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JP2022152154A - 波長変換装置、光源装置及びプロジェクター - Google Patents

波長変換装置、光源装置及びプロジェクター Download PDF

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JP2022152154A JP2021054821A JP2021054821A JP2022152154A JP 2022152154 A JP2022152154 A JP 2022152154A JP 2021054821 A JP2021054821 A JP 2021054821A JP 2021054821 A JP2021054821 A JP 2021054821A JP 2022152154 A JP2022152154 A JP 2022152154A
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Abstract

Figure 2022152154000001
【課題】小型化が可能な波長変換装置、光源装置及びプロジェクターを提供する。
【解決手段】波長変換装置は、回転軸及び中空空間が設けられる中空モーターと、入射する第1波長帯の第1光を第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する波長変換素子と、波長変換素子と熱的に接続される接続部材と、を備え、接続部材の少なくとも一部は、中空空間内に設けられ、中空モーターは、波長変換素子における第1光の入射位置を波長変換素子に対して相対的に変化させる。
【選択図】図3

Description

本開示は、波長変換装置、光源装置及びプロジェクターに関する。
従来、固体光源と、固体光源から出射された励起光の波長を変換して蛍光を出射する蛍光体ホイールと、蛍光体ホイールを回転させるモーターと、を備える光源装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の蛍光体ホイールは、円盤状の基板と、基板の一方の面上に形成された蛍光体層と、基板及び蛍光体層の間に設けられた反射膜と、複数の放熱フィンを有する放熱構造部と、を備える。蛍光体層は、励起光が入射された際に、励起光の一部を吸収して所定波長域の光を発光する。蛍光体層は、励起光により励起されて発光する際に発熱する。蛍光体層の温度が上昇すると、蛍光体層の蛍光変換効率が低下する。このため、モーターが蛍光体ホイールを回転駆動することによって、蛍光体層における励起光の照射位置を時間とともに変化させて、照射位置の温度上昇を抑制している。なお、蛍光体層の熱は、基板を介して放熱構造部に伝達されて放熱される。
国際公開第2016/056285号
しかしながら、特許文献1に記載の蛍光体ホイールでは、放熱構造体は、モーターの回転軸を中心とする径方向において、モーターの外側に設けられる。このため、蛍光体ホイールが大きくなりやすいという問題がある。さらに、固体光源からは、青色のレーザー光が蛍光体まで出射されるが、エネルギーが高いために、光集塵が生じることにより、蛍光体層や集光レンズに塵が付着する問題もある。これに対して、蛍光体ホイールを筐体で覆って防塵することが行われているが、蛍光体ホイールを密閉すると、筐体内に熱が閉じ込められるという問題があった。
このため、小型に構成可能な波長変換装置の構成が要望されてきた。
本開示の第1態様に係る波長変換装置は、回転軸及び中空空間が設けられる中空モーターと、入射する第1波長帯の第1光を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する波長変換素子と、前記波長変換素子と熱的に接続される接続部材と、を備え、前記接続部材の少なくとも一部は、前記中空空間内に設けられ、前記中空モーターは、前記波長変換素子における前記第1光の入射位置を前記波長変換素子に対して相対的に変化させる。
本開示の第2態様に係る光源装置は、上記第1態様に係る波長変換装置と、前記波長変換装置に入射する前記第1光を出射する光源と、を備える。
本開示の第3態様に係るプロジェクターは、上記第2態様に係る光源装置と、前記光源装置から出射された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
第1実施形態におけるプロジェクターの構成を示す模式図。 第1実施形態における光源装置の構成を示す模式図。 第1実施形態における波長変換装置の構成を示す模式図。 第1実施形態における波長変換装置の構成を示す模式図。 第2実施形態におけるプロジェクターが備える光源装置が有する波長変換装置の構成を示す模式図。 第3実施形態におけるプロジェクターが備える光源装置が有する波長変換装置の構成を示す模式図。 第4実施形態におけるプロジェクターが備える光源装置が有する波長変換装置の構成を示す模式図。
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、後述する光源装置4Aから出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する。プロジェクター1は、図1に示すように、外装筐体2と、外装筐体2内に配置される画像投射装置3と、を備える。この他、図示を省略するが、プロジェクター1は、プロジェクター1の動作を制御する制御装置、プロジェクター1を構成する電子部品に電力を供給する電源装置、及び、プロジェクター1を構成する冷却対象を冷却する冷却装置を備える。
[外装筐体の構成]
外装筐体2は、プロジェクター1の外装を構成する。外装筐体2は、画像投射装置3、制御装置、電源装置及び冷却装置を収容する。外装筐体2は、図示しない天面部及び底面部と、正面部21、背面部22、左側面部23及び右側面部24とを有し、略直方体形状に形成されている。
正面部21は、後述する投射光学装置36の一部を露出させる開口部211を有しており、投射光学装置36によって投射される画像は、開口部211を通過する。また、正面部21は、プロジェクター1内の冷却対象を冷却した冷却気体が外装筐体2の外部に排出される排気口212を有する。更に、右側面部24は、外装筐体2外の気体を冷却気体として内部に導入する導入口241を有する。
[画像投射装置の構成]
画像投射装置3は、画像情報に応じた画像を形成して投射する。画像投射装置3は、光源装置4A、均一化装置31、色分離装置32、リレー装置33、画像形成装置34、光学部品用筐体35及び投射光学装置36を備える。
光源装置4Aは、光を出射する。光源装置4Aの構成は、後に詳述する。
均一化装置31は、光源装置4Aから出射された光を均一化する。均一化装置31によって均一化された光は、色分離装置32及びリレー装置33を経て、画像形成装置34の後述する光変調装置343の変調領域を照明する。均一化装置31は、2つのレンズアレイ311,312、偏光変換素子313及び重畳レンズ314を備える。
色分離装置32は、均一化装置31から入射される光を赤、緑及び青の各色光に分離する。色分離装置32は、2つのダイクロイックミラー321,322と、ダイクロイックミラー321によって分離された青色光を反射させる反射ミラー323と、を備える。
リレー装置33は、青色光の光路及び緑色光の光路より長い赤色光の光路に設けられ、赤色光の損失を抑制する。リレー装置33は、入射側レンズ331、リレーレンズ333、反射ミラー332,334を備える。
なお、本実施形態では、赤色光の光路にリレー装置33を設けているが、これに限らず、例えば他の色光より光路が長い色光を青色光とし、青色光の光路上にリレー装置33を設ける構成としてもよい。
画像形成装置34は、入射される赤、緑及び青の各色光を変調し、変調された各色光を合成して、投射光学装置36によって投射される画像を形成する。画像形成装置34は、入射される各色光に応じて設けられる3つのフィールドレンズ341、3つの入射側偏光板342、3つの光変調装置343及び3つの出射側偏光板344と、1つの色合成装置345と、を備える。
光変調装置343は、光源装置4Aから出射された光を画像情報に応じて変調する。3つの光変調装置343は、赤色光を変調する光変調装置343R、緑色光を変調する光変調装置343G、及び、青色光を変調する光変調装置343Bを含む。本実施形態では、光変調装置343は、透過型の液晶パネルによって構成されており、入射側偏光板342、光変調装置343及び出射側偏光板344によって液晶ライトバルブが構成される。
色合成装置345は、光変調装置343B,343G,343Rによって変調された各色光を合成して画像を形成する。本実施形態では、色合成装置345は、クロスダイクロイックプリズムによって構成されているが、これに限らず、例えば複数のダイクロイックミラーによって構成することも可能である。
光学部品用筐体35は、均一化装置31、色分離装置32、リレー装置33及び画像形成装置34を内部に収容する。なお、画像投射装置3には、設計上の光軸である照明光軸Axが設定されており、光学部品用筐体35は、照明光軸Axにおける所定位置に均一化装置31、色分離装置32、リレー装置33及び画像形成装置34を保持する。光源装置4A及び投射光学装置36は、照明光軸Axにおける所定位置に配置される。
投射光学装置36は、画像形成装置34から入射される画像を被投射面上に拡大投射する。すなわち、投射光学装置36は、光変調装置343B,343G,343Rによって変調された光を投射する。投射光学装置36は、例えば筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成される。
[光源装置の構成]
図2は、光源装置4Aを示す模式図である。
光源装置4Aは、光変調装置343を照明する照明光LTを均一化装置31に出射する。光源装置4Aは、図2に示すように、光源用筐体41と、光源用筐体41内に収容される光源部42、アフォーカル光学素子43、第1位相差素子44、ホモジナイザー光学素子45、光分離素子46、第2位相差素子47、集光素子48、拡散反射素子49、第3位相差素子50及び波長変換装置6Aと、を備える。
以下の説明では、互いに直交する三方向を+X方向、+Y方向及び+Z方向とする。三方向のうち、+X方向を、光源装置4Aが照明光LTを出射する方向とする。また、図示を省略するが、+X方向とは反対方向を-X方向とし、+Y方向とは反対方向を-Y方向とし、+Z方向とは反対方向を-Z方向とする。
[光源用筐体の構成]
光源用筐体41は、塵埃等が内部に侵入しづらい密閉筐体であり、略直方体形状に形成されている。光源用筐体41は、正面411、背面412、右側面413及び左側面414を有する。この他、図示を省略するが、光源用筐体41は、正面411、背面412、右側面413及び左側面414のそれぞれの+Y方向の端部間を接続する天面、並びに、-Y方向の端部間を接続する底面を有する。
正面411は、光源用筐体41において照明光LTが出射される面であり、光源用筐体41において+Z方向に配置される。正面411は、照明光LTを出射する出射口415を有する。
背面412は、正面411とは反対側の面であり、正面411に対して-Z方向側に配置される。背面412には、波長変換装置6Aが取り付けられる。
光源用筐体41には、+X方向に沿う照明光軸Ax1と、+Z方向に沿う照明光軸Ax2とが設定されている。すなわち、照明光軸Ax1と照明光軸Ax2とは交差する。
光源部42、アフォーカル光学素子43、第1位相差素子44、ホモジナイザー光学素子45、光分離素子46と、第2位相差素子47、集光素子48及び拡散反射素子49は、照明光軸Ax1上に配置されている。
波長変換装置6A、光分離素子46及び第3位相差素子50は、照明光軸Ax2上に配置されている。光分離素子46は、照明光軸Ax1と照明光軸Ax2との交差部分に配置されている。
[光源部の構成]
光源部42は、光を出射する光源421と、コリメーターレンズ424と、を備える。
光源421は、複数の固体発光素子422と、光源支持部材423と、を備える。
固体発光素子422は、励起光であるs偏光の青色光を出射する固体光源である。詳述すると、固体発光素子422は、半導体レーザーであり、固体発光素子422が出射する青色光は、例えばピーク波長が440nmのレーザー光である。なお、s偏光は、光分離素子46にとってのs偏光であり、p偏光は、光分離素子46にとってのp偏光である。
光源支持部材423は、照明光軸Ax1に直交する平面にそれぞれアレイ状に配置された複数の固体発光素子422を支持する。光源支持部材423は、熱伝導性を有する金属製部材であり、照明光軸Ax1と交差する右側面413に取り付けられる。このため、複数の固体発光素子422の熱は、光源支持部材423を介して光源用筐体41に伝達される。
複数の固体発光素子422から出射された青色光は、コリメーターレンズ424によって平行光束に変換され、アフォーカル光学素子43に入射される。
なお、本実施形態では、光源421は、偏光方向が同じ直線偏光光である青色光を出射する。しかしながら、これに限らず、光源421は、s偏光の青色光と、p偏光の青色光とを出射する構成としてもよい。この場合、第1位相差素子44を省略可能である。
[アフォーカル光学素子の構成]
アフォーカル光学素子43は、光源部42から入射する青色光の光束径を調整する。アフォーカル光学素子43は、入射する光を集光するレンズ431と、レンズ431によって集光された光束を平行化するレンズ432とにより構成されている。なお、アフォーカル光学素子43は無くてもよい。
[第1位相差素子の構成]
第1位相差素子44は、アフォーカル光学素子43とホモジナイザー光学素子45との間に設けられている。第1位相差素子44は、入射された1種類の直線偏光である青色光を、s偏光の青色光Ls及びp偏光の青色光Lpが含まれる光に変換する。第1位相差素子44は、回動装置によって、照明光軸Ax1に沿う回動軸を中心として回動されてもよい。この場合、第1位相差素子44の回動角に応じて、第1位相差素子44から出射される光束における青色光Lsと青色光Lpとの割合を調整できる。
[ホモジナイザー光学素子の構成]
ホモジナイザー光学素子45は、第1位相差素子44を介して入射する青色光Ls,Lpの照度分布を均一化する。ホモジナイザー光学素子45は、一対のマルチレンズアレイ451,452により構成されている。
なお、ホモジナイザー光学素子45に代えて、入射される光を通過させる過程にて拡散させて、出射される光の照度分布を均一化する拡散透過素子を採用してもよい。拡散透過素子は、ホログラムを有する構成、複数の小レンズが光軸直交面に配列された構成、及び、光が通過する面が粗面である構成を例示できる。
[光分離素子の構成]
ホモジナイザー光学素子45を通過した青色光Ls,Lpは、光分離素子46に入射する。
光分離素子46は、プリズム型の偏光ビームスプリッターであり、入射する光に含まれるs偏光成分とp偏光成分とを分離する。具体的に、光分離素子46は、s偏光成分を反射させ、p偏光成分を透過させる。従って、+X方向に入射するs偏光の青色光Lsは、光分離素子46にて-Z方向に反射されて、波長変換装置6Aに入射する。一方、+X方向に入射するp偏光の青色光Lpは、光分離素子46を+X方向に透過して、第2位相差素子47に入射する。また、光分離素子46は、s偏光成分及びp偏光成分のいずれの偏光成分であっても、所定波長未満の光を反射させ、所定波長以上の光を透過させる色分離特性を有する。従って、第2位相差素子47から-X方向に沿って入射する青色光Lsは、光分離素子46にて+Z方向に反射されて、第3位相差素子50に入射する。一方、波長変換装置6Aから+Z方向に入射する蛍光YLは、光分離素子46を+Z方向に透過して、第3位相差素子50に入射する。
なお、光分離素子46は、光源部42からホモジナイザー光学素子45を介して入射される光のうち、一部の光を通過させ、残りの光を反射させるハーフミラーの機能と、拡散反射素子49から入射される青色光を反射させ、波長変換装置6Aから入射される蛍光YLを透過させるダイクロイックミラーの機能と、を有するものであってもよい。この場合、第1位相差素子44を省略できる。
[波長変換装置の構成]
波長変換装置6Aは、光源421から出射される第1波長帯の第1光を第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する。すなわち、波長変換装置6Aは、-Z方向に入射する青色光Lsを蛍光YLに変換し、蛍光YLを+Z方向に出射する。青色光Lsは、第1波長帯の第1光に相当し、蛍光YLは、第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に相当する。詳述すると、波長変換装置6Aは、励起光である青色光Lsが入射することによって励起され、入射した青色光Lsの波長よりも長い波長を有する蛍光YLを出射する。蛍光YLは、例えばピーク波長が500~700nmの光である。すなわち、蛍光YLは、緑色光及び赤色光を含む。
なお、波長変換装置6Aの構成については、後に詳述する。
[第2位相差素子及び集光素子の構成]
第2位相差素子47は、光分離素子46と集光素子48との間に配置されている。第2位相差素子47は、光分離素子46を通過した青色光Lpを円偏光の青色光Lcに変換する。青色光Lcは、集光素子48に入射する。
集光素子48は、第2位相差素子47から入射する青色光Lcを拡散反射素子49に集光する。また、集光素子48は、拡散反射素子49から入射する青色光Lcを平行化する。なお、集光素子48を構成するレンズの数は、適宜変更可能である。
[拡散反射素子の構成]
拡散反射素子49は、波長変換装置6Aから出射される蛍光YLと同様の拡散角で、入射する青色光Lcを反射させて拡散させる。例えば、拡散反射素子49は、+X方向に入射する青色光Lcを-X方向にランバート反射させる。なお、拡散反射素子49は、照明光軸Ax1と平行な回転軸を中心として回転されてもよい。
拡散反射素子49にて拡散反射された青色光Lcは、集光素子48を通過した後、第2位相差素子47に入射する。青色光Lcは、拡散反射素子49にて反射される際に、回転方向が反対方向の円偏光に変換される。このため、集光素子48を介して第2位相差素子47に入射する青色光Lcは、第2位相差素子47によって、s偏光の青色光Lsに変換される。そして、青色光Lsは、光分離素子46にて反射されて、第3位相差素子50に入射する。すなわち、光分離素子46から第3位相差素子50に入射する光は、青色光Ls及び蛍光YLが混在した白色光である。
[第3位相差素子の構成]
第3位相差素子50には、光分離素子46にて+Z方向に反射された青色光Lsと、光分離素子46を+Z方向に通過した蛍光YLとが入射する。すなわち、第3位相差素子50には、光分離素子46にて青色光Ls及び蛍光YLが合成された白色光が入射する。
第3位相差素子50は、入射する白色光をs偏光及びp偏光が混在する光に変換する。このように変換された白色の照明光LTは、上記した均一化装置31に入射される。
[波長変換装置の構成]
図3は、波長変換装置6Aの構成を示す模式図である。なお、図3は、光学素子61において外側部分P1に入射した場合における青色光Lsの光線の一例を示している。
波長変換装置6Aは、上記のように、-Z方向に沿って入射する青色光Lsを蛍光YLに変換し、蛍光YLを青色光Lsの入射側に出射する反射型の波長変換素子である。波長変換装置6Aは、図3に示すように、光学素子61、波長変換素子62、接続部材63、放熱部材64及び中空モーター65を備える。
[光学素子の構成]
光学素子61は、光分離素子46にて反射された青色光Lsを波長変換素子62に集光する。また、光学素子61は、波長変換素子62から入射する蛍光YLを平行化し、平行化した蛍光YLを光分離素子46に出射する。図3の例では、光学素子61は、1つのレンズによって構成されているが、光学素子61を構成するレンズの数は問わない。光学素子61が複数のレンズによって構成される場合、中空モーター65によって複数のレンズの全てが回転されてもよく、複数のレンズのうち、波長変換素子62に最も近いレンズを含む少なくとも1つのレンズが回転されてもよい。
[波長変換素子の構成]
波長変換素子62は、第1波長帯の第1光を第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する。すなわち、波長変換素子62は、光学素子61から入射する青色光Lsの波長を変換し、変換した変換光である蛍光YLを出射する。本実施形態では、波長変換素子62は、青色光Lsの入射側に蛍光YLを出射する反射型の波長変換素子である。
波長変換素子62は、波長変換層621及び反射層623を有する。
波長変換層621は、青色光Lsの波長よりも長い波長を有する蛍光YLを生成する蛍光体を含む。なお、蛍光YLは、例えばピーク波長が500~700nmの光であり、緑色光及び赤色光を含む。蛍光YLは、第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光の一例である。波長変換層621における+Z方向の面は、青色光Lsが入射する入射面622である。すなわち、波長変換素子62は、青色光Lsが入射する入射面622を有する。
入射面622は、光学素子61の光軸X1及び中空モーター65による光学素子61の回転軸Rxと交差する。本実施形態では、回転軸Rxは、+Z方向から見て入射面622の中央と交差する。なお、回転軸Rxが入射面622の中央と交差するとは、回転軸Rxが入射面622の略中央と交差する場合も含む。しかしながら、これに限らず、回転軸Rxとの交差部分は、入射面622においてどこでもよい。
一方、入射面622において光学素子61の光軸X1との交差位置と、入射面622において回転軸Rxとの交差位置とは、互いに離間している。すなわち、光軸X1と回転軸Rxとは、入射面622において互いに離間している。また、光学素子61の光軸X1に対する直交面において、光軸X1と回転軸Rxとの距離は、光軸X1と光分離素子46から出射された青色光Lsの光軸X2との距離よりも小さい。しかしながら、これに限らず、光軸X1、光軸X2及び回転軸Rxが互いに離間していればよく、光軸X1と回転軸Rxとの距離と、光軸X2と回転軸Rxとの距離とのうち、どちらが大きくてもよい。
本実施形態では、波長変換層621は、+Z方向から見て略矩形状に形成されている。しかしながら、これに限らず、波長変換層621は、+Z方向から見て略円形状に形成されていてもよく、リング状に形成されていてもよい。
反射層623は、波長変換層621に対して青色光Lsの入射側とは反対側に設けられる。すなわち、反射層623は、波長変換層621に対して-Z方向に設けられている。反射層623は、波長変換層621から入射する光を+Z方向に反射する。反射層623は、波長変換素子62において接続部材63と接続される部分でもある。
波長変換素子62から+Z方向に出射された蛍光YLは、光学素子61に入射する。光学素子61に入射した蛍光YLは、光学素子61によって平行化されて、光分離素子46に出射される。光分離素子46に入射された蛍光YLは、光分離素子46を通過して、第3位相差素子50に入射される。
[接続部材の構成]
接続部材63は、波長変換素子62と熱的に接続される。接続部材63は、波長変換素子62を支持する支持部631と、光源用筐体41の背面412と接続される接続部632と、を有する。
支持部631は、中空モーター65の内部に設けられた中空空間SP内に配置される。すなわち、接続部材63の一部は、中空空間SP内に配置される。支持部631における+Z方向の面は、波長変換素子62を支持する支持面631Aである。具体的に、支持面631Aは、波長変換素子62の反射層623と半田等によって接続される。支持部631には、波長変換素子62の熱が伝達される。このように、接続部材63は、波長変換素子62を支持する支持体としても機能する。
接続部632は、支持部631と一体化されている。接続部632における+Z方向の面632Aは、背面412の外面と熱的に接続される。このとき、接続部632は、背面412に設けられた開口部416を光源用筐体41の外部から覆うように固定される。このため、光源用筐体41の密閉性が確保される。なお、開口部416は、例えば光源用筐体41の内部に波長変換素子62を配置するための開口部である。
[放熱部材の構成]
放熱部材64は、接続部材63の接続部632に対して波長変換素子62とは反対側の面に設けられる。すなわち、放熱部材64は、光源用筐体41の外部に配置されている。放熱部材64は、接続部材63から伝達される波長変換素子62の熱を、光源用筐体41の外部にて放熱する。放熱部材64は、複数のフィン641を有し、複数のフィン641の間には、冷却装置によって流通する冷却気体が流通する。複数のフィン641は、波長変換素子62の熱を冷却気体に伝達することによって、波長変換素子62の熱を放熱する。このような放熱部材64が、背面412の外面に取り付けられることによって、光源用筐体41内の密閉性が確保される。
[中空モーターの構成]
中空モーター65は、波長変換素子62における第1光である青色光Lsの入射位置を波長変換素子62に対して相対的に変化させる。具体的に、中空モーター65は、光学素子61の光軸X1と平行な回転軸Rxを中心として光学素子61を回転させて、光学素子61から出射されて入射面622に入射する青色光Lsの入射位置を変化させる。
中空モーター65は、ローター部651と、ステーター部652と、ローター部651及びステーター部652の間に設けられる図示しない流体軸受と、を有する。
ローター部651は、中空モーター65において回転軸Rxを中心として回転する環状部分であり、回転軸Rxを中心として回転する。すなわち、中空モーター65は、回転軸Rxを有し、ローター部651は、+Z方向から見て回転軸Rxを中心とする円形状の開口部6511を有する。
ローター部651には、取付部材ATによって光学素子61が取り付けられる。具体的に、光学素子61は、ローター部651において+Z方向の面、すなわち、回転軸Rxに交差する面に設けられる。回転軸Rxを中心としてローター部651がステーター部652に対して相対的に回転することによって、光学素子61が回転軸Rxを中心として回転される。
ステーター部652は、ローター部651を回転させる部分である。ステーター部652は、回転軸Rxを中心とする環状に形成されている。すなわち、ステーター部652は、+Z方向から見て回転軸Rxを中心とする円形状の開口部6521を有する。開口部6521と開口部6511とは、連通しており、これにより、なお、中空モーター65の内部には、中空空間SPが設けられている。すなわち、中空モーター65は、開口部6511及び開口部6521によって構成される中空空間SPを有する。
本実施形態では、ステーター部652は、背面412の内面に固定されている。しかしながら、これに限らず、ステーター部652は、他の部品に固定されていてもよい。
また、中空モーター65は、流体軸受に代えてベアリングでもよい。
[波長変換装置の作用]
ローター部651が回転されると、ローター部651に取り付けられた光学素子61が、中空モーター65の回転軸Rxを中心として回転する。
ここで、中空モーター65の回転軸Rxと、光学素子61の光軸X1とは一致しない。すなわち、光学素子61は、回転軸Rxに対して偏心して設けられている。また、光分離素子46から光学素子61に入射する青色光Lsの光軸X2は、中空モーター65によって光学素子61が回転された場合でも変化しない。
更に、光軸X1上に位置する光学素子61の焦点は、波長変換素子62の入射面622には位置しておらず、入射面622に対して青色光Lsの入射側、又は、青色光Lsの入射側とは反対側に位置している。本実施形態では、光学素子61の焦点は、入射面622に対して青色光Lsの入射側とは反対側に位置している。
このため、光学素子61において青色光Lsが入射する入射面61Aにおいて、青色光Lsの入射位置が変化するのに伴い、波長変換素子62の入射面622における青色光Lsの入射位置が変化する。
例えば、図3に示すように、光学素子61において光軸X1に対する外側部分P1に青色光Lsが入射した場合には、青色光Lsは、光学素子61によって屈折されて、光軸X1側に集光される。ここで、光学素子61の焦点は、入射面622に対して青色光Lsの入射側とは反対側に位置しているので、青色光Lsは、+Z方向から見て入射面622において回転軸Rxを挟んで反対側に入射される。図3の例では、光学素子61において回転軸Rxに対して+X方向の外側部分P1に入射された青色光Lsは、+Z方向から見て入射面622において回転軸Rxに対して-X方向の部分に入射される。
なお、上記のように、波長変換素子62は、+Z方向から見て入射面622の中央と回転軸Rxが交差するように配置されている。
図4は、光学素子61において外側部分P1よりも光軸X1寄りの内側部分P2に入射した場合における青色光Lsの光線の一例を示している。
一方、中空モーター65によって光学素子61が回転されて、光学素子61において外側部分P1よりも光学素子61の光軸X1に近い内側部分P2に青色光Lsが入射すると、青色光Lsは、図4に示すように、+Z方向から見て入射面622において回転軸Rxに対して+X方向の部分に入射される。
このように、光分離素子46から入射される青色光Lsを波長変換素子62に集光する光学素子61を、光学素子61の光軸X1と離間する回転軸Rxを中心として中空モーター65によって回転させることによって、波長変換素子62の入射面622における青色光Lsの入射位置を変化させることができる。具体的に、入射面622における青色光Lsの入射位置を、円形状に移動させることができる。これにより、入射面622における一部に青色光Lsが常に入射し続けることを抑制できるので、波長変換素子62において局所的に温度が高い部位が生じることを抑制できる。従って、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
本実施形態では、青色光Lsの入射位置が移動する円形状の面積は、光学素子61による青色光Lsの焦点の形状の2倍以上、8倍以下となるように、光学素子61と波長変換素子62との相対的な位置が決められている。また、回転軸Rxに対する光学素子61の偏心量は、焦点形状の0.5倍以上、2倍以下とされている。更に、中空モーター65の回転数は、500rpm以上である。
しかしながら、青色光Lsの入射位置が移動する円形状の面積、回転軸Rxに対する光学素子61の偏心量、及び、中空モーター65の回転数は、上記に限定されない。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1は、以下の効果を奏する。
プロジェクター1は、光源装置4A、光変調装置343及び投射光学装置36を備える。光変調装置343は、光源装置4Aから出射された光を画像情報に応じて変調する。投射光学装置36は、光変調装置343によって変調された光を投射する。
光源装置4Aは、波長変換装置6Aと、波長変換装置6Aに入射する青色光Lsを出射する光源421と、を備える。青色光Lsは、第1波長帯の第1光に相当する。
波長変換装置6Aは、波長変換素子62、接続部材63及び中空モーター65を備える。波長変換素子62は、入射する青色光Lsを蛍光YLに変換する。蛍光YLは、第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に相当する。接続部材63は、波長変換素子62と熱的に接続される。中空モーター65には、回転軸Rx及び中空空間SPが設けられる。接続部材63の一部は、中空空間SP内に設けられる。中空モーター65は、波長変換素子62における青色光Lsの入射位置を波長変換素子62に対して相対的に変化させる。
このような構成によれば、波長変換素子62において青色光Lsが局所的に入射し続けることを抑制できる。従って、波長変換素子62において局所的に温度が高い部分が生じることを抑制でき、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
また、中空モーター65に設けられた中空空間SP内に、波長変換素子62と熱的に接続される接続部材63の少なくとも一部が設けられる。このため、波長変換素子62の熱を伝達する経路を中空空間SP内に設けることができる。従って、中空モーター65の外部に波長変換素子62の熱を伝達する経路を設ける場合に比べて、波長変換装置6Aを小型化できる。
このような波長変換装置6Aを備える光源装置4Aは、光を安定して出射でき、プロジェクター1は、光変調装置343によって変調された光、すなわち、画像を安定して投射できる。
波長変換装置6Aは、青色光Lsを波長変換素子62に集光する光学素子61を備える。光学素子61の光軸X1と、光学素子61に入射する青色光Lsの光軸X2と、回転軸Rxとは、回転軸Rxに対する直交面(交差面)において互いに離間する。中空モーター65は、回転軸Rxを中心として光学素子61を回転させる。
このような構成によれば、中空モーター65によって光学素子61が回転すると、光学素子61における青色光Lsの入射位置が光学素子61の径方向において変化する。これによれば、光学素子61からの青色光Lsの出射方向を変化させることができるので、波長変換素子62における青色光Lsの入射位置を変化させることができる。従って、上記のように、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
波長変換装置6Aでは、光学素子61の焦点は、光学素子61の光軸X1において波長変換素子62に対する青色光Lsの入射側とは反対側に位置している。
このような構成によれば、光学素子61が回転されたときに、波長変換素子62における入射位置であって、光学素子61からの出射方向が変化される青色光Lsの入射位置を変化させることができる。従って、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
波長変換装置6Aでは、中空モーター65は、ローター部651と、回転軸Rxを中心としてローター部651を回転させるステーター部652とを有する。光学素子61は、ローター部651に支持されている。
このような構成によれば、中空モーター65の回転軸Rxを中心として光学素子61を回転させることができる。この他、光学素子61の光軸X1と回転軸Rxとが離間するように、光学素子61を配置しやすくすることができる。
[第2実施形態]
次に、本開示の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の構成を備えるが、光源装置の構成が異なる。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、本実施形態に係るプロジェクターが備える光源装置4Bの構成の一部を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクターは、第1実施形態に係る光源装置4Aに代えて、図5に示す光源装置4Bを備える他は、第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の構成及び機能を備える。
光源装置4Bは、第1実施形態に係る波長変換装置6Aに代えて、集光素子51及び波長変換装置6Bを備える他は、光源装置4Aと同様の構成及び機能を備える。
[集光素子の構成]
集光素子51は、照明光軸Ax2において光分離素子46と波長変換装置6Bとの間に配置される。集光素子51は、光学素子61と同様に、光分離素子46から-Z方向に入射する第1光である青色光Lsを波長変換装置6Bの波長変換素子62に集光する。また、集光素子51は、波長変換素子62から+Z方向に出射された蛍光YLを集光し、更に平行化した蛍光YLを光分離素子46に向けて+Z方向に出射する。
集光素子51は、集光素子51の光軸X3が光分離素子46から入射する青色光Lsの光軸X2と一致するように配置される。また、集光素子51は、集光素子51の光軸X3が波長変換装置6Bの中空モーター65が有する回転軸Rxと離間するように配置される。すなわち、回転軸Rxに対する直交面(交差面)において集光素子51の光軸X3は、回転軸Rxに対して離間している。なお、集光素子51の焦点は、光軸X3上で、波長変換素子62の入射面622上に位置している。
[波長変換装置の構成]
波長変換装置6Bは、第1実施形態に係る波長変換装置6Aと同様に、入射する青色光Lsを蛍光YLに変換する。具体的に、波長変換装置6Bは、光分離素子46から入射する青色光Lsを蛍光YLに変換する。
波長変換装置6Bは、光学素子61に代えて基板66を有し、中空モーター65が光学素子61に代えて基板66を回転させる他は、波長変換装置6Aと同様の構成及び機能を有する。すなわち、波長変換装置6Bは、波長変換素子62、接続部材63、放熱部材64、中空モーター65及び基板66を備える。
基板66は、+Z方向の面にて波長変換素子62を支持した状態にて、中空モーター65のローター部651に取り付けられる。換言すると、波長変換装置6Bでは、中空モーター65のローター部651は、波長変換素子62を支持する。
基板66は、金属等の熱伝導性が良好な材料によって板状に形成されており、ローター部651における+Z方向の面に固定される。このため、ローター部651が回転軸Rxを中心として回転されると、基板66に支持された波長変換素子62が回転軸Rxを中心として回転される。
基板66における-Z方向の面には、接続部材63が接続されている。また、接続部材63の一部は、中空空間SPに配置されている。接続部材63の接続部632における+Z方向の面632Aは、背面412から-Z方向に離間している。接続部材63には、中空モーター65の外部に設けられた放熱部材64と接続されている。このため、ローター部651が回転されると、基板66によって支持された波長変換素子62と、基板66に接続された接続部材63及び放熱部材64とが一体的に、回転軸Rxを中心として回転される。
なお、放熱部材64は、中空モーター65によって回転されることから、背面412と、放熱部材64において背面412に対向する面632Aとの間には、隙間がある。この隙間は、開口部416を介して中空空間SPと連通している。このため、光源装置4Bでは、光源用筐体41の密閉性は、ローター部651とステーター部652との間の流体軸受又はベアリングによって確保される。
本実施形態では、中空モーター65の回転軸Rxは、青色光Lsの入射側、すなわち、+Z方向から見て入射面622の中央と交差する。なお、回転軸Rxが入射面622の中央と交差するとは、回転軸Rxが入射面622の略中央と交差する場合を含む。
また、入射面622は、集光素子51の光軸X3と交差する。
[波長変換装置の作用]
ローター部651が回転されると、ローター部651に取り付けられた基板66に支持された波長変換素子62が、回転軸Rxを中心として回転する。
ここで、回転軸Rxと、集光素子51に入射する青色光Lsの光軸X2及び集光素子51の光軸X3とは一致しない。換言すると、回転軸Rxは、光軸X2,X3に対して偏心している。青色光Lsの光軸X2と集光素子51の光軸X3とは一致する。すなわち、集光素子51の焦点は、回転軸Rxと一致しない光軸X2,X3上で、入射面622上に位置している。また、青色光Lsの光軸X2は、中空モーター65によって波長変換素子62が回転された場合でも変化しない。
このため、波長変換素子62が回転されると、入射面622における青色光Lsの入射位置が変化する。具体的に、波長変換素子62が回転されると、入射面622における青色光Lsの入射位置が、回転軸Rxを中心とする周方向に、時間とともに連続して移動する。すなわち、青色光Lsの入射位置の軌跡は、入射面622において回転軸Rxとの交差位置を中心とするリング状となる。
このように、中空モーター65によって回転軸Rxを中心として波長変換素子62を回転させることによって、入射面622における青色光Lsの入射位置を変化させることができる。これにより、入射面622における一部に青色光Lsが常に入射し続けることを抑制できるので、波長変換素子62において局所的に温度が高い部分が生じることを抑制できる。従って、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
また、波長変換素子62が中空空間SPの外部に設けられているので、波長変換素子62において入射面622に交差する側面から出射された蛍光YLが、中空モーター65に入射することを抑制できる。これにより、中空モーター65の温度上昇を抑制できる。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターは、第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
波長変換装置6Bでは、波長変換素子62に入射する青色光Lsの光軸X2は、回転軸Rxに対する直交面(交差面)において回転軸Rxから離間する。中空モーター65は、回転軸Rxを中心として波長変換素子62を回転させる。
このような構成によれば、波長変換素子62に入射する青色光Lsの光軸X2が回転軸Rxから離間していることから、中空モーター65によって波長変換素子62が回転されると、波長変換素子62における青色光Lsの入射位置が、回転軸Rxを中心として連続的に変化する。すなわち、波長変換素子62における青色光Lsの入射位置は、回転軸Rxを中心とする周方向に時間とともに連続して変化する。従って、波長変換素子62において局所的に温度が高い部分が生じることを抑制でき、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
波長変換装置6Bは、接続部材63と熱的に接続される放熱部材64を備える。放熱部材64は、中空モーター65によって波長変換素子62とともに回転される。放熱部材64は、中空モーター65の外部に設けられている。
このような構成によれば、接続部材63を介して、波長変換素子62の熱を放熱部材64に伝達できる。また、放熱部材64は、中空モーター65の外部に設けられているので、中空モーター65の外部にて、波長変換素子62の熱を放熱できる。更に、放熱部材64は、中空モーター65によって波長変換素子62とともに回転されるので、放熱部材64による波長変換素子62の熱の放熱を促進できる。従って、波長変換素子62を効果的に冷却できる。
波長変換装置6Bでは、波長変換素子62を支持する基板66を備える。中空モーター65は、ローター部651と、回転軸Rxを中心としてローター部651を回転させるステーター部652と、を有する。基板66は、ローター部651に支持されている。
このような構成によれば、回転軸Rxを中心として波長変換素子62を回転させることができる。
[第3実施形態]
次に、本開示の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、第2実施形態に係るプロジェクターと同様の構成を備えるが、光源装置を構成する波長変換装置の構成において、本実施形態に係るプロジェクターと第2実施形態に係るプロジェクターとは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、本実施形態に係るプロジェクターが備える光源装置4Cの構成の一部を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクターは、第2実施形態に係る光源装置4Bに代えて、図6に示す光源装置4Cを備える他は、第2実施形態に係るプロジェクターと同様の構成及び機能を備える。
光源装置4Cは、第2実施形態に係る波長変換装置6Bに代えて、波長変換装置6Cを備える他は、光源装置4Bと同様の構成及び機能を備える。
[波長変換装置の構成]
波長変換装置6Cは、第1及び第2実施形態に係る波長変換装置6A,6Bと同様に、入射される青色光Lsを蛍光YLに変換する。具体的に、波長変換装置6Cは、光分離素子46から入射される青色光Lsを蛍光YLに変換する。
波長変換装置6Cは、接続部材63及び放熱部材64に代えて、接続部材67、熱伝達部材68及び放熱部材69を有する他は、波長変換装置6Bと同様の構成及び機能を有する。すなわち、波長変換装置6Cは、波長変換素子62、中空モーター65、基板66、接続部材67、熱伝達部材68及び放熱部材69を備える。
接続部材67は、中空モーター65の内部に設けられた中空空間SP内に配置される。接続部材67は、接続部材63と同様に、基板66における-Z方向の面と接続される。すなわち、接続部材67は、波長変換素子62及び基板66とともに、中空モーター65によって回転軸Rxを中心として回転される。接続部材67は、放熱部材69と熱的に接続される。具体的に、接続部材67は、放熱部材69と熱伝達部材68を介して接続される。基板66は高温になる波長変換層621と反射層623を介して接続しているが、波長変換層621がセラミックスによって形成されている場合には、線膨張係数が1×10-6以下であるので、基板66としては、熱伝導性が高く、線膨張係数が低い銀-モリブデン、銅-モリブデン、ダイヤモンド-銅などの焼結体を用いるとよい。
接続部材67は、基板66を介して波長変換素子62から伝達される熱を、熱伝達部材68を介して放熱部材69に伝達する。
熱伝達部材68は、接続部材67から伝達される熱を放熱部材69に伝達する。熱伝達部材68は、接続部材67が回転される場合でも、光源用筐体41に固定された放熱部材69に熱を伝達可能に構成されている。本実施形態では、熱伝達部材68は、熱伝導性グリスによって構成されている。
放熱部材69は、熱伝達部材68から伝達される波長変換素子62の熱を放熱する。放熱部材69は、固定部691、熱伝達部692及び複数のフィン693を有する。
固定部691は、放熱部材69を光源用筐体41に固定する部分である。固定部691は、固定部691における+Z方向の面が背面412の外面と熱的に接続され、かつ、開口部416を光源用筐体41の外部にて閉塞するように固定される。
熱伝達部692は、固定部691における+Z方向の面から略円柱状に突出している。熱伝達部692は、熱伝達部材68を介して接続部材67と熱的に接続される。すなわち、熱伝達部692には、基板66、接続部材67及び熱伝達部材68を介して、波長変換素子62の熱が伝達される。本実施形態では、接続部材67と熱伝達部692との間には、+Z方向において1μm以上5μm以下の隙間が設けられており、接続部材67と熱伝達部692との間に熱伝達部材68が介装される。熱伝達部材68は、例えば、シリコーンオイルといった熱伝導グリスであり、熱伝導率が0.1W/mK以上で粘度があり、150℃以下での蒸発量が極力少ないものを選択する。
熱伝達部692における+Z方向の面692Aには、微小な複数の凹部6921が設けられている。凹部6921は、渦巻き状となっており、接続部材67が回転することで、熱伝達部材68が軸の内側に移動する方向の渦となっている。凹部6921の深さは、2μmであり、接続部材67にメッキを施した後に、平面切削し、そのあと、切削加工やエッチング等で形成することができる。こうして凹部6921は、熱伝達部材68を保持する。これにより、熱伝達部材68が、接続部材67と熱伝達部692との間に保持された状態を維持できる。なお、凹部6921と同様の凹部が、接続部材67において面692Aと対向する面に設けられていてもよい。更に、接続部材67と熱伝達部692との少なくとも一方には、熱伝達部材68の漏洩及び飛散を抑制するシール部が設けられていてもよい。例えば、熱伝達部材68の外周部にOリングを設けてもよい。
複数のフィン693は、固定部691における-Z方向の面から突出している。複数のフィン693は、光源用筐体41の外部に配置されており、熱伝達部692に伝達された波長変換素子62の熱を光源用筐体41の外部にて放熱する。
[波長変換装置の作用]
波長変換装置6Cでは、中空モーター65によって波長変換素子62が回転軸Rxを中心として回転されることによって、第2実施形態に係る波長変換装置6Bと同様に、入射面622における青色光Lsの入射位置を、時間とともに連続的に変化させることができる。これにより、入射面622における一部に青色光Lsが常に入射し続けることを抑制できるので、波長変換素子62において局所的に温度が高い部分が生じることを抑制できる。従って、波長変換素子62における青色光Lsから蛍光YLへの変換効率が低下することを抑制できる。
また、波長変換装置6Cでは、中空モーター65による回転対象は、波長変換素子62、基板66及び接続部材67である。すなわち、波長変換装置6Cでは、中空モーター65は、寸法が比較的大きく、かつ、重量が大きい放熱部材69を回転させない。これによれば、中空モーター65の回転対象の重量を小さくでき、中空モーター65の回転負荷を小さくできる。これにより、中空モーター65として、トルクの小さい小型の中空モーターを採用でき、波長変換装置6Cを小型に構成できる。従って、光源装置4C、ひいては、プロジェクターの小型化を図ることができる。
[第3実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターは、第2実施形態に係るプロジェクターと同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
波長変換装置6Cは、接続部材67と熱的に接続される放熱部材69と、接続部材67と放熱部材69との間に設けられる熱伝達部材68と、を備える。放熱部材69の一部は、中空モーター65の外部に設けられ、他の一部は、中空空間SP内に配置されている。
このような構成によれば、波長変換素子62にて生じた熱を、中空モーター65の外部に一部が配置される放熱部材69に、接続部材67及び熱伝達部材68を介して伝達できる。従って、中空モーター65の外部にて波長変換素子62の熱を放熱できるので、波長変換素子62を効果的に冷却できる。
波長変換装置6Cでは、熱伝達部材68は、熱伝導性グリスである。
このような構成によれば、放熱部材69が固定されている場合でも、熱伝達部材68を介して、波長変換素子62とともに回転する接続部材67から波長変換素子62の熱を放熱部材69に伝達できる。従って、波長変換素子62の熱を放熱部材69に効率よく伝達できる。
波長変換装置6Cでは、放熱部材69は、接続部材67と対向する面692Aに設けられ、熱伝達部材68を保持する凹部6921を有する。
このような構成によれば、接続部材67と放熱部材69との間に熱伝達部材68が保持された状態を維持できる。従って、接続部材67と放熱部材69との熱的な接続状態を維持できる。
[第4実施形態]
次に、本開示の第4実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、第3実施形態に係るプロジェクターと同様の構成を備えるが、基板66の配置が異なる。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本実施形態に係るプロジェクターが備える光源装置4Dの構成の一部を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクターは、第3実施形態に係る光源装置4Cに代えて、図7に示す光源装置4Dを備える他は、第3実施形態に係るプロジェクターと同様の構成及び機能を備える。
光源装置4Dは、第2実施形態に係る波長変換装置6B又は第3実施形態に係る波長変換装置6Cに代えて、波長変換装置6Dを備える他は、光源装置4B又は光源装置4Cと同様の構成及び機能を備える。
波長変換装置6Dは、波長変換装置6A,6B,6Cと同様に、入射される青色光Lsを蛍光YLに変換する。具体的に、波長変換装置6Dは、光分離素子46から入射される青色光Lsを蛍光YLに変換する。波長変換装置6Dは、波長変換装置6Cと同様に、波長変換素子62、中空モーター65、基板66、接続部材67、熱伝達部材68及び放熱部材69を備える。
ここで、波長変換装置6Cでは、波長変換素子62を支持する基板66は、中空モーター65のローター部651における+Z方向の面に設けられていた。
これに対し、波長変換装置6Dでは、基板66は、ローター部651の開口部6511内に配置されている。詳述すると、波長変換装置6Dでは、基板66は、+Z方向から見て円形状に形成され、基板66は、回転軸Rxを中心とする周方向に沿う端面が開口部6511の内縁に接続されるように、開口部6511内に配置されている。
このため、波長変換装置6Dにおける+Z方向の寸法を小さくできる。
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターは、第3実施形態に係るプロジェクターと同様の効果を奏する。
なお、波長変換装置6Dと同様に、第1実施形態に係る波長変換装置6Aにおいても、光学素子61は、開口部6511内に配置されていてもよい。この場合、開口部6511の内縁に光学素子61が取付部材AT等を介して固定されてもよい。
また、第2実施形態に係る波長変換装置6Bにおいても、基板66は、開口部6511内に配置されていてもよい。この場合、基板66において回転軸Rxを中心とする周方向に沿う端面が、開口部6511の内縁に固定されてもよい。
[実施形態の変形]
本開示は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形及び改良等は、本開示に含まれるものである。
上記第1実施形態では、中空モーター65は、入射する第1光を波長変換素子62に集光する光学素子61を回転させるとした。上記第2~第4実施形態では、中空モーター65は、波長変換素子62及び基板66を回転させるとした。しかしながら、これに限らず、波長変換素子62における第1光である青色光Lsの入射位置を変化させることができれば、中空モーター65の回転対象は、光学素子61及び波長変換素子62以外の光学部品であってもよい。
上記第1実施形態では、光学素子61の焦点は、光学素子61の光軸X1上であって、波長変換素子62に対する青色光Lsの入射側とは反対側に位置するとした。しかしながら、これに限らず、光学素子61の焦点は、光学素子61の光軸X1上であって、波長変換素子62に対する青色光Lsの入射側に位置していてもよく、波長変換素子62に位置していてもよい。
上記第1及び第2実施形態では、波長変換装置6A,6Bは、接続部材63と熱的に接続される放熱部材64を備えるとした。放熱部材64は、中空モーター65の外部に設けられるとした。しかしながら、これに限らず、放熱部材64の一部は、中空モーター65の内部に設けられた中空空間SP内に設けられていてもよく、放熱部材64の全体が、中空空間SP内に設けられていてもよい。また、波長変換装置6A,6Bは、放熱部材を備えていなくてもよい。この場合、接続部材63が、複数のフィンを備えていてもよい。すなわち、接続部材63と放熱部材64とが一体的に構成されていてもよい。
上記第2~第4実施形態では、ローター部651に支持される基板66が、波長変換素子62を支持し、基板66と接続部材63,67とが熱的に接続されているとした。しかしながら、これに限らず、基板66と接続部材63,67とは一体化されていてもよい。
上記第3及び第4実施形態では、波長変換装置6C,6Dは、接続部材67と熱的に接続される放熱部材69と、接続部材67と放熱部材69との間に設けられる熱伝達部材68と、を備えるとした。また、放熱部材69の一部は、中空モーター65内の中空空間SP内に設けられ、放熱部材69の他の一部は、中空モーター65の外部に設けられているとした。しかしながら、これに限らず、放熱部材69の全体が、中空モーター65の中空空間SP内に設けられていてもよく、放熱部材69の全体が、中空空間SPの外部に設けられていてもよい。また、波長変換装置6C,6Dは、放熱部材を備えていなくてもよい。この場合、接続部材67が、複数のフィンを備えていてもよい。すなわち、接続部材63と放熱部材64とが一体的に構成されていてもよい。この場合、複数のフィンは、中空モーター65の外部に配置されていてもよい。
上記第3及び第4実施形態では、熱伝達部材68は、接続部材67と放熱部材69との間に設けられる熱伝導性グリスであるとした。しかしながら、これに限らず、熱伝達部材68は、熱伝導性を有する流体であってもよい。すなわち、接続部材67と放熱部材69とを熱的に接続できれば、熱伝達部材68の材料は他の材料によって構成されていてもよい。更に、接続部材67と放熱部材69との熱的な接続状態を維持できれば、熱伝達部材68は無くてもよい。
上記第3及び第4実施形態では、放熱部材69において接続部材67に対向する面692Aに、熱伝達部材68を保持する複数の凹部6921を有するとした。しかしながら、これに限らず、凹部6921の数は、1以上であればよい。また、+Z方向から見た凹部6921の形状は、例えば渦状であってもよい。また、面692Aに凹部6921は無くてもよい。また、上記のように、凹部6921と同様の凹部が、接続部材67において面692Aと対向する面に設けられていてもよい。
上記第2~第4実施形態では、中空モーター65の回転軸Rxは、第1光である青色光Lsの入射側から見て、波長変換素子62において青色光Lsが入射する入射面622の中央と交差するとした。しかしながら、これに限らず、回転軸Rxは、入射面622の中央以外の部分と交差してもよい。
上記各実施形態では、波長変換素子62は、波長変換層621及び反射層623を備えるとした。しかしながら、これに限らず、波長変換素子62は、反射層623を備えなくてもよい。この場合、波長変換素子62と接続される接続部材63又は基板66が反射層を備えていてもよい。
また、波長変換装置6A,6B,6C,6Dは、波長変換素子62が青色光Lsの入射側とは反対側に蛍光YLを出射する反射型の波長変換装置であるとした。しかしながら、これに限らず、本開示の波長変換装置は、第1光の入射方向に沿って第2光を出射する透過型の波長変換装置であってもよい。
上記各実施形態では、プロジェクターは、3つの光変調装置343(343R,343G,343B)を備えるとした。しかしながら、これに限らず、2つ以下、あるいは、4つ以上の光変調装置を備えたプロジェクターにも、本開示を適用可能である。
上記各実施形態では、画像投射装置3は、図1に示した構成及びレイアウトを備えるものとして説明した。しかしながら、これに限らず、画像投射装置3の構成及びレイアウトは、上記に限定されない。図2に示した光源装置4A、及び、光源装置4Aと同様の構成を備える光源装置4B,4C,4Dも同様である。
上記各実施形態では、光変調装置343は、光入射面と光出射面とが異なる透過型の液晶パネルを備えるとした。しかしながら、これに限らず、光変調装置343は、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の液晶パネルを備えるものでもよい。また、入射光束を変調して画像情報に応じた画像を形成可能な光変調装置であれば、マイクロミラーを用いたデバイス、例えばDMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものなど、液晶以外の光変調装置であってもよい。
上記各実施形態では、本開示の光源装置4A,4B,4C,4Dをプロジェクターに適用した例を挙げた。しかしながら、これに限らず、本開示の光源装置は、例えば照明器具及び自動車等のヘッドライト等に採用可能である。
上記各実施形態では、本開示の波長変換装置6A,6B,6C,6Dを光源装置に適用した例を挙げた。しかしながら、これに限らず、本開示の波長変換素子は、光源装置以外の他の装置に採用してもよい。
[本開示のまとめ]
以下、本開示のまとめを付記する。
本開示の第1態様に係る波長変換装置は、回転軸及び中空空間が設けられる中空モーターと、入射する第1波長帯の第1光を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する波長変換素子と、前記波長変換素子と熱的に接続される接続部材と、を備え、前記接続部材の少なくとも一部は、前記中空空間内に設けられ、前記中空モーターは、前記波長変換素子における前記第1光の入射位置を前記波長変換素子に対して相対的に変化させる。
このような構成によれば、中空モーターによって、波長変換素子における第1光の入射位置が波長変換素子に対して相対的に変化する。これによれば、波長変換素子において第1光が局所的に入射し続けることを抑制できる。従って、波長変換素子において局所的に温度が高い部分が生じることを抑制でき、波長変換素子における第1光から第2光への変換効率が低下することを抑制できる。
また、中空モーターに設けられた中空空間内に、波長変換素子と熱的に接続される接続部材の少なくとも一部が設けられるので、波長変換素子の熱を伝達する経路を中空空間内に設けることができる。従って、中空モーターの外部に波長変換素子の熱を伝達する経路を設ける場合に比べて、波長変換装置を小型化できる。
上記第1態様では、前記第1光を前記波長変換素子に集光する光学素子を備え、前記光学素子の光軸と、前記光学素子に入射する前記第1光の光軸と、前記回転軸とは、前記回転軸に対する直交面において互いに離間し、前記中空モーターは、前記回転軸を中心として前記光学素子を回転させてもよい。
このような構成によれば、光学素子の光軸と、光学素子に入射する第1光の光軸と、中空モーターによる光学素子の回転軸とが離間していることにより、中空モーターによって光学素子が回転すると、光学素子における第1光の入射位置が、光学素子に入射する第1光の光軸に交差する方向において変化する。これによれば、光学素子からの第1光の出射方向を変化させることができるので、波長変換素子における第1光の入射位置を変化させることができる。従って、波長変換素子における第1光から第2光への変換効率が低下することを抑制できる。
上記第1態様では、前記中空モーターは、ローター部と、前記回転軸を中心として前記ローター部を回転させるステーター部と、を有し、前記光学素子は、前記ローター部に支持されていてもよい。
このような構成によれば、中空モーターの回転軸を中心として光学素子を回転させることができる。この他、光学素子の光軸と回転軸とが離間するように、光学素子を配置しやすくすることができる。
上記第1態様では、前記波長変換素子に入射する前記第1光の光軸は、前記回転軸に対する交差面において前記回転軸から離間し、前記中空モーターは、前記回転軸を中心として前記波長変換素子を回転させてもよい。
このような構成によれば、波長変換素子に入射する第1光の光軸が回転軸から離間していることから、中空モーターによって波長変換素子が回転されると、波長変換素子における第1光の入射位置が、回転軸を中心とする周方向に時間とともに連続して変化する。すなわち、波長変換素子における第1光の入射位置は、回転軸を中心として時間的に連続して変化する。従って、上記のように、波長変換素子において局所的に温度が高い部分が生じることを抑制でき、波長変換素子における第1光から第2光への変換効率が低下することを抑制できる。
上記第1態様では、前記接続部材と熱的に接続される放熱部材を備え、前記放熱部材は、前記中空モーターによって前記波長変換素子とともに回転され、前記放熱部材の少なくとも一部は、前記中空モーターの外部に設けられていてもよい。
このような構成によれば、接続部材を介して、波長変換素子の熱を放熱部材に伝達できる。また、放熱部材の少なくとも一部は、中空モーターの外部に設けられているので、中空モーターの外部にて、波長変換素子の熱を放熱できる。更に、放熱部材は、中空モーターによって波長変換素子とともに回転されるので、放熱部材による波長変換素子の熱の放熱を促進できる。従って、波長変換素子を効果的に冷却できる。
上記第1態様では、前記接続部材と熱的に接続される放熱部材と、前記接続部材と前記放熱部材との間に設けられる熱伝達部材と、を備え、前記放熱部材の少なくとも一部は、前記中空モーターの外部に設けられていてもよい。
このような構成によれば、波長変換素子にて生じた熱を、少なくとも一部が中空モーターの外部に設けられた放熱部材に、接続部材及び熱伝達部材を介して伝達できる。従って、中空モーターの外部にて波長変換素子の熱を放熱できるので、波長変換素子を効果的に冷却できる。
上記第1態様では、前記熱伝達部材は、熱伝導性グリスであってもよい。
このような構成によれば、放熱部材が固定されている場合でも、熱伝達部材を介して接続部材から波長変換素子の熱を放熱部材に伝達できる。従って、波長変換素子の熱を放熱部材に効率よく伝達できる。
上記第1態様では、前記放熱部材は、前記接続部材と対向する面に設けられ、前記熱伝達部材を保持する凹部を有していてもよい。
このような構成によれば、接続部材と放熱部材との間に熱伝達部材が保持された状態を維持できる。従って、接続部材と放熱部材との熱的な接続状態を維持できる。
上記第1態様では、前記波長変換素子を支持する基板を備え、前記中空モーターは、ローター部と、前記回転軸を中心として前記ローター部を回転させるステーター部と、を有し、前記基板は、前記ローター部に支持されていてもよい。
このような構成によれば、中空モーターの回転軸を中心として波長変換素子を回転させることができる。
本開示の第2態様に係る光源装置は、上記第1態様に係る波長変換装置と、前記波長変換装置に入射する前記第1光を出射する光源と、を備える。
このような構成によれば、上記第1態様に係る波長変換装置と同様の効果を奏することができ、これにより、光を安定して出射可能な光源装置を構成できる。
本開示の第3態様に係るプロジェクターは、上記第2態様に係る光源装置と、前記光源装置から出射された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備える。
このような構成によれば、上記第2態様に係る光源装置と同様の効果を奏することができ、これにより、安定して光を投射可能なプロジェクターを構成できる。
1…プロジェクター、343(343R,343G,343B)…光変調装置、36…投射光学装置、4A,4B,4C,4D…光源装置、41…光源用筐体、412…背面、421…光源、46…光分離素子、6A,6B,6C,6D…波長変換装置、61…光学素子、61A…入射面、62…波長変換素子、621…波長変換層、622…入射面、623…反射層、63…接続部材、631…支持部、632…接続部、64…放熱部材、641…フィン、65…中空モーター、651…ローター部、652…ステーター部、66…基板、67…接続部材、68…熱伝達部材、69…放熱部材、692A…面、6921…凹部、AT…取付部材、Ls…青色光(第1光)、Rx…回転軸、SP…中空空間、X1,X3…光軸(光学素子の光軸)、X2…光軸(第1光の光軸)、YL…蛍光(第2光)。

Claims (11)

  1. 回転軸及び中空空間が設けられる中空モーターと、
    入射する第1波長帯の第1光を前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2光に変換する波長変換素子と、
    前記波長変換素子と熱的に接続される接続部材と、を備え、
    前記接続部材の少なくとも一部は、前記中空空間内に設けられ、
    前記中空モーターは、前記波長変換素子における前記第1光の入射位置を前記波長変換素子に対して相対的に変化させることを特徴とする波長変換装置。
  2. 請求項1に記載の波長変換装置において、
    前記第1光を前記波長変換素子に集光する光学素子を備え、
    前記光学素子の光軸と、前記光学素子に入射する前記第1光の光軸と、前記回転軸とは、前記回転軸に対する直交面において互いに離間し、
    前記中空モーターは、前記回転軸を中心として前記光学素子を回転させることを特徴とする波長変換装置。
  3. 請求項2に記載の波長変換装置において、
    前記中空モーターは、
    ローター部と、
    前記回転軸を中心として前記ローター部を回転させるステーター部と、を有し、
    前記光学素子は、前記ローター部に支持されていることを特徴とする波長変換装置。
  4. 請求項1に記載の波長変換装置において、
    前記波長変換素子に入射する前記第1光の光軸は、前記回転軸に対する交差面において前記回転軸から離間し、
    前記中空モーターは、前記回転軸を中心として前記波長変換素子を回転させることを特徴とする波長変換装置。
  5. 請求項4に記載の波長変換装置において、
    前記接続部材と熱的に接続される放熱部材を備え、
    前記放熱部材は、前記中空モーターによって前記波長変換素子とともに回転され、
    前記放熱部材の少なくとも一部は、前記中空モーターの外部に設けられることを特徴とする波長変換装置。
  6. 請求項4に記載の波長変換装置において、
    前記接続部材と熱的に接続される放熱部材と、
    前記接続部材と前記放熱部材との間に設けられる熱伝達部材と、を備え、
    前記放熱部材の少なくとも一部は、前記中空モーターの外部に設けられていることを特徴とする波長変換装置。
  7. 請求項6に記載の波長変換装置において、
    前記熱伝達部材は、熱伝導性グリスであることを特徴とする波長変換装置。
  8. 請求項7に記載の波長変換装置において、
    前記放熱部材は、前記接続部材と対向する面に設けられ、前記熱伝達部材を保持する凹部を有することを特徴とする波長変換装置。
  9. 請求項4から請求項8のいずれか一項に記載の波長変換装置において、
    前記波長変換素子を支持する基板を備え、
    前記中空モーターは、
    ローター部と、
    前記回転軸を中心として前記ローター部を回転させるステーター部と、を有し、
    前記基板は、前記ローター部に支持されていることを特徴とする波長変換装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の波長変換装置と、
    前記波長変換装置に入射する前記第1光を出射する光源と、を備えることを特徴とする光源装置。
  11. 請求項10に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、を備えることを特徴とするプロジェクター。
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