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JP2023028934A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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JP2023028934A
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拓也 冨樫
Takuya Togashi
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Abstract

【課題】省電力状態から通常動作状態への復帰時に、指定時刻が経過した時刻指定処理命令の実行によりユーザの操作を阻害しない情報処理装置およびプログラムを提供する。【解決手段】プロセッサを備え、プロセッサは、指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合において、省電力状態から通常動作状態へ復帰した際に、自装置の周囲にユーザが存在することを検知した場合、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令の実行を保留する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、主記憶装置への通電を維持しつつ演算装置への通電を停止する省電力制御を、特定のアーキテクチャに限らず実現した情報処理装置が開示されている。
特許文献2には、前回起動時の情報を保持しておき、当該情報を用いて起動するクイック起動が可能なコンピュータ機器であって、時間を計時し、設定された時間になると割り込み発生させる計時手段と、電源オフ或いは電源オンが指示されたかどうかを検知する検知手段と、検知手段により電源オフが検知されたとき、クイック起動が有効かどうかを判定する判定手段と、判定手段によりクイック起動が有効であると判定されると、計時手段による割り込みを無効にするように設定する設定手段と、を有するコンピュータ機器が開示されている。
特開2013-175150号公報 特開2012-243219号公報
複合機等の情報処理装置では、時刻指定ジョブ等の時刻指定処理命令を実行させる場合、タイマから通知を受けて処理を実行する。情報処理装置において、プロセッサを含む一部の機能を停止する省電力状態中にはタイマも停止するため、ユーザが操作のために情報処理装置を省電力状態から復帰させると、復帰時に指定時刻が経過した時刻指定処理命令が先に実行されてしまい、ユーザがすぐに所望の操作を行えなくなるため、ユーザビリティが低下するという問題が生じる。
本発明は、省電力状態から通常動作状態への復帰時に、指定時刻が経過した時刻指定処理命令の実行によりユーザの操作を阻害しない情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様の情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合において、省電力状態から通常動作状態へ復帰した際に、自装置の周囲にユーザが存在することを検知した場合、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令の実行を保留する。
本発明の第2態様の情報処理装置は、第1態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置に設けられた人感センサにより、自装置の周囲にユーザが存在すると検知する。
本発明の第3態様の情報処理装置は、第1態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置に対する操作が行われている場合に、自装置の周囲にユーザが存在すると検知する。
本発明の第4態様の情報処理装置は、第1態様から第3態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置の周囲からユーザが離れたことを検知した場合、保留している時刻指定処理命令を実行する。
本発明の第5態様の情報処理装置は、第4態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置に設けられた人感センサにより、自装置の周囲からユーザが離れたことを検知する。
本発明の第6態様の情報処理装置は、第1態様から第3態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、ユーザの操作が終了したことを検知した場合、保留している時刻指定処理命令を実行する。
本発明の第7態様の情報処理装置は、第6態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置に対する操作が予め設定された時間以上行われていない場合に、ユーザの操作が終了したと検知する。
本発明の第8態様の情報処理装置は、第6態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置に対するログアウト操作が行われた場合に、ユーザの操作が終了したと検知する。
本発明の第9態様の情報処理装置は、第1態様から第8態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、自装置の周囲にユーザが居ることを検知した場合であっても、指定された時刻から予め設定された時間が経過した時刻指定処理命令は実行する。
本発明の第10態様の情報処理装置は、第1態様から第9態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、複数の時刻指定処理命令について、指定された時刻に関わらず、予め設定された順序で実行する。
本発明の第11態様の情報処理装置は、第1態様から第10態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、実行を保留している時刻指定処理命令を、ユーザに通知する
本発明の第12態様の情報処理装置は、第1態様から第11態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令が複数ある場合において、予め設定された条件を満たさない時刻指定処理命令がある場合は、次の指定された時刻の時刻指定処理命令に移行する。
本発明の第13態様のプログラムは、指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合において、省電力状態から通常動作状態へ復帰した際に、自装置の周囲にユーザが存在することを検知した場合、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令の実行を保留するステップをコンピュータに実行させる。
本発明の第1態様の情報処理装置によれば、省電力状態から通常動作状態への復帰時に、指定時刻が経過した時刻指定処理命令の実行によりユーザの操作を阻害しないようにすることができる。
本発明の第2態様の情報処理装置によれば、自装置に設けられた人感センサにより、自装置の周囲にユーザが存在すると検知することができる。
本発明の第3態様の情報処理装置によれば、自装置が備えるユーザインタフェース装置を用いて、自装置の周囲にユーザが存在すると検知することができる。
本発明の第4態様の情報処理装置によれば、ユーザの操作を阻害せずに、保留している時刻指定処理命令を実行することができる。
本発明の第5態様の情報処理装置によれば、自装置に設けられた人感センサにより、自装置の周囲からユーザが離れたことを検知することができる。
本発明の第6態様の情報処理装置によれば、ユーザの操作を阻害せずに、保留している時刻指定処理命令を実行することができる。
本発明の第7態様の情報処理装置によれば、自装置が備えるユーザインタフェース装置を用いて、ユーザの操作が終了したと検知することができる。
本発明の第8態様の情報処理装置によれば、自装置に対するログアウト情報に基づいて、ユーザの操作が終了したと検知することができる。
本発明の第9態様の情報処理装置によれば、時刻指定処理命令の処理の実行が、指定時刻から遅れすぎないようにすることができる。
本発明の第10態様の情報処理装置によれば、複数の時刻指定処理命令の実行順序を任意に設定することができる。
本発明の第11態様の情報処理装置によれば、保留中の時刻指定処理命令を、ユーザが把握することができる。
本発明の第12態様の情報処理装置によれば、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令が複数ある場合において、予め設定された条件を満たさない時刻指定処理命令がある場合に、この時刻指定処理命令が実行されるまで次の時刻指定処理命令が実行されずに保留されることを防止することができる。
本発明の第13態様のプログラムによれば、省電力状態から通常動作状態への復帰時に、指定時刻が経過した時刻指定処理命令の実行によりユーザの操作を阻害しないようにすることができる。
本発明の一実施形態の画像形成システムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置の時刻指定処理命令リストを示す図である。 省電力状態中の画像形成装置の電源供給状態を示すブロック図である。 実行を保留している時刻指定処理命令の通知例を示す図である。 上記画像形成装置における省電力状態から通常動作状態への復帰時の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示す図である。
本発明の一実施形態の画像形成システムは、図1に示されるように、ネットワーク40により相互に接続された画像形成装置10、および端末装置30により構成される。端末装置30は、印刷データを生成して、ネットワーク40経由にて生成した印刷データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置30から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置であり、本発明における情報処理装置の一例である。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。画像形成装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、RTC(Real-Time Clock)13と、人感センサ14と、ユーザインタフェース(UIと略す。)装置15と、ハードディスクドライブ等の記憶装置16と、外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)17と、スキャナ18と、プリントエンジン19と、を有する。これらの構成要素は、制御バス20を介して互いに接続されている。
CPU11は、記憶装置16に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置16内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
RTC13は、時刻経過をカウントし、設定された時刻になると通知を送信する。
人感センサ14は、自装置の周囲にユーザが存在することを検知するためのセンサであり、例えば、赤外線センサ等、公知の種々のセンサを用いることができる。
UI装置15は、ソフトウェアと組み合わされた電源ボタン15aの他に、例えば、タッチパネルにより構成された操作パネルを備える。操作パネルは、ユーザに各種情報を表示するとともにユーザからの操作を入力する。
通信IF17は、ネットワーク40やUSB(Universal Serial Bus)等、外部の装置等との間でデータの送信および受信を行う通信インタフェースを複数備える。スキャナ18は、セットされた原稿から原稿画像を読み取る。プリントエンジン19は、帯電、露光、現像、転写、および定着などの工程を経て印刷用紙等の記録媒体上に画像を印刷する。
次に、本実施形態における画像形成装置10の動作状態の種類について説明する。本実施形態における画像形成装置10は、不図示のハードウェアスイッチを備え、ハードウェアスイッチがOFFの状態では、画像形成装置10に対する電源供給が停止され、画像形成装置10の動作が完全に停止した状態となる。
本実施形態における画像形成装置10は、ハードウェアスイッチがONの状態において、電源オフ状態、通常動作状態、および、省電力状態の3つの動作状態を有する。
画像形成装置10の不図示のハードウェアスイッチがONの状態で、かつ画像形成装置10が電源オフ状態の場合に、電源ボタン15aが押下されるか、端末装置30から通常動作状態への復帰指示を受信すると、CPU11は、画像形成装置10を通常動作状態とする。画像形成装置10が通常動作状態の場合に、電源ボタン15aが長押しされると、CPU11は、画像形成装置10を通常動作状態から電源オフ状態とする。画像形成装置10が通常動作状態の場合に、電源ボタン15aが短押しされると、CPU11は、画像形成装置10を通常動作状態から省電力状態とする。
ここで、電源ボタン15aの長押しとは、予め設定された時間以上連続して電源ボタン15aが押下されることを意味し、電源ボタン15aの短押しとは、予め設定された時間よりも短い時間連続して電源ボタン15aが押下されることを意味する。例えば、2秒以上の時間連続して電源ボタン15aが押下された場合に、電源ボタン15aの長押しとなり、2秒未満の時間連続して電源ボタン15aが押下された場合に、電源ボタン15aの短押しとなる。
電源オフ状態とは、電源ボタン15aの押下検出等に必要な待機電力を除き、画像形成装置10を構成する全てのハードウェアに対して電力の供給が停止され、画像形成装置10の動作が停止した状態である。
通常動作状態とは、画像形成装置10を構成する全てのハードウェアに対して通常電力が供給され、画像形成装置10の通常動作が可能な状態である。画像形成装置10が通常動作状態の場合、CPU11も通常動作状態となる。電源オフ状態から通常動作状態に移行する際には、CPU11は初期状態から起動される。すなわち、CPU11は、記憶装置16に格納された制御プログラムを読み出してメモリ12に展開し、所定の処理を実行することにより、画像形成装置10を通常動作状態にさせる。
省電力状態とは、メモリ12、人感センサ14、および、UI装置15の電源ボタン15aのみに通常電力が供給され、CPU11は待機電力のみが供給され、その他のハードウェアに対して電力の供給が停止され、画像形成装置10の機能が停止した状態である。画像形成装置10が省電力状態の場合、CPU11も機能が停止した省電力状態、いわゆるサスペンドモードとなる。
CPU11は、制御プログラムを実行中であっても、実行途中の箇所で動作停止してサスペンドモードとなる。省電力状態において、メモリ12では、CPU11の実行途中の情報が記憶された情報が維持される。そのため、CPU11がサスペンドモードから通常動作状態に復帰する際には、CPU11はメモリ12に記憶された情報を用いて高速起動することができる。このようなCPU11の高速起動は、一般的にクイックブートと呼ばれる。すなわち、CPU11がサスペンドモードから通常動作状態に復帰するまでの時間(いわゆるクイックブートに要する時間)は、CPU11が電源オフ状態から通常動作状態に移行するまでの時間と比較して短くなる。
CPU11は、指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合、時刻指定処理命令を実行すべき時刻をRTC13に設定する。図2に示すように、RTC13は、設定された時刻になるとCPU11に通知を送信し、CPU11は、RTC13からの通知を受信すると、受信した時刻に設定されている時刻指定処理命令を実行する。
時刻指定処理命令は、指定された時刻に指定された処理を実行する命令であり、一例として、時刻指定FAX、時刻指定プリント、時刻指定電源ON、FW(FirmWare)更新チェック、メンテナンス情報の送信、NTP(Network Time Protocol)による時計補正等が挙げられる。
時刻指定処理命令がユーザによって設定された場合、CPU11は、図3に示すように、ユーザによって設定された時刻指定処理命令について、指定時刻順に時刻指定処理命令リストに登録する。この時刻指定処理命令リストは、メモリ12に記憶される。また、CPU11は、時刻指定処理命令の指定時刻に通知を送信するようにRTC13に設定する。
図4は、省電力状態中の画像形成装置10の電源供給状態を示すブロック図である。なお、図4において、電力の供給が停止もしくは制限されている構成要素については斜線を付して示している。
図4に示すように、画像形成装置10の省電力状態中には、RTC13への電力の供給が停止され、RTC13の機能が停止した状態となるため、画像形成装置10の省電力状態中に時刻指定処理命令の指定時刻が到来しても、RTC13からCPU11に対して通知を送信することができない。すなわち、画像形成装置10が省電力状態の間は、CPU11は時刻指定処理命令を実行することができない。
そのため、従来の画像形成装置では、ユーザが操作のために画像形成装置を省電力状態から通常動作状態に復帰させた際に、指定時刻が経過した時刻指定処理命令をユーザの操作よりも先に実行していたが、この場合には、ユーザがすぐに所望の操作を行えなくなるため、ユーザビリティが低下するという問題が生じていた。
このような問題を解消するため、本実施の形態では、CPU11は、指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合において、省電力状態から通常動作状態へ復帰した際に、自装置の周囲にユーザが存在することを検知した場合、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令の実行を保留する。
このような態様とすることにより、省電力状態から通常動作状態への復帰時に、指定時刻が経過した時刻指定処理命令の実行によりユーザの操作を阻害しないようにすることができる。
ここで、CPU11は、自装置に設けられた人感センサ14により、自装置の周囲にユーザが存在すると検知してもよいし、自装置に対する操作が行われている場合に、自装置の周囲にユーザが存在すると検知してもよい。
なお、「自装置に対する操作が行われている場合」とは、例えば、UI装置15に対する操作を検出した場合としてもよい。また、UI装置15が備えるタッチパネルやボタンが、操作受付可能状態の際にライトが点灯するように構成されている場合には、タッチパネルやボタンのライトの点灯時を、自装置に対する操作が行われている場合とみなしてもよい。また、ユーザのログイン中を、自装置に対する操作が行われている場合とみなしてもよい。
また、CPU11は、実行を保留している時刻指定処理命令を、ユーザに通知してもよい。この通知は、例えば一例として図5に示すように、操作パネル15bに実行を保留している時刻指定処理命令を表示してもよいし、音声で通知してもよい。
また、CPU11は、自装置の周囲からユーザが離れたことを検知した場合に、保留している時刻指定処理命令を実行してもよい。
ここで、CPU11は、自装置に設けられた人感センサ14により、自装置の周囲からユーザが離れたことを検知してもよい。
また、CPU11は、ユーザの操作が終了したことを検知した場合に、保留している時刻指定処理命令を実行してもよい。
ここで、CPU11は、自装置に対する操作が予め設定された時間以上行われていない場合に、ユーザの操作が終了したと検知してもよいし、自装置に対するログアウト操作が行われた場合に、ユーザの操作が終了したと検知してもよい。また、CPU11は、省電力状態から通常動作状態へ復帰した後に最初に省電力状態へ移行する条件を満たした場合に、ユーザの操作が終了したと検知してもよい。また、UI装置15が備えるタッチパネルやボタンが、操作受付可能状態の際にライトが点灯するように構成されている場合には、CPU11は、タッチパネルやボタンのライトが点灯状態から消灯状態になった場合に、ユーザの操作が終了したと検知してもよい。また、UI装置15が備えるタッチパネルが、一定時間操作がされなかった場合に初期画面に移行するように構成されている場合には、CPU11は、タッチパネルの画面が、操作状態から初期画面に移行した場合に、ユーザの操作が終了したと検知してもよい。
次に、本実施形態の画像形成装置10における省電力状態から通常動作状態への復帰時の処理の概要について、図6のフローチャートを参照して説明する。
先ず、CPU11は、ステップS01において、画像形成装置10の省電力状態から通常動作状態への復帰を検知すると、ステップS02において、復帰時点において指定された時刻を経過した時刻指定処理命令があるか否かを判定する。
ステップS02において、指定された時刻を経過した時刻指定処理命令がないと判定された場合(判定結果:No)、CPU11は、通常動作状態への復帰時の処理を終了して、そのまま通常動作状態へ移行する。
ステップS02において、指定された時刻を経過した時刻指定処理命令があると判定された場合(判定結果:Yes)、CPU11は、ステップS03において、自装置の周囲にユーザが存在するか否かを判定する。
ステップS03において、自装置の周囲にユーザが存在すると判定された場合(判定結果:Yes)、CPU11は、ステップS04において、指定された時刻を経過した時刻指定処理命令の実行を保留する。
次に、CPU11は、ステップS05において、自装置の周囲からユーザが離れたか否か、および、ユーザの操作が終了したか否かを判定する。
ステップS05において、自装置の周囲からユーザが離れたと判定された場合、もしくは、ユーザの操作が終了したと判定された場合(判定結果:Yes)、CPU11は、ステップS06において、指定された時刻を経過した時刻指定処理命令を実行した後、通常動作状態への復帰時の処理を終了して、そのまま通常動作状態へ移行する。
ステップS05において、自装置の周囲からユーザが離れていないと判定された場合、もしくは、ユーザの操作が終了していないと判定された場合(判定結果:No)、CPU11は、ステップS04に移行し、指定された時刻を経過した時刻指定処理命令の実行の保留を継続する。
また、ステップS03において、自装置の周囲にユーザが存在しないと判定された場合(判定結果:No)、CPU11は、ステップS06に移行し、指定された時刻を経過した時刻指定処理命令を実行した後、通常動作状態への復帰時の処理を終了して、そのまま通常動作状態へ移行する。
なお、本実施の形態において、CPU11は、省電力状態から通常動作状態への復帰時に、自装置の周囲にユーザが居ることを検知した場合であっても、指定された時刻から予め設定された時間が経過した時刻指定処理命令は、実行を保留せずに、ユーザの操作よりも先に実行するようにしてもよい。
また、CPU11は、複数の時刻指定処理命令について、指定された時刻に関わらず、予め設定された順序で実行するようにしてもよい。
また、CPU11は、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令が複数ある場合において、予め設定された条件を満たさない時刻指定処理命令がある場合は、条件を満たさない時刻指定処理命令の実行を待たずに、次の指定された時刻の時刻指定処理命令に移行するようにしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態の画像形成システムについて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されず、適宜変更することもできる。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、画像形成装置に対して本発明を適用した場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の装置とすることができる。
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 RTC
14 人感センサ
15 UI装置
15a 電源ボタン
15b 操作パネル
16 記憶装置
17 通信IF
18 スキャナ
19 プリントエンジン
20 制御バス
30 端末装置
40 ネットワーク

Claims (13)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合において、省電力状態から通常動作状態へ復帰した際に、自装置の周囲にユーザが存在することを検知した場合、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令の実行を保留する
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    自装置に設けられた人感センサにより、自装置の周囲にユーザが存在すると検知する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    自装置に対する操作が行われている場合に、自装置の周囲にユーザが存在すると検知する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    自装置の周囲からユーザが離れたことを検知した場合、保留している時刻指定処理命令を実行する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    自装置に設けられた人感センサにより、自装置の周囲からユーザが離れたことを検知する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    ユーザの操作が終了したことを検知した場合、保留している時刻指定処理命令を実行する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    自装置に対する操作が予め設定された時間以上行われていない場合に、ユーザの操作が終了したと検知する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    自装置に対するログアウト操作が行われた場合に、ユーザの操作が終了したと検知する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    自装置の周囲にユーザが居ることを検知した場合であっても、指定された時刻から予め設定された時間が経過した時刻指定処理命令は実行する
    請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、
    複数の時刻指定処理命令について、指定された時刻に関わらず、予め設定された順序で実行する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    実行を保留している時刻指定処理命令を、ユーザに通知する
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記プロセッサは、
    指定された時刻が経過した時刻指定処理命令が複数ある場合において、予め設定された条件を満たさない時刻指定処理命令がある場合は、次の指定された時刻の時刻指定処理命令に移行する
    請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 指定された時刻に指定された処理を実行する時刻指定処理命令が設定されている場合において、省電力状態から通常動作状態へ復帰した際に、自装置の周囲にユーザが存在することを検知した場合、指定された時刻が経過した時刻指定処理命令の実行を保留するステップ
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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