナビゲーションシステム5に入力される車速パルスを示す情報などに基づいて、車両が停止しているか否か判定し(S6)、車両が停止していない場合(S6のNO)、運転支援装置12の制御部125は、S6の工程戻る。
一方、車両が停止している場合(S6のYES)、運転支援装置12の制御部125は、運転者の運転姿勢が選択した第1の運転ポジション又は第2の運転ポジションに対応した姿勢となるように、第1のアクチュエータ6、第2のアクチュエータ7、第3のアクチュエータ8、第4のアクチュエータ9及び第5のアクチュエータ10を制御する(S7)。
このとき、制御部125は、撮像部2から取得した運転者の運転姿勢を撮像した画像を示す情報やシートに作用する運転者の荷重を示す情報から運転者の姿勢を導き出して参照することができる。
詳細には、例えば、第1の運転ポジションとして、図4に示すように、骨盤が後転した状態に比べて当該骨盤が前転しつつ、背筋が略鉛直に伸びる、一般的に知られている姿勢が崩れ難い姿勢に基づいて、代表的な体格での上半身以上の部位の複数の座標、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションが設定されている。
ここで、図4では、破線で基準運転ポジションでの運転者の運転姿勢、ハンドルポジション及びペダルポジションを示し、実線で第1の運転ポジションでの運転者の運転姿勢、ハンドルポジション及びペダルポジションを示している。
制御部125は、第1の運転ポジションを示す情報及び運転者の身長などを示す情報に基づいて、第1の運転ポジションに対応する運転者の体格での当該運転者の上半身以上の部位の複数の座標、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションを導き出す。
第1の運転ポジションでの各種ポジションの代表例を挙げると、第1の運転ポジションでのシートポジションは、基準運転ポジションに対して、シートクッションが前側に傾けられ、シートバックが前側に傾き、且つランバーサポートが前側に突出した状態となる。
第1の運転ポジションでのハンドルポジションは、基準運転ポジションに対して、ハンドルが前側に傾き、且つ前側に配置された状態となる。また、第1の運転ポジションでのペダルポジションは、基準運転ポジションに対して、各種ペダルが前側に傾き、且つ後側に配置された状態となる。
このとき、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションは、シートポジション、ハンドルポジション及びペダルポジションの移動により、運転者のアイポイントの変化に合わせて、適宜、傾けられるとよい。
上述のように、導き出した運転者の上半身以上の部位の複数の座標、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションを実現するように、制御部125は、運転者の画像を示す情報に基づいて導き出した運転者の上半身以上の部位の複数の座標情報を参照しつつ、第1のアクチュエータ6、第2のアクチュエータ7、第3のアクチュエータ8、第4のアクチュエータ9及び第5のアクチュエータ10を制御する。これにより、一般道においては、姿勢が崩れ難い姿勢で車両を運転することができる。
一方、例えば、第2の運転ポジションとして、図5に示すように、骨盤が前転した状態に比べて当該骨盤が後転しつつ、あごを引いた状態となる、一般的に知られている運転時に疲労し難い姿勢に基づいて、代表的な体格での上半身以上の部位の複数の座標、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションが設定されている。
ここで、図5では、破線で基準運転ポジションでの運転者の運転姿勢、ハンドルポジション及びペダルポジションを示し、実線で第2の運転ポジションでの運転者の運転姿勢、ハンドルポジション及びペダルポジションを示している。
制御部125は、第2の運転ポジションを示す情報及び運転者の身長などを示す情報に基づいて、第2の運転ポジションに対応する運転者の体格での当該運転者の上半身以上の部位の複数の座標、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションを導き出す。
第2の運転ポジションでの各種ポジションの代表例を挙げると、第2の運転ポジションでのシートポジションは、基準運転ポジションに対して、シートクッションが後側に傾けられ、シートバックが後側に傾き、且つランバーサポートの前側への突出量が少ない状態となる。
第2の運転ポジションでのハンドルポジションは、基準運転ポジションに対して、ハンドルが後側に傾き、且つ後側に配置された状態となる。また、第2の運転ポジションでのペダルポジションは、基準運転ポジションに対して、各種ペダルが後側に傾き、且つ前側に配置された状態となる。
このとき、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションは、シートポジション、ハンドルポジション、及びペダルポジションの移動により、運転者のアイポイントの変化に合わせて、適宜、傾けられるとよい。
上述のように、導き出した運転者の上半身以上の部位の複数の座標、ハンドルポジション、ペダルポジション、サイドミラーポジション及びルームミラーポジションを実現するように、制御部125は、運転者の画像を示す情報に基づいて導き出した運転者の上半身以上の部位の複数の座標情報を参照しつつ、第1のアクチュエータ6、第2のアクチュエータ7、第3のアクチュエータ8、第4のアクチュエータ9及び第5のアクチュエータ10を制御する。これにより、高速道においては、疲労し難い状態で車両を運転することができる。
なお、制御部125は、走行時の安全を阻害しない範囲で各ポジションの制御を行うことができる。例えば、エアバックが開いても強い衝撃を受けないハンドルとの一定の距離を確保するために各ポジションの制御を行うことができる。また、腰の後転により急ブレーキ時にシートベルトの下に体が潜ったり頭の位置が下がり視野角を確保できなくなったりしない範囲で各ポジションの制御を行うことができる。
次に、運転支援装置12の算出部124は、運転者の画像を示す情報、運転者の状態を示す情報及び荷重を示す情報に基づいて、運転者の疲労度を算出する(S8)。算出部124は、例えば、運転者の上半身や頭の振れ、目の左右の動き、目の瞬きの回数、眼電位、運転者のシートへの荷重の分散度などから運転者の疲労度を算出する。なお、運転者の疲労度を算出する手法は、一般的な手法を用いることができ、例えば、運転者の集中度に基づいて算出してもよい。
運転支援装置12の制御部125は、算出した運転者の疲労度が予め設定された閾値以上か否かを判定する(S9)。算出した運転者の疲労度が予め設定された閾値以上の場合(S9のYES)、制御部125は、報知部11を制御して運転者に疲労している旨を報知する(S10)。一方、算出した運転者の疲労度が予め設定された閾値未満の場合(S9のNO)、制御部125は、S9の工程に戻る。
次に、運転支援装置12は、ナビゲーションシステム5の車両の位置を示す情報及び経路を示す情報に基づいて、車両が走行している道路の種別が一般道から高速道、又は高速道から一般道に変更したか否か判定する(S11)。そして、車両が走行している道路の種別が変更している場合(S11のYES)、運転支援装置12は、S5の工程に戻る。
一方、車両が走行している道路の種別が変更していない場合(S11のNO)、運転支援装置12は、ナビゲーションシステム5の車両の位置を示す情報及び経路を示す情報に基づいて、目的地に到達したか否かを判定する(S12)。目的地に到達した場合、運転支援装置12は、運転支援モードを終了させる。一方、目的地に到達していない場合、運転支援装置12は、S11の工程に戻る。
このように本実施の形態の運転支援装置12及び運転支援方法は、車両の走行条件に応じた運転ポジションに対応する運転者の運転姿勢を実現できるように、自動的にシートポジションなどを変更することができる。そのため、車両の走行条件に応じた適切な運転姿勢を自動的に実現することができる。
しかも、本実施の形態の運転支援装置12及び運転支援方法は、運転者の疲労度が予め設定された閾値以上の場合、運転者に疲労している旨を報知するので、運転者に休憩を促すことができ、安全運転に寄与することができる。
<実施の形態2>
図6は、本実施の形態の運転支援システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態の運転支援システム201は、実施の形態1の運転支援装置及び運転支援方法と略等しいため、重複する説明は省略するが、運転者の疲労に応じたストレッチメニュー及びトレーニングメニューを提案する構成とされている。例えば、猫背になりやすい傾向の人は、腰のストレッチを促すストレッチメニューを提案したり、背筋を鍛えるトレーニングメニューを提案したり、する。
運転支援システム201は、実施の形態1の運転支援システム1と略等しい構成とされているが、運転支援装置202に作成部203を備えている。作成部203は、例えば、運転者の生体情報である、運転者の上半身や頭の振れ、目の左右の動き、目の瞬きの回数、眼電位、運転者のシートへの荷重の分散度などに基づいて、運転者の体の疲労している部位を特定する。
そして、作成部203は、特定した部位の疲労を低減するストレッチメニュー、及び特定した部位を鍛えるトレーニングメニューを作成する。制御部204は、作成されたストレッチメニュー又はトレーニングメニューを運転者に報知するために、報知部11を制御する。
次に、本実施の形態の運転支援方法の流れを説明する。図7は、本実施の形態の運転支援方法の流れを示すフローチャート図である。本実施の形態の運転支援方法は、S10の工程まで実施の形態1の運転支援方法と同様であるため、図7では省略している。
S10の工程の後に、図7に示すように、運転支援装置202の作成部203は、運転者の生体情報に基づいて、運転者の体の疲労している部位を特定し、特定した部位の疲労を低減するストレッチメニューを作成する(S21)。そして、制御部204は、作成したストレッチメニューを運転者に報知するために、報知部11を制御する(S22)。
その後、実施の形態1と同様にS11及びS12の工程を経て、目的地に到達した場合、運転支援装置202の作成部203は、特定した部位を鍛えるトレーニングメニューを作成する(S23)。そして、制御部204は、作成したトレーニングメニューを運転者に報知するために、報知部11を制御し、運転支援モードを終了させる(S24)。
このように本実施の形態の運転支援装置202及び運転支援方法は、運転者の体の疲労している部位に基づいて、ストレッチメニューやトレーニングメニューを提案するので、運転者が車両を運転する際の疲労の低減に寄与することができる。
但し、運転支援システム201は、ストレッチメニュー又はトレーニングメニューの少なくとも一方を提案する構成であればよい。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施の形態1及び2では、走行する道路が一般道か高速道かに基づいて、運転ポジションを選択しているが、経路を示す情報に基づいて、運転者に作用することが想定される加速度が予め設定された閾値未満の場合、第1の運転ポジションを選択し、運転者に作用することが想定される加速度が予め設定された閾値以上の場合、第2の運転ポジションを選択してもよい。この場合、例えば、予め設定された区間内で運転者に作用することが想定される加速度の平均値が予め設定された閾値以上か否かを判定すればよい。
また、例えば、経路を示す情報に基づいて、予め設定されたハンドルの切れ角未満の区間が予め設定された距離以上の場合、第2の運転ポジションを選択し、その他の場合、第1の運転ポジションを選択してもよい。つまり、道路の形状などに基づいて、運転ポジションを選択してもよい。
例えば、上記実施の形態1及び2の運転支援システム1、201において、運転者の疲労を検出するために用いられる状態検出部3並びに荷重検出部4、ストレッチメニューやトレーニングメニューを作成する作成部203、及び運転者に疲労している旨などを報知するための報知部11を省略してもよい。要するに、車両の走行条件に基づいて、複数の運転ポジションの中から適切な運転ポジションを選択することができる構成であればよい。
例えば、作成部203は、運転者の生体情報に基づいて、運転者の運転姿勢の癖を導き出し、導き出した癖も加味して、ストレッチメニューやトレーニングメニューを作成してもよい。
例えば、第1の運転ポジション及び第2の運転ポジションは、上述の限りではなく、運転ポジションは、車両の走行条件に適した運転姿勢を実現可能であればよく、しかも、運転ポジションの数は限定されない。このとき、運転ポジションは、機械学習によって設定されてもよい。また、車両の走行条件に適した運転姿勢を実現できるように、少なくともシートポジションが制御可能であればよい。
例えば、上記実施の形態1及び2の運転支援システム1、201では、車両が停止中に各種のポジションを調整しているが、運転に支障を及ぼさない部分のポジションを走行中に調整可能な構成としてもよい。
例えば、自動運転機能が作動しているか否かに応じて、運転ポジションを選択してもよく、リラクゼーションモード(リラックスポジション)を選択できるようにしてもよい。
例えば、上記実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
1 運転支援システム
2 撮像部
3 状態検出部
4 荷重検出部
5 ナビゲーションシステム
6 第1のアクチュエータ
7 第2のアクチュエータ
8 第3のアクチュエータ
9 第4のアクチュエータ
10 第5のアクチュエータ
11 報知部
12 運転支援装置
121 生体情報取得部
122 走行情報取得部
123 選択部
124 算出部
125 制御部
13 格納部
201 運転支援システム
202 運転支援装置
203 作成部
204 制御部

Claims (5)

  1. 車両の運転者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記車両の走行情報を取得する走行情報取得部と、
    複数の運転ポジションのうち、前記車両の走行情報に基づいて運転ポジションを選択する選択部と、
    前記選択した運転ポジションに対応する前記運転者の運転姿勢が実現されるように、前記運転者の生体情報及び前記選択した運転ポジションを示す情報に基づいて、前記車両のシートポジションを制御する制御部と、
    を備える、運転支援装置。
  2. 前記走行情報取得部は、前記車両の走行情報として当該車両が走行する経路情報を取得し、
    前記選択部は、前記経路情報に基づいて、予め設定された運転姿勢に対して前記運転者の骨盤が前転した運転姿勢となる第1の運転ポジション、又は前記予め設定された運転姿勢に対して前記運転者の骨盤が後転した運転姿勢となる第2の運転ポジションを選択する、請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の疲労度を算出する算出部を備え、
    前記制御部は、前記運転者の疲労度が予め設定された閾値以上の場合、前記運転者に疲労している旨を報知するために、前記車両に設けられた報知部を制御する、請求項1又は2に記載の運転支援装置。
  4. 前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者の体の疲労している部位を特定し、特定した部位の疲労を低減するストレッチメニュー、又は前記特定した部位を鍛えるトレーニングメニューを作成する作成部を備え、
    前記制御部は、作成されたストレッチメニュー又はトレーニングメニューを前記運転者に報知するために、前記車両に設けられた報知部を制御する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運転支援装置。
  5. 車両の運転者の生体情報を取得する工程と、
    前記車両の走行情報を取得する工程と、
    複数の運転ポジションのうち、前記車両の走行情報に基づいて運転ポジションを選択する工程と、
    前記選択した運転ポジションに対応する前記運転者の運転姿勢が実現されるように、前記運転者の生体情報及び前記選択した運転ポジションを示す情報に基づいて、前記車両のシートポジションを制御する工程と、
    を備える、運転支援方法。
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