JP2022151238A - ワーク処理用シートおよび処理済みワーク製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一実施形態に係るワーク処理用シートは、基材と、当該基材における片面側に積層された粘着剤層とを備える。本実施形態に係るワーク処理用シートにおいては、上記基材における上記粘着剤層とは反対側の面の静摩擦力が、10N以下である。なお、「基材における粘着剤層とは反対側の面」は、拡張工程において突き上げ治具を使用する場合、当該突き上げ治具が接触する面である。また、本実施形態に係るワーク処理用シートにおいては、23℃での引張試験において上記基材を1%引っ張ったときの引張弾性率をE1、23℃での引張試験において上記基材を20%引っ張ったときの引張弾性率をE20としたときに、E20/E1で算出される引張弾性率比が、上記静摩擦力が1~10Nの場合に、0.25以上であり、上記静摩擦力が1N未満の場合に、0.03以上である。上記の引張弾性率比(E20/E1)は、基材のMD方向(基材の製造時の流れ方向)およびCD方向(MD方向に直交する方向)のそれぞれについて満たすことが好ましい。なお、本明細書における静摩擦力は、JIS K7125:1999に準じて測定したものであり、具体的には、後述する試験例に示す方法によって測定したものである。また、本明細書における引張弾性率は、後述する試験例に示す引張試験によって測定したものである。
(1)基材
本実施形態に係るワーク処理用シートの基材を構成する材料は、前述した物性(特に引張試験による物性)を満たすものであれば特に限定されない。当該物性を達成し易いという観点から、本実施形態における基材は、熱可塑性エラストマーを含有するものであることが好ましい。
本実施形態における粘着剤層を構成する粘着剤としては、被着体(ワーク)に対して所望の粘着力を発揮することができる限り、特に限定されない。粘着剤層を構成する粘着剤の例としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ポリビニルエーテル系粘着剤等が挙げられる。これらの中でも、所望の粘着力を発揮し易いという観点から、アクリル系粘着剤を使用することが好ましい。
本実施形態に係るワーク処理用シートでは、粘着剤層における基材とは反対側の面(以下、「粘着面」という場合がある。)をワークに貼付するまでの間、当該面を保護する目的で、当該面に剥離シートが積層されていてもよい。
本実施形態に係るワーク処理用シートでは、粘着剤層における基材とは反対側の面に接着剤層が積層されていてもよい。この場合、本実施形態に係るワーク処理用シートは、例えばダイシング・ダイボンディングシートとして使用することができる。当該シートでは、接着剤層における粘着剤層とは反対側の面にワークを貼付し、当該ワークとともに接着剤層をダイシングすることで、個片化された接着剤層が積層されたチップを得ることができる。当該チップは、この個片化された接着剤層によって、当該チップが搭載される対象に対して容易に固定することが可能となる。上述した接着剤層を構成する材料としては、熱可塑性樹脂と低分子量の熱硬化性接着成分とを含有するものや、Bステージ(半硬化状)の熱硬化型接着成分を含有するもの等を用いることが好ましい。
本実施形態に係るワーク処理用シートの製造方法は特に限定されない。例えば、剥離シート上に粘着剤層を形成した後、当該粘着剤層における剥離シートとは反対側の面に基材の片面を積層することで、ワーク処理用シートを得ることが好ましい。
本実施形態に係るワーク処理用シートは、後述する拡張性評価の試験例で得られる拡張率が、120%以上であることが好ましく、特に121%以上であることが好ましく、さらには122%以上であることが好ましい。本実施形態に係るワーク処理用シートは、前述した物性を有することにより、上記のように大きい拡張率を達成することができる。
本実施形態に係るワーク処理用シートは、当該ワーク処理用シートを拡張した状態で、当該ワーク処理用シート上の複数のワークに対して、所望の処理を施すのに好適に使用することができる。処理後のワークは、拡張した状態のワーク処理用シートまたは拡張状態を解放させた後のワーク処理用シートからピックアップすることができる。
本実施形態に係るワーク処理用シートを使用することにより、処理済みワークを製造することができる。本発明の一実施形態に係る処理済みワーク製造方法は、複数のワークを粘着剤層にて保持した状態でワーク処理用シートを拡張する拡張工程と、当該ワーク処理用シートを拡張した状態で、上記ワークに所望の処理を施す処理工程と、当該ワーク処理用シートを拡張の状態から解放する解放工程と、解放の状態にあるワーク処理用シートの粘着剤層から、上記処理済みのワークをピックアップするピックアップ工程とを備えている。ワーク処理用シートの粘着剤層に複数のワークを保持させるにあたり、複数のワークを当該粘着剤層に転写する転写工程を備えていてもよい。また、ワーク処理用シートの粘着剤層に複数のワークを保持させるにあたり、当該ワーク処理用シートにて個片化前のワークに対してダイシングを行うダイシング工程を備えていてもよい。
(1)粘着性組成物の調製
アクリル酸2-エチルヘキシル(2EHA)80質量部と、アクリル酸2-ヒドロキシエチル(HEA)20質量部とを、溶液重合法により重合させて、(メタ)アクリル酸エステル重合体を得た。この(メタ)アクリル酸エステル重合体の重量平均分子量(Mw)を後述する方法により測定したところ、80万であった。
上記工程(1)で得られた粘着性組成物の塗布液を、ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面がシリコーン系剥離剤により剥離処理された剥離シート(リンテック社製,製品名「SP-PET381031」,厚さ:38μm)の剥離処理面に塗布し、得られた塗膜を100℃で1分間乾燥させた。これにより、剥離シートにおける剥離面上に、厚さ10μmの粘着剤層が形成されてなる積層体を得た。
原料樹脂として、熱可塑性エラストマーであるポリエステル系ポリウレタンエラストマー(硬度(JIS-A):90,密度:1.12g/cm3)を用意した。単層インフレーション製膜装置(トミイ機械工業社製,製品名「IF1000-55S-TWRJ」)の口径50mmの押出機に上記熱可塑性エラストマー(ペレット)を供給し、溶融混練した。そして、温度205℃の単層ダイスに導いて押し出し、厚さ30μmのポリエステル系ポリウレタンエラストマーからなる基材を得た。
上記工程(3)で得られた基材の片面と、上記工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、実施例1のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
<測定条件>
・測定装置:東ソー社製,HLC-8320
・GPCカラム(以下の順に通過):東ソー社製
TSK gel superH-H
TSK gel superHM-H
TSK gel superH2000
・測定溶媒:テトラヒドロフラン
・測定温度:40℃
(1)基材の作製
本実施例では、3層構造の基材を作製した。それにあたり、原料樹脂として、以下の3種類を用意した。
(a)粘着剤層に接する側の層(第1層)
熱可塑性エラストマーとしてのスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン共重合体(SEBS)
(b)中間層(第2層)
熱可塑性エラストマーとしてのスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン共重合体(SEBS)
(c)粘着剤層側とは反対側の層(第3層)
ポリエチレン樹脂
上記工程(1)で得られた基材の第1層側の面と、実施例1の工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、実施例2のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のCD方向について行った。
実施例3のワーク処理用シートは、実施例2のワーク処理用シートと同じものである。ただし、実施例3のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
第2層の厚さを92μm、第3層の厚さを6μmに変更し、滑剤を塗布しない以外、実施例2と同様にして基材、そしてワーク処理用シートを作製した。なお、実施例4のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
滑剤を塗布しない以外、実施例2と同様にして基材、そしてワーク処理用シートを作製した。なお、実施例5のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
(1)基材の作製
原料樹脂として、熱可塑性エラストマーとしてのポリエステル系ポリウレタンエラストマー(硬度(JIS-A):92,密度:1.24g/cm3)、フィラーとして、不定形シリカを用意した。
上記工程(1)で得られた基材の片面と、実施例1の工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、実施例6のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
(1)基材の作製
本実施例では、3層構造の基材を作製した。それにあたり、原料樹脂として、以下の3種類を用意した。なお、本実施例では3種類とも同じ組成とした。
(a)粘着剤層に接する側の層(第1層)
熱可塑性エラストマーとしてのスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン共重合体(SEBS)
(b)中間層(第2層)
熱可塑性エラストマーとしてのスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン共重合体(SEBS)
(c)粘着剤層側とは反対側の層(第3層)
熱可塑性エラストマーとしてのスチレン-エチレン-ブチレン-スチレン共重合体(SEBS)
上記工程(1)で得られた基材の第1層側の面と、実施例1の工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、実施例7のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のCD方向について行った。
(1)基材の作製
原料樹脂として、熱可塑性エラストマーとしてのポリエステル系ポリウレタンエラストマー(硬度(JIS-A):88,密度:1.12g/cm3)を用意した。単層インフレーション製膜装置(トミイ機械工業社製,製品名「IF1000-55S-TWRJ」)の口径100mmの押出機に上記熱可塑性エラストマー(ペレット)を供給し、溶融混練した。そして、温度205℃の単層ダイスに導いて押し出し、厚さ100μmのポリエステル系ポリウレタンエラストマーからなる基材を得た。
上記工程(1)で得られた基材の片面と、実施例1の工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、比較例1のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
巻き取り機における冷却ロールの種類を変更する以外、実施例7と同様にして基材、そしてワーク処理用シートを作製した。なお、比較例2のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のCD方向について行った。
フィラーを配合しない以外、実施例6と同様にして基材、そしてワーク処理用シートを作製した。なお、比較例2のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
比較例4のワーク処理用シートは、比較例2のワーク処理用シートと同じものである。ただし、比較例4のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
(1)基材の作製
原料樹脂として、エチレン・メタクリル酸共重合体(EMAA)(三井・デュポンポリケミカル社製,製品名「ニュクレルN0903HC」)を用意した。このEMAAを小型Tダイ押出機(東洋精機製作所社製,製品名「ラボプラストミル」)によって押出成形し、厚さ100μmのEMAAからなる基材を得た。
上記工程(1)で得られた基材の片面と、実施例1の工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、比較例5のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
(1)基材の作製
原料として、ポリプロピレン(PP;プライムポリマー社製,製品名「プライムポリプロ E100-GPL」(ホモPP))、ポリプロピレン(PP;プライムポリマー社製,製品名「プライムポリプロ E222」(ランダムPP))、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO;三井化学社製,製品名「タフマー PN2070」,PP:PE:Bu=70:15:15)、および帯電防止剤(AS剤;三洋化成社製,製品名「ペレスタット」)を用意した。
上記工程(1)で得られた基材の片面と、実施例1の工程(2)で得られた積層体における粘着剤層側の面とを貼り合わせることで、ワーク処理用シートを得た。なお、比較例6のワーク処理用シートにおいては、後述する引張試験は基材のMD方向について行った。
実施例および比較例で作製した基材における粘着剤層が積層されない側の面の表面粗さ(Ra)を、JIS B601:2001に準拠して、光干渉顕微鏡(Veeco社製,製品名「表面形状測定装置WYKO NT110」)を用いて測定した。このとき、測定条件PSI、倍率50倍とし、測定ポイント5箇所の平均値を表面粗さの値とした。結果を表1に示す。
実施例および比較例で作製した基材を、表面粗さ(Ra)が0.11μmのアルミニウム板上に載置した。このとき、基材における粘着剤層が積層されない側の面がアルミニウム板に接するように載置した。基材上に200gの錘を固定し、当該ワーク処理用シートを引張速度100mm/minで移動させ、静動摩擦測定機(トリニティーラボ社製,製品名「トライボマスターTL201Ts」)を使用し、JIS K7125:1999に準拠して静摩擦力(N)および動摩擦係数を測定・算出した。結果を表1に示す。
実施例および比較例で作製した基材を、幅15mm×長さ150mmに裁断し、これを試験片とした。試験片の延伸可能部が100mmになるように、引張・圧縮試験機(エー・アンド・デイ社製,製品名「テンシロン」)に設置した。そして、23℃の温度下、引張速度200mm/minで引張試験を行い、基材を1%(1mm)引っ張ったときの引張弾性率E1(MPa)、基材を20%(20mm)引っ張ったときの引張弾性率E20(MPa)をそれぞれ算出した。また、それらの結果に基づき、引張弾性率E20を引張弾性率E1で除して、引張弾性率比(E20/E1)を算出した。それぞれの結果を表1に示す。
実施例および比較例で作製したワーク処理用シートを、エキスパンド装置(JCM社製,製品名「SE-100」)の6インチリングフレームに貼付し、ワーク処理用シートの中央部に2cm角の格子を描いた。そして、突き上げ治具である6インチステージを、突き上げ高さ34mm、突き上げ速さ5mm/sで突き上げてワーク処理用シートを拡張した。拡張後の格子の各辺の長さ(辺長)を測定し、以下の式から拡張率(%)を算出した。なお、測定はワーク処理用シートの基材のMD方向およびCD方向のそれぞれについて行い、それらの平均値を拡張率(%)とした。結果を表1に示す。
拡張率(%)={1+(拡張後の辺長-拡張前の辺長)/拡張前の辺長}×100
〇:拡張率が120%以上であった。
×:拡張率が120%未満であった。
Claims (10)
- 基材と、前記基材の片面側に積層された粘着剤層とを備えたワーク処理用シートであって、
前記基材における前記粘着剤層とは反対側の面の静摩擦力が10N以下であり、
23℃での引張試験において前記基材を1%引っ張ったときの引張弾性率をE1、23℃での引張試験において前記基材を20%引っ張ったときの引張弾性率をE20としたときに、E20/E1で算出される引張弾性率比が、
前記静摩擦力が1~10Nの場合に、0.25以上であり、
前記静摩擦力が1N未満の場合に、0.03以上である
ことを特徴とするワーク処理用シート。 - 前記基材における前記粘着剤層とは反対側の面の動摩擦係数が、0.05以上、3.00以下であることを特徴とする請求項1に記載のワーク処理用シート。
- 前記基材における前記粘着剤層とは反対側の面の表面粗さ(Ra)が、0.10μm以上、5.00μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のワーク処理用シート。
- 23℃での引張試験による前記基材の破断伸度が、500%以上、1500%以下であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のワーク処理用シート。
- 前記基材が、熱可塑性エラストマーを含有することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のワーク処理用シート。
- 前記基材が、熱可塑性エラストマーを含有する単層から構成されることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のワーク処理用シート。
- 前記基材が、熱可塑性エラストマーを含有する層を含む複数層から構成されることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のワーク処理用シート。
- 複数のワークを前記粘着剤層にて保持した状態において拡張され、当該拡張の状態から解放された後、前記ワークが前記粘着剤層からピックアップされる用途に使用されることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のワーク処理用シート。
- 請求項1~8のいずれか一項に記載のワーク処理用シートを使用して処理済みワークを製造する方法であって、
複数のワークを前記粘着剤層にて保持した状態で前記ワーク処理用シートを拡張する拡張工程と、
前記ワーク処理用シートを拡張した状態で、前記ワークに所望の処理を施す処理工程と、
前記ワーク処理用シートを前記拡張の状態から解放する解放工程と、
前記解放の状態にある前記ワーク処理用シートの前記粘着剤層から、前記処理済みのワークをピックアップするピックアップ工程と
を備えたことを特徴とする処理済みワーク製造方法。 - 複数のワークを前記ワーク処理用シートの粘着剤層に転写する転写工程を備えたことを特徴とする請求項9に記載の処理済みワーク製造方法。
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