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JP2022075031A - 画像処理装置 - Google Patents

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JP2022075031A
JP2022075031A JP2020185553A JP2020185553A JP2022075031A JP 2022075031 A JP2022075031 A JP 2022075031A JP 2020185553 A JP2020185553 A JP 2020185553A JP 2020185553 A JP2020185553 A JP 2020185553A JP 2022075031 A JP2022075031 A JP 2022075031A
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タピタ・ペドラノ ジャンナ
Tapita Pedorano Janna
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Abstract

【課題】読み取った原稿に記載の文の表記方法をユーザー指定の表記方法に変更することによってユーザーの利便性を向上させる。【解決手段】画像処理装置は、原稿を読み取る読取部と、操作パネルと、制御部と、を備え、操作パネルは、大文字と小文字に関する表記方法を指定する指定操作を受け付け、制御部は、指定操作で指定されたユーザー指定の表記方法を認識し、読取部による原稿の読み取りで得られた読取データに存在する文を対象文として抽出し、対象文をユーザー指定の表記方法で表記した文に変換する変換処理を行い、変換処理で得られた文の出力データを生成する。【選択図】図5

Description

本発明は、原稿を読み取る画像処理装置に関する。
従来、原稿を読み取る画像処理装置が知られている。このような画像処理装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。特許文献1の画像処理装置は、原稿の読み取りで得られた読取データを出力する。具体的には、特許文献1の画像処理装置は、画像形成装置であり、印刷部を備える。そして、原稿の読取データに基づく画像を印刷する。
特開2010-34621号公報
ユーザーによっては、原稿に記載された文の表記方法を別の表記方法に変更し、表記方法を変更した文を印刷したい場合がある。この場合、一般的には、パーソナルコンピューターなどを用いて、所望の表記方法で表記された文を新たに作成しなければならない。仮に、原稿を持って画像処理装置の設置場所に赴いてから、表記方法の変更が必要であることに気が付いた場合、パーソナルコンピューターの設置場所まで戻らなければならず、ユーザーにとっては煩わしく利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、読み取った原稿に記載の文の表記方法をユーザー指定の表記方法に変更することによってユーザーの利便性を向上させることが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一局面による画像処理装置は、原稿を読み取る読取部と、操作パネルと、制御部と、を備える。操作パネルは、大文字と小文字に関する表記方法を指定する指定操作を受け付ける。制御部は、指定操作で指定されたユーザー指定の表記方法を認識し、読取部による原稿の読み取りで得られた読取データに存在する文を対象文として抽出し、対象文をユーザー指定の表記方法で表記した文に変換する変換処理を行い、変換処理で得られた文の出力データを生成する。
本発明の構成では、読み取った原稿に記載の文の表記方法をユーザー指定の表記方法に変更するので、ユーザーの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の概略図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置に搭載された表記方法変換機能で変換可能な表記方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置に搭載された表記方法変換機能に関する設定画面を示す図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う処理(第1処理)の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う処理(第2処理)の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが表示するエラー画面を示す図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが表示する指定受付画面を示す図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが表示する確認画面を示す図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う変換処理(第1表記方法から第2表記方法への変換)について説明するための図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが表示する選択受付画面を示す図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが受け付ける領域選択操作について説明するための図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルが受け付ける領域選択操作について説明するための図である。 本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部が行う変換処理(第3表記方法から第4表記方法への変換)について説明するための図である。
以下に、本発明の一実施形態について、コピー機能など複数種の機能が搭載された画像形成装置(複合機)を例にとって説明する。
<複合機の構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1(「画像処理装置」に相当)は、制御部11を備える。制御部11は、CPUおよびASICなどの処理回路を含む。制御部11は、画像形成装置1を制御する。また、画像形成装置1は、記憶部12を備える。記憶部12は、ROM、RAMおよびHDDなどの記憶デバイスを含む。記憶部12は、制御部11に接続される。制御部11は、記憶部12への情報の書き込みおよび記憶部12からの情報の読み出しを行う。
記憶部12には、文字認識プログラムが記憶される。制御部11は、文字認識プログラムに基づき、OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)処理を行う。
画像形成装置1は、読取部13および印刷部14を備える。制御部11は、読取部13の読取動作を制御する。制御部11は、印刷部14の印刷動作を制御する。読取部13および印刷部14の概略図を図2に示す。
読取部13は、原稿Dを光学的に読み取る。読取部13は、光源131およびイメージセンサー132を備える。光源131は、原稿Dに光(2点鎖線で示す)を照射する。イメージセンサー132は、原稿Dで反射された反射光(2点鎖線で示す)を受光して光電変換する。光源131およびイメージセンサー132は、読取部13の筐体内部に設置される。
読取部13の筐体上面には、コンタクトガラスG1およびG2が取り付けられる。コンタクトガラスG1は、搬送読取モードで使用される。コンタクトガラスG2は、載置読取モードで使用される。
また、読取部13は、原稿搬送ユニット133を備える。原稿搬送ユニット133は、読取部13の筐体に対して回動可能に取り付けられる。原稿搬送ユニット133は、原稿Dを搬送する。
搬送読取モードでは、原稿搬送ユニット133に原稿Dがセットされる。原稿搬送ユニット133は、コンタクトガラスG1に向けて原稿Dを搬送する。読取部13は、コンタクトガラスG1上を通過する原稿Dを読み取る。
また、載置読取モードでは、コンタクトガラスG2に原稿Dがセットされる。読取部13は、コンタクトガラスG2上の原稿Dを読み取る。
印刷部14は、用紙搬送路(図2では、破線矢印で示す)に沿って用紙Pを搬送する。また、印刷部14は、画像を形成する。そして、印刷部14は、搬送中の用紙Pに画像を印刷する。
印刷部14は、給紙ローラー141を備える。給紙ローラー141は、用紙カセットCAに収容された用紙Pに当接し、その状態で回転することにより、用紙カセットCAから用紙搬送路に用紙Pを給紙する。
印刷部14は、感光体ドラム142aおよび転写ローラー142bを含む。感光体ドラム142aは、その周面上にトナー像を担持する。転写ローラー142bは、感光体ドラム142aに圧接し、感光体ドラム142aとの間で転写ニップを形成する。転写ローラー142bは、感光体ドラム142aとともに回転する。感光体ドラム142aおよび転写ローラー142bは、転写ニップに進入した用紙Pを搬送しつつ、用紙Pにトナー像を転写する。
図示しないが、印刷部14は、帯電装置、露光装置および現像装置をさらに備える。帯電装置は、感光体ドラムの周面を帯電させる。露光装置は、感光体ドラムの周面上に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラムの周面上の静電潜像をトナー像に現像する。
印刷部14は、定着ローラー対143を備える。定着ローラー対143は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを含む。加熱ローラーは、ヒーター(図示せず)を内蔵する。加圧ローラーは、加熱ローラーに圧接し、加熱ローラーとの間で定着ニップを形成する。定着ローラー対143は、回転することにより、定着ニップに進入した用紙Pを搬送しつつ、用紙Pに転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。定着ニップを抜けた用紙Pは排出トレイETに排出される。
図1に戻り、画像形成装置1は、操作パネル15を備える。操作パネル15は、タッチスクリーンを含む。タッチスクリーンは、画面を表示する。タッチスクリーンは、ユーザーからタッチ操作を受け付ける。操作パネル15には、スタートボタンなど複数のハードウェアボタンが設けられる。
操作パネル15は、制御部11に接続される。制御部11は、操作パネル15の表示動作を制御する。また、制御部11は、操作パネル15に対して行われた操作を検知する。
画像形成装置1は、通信部16を備える。通信部16は、通信回路を含む。通信部16は、LAN、インターネットおよび公衆電話回線などのネットワークNTに接続される。ネットワークNTには、外部機器100が通信可能に接続される。外部機器100は、パーソナルコンピューター(ユーザー端末)、サーバーおよびFAXなどである。制御部11は、通信部16を用いて、外部機器100と通信する。
<表記方法変換機能の概要>
画像形成装置1には、表記方法変換機能が搭載される。言い換えると、画像形成装置1は、表記方法変換機能に関するジョブ(以下、変換出力ジョブと称する)の実行が可能である。画像形成装置1に変換出力ジョブを実行させることにより、英文の表記方法がユーザー指定の表記方法に変換される。具体的には、変換出力ジョブでは、制御部11は、大文字と小文字に関する表記方法を認識する。そして、制御部11は、ユーザー指定の表記方法で表記された文のデータを出力する。
ここで、表記方法変換機能では、第1表記方法、第2表記方法、第3表記方法、第4表記方法および第5表記方法のいずれかを変換先の表記方法として指定できる。以下に、図3を参照して、第1~第5表記方法について説明する。以下の説明では、同一の英文を例にとる。
図3に示すように、第1表記方法では、英文内の先頭の単語の1文字目が大文字で表記される。第2表記方法では、英文内の全ての文字が大文字で表記される。第3表記方法では、英文内の全ての文字が小文字で表記される。
第4表記方法では、英文内の全ての単語の1文字目が大文字で表記される。第4表記方法では、品詞にかかわらず、英文内の全ての単語の1文字目が大文字となる。
第5表記方法では、英文内の所定条件を満たす全ての単語の1文字目が大文字で表記される。具体的には、第5表記方法では、文の先頭の単語が所定条件を満たす単語となり、当該単語のうち1文字目が大文字で表記され2文字目以降の文字は小文字で表記される。また、文の最後の単語が所定条件を満たす単語となり、当該単語のうち1文字目が大文字で表記され2文字目以降の文字は小文字で表記される。
さらに、第5表記方法では、名詞、代名詞、動詞、副詞、形容詞および従位接続詞の各単語が所定条件を満たす単語となり、当該単語のうち1文字目が大文字で表記され2文字目以降の文字は小文字で表記される。また、5文字以上の等位接続詞および5文字以上の前置詞の各単語が所定条件を満たす単語となり、当該単語のうち1文字目が大文字で表記され2文字目以降の文字は小文字で表記される。
画像形成装置1に変換出力ジョブを実行させることにより、パーソナルコンピューターなどを用いなくても(ユーザーが編集作業を行わなくても)、或る表記方法で表記された文を他の表記方法(ユーザー指定の表記方法)で表記された文に変換できる。
なお、変換出力ジョブでは、原稿Dの読み取りで得られる読取データに存在する文が変換対象となる。すなわち、変換出力ジョブでは、原稿Dに記載の文が変換対象となる。また、変換出力ジョブでは、変換後の文を用紙Pに印刷することができる。変換後の文が添付された電子メールを送信することもできる。
<変換出力ジョブの設定>
変換出力ジョブの実行に際し、操作パネル15は、変換出力ジョブの設定をユーザーから受け付ける。このとき、操作パネル15は、変換出力ジョブの設定画面200を表示する。設定画面200の一例を図4に示す。
設定画面200では、表記方法変換機能(図4では「Letter Case Detection」と表記)の有効無効の受け付けが行われる。たとえば、設定画面200には、表記方法変換機能の有効無効を受け付けるラジオボタンB201およびB202が配される。ラジオボタンB201が選択された場合、制御部11は、表記方法変換機能を有効にする旨を操作パネル15が受け付けたと判断する。一方で、ラジオボタンB202が選択された場合、制御部11は、表記方法変換機能を無効にする旨を操作パネル15が受け付けたと判断する。
また、設定画面200では、変換対象の指定方法の受け付けが行われる。たとえば、設定画面200には、変換対象の指定方法を受け付けるラジオボタンB211およびB212が配される。ラジオボタンB211が選択された場合、制御部11は、全指定を行う旨を操作パネル15が受け付けたと判断する。一方で、ラジオボタンB212が選択された場合、制御部11は、部分指定を行う旨を操作パネル15が受け付けたと判断する。全指定および部分指定については、後で詳細に説明する。
また、設定画面200では、送信先の受け付けが行われる。たとえば、設定画面200には、送信先入力欄AFが配される。操作パネル15は、送信先入力欄AFへのメールアドレスの入力を受け付ける。制御部11は、送信先入力欄AFに入力されたメールアドレスを送信先と認識する。変換出力ジョブでは、送信先入力欄AFに入力されたメールアドレスに対し、変換後の文を添付した電子メールが送信される。
設定画面200には、スタートボタンSBおよびキャンセルボタンCBが配される。スタートボタンSBに対する操作が行われた場合、制御部11は、変換出力ジョブの実行指示を受け付けたと判断し、変換出力ジョブを開始する。一方で、キャンセルボタンCBに対する操作が行われた場合、制御部11は、変換出力ジョブを開始しない。この場合、設定画面200での設定内容がキャンセルされる。また、操作パネル15にホーム画面(図示せず)が表示される。たとえば、操作パネル15に対して所定操作を行うことにより、操作パネル15に設定画面200が表示され、変換出力ジョブの設定および実行が可能となる。
<処理の流れ>
以下、図5および図6を参照し、変換出力ジョブの実行時に制御部11が行うジョブ処理の流れを説明する。
なお、全指定を行う旨を操作パネル15が受け付けた場合、制御部11は、ジョブ処理として第1処理を行う。部分指定を行う旨を操作パネル15が受け付けた場合、制御部11は、ジョブ処理として第2処理を行う。
1.第1処理
まず、図5を参照して、第1処理について説明する。図5に示すフローは、全指定が選択された状態で変換出力ジョブの実行指示を受け付けたときにスタートする。なお、図5に示すフローのスタート時点では、画像形成装置1に読取対象の原稿Dがセットされているとする。また、原稿Dには英文が記載されているとする。
ステップS1において、制御部11は、原稿Dの読み取りを読取部13に行わせる。そして、制御部11は、原稿Dの読み取りで得られた読取データを取得する。読取データを取得すると、制御部11は、読取データに対してOCR処理を行い、読取データに存在する文を認識する。また、制御部11は、辞書データを用いて、文内の各単語の品詞を特定する。辞書データは、記憶部12に予め記憶される。
ステップS2において、制御部11は、読取部13による原稿Dの読み取りで得られた読取データに存在する全ての文を対象文として抽出する。ここで、第1処理は、変換対象の指定方法が全指定である場合に行われる処理である。したがって、第1処理では、読取データに存在する全ての文が対象文として抽出される。
ステップS3において、制御部11は、対象文の表記方法を認識する。すなわち、制御部11は、対象文の表記方法が第1~第5表記方法のいずれであるかを認識する。なお、複数の対象文が存在するとき、複数の対象文の各表記方法が同じ場合もあれば異なる場合もある。たとえば、第1表記方法で表記された文と第2表記方法で表記された文とが混在する場合には、制御部11により認識される表記方法は2つ(第1表記方法と第2表記方法)となる。複数の対象文の各表記方法が同じである場合には、制御部11により認識される表記方法は1つだけとなる。対象文が1つである場合にも、制御部11により認識される表記方法は1つだけとなる。
そして、ステップS3において、制御部11は、表記方法が異なる複数の文を対象文として抽出したか否かを判断する。言い換えると、制御部11は、複数の対象文を抽出したか否かを判断する。そして、複数の対象文を抽出した場合、制御部11は、複数の対象文の各表記方法が異なるか否かを判断する。
ステップS3において、表記方法が異なる複数の文を対象文として抽出したと制御部11が判断した場合(ステップS3のYes)、ステップS4に移行する。ステップS4に移行した場合、制御部11は、変換出力ジョブを停止する。そして、制御部11は、図7に示すようなエラー画面210を操作パネル15に表示させる。
エラー画面210には、表記方法(図7では「type of letter casing」と表記)が複数検出された旨のエラーメッセージが配される。また、エラー画面210には、部分指定(図7では「specific text in document」と表記)を選択するよう促すエラーメッセージが配される。
図5に戻り、ステップS3において、対象文が1つだけであると制御部11が判断した場合(ステップS3のNo)、ステップS5に移行する。また、複数の対象文の各表記方法が同じであると制御部11が判断した場合(ステップS3のNo)、ステップS5に移行する。
ステップS5において、制御部11は、表記方法を指定する指定操作の受け付けを操作パネル15に行わせる。そして、制御部11は、指定操作で指定されたユーザー指定の表記方法を認識する。
操作パネル15は、図8に示すような指定受付画面220を表示し、表記方法の指定をユーザーから受け付ける。指定受付画面220では、表記方法の指定受付がプルダウン方式で行われる。
具体的には、入力欄IFをタッチすると、プルダウンメニューPMが表示される(図8上図参照)。プルダウンメニューPMには、第1~第5表記方法が指定候補としてリストアップされる。なお、図8において、「Sentence Case」は第1表記方法に相当し、「Upper Case」は第2表記方法に相当し、「Lower Case」は第3表記方法に相当し、「Capitalized Case」は第4表記方法に相当し、「Title Case」は第5表記方法に相当する。
操作パネル15は、プルダウンメニューPMから選択された表記方法を入力欄IFに表示する(図8下図参照)。プルダウンメニューPMから第2表記方法(「Upper Case」)が選択された場合、図8下図に示す状態となる。
プルダウンメニューPMから表記方法が選択された後、操作パネル15は、次へボタンB21に対する操作を受け付ける。制御部11は、次へボタンB21に対する操作を検知したとき、その時点で入力欄IFに入力されている表記方法をユーザーが指定したと判断する。言い換えると、このとき、制御部11は、操作パネル15が指定操作を受け付けたと判断する。そして、制御部11は、入力欄IFに入力されている表記方法をユーザー指定の表記方法と認識する。なお、指定受付画面220には、変換出力ジョブのキャンセルを受け付けるキャンセルボタンB22が配される。
図5に戻り、表記方法の指定を受け付けた後、ステップS6に移行する。ステップS6において、制御部11は、対象文の表記方法がユーザー指定の表記方法と同じであるか否かを判断する。対象文の表記方法がユーザー指定の表記方法と同じと制御部11が判断した場合(ステップS6のYes)、ステップS5に移行する。この場合、図示しないが、制御部11は、対象文の表記方法とは異なる表記方法を指定するよう促すエラーメッセージを操作パネル15に表示させる。
ステップS6において、対象文の表記方法がユーザー指定の表記方法と異なると制御部11が判断した場合(ステップS6のNo)、ステップS7に移行する。ステップ7に移行した場合、制御部11は、対象文の変換処理を行う。具体的には、制御部11は、対象文をユーザー指定の表記方法で表記した文に変換する。そして、制御部11は、変換処理で得られた変換後の文の出力データを生成する。
ステップS8において、制御部11は、出力データに基づき、変換後の文のプレビュー画像PG(図9参照)を生成する。そして、制御部11は、プレビュー画像PGを操作パネル15に表示させる。操作パネル15は、図9に示すように、プレビュー画像PGを配した確認画面230を表示する。図9では、プレビュー画像PGをハッチングで示す。
確認画面230には、ページ切替ボタンB30が配される。出力データのページ数が複数ページである場合には、複数ページ分のプレビュー画像PG生成される。この場合、ページ切替ボタンB30を操作することにより、現在表示中のプレビュー画像PGとは別ページのプレビュー画像PGを操作パネル15に表示させることができる。
確認画面230には、出力ボタンB31、保存ボタンB32および戻るボタンB33が配される。保存ボタンB32に対する操作を検知した場合、制御部11は、出力データを記憶部12に保存する。戻るボタンB33に対する操作を検知した場合、制御部11は、再度、操作パネル15に指定受付画面220を表示させる。すなわち、ステップS5に移行する。出力ボタンB31に対する操作を検知した場合、制御部11は、出力データの出力指示を受け付けたと判断する。この場合には、ステップS9に移行する。
図5に戻り、ステップS9において、制御部11は、出力データに基づく画像の印刷を印刷部14に行わせる。これにより、変換後の文が印刷された用紙Pが画像形成装置1から出力される。
また、制御部11は、通信部16を用いて、設定画面200(図4参照)で設定された送信先に対し、出力データを送信する。たとえば、制御部11は、当該送信先に対し、変換後の文が添付された電子メールを送信する。
なお、出力データに基づく画像の印刷だけが行われてもよい。また、出力データの送信だけが行われてもよい。
たとえば、ユーザー指定の表記方法が第2表記方法であるとする。また、図10上図に示す原稿D1の読み取りが行われたとする。ここで、原稿D1の文T1の表記方法は第1表記方法である。一方で、ユーザー指定の表記方法は第2表記方法であり、文T1の表記方法とは異なる。これにより、第1表記方法から第2表記方法への変換処理が行われる。
変換処理では、図10下図に示すように、文T1が文T11に変換される。すなわち、第1表記方法から第2表記方法に変換される。これにより、第2表記方法で表記された文T11が用紙Pに印刷される。
2.第2処理
次に、図6を参照して、第2処理について説明する。図6に示すフローは、部分指定が選択された状態で変換出力ジョブの実行指示を受け付けたときにスタートする。なお、図6に示すフローのスタート時点では、画像形成装置1に読取対象の原稿Dがセットされているとする。また、原稿Dには英文が記載されているとする。
ステップS11において、制御部11は、原稿Dの読み取りを読取部13に行わせる。そして、制御部11は、原稿Dの読み取りで得られた読取データを取得する。読取データを取得すると、制御部11は、読取データに対してOCR処理を行い、読取データに存在する文を認識する。また、制御部11は、辞書データを用いて、文内の各単語の品詞を特定する。ここまでは、第1処理と同じである。
ステップS12において、制御部11は、変換処理の対象領域TA(図12および図13参照)を選択する領域選択操作の受け付けを操作パネル15に行わせる。このとき、制御部11は、読取部13による原稿Dの読み取りで得られた読取データに基づき、読取部13が読み取った原稿Dのプレビュー画像P0(図11参照)を生成する。
操作パネル15は、図11に示すような選択受付画面240を表示し、領域選択操作をユーザーから受け付ける。選択受付画面240には、プレビュー画像P0が配される。図11では、プレビュー画像P0をハッチングで示す。なお、選択受付画面240は、対象文の選択を受け付ける画面である。すなわち、領域選択操作は、対象文を選択する操作である。
操作パネル15は、プレビュー画像P0のうち文の表示領域をタッチする操作(なぞる操作)を領域選択操作として受け付ける。制御部11は、プレビュー画像P0のうちタッチされた領域(なぞられた領域)が領域選択操作で選択されたと認識する。すなわち、制御部11は、プレビュー画像P0のうちタッチされた領域(なぞられた領域)を対象領域TAと認識する。
ここで、制御部11は、操作パネル15による対象領域TA(対象文)の選択の受け付けを文の固まり単位で行わせる。なお、対象領域TAの選択が文の固まり単位で行われなくてもよい。すなわち、ユーザーが対象領域TAを任意に選択できてもよい。
対象領域TAの選択受付が文の固まり単位で行われる場合、制御部11は、プレビュー画像P0のうち空白行に対応する領域(空白領域)を認識する。また、制御部11は、或る空白領域から次の空白領域までの間の領域を認識する。そして、制御部11は、当該認識した領域を文の固まり領域(複数の文が閾値以上の行間を空けずに固まって存在する領域)と認識する。
以下、図12および図13を参照し、領域選択操作について具体的に説明する。図12および図13では、読取部13が読み取った原稿Dを上図に示し、当該原稿Dのプレビュー画像P0を下図に示す。また、図12および図13では、領域選択操作で選択された対象領域TAをドット柄で示す。
図12に示す例では、文の固まり領域(当該領域を破線で囲む)に存在する一部の文だけが選択されている。したがって、図12に示す例では、領域選択操作が無効と判断される。この場合、図示しないが、たとえば、領域選択操作のやり直しを促すメッセージが表示されてもよい。
図13に示す例では、文の固まり領域(当該領域を破線で囲む)に存在する全ての文が選択されている。したがって、図13に示す例では、領域選択操作が有効と判断される。
図6に戻り、ステップS13において、制御部11は、読取部13による原稿Dの読み取りで得られた読取データのうち、領域選択操作で選択された対象領域TAに存在する文を対象文として抽出する。
対象文の抽出後、ステップS14に移行する。ここで、ステップS14~S20までの各処理は、図5に示すステップS3~S9までの各処理と同じである。このため、ステップS14~S20までの各処理の説明については、図5に示すステップS3~S9までの各処理の説明を援用するものとして省略する。
たとえば、ユーザー指定の表記方法が第4表記方法であるとする。また、図12および図13の各上図に示す原稿D2の読み取りが行われたとする。その後、図14上図に示すように、対象領域TAとして破線で囲まれた領域が選択されたとする。対象領域TAに存在する文T2の表記方法は第3表記方法である。一方で、ユーザー指定の表記方法は第4表記方法であり、文T2の表記方法とは異なる。これにより、第3表記方法から第4表記方法への変換処理が行われる。
変換処理では、図14下図に示すように、文T2が文T21に変換される。すなわち、第3表記方法から第4表記方法に変換される。これにより、第4表記方法で表記された文T21が用紙Pに印刷される。なお、他の文(対象領域TAの領域外の文)の変換処理は行われない。
本実施形態では、上記のように、操作パネル15は、大文字と小文字に関する表記方法を指定する指定操作を受け付ける。制御部11は、指定操作で指定されたユーザー指定の表記方法を認識し、読取部13による原稿Dの読み取りで得られた読取データに存在する文を対象文として抽出し、対象文をユーザー指定の表記方法で表記した文に変換する変換処理を行い、変換処理で得られた文の出力データを生成する。これにより、画像形成装置1での原稿Dの読取後、パーソナルコンピューターなどを用いなくても、原稿Dに記載の文とは表記方法が異なる文(ユーザー指定の表記方法で表記された文)を出力できる。すなわち、原稿Dのコピー出力を意図して画像形成装置1の設置場所に赴いた後、ユーザーはその場で、文の表記方法を変更できる。その結果、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、対象文の抽出前、操作パネル15は、全指定を行うか否かを受け付ける。操作パネル15が全指定を行う旨を受け付けた場合、制御部11は、読取データに存在する全ての文を対象文として抽出する。これにより、全ての文を一括してユーザー指定の表記方法で表記された文に変換できるので、全ての文の表記方法を変更したいユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、対象文の抽出前、操作パネル15は、部分指定を行うか否かを受け付ける。部分指定を行う旨を操作パネル15が受け付けた場合、制御部11は、読取部13が読み取った原稿Dのプレビュー画像P0を操作パネル15に表示させ、プレビュー画像P0から変換処理の対象領域TAを選択する領域選択操作の受け付けを操作パネル15に行わせ、対象領域TAに存在する文を対象文として抽出する。これにより、一部の文だけをユーザー指定の表記方法で表記された文に変換できるので、一部の文の表記方法だけを変更したいユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、制御部11は、操作パネル15による領域選択操作の受け付けを文章の固まり単位で行わせる。これにより、或る段落(文の固まり)中に表記方法が異なる複数の文が混在した状態になるのを抑制できる。
また、本実施形態では、上記のように、対象文の表記方法がユーザー指定の表記方法と同じ場合、制御部11は、操作パネル15にエラーメッセージを表示させる。これにより、対象文の表記方法が既にユーザー指定の表記方法になっている旨をユーザーに認識させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、表記方法が異なる複数の文を対象文として抽出した場合、制御部11は、変換処理を行わず、操作パネル15にエラーメッセージを表示させる。ここで、ユーザーによっては、或る文の表記方法だけを変更し他の文の表記方法はそのまま維持したいにもかかわらず、誤って、それら全ての文の表記方法を変更しようとしている可能性がある。したがって、表記方法が異なる複数の文を対象文として抽出した場合には、変換処理を行わず、操作パネル15にエラーメッセージを表示させるのが好ましい。
また、本実施形態では、上記のように、変換後の文を印刷できる。さらに、変換後の文を添付した電子メールを送信できる。これにより、変換後の文の印刷およびメール送信を行いたいユーザーの利便が向上する。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 画像形成装置(画像処理装置)
11 制御部
13 読取部
14 印刷部
15 操作パネル
16 通信部
D 原稿
P0 プレビュー画像
TA 対象領域

Claims (9)

  1. 原稿を読み取る読取部と、
    操作パネルと、
    制御部と、を備え、
    前記操作パネルは、大文字と小文字に関する表記方法を指定する指定操作を受け付け、
    前記制御部は、
    前記指定操作で指定されたユーザー指定の表記方法を認識し、
    前記読取部による原稿の読み取りで得られた読取データに存在する文を対象文として抽出し、
    前記対象文を前記ユーザー指定の表記方法で表記した文に変換する変換処理を行い、
    前記変換処理で得られた文の出力データを生成することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記対象文の抽出前、前記操作パネルは、全指定を行うか否かを受け付け、
    前記操作パネルが前記全指定を行う旨を受け付けた場合、前記制御部は、前記読取データに存在する全ての文を前記対象文として抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記対象文の抽出前、前記操作パネルは、部分指定を行うか否かを受け付け、
    前記部分指定を行う旨を前記操作パネルが受け付けた場合、前記制御部は、
    前記読取部が読み取った原稿のプレビュー画像を前記操作パネルに表示させ、
    前記プレビュー画像から前記変換処理の対象領域を選択する領域選択操作の受け付けを前記操作パネルに行わせ、
    前記対象領域に存在する文を前記対象文として抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記操作パネルによる前記領域選択操作の受け付けを文の固まり単位で行わせることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記対象文の表記方法が前記ユーザー指定の表記方法と同じ場合、前記制御部は、前記操作パネルにエラーメッセージを表示させることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 表記方法が異なる複数の文を前記対象文として抽出した場合、前記制御部は、前記変換処理を行わず、前記操作パネルにエラーメッセージを表示させることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像を印刷する印刷部を備え、
    前記制御部は、前記出力データに基づく画像の印刷を前記印刷部に行わせることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 外部と通信する通信部を備え、
    前記操作パネルは、送信先を受け付け、
    前記制御部は、前記通信部を用いて、前記送信先に前記出力データを送信することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記指定操作で指定可能な表記方法は、第1表記方法、第2表記方法、第3表記方法、第4表記方法および第5表記方法の少なくとも1つであり、
    前記第1表記方法では、文内の先頭の単語の1文字目が大文字で表記され、
    前記第2表記方法では、文内の全ての文字が大文字で表記され、
    前記第3表記方法では、文内の全ての文字が小文字で表記され、
    前記第4表記方法では、文内の全ての単語の1文字目が大文字で表記され、
    前記第5表記方法では、文内の所定条件を満たす全ての単語の1文字目が大文字で表記されることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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