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JP2022174717A - 封筒処理装置及び画像形成システム - Google Patents

封筒処理装置及び画像形成システム Download PDF

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JP2022174717A
JP2022174717A JP2022034516A JP2022034516A JP2022174717A JP 2022174717 A JP2022174717 A JP 2022174717A JP 2022034516 A JP2022034516 A JP 2022034516A JP 2022034516 A JP2022034516 A JP 2022034516A JP 2022174717 A JP2022174717 A JP 2022174717A
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JP2022034516A
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English (en)
Inventor
真悟 吉澤
Shingo Yoshizawa
道貴 鈴木
Michitaka Suzuki
伸宜 鈴木
Nobuyasu Suzuki
勇介 柴崎
Yusuke Shibazaki
真治 浅見
Shinji Asami
昂大 松田
Takahiro Matsuda
一好 松尾
Kazuyoshi Matsuo
信 日高
Makoto Hidaka
晶 國枝
Akira Kunieda
賢裕 渡邉
Kenhiro Watanabe
拓哉 森永
Takuya Morinaga
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Priority to EP22168784.1A priority patent/EP4088947A3/en
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Abstract

Figure 2022174717000001
【課題】小型であり、かつ、多様な種類の封筒に応じた封入動作を制御できる封筒処理装置を提供する。
【解決手段】封入位置に封筒を搬送する封筒搬送経路において、封筒のフラップ部を閉じた状態の封筒の搬送方向における第一封筒長を算出する第一封筒長算出手段と、封筒搬送経路において、封筒を搬送しながらフラップ部を開くフラップ開手段と、封筒搬送経路において、フラップ部を開いた状態の封筒の搬送方向における第二封筒長を算出する第二封筒長算出手段と、封筒への封入物の封入動作を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、第一封筒長算出手段と第二封筒長算出手段の算出結果から算出されるフラップ長に基づいて封入動作を制御する、封筒処理装置による。
【選択図】図3

Description

本発明は、封筒処理装置及び画像形成システムに関する。
封筒に封入物を自動的に封入する装置として、シート状の媒体に対し所定の折り処理を行った「折りシート」を封入物とし、封入と封緘を自動的に行う封筒処理装置が知られている。そして、シートに画像を形成する画像形成装置及び、画像が形成されたシートに折り処理を行う折り装置と連動させて、画像が形成された折りシートを自動的に封入して封緘する画像形成システムも知られている。
封入物を封筒に封入するために、封筒の搬送方向に対するフラップ(「ベロ」ともいう。)の位置に関わらずフラップの開き動作時に封筒本体が動くことを規制しながら、フラップの開き動作を行うフラップ開き装置が知られている(特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されている装置では、封筒のフラップ長を利用した動作をする際、事前にフラップ長さを設定する必要があるので、様々な種類の封筒に応じた制御を行うことは困難である。また、封筒のフラップ長や、封筒の向き(搬送方向に対する向き)を判定する機構を備えれば、様々な種類の封筒に対応する機能は得られるが、この場合、ラインセンサなどの構成を設ける必要があり、封筒を検知するための構造が大きくなる、という課題がある。
本発明は、多様な種類の封筒に応じた封入動作を制御できる封筒処理装置を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、封入位置に搬送された封筒に封入物を封入する封筒処理装置であって、前記封入位置に前記封筒を搬送する封筒搬送経路において、前記封筒のフラップ部を閉じた状態の前記封筒の搬送方向における第一封筒長を算出する第一封筒長算出手段と、前記封筒搬送経路において、前記封筒を搬送しながら前記フラップ部を開くフラップ開手段と、前記封筒搬送経路において、前記フラップ部を開いた状態の前記封筒の搬送方向における第二封筒長を算出する第二封筒長算出手段と、前記封筒への前記封入物の封入動作を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第一封筒長算出手段と前記第二封筒長算出手段の算出結果に基づいて算出されるフラップ長に基づいて前記封入動作を制御する、ことを特徴とする。
本発明によれば、小型であり、かつ、多様な種類の封筒に応じた封入動作を制御できる。
本発明に係る画像形成システムの実施形態を示す正面外観図。 上記実施形態に係る制御構成の例を示すブロック図。 本発明に係る封筒処理装置の実施形態の内部構成図。 封筒処理装置の実施形態が備えるフラップ開機構の概略構成図。 封筒処理装置の実施形態が備える封入物押込部の概略構成図。 上記封入物押込部の動作の一例を示す概略構成図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の封入動作におけるフラップ開機構の動作を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置の一実施形態に係る封入動作の一工程を例示する図。 上記封筒処理装置における封緘処理の一例を示す図。 上記封筒処理装置と連動する折り処理装置における折り処理の結果物と封緘処理との関係の一例を示す図。 上記封筒処理装置と連動する後処理装置における後処理の結果物と封緘処理との関係の一例を示す図。
[画像形成システムの実施形態]
まず、本発明に係る画像形成システムの実施形態について説明する。図1は、画像形成システムの一例としてのプリントシステム1の正面外観図である。プリントシステム1は、画像形成装置200と、シート処理装置としての折り処理装置300と、本発明の実施形態としての封筒処理装置100と、後処理装置400と、を有している。
画像形成装置200は、所定の画像形成方式を用いて、シート状の媒体に画像を形成し排出する装置の一例である。画像が形成された媒体(以下、単に「シートS」とする)は、折り処理装置300において所定の折り処理が施されて、封筒処理装置100に排出される。なお、折り処理装置300において折り処理を行なわずに封筒処理装置100へシートSを排出してもよい。シートSに対する折り処理の実施又は不実施の指示は、画像形成装置200が備える制御部に対して、プリントシステム1の利用者が入力した情報に基づいて、当該制御部から送出される指示による。または、折り処理装置300が備える制御部に対し、プリントシステム1の利用者が入力した情報に基づく指示による。
封筒処理装置100は、シートSが搬入される方向(搬送方向)の上流側に配置される装置(画像形成装置200又は折り処理装置300)から排出された「封入物」を、封筒Eに自動的に封入して封緘する封筒処理を行なう。ここで、「封入物」とは、搬送方向上流側から搬入される「シートS」や、シートSに対し折り処理が施されて搬入される「折りシートSf」をいう。なお、封筒処理を施さないで下流側に配置される装置に対してシートSや折りシートSfを排出する処理をしてもよい。
後処理装置400は、上流側の装置である、折り処理装置300や、封筒処理装置100から排出されたシートSや折りシートSfに対して、ステイプル処理など、制御部を介して指示された後処理を施す。
封筒処理装置100は、折り処理を施された折りシートSfを、封筒Eに対して適切な向きで封入する処理を施すことができる。封筒処理装置100は、封入物としての折りシートSfに形成された宛先などを、封筒Eに予め形成されている透明窓ewに合わせるように、折りシートSfの搬送の向きの反転の要否を判定する。そして、反転が必要な場合は、封入位置の上流側の搬送経路を利用して折りシートSfを反転させてから封入位置へと搬送する搬送機構を備える。折りシートSfに対する反転制御及び搬送制御の詳細は後述する。なお、封筒処理装置100は、折り処理が施されていない封入物としてのシートSも、同様に封入することができる。
ここで、本発明に係る実施形態の説明に用いる「座標軸」について説明する。図1に示すように、プリントシステム1の載置面と平行する軸であって、プリントシステム1を構成する各装置の並び方向に沿う軸をY軸とする。そして、Y軸を示す矢印の方向を「+Y方向」とし、逆方向を「-Y方向」とする。画像形成装置200において画像が形成されたシートSは、+Y方向に搬出され、その後、+Y方向の下流側に配置される各装置へと搬送される。
また、同じくプリントシステム1の載置面と平行する軸であって、プリントシステム1の奥行き方向に沿う軸をX軸とする。そして、X軸を示す矢印の方向を「+X方向」とし、逆方向を「-X方向」とする。
またX軸とY軸に直交する軸であって、プリントシステム1の高さ方向に沿う軸をZ軸とする。そして、Z軸を示す矢印の方向を「+Z方向」とし、逆方向を「-Z方向」とする。
以下の説明において用いる図面にも、上記と同様の座標軸を付記しているときは、その説明に用いられる方向の定義は、上記と同様のものとする。
画像形成装置200において画像が形成されたシートSは、+Y方向に排出され、その後、下流側に配置される各装置へと搬送される。したがって、+Y方向が搬送方向とほぼ同義である。しかし、封筒処理装置100においては、シートSの搬入方向が+Y方向であるが、シートS及び折りシートSfの封筒処理動作における搬送方向はZ方向である。
すなわち、プリントシステム1を構成する封筒処理装置100において、封筒Eの搬送方向は「Z方向」であり、封入位置へ封筒Eの搬送方向は+Z方向であり、封入位置から封緘位置への搬送は-Z方向が搬送方向となる。
[プリントシステム1の機能ブロック]
プリントシステム1の全体の機能ブロックについて、図2を用いて説明する。以下の説明において、搬送されて封筒Eに封入される媒体としての封入物は、画像形成装置200において画像が形成され、折り処理装置300において所定の折り処理が行なわれた折りシートSfを前提にする。図2では折りシートSfの移動経路(搬送経路)を破線で表示し、各機能ブロック間で信号の送受に用いられる通信路は実線で表示している。なお、シートSの移動経路(搬送経路)も破線で表示されている。
画像形成装置200は、例えば、既知の電子写真プロセスによりシートSに画像を形成する装置である。画像形成装置200は、表示部210と、操作部220と、給シート部230と、作像部240と、定着部250と、プリンタ制御部260と、を備える。
表示部210は、ユーザに各種機能の状態や操作内容を知らせるための表示をする。操作部220は、ユーザが処理動作モードや処理部数の設定、及び封筒処理装置100において封入する際に反転を必要とする設定等の設定操作を行うための操作インターフェースに相当する。給シート部230は、シートSをストックして一枚毎に分離して給送するシート給送機構を備える。作像部240は、感光体に潜像を形成しシートSへと画像を転写させる。定着部250は、シートSに転写された画像を定着させる。プリンタ制御部260は、上記の各ブロック機能ブロックの動作を制御する。
折り処理装置300は、画像形成装置200から搬送されたシートSを画像形成装置200のプリンタ制御部260から通信ライン207を通じて指定された折種(折り方)でシートSに対する折り処理を施すシート折り部310、折り処理装置300全体を制御する折り制御部320を有する。折り制御部320は、プリンタ制御部260及び下流に接続された封筒処理制御部150と通信も制御する。なお、シート折り部310において折り処理を行なわずに封筒処理装置100へと搬出してもよい。
なお、シート折り部310の詳細な構造には、複数の種類が知られている。この構造の違いによって、折り処理後の折りシートSfの状態は異なることがある。より詳しくは、折りシートSfが後述する封入部120の「所定の位置」において、封筒Eに封入されるときの封入方向の先頭側に当たる端部が、折り処理の種類によって異なる場合がある。そして、同じ折り処理であってもシート折り部310の内部の構成によって、折りシートSfの搬送方向先頭側の端部が入れ替わることがある。
[封筒処理装置100の説明]
封筒処理装置100は、シート反転部110、封入部120、封緘部130及び封筒処理制御部150を有する。
シート反転部110は、シート折り部310から搬入された折りシートSfに対して、所定の処理を実行する。ここで「所定の処理」とは、折り制御部320から通信ライン105を通じて封筒処理制御部150に伝えられた制御モード(折り方の種類、印字面の位置などを含む)に応じた搬送処理である。シート反転部110では、折りシートSfを搬送方向下流へ搬送する搬送処理、折りシートSfの搬送方向端部を入れ換える反転処理などを行う。搬送処理及び反転処理によって折りシートSfは、封入部120もしくは後処理装置400へと搬送される。
封入部120は、シート反転部110から搬送されてきた折りシートSfを封入可能な位置に封筒Eを移動させて、その封筒Eを所定の位置で待機させ、待機している封筒Eに封入物を押し込んで封入させる機構を備える。また、封入部120は、所定の位置に至る前に、封筒Eの開口Ipが開放された状態になるように、フラップ部としてのフラップefを開ける機構を備える。また、所定の位置に至る前に、封筒Eの長さ(封入物が封入される方向における寸法)や、フラップefの長さを算出する機構も備える。これら機構により、所定の位置で保持されて開口Ipが開放されている状態の封筒Eに対して折りシートSfの封入処理が実行される。そして、この封入処理を、様々な種類及び大きさの封筒Eに対して適切に行うことができる。
封緘部130は、折りシートSfが封入された封筒Eのフラップefを閉じてから、封緘した封筒Eを封筒排出トレイ134へ排出する処理を行う。
封筒処理制御部150は、シート反転部110、封入部120及び封緘部130を構成する複数の搬送ローラ対の動作や、封筒Eの搬送経路を切り替える切替爪の動作を制御する。封筒処理制御部150は、折りシートSfの反転制御や封入制御を含む搬送制御を行う制御手段である。当該制御部としての封筒処理制御部150は、プリンタ制御部260及び折り制御部320から、折りシートSfに関する情報としての「封入対象情報」を受け取る。そして、受け取った封入対象情報に含まれる各情報で示されている内容に基づいて搬送制御を行う。
なお、「封入対象情報」とは、封入物であるシートSや、折りシートSfに係る情報である。より詳細には、封筒Eへの封入されるときのシートSや折りシートSfの先頭となる端部を、所望する側の端部となるように制御するための情報を含む。また、例えば、折りシートSfに対する折り処理の種類を規定する「折種情報」が含まれる。また、上流側装置の一つである画像形成装置200からの動作指示情報として、後述する反転搬送処理の要否を規定する「反転要否情報」が含まれる。また、例えば、折りシートSfに対し画像が形成されている画像形成面を示す印字面情報が含まれる。また、例えば、折り処理を行ったシート折り部310の種類(AタイプかBタイプか)を示す「処理装置情報」が含まれる。
後処理装置400は、後処理部410と、後処理制御部420と、を有する。後処理部410は、上流側から搬送されてきたシートSに対し、後処理制御部420の制御により、所定の後処理を実行する。後処理制御部420は、プリンタ制御部260、折り制御部320、及び封筒処理制御部150から通信ライン403を通じて伝えられた動作モードにより、後処理制御部420における後処理動作を制御する。
プリンタ制御部260、折り制御部320、封筒処理制御部150及び後処理制御部420は、相互に連結されていて、各通信ライン(207、105、403)を介して制御に必要な情報のやり取りが行なわれるように構成されている。したがって、各制御部(260、320、150、420)の連携によって、シートS及び折りシートSfに対してユーザが行うことを要求する処理モードに関する情報や、シートサイズが相互に共有される。これによって、各機構が所定のタイミングと所定の工程によって所定の処理を実行可能とする制御情報がプリントシステム1全体において共有される。
本実施形態において中心的な制御動作を行う封筒処理制御部150は、演算処理部としてのCPU(Central Processing Unit)、記憶部としてのROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備える。そして、各搬送ローラへの制御信号を出力し、各搬送ローラからの信号を入力とするインターフェース、及び、各センサの出力信号を受け取るインターフェースなども備える。これらハードウェア資源を用いて制御処理を実行可能な制御プログラムによって、封筒処理装置100の動作は制御される。
また、プリンタ制御部260、折り制御部320及び後処理制御部420も、封筒処理制御部150と同様に、CPU、ROM、RAM等によって構成されるハードウェア資源を用いて、それぞれの機能を実現する制御プログラムによって、ハードウェア機構の動作を制御する。
なお、図1及び図2においてプリントシステム1の構成例として、封筒処理装置100の下流に後処理装置400が接続された例を示した。代表的な後処理装置400としてはステイプル処理を行うフィニッシャや、スタッカ、製本機などがある。また、プリントシステム1のシステム構成としては封筒処理装置100が最下流となる構成でもよい。
ここで、プリントシステム1に係る制御動作の実施形態について、先に説明する。当該実施形態は、後述する封入部120によって算出される封筒Eの封筒長や、フラップefのフラップ長に基づく制御処理である。
封筒処理制御部150は、制御処理プログラムによって、封筒Eを待機位置に搬送させるまでの間に、封筒Eの長さ(封筒長)と、封筒Eが備えるフラップefの長さ(フラップ長)を算出する処理を実行する。また、封筒処理制御部150は、算出結果である封筒長とフラップ長を、折り制御部320や後処理制御部420、及び、折り制御部320を介してプリンタ制御部260にも通知する処理を実行する。
なお、本実施形態において、封筒長とは、封筒Eが後述する封筒搬送経路1105に供給されるときの搬送方向における両端部の距離をいう。したがって本実施形態において封筒長とは、フラップefを閉じた状態で搬送されるときの封筒長(仮に、第一封筒長とする。)と、フラップefを開いた状態で搬送されるときの封筒長(仮に、第二封筒長とする。)と、を含むことになる。第一封筒長は、いわゆる封筒Eの天地寸法(底部から、フラップefを折り曲げた端部までの長さ)に相当する。第二封筒長は、封筒Eの底部から、フラップefを開いた状態でのフラップefの搬送方向端部までの長さに相当する。以下の説明において、特に注記せずに「封筒長」と表記するときは第一封筒長を指している。また、第二封筒長から第一封筒長を減算した値は、フラップefの搬送方向の長さに相当する。この長さについて「フラップ長」と表記する。
すなわち、封筒処理制御部150は、第一封筒長を算出する第一封筒長算出手段及び、第二封筒長を算出する第二封筒長算出手段を有する。封筒処理制御部150において制御処理プログラムが実行されることで、第一封筒長算出手段及び第二封筒長算出手段において各封筒長が算出され、さらにフラップefの搬送方向の長さも算出される。
[第一実施形態]
封筒処理制御部150は、例えば、図20(a)に示すように、算出されたフラップ長を利用して、フラップefの根本で確実に折る封緘処理を実行することができる。すなわち、封筒処理装置100によれば、フラップ長に基づいて、封緘手段の動作によって実現される封緘処理を変更することができる。
また、図20(b)に示すように、算出されたフラップ長を利用することで折られたフラップefの端部が封筒Eのどの位置に至るかも判定可能になる。その結果、封緘処理を行うために用いる接着部材135を、フラップefの端部に添付する封緘手段の制御も可能になる。すなわち、封筒処理装置100によれば、フラップ長に合わせて封筒Eの封緘位置を変更することができる。
[第二実施形態]
また、封筒処理制御部150において算出されて通知された封筒長やフラップ長を利用することで、折り制御部320は、折り処理を制御し、封筒長やフラップ長に適した折り位置の異なる多様な折りシートSfを生成することが可能になる。これによって、折りシートSfの搬送方向(封入方向)の寸法が、封筒Eの長さに適したものになるように、折り処理の種類などを切り換えて実行することもできる。
折り制御部320は、例えば、図21に示すように、通知された封筒長を利用して、封筒Eへの封入形態を変更するように、折り処理を制御する。図21(a)に例示する折りシートSfの折り形態と封入形態を「通常設定」とする。これに対し、図21(b)に例示する封入形態は、「宛名優先モード」であって、封筒Eの宛名窓(透明窓ew)の位置に合致するように、シートSに対する折り位置を調整した例である。
また、図21(c)に例示する封入形態は「封筒幅優先モード」であって、封筒長に合わせた幅になるように、シートSに対する折り位置を調整した例である。なお、封筒幅優先モードでは、対応可能な封筒幅に上限があるので、それに応じて折り位置が調整されるものとなる。
また、図21(d)に例示する封入形態は「二つ折りモード」であって、シートSを二つ折りにした場合の折りシートSfの寸法(折り幅)が、封筒長よりも短くなるようにユーザが設定を行ったときの例である。
[第三実施形態]
また、封筒処理制御部150において算出されて通知された封筒長やフラップ長を利用することで、後処理制御部420に対して封筒Eの封筒長やフラップ長に基づく後処理を行うことも可能になる。この場合、封筒処理制御部150は、フラップ長などを後処理制御部420に通知したことで、封入物が封入された状態の封筒Eを、後処理装置400へと搬出するように搬送制御を切り替えることになる。
例えば、図22(a)に例示するように、フラップ長に基づく所定の位置に穿孔処理を行って、穿孔部136を形成することで、フラップ長を利用した封緘処理を可能にする。また、フラップ長に基づく所定の位置に対して、図22(b)に例示するように、針無し綴じ部137を形成することで、フラップ長さを利用した綴じ処理による封緘処理を可能にする。この場合、針有り綴じ処理を所定の位置に対して行ってもよい。これによって、ユーザが希望する位置で封筒Eに対する封緘処理を行うことができる。
[封筒処理装置100における搬送構成]
次に封筒処理装置100が有するシート反転部110と、封入部120と、封緘部130と、を構成する搬送ローラや、搬送物の搬送方向を切り替える切替爪、及び、これらが配置される搬送経路について、図3を用いて説明する。
[シート反転部110の構成]
図3に示すようにシート反転部110は、搬入経路1100、第一搬送経路1101、第二搬送経路1102、スイッチバック搬送経路1103、第四搬送経路としての封入搬送経路1104、シート搬出経路1109として区別される複数の搬送経路を有する。
搬入経路1100には、入口ローラ101が配置されている。搬入経路1100は、上流側に位置する装置(例えば、折り処理装置300)から排出された折りシートSfを受け入れる経路である。封筒処理制御部150が、上流側の制御部(プリンタ制御部260、折り制御部320)から折りシートSfに関する情報としての封入対象情報を受け取り、入口ローラ101の回転開始及び停止を制御する。
入口ローラ101の下流側に設けられる複数の搬送経路の一つであって、搬入経路1100から分岐する第一搬送経路1101には、第一搬送手段としての第一搬送ローラ111と、第一中間搬送ローラ114が配置されている。また、第一搬送経路1101には、搬送されてきた折りシートSfの端部(後端)を検知する第一媒体センサとしての第一シート検知センサ118が配置されている。第一シート検知センサ118は、第一中間搬送ローラ114と第一搬送ローラ111との間に配置されている。
また、入口ローラ101の下流側に設けられる搬送経路の一つであって、第一搬送経路1101とは異なる方向に搬入経路1100から分岐する第二搬送経路1102には、第二搬送手段としての第二搬送ローラ112と、第二中間搬送ローラ115が配置されている。また第二搬送経路1102には、搬送されてきた折りシートSfの端部(後端)を検知する第二媒体センサとしての第二シート検知センサ119が配置されている。第二シート検知センサ119は、第二中間搬送ローラ115と第二搬送ローラ112の間に配置されている。
また、シート反転部110は、スイッチバック搬送経路1103を有している。スイッチバック搬送経路1103は、第一搬送ローラ111の下流位置において第一搬送経路1101に合流する合流位置と、第二中間搬送ローラ115の上流位置において第二搬送経路1102から分岐する分岐位置とを繋ぐ搬送経路である。スイッチバック搬送経路1103によって、第二搬送経路1102を下流方向に搬送されていた折りシートSfが搬送方向を切り替えて、スイッチバック搬送によって第一搬送経路1101へと搬送される。第三搬送経路としてのスイッチバック搬送経路1103には、第三搬送手段としてのスイッチバック搬送ローラ113が配置されている。
また、第一搬送経路1101に続く下流側の搬送経路であって、シート反転部110を通過したシートS又は折りシートSfを下流側の後処理装置400へと搬出するシート搬出経路1109が設けられている。そして、シート搬出経路1109には、出口ローラ102が配置されている。
折り処理装置300から搬入された折りシートSfに対して、後述する封入処理を行なわないときは、折りシートSfは搬入経路1100から第一搬送経路1101を通過し、シート搬出経路1109を介して下流側の装置へと排出される。
また、シート反転部110には、第一搬送ローラ111の下流において第一搬送経路1101から分岐する搬送経路であって、折りシートSfが封入される封筒Eを保持する封入ローラ121へと続く第四搬送経路としての封入搬送経路1104を有している。封入搬送経路1104は後述するとおり、封筒搬送経路1105へと連続するように構成されている。
また、シート反転部110には、搬入経路1100から第一搬送経路1101又は第二搬送経路1102のいずれかに折りシートSfを搬送するための分岐位置において、分岐手段としての分岐爪10が配置されている。分岐爪10は、搬入経路1100に搬入された折りシートSfに係る封入対象情報に基づいて、当該折りシートSfを第一搬送経路1101側に搬送させるか第二搬送経路1102側に搬送させるかを切り替える。
また、シート反転部110は、スイッチバック搬送経路1103から第一搬送経路1101に合流する合流位置に第一切替手段としての第一切替爪11が配置されている。第一切替爪11は、搬入経路1100から第一搬送経路1101側に搬送された折りシートSfを第一搬送ローラ111側へ搬送させる状態と、折りシートSfをスイッチバック搬送経路1103から第一搬送経路1101側へ搬送させる状態と、を切り換える。
また、シート反転部110は、第二搬送経路1102からスイッチバック搬送経路1103に分岐する分岐位置に第二偏向手段としての第二切替爪12が配置されている。第二切替爪12は、搬入経路1100から第二搬送経路1102側に搬送された折りシートSfを第二搬送ローラ112へ搬送させる状態と、折りシートSfを第二搬送経路1102からスイッチバック搬送経路1103へとスイッチバック搬送させる状態と、を切り換える。
また、シート反転部110は、第一搬送経路1101から封入搬送経路1104に分岐する分岐位置に第三偏向手段としての第三切替爪13が配置されている。第三切替爪13は、第一搬送経路1101によって搬送されてきた折りシートSfを封入搬送経路1104へ搬送させる状態と、シート搬出経路1109へと搬送する状態と、を切り換える。
第一搬送経路1101に搬送された折りシートSfは、第一中間搬送ローラ114によって第一搬送ローラ111へと搬送される。第一搬送ローラ111は、搬送されてきた折りシートSfを下流へ搬送する。ここで、第三切替爪13が図3に示す状態のときは、折りシートSfが封入搬送経路1104へと搬送される。なお、第一中間搬送ローラ114から第一搬送ローラ111へ搬送されてくる折りシートSfの後端が第一シート検知センサ118で検知されてから、所定の距離を搬送されたときは、折りシートSfがすでに封入搬送経路1104へと移動をしている状態になるから、シート反転部110において回転している各搬送ローラの動作を停止する。
第二搬送経路1102に搬送された折りシートSfは、第二中間搬送ローラ115によって第二搬送ローラ112へと搬送される。搬送されてきた折りシートSfの後端が第二シート検知センサ119で検知してから所定の距離を搬送されたときに第二搬送ローラ112は、一旦停止した後に逆転する。これによって、折りシートSfは、スイッチバック搬送経路1103へスイッチバック搬送をする状態になる。このとき、第二搬送ローラ112の逆転の前、または同時に、折りシートSfの後端が第二切替爪12を通過したタイミングにおいて(これも、第二シート検知センサ119の検知に基づいて判定される)、第二切替爪12を回動させる。これによって、折りシートSfがスイッチバック搬送経路1103へと搬送される状態に切り換わる。
折りシートSfが第二搬送経路1102からスイッチバック搬送経路1103へと案内されるとき、スイッチバック搬送ローラ113によって折りシートSfは、第一搬送経路1101に向けて搬送される。
[封入部120の構成]
図3に示すように封入部120には、シート反転部110から封入物であるシートS又は折りシートSfを受け入れて封筒Eへの封入を行うための第四搬送経路としての封入搬送経路1104と連結する封筒搬送経路1105が設けられている。封筒搬送経路1105は、封筒Eを所定の位置まで搬送して、封入物が封入されるように封筒Eを保持する封筒保持機構を備える。
また、封筒搬送経路1105は、封入物が封入された封筒Eに対して封緘処理を行うための封緘経路1106へ連結している。
封筒搬送経路1105には、折りシートSfを受け入れる位置に封筒Eを搬送するための第一縦搬送ローラ122と第二縦搬送ローラ123が配置されている。封筒搬送経路1105において、折りシートSfを受け入れる位置に搬送されてきた封筒Eは、封入ローラ121によって保持される。
また、封入ローラ121と第一縦搬送ローラ122の間であって、封筒搬送経路1105の側方には、封入物押込部160が配置されている。封入物押込部160の詳細は後述する。
そして、封筒搬送経路1105から封緘経路1106への続く連結位置には、フラップ開ローラ124が配置されている。フラップ開ローラ124には、封筒セットトレイ127から搬出された封筒Eを上記の所定の位置へと搬送する前に、フラップefを開けるフラップ開機構180を備える。また、フラップ開ローラ124の下流側には、フラップefが開いていることを検知するためのフラップ開検知センサ129が配置されている。
封筒搬送経路1105に封筒搬入経路1107が合流する合流点には封筒スイッチバック切替爪21が配置されている。
封筒搬送経路1105に合流する封筒搬入経路1107には、分離ローラ125と、封筒搬送ローラ126と、第一封筒検知手段としての分離センサ128が配置されている。また、封筒搬入経路1107の端部には、封筒セットトレイ127が配置されている。
封筒セットトレイ127には、複数の封筒Eが載置されている。封筒セットトレイ127に載置されている封筒Eは、フラップefの反対端となる底部が、分離ローラ125側に向けられている。したがって、封筒セットトレイ127から搬出されるときの封筒Eの搬送方向における先端は、封筒Eの底部となる。したがって、フラップefが設けられている側の端部が後端となる。
本実施形態において、封筒セットトレイ127に積載されている状態から分離されて搬送される封筒Eは、底部が「搬送方向先端」に当たり、フラップefのある側が「搬送方向後端」に当たる。そして、フラップefが閉じている状態での「搬送方向後端」は、封筒Eにおけるフラップefの折り位置に相当し、フラップefが開いている状態での「搬送方向後端」は、フラップefの端部に相当する。
分離ローラ125によって、封筒セットトレイ127に載置されている複数の封筒Eからピックアップされた一つの封筒Eは、封筒搬送ローラ126とフラップ開ローラ124によって封筒スイッチバック切替爪21を超える位置まで搬送される。
封筒スイッチバック切替爪21は、封筒セットトレイ127から取り出された封筒Eを封緘経路1106にまで一旦搬送させるための位置と、封筒搬送経路1105においてシート反転部110側に封筒Eを搬送するための位置と、の間で回動する。すなわち、封筒スイッチバック切替爪21は、封筒Eの搬送方向を切り替える部材である。
第一縦搬送ローラ122及び第二縦搬送ローラ123は、封筒Eを封筒搬送経路1105の所定の位置に搬送する。そして、封筒Eのフラップefがフラップ保持ローラ169により挟持され所定の位置に搬送された時点で、第一縦搬送ローラ122、第二縦搬送ローラ123、及びフラップ保持ローラ169による封筒Eの搬送を停止する。ここでの所定の位置は、後述するように、封筒Eの開口Ipの位置(フラップefの下端位置)が封入ローラ121よりも下方であり、第一縦搬送ローラ122よりも上方に相当する位置である。
封入ローラ121は、シート反転部110から搬送されてきた折りシートSfを封筒Eへと封入する方向に回転する搬送ローラの一種である。
[封緘部130の構成]
図3に示すように封緘部130には、封緘経路1106に第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132が配置されている。また、封緘経路1106から分岐する封筒排出経路1108を有している。そして、封緘経路1106と封筒排出経路1108の分岐位置には、封筒排出切替爪31が配置されている。封筒排出経路1108には、封筒排出ローラ133が配置されていて、端部には、封筒排出経路1108は配置されている。
第三縦搬送ローラ131及び第四縦搬送ローラ132は、封筒Eを封緘経路1106の所定の位置に搬送して保持する。
封筒排出切替爪31は、封入搬送経路1104においてフラップ開ローラ124側から第三縦搬送ローラ131へと封筒Eを搬送する位置と、封入搬送経路1104から封筒排出経路1108へ封筒Eを搬送する位置と、の間で回動し、封筒Eの搬送方向を切り替える部材である。
封筒排出ローラ133は、封筒排出トレイ134に向けて封筒Eを排出するローラである。
封筒排出トレイ134は、排出された封筒Eを載置するトレイである。
以上説明したとおり、封筒処理装置100は、シート反転部110から、封入部120と封緘部130へと折りシートSfを搬送する搬送経路が、縦方向(Z方向)において連結されて配置されている。折りシートSfの搬送経路でもあり封筒Eの搬送経路でもあるこの搬送経路は、封入部120の封筒搬送経路1105と封緘部130の封緘経路1106を、縦方向(Z方向)において連結した縦搬送経路に相当する。
[フラップ開機構180の構成]
次に、フラップ開ローラ124が備えるフラップ開手段としてのフラップ開機構180の詳細について、図4を用いて説明する。フラップ開機構180は、フラップ開ローラ124を構成する一対の搬送ローラのうちの一方の回転軸に対して回転可能に取り付けられたフラップ掬い爪181と、フラップ掬い爪181を付勢するスプリング182と、を備えている。
フラップ掬い爪181は、封筒搬入経路1107を搬送されてきた封筒Eによって押されて、封筒搬送経路1105を封筒Eが通過可能な状態になるように回動する。また、フラップ掬い爪181は、通常時はスプリング182の付勢によって封筒搬送経路1105を塞ぐ位置にある。このとき、フラップ掬い爪181は、封筒搬送経路1105を構成する搬送ガイドに接触した状態になっていて、スプリング182による回動が規制されている。
また、図4に示すように、封筒搬入経路1107には、分離センサ128が配置されている。そして、フラップ開ローラ124の近傍には、第二封筒検知手段としてのフラップ開検知センサ129が配置されている。
[封入物押込部160の構成]
次に、封入部120が備える封入物押込部160の構成について、図5を用いて説明する。図5は、封入物押込部160の主要な構造の概要を示している。媒体押込機構としての封入物押込部160は、主な構成として、押込爪161、爪回転軸162、スライド部163、バネ164、スライド用棒軸165、ベルト固定部166、回転ギヤ167、歯付ベルト168、フラップ保持ローラ169と、フラップ検知センサ170と、を備える。
封入位置へと搬送されて来た封筒Eのフラップefは、フラップ保持ローラ169の方へと案内されて保持される。フラップefを案内する構成は、図5では図示をしていないが、フラップ保持ローラ169側にフラップefが向かうように設置されたガイド板などで構成される。
フラップefがフラップ保持ローラ169において保持されたか否かは、フラップ検知センサ170が検知する。フラップ検知センサ170の検知結果と、事前に算出されているフラップ長に基づいて、封筒Eの開口部分は、封筒Eのサイズや種類が異なっても、所定の位置に至るように、封筒Eの反総量を制御できる。
フラップ保持ローラ169とフラップ検知センサ170によって、フラップefを保持し、検知するフラップ保持手段を構成する。
封筒Eの開口Ipがフラップ長に左右されないことで、搬送されてきた封入物を押込爪161で押し込む際に、封筒Eから封入物がはみ出たり、逆に押し込みすぎたり、など封入動作の不適合を排除でき、適切な封入動作を行うことができる。
移動規制部を備える押込爪161は、封筒搬送経路1105において封入物(例えば、折りシートSf)がシート反転部110から搬送されてきたとき、封入物が当接するときの押込爪161の状態を初期状態とする。搬送されてきた封入物が押込爪161の上面側に当接すると、この封入物が押込爪161を下方(重力方向)に押し下げる。この封入物の搬送によって押込爪161は図6における反時計方向に回動する。その結果、封入物としての折りシートSfが封筒Eへ進行可能な封入状態になる。
なお、押込爪161は、上記のような外力が加わらないとき、バネ164によって封筒搬送経路1105の幅方向に横断するような状態である初期状態(図6に示す状態)に戻るように付勢されている。
押込爪161は、爪回転軸162を回転中心として回動する。爪回転軸162は、スライド部163に固定されている。
スライド部163には、バネ164の一端が固定されている。そして、バネ164の他端は押込爪161の端部に固定されている。したがって、押込爪161が爪回転軸162によって、反時計方向に回転するとき、バネ164の付勢力に抗う方向の回動することになる。すなわち、バネ164の付勢力よりも大きな力で押込爪161の先端側を下方に押し込むことで、封筒Eに封入可能な状態になる。
なお、押込爪161に対して時計方向に回転する力が加わったときは、押込爪161の後端側が、バネ164や、バネ164が固定されているスライド部163に当接する。したがって、押込爪161は反時計方向には回転不能になっている。
スライド部163は、スライド用棒軸165に摺動可能に保持されている。また、スライド部163は、押込爪161側の反対側の端部にベルト固定部166が設けられている。このベルト固定部166は、回転ギヤ167に対して嵌合する歯付ベルト168に固定されている。スライド用棒軸165は、封筒搬送経路1105に沿ってスライド部163を摺動させるためのガイド部材である。したがって、スライド部163は、封筒搬送経路1105が延びている方向(Z方向)に摺動可能に保持されていることになる。
回転ギヤ167は、封筒処理制御部150によって、封筒長やフラップ長に基づいて回転量が制御される。回転ギヤ167の回転により、これに掛け回されている歯付ベルト168が回動する。歯付ベルト168が回動すると、その回動方向において、ベルト固定部166によって固定されているスライド部163が移動する。このスライド部163の移動方向は、上述したとおり、Z方向である。回転ギヤ167が回転することで、スライド部163がスライド用棒軸165に案内されて、Z方向において摺動する。
[封入物押込部160の動作]
ここで、封入物押込部160の動作について、図6を用いて説明する。まず、図6(a)に示すように、封入物である折りシートSfが、封入搬送経路1104側(図5参照)から封筒搬送経路1105へと搬送されてきたとき、押込爪161は、封筒搬送経路1105を横断する初期状態で保持されている。この押込爪161の上方に折りシートSfが当接して、搬送されると、折りシートSfによって押込爪161が押されて、爪回転軸162を回転中心として回動する。これによって、押込爪161は封筒搬送経路1105から退避して、封入可能状態になる。
折りシートSfが押込爪161の位置を通過して封筒Eの方向へと搬送され、押込爪161を通過すると、押込爪161を下方に向けて押す外力(押圧力)が無くなる。そこで、バネ164の付勢によって、初期状態(図4参照)に戻る。
その後、図6(b)に例示するように、回転ギヤ167が回転して、スライド部163を下方(封筒Eが保持されている位置の方)に移動させる。この移動によって、折りシートSfの搬送方向後端は、押込爪161の下面の一部に相当する当接部位によって、下方(封筒Eの内部)へと押し込まれる。このとき、封筒Eの開口Ipは拡張するように保持されている。すなわち、押込爪161が、スライドして移動する方向が押し込み方向に相当する。
[封筒処理の流れ]
次に、封筒処理装置100における封入動作及び封緘動作の一連の流れの例について、図7から図17を用いて説明する。なお、各図において、各動作段階の説明に用いられる構成にのみ符号等を付している。
まず、図7に示すように、封筒セットトレイ127に積載されている複数の封筒Eから分離ローラ125によって一つずつ分離された後、封筒Eを封筒搬送ローラ126によって、フラップ開ローラ124まで搬送させる。このとき、封筒スイッチバック切替爪21と封筒排出切替爪31は、図7に例示する方向に向いている。また、フラップ開ローラ124と第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132は、封筒Eを下方に搬送する方向に回転し、封筒Eを封入搬送経路1104における所定の位置にまで搬送する。
続いて、図8に示すように、封筒Eがフラップ開ローラ124を通過しきる前に、フラップ開機構180によってフラップefを開いた状態にし、フラップ開ローラ124と第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132の回転を継続して、続く図8の状態に至る。
ここで、フラップ開機構180の動作及び封筒長の算出処理について、図9を用いて説明する。図9(a)に示すように、分離ローラ125によって一枚ずつ分離されて搬送されてきた封筒Eはフラップ開ローラ124のニップに向かう途中において、その搬送方向先端を分離センサ128によって検知される。
続いて、図9(b)に例示するように、封筒Eの搬送方向先端に押されてフラップ掬い爪181が回動し、フラップ開ローラ124によって封筒Eはさらに下流側に搬送される。このとき、封筒Eのフラップefも分離センサ128を通過するときに検知される。これによって、搬送方向後端も検知されることになる。すなわち、分離センサ128によって搬送方向先端が検知されたてから搬送方向後端が検知されるまでの時間(検知時刻の差)と、封筒Eの搬送速度又は封筒搬送ローラ126の回転数によって、フラップefが閉じているときの封筒長としての第一封筒長が算出される。
なお、回動したフラップ掬い爪181の一部が、封筒搬入経路1107を搬送されてくる封筒Eを封筒搬入経路1107のおいて若干押し上げて、搬送経路を湾曲させる状態になる。
さらに、封筒Eがフラップ開ローラ124によって搬送されると、図9(c)に示すように、フラップefが、フラップ掬い爪181の一部に引っ掛かる。
さらに、封筒Eがフラップ開ローラ124によって搬送されると、図9(d)に示すように、フラップefはフラップ掬い爪181の一部によって封筒搬入経路1107の方へと回動し、封筒Eのフラップefが開いた状態になって、さらに封筒Eは搬送方向へと搬送される。
続いて、図10に示すように、封筒Eのフラップefが開いた状態になった後であってフラップefがフラップ開ローラ124を抜けた位置に至った後において、第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132が逆転して、封筒Eを、封入部120の所定の位置に向けてスイッチバック搬送する。また、スイッチバック搬送が開始される前、または同時に、封筒スイッチバック切替爪21が図10で示す方向に回動する。これによって、封筒搬送経路1105の上方に向けて封筒Eを搬送することができる状態になる。
このとき、開いたフラップefの端部(搬送方向後端)が、まず、フラップ開検知センサ129によって検知される。
続いて、図11に示すように、フラップefが第一縦搬送ローラ122を抜けるまでの間に、封筒Eの底部(搬送方向先端)がフラップ開検知センサ129によって検知される。すなわち、フラップ開検知センサ129によって搬送方向後端(フラップefの端部)が検知されてから搬送方向先端(封筒Eの底部)が検知されるまでの時間と、封筒Eの搬送速度か第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132の回転数によって、フラップefが開いているときの封筒長(第二封筒長)が算出される。
尚、第二封筒長の算出方法として、封筒Eを封筒セットトレイ127から搬送方向(-Z方向)に封筒Eを搬送し、スイッチバック位置(図10の位置)に搬送するまでの間で、フラップ開検知センサ129で封筒Eの搬送方向(-Z方向)の先端及び後端を検出することにより、フラップefが開いた状態の封筒長を算出するようにしてもよい。このようにすることで、フラップefが開いた状態の封筒長がフラップ開検知センサ129から第一縦搬送ローラ122の距離よりも長い場合でも、封筒長を正確に検出することが可能となる。
そして、フラップefが開いているときの封筒長(第二封筒長)から、フラップefが閉じているときの封筒長(第一封筒長)を減ずることで、フラップefの長さ(フラップ長)が算出される。
そして、図11に示すように、フラップ長に基づく封入位置に至るまで、第二縦搬送ローラ123と第一縦搬送ローラ122によって封筒Eが搬送される。フラップefが第一縦搬送ローラ122を抜けた位置に至れば、第二縦搬送ローラ123と第一縦搬送ローラ122の回転を停止させて、封入待機動作に入る。
この封入待機動作に入る位置が、封筒Eに封入物を封入する所定の位置に相当する。所定の位置にて停止した封筒Eに対して折りシートSfを封入する。
なお、封筒Eを所定の位置まで搬送する制御においては、分離ローラ125が封筒Eを取り出してから、各搬送ローラの回転量から封筒Eの搬送量を算出し、搬送量と搬送経路長に基づいて封入搬送経路1104内での封筒Eの位置を判断すればよい。
尚、フラップ検知センサ170により、封筒Eの搬送方向(+Z方向)における先端(フラップefを開いた状態におけるフラップefの先端)を検知してから、算出されたプラップ長の距離だけ封筒Eを前記搬送方向に搬送するようにしてもよい。この場合は、封筒Eの開口部を所定の封入位置により正確に搬送することができる。
図12に示すように、封筒Eを封入位置に保持した状態で、封筒処理装置100は、上流側装置(折り処理装置300)から折りシートSfを入口ローラ101で受け入れて第一搬送経路1101へと搬送する。
続いて、図13に示すように、折りシートSfを第一中間搬送ローラ114と第一搬送ローラ111によって下流に搬送する。このとき、第一切替爪11と第三切替爪13は、図11に示す状態になっているので、折りシートSfは、第一搬送経路1101から封入搬送経路1104へと搬送される。
その後、図14に示すように、封入搬送経路1104から封筒搬送経路1105へと搬送された折りシートSfは、封入ローラ121によって、さらに下方へと搬送される。其の結果、折りシートSfは、第一縦搬送ローラ122などによって、封筒搬送経路1105の所定の封入位置で保持され開口Ipが開放された状態の封筒Eへと封入される。この封入動作において、図6(a)及び図6(b)に示したように、封入物押込部160が動作をして、押込爪161によって折りシートSfが封筒Eに押し込まれる。
続いて、図15に示すように、第一縦搬送ローラ122と第二縦搬送ローラ123を回転させて、封筒Eを下方に搬送して、図16に示すように、封筒Eを第四縦搬送ローラ132まで搬送する。封入後の封筒Eは、フラップefが封筒排出切替爪31を抜ける位置に至るまで搬送される。
その後、図17に示すように、第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132との間で、封緘機構によってフラップefを閉じて、封筒Eを封緘する。
その後、図18に示すように、第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132を逆転して、封緘された封筒Eを第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132によってスイッチバック搬送する。第三縦搬送ローラ131と第四縦搬送ローラ132が逆転する以前に、封筒排出切替爪31を回動させて、図18に示す状態にする。これによって、封入された封筒Eは、封入搬送経路1104から封筒排出経路1108へと搬送される。
その結果、図19に示すように、封緘された封筒Eが封筒排出ローラ133により、封筒排出トレイ134に排出される。
以上説明した各実施形態において、封入物を封筒Eに封入する際に、封入物の押込動作時に当接する部分を工夫することにより、封入物の封入を確実に行うことができ、折れ曲がりや撓みを防止することができる。これによって、封入時に封入物を痛めずに当て入れる効果を高めることができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :プリントシステム
100 :封筒処理装置
101 :入口ローラ
102 :出口ローラ
105 :通信ライン
110 :シート反転部
111 :第一搬送ローラ
112 :第二搬送ローラ
113 :スイッチバック搬送ローラ
114 :第一中間搬送ローラ
115 :第二中間搬送ローラ
118 :第一シート検知センサ
119 :第二シート検知センサ
120 :封入部
121 :封入ローラ
122 :第一縦搬送ローラ
123 :第二縦搬送ローラ
124 :フラップ開ローラ
125 :分離ローラ
126 :封筒搬送ローラ
127 :封筒セットトレイ
128 :分離センサ
129 :フラップ開検知センサ
130 :封緘部
131 :第三縦搬送ローラ
132 :第四縦搬送ローラ
133 :封筒排出ローラ
134 :封筒排出トレイ
135 :接着部材
136 :穿孔部
137 :針無し綴じ部
150 :封筒処理制御部
160 :封入物押込部
161 :押込爪
169 :フラップ保持ローラ
170 :フラップ検知センサ
180 :フラップ開機構
181 :フラップ掬い爪
182 :スプリング
200 :画像形成装置
260 :プリンタ制御部
300 :折り処理装置
320 :折り制御部
400 :後処理装置
420 :後処理制御部
1100 :搬入経路
1101 :第一搬送経路
1102 :第二搬送経路
1103 :スイッチバック搬送経路
1104 :封入搬送経路
1105 :封筒搬送経路
1106 :封緘経路
1107 :封筒搬入経路
1108 :封筒排出経路
1109 :シート搬出経路
特開平7-61407号公報

Claims (11)

  1. 封入位置に搬送された封筒に封入物を封入する封筒処理装置であって、
    前記封入位置に前記封筒を搬送する封筒搬送経路において、前記封筒のフラップ部を閉じた状態の前記封筒の搬送方向における第一封筒長を算出する第一封筒長算出手段と、
    前記封筒搬送経路において、前記封筒を搬送しながら前記フラップ部を開くフラップ開手段と、
    前記封筒搬送経路において、前記フラップ部を開いた状態の前記封筒の搬送方向における第二封筒長を算出する第二封筒長算出手段と、
    前記封筒への前記封入物の封入動作を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記第一封筒長算出手段と前記第二封筒長算出手段の算出結果から算出されるフラップ長に基づいて前記封入動作を制御する、
    ことを特徴とする封筒処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第一封筒長算出手段の算出結果である前記フラップ部を閉じた状態の前記封筒の長さである第一封筒長と、前記第二封筒長算出手段の算出結果である前記フラップ部を開いた状態の前記封筒の長さである第二封筒長と、に基づいて算出された前記フラップ長に応じて、前記封筒の搬送を封入位置で停止させる、
    請求項1に記載の封筒処理装置。
  3. 前記第一封筒長算出手段は、前記封筒の搬送方向先端及び前記フラップ部を閉じた状態での前記封筒の搬送方向後端を検知する第一封筒検知手段の検知時刻の差と、当該封筒の搬送速度と、に基づいて第一封筒長を算出し、
    前記第二封筒長算出手段は、前記封筒の搬送方向先端及び前記フラップ部を開いた状態での前記搬送方向後端を検知する第二封筒検知手段の検知時刻の差と、当該封筒の搬送速度と、に基づいて第二封筒長を算出する、
    請求項2に記載の封筒処理装置。
  4. 前記フラップ部を検知して保持するフラップ保持手段を有し、
    前記制御手段は、前記フラップ保持手段による前記フラップ部の検知結果と、前記フラップ長に応じて前記封入位置を決定し、当該封入位置への当該封筒の搬送を制御する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の封筒処理装置。
  5. 前記封入物が封入された前記封筒の前記フラップ部と閉じて封緘処理を行う封緘手段を備え、
    前記制御手段は、前記フラップ長に基づいて前記封筒への封緘位置を変更する、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の封筒処理装置。
  6. シート状の媒体に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像が形成された前記媒体に折り処理を行う折り処理装置と、
    前記画像形成装置または前記折り処理装置から搬入された前記媒体を封筒に封入して封緘する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の封筒処理装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  7. 前記折り処理装置は、前記第一封筒長算出手段と前記第二封筒長算出手段の算出結果に基づいて算出される封筒長と、前記フラップ長に基づいて前記媒体の折り位置を変更する、
    請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記折り処理装置は、前記封筒長に基づいて折り処理の種類を変更する、
    請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記封入物が封入された前記封筒に対する後処理を行う後処理装置をさらに備え、
    前記後処理装置は、前記フラップ長に基づいて、前記フラップ部に対する後処理の位置を変更する、
    請求項6乃至8のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  10. 前記後処理は、前記フラップ部に対する穿孔処理である、
    請求項9に記載の画像形成システム。
  11. 前記後処理は、前記フラップ部に対する綴じ処理である、
    請求項9に記載の画像形成システム。
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