JP2023011655A - F*及びw質別のアルミニウム合金製品及びその作製方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書で使用される場合、「発明」、「その発明」、「この発明」及び「本発明」という用語は、本特許出願の主題及び以下の特許請求の範囲のすべてを広く指すことが意図されている。これらの用語を含有する記述は、本明細書に記載の主題を制限するものでも、以下の特許請求の範囲の意味もしくは範囲を制限するものでもないことが理解されるべきである。
本明細書には、F*またはW質別のアルミニウム合金製品を作製する方法が開示されている。F*質別は、熱間圧延後のアルミニウム合金製品を急速に焼入れすることによって達成される。W質別は、アルミニウム合金製品が溶体化温度を超える温度にある間に、熱間圧延後または熱間圧延中にアルミニウム合金製品を急速に焼入れすることによって達成される。上述したように、F*またはW質別で提供されるアルミニウム合金製品により、エンドユーザーは、比較用方法より少ない時間を使用し、より少ないエネルギーを必要とするアルミニウム合金のさらなる加工(例えば、高温での成形)をすることが可能となる。所定の例では、アルミニウム合金を熱間成形する比較用方法は、アルミニウム合金を約460℃~約480℃の温度に加熱し、その温度を約5分~約15分の期間維持して、アルミニウム合金を溶体化することを含み得る。加熱後、アルミニウム合金は、次いで約440℃~約480℃の熱間成形温度に冷却され得る。いくつかの非限定的な例では、熱間圧延後に例示的な焼入れを採用し、F*またはW質別のアルミニウム合金製品を提供することは、アルミニウム合金を熱間成形温度を超える温度に加熱すること、アルミニウム合金を熱間成形温度を超える温度でソーキングすること、またはアルミニウム合金を熱間成形温度に冷却することの必要性を排除し得る。
本明細書に記載の合金は、当業者に知られているような鋳造方法を使用して鋳造され得る。例えば、鋳造プロセスは、直接チル(DC)鋳造プロセスを含み得る。任意に、DC鋳造アルミニウム合金製品(例えば、インゴット)は、後続の加工の前に皮剥ぎ(scalped)され得る。任意に、鋳造プロセスは、連続鋳造(CC)プロセスを含み得る。次いで、鋳造アルミニウム合金製品は、さらなる加工工程に供され得る。1つの非限定的な例では、加工方法は、均質化、熱間圧延、及び焼入れを含む。いくつかの場合では、加工工程は、所望により、冷間圧延をさらに含む。任意に、焼なまし工程は、本明細書に記載の方法では実施されない。
均質化
均質化工程は、本明細書に記載の合金組成物から調製されたインゴットなどの鋳造アルミニウム合金製品を、約、または少なくとも約500℃(例えば、少なくとも約520℃、少なくとも約530℃、少なくとも約540℃、少なくとも約550℃、少なくとも約560℃、少なくとも約570℃、または少なくとも約580℃)のピーク金属温度(PMT)を達成するように加熱することを含み得る。例えば、インゴットは、約520℃~約580℃、約530℃~約575℃、約535℃~約570℃、約540℃~約565℃、約545℃~約560℃、約530℃~約560℃、または約550℃~約580℃の温度に加熱され得る。いくつかの場合では、PMTまでの加熱速度は、約100℃/時以下、約75℃/時以下、約50℃/時以下、約40℃/時以下、約30℃/時以下、約25℃/時以下、約20℃/時以下、または約15℃/時以下であり得る。他の場合では、PMTまでの加熱速度は、約10℃/分~約100℃/分(例えば、約10℃/分~約90℃/分、約10℃/分~約70℃/分、約10℃/分~約60℃/分、約20℃/分~約90℃/分、約30℃/分~約80℃/分、約40℃/分~約70℃/分、または約50℃/分~約60℃/分)であり得る。
均質化工程に続いて、熱間圧延工程が実施される。特定の場合では、鋳造アルミニウム合金製品は、約370℃~約540℃の熱間圧延機入口温度を有する熱間圧延機で熱間圧延される。熱間圧延機入口温度は、例えば、約370℃、約375℃、約380℃、約385℃、約390℃、約395℃、約400℃、約405℃、約410℃、約415℃、約420℃、約425℃、約430℃、約435℃、約440℃、約445℃、約450℃、約455℃、約460℃、約465℃、約470℃、約475℃、約480℃、約485℃、約490℃、約495℃、約500℃、約505℃、約510℃、約515℃、約520℃、約525℃、約530℃、約535℃、または約540℃であり得る。特定の場合では、熱間圧延機出口温度は、約250℃~約380℃(例えば、約330℃~約370℃)の範囲であり得る。例えば、熱間圧延機出口温度は、約255℃、約260℃、約265℃、約270℃、約275℃、約280℃、約285℃、約290℃、約295℃、約300℃、約305℃、約310℃、約315℃、約320℃、約325℃、約330℃、約335℃、約340℃、約345℃、約350℃、約355℃、約360℃、約365℃、約370℃、約375℃、または約380℃であり得る。いくつかの非限定的な例では、熱間圧延は、圧延製品(例えば、アルミニウム合金高温帯)を提供する。
熱間圧延工程の後、焼入れ工程が実施される。「焼入れする」という用語は、本明細書で使用される場合、アルミニウム合金製品(例えば、アルミニウム合金高温帯)の温度を急速に低下させることを含み得る。焼入れ工程では、アルミニウム合金製品は、液体(例えば、水、油、または水-油エマルション)及び/または気体(例えば、空気)または別の選択された焼入れ媒体で焼入れされる。焼入れ工程は、最終熱間圧延の通過前に、または最終熱間圧延の通過直後に(例えば、熱間圧延機を出るアルミニウム合金高温帯に)実施され得る。上述したように、焼入れ工程をこの手法で実施することは、予想外の特性を有するアルミニウム合金製品を提供し得る。また、熱間圧延機を出るアルミニウム合金高温帯を焼入れすることは、熱間圧延機を出るアルミニウム合金高温帯を焼入れする工程を採用しない方法と比較して、後続の高温での成形のために準備されるより少ないエネルギーを必要とするアルミニウム合金製品を提供し得る。
特定の態様では、アルミニウム合金高温帯は、熱間圧延工程の後の焼入れの後、かつ任意の後続の工程の前(例えば、巻回工程の前及び/または成形、コーティング、塗装焼付けなどを含む、エンドユーザーによって実施される任意の工程の前)にさらなる加工に供され得る。さらなる加工工程は、薄いゲージのアルミニウム合金製品(例えば、約0.2mm~約4.0mm)を提供するために、アルミニウム合金高温帯のゲージをさらに縮小させるための冷間圧延工程、またはアルミニウム合金高温帯のゲージを縮小させるための任意の他の好適な冷間処置工程を含み得る。例えば、薄いゲージのアルミニウム合金製品は、約0.2mm、約0.3mm、約0.4mm、約0.5mm、約0.6mm、約0.7mm、約0.8mm、約0.9mm、約1.0mm、約1.5mm、約2.0mm、約2.5mm、約3.0mm、約3.5mm、または約4.0mmのゲージを有するシートまたはシェートであり得る。
本明細書に記載のアルミニウム合金製品は、任意の好適なゲージを有し得る。上述したように、製品は、シート(例えば、およそ0.20mm以上約4.0mm未満)、シェート(例えば、およそ4.0mm~約15.0mm)、またはプレート(例えば、およそ15.0mmを超える)などの様々なサイズ及び厚さに鋳造及び加工され得るが、他の厚さ及び範囲も同様に使用され得る。いくつかの例では、本明細書に記載のアルミニウム合金製品は、中間ゲージ(例えば、所望により、顧客またはエンドユーザーによってさらに縮小されるゲージ)で顧客またはエンドユーザーに提供され、供給され得る。いくつかの例では、本明細書に記載のアルミニウム合金製品は、最終ゲージで顧客またはエンドユーザーに提供され、供給され得る。アルミニウム合金製品は、製造ラインの終点に集められて、アルミニウム合金巻回物を形成し得る。
鋳造後の加熱
連続鋳造機(例えば、二重ベルト鋳造機、二重ロール鋳造機、二重ブロック鋳造機、または任意の他の連続鋳造機)を出た後、鋳造アルミニウム合金製品は、炉内に投入され得る。いくつかの場合では、鋳造アルミニウム合金製品を炉内に投入することは、鋳造アルミニウム合金製品の幅にわたって温度を平衡化し得る。例えば、鋳造アルミニウム合金製品は、連続鋳造機を出るとき、鋳造アルミニウム合金製品の中央部で第1の温度を有し得、鋳造アルミニウム合金製品の1つ以上の端部で第2の温度を有し得る。さらに、鋳造アルミニウム合金製品は、鋳造アルミニウム合金製品の中央部から鋳造アルミニウム合金製品の少なくとも1つの端部まで広がる温度勾配を有し得る。いくつかの場合では、鋳造アルミニウム合金製品は、連続鋳造機を出るとき、鋳造アルミニウム合金製品の幅にわたって複数の温度を含む任意の熱的プロファイルを有し得る。よって、鋳造アルミニウム合金製品を連続鋳造機を出た後に炉内に投入することは、鋳造アルミニウム合金製品の熱的プロファイルを平衡化し得る。
特定の態様では、アルミニウム合金高温帯は、熱間圧延工程の後の焼入れの後、かつ任意の後続の工程の前(例えば、巻回工程の前及び/または成形、コーティング、塗装焼付けなどを含む、エンドユーザーによって実施される任意の工程の前)にさらなる加工に供され得る。さらなる加工工程は、薄いゲージのアルミニウム合金製品(例えば、約0.2mm~約4mm)を提供するために、アルミニウム合金高温帯のゲージをさらに縮小させるための冷間圧延工程、またはアルミニウム合金高温帯のゲージを縮小させるための任意の他の好適な冷間処置工程を含み得る。例えば、薄いゲージのアルミニウム合金製品は、約0.2mm、約0.3mm、約0.4mm、約0.5mm、約0.6mm、約0.7mm、約0.8mm、約0.9mm、約1mm、約1.5mm、約2mm、約2.5mm、約3mm、約3.5mm、または約4mmのゲージを有するシートまたはシェートであり得る。いくつかの場合では、冷間圧延工程は、アルミニウム合金高温帯のゲージを縮小させて、中間ゲージのアルミニウム合金製品(例えば、約4mmを超え約15mm以下)を提供し得る。例えば、中間ゲージのアルミニウム合金製品は、約4mm超、約5mm、約6mm、約7mm、約8mm、約9mm、約10mm、約11mm、約12mm、約13mm、約14mm、または約15mmのゲージを有するシェートであり得る。いくつかの場合では、複数の冷間処置工程が実施されて、アルミニウム合金のゲージを縮小させ得る。例えば、第1の冷間圧延工程は、中間ゲージのアルミニウム合金製品を提供するために実施され得、第2の冷間圧延工程は、いくつかの場合では、第2の中間ゲージのアルミニウム合金製品及び/または最終ゲージのアルミニウム合金製品を提供するために中間ゲージのアルミニウム合金製品のゲージをさらに縮小させるために実施され得る。
本明細書に記載されるように、DC鋳造合金の場合は熱間圧延後にアルミニウム合金を焼入れすること、またはCC合金の場合は熱間圧延中に焼入れすることは、成形プロセス(例えば、熱間成形及び/または温間成形)の前の急速加熱工程のために最適化された微細構造を有するアルミニウム合金を提供する。特定の態様では、最適化された微細構造は、熱間成形温度に加熱され、その後、熱間成形温度での長いソーキング期間を伴わずに熱間成形され得るアルミニウム合金を提供する。例えば、比較用F質別で提供されるアルミニウム合金は、熱間成形温度(例えば、約480℃)に加熱され、熱間成形温度で約60秒間ソーキングされる。逆に、例えば、F*質別で提供される、本明細書に記載の方法に従って加工されたアルミニウム合金は、熱間成形温度に加熱され、その後、60秒よりも短い期間(例えば、30秒以下、20秒以下、15秒以下、10秒以下、または5秒以下)またはソーキングなしで熱間成形され得、これは本明細書では、成形工程へのフラッシュ加熱と称される。
アルミニウム合金製品(例えば、アルミニウム合金高温帯または薄いゲージのアルミニウム合金製品)は、成形プロセスに供され得る。成形プロセスに供されているアルミニウム合金製品は、「出発製品」または「出発材料」と呼ばれ得る。いくつかの例では、成形プロセスのための出発材料には、アルミニウム合金高温帯、薄いゲージのアルミニウム合金製品、F*質別またはW質別で提供されるチューブ、パイプ、プロファイル、及び他のものが含まれる。成形プロセスは、任意の熱処理可能なアルミニウム合金製品に使用され得る。記載されたプロセスで出発材料として使用され得るアルミニウム合金製品は、所望のゲージで、例えば、自動車部品の製造に好適なゲージで、平面形態で製造され得る。
本明細書に記載の質別で提供される開示されるアルミニウム合金製品は、熱間成形されたアルミニウム製品(例えば、熱間成形された自動車構造部材)などのアルミニウム合金製品の製造のための既存のプロセス及びラインに組み込まれ、これによりプロセス及び得られる製品を合理化された経済的な手法で改善し得る。成形プロセスを実施し、本明細書に記載の製品を製造するためのシステム及び方法は、本開示の範囲内に含まれる。
例示1は、アルミニウム合金製品を製造する方法であって、熱処理可能なアルミニウム合金を鋳造して鋳造アルミニウム合金を形成することと、前記鋳造アルミニウム合金を均質化することと、前記鋳造アルミニウム合金を熱間圧延して圧延製品を製造することと、約10℃/s~約1000℃/sの焼入れ速度で前記圧延製品を焼入れすることと、前記圧延製品を巻回してアルミニウム合金製品を提供することと、を含む、前記方法である。
図1は、上述した比較用加工方法の熱履歴を示すグラフである。アルミニウム合金を加熱工程110で熱間圧延温度120に加熱し、期間130ソーキングする。次いでアルミニウム合金を熱間圧延工程140で熱間圧延し、冷却工程150で冷却し、これによりF質別のアルミニウム合金を提供する。任意に、冷間圧延工程160を採用してアルミニウム合金のゲージをさらに縮小させる。製造後(時間範囲A)、F質別のアルミニウム合金は、エンドユーザーに供給され、そこでアルミニウム合金は、例えば、熱間成形を含むさらなる加工工程(時間範囲B)を受け得る。
鋳造、均質化、及び熱間圧延を含む上述の方法に従って7xxxシリーズのアルミニウム合金(AA7075)を調製して、10.5mmのゲージを有するアルミニウム合金高温帯を提供した。アルミニウム合金高温帯からサンプル(すなわち、高温帯サンプル)を採取し、さらに加工して、本明細書に記載の方法を評価した。高温帯サンプルを3つの異なる加工ルートに従ってさらに加工した:(a)本明細書に記載のF*質別のアルミニウム合金の完全スケールの製造を模倣するための加工ルート(「ルートA」と称される)(b)最終ゲージ(例えば、2ミリメートル(mm))までさらに熱間圧延することを含む加工ルート(「ルートB」と称される)及び(c)熱間圧延後に最終ゲージまで冷間圧延することを含む比較用ルート(「ルートC」と称される)。
F*質別のアルミニウム合金を提供することは、F質別で提供されるアルミニウム合金と比較した場合、増大した強度を示すアルミニウム合金を提供する。引張試験のために6つのアルミニウム合金サンプルを調製した。比較用アルミニウム合金サンプルの第1の組をF質別で提供し(「標準F」と称される)、アルミニウム合金サンプルの第2の組をF*質別で提供し(「Fアスタリスク+0%CW」と称される)、アルミニウム合金サンプルの第3の組をF*質別で提供し、冷間圧延に供して80%のゲージ縮小を達成した(「Fアスタリスク+80%CW」と称される)。各組のサンプルについて、第1のサンプルを熱間成形温度に加熱すること及び60秒間ソーキングすることに供し、第2のサンプルを420℃に加熱することによるフラッシュ加熱に供し、熱間成形前にソーキングしなかった。サンプルを熱間成形温度に加熱し、変形工程が必要とするであろう期間(例えば、最大で約5秒、最大で約4秒、最大で約3秒、最大で約2秒、最大で約1秒、最大で約0.5秒、またはそれらの間の任意の秒数)ソーキングし、焼入れすることによって実施される熱間成形模倣工程にすべてのサンプルを供した。次いでサンプルを上述の方法に従って最終的なT6質別まで人工時効させた。図6に示されるように、熱間成形温度に加熱すること及びソーキングすることに供されたすべてのサンプル(各組における左のヒストグラム、「完全溶体化」と称される)は、約500MPa~約520MPaの降伏強度を示した。フラッシュ加熱工程(「成形温度へのフラッシュ加熱」と称される)に供されたサンプルは、様々な降伏強度を示した。比較用標準Fアルミニウム合金サンプルは、模倣成形後に約120MPaの有意により低い降伏強度を示した。驚くべきことに、Fアスタリスク+0%CWアルミニウム合金サンプルは、約470MPa(例えば、F質別のアルミニウム合金よりも約350MPa高い)の降伏強度を示した。また、Fアスタリスク+80%CWアルミニウム合金は、標準Fアルミニウム合金よりも高い(例えば、約430MPa、すなわち、F質別のアルミニウム合金よりも310MPa高い)降伏強度を示した。
Claims (22)
- アルミニウム合金製品を製造する方法であって、
熱処理可能なアルミニウム合金を鋳造して鋳造アルミニウム合金を形成することと、
前記鋳造アルミニウム合金を加熱することと、
前記鋳造アルミニウム合金を熱間圧延して圧延製品を製造することと、
約10℃/s~約1000℃/sの焼入れ速度で前記圧延製品を焼入れすることと、
前記圧延製品を巻回してアルミニウム合金製品を得ることと、
を含んで成る、方法。 - 前記焼入れ速度は、約200℃/s~約1000℃/sである、請求項1に記載の方法。
- 前記焼入れ速度は、約500℃/s~約1000℃/sである、請求項1または2に記載の方法。
- 前記焼入れは、前記鋳造アルミニウム合金の熱間圧延直後または前記鋳造アルミニウム合金の熱間圧延中に実施される、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記焼入れは、空気、水、油、水-油エマルション、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実施される、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記焼入れ後に前記圧延製品を冷間圧延することをさらに含んで成る、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
- 焼なまし工程は実施されない、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記熱処理可能なアルミニウム合金は、2xxxシリーズのアルミニウム合金、6xxxシリーズのアルミニウム合金、7xxxシリーズのアルミニウム合金、または8xxxシリーズのアルミニウム合金を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記アルミニウム合金製品は、モノリシックアルミニウム合金製品またはクラッドアルミニウム合金製品を含む、請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記アルミニウム合金製品を400℃~580℃の温度に加熱し、前記アルミニウム合金製品を前記温度で5分以下維持することをさらに含んで成る、請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
- 前記維持は、3分以下実施される、請求項10に記載の方法。
- 前記維持は、1分以下実施される、請求項11に記載の方法。
- 前記維持は、30秒以下実施される、請求項12に記載の方法。
- 前記加熱及び前記維持を実施するためのサイクル時間は、前記熱間圧延工程の後に前記圧延製品を焼入れすることなく調製されたアルミニウム合金製品のサイクル時間よりも少なくとも20%短い、請求項10~13のいずれか1項に記載の方法。
- 前記加熱及び前記維持を実施するための前記サイクル時間は、前記熱間圧延工程の後に前記圧延製品を焼入れすることなく調製されたアルミニウム合金製品のサイクル時間よりも少なくとも30%短い、請求項14に記載の方法。
- 前記加熱及び前記維持を実施するための前記サイクル時間は、前記熱間圧延工程の後に前記圧延製品を焼入れすることなく調製されたアルミニウム合金製品のサイクル時間よりも少なくとも40%短い、請求項15に記載の方法。
- 前記加熱及び前記維持を実施するための前記サイクル時間は、前記熱間圧延工程の後に前記圧延製品を焼入れすることなく調製されたアルミニウム合金製品のサイクル時間よりも少なくとも50%短い、請求項16に記載の方法。
- 400℃~580℃の温度での前記維持の後、前記アルミニウム合金製品を成形することをさらに含んで成る、請求項10~17のいずれか1項に記載の方法。
- アルミニウム合金製品を製造する方法であって、
熱処理可能なアルミニウム合金を鋳造して鋳造アルミニウム合金を形成することと、
任意に前記鋳造アルミニウム合金を加熱することと、
前記鋳造アルミニウム合金を熱間圧延して圧延製品を製造することであって、前記熱間圧延は、複数のスタンドを有して成る熱間圧延機で実施され、各スタンドに焼入れシステムが後続する、圧延製品を製造することと、
前記熱間圧延工程において前記複数のスタンドのうちの少なくとも1つのスタンドから出た前記圧延製品を約10℃/s~約1000℃/sの焼入れ速度で焼入れすることと、
必要に応じて前記圧延製品を冷間圧延することと、
前記圧延製品を巻回してアルミニウム合金製品を得ることと、
を含んで成る、方法。 - 請求項1~19のいずれか1項に記載の方法に従って製造されたアルミニウム合金製品であって、前記アルミニウム合金製品は、シートを含む、前記アルミニウム合金製品。
- 請求項1~18のいずれか1項に記載の方法に従って製造されたアルミニウム合金高温帯。
- 前記アルミニウム合金高温帯は、前記熱間圧延の直後に焼入れされる、請求項21に記載のアルミニウム合金高温帯。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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