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JP2022517664A - サイドリンク通信のサービス品質制御方法、装置、コンピュータプログラム及び電子機器 - Google Patents

サイドリンク通信のサービス品質制御方法、装置、コンピュータプログラム及び電子機器 Download PDF

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JP2022517664A
JP2022517664A JP2021541642A JP2021541642A JP2022517664A JP 2022517664 A JP2022517664 A JP 2022517664A JP 2021541642 A JP2021541642 A JP 2021541642A JP 2021541642 A JP2021541642 A JP 2021541642A JP 2022517664 A JP2022517664 A JP 2022517664A
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Abstract

Figure 2022517664000001
本願の実施例は、サイドリンク通信のサービス品質制御方法、装置、媒体及び電子機器を提供する。該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたQoS情報を取得するステップと、前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを含む。本願の実施例の技術案は、サイドリンクにおいてフローベースのQoSメカニズムを実現し、さらに、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させることができ、サイドリンク通信のトラフィックニーズを満たす。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2019年5月6日に提出された、出願番号が201910370663.5で、発明の名称が「サイドリンク通信のサービス品質制御方法、装置、媒体及び電子機器」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は、参照により本願に組み込まれるものとする。
本願はコンピュータ及び通信の技術分野に関し、具体的には、サイドリンク通信のサービス品質制御方法、装置、媒体及び電子機器に関する。
V2X(vehicle to Everything、車と外部)の通信の有効性及び信頼性が自動運転の安全性に緊密に関連しており、有効性とは、データをタイムリーに転送できることであり、低い遅延として示すことができ、信頼性とは、データ転送の低いパケット損失率である。また、V2X通信は、アップリンク(UpLink)及びダウンリンクリンク(DownLink)を介して行ってもよく、さらに、サイドリンク(SideLink)を介して行ってもよい。しかし、サイドリンクを介してV2X通信を行うとき、如何に通信の有効性及び信頼性を確保するかは、早急に解決すべき技術課題である。
本願の実施例は、サイドリンクにおいてフローベースのQoSメカニズムを少なくともある程度まで実現し、さらに、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させることができる、サイドリンク通信のサービス品質制御方法、装置、媒体及び電子機器を提供する。
本願の他の特徴及び利点は、以下の説明にて明瞭になり、又は、部分的に本願を実施することで理解される。
本願の実施例の1つの態様によれば、コアネットワークエンティティが実行するサイドリンク通信のサービス品質制御方法が提供され、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたQoS(Quality of Service、サービス品質)情報を取得するステップと、前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するPDU(Protocol Data Unit、プロトコルデータユニット)セッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを含む。
本願の実施例の1つの態様によれば、アクセスネットワークエンティティが実行するサイドリンク通信のサービス品質制御方法が提供され、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、コアネットワークエンティティが前記アクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するステップと、前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップと、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定するステップとを含む。
本願の実施例の1つの態様によれば、端末機器が実行するサイドリンク通信のサービス品質制御方法が提供され、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するステップと、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行うステップとを含む。
本願の実施例の1つの態様によれば、サイドリンク通信のサービス品質制御装置が提供され、該サイドリンク通信のサービス品質制御装置は、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得する取得ユニットと、前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成する処理ユニットと、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定する設定ユニットとを備える。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記処理ユニットは、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びコントロールプレーンPDUセッションを作成して、前記ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うためのものであり、前記コントロールプレーンPDUセッションは、コアネットワークエンティティと前記端末機器との間で通信を行うためのものである。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記処理ユニットは、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成し、前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータを前記端末機器に設定することで、前記端末機器が前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいて、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成する。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び前記端末機器に対するQoSパラメータを含み、前記設定ユニットは、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータを前記アクセスネットワークエンティティに設定し、前記端末機器に対するQoSパラメータをNAS(Non-Access Stratum、非アクセス層)シグナリングを介して前記端末機器に設定する。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、前記アクセスネットワークエンティティによる前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求、又は、サイドリンクに対するQoSニーズ情報を含み、前記QoSニーズ情報は、前記アクセスネットワークエンティティに、前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定させるためのものである。
本願の実施例の1つの態様によれば、サイドリンク通信のサービス品質制御装置が提供され、該サイドリンク通信のサービス品質制御装置は、コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得する取得ユニットと、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定する決定ユニットと、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定する設定ユニットとを備える。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記決定ユニットは、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、前記端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定し、前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成する。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記決定ユニットは、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報から前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を取得し、又は、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に含まれるサイドリンクのフローベースのQoSニーズ情報に基づいて、前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を生成する。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記サイドリンク通信のサービス品質制御装置は、前記端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように前記端末機器を制御する制御ユニットをさらに備える。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記制御ユニットは、第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御し、前記第2の端末機器からフィードバックされた前記基準信号に対する検知情報を受信し、前記検知情報に基づいて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定する。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記サイドリンク通信のサービス品質制御装置は、前記端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、前記サイドリンクをメインテナンスするメインテナンスユニットをさらに備える。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記メインテナンスユニットは、前記通信状態に基づいて、第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定し、前記通信状態に基づいて、前記サイドリンクがデータ転送に適さなくなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースする。
本願の実施例の1つの態様によれば、サイドリンク通信のサービス品質制御装置が提供され、該サイドリンク通信のサービス品質制御装置は、コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得する取得ユニットと、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行う通信ユニットとを備える。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記通信ユニットは、通信相手端の識別情報に基づいて、前記通信相手端を検知し、前記通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいて、前記通信相手端とサイドリンク通信を行う。
本願の一部の実施例では、前述した案に基づいて、前記サイドリンク通信のサービス品質制御装置は、前記アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行う処理ユニットをさらに備える。
本願の実施例の1つの態様によれば、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読媒体が提供され、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、上記実施例に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法を実現する。
本願の実施例の1つの態様によれば、コアネットワークエンティティが提供され、該コアネットワークエンティティは、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムを記憶し、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得するステップと、
前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、
前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える。
本願の実施例の1つの態様によれば、アクセスネットワークエンティティが提供され、該アクセスネットワークエンティティは、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶し、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
コアネットワークエンティティが前記アクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するステップと、
前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップと、
前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える。
本願の実施例の1つの態様によれば、端末機器が提供され、該端末機器は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶し、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するステップと、
前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行うステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える。
本願の一部の実施例に係る技術案では、コアネットワークエンティティは、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、サイドリンクに対するPDUセッションを作成し、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成し、さらに、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定して、端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御することで、サイドリンクにおいてフローベースのQoSメカニズムを実現し、さらに、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させることができ、サイドリンク通信のトラフィックニーズを満たす。
以上の一般的な説明及び次の詳細な説明は例示的かつ説明的なものに過ぎず、本願を限定するものではないことを理解すべきである。
ここでの図面は明細書に組み込まれかつ本明細書の一部を構成し、本願を満たす実施例を示し、明細書と共に本願の原理を説明するために用いられる。明らかに、以下の説明における図面は本出願の一部の実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。図面において、
本願の実施例の技術案を応用できる例示的なシステムアーキテクチャの模式図を示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示す。 本願の一実施例に係るアクセスネットワークエンティティが、端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように端末機器を制御するフローチャートを示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示す。 本願の一実施例に係るAFとPCFとの間のインタラクションプロセスの模式図を示す。 本願の一実施例に係るAFとPCFとの間の他のインタラクションプロセスの模式図を示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置のブロック図を示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置のブロック図を示す。 本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置のブロック図を示す。 本願の実施例を実現するための電子機器のコンピュータシステムの構成模式図を示す。
以下、図面を参照して、例示的な実施形態をより全面的に説明する。しかし、例示的な実施形態は様々な形態で実施することができ、かつここで説明される例に限定されるとして理解すべきではない。逆に、これらの実施形態を提供することにより、本願がより全面的かつ完全になり、例示的な実施形態の発想を当業者に全面的に伝える。
また、説明された特徴、構造又は特性は任意の適切な形態で1つ以上の実施例に組み合わせることができる。以下の説明において、より多くの内容を提供することで、本願の実施例に対する十分な理解を提供する。しかし、当業者であれば、特定の詳細のうちの1つ以上なしで、本出願の技術案を実施してもよく、又は、他の方法、構成要素、装置、ステップなどを採用してもよいことを意識する。他の場合に、本願の各態様を曖昧にすることを回避するために、公知の方法、装置、実現又は操作を示さないか又は説明しない。
図面に示されたブロック図は単に機能エンティティであり、必ずしも物理的に独立したエンティティに対応する必要がない。即ち、ソフトウェアの形でこれらの機能エンティティを実現したり、又は、1つ以上のハードウェアモジュール又は集積回路においてこれらの機能エンティティを実現したり、又は、異なるネットワーク及び/又はプロセッサ装置及び/又はマイクロコントローラ装置においてこれらの機能エンティティを実現したりすることができる。
異なるネットワーク及び/又はプロセッサ装置及び/又はマイクロコントローラ装置とは、異なるネットワーク、異なる処理装置又は異なるマイクロコントローラ装置のうちの少なくとも1項を意味する。
図面に示されたフローチャートは例示的な説明だけであり、必ずしも全ての内容及び操作/ステップを含む必要がなく、必ずしも説明された順序で実行する必要がない。例えば、ある操作/ステップは分解されてもよく、ある操作/ステップは組み合わせられるか又は部分的に組み合わせられてもよく、したがって、実際に実行される順序は実際の状況に応じて変更する可能性がある。ここで、全ての内容及び操作/ステップとは、全ての内容及び操作、又は全ての内容及びステップを意味する。操作/ステップとは、操作又はステップを意味する。
理解されるように、本願で使用される用語「第1」、「第2」などは本明細書において様々な概念を説明するために用いられるが、特に説明しない限り、これらの概念はこれらの用語に限定されない。これらの用語は1つの概念を他の概念と区別するためのみに用いられる。例えば、本願の範囲から逸脱することなく、第1のQoSパラメータを第2のQoSパラメータと呼んでもよく、同様に、第2のQoSパラメータを第1のQoSパラメータと呼んでもよい。
図1は、本願の実施例の技術案を応用できる例示的なシステムアーキテクチャの模式図を示す。
図1に示すように、システムアーキテクチャ100は、ユーザ機器(User Equipment、UEと略称)101(ユーザ機器101は図1に示すスマートフォンであってもよく、タブレットコンピュータ、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータなどであってもよい)と、アクセスネットワークエンティティ102と、コアネットワークエンティティ103と、応用機能(Application Function、AFと略称)エンティティ104とを含んでもよい。
図1に示すユーザ機器101、アクセスネットワークエンティティ102、コアネットワークエンティティ103及び応用機能エンティティ104の数量は、例示的なものにすぎないことを理解すべきである。実現の需要に応じて、任意の数量のユーザ機器、基地局、コアネットワークエンティティ及び応用機能エンティティを有してもよい。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティ103は、応用機能エンティティ104がサイドリンクにセットしたQoS(Service Quality、サービス品質)情報を取得してもよく、該QoS情報は、サービス等級要求、QoSモデル(例えば、フローベースのQoSモデル又はパケットベースのQoSモデル)などを含んでもよい。コアネットワークエンティティ103がQoS情報を取得した後、該QoS情報に基づいて、応用機能エンティティ104がサイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、サイドリンクに対するPDUセッションを作成し、該QoS情報に基づいて、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成する。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティ103がサイドリンクに対して作成するPDUセッションは、サイドリンクに対するユーザプレーン(User Plane)PDUセッション及びコントロールプレーン(Control Plane)PDUセッションを含む。コアネットワークエンティティ103が生成するサイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、アクセスネットワークエンティティ102に対するQoSパラメータ及びユーザ機器101に対するQoSパラメータを含む。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティ103は、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成した後、アクセスネットワークエンティティ102に対するQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ102に設定し、ユーザ機器101に対するQoSパラメータをNAS(Non-Access Stratum、非アクセス層)シグナリングを介してユーザ機器101に設定してもよい。
本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティ102は、コアネットワークエンティティ103が設定したQoSパラメータ情報を取得した後、これに基づいて、ユーザ機器101に、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を設定してもよい。ユーザ機器101は、コアネットワークエンティティ103が設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ(該QoSパラメータは、NAS層を介して設定されたものであり、トラフィック優先度、ルーティングの選択など、ポリシーに関連するパラメータを含んでもよい)、及びアクセスネットワークエンティティ102が設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報(該QoSパラメータ情報は、AS層を介して設定されたものであり、リソーススケジューリングモード情報などを含んでもよい)を取得した後、これに基づいてサイドリンク通信を行ってもよい。
QoSメカニズムは、サービス品質に対する要求に基づいて、リソースを割り当ててスケジューリングすることができ、それにより、異なるサービス品質を提供し、ネットワーク性能の予知可能性を強化させ、ネットワークリソースを合理的かつ効果的に割り当て、ネットワーク遅延及びネットワーク渋滞を減少させることができる。これから分かるように、本願の実施例の技術案は、コアネットワークエンティティ、アクセスネットワークエンティティ及びユーザ機器の連携により、サイドリンクにおいてフローベースのQoSメカニズムを実現することができ、さらに、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させることができ、サイドリンク通信のトラフィックニーズを満たす。
以下、本願の実施例の技術案の実現詳細について説明する。
図2は、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示し、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、図1に示すコアネットワークエンティティ103により実行されてもよい。図2を参照し、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、ステップS210~ステップS230を少なくとも含み、記述は以下のとおりである。
ステップS210では、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたQoS情報を取得する。
本願の一実施例では、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたQoS情報は、サービスレベル要求、QoSモデルなどを含んでもよい。QoSモデルは、フローベース(Per-Flow)のQoSモデル、パケットベース(Per-Packet)のQoSモデル又は優先度ベースのQoSモデルなどであってもよい。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティは、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCFと略称)エンティティを含んでもよく、ポリシー制御機能エンティティは、応用機能エンティティからサイドリンクに対するQoS情報を取得してもよく、この場合は、ポリシー制御機能エンティティ及び応用機能エンティティが1つの信頼可能ドメインにあるシーンに適用される。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティは、ポリシー制御機能エンティティ及びネットワーク露出機能(Network Exposure Function、NEFと略称)エンティティを含んでもよく、ネットワーク露出機能エンティティは、応用機能エンティティからサイドリンクに対するQoS情報を取得し、ポリシー制御機能エンティティに転送してもよく、この場合は、ポリシー制御機能エンティティ及び応用機能エンティティが異なる信頼可能ドメインにあるシーンに適用される。
ステップS220では、前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成する。
本願の一実施例では、QoSフローが1つのPDUセッションでQoS区別を行うための最小の単位を提供して、従って、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合き、サイドリンクに対するPDUセッションを作成し、次にサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成する必要がある。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティにより作成されたサイドリンクに対するPDUセッションは、サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びサイドリンクに対するコントロールプレーンPDUセッションを含んでもよい。該ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うために用いられ、該コントロールプレーンPDUセッションは、コアネットワークエンティティと端末機器との間で通信を行うために用いられる。この場合、生成されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、ユーザプレーンPDUセッションのQoSフロー及びコントロールプレーンPDUセッションのQoSフローを含んでもよい。
本願の一実施例では、サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するとき、コアネットワークエンティティは、サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成し、次に端末機器が該ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいてサイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するように、該ユーザプレーンPDUセッションパラメータを端末機器に設定してもよい。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティによりQoS情報に基づいて生成されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び端末機器に対するQoSパラメータを含んでもよい。端末機器に対するQoSパラメータは、トラフィック優先度、ルーティングの選択など、ポリシーに関連するパラメータを含んでもよい。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティにより生成されたアクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、アクセスネットワークエンティティによる端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及びリソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を含んでもよい。リソーススケジューリングモードは、スケジューリングモード、セミパーシステントスケジューリング(Semi-Persistent Scheduling、SPSと略称)モード、リソースプールモード、グラントフリー(Grant Free)モードなどを含んでもよく、リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求は、帯域幅要求、遅延要求、信頼性要求などを含む。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティにより生成されたアクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、サイドリンクに対するQoSニーズ情報(例えば、遅延ニーズ情報、パケット損失率ニーズ情報、帯域幅ニーズ情報)を含んでもよく、さらにアクセスネットワークエンティティは、該QoSニーズ情報に基づいて、端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定する必要がある。同様に、アクセスネットワークエンティティが決定したリソーススケジューリングモードは、スケジューリングモード、セミパーシステントスケジューリングモード、リソースプールモード、グラントフリーモードなどを含んでもよく、リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求は、帯域幅要求、遅延要求、信頼性要求などを含む。
続いて図2を参照し、ステップS230では、端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定する。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティにより生成されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータがアクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び端末機器に対するQoSパラメータを含むと、コアネットワークエンティティは、アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティに設定し、端末機器に対するQoSパラメータをNASシグナリングを介して端末機器に設定してもよい。コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティに設定することは、AMF(Access and Mobility Management Function、アクセス・モビリティ管理機能)エンティティがアクセスネットワークエンティティと通信し、次にQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティに設定することであってもよい。
図2に示す実施例の技術案によって、サイドリンクにおいてフローベースのQoSメカニズムを実現することができ、さらに、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させることができ、サイドリンク通信のトラフィックニーズを満たす。
図3は、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示し、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、図1に示すアクセスネットワークエンティティ102により実行されてもよい。図3を参照し、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、ステップS310~ステップS330を少なくとも含み、記述は以下のとおりである。
ステップS310では、コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得する。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報は、アクセスネットワークエンティティによる端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及びリソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を含んでもよい。
本願の一実施例では、コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報は、サイドリンクに対するフローベースのQoSニーズ情報(例えば、遅延ニーズ情報、パケット損失率ニーズ情報、帯域幅ニーズ情報)を含んでもよく、さらにアクセスネットワークエンティティは、該QoSニーズ情報に基づいて、端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定してもよい。
ステップS320では、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定する。
本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティは、コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に対してサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定し、次に該リソーススケジューリングモード及びリソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成してもよい。
本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティにより生成された、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報は、リソーススケジューリング情報などを含んでもよく、例えば、端末機器に割り当てられる時間周波数リソース情報、スケジューリングサイクル情報などを含んでもよい。
続いて図3を参照し、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、ステップS330では、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定する。
本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティは、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報をAS(Access Stratum、アクセス層)シグナリングを介して端末機器に設定してもよい。例えば、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報をRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)シグナリング、MAC(Media Access Control、媒体アクセス制御)シグナリングなどを介して端末機器に設定してもよい。
図3に示す実施例の技術案によれば、本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティは、さらに、端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように端末機器を制御してもよい。例えば、図4に示すように、本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティが、端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように端末機器を制御するプロセスは、以下のステップを含んでもよい。
ステップS410:第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御する。
本願の一実施例では、基準信号(Reference Signal、RSと略称)は、「パイロット」信号であってもよく、送信端により受信端に提供されるチャネル推定又はチャネル検知用の既知信号であってもよい。オプションとして、アクセスネットワークエンティティは、第1の端末機器と第2の端末機器との間に転送すべきデータがないとき、第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御し、それにより、第2の端末機器は、該基準信号を受信し、該基準信号に基づいてサイドリンクの通信状態を評定する。
ステップS420:第2の端末機器からフィードバックされた前記基準信号に対する検知情報を受信する。
本願の一実施例では、第2の端末機器は、第1の端末機器から送信される基準信号を検知した後、該基準信号に対する検知情報をアクセスネットワークエンティティにフィードバックすることができ、それにより、アクセスネットワークエンティティが第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態を取得する。
ステップS430:前記検知情報に基づいて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定する。
本願の一実施例では、第1の端末機器と第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態は、第1の端末機器と第2の端末機器との間の通信品質を評価するために用いられ、第1の端末機器と第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態が悪いと、すぐにメインテナンスすることができ、第1の端末機器と第2の端末機器の通信に影響を与えることを回避する。
図4に示す実施例の技術案によれば、本願の一実施例では、アクセスネットワークエンティティは、さらに、端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、サイドリンクをメインテナンスしてもよい。例えば、アクセスネットワークエンティティは、サイドリンクの通信状態に基づいて、サイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、第1の端末機器と第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定してもよく、例えば、第1の端末機器と第2の端末機器との間の通信帯域を変更し、サイドリンク通信を改めて作成する。また例えば、アクセスネットワークエンティティは、サイドリンクの通信状態に基づいて、サイドリンクがデータ転送に適さなくなることを決定した場合、リソースの占有を減少させるために、第1の端末機器と第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースしてもよい。
図5は、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法のフローチャートを示し、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、端末機器により実行されてもよく、例えば、図1に示すユーザ機器101により実行されてもよい。図5を参照し、該サイドリンク通信のサービス品質制御方法は、ステップS510~ステップS520を少なくとも含み、記述は以下のとおりである。
ステップS510では、コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得する。
本願の一実施例では、端末機器は、コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータをNAS層シグナリングを介して取得し、アクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータをAS層シグナリングを介して取得してもよい。第1のQoSパラメータは、トラフィック優先度、ルーティングの選択など、ポリシーに関連するパラメータを含んでもよく、第2のQoSパラメータは、端末機器に割り当てられる時間周波数リソース情報、スケジューリングサイクル情報などのリソーススケジューリング情報などを含んでもよい。
ステップS520では、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行う。
本願の一実施例では、端末機器は、第1のQoSパラメータ及び第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行う際、通信相手端の識別情報に基づいて、通信相手端を検知してもよく、通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、第1のQoSパラメータ及び第2のQoSパラメータに基づいて、通信相手端とサイドリンク通信を行い、このようにして、通信相手端が通信範囲内に位置しなくても、通信データを送信するため、周辺の他の端末機器の通信に干渉をもたらすことを回避することができる。
本願の一実施例では、端末機器は、さらに、アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行ってもよい。監視及びメインテナンス処理のプロセスは、前述したアクセスネットワークエンティティに関連する実施例を参照し、ここで繰り返し説明しない。アクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行うこととは、アクセス層の監視を行うか、アクセス層のメインテナンス処理を行うか、又は、アクセス層の監視及びメインテナンス処理を行うかを意味する。
図5に示す実施例の技術案によって、サイドリンクにおいてフローベースのQoSメカニズムを実現することができ、さらに、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させることができ、サイドリンク通信のトラフィックニーズを満たす。
以上に、それぞれ、コアネットワークエンティティ、アクセスネットワークエンティティ及び端末機器の角度から、本願の実施例のサイドリンク通信のサービス品質制御方法の技術案について説明したが、以下に、端末機器がV2X端末であり、アクセスネットワークエンティティが基地局であることを例として、本願の実施例の技術案の実現詳細について説明する。
図6に示すように、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御方法は、以下のステップを含む。
ステップS601:応用機能エンティティAF(Application Function)がポリシー制御機能エンティティPCF(Policy Control Function)とインタラクションし、アプリケーション層のサイドリンクQoSニーズ及びQoSモデルの選択を転送する。
本願の一実施例では、図7に示すように、応用機能エンティティとポリシー制御機能エンティティPCFとの間のインタラクションプロセスは、AFが直接PCFとインタラクションすることで、サイドリンクQoSニーズと選択されたQoSモデルを転送することであってもよい。該実施例の技術案は、AFとPCFが同一の信頼可能ドメインにある応用シーン、例えば、ネットワークオペレータが自らAFを配置するシーンに適用される。
本願の一実施例では、図8に示すように、応用機能エンティティとポリシー制御機能エンティティPCFとの間のインタラクションプロセスは、AFがネットワーク露出機能エンティティNEF(Network Exposure Function)を介してPCFとインタラクションすることで、サイドリンクQoSニーズと選択されたQoSモデルを転送することであってもよい。該実施例の技術案は、AFとPCFが異なる信頼可能ドメインにある応用シーン、例えば、サードパーティがAFを配置するシーンに適用される。
ステップS602:サイドリンクのフローベースのQoSメカニズムをサポートするように、PCFと、セッション管理機能エンティティSMF(Session Management Function)と、AMFとがインタラクションすることで、NASレベルのサイドリンクQoSフローパラメータを生成する。
本願の一実施例では、ステップS602は、サイドリンクのフローベースのQoS特性に対して、対応するPDUセッション及びQoSフローを作成することであってもよい。SMFは、サイドリンクのフローベースのQoS特性に対して、対応するPDUセッションパラメータを生成し、次に該PDUセッションパラメータに基づいてPDUセッションを作成することであってもよく、該PDUセッションパラメータは、ユーザプレーンPDUセッションパラメータ及びコントロールプレーンPDUセッションパラメータを含む。
本願の一実施例では、生成されたNASレベルのサイドリンクQoSフローパラメータは、アクセスネットワークエンティティに対するサイドリンクQoSフローパラメータ、及びV2X端末に対するサイドリンクQoSフローパラメータを含む。
ステップS603:AMFが基地局とインタラクションし、基地局にサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を設定する。
本願の一実施例では、AMFは、基地局にサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を設定した後、基地局は、V2X端末とインタラクションすることで、V2X端末に、リソーススケジューリング情報などのサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報をAS層シグナリングを介して設定する。
ステップS604:AMFがV2X端末とインタラクションし、V2X端末にサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報をNASシグナリングを介して設定する。
本願の一実施例では、AMFがV2X端末に設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報は、トラフィック優先度、ルーティングの選択など、ポリシーに関連するパラメータを含んでもよい。
なお、図6に示すステップS603とステップS604の実行順序は、図6に示すように、ステップS603を実行してから、ステップS604を実行してもよいし、ステップS604を実行してから、ステップS603を実行してもよく、又は、ステップS603及びステップS604を同時に実行してもよい。
また、続いて図6を参照し、V2X端末は、アプリケーション層で取得された識別情報を用いて、相手端の検知を行い、通信端末が通信範囲内に位置するか否かを決定し、通信範囲内にあることを決定した場合、通信端末にデータを送信する。V2X端末は、基地局の制御下でAS層のリンク監視とメインテナンスを行ってもよい。
図6に示す応用シーンでは、本願の実施例の技術案によって、通信システム(例えば、5Gシステム)は、サイドリンクにおいてフローベースのQoSモデルをサポートし、それにより、V2X通信(例えば、車-車間通信、車-人間間通信など)を良好にサポートすることができ、サイドリンクにおいて通信を行う有効性及び信頼性を効果的に向上させる。当然ながら、エンドツーエンドのゲームシーンなど、サイドリンク通信を行う必要がある他の応用シーンに、同様に本願の実施例の技術案を適用することができる。
以下、本願の上記実施例でのサイドリンク通信のサービス品質制御方法を実行するための本願の装置の実施例について説明する。本願の装置の実施例に開示されていない詳細については、本願の上記のサイドリンク通信のサービス品質制御方法の実施例を参照することができる。
図9は、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置のブロック図を示す。
図9を参照し、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置900は、取得ユニット902と、処理ユニット904と、設定ユニット906とを備える。
取得ユニット902は、応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得するために用いられ、処理ユニット904は、前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するために用いられ、設定ユニット906は、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するために用いられる。
本願の一部の実施例では、処理ユニット904は、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びコントロールプレーンPDUセッションを作成するために用いられ、前記ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うために用いられ、前記コントロールプレーンPDUセッションは、コアネットワークエンティティと前記端末機器との間で通信を行うために用いられる。
本願の一部の実施例では、処理ユニット904は、前記端末機器が前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいて、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するように、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成し、前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータを前記端末機器に設定するために用いられる。
本願の一部の実施例では、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び前記端末機器に対するQoSパラメータを含み、前記設定ユニット906は、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータを前記アクセスネットワークエンティティに設定し、前記端末機器に対するQoSパラメータをNASシグナリングを介して前記端末機器に設定するために用いられる。
本願の一部の実施例では、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、前記アクセスネットワークエンティティによる前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求、又はサイドリンクに対するQoSニーズ情報を含み、前記QoSニーズ情報は、前記アクセスネットワークエンティティに前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定させるためのものである。
図10は、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置のブロック図を示す。
図10を参照し、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置1000は、取得ユニット1002と、決定ユニット1004と、設定ユニット1006とを備える。
取得ユニット1002は、コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するために用いられ、決定ユニット1004は、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するために用いられ、設定ユニット1006は、前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定するために用いられる。
本願の一部の実施例では、決定ユニット1004は、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、前記端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定し、前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成するために用いられる。
本願の一部の実施例では、決定ユニット1004は、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報から前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を取得し、又は、アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に含まれるサイドリンクのフローベースのQoSニーズ情報に基づいて、前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を生成するために用いられる。
本願の一部の実施例では、サイドリンク通信のサービス品質制御装置1000は、前記端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように前記端末機器を制御するための制御ユニットをさらに備える。
本願の一部の実施例では、前記制御ユニットは、第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御し、前記第2の端末機器からフィードバックされた前記基準信号に対する検知情報を受信し、前記検知情報に基づいて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定するために用いられる。
本願の一部の実施例では、前記サイドリンク通信のサービス品質制御装置1000は、前記端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、前記サイドリンクをメインテナンスするためのメインテナンスユニットをさらに備える。
本願の一部の実施例では、前記メインテナンスユニットは、前記通信状態に基づいて、第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定し、前記通信状態に基づいて、前記サイドリンクがデータ転送に適さなくなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースするために用いられる。
図11は、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置のブロック図を示す。
図11を参照し、本願の一実施例に係るサイドリンク通信のサービス品質制御装置1100は、取得ユニット1102と通信ユニット1104とを備える。
取得ユニット1102は、コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するために用いられ、通信ユニット1104は、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行うために用いられる。
本願の一部の実施例では、通信ユニット1104は、通信相手端の識別情報に基づいて、前記通信相手端を検知し、前記通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいて、前記通信相手端とサイドリンク通信を行うために用いられる。
本願の一部の実施例では、前記サイドリンク通信のサービス品質制御装置1100は、前記アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行うための処理ユニットをさらに備える。
図12は、本願の実施例を実現するための電子機器のコンピュータシステムの構成模式図を示す。
なお、図12に示す電子機器のコンピュータシステム1200は、1つの例にすぎず、本願の実施例の機能及び適用範囲にいかなる制限をもたらすものではない。
図12に示すように、コンピュータシステム1200は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)1201を備え、中央処理ユニット1201は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)1202に記憶されたプログラム又は記憶部分1208からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)1203にロードされたプログラムに基づいて、様々な適当な動作及び処理を実行し、例えば、前記実施例に記載の方法を実行することができる。RAM 1203には、システムのオペレーティングに必要とされる様々なプログラム及びデータがさらに記憶される。CPU 1201、ROM 1202及びRAM 1203がバス1204を介して相互に接続される。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース1205もバス1204に接続される。
以下の部材、即ち、キーボード、マウスなどを含む入力部分1206と、陰極線管(Cathode Ray Tube、CRT)、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)など、及びスピーカなどを含む出力部分1207と、ハードディスクなどを含む記憶部分1208と、LAN(Local Area Network、ローカルエリアネットワーク)カード、モデムなどを含むネットワークインターフェースカードの通信部分1209とは、I/Oインターフェース1205に接続される。通信部分1209は、インターネットなどのネットワークを介して、通信処理を実行する。ドライバ1210は、需要に応じて、I/Oインターフェース1205に接続されてもよい。フロッピーディスク、ディスク、光磁気ディスク、半導体記憶装置などの取り外し可能媒体1211は、需要に応じて、ドライバ1210に取り付けられることで、読み取られるコンピュータプログラムを需要に応じて入記憶部分1208にインストールする。
本願の一部の実施例では、電子機器は、コアネットワークエンティティであってもよく、アクセスネットワークエンティティであってもよく、端末機器などであってもよい。
本願の一部の実施例では、コアネットワークエンティティが提供され、該コアネットワークエンティティは、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶し、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得するステップと、
該QoS情報に基づいて、該応用機能エンティティが該サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、該サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、該QoS情報に基づいて、該サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、
該端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、該サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びコントロールプレーンPDUセッションを作成するステップを該1つ又は複数のプロセッサに実現させ、該ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うために用いられ、該コントロールプレーンPDUセッションは、該コアネットワークエンティティと該端末機器との間で通信を行うために用いられる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成するステップと、
該端末機器が該ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいて、該サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するように、該ユーザプレーンPDUセッションパラメータを該端末機器に設定するステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該サイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、該アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び該端末機器に対するQoSパラメータを含み、
該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータを該アクセスネットワークエンティティに設定し、該端末機器に対するQoSパラメータを非アクセス層NASシグナリングを介して該端末機器に設定するステップを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、
該アクセスネットワークエンティティによる該端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求、又は
サイドリンクに対するQoSニーズ情報を含み、該QoSニーズ情報は、該アクセスネットワークエンティティに該端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定させるためのものである。
本願の一部の実施例では、アクセスネットワークエンティティが提供され、該アクセスネットワークエンティティは、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶し、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
コアネットワークエンティティが該アクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するステップと、
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップと、
該端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、該端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を該端末機器に設定するステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、該端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定するステップと、
該リソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成するステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報から該リソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を取得するステップ、又は
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に含まれるサイドリンクのフローベースのQoSニーズ情報に基づいて、該リソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を生成するステップを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように該端末機器を制御するステップを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御するステップと、
該第2の端末機器からフィードバックされた該基準信号に対する検知情報を受信するステップと、
該検知情報に基づいて、該第1の端末機器と該第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定するステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、該サイドリンクをメインテナンスするステップを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該通信状態に基づいて、第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、該第1の端末機器と該第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定するステップと、
該通信状態に基づいて、該サイドリンクがデータ転送に適さなくなることを決定した場合、該第1の端末機器と該第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースするステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、端末機器が提供され、該端末機器は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶し、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するステップと、
該第1のQoSパラメータ及び該第2のQoSパラメータ基づいてサイドリンク通信を行うステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
通信相手端の識別情報に基づいて、該通信相手端を検知するステップと、
該通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、該第1のQoSパラメータ及び該第2のQoSパラメータに基づいて、該通信相手端とサイドリンク通信を行うステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行うステップを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
特に、本願の実施例によれば、以上にフローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本願の実施例は、コンピュータ可読媒体に記憶されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。この実施例では、該コンピュータプログラムは、通信部分1209を介してネットワークからダウンロードしてインストールし、及び/又は、取り外し可能媒体1211からインストールすることができる。該コンピュータプログラムは、中央処理ユニット(CPU)1201により実行されるとき、本願のシステムで限定される様々な機能を実行する。
なお、本願の実施例に示すコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、又は、コンピュータ可読記憶媒体、又は、上記両者の任意の組合せであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組合せであってよいがこれらに限られない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータフロッピーディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read Only Memory、EPROM)、フラッシュメモリ、ファイバ、ポータブルコンパクトフロッピーディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適当な組合せを含んでもよいがこれらに限られない。本願では、コンピュータ可読記憶媒体は、プロクラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されるか、又は、それと組み合わせて使用されてもよい。本願では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて又は搬送波の一部として伝播するデータ信号を含んでもよく、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを含む。このように伝播するデータ信号は、複数の形式を用いてもよく、電磁信号、光信号又は上記の任意の適当な組合せを含むがこれらに限られない。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用されるか、又は、それと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は転送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で転送されてもよく、無線、有線など、又は上記の任意の適当な組合せを含むがこれらに限られない。
図面でのフローチャート及びブロック図は、本願の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の可能な形態のアーキテクチャ、機能及び動作を示す。フローチャート又はブロック図での各ブロックは、1つのモジュール、ブロック、又はコードの一部を表し得る。上記モジュール、ブロック、又はコードの一部に、規定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令が含まれる。なお、代替的な形態によっては、ブロックにマーキングされた機能は、図面にマーキングされた順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示す2つのブロックは、関与する機能に応じて、実際には、実質的に並列に実行されてもよく、場合によっては逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図又はフローチャートでの各ブロック、及びブロック図又はフローチャートでのブロックの組合せは、規定された機能又は動作を実行する、又は専用ハードウェア・ベースのシステムによって実現されてもよく、又は、専用ハードウェアとコンピュータ命令の組合せで実現されてもよいことに留意されたい。
本願の実施例に説明された係るユニットはソフトウェアの形態で実現されてもよいし、ハードウェアの形態で実現されてもよく、説明されたユニットはプロセッサに設けられてもよい。これらのユニットの名称は、ある場合、該ユニット自体に対する制限を構成しない。
他の態様として、本願は、コンピュータ可読媒体をさらに提供する。該コンピュータ可読媒体は、上記実施例で説明された電子機器に含まれるものであってもよく、独立に存在し、該電子機器に組み立てられていないものであってもよい。上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが含まれ、上記1つ又は複数のプログラムが1つの該電子機器により実行されるとき、該電子機器に上記実施例に記載の方法を実現させる。
本願の一部の実施例では、コンピュータ可読媒体が提供され、該コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得するステップと、
該QoS情報に基づいて、該応用機能エンティティが該サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、該サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、該QoS情報に基づいて、該サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、
該端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、該サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びコントロールプレーンPDUセッションを作成するステップを実現し、該ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うために用いられ、該コントロールプレーンPDUセッションは、該コアネットワークエンティティと該端末機器との間で通信を行うために用いられる。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成するステップと、
該端末機器が該ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいて該サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するように、該ユーザプレーンPDUセッションパラメータを該端末機器に設定するステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、該サイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、該アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び該端末機器に対するQoSパラメータを含み、
該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータを該アクセスネットワークエンティティに設定し、該端末機器に対するQoSパラメータを非アクセス層NASシグナリングを介して該端末機器に設定するステップを実現する。
本願の一部の実施例では、該アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、
該アクセスネットワークエンティティによる該端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求、又は
サイドリンクに対するQoSニーズ情報を含み、該QoSニーズ情報は、該アクセスネットワークエンティティに該端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定させるためのものである。
本願の一部の実施例では、コンピュータ可読媒体が提供され、該コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
コアネットワークエンティティが該アクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するステップと、
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップと、
該端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、該端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を該端末機器に設定するステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、該端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定するステップと、
該リソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成するステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報から該リソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を取得するステップ、又は
該アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に含まれるサイドリンクのフローベースのQoSニーズ情報に基づいて、該リソーススケジューリングモード及び該リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を生成するステップを実現する。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように該端末機器を制御するステップを実現する。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御するステップと、
該第2の端末機器からフィードバックされた該基準信号に対する検知情報を受信するステップと、
該検知情報に基づいて、該第1の端末機器と該第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定するステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、該サイドリンクをメインテナンスするステップを実現する。
本願の一部の実施例では、該1つ又は複数のプログラムが該1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
該通信状態に基づいて、第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、該第1の端末機器と該第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定するステップと、
該通信状態に基づいて、該サイドリンクがデータ転送に適さなくなることを決定した場合、該第1の端末機器と該第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースするステップとを該1つ又は複数のプロセッサに実現させる。
本願の一部の実施例では、コンピュータ可読媒体が提供され、該コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するステップと、
該第1のQoSパラメータ及び該第2のQoSパラメータに基づいて、サイドリンク通信を行うステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、コンピュータ可読媒体が提供され、該コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
通信相手端の識別情報に基づいて、該通信相手端を検知するステップと、
該通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、該第1のQoSパラメータ及び該第2のQoSパラメータに基づいて該通信相手端とサイドリンク通信を行うステップとを実現する。
本願の一部の実施例では、コンピュータ可読媒体が提供され、該コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、
該アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行うステップを実現する。
なお、動作実行用の機器の一部のモジュール又はユニットについて上述したが、この分割は強制的ではない。実際には、本開示の実施形態によれば、上記で説明された2つ以上のモジュール又はユニットの特徴及び機能は、1つのモジュール又はユニットにおいて具体化されてもよい。逆に、上述した1つのモジュール又はユニットの特徴及び機能は、さらに複数のモジュール又はユニットに分割されて具体化されてもよい。
以上の実施形態の説明により、ここで説明された例示的な実施形態は、ソフトウェアによって実現されてもよく、ソフトウェアと必要なハードウェアの組み合わせによって実現されてもよいことを当業者が理解しやすい。従って、本願の実施形態による技術案は、ソフトウェア製品の形態で具現化されてもよく、該ソフトウェア製品は、1つの不揮発性記憶媒体(CD-ROM、USBディスク、モバイルディスクなどであってもよい)又はネットワークに記憶されてもよく、一台の算出デバイス(パソコン、サーバ、タッチ端末、又はネットワーク機器などであってもよい)に本願の実施形態による方法を実行させるいくつかの命令を含む。
当業者は、明細書を考慮し、ここに開示された実施形態を実施した後、本願の他の実施案を容易に想到できる。本願は、本願のいかなる変形、用途又は適応的な変化をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途又は適応的な変化は、本願の一般的な原理に従っており、本願に開示されていない本技術分野における公知の常識又は慣用技術手段を含む。
本願は、以上に説明されるとともに、図面に示す正確な構造に限られず、その範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更を行うことができることが理解されるべきである。本願の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって制限される。
900 サイドリンク通信のサービス品質制御装置
902 取得ユニット
904 処理ユニット
906 設定ユニット
1000 サイドリンク通信のサービス品質制御装置
1002 取得ユニット
1004 決定ユニット
1006 設定ユニット
1100 サイドリンク通信のサービス品質制御装置
1102 取得ユニット
1104 通信ユニット
1205 I/Oインターフェース
1206 入力部分
1207 出力部分
1208 記憶部分
1209 通信部分
1210 ドライバ
1211 取り外し可能媒体

Claims (34)

  1. コアネットワークエンティティが実行する、サイドリンク通信のサービス品質制御方法であって、
    応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得するステップと、
    前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、
    前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを含む、ことを特徴とするサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  2. 前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成するステップは、
    前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びコントロールプレーンPDUセッションを作成するステップであって、前記ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うためのものであり、前記コントロールプレーンPDUセッションは、前記コアネットワークエンティティと前記端末機器との間で通信を行うためのものである、ステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  3. 前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するステップは、
    前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成するステップと、
    前記端末機器が前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいて、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するように、前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータを前記端末機器に設定するステップとを含む、ことを特徴とする請求項2に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  4. 前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び前記端末機器に対するQoSパラメータを含み、
    前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップは、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータを前記アクセスネットワークエンティティに設定し、前記端末機器に対するQoSパラメータを非アクセス層NASシグナリングを介して前記端末機器に設定するステップを含む、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  5. 前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータは、
    前記アクセスネットワークエンティティによる前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求、又は
    サイドリンクに対するQoSニーズ情報を含み、前記QoSニーズ情報は、前記アクセスネットワークエンティティに、前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定させるためのものである、ことを特徴とする請求項4に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  6. アクセスネットワークエンティティが実行するサイドリンク通信のサービス品質制御方法であって、
    コアネットワークエンティティが前記アクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するステップと、
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップと、
    前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定するステップとを含む、ことを特徴とするサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  7. 前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップは、
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、前記端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定するステップと、
    前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成するステップとを含む、ことを特徴とする請求項6に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  8. 前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、前記端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定するステップは、
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報から前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を取得するステップ、又は
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に含まれるサイドリンクのフローベースのQoSニーズ情報に基づいて、前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を生成するステップを含む、ことを特徴とする請求項7に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  9. 前記端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように前記端末機器を制御するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項6~8のいずれか1項に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  10. 前記端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように前記端末機器を制御するステップは、
    第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御するステップと、
    前記第2の端末機器からフィードバックされた前記基準信号に対する検知情報を受信するステップと、
    前記検知情報に基づいて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定するステップとを含む、ことを特徴とする請求項9に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  11. 前記端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、前記サイドリンクをメインテナンスするステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項9に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  12. 前記端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、前記サイドリンクをメインテナンスするステップは、
    前記通信状態に基づいて、第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定するステップと、
    前記通信状態に基づいて、前記サイドリンクがデータ転送に適さなくなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースするステップとを含む、ことを特徴とする請求項11に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  13. 端末機器が実行するサイドリンク通信のサービス品質制御方法であって、
    コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するステップと、
    前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行うステップとを含む、ことを特徴とするサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  14. 前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行うステップは、
    通信相手端の識別情報に基づいて、前記通信相手端を検知するステップと、
    前記通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいて、前記通信相手端とサイドリンク通信を行うステップとを含む、ことを特徴とする請求項13に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  15. 前記アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行うステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項13又は14に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法。
  16. サイドリンク通信のサービス品質制御装置であって、
    応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得する取得ユニットと、
    前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成する処理ユニットと、
    前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定する設定ユニットとを備える、ことを特徴とするサイドリンク通信のサービス品質制御装置。
  17. サイドリンク通信のサービス品質制御装置であって、
    コアネットワークエンティティがアクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得する取得ユニットと、
    アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定する決定ユニットと、
    前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定する設定ユニットとを備える、ことを特徴とするサイドリンク通信のサービス品質制御装置。
  18. サイドリンク通信のサービス品質制御装置であって、
    コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得する取得ユニットと、
    前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行う通信ユニットとを備える、ことを特徴とするサイドリンク通信のサービス品質制御装置。
  19. コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、請求項1~5のいずれか1項に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法を実現するか、又は、請求項6~12のいずれか1項に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法を実現するか、又は、請求項13~15のいずれか1項に記載のサイドリンク通信のサービス品質制御方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  20. コアネットワークエンティティであって、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    1つ又は複数のプログラムを記憶し、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    応用機能エンティティがサイドリンクにセットしたサービス品質QoS情報を取得するステップと、
    前記QoS情報に基づいて、前記応用機能エンティティが前記サイドリンクにセットしたのがフローベースのQoSモデルであることを決定した場合、前記サイドリンクに対するプロトコルデータユニットPDUセッションを作成し、前記QoS情報に基づいて、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータを生成するステップと、
    前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータをアクセスネットワークエンティティ及び端末機器に設定するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える、ことを特徴とするコアネットワークエンティティ。
  21. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッション及びコントロールプレーンPDUセッションを作成するステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させ、前記ユーザプレーンPDUセッションは、端末機器同士の間でサイドリンク通信を行うためのものであり、前記コントロールプレーンPDUセッションは、前記コアネットワークエンティティと前記端末機器との間で通信を行うためのものである、ことを特徴とする請求項20に記載のコアネットワークエンティティ。
  22. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションパラメータを生成するステップと、
    前記端末機器が前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータに基づいて、前記サイドリンクに対するユーザプレーンPDUセッションを作成するように、前記ユーザプレーンPDUセッションパラメータを前記端末機器に設定するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項21に記載のコアネットワークエンティティ。
  23. 前記サイドリンクのフローベースのQoSパラメータは、前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータ及び前記端末機器に対するQoSパラメータを含み、
    前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記アクセスネットワークエンティティに対するQoSパラメータを前記アクセスネットワークエンティティに設定し、前記端末機器に対するQoSパラメータを非アクセス層NASシグナリングを介して前記端末機器に設定するステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項21~22のいずれか1項に記載のコアネットワークエンティティ。
  24. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記アクセスネットワークエンティティによる前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求、又は
    サイドリンクに対するQoSニーズ情報ステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させ、前記QoSニーズ情報は、前記アクセスネットワークエンティティに、前記端末機器に対するリソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定させるためのものである、ことを特徴とする請求項23に記載のコアネットワークエンティティ。
  25. アクセスネットワークエンティティであって、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    1つ又は複数のプログラムを記憶し、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    コアネットワークエンティティが前記アクセスネットワークエンティティに設定したサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を取得するステップと、
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を決定するステップと、
    前記端末機器がサイドリンク通信を行うサービス品質を制御するように、前記端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を前記端末機器に設定するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える、ことを特徴とするアクセスネットワークエンティティ。
  26. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に基づいて、前記端末機器がサイドリンク通信を行うリソーススケジューリングモード、及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を決定するステップと、
    前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求に基づいて、端末機器に設定されるサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報を生成するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項25に記載のアクセスネットワークエンティティ。
  27. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報から前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を取得するステップ、又は
    前記アクセスネットワークエンティティに設定されたサイドリンクのフローベースのQoSパラメータ情報に含まれるサイドリンクのフローベースのQoSニーズ情報に基づいて、前記リソーススケジューリングモード及び前記リソーススケジューリングモードに対応するQoS要求を生成するステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項26に記載のアクセスネットワークエンティティ。
  28. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記端末機器がサイドリンクに対してアクセス層の監視を行うように制御するステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項25~27のいずれか1項に記載のアクセスネットワークエンティティ。
  29. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    第1の端末機器が第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクを介して基準信号を送信するように制御するステップと、
    前記第2の端末機器からフィードバックされた前記基準信号に対する検知情報を受信するステップと、
    前記検知情報に基づいて、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクの通信状態を決定するステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項28に記載のアクセスネットワークエンティティ。
  30. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記端末機器によるサイドリンクに対する監視結果に基づいて、前記サイドリンクをメインテナンスするステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項28に記載のアクセスネットワークエンティティ。
  31. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記通信状態に基づいて、第1の端末機器と第2の端末機器との間に作成されたサイドリンクの通信状態が悪くなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器にサイドリンクを改めて設定するステップと、
    前記通信状態に基づいて、前記サイドリンクがデータ転送に適合しなくなることを決定した場合、前記第1の端末機器と前記第2の端末機器との間のサイドリンクをリリースするステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項30に記載のアクセスネットワークエンティティ。
  32. 端末機器であって、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    1つ又は複数のプログラムを記憶し、前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    コアネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第1のQoSパラメータ、及びアクセスネットワークエンティティが設定したサイドリンクのフローベースの第2のQoSパラメータを取得するステップと、
    前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいてサイドリンク通信を行うステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる記憶装置とを備える、ことを特徴とする端末機器。
  33. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    通信相手端の識別情報に基づいて、前記通信相手端を検知するステップと、
    前記通信相手端が通信範囲内に位置することを検知した場合、前記第1のQoSパラメータ及び前記第2のQoSパラメータに基づいて、前記通信相手端とサイドリンク通信を行うステップとを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項32に記載の端末機器。
  34. 前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されるとき、
    前記アクセスネットワークエンティティの制御情報に基づいて、サイドリンクに対してアクセス層の監視及び/又はメインテナンス処理を行うステップを前記1つ又は複数のプロセッサに実現させる、ことを特徴とする請求項32又は33に記載の端末機器。
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