JP2023003925A - 建具におけるガラスの支持構造 - Google Patents
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Abstract
Description
四周状の枠体に押縁を介してガラス板が支持された建具において、
ガラス板の第1面部の端部に対向する枠体の部分と、ガラス板の第2面部の端部に対向する押縁の部分とから、ガラス板の端部が受け入れられて支持される溝部が形成されており、
前記押縁の部分の厚さは、前記枠体の部分の板厚よりも大きい、
建具におけるガラス板の支持構造、である。
1つの態様では、前記建具は、嵌め殺し窓である。
1つの態様では、前記建具は、窓部を備えた扉体であり、前記四周状の枠体は、扉体の四周状の框の内側に形成されている。
1つの態様では、押縁の部分の厚さ(板厚ないし見込方向の厚さ)は、枠体の部分の板厚の略2倍ないし2倍以上である。
1つの態様では、前記押縁の部分の厚さは、3mm以上である。
1つの態様では、前記枠体の部分の厚さは、1.5~1.6mmであるが、それ以上であってもよい。
1つの態様では、溝部の底面は、前記枠体の部分に対して垂直方向(見込方向)に延びる枠体の部分からなる。
押縁は、枠体の上枠、下枠、左右の縦枠に取り付けられる上側押縁、下側押縁、左右の押縁から枠体の全周に亘って取り付けられる。
1つの態様では、前記押縁の部分は、第1の板厚を備えた第1部材と、第1の板厚よりも大きい第2の板厚を備えた第2部材と、からなる、
1つの態様では、前記第1の板厚は、前記枠体の部分の板厚と略同じである。
1つの態様では、前記第1の板厚は、1.5~1.6mmである。
1つの態様では、前記第2の板厚は、3mmであるが、それ以上であってもよい。
1つの態様では、前記第1部材は、第1見付面と、第2見付面と、見込面と、から断面視コ字形状に形成されている。
1つの態様では、前記第2部材は、見付辺と、見込辺と、から断面視L形状を有している。
押縁を、第1部材と第2部材の2つの部材を組み合わせて形成する場合に、押縁の全体の断面形状は、方形状ないしコ字形状であり、1つの見付面が、ガラス板の第2面部の端部に対向する押縁の部分となる。
肉薄の第1部材と肉厚の第2部材の組み合わせは、断面視コ字形状の第1部材と断面視L形状の第2部材の組み合わせに限定されるものではなく、第1部材は断面視L形状であってもよく、また、第2部材は板状体であってもよい。
1つの態様では、前記第2部材は、前記第1部材の裏面に位置しており、前記第1部材が、ガラス板の第2面部の端部に対向している。
押縁を断面視コ字形状で肉薄の第1部材と肉厚の第2部材を組み合わせて形成し、外側に断面視コ字形状の第1部材を位置させ、その内部に第2部材を収納するようにしたことで、押縁の外観は、従来の肉薄の板材を折り曲げ形成した押縁の外観(折り曲げ角部のRを小さくでき、スッキリとした外観となる)と同じでありながら、溝部を形成する押縁の部分の厚さを大きくすることができる。
なお、第2部材がガラス板の第2面部の端部に対向するようにしてもよい。
1つの態様では、前記第2部材は、見付辺と、見込辺と、から断面視L形状を有しており、前記見付辺が前記第1部材の裏面に位置しており、
前記見込辺が、前記溝部を形成する前記枠体の部分に対して垂直方向に延びる枠体の部分に当接した状態で、前記第1部材と独立して、前記枠体の部分に固定されている。
このような取付構成とすることで、押縁の第2部材は、予め(現場に搬入される前に)枠体に固定しておくことができる。
1つの態様では、前記押縁は、第1見付面と、第2見付面と、見込面と、から断面視コ字形状に形成されている。
1つの態様では、前記押縁の板厚は、3mmであるが、それ以上であってもよい。
押縁は、所定の肉厚(例えば、3mm)の壁からなる角パイプないし角柱(無垢)であってもよく、一方の見付面が前記押縁の部分となる。
前記凹部には、見付面と見込面を備えた押縁が設けてあり、
前記凹部の一方の見付面と、前記押縁の前記見付面と、から前記溝部が形成されており、
前記押縁の前記見込面と、前記枠体の前記第1見込面及び前記第2見込面は略面一である。
1つの態様では、後述する実施形態に例示するように、前記枠体の見込部は、縦枠の見込部である。
なお、前記枠体の見込部が、さらに、上枠の見込部(下面部)、下枠の見込部(上面部)のいずれか一方の見込部であってもよく、この場合には、四周状の枠体の三方の見込面と押縁の見込面が略面一となる。
10 第1面部
11 第2面部
2 枠体
20 上枠
203 第2下面(枠体の部分、溝部の底面)
2041 凸部の第2見付面(溝部を形成する枠体の部分)
21 下枠
213 第2上面(枠体の部分、溝部の底面)
2141 凸部の第2見付面(溝部を形成する枠体の部分)
22 縦枠
222、222´ 第1見込面
223、223´ 第2見込面
224、224´ 凹部
2240、2240´ 凹部の第1見付面(溝部を形成する枠体の部分、一方の見付面)
2242、2242´ 凹部の底面(枠体の部分、溝部の底面)
23 縦枠
232 第1見込面
233 第2見込面
234 凹部
2340 凹部の第1見付面(溝部を形成する枠体の部分、一方の見付面)
2342 凹部の底面(枠体の部分、溝部の底面)
3 押縁
4 押縁の第1部材
40 第1見付面(押縁の部分)
41 第2見付面
42 見込面
5 押縁の第2部材
50 見付辺(押縁の部分)
51 見込辺
6 押縁
60 第1見付面(押縁の部分)
61 第2見付面
62 見込面
t1 第1の板厚
t2 第2の板厚
t1+t2 押縁の部分の厚さ
t3 枠体の板厚(枠体の部分の板厚)
t4 押縁の板厚(押縁の部分の厚さ)
Claims (7)
- 四周状の枠体に押縁を介してガラス板が支持された建具において、
ガラス板の第1面部の端部に対向する枠体の部分と、ガラス板の第2面部の端部に対向する押縁の部分とから、ガラス板の端部が受け入れられて支持される溝部が形成されており、
前記押縁の部分の厚さは、前記枠体の部分の板厚よりも大きい、
建具におけるガラス板の支持構造。 - 前記押縁の部分は、複数枚の鋼板を重ねて形成されている、
請求項1に記載の建具におけるガラスの支持構造。 - 前記押縁の部分は、第1の板厚を備えた第1部材と、第1の板厚よりも大きい第2の板厚を備えた第2部材と、からなる、
請求項2に記載の建具におけるガラスの支持構造。 - 前記第2部材は、前記第1部材の裏面に位置しており、前記第1部材が、ガラス板の第2面部の端部に対向している、
請求項3に記載の建具におけるガラスの支持構造。 - 前記第2部材は、見付辺と、見込辺と、から断面視L形状を有しており、
前記見付辺が前記第1部材の裏面に位置しており、
前記見込辺が、前記溝部を形成する前記枠体の部分に対して垂直方向に延びる枠体の部分に当接した状態で、前記第1部材と独立して、前記枠体の部分に固定されている、
請求項4に記載の建具におけるガラスの支持構造。 - 前記押縁の部分は、単一の鋼製部材から形成されている、
請求項1に記載の建具におけるガラスの支持構造。 - 前記枠体の見込部は、第1見込面と、第2見込面と、第1見込面と第2見込面の間に形成された凹部と、からなり、
前記凹部には、見付面と見込面を備えた押縁が設けてあり、
前記凹部の一方の見付面と、前記押縁の前記見付面と、から前記溝部が形成されており、
前記押縁の前記見込面と、前記枠体の前記第1見込面及び前記第2見込面は略面一である、
請求項1~6いずれか1項に記載の建具におけるガラスの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021105310A JP7710905B2 (ja) | 2021-06-25 | 建具におけるガラスの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021105310A JP7710905B2 (ja) | 2021-06-25 | 建具におけるガラスの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023003925A true JP2023003925A (ja) | 2023-01-17 |
JP7710905B2 JP7710905B2 (ja) | 2025-07-22 |
Family
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10317803A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-12-02 | Ykk Architect Prod Kk | 形鋼サッシ枠、形鋼サッシユニットおよび形鋼サッシ複合ユニット |
JP2000320250A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-21 | Shin Nikkei Co Ltd | 複合窓枠の押縁構造 |
JP2017040082A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | ナブテスコ株式会社 | 防火戸 |
JP2019031773A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | Ykk Ap株式会社 | 防火戸及びカーテンウォールユニット |
US20200011125A1 (en) * | 2017-03-08 | 2020-01-09 | Brad Campbell | Security panel framing system and method |
Patent Citations (5)
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