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JP2022534995A - 柄を備える可撓性容器 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 本開示は、可撓性容器(10)を提供する。一実施形態では、可撓性容器は、前面パネル(22)と、後面パネル(24)と、第1のガセット付き側面パネル(18)と、第2のガセット付き側面パネル(20)と、を含む。ガセット付き側面パネルは、チャンバを形成するために、外周シール(41)に沿って前面パネルおよび後面パネルを接合する。パネルは、(i)頂部分、(ii)本体部分、および(iii)底部分を形成する。頂部分は、ネック(27)およびネック内の付属部(30)を備える。前面パネルは、そこから延在する前面柄(82)を備え、後面パネルは、そこから延在する後面柄(84)を備える。前面柄および後面柄は、互いに反対の関係にあり、前面柄および後面柄は、第1のガセット付き側面パネル上に延在する。【選択図】図1

Description

流動性材料を貯蔵、移送、および分配するために使用される可撓性容器が知られている。容器の頂部および底部に柄を有する、大きいガセット付き可撓性容器が、ますます利用可能になっている。両手操作を必要とするデュアル柄容器は、いくつかの欠点を有する。可撓性容器の非剛性かつ柔軟な性質は、分配中の漏出を回避するために両手操作を必要とする。容器の柄が分配の流れの邪魔にならず、漏出を引き起こさないことを確実とするために、分配順序全体を通して操作者の注意および関心が、さらに必要とされる。
当技術分野は、改善された取り扱いおよび分配制御を伴う可撓性容器の必要性を認識する。
本明細書に開示されるのは、可撓性容器である。一実施形態では、可撓性容器は、前面パネルと、後面パネルと、第1のガセット付き側面パネルと、第2のガセット付き側面パネルと、を含む。ガセット付き側面パネルは、チャンバを形成するために、外周シールに沿って前面パネルと後面パネルとを接合する。パネルは、(i)頂部分、(ii)本体部分、および(iii)底部分を形成する。頂部分は、ネックおよびネック内の付属部を備える。前面パネルは、そこから延在する前面柄を備え、後面パネルは、そこから延在する後面柄を備える。前面柄および後面柄は、互いに反対の関係にあり、前面柄および後面柄は、第1のガセット付き側面パネル上に延在する。
プロセスもまた、本明細書に開示されている。一実施形態では、プロセスは、前面パネルと、後面パネルと、第1のガセット付き側面パネルと、第2のガセット付き側面パネルと、を備える、可撓性容器を提供することを含む。ガセット付き側面パネルは、チャンバを形成するために、外周シールに沿って前面パネルと後面パネルとを接合する。パネルは、(i)ネックおよびネック内の付属部を備える頂部分、(ii)本体部分、および(iii)底部分を形成する。頂部分は、ネックおよびネック内の付属部を備える。前面パネルは、そこから延在する前面柄を備え、後面パネルは、そこから延在する後面柄を備える。前面柄および後面柄は、互いに反対の関係にあり、前面柄および後面柄は、第1のガセット付き側面パネル上に延在する。プロセスは、前面柄および後面柄を把持することと、柄で可撓性容器を持ち上げることと、を含む。
図1は、本開示の一実施形態による、前面柄を有する前面パネルおよび後面柄を有する後面パネルを備えた可撓性容器の斜視図である。 図2は、挟持されたパネルの側面正面図である。 図3は、本開示の一実施形態による、圧潰構成にある図1の可撓性容器の頂部平面図である。 図4は、本開示の一実施形態による、前面柄および後面柄によって把持されている図1の可撓性容器の斜視図である。 図5Aは、本開示の一実施形態による、持ち上げられている図4の可撓性容器の斜視図である。 図5Bは、本開示の一実施形態による、図5Aの可撓性容器を開くための閉鎖部を除去している斜視図である。 図5Cは、本開示の一実施形態による、持ち上げられている、図5Bの開放された容器の斜視図である。 図5Dは、本開示の一実施形態による、流動性材料を分配する、図5Bの開放された容器の斜視図である。 図5Eは、本開示の一実施形態による、図5Bの可撓性容器を閉鎖するための閉鎖部の交換の斜視図である。 図6は、本開示の一実施形態による、流動性材料を分配する蛇口を備える可撓性容器の斜視図である。
定義
本明細書における元素周期表への全ての言及は、CRC Press,Inc.によって2003年に出版および著作権化されている元素周期表を指すものとする。また、族(複数可)へのいずれの参照も、族の付番のためにIUPACシステムを使用して、元素のこの周期表に反映された族(複数可)に対するものとする。
米国特許実務の目的では、任意の参照されている特許、特許出願、または出版物の内容は、特に定義の開示(特に本開示で提供されている任意の定義と矛盾しない範囲で)および当技術分野では一般的な知識に関して、参照によってそれらの全体が組み込まれる(あるいはその同等の米国版がそのように参照によって組み込まれる)。
本明細書に開示される数値範囲は、下限値および上限値からの、それらを含む全ての値を含む。明示的な値(例えば、1、または2、または3~5、または6、または7からの範囲)を含有する範囲の場合、任意の2つの明示的な値の間のいずれの部分範囲が含まれる(例えば、上記の1~7の範囲には、1~2、2~6、5~7、3~7、5~6などの部分範囲を含む)。
相反して、文脈から暗示的に、または当該技術分野において慣習的あると記載されない限り、全ての部およびパーセントは、重量に基づくものであり、全ての試験方法は、本開示の出願日現在のものである。
本明細書で使用する場合、「組成物」という用語は、組成物を含む材料の混合物、ならびに組成物の材料から形成された反応生成物および分解生成物を指す。
「含む(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」という用語、およびそれらの派生語は、任意の追加の構成要素、ステップ、または手順の存在を、それらが具体的に開示されているか否かにかかわらず、除外することを意図するものではない。曖昧さを避けるために、「含む」という用語の使用を通じて主張される全ての組成物は、否定する記載がない限り、任意の追加の添加剤、補助剤、またはポリマー化合物であるかに関わらず化合物を含み得る。対照的に、「から本質的になる」という用語は、操作性に必須ではないものを除き、任意の以降の記述の範囲から任意の他の構成要素、ステップ、または手順を除外する。「からなる」という用語は、具体的に描写または列記されていないいずれの成分、ステップ、または手順も除外する。
本明細書で使用される場合、「エチレン系ポリマー」は、(重合性モノマーの総量に基づいて)50重量パーセントを超える重合エチレンモノマーを含有し、任意選択で、少なくとも1つのコモノマーを含み得るポリマーである。
本明細書で使用される場合、「オレフィン系ポリマー」は、(重合可能モノマーの総量に基づいて)50重量パーセント超の重合オレフィンモノマーを含有するポリマーであり、任意選択で、少なくとも1つのコモノマーを含有し得る。オレフィン系ポリマーの非限定的な例としては、エチレン系ポリマーおよびプロピレン系ポリマーが挙げられる。
「ポリマー」は、重合形態で、ポリマーを構成する複数のかつ/または繰り返しの「単位」または「マー単位」をもたらす、同一種類であれ異なる種類であれ、モノマーを重合することによって調製される化合物である。したがって、ポリマーという一般的な用語は、ホモポリマーという用語を包含し、通常、1種類のモノマーのみから調製されたポリマーを指すのに用いられ、コポリマーという用語は、通常、少なくとも2種類のモノマーから調製されたポリマーを指すのに用いられる。また、例えば、ランダム、ブロックなどのすべての形態のコポリマーも包含する。「エチレン/α-オレフィンポリマー」および「プロピレン/α-オレフィンポリマー」という用語は、それぞれエチレンまたはプロピレンを重合させて調製した上述のコポリマーおよび1つ以上の追加の重合性α-オレフィンモノマーを示す。ポリマーは、多くの場合、特定のモノマーまたはモノマーの種類に「基づいて」、特定のモノマー含有量を「含有する」など、1つ以上の特定のモノマー「から作られる」ものと言及されるが、この文脈では、「モノマー」という用語は、特定のモノマーの重合残留物を指し、非重合種を指さないことが理解されることに留意されたい。一般に、本明細書中のポリマーは、対応するモノマーの重合形態である「単位」に基づくものを指す。
「プロピレン系ポリマー」は、(重合可能モノマーの総量に基づいて)50重量パーセント超の重合プロピレンモノマーを含むポリマーであり、任意選択で、少なくとも1つのコモノマーを含み得る。
試験方法
密度は、ASTM D792により測定され、結果は1立方センチメートル当たりのグラム数(g/cc)で報告される。
メルトインデックス(MI)は、ASTM D1238、条件190℃/2.16kgにより測定され、結果は10分当たりのグラム数(g/10分)で報告される。
本明細書で使用される場合、Tmまたは「融点」(プロットされたDSC曲線の形状に関して融解ピークとも称される)は、典型的には、USP5,783,638に記載されているように、ポリオレフィンの融点またはピークを測定するためのDSC(示差走査熱量測定)技術によって測定される。2つ以上のポリオレフィンを含む多くのブレンドが、1つを超える融点またはピークを有し、多くの個々のポリオレフィンが1つのみの融点またはピークを含むことに留意されたい。
詳細な説明
本開示は、可撓性容器を提供する。可撓性容器は、前面パネルと、後面パネルと、第1のガセット付き側面パネルと、第2のガセット付き側面パネルと、を含む。ガセット付き側面パネルは、チャンバを形成するために、外周シールに沿って前面パネルと後面パネルとを接合する。パネルは、(i)頂部分、(ii)本体部分、および(iii)底部分を形成する。頂部分は、ネックおよびネック内の付属部を含む。前面パネルは、前面パネルから延在する前面柄を含む。後面パネルは、後面パネルから延在する後面柄を含む。前面柄および後面柄は、互いに反対の関係にある。前面柄および後面柄は、第1のガセット付き側面パネルの上に延在する。
図1、図3~図6は、可撓性容器10を示す。可撓性容器10は、拡張構成(図1、図4~6に示される)を有し、圧潰構成(図3に示される)を有する。可撓性容器10は、図3に示されるように、頂部分I、本体部分II、底部分IIIを有する。
可撓性容器10は、4つのパネルを有する。製作プロセス中、フィルム材料の1つ以上のウェブがともにシールされるときにパネルが形成される。一実施形態では、フィルム材料の4つのウェブが、ともにシールされて、4つのパネルを形成する。ウェブは、別々のフィルム材料片であってもよいが、1つ以上の元のウェブを折り畳んで1つもしくは複数の継ぎ目の効果をもたらすことなどによって、ウェブ間の任意の数の継ぎ目を「事前に作製」することができることが理解されるであろう。例えば、4つではなく2つのウェブから本可撓性容器を製作することが望まれる場合、底部、左中央、および右中央のウェブは、3つの別々のウェブではなく、単一の折り畳みウェブであり得る。同様に、1つ、2つ、またはそれ以上のウェブを使用して各それぞれのパネルを生産してもよい(すなわち、バッグインバッグ構成または内袋構成)。
図2は、4つのウェブが製作プロセスを通過するときにそれらが4つのパネルを形成するときの(「ワンアップ」構成で)4つのウェブの相対位置を示す。明確にするために、ウェブは、4つの個々のパネルとして示され、パネルは分離され、シールは行われていない。構成ウェブは、第1のガセット付き側面パネル18、第2のガセット付き側面パネル20、前面パネル22、および後面パネル24を形成する。ガセット折り畳み線60および62は、図2および図3に示される。
図2に示されるように、折り畳まれたガセット付き側面パネル18、20は、「パネルサンドイッチ」を形成するように、後面パネル24と前面パネル22との間に載置される。ガセット付き側面パネル18は、ガセット付き側面パネル20の反対側にある。可撓性容器10が圧潰構成にあるとき、可撓性容器は、平坦な状態、またはそうでなければ真空状態にある。ガセット付き側面パネル18、20は、内向きに折り畳まれ(図3の点線のガセット付き折り畳み線60、62)、前面パネル22および後面パネル24によって挟持される。
4つのパネル18、20、22、および24は各々、別々の多層フィルムのウェブから構成され得る。多層フィルムのウェブ毎の組成物および構造は、同一か、または異なり得る。代替的に、多層フィルムのうちの1つのウェブはまた、4つ全てのパネルを作製するために使用されてもよい。さらなる実施形態では、2つ以上の多層フィルムのウェブを使用して、各パネルを作製することができる。
多層フィルム
可撓性容器10の各パネルの構築において使用される可撓性多層フィルムは、食品グレードのプラスチックを含むことができる。後に考察されるように、例えば、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン(高密度ポリエチレン(HDPE)および/または低密度ポリエチレン(LDPE)など)が使用されてもよい。可撓性多層フィルムは、製造、流通、製品保存可能期間、および顧客使用中に、流動性材料および包装完全性を維持するために十分な厚さを有し得る。フィルム材料はまた、フィルム材料が少なくとも約180日間の製品保存可能期間を維持するのに適切な気圧を可撓性容器10内に提供するようなものであり得る。可撓性多層フィルムは、「cc/m/24時間/気圧」の単位で報告され、かつ23℃および80%相対湿度(RH)で測定された酸素透過率(OTR)を有する酸素バリアフィルムを備えることができる。一実施形態では、可撓性多層フィルムは、0、または0.2~0.4、または1cc/m/24時間/気圧のOTR値を有する。さらなる実施形態では、可撓性多層フィルムは、0~1、または0.2~0.4cc/m/24時間/気圧のOTR値を有する。追加的に、可撓性多層フィルムはまた、「g/m/24時間」の単位で報告され、38℃および90%RHで測定される水蒸気透過率(WVTR)を有する水蒸気バリアフィルムを備えることができる。一実施形態では、可撓性多層フィルムは、0、または0.2、または1~5、または10、または15g/m/24時間のWVTR値を有する。さらなる実施形態では、可撓性多層フィルムは、0~15、または0.2~10、または1~5g/m/24時間のWVTR値を有する。さらに、特にシール層において、しかしシール層だけに限らず、油および/または化学物質耐性を有する構築物の材料を使用することが望ましくあり得る。可撓性多層フィルムは、印刷可能であるか、または可撓性容器10上に印を表示するための感圧性ラベルもしくは他の種類のラベルの受容に適合性であるかのいずれかであり得る。
一実施形態において、各パネル18、20、22、24は、少なくとも1つ、少なくとも2つ、または少なくとも3つの層を有する可撓性多層フィルムから作製される。可撓性多層フィルムは、弾力性、可撓性、変形可能、かつ柔軟である。各パネルのための可撓性多層フィルム構造および組成は、同一であっても、異なってもよい。例えば、4つのパネルの各々が、各ウェブが特有の構造および/もしくは特有の組成、仕上がり、または印刷を有する、別個のウェブから作製されてもよい。代替的に、4つのパネルの各々が、同一の構造および同一の組成であってもよい。
ある実施形態では、各パネル18、20、22、24は、同一の構造および同一の組成を有する可撓性多層フィルムである。
可撓性多層フィルムは、(i)共押出多層構造、もしくは(ii)積層物、または(i)および(ii)の組み合わせであってもよい。ある実施形態では、可撓性多層フィルムは、少なくとも3つの層、つまり、シール層、外層、およびその間の結合層を有する。結合層は、シール層を外層に隣接させる。可撓性多層フィルムは、シール層と外層との間に配設された1つ以上の任意選択の内層を含んでもよい。
一実施形態では、可撓性多層フィルムは、少なくとも2つ、または3つ、または4つ、または5つ、または6つ、または7つの層を有する、共押出フィルムである。例えば、フィルムを構築するために使用されるいくつかの方法は、キャスト共押出法またはブロー共押出法によるもの、接着積層、押出積層、熱積層、および蒸着などのコーティングである。また、これらの方法の組み合わせも可能である。フィルム層は、ポリマー材料に加えて、包装産業で一般的に使用される安定剤、スリップ添加剤、粘着防止添加剤、加工助剤、清澄剤、核剤、顔料または着色剤、充填剤および補強剤などの添加剤を含み得る。好適な感覚受容特性および/または光学特性を有する添加剤およびポリマー材料を選択することが特に有用である。
シール層用の好適なポリマー材料の非限定的な例としては、オレフィン系ポリマー(直鎖もしくは分岐鎖の任意のエチレン/C-C10α-オレフィンコポリマーを含む)、プロピレン系ポリマー(プラストマーおよびエラストマー、ランダムプロピレンコポリマー、プロピレンホモポリマー、ならびにプロピレンインパクトコポリマーを含む)、エチレン系ポリマー(プラストマーおよびエラストマー、高密度ポリエチレン(「HDPE」)、低密度ポリエチレン(「LDPE」)、直鎖低密度ポリエチレン(「LLDPE」)、中密度ポリエチレン(「MDPE」)、エチレン-アクリル酸もしくはエチレン-メタクリル酸、および亜鉛塩、ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩とのそれらのイオノマー、エチレン酢酸ビニルコポリマー、ならびにこれらの混成物が挙げられる。
一実施形態では、シール層は、オレフィン系ポリマーとスリップ剤とのブレンドである。
シール層ブレンドにおける使用のために好適なオレフィン系ポリマーの非限定的な例は、LLDPE(商品名DOWLEX(商標)で販売(The Dow Chemical Company))、シングルサイトLLDPE、(商品名AFFINITY(商標)またはELITE(商標)(The Dow Chemical Company)で販売されるポリマーを含む、実質的に直鎖状または直鎖状のオレフィンポリマー)、VERSIFY(商標)(The Dow Chemical Company)などのプロピレン系プラストマーまたはエラストマー、およびそれらのブレンドを含む。
シール層ブレンドにおける使用のために好適なスリップ剤の非限定的な例は、脂肪酸誘導体を含む。一実施形態では、スリップ剤は、C18~C24脂肪酸のアミドである。さらなる実施形態では、スリップ剤は、C22モノ不飽和脂肪酸のアミド(例えば、エルカミド)である。
外層に好適なポリマー材料の非限定的な例としては、積層用の二軸または単軸配向フィルムおよび共押出フィルムを作製するのに使用されるものが挙げられる。いくつかの非限定的なポリマー材料の例は、二軸配向ポリエチレンテレフタレート(BOPET)、単軸配向ナイロン(MON)、二軸配向ナイロン(BON)、および二軸配向ポリプロピレン(BOPP)である。構造的利益のためのフィルム層の構築において有用な他のポリマー材料は、ポリプロピレン(プロピレンホモポリマー、ランダムプロピレンコポリマー、プロピレンインパクトコポリマー、および熱可塑性ポリプロピレン(TPO)など、プロピレン系プラストマー(例えば、VERSIFY(商標)またはVISTAMAX(商標))、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン6,66、ナイロン6,12、ナイロン12など)、ポリエチレンノルボルネン、環状オレフィンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリエステル、コポリエステル(PETGなど)、セルロースエステル、ポリエチレンおよびエチレンのコポリマー(例えば、DOWLEX(商標))などのエチレンオクテンコポリマー系のLLDPE、これらの混成物、ならびにこれらの多層の組み合わせである。
結合層用の好適なポリマー材料の非限定的な例としては、エチレン酢酸ビニル(「EVA」)などの官能化エチレン系ポリマー;任意のポリエチレン、エチレンコポリマー、もしくはポリプロピレンなどのポリオレフィンにグラフトされた無水マレイン酸を有するポリマー;およびエチレンメチルアクリレート(「EMA」)などのエチレンアクリレートコポリマー;グリシジル含有エチレンコポリマー;INTUNE(商標)(PP-OBC)およびINFUSE(商標)(PE-OBC)(両方ともThe Dow Chemical Companyから入手可能)などのプロピレンおよびエチレン系オレフィンブロックコポリマー(OBC);ならびにこれらの混成物が挙げられる。
可撓性多層フィルムは、構造的統合性に寄与するか、または特定の特性を提供し得る追加の層を含んでもよい。追加の層は、直接的手段によって、または隣接するポリマー層に対する適切な結合層を使用することによって追加されてもよい。剛性または乳白度などの追加の機械的性能を提供し得るポリマー、および気体遮断特性または化学物質耐性を提供し得るポリマーが、この構造に追加されてもよい。
任意選択のバリア層のために好適な材料の非限定的な例としては、塩化ビニリデンと、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、または塩化ビニルとのコポリマー(例えば、The Dow Chemical Companyから入手可能なSARAN樹脂)、ビニルエチレンビニルアルコール(EVOH)、金属箔(アルミニウム箔など)が挙げられる。代替的に、積層物多層フィルムにおいて使用されるとき、BON、BOPET、またはOPPなどのフィルム上の蒸着アルミニウムまたは酸化シリコンなどの修正ポリマーフィルムを使用して、バリア特性を得ることができる。
一実施形態では、可撓性多層フィルムは、100マイクロメートル(μm)、または200μm、または250μm~300μm、または350μm、または400μmの厚さを有する。さらなる実施形態では、可撓性多層フィルムは、100~400μm、または200~350μm、または250μm~300μmの厚さを有する。
一実施形態では、パネル18、20、22、および24は、同じ7層フィルムから作製され、構造および組成は、以下の表1に記載される。
Figure 2022534995000002
一実施形態では、パネル18、20、22、および24は、同じ7層フィルムから作製され、構造および組成は、以下の表2に記載される。
Figure 2022534995000003
一実施形態では、パネル18、20、22、および24は、同じ7層フィルムから作製され、構造および組成は、以下の表3に記載される。
Figure 2022534995000004
一実施形態では、パネル18、20、22、および24は、同じ7層フィルムから作製され、構造および組成は、以下の表4に記載される。
Figure 2022534995000005
図1、図4および図6は、拡張構成にある可撓性容器10を示す。可撓性容器10は、4つのパネル18、20、22、および24を有する。一実施形態では、可撓性容器10は、各それぞれのパネル18、20、22、および24に対して1つの多層フィルムのウェブを含む。ガセット付き側面パネル18、20は、図1および図3に示されるように、本体部分IIを形成するために、外周シール41に沿って前面パネル22および後面パネル24を接合する。外周シール41は、可撓性容器10の側縁に位置付けられる。図1および図3に示されるように、4つの外周テーパ状シール40が、底部分IIIに位置付けられる。図3に示されるように、4つの外周テーパ状シール40が底部端46において収束する、オーバーシール11が形成される。オーバーシール11は、各パネル(18、20、22、24)の一部分があらゆる他のパネルの一部分にシールされて、4枚重ねのシールを形成する領域を含む。オーバーシール11はまた、2つのパネル(前面パネル22および後面パネル24)がともにシールされる領域を含む。本明細書において使用される際、「オーバーシール」という用語は、本明細書で記載されるように、外周テーパ状シール40が収束し、少なくとも2つのシール手順にかけられる領域である。
図1および図3に示されるように、4つのパネル18、20、22、24は、上端44に向かって延在して、可撓性容器10の頂部分Iを形成し、底部端46に向かって延在して、可撓性容器10の底部分IIIを形成する。図1に示されるように、頂部分Iは、頂部区分28を形成し、底部分IIIは、底部区分26を形成する。頂部分Iおよび底部分IIIを形成するために、4つのフィルムのウェブは、それぞれの端でともに集束し、ともにシールされる。例えば、頂部区分28は、パネル18、20、22、24の延長された部分であり、頂部端44でともにシールされる4つの頂部パネルによって画定することができる。底部区分26はまた、パネル18、20、22、24の延長された部分であり、底部端46でともにシールされる4つの底部パネルによって画定することができる。フィルムの4つのウェブをともにシールするための好適な方法の非限定的な例には、超音波シール、熱シール、インパルスシール、高周波シール、およびそれらの組み合わせが挙げられる。一実施形態では、フィルムの4つのウェブ間のシールは、熱シール手順で形成される。本明細書において使用される際、「熱シーリング手順」という用語は、ポリマー材料の2つ以上のフィルムを反対側の熱シールバーの間に載置することと、互いに向かって移動する熱シールバーを移動させることと、フィルムを挟持することと、フィルムの反対側の表面(シール層)を接触させ、融解させ、および熱シールを形成するか、または溶接して、互いにフィルムを取り付けるように、フィルムに熱および圧力を適用することと、を含む。熱シーリングは、熱シーリング手順を実施するために、シールバーを互いに向かって、かつ互いに離して動かすのに好適な構造および機構を含む。
頂部分
頂部分Iは、ネックを含む。一実施形態では、図1および図3に示されるように、4つのパネル18、20、22、24の各々の一部分は、頂部区分28を形成し、ネック27で終端する。このようにして、各パネルは、底部区分26からネック27まで延在する。ネック27は、図1、図3~図5に示されるように、付属部30を含む。ネック27において、4つのパネル18、20、22、24の各々の頂部端セクションの一部分は、付属部30にシールされるか、または別様に溶接されて、強固なシールを形成する。一実施形態では、付属部30は、本明細書に記載されるように、熱シーリング手順でネック27にシールされる。付属部30のベースは、円形の断面形状を有するが、付属部30のベースは、例えば、多角形の断面形状など、他の断面形状を有し得ることが理解される。円形の断面形状を有するベースは、従来の2つのパネルの可撓性パウチに使用されるカヌー形状のベースを有する付属部とは異なる。
一実施形態では、付属部30のベースの外面は、表面テクスチャを有する。表面テクスチャは、頂部区分28の内面へのシールを促進するためのエンボスおよび複数の放射状畝を含み得る。
付属部30は、概して、可撓性容器10の頂部区分28のどこにでも位置付けることができる。一実施形態では、付属部30は、頂部区分28の中点に位置決めされ、付属部30が頂部区分28の総領域未満である領域を有し得るように、可撓性容器10の幅よりも小さくサイズ決定され得る。さらなる実施形態では、付属部の領域は、頂部区分の総領域の20%以下である。これにより、図1、図4、および図6に示されるように、付属部30が、それらを通って手を挿入するには十分な大きさではなくなり、それゆえ内部に貯蔵された流動性材料48とのいずれの意図しない接触を回避することを確実とし得る。
一実施形態では、付属部30は、注ぎ口である。さらなる実施形態では、付属部30は、図5B~図5Eに示されるように、ねじ付き注ぎ口である。
一実施形態では、付属部30は、閉鎖部を含む。閉鎖部は、付属部30を覆い、流動性材料48が可撓性容器10からこぼれることを防止する。閉鎖部は、取り外し可能な閉鎖部であり得る。取り外し可能な閉鎖部の非限定的な例には、ねじ付きキャップおよびフリップトップキャップが挙げられる。一実施形態では、取り外し可能な閉鎖部は、図1、図4、および図5A~図5Eに示されるように、ねじ付きキャップ32である。
ある実施形態では、閉鎖部は、分配用閉鎖部である。使用に好適な分配用閉鎖部の非限定的な例には、蛇口が挙げられる。一実施形態では、分配用閉鎖部は、図6に示されるように、蛇口52である。
付属部30、ねじ付きキャップ32、および蛇口52は、剛性構築物から作製され得、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、およびこれらの組み合わせなどの任意の適切なプラスチックから形成され得る。
本体部分
可撓性容器10の本体部分IIは、チャンバを含む。図1、図4、および図6に示されるように、流動性材料48は、チャンバの内部に貯蔵される。流動性材料は、可撓性容器10におよび可撓性容器10から移送され得る材料である。本明細書において使用される際、「流動性材料」という用語は、チャンバから、付属部30を通って、可撓性容器10から注ぐことができる液体または粒子状の固体材料である。
一実施形態では、流動性材料48は、食品である。可撓性容器10のチャンバ内での貯蔵に好適な食品の非限定的な例には、水、ジュース、牛乳、シロップ、炭酸飲料(ビール、ソフトドリンク)、および発酵飲料(ワイン、スコッチ)、サラダドレッシング、ソース、乳製品、調味料(例えば、マヨネーズ、マスタード、ケチャップ)、動物飼料、および同様のものなどの飲料が挙げられる。
一実施形態では、流動性材料48は、工業製品である。可撓性容器10のチャンバ内での貯蔵に好適な工業製品の非限定的な例には、油、塗料、グリース、化学薬品、洗浄液、洗浄流体、液体中の固体の懸濁液、および固体粒子状物質(粉末、粒子、粒状固体)が挙げられる。
一実施形態では、流動性材料48は、圧搾可能な製品である。本明細書において使用される際、「圧搾可能な製品」という用語は、(i)水の粘度よりも大きい粘度を有し、(ii)材料をチャンバから排出するために、可撓性容器10に圧搾力を適用することを必要とする流動性材料である。可撓性容器10のチャンバ内での貯蔵に好適な圧搾可能な製品の非限定的な例には、グリース、バター、マーガリン、石鹸、シャンプー、動物飼料、ソース、離乳食、および同様のものが挙げられる。
可撓性容器10のチャンバは、容積を有する。一実施形態では、可撓性容器10のチャンバの容積は、0.25リットル(L)、または0.5L、または0.75L、または1L、または1.5L、または2.5L、または3L、または3.5L、または4L、または4.5L、または5L~6L、または7L、または8L、または9L、または10L、または20L、または30Lである。さらなる実施形態では、可撓性容器10のチャンバの容積は、0.25~30L、または0.5~10L、または3~8Lである。
底部分
底部分IIIは、図1、図4~図6に示されるように、底部柄14を含む。底部柄14は、底部区分26から垂直に、または実質的に垂直に延在し、特に、底部区分26を構成する4つの底部パネルから延在することができる。底部柄14に延在する4つのフィルムの底部頂部パネルは、全てともにシールされて、多層底部柄14を形成する。一実施形態では、4つの底部パネルは、本明細書に記載されるように、底部区分26の中点でともになり、熱シール手順でともにシールされる。底部柄14は、4つのフィルムのウェブが可撓性容器10を作製するために使用されるときに、ともにシールされた最大4層のフィルム(各パネル18、20、22、24に対して1つの層)を備えることができる。4層全てが、熱シール手順によって、ともに完全にはシールされない底部柄14のいずれの部分も、タックシールによるなどの任意の適切な様式でともに接着されて、完全にシールされた多層底部柄14を形成することができる。底部柄14は、任意の好適な形状を有し得、概して、フィルム端の形状を採るであろう。多くの場合、フィルムのウェブは、その端が直線状の縁部を有するように、巻きを解くと矩形の形状を有する。したがって、底部柄14もまた、矩形の形状を有するであろう。
底部柄14は、底部柄開口部16を含む。底部柄開口部16は、手に収まるために便利な任意の形状であり得、一態様では、底部柄開口部16は、略矩形の形状を有し得る。別の実施形態では、底部柄開口部16は、略楕円の形状を有し得る。追加的に、底部柄開口部16は、図1、図3~図6に示されるように、フラップ38を含むことができる。フラップ38は、底部柄14から切り取られて、底部柄開口部16を形成する材料を含む。底部柄開口部16を画定するために、底部柄14は、第4の側面または第4の部分で取り付けられたままでありながら、3つの側面または3つの部分に沿って切り取られるセクションを有することができる。一実施形態では、フラップ38の下側または下部分は、図1に示されるように、底部柄14に取り付けられたままであり得る。これは、ユーザによって底部柄開口部16を通して押し込まれ、かつ底部柄開口部16の縁部の上に折り畳まれ得るフラップ38を提供する。一実施形態では、フラップ38は、下向きに、可撓性容器10から離れて折り畳まれて、底部柄14の滑らかな把持表面を作成し、その結果、柄材料は鋭くなく、ユーザの手が底部柄14のいずれの鋭い縁部で切断されることを防止することができる。
一実施形態では、底部柄14は、「パンチアウト柄」であり得、これは、底部14からフィルム材料を切断するか、または別様に「パンチ」し、それによってフィルム材料を可撓性容器10から除去するプロセスによって形成される柄である。パンチアウト柄は、フラップを有さないか、または別様にフラップがない。
一実施形態では、図1に示されるように、底部区分26に取り付けられた底部柄14の一部分は、機械折り目42(または切り込み線)を含み、これは、連続して同じ方向に折り畳まれる底部柄14を提供する。機械折り目42は、後面パネル24に向かう折り畳みを容易にし、前面パネル22に向かう折り畳みを制限する折り畳み線を備えることができる。機械折り目42は、図5Bおよび図5Eに示されるように、底部柄14が後面パネル24に向かって連続して折り畳まれるか、または曲げられるように傾斜することを可能にし得る。機械折り目42は、機械折り目42が、底部柄14内に略永久的な折り畳み線を提供し、これが前面パネル22に向かってではなく、後面パネル24に向かって折り畳まれやすくするので、底部柄14が連続して後面パネル24に向かって折り畳むことを可能にすることができる。機械折り目42は、図1に示されるように、シールが始まる場所において、可撓性容器10の底部区分26を下回って位置付けられ得る。底部柄14は、機械折り目42を含む底部柄14の領域から始まり、タック接着剤などでともに接着することができる。可撓性容器10が直立位置で貯蔵されるとき、図5B、図5Eに示されるように、機会折り目42は、底部柄14が可撓性容器10の下に折り畳まれ得るように、底部柄14が機械折り目42に沿って折り畳むように促す。流動性材料48の重量もまた、底部柄14に力を適用することでき、その結果、流動性材料48の重量が底部柄14をさらに押し、かつ第1の方向に折り畳まれた位置において底部柄14を維持することができる。
底部柄14は、ある位置に配設される。底部柄14の位置は、貯蔵位置および開位置を含む。図5Bおよび図5Eに示されるように、可撓性容器10が底部区分26上で直立位置に貯蔵されるとき、底部柄14は、貯蔵位置を有する。底部柄14は、例えば、可撓性容器10が出荷、貯蔵、および販売のために陳列されているときの貯蔵位置を有する。図1、図4、図5A、図5C、図5D、および図6に示されるように、底部柄14は、例えば、可撓性容器10が持ち上げられ、搬送され、および流動性材料48を分配するとき、開位置を有する。
前面柄および後面柄
可撓性容器10は、図1、図3~図6に示されるように、前面柄82および後面柄84を含む。前面柄82は、前面パネル22から水平方向に、または実質的に水平方向に延在し、特に、可撓性容器10の本体部分IIから延在することができる。図1に示されるように、前面パネル22を提供する多層フィルムは、前面柄82に延在し、外周シール41を通って延在する。一実施形態では、前面柄82は、前面パネル22と一体である。本明細書において使用される際「一体型」という用語は、前面柄82および前面パネル22が単一の一体型構成要素の補助構成部品であり、同じ多層フィルムから構築されていることを示す。
一実施形態では、後面柄84は、後面パネル24と一体である。後面柄84は、後面パネル24から水平に、または実質的に水平に延在し、特に、可撓性容器10の本体部分IIから延在することができる。図1に示されるように、後面パネル24を提供する多層フィルムは、後面柄84に延在し、外周シール41を通って延在する。
図1に示されるように、前面柄82および後面柄84は、互いに反対の関係にある。一実施形態では、前面柄82および後面柄84は、互いに重なり合い、互いの鏡像である。
図1、図4、および図6に示されるように、前面柄82および後面柄84は、第1のガセット付き側面パネル18上に延在する。前面柄82および後面柄84の延長部は、第1のガセット付き側面パネル18上に含有される。可撓性容器10の前面柄82および後面柄84は、第2のガセット付き側面パネル20、頂部区分28、および底部区分26のうちの1つまたはいずれかを超えて延在しない。前面柄82および後面柄84は、付属部30上に延在する前面柄82および後面柄84を除外して、第1のガセット付き側面パネル18上に延在する。図1、図4~図6は、第1のガセット付き側面パネル18上に延在する前面柄82および後面柄84を示すが、可撓性容器10は、前面柄82および後面柄84が第2のガセット付き側面パネル20上に延在するように構成、かつ製造され得ることが理解される。
前面柄82は、図1および図3に示されるように、前面フランジ83および外側前面柄82aを含む。外側前面柄82aは、D形状または逆D形状を有することができ、そこから延在する一対の離間された前面アーム86a、86bを含む。前面アーム86a、86bは、前面フランジ83から水平に、または実質的に水平に延在する。一実施形態では、外側前面柄82a、前面アーム86a、86b、および前面フランジ83の各々は、互いに一体であり、すなわち、構成要素82a、86a、86b、および83は、単一の一体型構成要素の補助構成要素であり、同じ多層フィルムから構築される。
後面柄84は、図1に示されるように、後面フランジ85および外側後面柄84aを含む。外側後面柄84aは、D形状または逆D形状を有することができ、そこから延在する一対の離間された後面アーム88a、88bを含む。後面アーム88a、88bは、後面フランジ85から水平に、または実質的に水平に延在する。一実施形態では、外側後面柄84a、後面アーム88a、88b、および後面フランジ85の各々は、互いに一体であり、すなわち、構成要素84a、88a、88b、および85は、単一の一体型構成要素の補助構成要素であり、同じ多層フィルムから構築される。
可撓性容器10は、図1および図3に示されるように、前面柄開口部87および後面柄開口部89を含む。前面柄開口部87および後面柄開口部89は、それぞれ、外側前面柄82aおよび外側後面柄84aによって囲まれる。本明細書において使用される際、「開口部」という用語は、前面柄開口部87および後面柄開口部89の対である。各開口部は、ユーザの手に収まるようにサイズ決定される。開口部は、手に収まるために便利な任意の形状を有することができる。一実施形態では、開口部は、図1に示されるように、略楕円の形状を有する。さらなる実施形態では、開口部は、略矩形の形状を有する。一実施形態では、前面柄82および後面柄84のいずれかは、「パンチアウト柄」であり、これは、前面柄82または後面ハンドル84からフィルム材料を切断するか、または別様に「パンチ」し、それによってフィルム材料を可撓性容器10から除去するプロセスによって形成される開口部である。パンチアウト柄は、フラップを有さないか、または別様にフラップがない。パンチアウト柄の開口部の外周縁部は、滑らかであり、ユーザの手を刺したり、または別様に傷つけたりする可能性のある鋭い縁部がない。
一実施形態では、開口部のいずれかが切り欠きセクションであり、各開口部を形成する切断材料を含むフラップを含む。例えば、前面柄82は、図3に示されるようにフラップ39を含む。
一実施形態では、図6に示されるように、前面柄82および後面柄84は、ともにシールされる。前面柄82および後面柄84は、本明細書に記載の熱シール手順を使用してともにシールすることができる。一実施形態では、図1、図4、図6に示されるように、前面柄82と後面柄84との間のシールは、前面柄82と後面柄84の外縁の周りに共通の縁部を形成する。前面柄82と後面柄84との間のシールは、前面柄82および後面柄84を、可撓性容器10の横方向の位置に配設する。
一実施形態では、前面柄82と後面柄84との間のシールは、外側前面柄82aおよび外側後面柄84aのD形状の領域全体を包含する。さらなる実施形態では、前面柄82と後面柄84との間のシールは、外側前面柄82aの遠位端と外側後面柄84aの遠位端との間でのみ形成される。
前面柄82は、図3に示されるように、高さHを含む。高さHは、図3に示されるように、本体セクションIIの長さの1.0~1.2倍の長さを有する。一実施形態では、前面柄82の高さHは、4センチメートル(cm)、または6cm、または8cm、または10cm、または12cm~14cm、または16cm、または18cm、または20cmである。さらなる実施形態では、前面柄82の高さHは、4~20cm、または8~18cm、または10~16cmである。
前面柄82と同じ様式で、後面柄84は、示されていない高さを有する。後面柄84の高さは、図3に示されるように、本体セクションIIの長さの1.0~1.2倍の長さを有する。一実施形態では、後面柄84の高さは、4cm、または6cm、または8cm、または10cm、または12cm~14cm、または16cm、または18cm、または20cmである。さらなる実施形態では、後面柄84の高さは、4~20cm、または8~18cm、または10~16cmである。
前面柄82は、図3に示されるように、幅Wを有する。幅Wは、図3に示されるように、本体セクションIIの長さの0.5~1.0倍の長さを有する。一実施形態では、前面柄82の幅Wは、4センチメートル(cm)、または6cm、または8cm~10cm、または12cm、または14cm、または16cm、または18cm、または20cmである。さらなる実施形態では、前面柄82の幅Wは、4~20cm、または6~16cm、または6~10cmである。
前面柄82と同じ様式で、後面柄84は、示されていない幅を有する。後面柄84の幅は、図3に示されるように、本体セクションIIの長さの0.5~1.0倍である長さを有する。一実施形態では、後面柄84の幅は、4cm、または6cm、または8cm~10cm、または12cm、または14cm、または16cm、または18cm、または20cmである。さらなる実施形態では、後面柄84の幅は、4~20cm、または6~16cm、または6~10cmである。
タブ
前面パネル22は、1つ以上の前面タブを含み、後面パネル24は、1つ以上の後面タブを含む。一実施形態では、図1、図3~図6に示されるように、前面パネル22は、前面タブ13aおよび15aを含み、後面パネル24は、後面タブ13bおよび15bを含む。前面タブ13a、15aおよび後面タブ13b、15bは、可撓性容器10の頂部区分28から垂直に、または実質的に垂直に延在し、特に、頂部区分28を形成するためにともにシールされるパネル18、20、22、24から延在することができる。前面タブ13a、15aおよび後面タブ13b、15bに延在するパネル(18、20、22、24)は、ともにシールされて、前面タブ13a、15aおよび後面タブ13b、15bを形成する。一実施形態では、パネル18、20、22、24のうちの2つ、3つ、または4つは、ともにシールされて、前面タブ13a、15aおよび後面タブ13b、15bを形成する。
前面タブ13a、15aおよび後面タブ13b、15bのうちの各々は、それぞれの近位端およびそれぞれの遠位端を含む。図1に示されるように、前面タブ13a、15aの近位端および後面タブ13b、15bの近位端は、頂部区分28に隣接する。前面タブ13a、15aの遠位端および後面タブ13b、15bの遠位端は、それぞれの近位端の反対側のタブの端にそれぞれ位置付けられる。図1および図3に示されるように、前面タブ13a、15aおよび後面タブ13b、15bは、ネック27に隣接する。前面タブ13a、15aの遠位端および後面タブ13b、15bの遠位端は、付属部30の最上縁部の下にある。図1および図3に示されるように、前面タブ13a、15aの遠位端および後面タブ13b、15bの遠位端は、付属部30の最上縁部を上回って延在しない。図1および図3に示されるように、付属部30の最上縁部は、前面タブ13a、15aの遠位端および後面タブ13b、15bの遠位端の長さを上回って延在するか、または別様にそれらの長さを超える。
前面タブ13aおよび後面タブ13bは、ともにタブ対13を形成する。タブ対13の各タブは、図1、図4~図6に示されるように、互いに反対の関係にある。同様に、前面タブ15aおよび後面タブ15bは、ともにタブ対15を形成し、タブ対15の各タブは、互いに反対の関係にある。一実施形態では、タブ対13の各タブは、他方に重ね合わせることができ、タブ対15の各タブは、他方に重ね合わせることができる。
一実施形態では、図4~図6に示されるように、前面タブ13aおよび後面タブ13bは、ともにシールされて、タブ対13を形成することができ、前面タブ15aおよび後面タブ15bは、ともにシールされて、タブ対15を形成することができる。タブ対13およびタブ対15の各々は、図3に示されるように、タブシール29を含む。タブシール29は、本明細書に記載されるように、熱シール手順を使用して形成することができる。一実施形態では、タブシール29は、図4~図6に示されるように、タブ対13およびタブ対15の外縁の周りに共通の縁部を形成する。
一実施形態では、タブ13a~15bは、図1、図3~図6に示されるように、正方形の形状を有する。さらなる実施形態では、タブ13a~15bの遠位端は、丸いまたは円形の形状を有する。タブ13a~15bは、図5A、図5C、および図5Dに示されるように、ユーザの手の親指と人差し指との間に収まるようにサイズ決定される。
プロセス
本開示は、プロセスを提供する。プロセスは、可撓性容器を提供することを含む。可撓性容器は、前面パネルと、後面パネルと、第1のガセット付き側面パネルと、第2のガセット付き側面パネルと、を含む。ガセット付き側面パネルは、チャンバを形成するために、外周シールに沿って前面パネルと後面パネルとを接合する。パネルは、(i)頂部分、(ii)本体部分、および(iii)底部分を形成する。頂部分は、ネックおよびネック内の付属部を含む。前面パネルは、前面パネルから延在する前面柄を含む。後面パネルは、後面パネルから延在する後面柄を含む。前面柄および後面柄は、互いに反対の関係にある。前面柄および後面柄は、第1のガセット付き側面パネルの上に延在する。
プロセスは、可撓性容器10を把持することを含む。可撓性容器10は、図4、図5A、および図5Cに示されるように、前面柄82および後面柄84によって把持される。本明細書において使用される際、「柄」という用語は、前面柄82および後面柄84である。一実施形態では、可撓性容器10は、柄によって、および底部柄14によって同時に把持することができる。さらなる実施形態では、可撓性容器10は、底部柄14によってのみ把持することができる。
プロセスは、可撓性容器10を持ち上げることを含む。可撓性容器10は、柄で持ち上げられる。一実施形態では、タブ対13は、図5Aに示されるように、可撓性容器10が柄で持ち上げられる際に把持され得る。タブ対13への柄の近接は、可撓性容器10の簡便な持ち上げを提供する。一実施形態では、タブ対15、または底部柄14は、可撓性容器10が柄で持ち上げられる際に把持され得る。
プロセスは、可撓性容器10を搬送することを含む。可撓性容器10は、図4に示されるように、柄で搬送される。ユーザは、柄で可撓性容器10を搬送しながら、2つ以上の場所の間を歩くことができる。一実施形態では、タブ対13は、可撓性容器10が柄で搬送される際に把持され得る。一実施形態では、タブ対15または底部柄14は、可撓性容器10が柄で搬送される際に把持され得る。可撓性容器10は、可撓性容器10が柄で把持される際に支持表面上に下げることができる。図5Bに示されるように、可撓性容器10は直立位置に載置される。機械の折り目42は、底部柄14が可撓性容器10の下で折り畳まれる際に、底部柄14が後面パネル24に向かって折り畳まれるように促す。可撓性容器10が直立位置にあるとき、図5Bに示されるように、ねじ付きキャップ32は、取り外されて、可撓性容器10を分配状態に載置する。本明細書において使用される際、「開放された可撓性容器」という用語は、ねじ付きキャップ32が付属部30から取り外された可撓性容器10である。
プロセスは、流動性材料を分配することを含む。開放された可撓性容器12は、図5Cに示されるように、柄で持ち上げることができる。一実施形態では、タブ対13は、開放された可撓性容器12が柄で持ち上げられる際に把持され得る。開放された可撓性容器12の柄を把持しながら、図5Dに示されるように、流動性材料48は分配される。流動性材料48は、開放された可撓性容器12のチャンバから、流動材料9として付属部30を通じて分配される。一実施形態では、タブ対13は、流動材料9の制御を提供するために、分配中に把持される。この様式で、流動材料9が容器58に入る際に、流動材料9の漏出が回避される。
一実施形態では、容器58は、例えば、ガラスなどの容器である。
図5Eに示されるように、開放された可撓性容器12は、支持表面上に下げられ、直立位置に戻される。本明細書において使用される際、「直立位置」という用語は、付属部/閉鎖部が可撓性容器10の最頂部の構成要素である配向である。換言すると、可撓性容器10が直立位置にあるとき、可撓性容器10は、支持表面上に載置されたときに、底部端46(および底部柄14)上に載る。ねじ付きキャップ32は、開放された可撓性容器12の付属部30上に固定される。
一実施形態では、可撓性容器10の付属部は、図6に示されるように、蛇口52を含む。プロセスは、柄を把持しながら、可撓性容器10を支持表面50上に下げることを含む。可撓性容器10の第2のガセット付き側面パネル20は、図6に示されるように、支持表面50上に載置される。ユーザは、容器58を保持しながら蛇口52を操作して、流動材料9を捕捉する。蛇口52は、図6に示されるように、タブ対15の遠位端を越えて水平に延在する。この様式で、タブ対15は、チャンバからの流動材料9の分配を妨害しない。
限定としてではなく、例として、いくつかの開示の実施形態を、以下の実施例においてここで詳細に説明する。
多層フィルムの個々のフィルム層を調製するために使用される原材料は、以下の表5において提供される。
Figure 2022534995000006
可撓性容器の製造に使用されるフィルム1の構造は、以下の表6において提供される。
Figure 2022534995000007
多層フィルムは、7層のAlpine吹き込みフィルムラインを使用して製造され、A/B/C/D/E/F/G構造を有する。層「A」は、外側(すなわち、表面薄)層であり、層「G」は、シール層である。
表6における「層%」の値は、多層フィルム中の各層の比率である。各層の厚さは、「層%」の値に多層フィルムの総厚を乗算することによって判定される。
多層フィルムの総厚は、200マイクロメートルである。
表6の7層フィルムは、図1、図4~図6に示されるように、前面柄および後面柄を備えた4つのパネルの可撓性容器10を製造するために使用される。
本開示は、本明細書に含まれる実施形態および図に限定されず、実施形態の部分、および以下の特許請求の範囲に含まれる異なる実施形態の要素の組み合わせを含む、これらの実施形態の改変形態を含むことが特に意図される。

Claims (13)

  1. 可撓性容器であって、
    前面パネルと、後面パネルと、第1のガセット付き側面パネルと、第2のガセット付き側面パネルと、を備え、前記ガセット付き側面パネルが、外周シールに沿って前記前面パネルおよび前記後面パネルを接合して、チャンバを形成し、前記パネルが、
    (i)ネックおよび前記ネック内の付属部を備える、頂部分と、
    (ii)本体部分と、
    (iii)底部分と、を形成し、
    前記前面パネルが、そこから延在する前面柄と、前記ネックに隣接する前面タブと、を含み、
    前記後面パネルが、そこから延在する後面柄と、前記ネックに隣接する後面タブと、を含み、
    前記前面柄および前記後面柄が、互いに反対の関係にあり、前記前面柄および前記後面柄が、前記第1のガセット付き側面パネル上に延在し、
    前記前面タブおよび前記後面タブが、互いに反対の関係にあり、
    熱シールが、前記前面タブと後面タブとを接合する、可撓性容器。
  2. 前記前面柄および前記後面柄が、各々、垂直柄部分を有し、前記前面柄が、それぞれの前記垂直柄部分に沿って前記後面柄にシールされている、請求項1に記載の可撓性容器。
  3. 前記底部分が、底部柄を備える、請求項1に記載の可撓性容器。
  4. 各パネルが、可撓性多層フィルムである、請求項1に記載の可撓性容器。
  5. プロセスであって、
    前面パネルと、後面パネルと、第1のガセット付き側面パネルと、第2のガセット付き側面パネルと、を備える可撓性容器を提供することであって、前記ガセット付き側面パネルが、チャンバを形成するために、外周シールに沿って前記前面パネルおよび前記後面パネルを接合し、前記パネルが、
    (i)ネックおよび前記ネック内の嵌合具を備える、頂部分と、
    (ii)本体部分と、
    (iii)底部分と、を形成し、
    前記前面パネルが、そこから延在する前面柄と、前記ネックに隣接する前面タブと、を含み、前記後面パネルが、そこから延在する後面柄と、前記ネックに隣接する後面タブと、を含み、前記前面柄および前記後面柄が、互いに反対の関係にあり、前記前面柄および前記後面柄が、前記第1のガセット付き側面パネル上に延在し、前記前面タブおよび前記後面タブが、互いに反対の関係にあり、熱シールが、前記前面タブと後面タブとを接合し、
    前記前面パネルが、前記ネックに隣接する前面タブを備え、前記後面パネルが、前記ネックに隣接する後面タブを備え、前記前面タブおよび前記後面タブが、互いに反対の関係にあり、タブ対を形成する、提供することと、
    前記前面柄および前記後面柄を把持することと、
    前記柄で前記可撓性容器を持ち上げることと、を含む、プロセス。
  6. 前記柄で、前記可撓性容器を搬送することを含む、請求項5に記載のプロセス。
  7. 前記本体部分が、チャンバを備え、流動性材料が、前記チャンバ内にあり、前記プロセスが、
    前記流動性材料を前記チャンバから付属部を通じて分配することを含む、請求項5に記載のプロセス。
  8. 前記前面タブおよび前記後面タブが、タブ対を形成し、前記プロセスが、
    前記分配中に、前記タブ対を把持することを含む、請求項7に記載のプロセス。
  9. 前記タブ対を前記把持することで、前記流動性材料の前記分配を制御することを含む、請求項8に記載のプロセス。
  10. 前記前面柄および前記後面柄が、各々、高さHを有し、高さHが、前記本体部分の長さの1.0~1.2倍である長さを有する、請求項1に記載の可撓性容器。
  11. 前記前面柄および前記後面柄が、各々、幅Wを有し、幅Wが、前記本体部分の長さの0.5~1.0倍である長さを有する、請求項1に記載の可撓性容器。
  12. 各タブが、遠位端を有し、前記タブ遠位端が、前記付属部の最上縁部を上回って延在しない、請求項1に記載の可撓性容器。
  13. 前記前面柄および前記後面柄が、前記付属部上に延在する前記前面柄および前記後面柄を除外して、前記第1のガセット付き側面パネル上に延在する、請求項1に記載の可撓性容器。
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