JP2022052828A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクロールユニットにおける摺動部の潤滑不足を抑制することのできるスクロール型圧縮機を提供する。【解決手段】スクロール型圧縮機10は、吐出室H3に吐出された気体冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータ100と、オイルセパレータ100により分離された潤滑油を貯留する第1潤滑油室H5と、第1潤滑油室H5内の潤滑油を背圧室H6に供給する第1潤滑油供給通路と、第1潤滑油室H5内の潤滑油をスクロールユニット50の外端部近傍に供給する第2潤滑油供給通路とを含む。第2潤滑油供給通路は、第1潤滑油室H5内の潤滑油を第1潤滑油室H5より上側に配置されるとともにオリフィスOL3を介して第1潤滑油室H5に接続された第2潤滑油室H7を通過させる通路として形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用空調装置などに用いられるスクロール型圧縮機に関する。
特許文献1には、この種のスクロール型圧縮機の一例が記載されている。特許文献1に記載のスクロール型圧縮機は、固定スクロール及び旋回スクロールを有するスクロールユニットと、前記スクロールユニットで圧縮された気体冷媒が吐出される吐出室と、前記旋回スクロールを前記固定スクロールに向けて押し付ける背圧を作用させる背圧室と、前記スクロールユニットで圧縮された気体冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータと、オイルセパレータで分離された潤滑油を前記背圧室へと供給する背圧供給通路とを有する。
従来のスクロール型圧縮機においては、主に気体冷媒に含ませた潤滑油によって各摺動部の潤滑が行われているが、スクロール型圧縮機の高性能化や小型化などが進むと、気体冷媒に十分な潤滑油を含ませることできなくなって、特にスクロールユニットにおける摺動部の潤滑が不十分になるおそれがある。
そこで、本発明は、スクロールユニットにおける摺動部の潤滑不足を抑制することのできるスクロール型圧縮機を提供することを目的する。
本発明の一側面によると、スクロール型圧縮機が提供される。このスクロール型圧縮機は、互い対向する固定スクロール及び旋回スクロールを有するスクロールユニットがハウジング内に配置され、前記スクロールユニットにより圧縮された気体冷媒が前記ハウジング内の吐出室に吐出されるように構成されている。また、前記スクロール型圧縮機は、前記吐出室に吐出された気体冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータと、前記オイルセパレータにより分離された潤滑油を貯留する第1潤滑油室と、前記旋回スクロールの背面側に設けられた背圧室と、前記第1潤滑油室内の潤滑油を前記背圧室に供給する第1潤滑油供給通路と、前記第1潤滑油室内の潤滑油を前記スクロールユニットの外端部近傍に供給する第2潤滑油供給通路と、を含む。前記第2潤滑油供給通路は、前記第1潤滑油室内の潤滑油を、前記第1潤滑油室より上側に配置されるとともにオリフィスを介して前記第1潤滑油室に接続された第2潤滑油室を通過させる通路として形成されている。
本発明によれば、スクロールユニットにおける摺動部の潤滑不足を抑制することのできるスクロール型圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスクロール型圧縮機10の概略構成を示す断面図である。実施形態に係るスクロール型圧縮機10は、車両用空調装置などの冷媒回路に組み込まれ、当該冷媒回路から低圧の気体冷媒を受けて圧縮し、高圧化して当該冷媒回路に戻すように構成される。なお、図1における左側がスクロール型圧縮機10における前側、図1における右側がスクロール型圧縮機10における後側、図1における上側がスクロール型圧縮機10における上側、及び、図1における下側がスクロール型圧縮機10における下側である。
スクロール型圧縮機10は、ハウジング20と、回転軸30と、回転軸30を回転させる電動モータ40と、回転軸30によって駆動されて(低圧の)気体冷媒を圧縮するスクロールユニット50と、電動モータ40を駆動制御するインバータ60とを有する。回転軸30、電動モータ40、スクロールユニット50及びインバータ60は、ハウジング20に収容されている。また、スクロールユニット50は、固定スクロール51と、固定スクロール51に対して旋回運転する旋回スクロール52とを含む。
ハウジング20は、フロントハウジング21、カバー部材22、センターハウジング23及びリアハウジング24を含む。そして、これらが図示省略の締結具などによって締結されてスクロール型圧縮機10のハウジング20が構成されている。
フロントハウジング21は、前後に延びる円筒状の周壁部(以下「第1周壁部」という)211と、第1周壁部211の内部を前後に仕切る隔壁部(以下「第1隔壁部」という)212とを有する。第1周壁部211の前端面がフロントハウジング21の前端面を構成し、第1周壁部211の後端面がフロントハウジング21の後端面を構成する。本実施形態において、第1周壁部211の内部(すなわち、フロントハウジング21の内部空間)は、第1隔壁部212によって、インバータ60を収容する前側のインバータ収容空間と、電動モータ40を収容する後側のモータ収容空間とに仕切られている。つまり、電動モータ及びインバータ60は、フロントハウジング21に収容されている。
第1隔壁部212には回転軸30の前端部を支持する支持部213が設けられている。具体的には、本実施形態において、支持部213は、第1隔壁部212の後側の面から前記モータ収容空間内に円筒状に突出して形成され、内部に装着された第1軸受214を介して回転軸30の前端部を回転自在に支持するように構成されている。
フロントハウジング21の前端面にはカバー部材22が接合され、これにより、前記インバータ収容空間が閉塞されている(インバータ収容室が形成される)。フロントハウジング21の後端面にはセンターハウジング23の前端面が接合されている。なお、フロントハウジング21とカバー部材22との間及びフロントハウジング21とセンターハウジング23との間には必要に応じてシール部材が配置され得る。
センターハウジング23は、前後に延びる円筒状の周壁部(以下「第2周壁部」という)231と、第2周壁部231の内部を前後に仕切る隔壁部(以下「第2隔壁部」という)232とを有する。第2周壁部231の前端面がセンターハウジング23の前端面を構成し、第2周壁部231の後端面がセンターハウジング23の後端面を構成する。本実施形態において、第2周壁部231の内部(すなわち、センターハウジング23の内部空間)は、第2隔壁部232によって、フロントハウジング21の前記モータ収容空間に接続する前側の接続空間と、スクロールユニット50を収容する後側のスクロール収容空間とに仕切られている。つまり、スクロールユニット50は、センターハウジング23に収容されている。
第2隔壁部232は、フロントハウジング21(モータ収容空間)側に突出する中空突出部233を有している。中空突出部233は、フロントハウジング21の第1隔壁部212に設けられた支持部213に対向するように、第2隔壁部232の径方向中央に設けられている。中空突出部233の頂部には、中空突出部233の内外を連通し且つ回転軸30の後端側が挿通される挿通孔234が形成されている。また、中空突出部233の内部には、回転軸30の後端側の部位を回転自在に支持する第2軸受235が装着されている。つまり、本実施形態において、回転軸30は、フロントハウジング21側に設けられた第1軸受214とセンターハウジング23側に設けられた第2軸受235とによって回転自在に支持されている。
センターハウジング23の後端面にはリアハウジング24の前端面が接合されている。ここで、本実施形態において、センターハウジング23の後端面、すなわち、第2周壁部231の後端面には、スクロールユニット50を構成する固定スクロール51の固定基板511(後述する)の外縁部を収容する凹部236が形成されている。そして、固定スクロール51は、固定基板511の外縁部がセンターハウジング23とリアハウジング24とに挟持され、これによって、固定スクロール51が固定されているとともに第2周壁部231の後側の開口が固定スクロール51の固定基板511で閉塞されている。なお、センターハウジング23とリアハウジング24との間には必要に応じてシール部材が配置され得る。
リアハウジング24は、有底円筒状に形成されており、前後に延びる円筒状の周壁部(以下「第3周壁部」という)241と、第3周壁部241の後側の開口を閉塞する底壁部242とを有する。そして、リアハウジング24の前端面を構成する第3周壁部241の前端面がセンターハウジング23の後端面である第2周壁部231の後端面に接合され、これによって、第3周壁部241の前側の開口が固定スクロール51の固定基板511で閉塞されている。
電動モータ40は、例えば三相交流モータで構成されており、ステータコアユニット41と、ロータ42とを含む。
ステータコアユニット41は、フロントハウジング21の第1周壁部211の内周面に固定されている。ステータコアユニット41には、図示しない車載バッテリなどからの直流電流がインバータ60によって交流電流に変換されて供給される。
ロータ42は、ステータコアユニット41の径方向内側に所定の隙間を有して配置されている。ロータ42には永久磁石が組み込まれている。ロータ42は、円筒状に形成されており、その中空部に回転軸30が挿通された状態で回転軸30に固定されている。すなわち、ロータ42は、回転軸30と一体化されている。
電動モータ40は、インバータ60からの給電によってステータコアユニット41に磁界が発生すると、ロータ42の前記永久磁石に回転力が作用してロータ42が回転し、これによって、回転軸30を回転させる。
スクロールユニット50は、上述のように、固定スクロール51と、固定スクロール51に対して旋回運転する旋回スクロール52とを含む。
固定スクロール51は、円板状の固定基板511と、固定基板511の一方の面に立設された固定渦巻壁512とを有する。固定渦巻壁512は、固定基板511の前記一方の面上を径方向内側の内端部(巻き初め部)から径方向外側の外端部(巻き終わり部)まで渦巻状(インボリュート曲線状)に延びている。そして、固定スクロール51は、固定基板511の前記一方の面(固定渦巻壁512が立設された面)が前方を向いた状態で固定基板511の外縁部がセンターハウジング23とリアハウジング24とに挟持されて固定されている。
旋回スクロール52は、円板状の旋回基板521と、旋回基板521の一方の面に立設された旋回渦巻壁522とを有する。旋回渦巻壁522は、旋回基板521の前記一方の面上を径方向内側の内端部(巻き初め部)から径方向外側の外端部(巻き終わり部)まで渦巻状(インボリュート曲線状)に沿って延びている。そして、旋回スクロール52は、旋回渦巻壁522が固定スクロール51の固定渦巻壁512に噛み合うように配置されている。すなわち、旋回スクロール52は、センターハウジング23の第2隔壁部232と固定スクロール51との間に、旋回基板521の前記一方の面(旋回渦巻壁522が立設された面)が後方を向いた状態で配置されている。
旋回スクロール52は、回転軸30によってクランク機構70を介して駆動され、固定スクロール51に対して旋回運動するように、換言すれば、固定スクロール51の軸心周りに公転するように構成されている。なお、旋回スクロール52は、図示省略の自転阻止機構によって自転が阻止されている。
スクロールユニット50は、旋回スクロール52が固定スクロール51に対して旋回運動を行うことで低圧の気体冷媒を取り込んで圧縮するように構成されている。なお、旋回スクロール52の旋回基板521とセンターハウジング23の第2隔壁部232との間には円環板状のスラストプレート80が配置されており、第2隔壁部232の後側の面がスラストプレート80を介して旋回スクロール52からのスラスト力を受けるようになっている。
クランク機構70は、回転軸30と旋回スクロール52とを連結するとともに、回転軸30の回転運動を旋回スクロール52の旋回運動に変換するように構成されている。本実施形態において、クランク機構70は、センターハウジング23の第2隔壁部232の中空突出部233の内部に配設されている。クランク機構70は、回転軸30の後端部に立設されたクランクピン71と、クランクピン71に対して偏心状態で取り付けられた偏心ブッシュ72と、旋回スクロール52の旋回基板521の他方の面に突出形成された円筒部73とを含む。偏心ブッシュ72は、図示省略の軸受を介して円筒部73の内周面に回転自在に支持されている。なお、回転軸30の後端部には、旋回スクロール52の旋回運動によって発生する遠心力に対抗するバランサウェイト74が取り付けられている。
本実施形態において、スクロール型圧縮機10は、低圧の気体冷媒が流入する吸入室H1と、低圧の気体冷媒を圧縮する圧縮室H2と、圧縮室H2で圧縮された気体冷媒が吐出される吐出室H3と、圧縮室H2で圧縮された気体冷媒から潤滑油を分離する気液分離室H4と、第1潤滑油室H5と、旋回スクロール52の背面側(旋回基板521の前記他方の面側)に設けられた背圧室H6と、第2潤滑油室H7とを有する。図2は、図1のA-A断面図である。なお、図2には、説明の便宜上、吐出室H3の範囲が二点鎖線で示されている。
吸入室H1は、フロントハウジング21の第1周壁部211、フロントハウジング21の第1隔壁部212、センターハウジング23の第2周壁部231及びセンターハウジング23の第2隔壁部232によって区画形成されている。すなわち、本実施形態においては、フロントハウジング21の前記モータ収容空間とセンターハウジング23の前記接続区間とによって吸入室H1が形成されている。第1周壁部211には、吸入口P1が形成されている。吸入口P1は、図示省略の接続管などを介して前記冷媒回路(の低圧側)に接続されている。このため、吸入室H1には、吸入口P1を介して、前記冷媒回路からの低圧の冷媒が流入する。また、センターハウジング23には、吸入室H1内の低圧の気体冷媒をスクロールユニット50の外端部近傍の空間H8に導くための冷媒通路L1が形成されている。
圧縮室H2は、スクロールユニット50内、すなわち、固定スクロール51と旋回スクロール52との間に形成される。具体的には、スクロールユニット50において、旋回スクロール52が固定スクロール51に対して旋回運動すると、固定基板511、固定渦巻壁512、旋回基板521及び旋回渦巻壁522によって三日月状の密閉空間が径方向外側で形成され、形成された三日月状の密閉空間が容積を徐々に減少させながら径方向内側へと移動する。この固定スクロール51と旋回スクロール52との間に形成される三日月状の密閉空間が圧縮室H2を構成する。スクロールユニット50は、前記三日月状の密閉空間(すなわち、圧縮室H2)の形成時に空間H8から低圧の気体冷媒を取り込むことで低圧の気体冷媒を圧縮するように構成されている。
吐出室H3は、リアハウジング24の第3周壁部241と、リアハウジング24の底壁部242と、固定スクロール51の固定基板511とによって形成されている。つまり、リアハウジング24の第3周壁部241の内部が吐出室H3を構成している。固定スクロール51の固定基板511の径方向中央には、最も内側に移動した(最も容積が小さくなった)圧縮室H2と吐出室H3とを連通する吐出孔L2が形成されている。このため、吐出室H3には、スクロールユニット50の圧縮室H2で圧縮された気体冷媒が吐出孔L2を介して吐出される。なお、吐出室H3を臨む、固定スクロール51の固定基板511の他方の面には、圧縮室H2から吐出室H3への気体冷媒の流通を許容するが、吐出室H3から圧縮室H2への気体冷媒の流通を規制する、例えばリード弁からなる逆止弁90が取り付けられている。
気液分離室H4は、リアハウジング24に設けられている。具体的には、本実施形態において、気液分離室H4は、リアハウジング24の底壁部242を外周面から内部へと向かって下方に延びる円柱状空間として形成されている。気液分離室H4内には、気体冷媒に含まれる潤滑油を分離するオイルセパレータ100が配置されている。ここでは遠心分離式のオイルセパレータが用いられているが、これに限られるものではなく、他の方式のオイルセパレータが用いられてもよい。気液分離室H4におけるオイルセパレータ100より上部には、吐出口P2が設けられている。吐出口P2は、図示省略の接続管などを介して前記冷媒回路(の高圧側)に接続されている。また、リアハウジング24の底壁部242には、吐出室H3と気液分離室H4とを連通する連通孔L3が形成されている。
このため、吐出室H3内の気体冷媒、すなわち、圧縮室H2で圧縮された気体冷媒(高圧の気体冷媒)は、連通孔L3を介して気液分離室H4に流入し、オイルセパレータ100によって潤滑油が分離され、その後、吐出口P2から前記冷媒回路の高圧側へと導出される。一方、オイルセパレータ100によって高圧の気体冷媒から分離された潤滑油は、重力によって気液分離室H4の下部へと導かれる。
第1潤滑油室H5は、リアハウジング24に設けられている。具体的には、本実施形態において、第1潤滑油室H5は、リアハウジング24の第3周壁部241の前端面に形成された凹部(の開口)が固定スクロール51の固定基板511によって閉塞されて形成されている。つまり、第1潤滑油室H5は、固定スクロール51とリアハウジング24とによって形成されている。第1潤滑油室H5は、吐出室H3より下側に形成されている。また、リアハウジング24には、気液分離室H4の下部と第1潤滑油室H5とを接続する接続通路L4が形成されている。
このため、気液分離室H4において、オイルセパレータ100によって高圧の気体冷媒から分離された潤滑油(気液分離室H4の下部に一時的に貯留された潤滑油を含む)は、接続通路L4を介して第1潤滑油室H5に流れて第1潤滑油室H5に貯留される。
背圧室H6は、旋回スクロール52の旋回基板521とセンターハウジング23の第2隔壁部232との間に形成されている。本実施形態において、背圧室H6は、第2隔壁部232の中空突出部233の内部空間を含む。センターハウジング23及び固定スクロール51の固定基板511には、背圧室H6と第1潤滑油室H5とを接続する潤滑油通路L5が形成されている。潤滑油通路L5の途中には、第1オリフィス(第1絞り部)OL1が配置されている。
また、背圧室H6は、放圧通路L6を介して吸入室H1に連通している。本実施形態において、放圧通路L6は、回転軸30を軸方向に貫通するとともに第1軸受214を通過する通路として形成されている。放圧通路L6の途中、例えば回転軸30の前端部には、第2オリフィス(第2絞り部)OL2が配置されている。
第2潤滑油室H7は、第1潤滑油室H5と同様に、リアハウジング24に設けられている。具体的には、本実施形態において、第2潤滑油室H7は、リアハウジング24の第3周壁部241の前端面に形成された凹部(の開口)が固定スクロール51の固定基板511によって閉塞されて形成されている。つまり、第1潤滑油室H5と同様に、第2潤滑油室H7は、固定スクロール51とリアハウジング24とによって形成されている。また、第2潤滑油室H7は、第1潤滑油室H5より上側に配置されるとともに、吐出室H3を囲繞するように吐出室H3の径方向外側に形成されている(図2参照)。
第2潤滑油室H7は、第3オリフィス(第3絞り部)OL3を介して第1潤滑油室H5に接続されている。本実施形態において、第3オリフィスOL3は、リアハウジング24の第3周壁部241の前端面に形成された溝、具体的には、第1潤滑油室H5の周方向の端部と第2潤滑油室H7の周方向の端部とを接続する幅狭及び/又は浅底の溝が、固定スクロール51の固定基板511によって閉塞されることで形成されている。つまり、第1潤滑油室H5及び第2潤滑油室H7と同様に、第3オリフィスOL3は、固定スクロール51とリアハウジング24とによって形成されている。また、第1潤滑油室H5と第2潤滑油室H7とは、第3オリフィスOL3を介して周方向に直列に接続されている。
さらに、固定スクロール51の固定基板511には、潤滑油をスクロールユニット50の外端部近傍の空間H8、さらに言えば、旋回スクロール52の旋回渦巻壁522の外端部(巻き終わり部)近傍に戻すための潤滑油戻し孔L7が形成されている。本実施形態において、潤滑油戻し孔L7は、吐出孔L2よりも上側に設けられている。また、潤滑油戻し孔L7は、一端部が固定基板511の前記他方の面に開口して第2潤滑油室H7に連通し、他端部が固定基板511の前記一方の面における、旋回スクロール52の旋回渦巻壁522の巻き終わり部に対応する部位に開口している。
次に、図1及び図3を参照してスクロール型圧縮機10における気体冷媒及び潤滑油の流れを説明する。図3は、スクロール型圧縮機10における気体冷媒及び潤滑油の流れを説明するためのブロック図である。なお、図1においては、潤滑油が混合される前又は潤滑油が分離された後の気体冷媒の流れが斜線付き矢印で示され、潤滑油を含む気体冷媒の流れが黒塗り矢印で示され、気体冷媒から分離された潤滑油の流れが白抜き矢印で示されている。
図1及び図3に示されるように、前記冷媒回路からの低圧の気体冷媒は、吸入口P1を介して吸入室H1に流入し、その後、冷媒通路L1を介してスクロールユニット50の外端部近傍の空間H8に導かれる。空間H8に導かれた低圧の気体冷媒は、旋回スクロール52の旋回運動に伴って、スクロールユニット50の圧縮室H2に取り込まれて圧縮される。圧縮室H2で圧縮された気体冷媒(高圧の気体冷媒)は、吐出孔L2(及び逆止弁90)を介して吐出室H3に吐出され、その後、連通孔L3を介して気液分離室H4に流入する。気液分離室H4に流入した気体冷媒は、オイルセパレータ100によって、そこに含まれた潤滑油が分離される。そして、オイルセパレータ100によって潤滑油が分離された気体冷媒は、吐出口P2から前記冷媒回路へと導出される。一方、オイルセパレータ100によって気体冷媒から分離された潤滑油は、気液分離室H4の下部から接続通路L4を流れて第1潤滑油室H5に貯留される。
第1潤滑油室H5は、接続通路L4、気液分離室H4及び連通孔L3を介して吐出室H3に連通している。また、第1潤滑油室H5は、潤滑油通路L5を介して背圧室H6に連通しており、背圧室H6は、放圧通路L6を介して吸入室H1に連通している。
このため、第1潤滑油室H5に貯留された潤滑油(の一部)は、潤滑油通路L5を通過して背圧室H6に供給される。したがって、本実施形態においては、潤滑油通路L5が本発明の「第1潤滑油供給通路」を構成する。ここで、潤滑油通路L5の途中には第1オリフィスOL1が配置されている。このため、第1潤滑油室H5に貯留された潤滑油は、その圧力が吐出室H3の圧力Pdから減圧されて背圧室H6に供給される。また、放圧通路L6の途中には第2オリフィスOL2が配置されている。このため、背圧室H6から吸入室H1へ向かう潤滑油(及び/又は気体冷媒)の流量が制限される。この結果、背圧室H6の圧力が吸入室H1の圧力Psと吐出室H3の圧力Pdとの間の中間圧力(背圧)Pmに保持され、この中間圧力(背圧)Pmによって旋回スクロール52が固定スクロール51に向かって押し付けられる。つまり、背圧室H6は、固定スクロール51に向かって押し付ける背圧Pmを旋回スクロール52に作用させる。
また、第1潤滑油室H5は、第3オリフィスOL3、第2潤滑油室H7及び潤滑油戻し孔L7を介してスクロールユニット50の外端部近傍の空間H8に連通している。この空間H8の圧力は、吸入室H1の圧力Psと同じである。
このため、第1潤滑油室H5に貯留された潤滑油(の一部)は、第3オリフィスOL3、第2潤滑油室H7及び潤滑油戻し孔L7を通過してスクロールユニット50の外側部近傍に供給される。したがって、本実施形態においては、第3オリフィスOL3、第2潤滑油室H7及び潤滑油戻し孔L7によって形成される通路が本発明の「第2潤滑油供給通路」を構成する。第1潤滑油室H5に貯留された潤滑油は、第3オリフィスOL3(及び第2潤滑油室H7)を通過することで減圧されてスクロールユニット50の外側部近傍に供給される。また、第1潤滑油室H5に貯留された潤滑油は、その一部が第2潤滑油室H7に貯留されるが、第2潤滑油室H7に貯留された潤滑油もスクロールユニット50の外側部近傍に供給される。
以上のように、実施形態に係るスクロール型圧縮機10は、オイルセパレータ100により気体冷媒から分離された潤滑油を第1潤滑油室H5に貯留し、第1潤滑油室H5内の潤滑油(の一部)を、第1潤滑油室H5より上側に配置されるとともに第3オリフィスOL3を介して第1潤滑油室H5に接続された第2潤滑油室H7と、固定スクロール51の固定基板511に形成された潤滑油戻し孔L7とを通過させてスクロールユニット50の外端部近傍に供給するように構成されている。つまり、スクロール型圧縮機10は、第1潤滑油室H5内の潤滑油を減圧しつつ上方に導いてスクロールユニット50の外端部近傍に供給するように構成されている。このため、スクロールユニット50が取り込む気体冷媒に適量の潤滑油を安定して含ませることができ、スクロールユニットにおける摺動部の潤滑不足が抑制される。
特に、潤滑油戻し孔L7は、一端部が固定基板511の前記他方の面に開口して第2潤滑油室H7に連通するとともに、他端部が固定基板511の前記一方の面における、旋回スクロール52の旋回渦巻壁522の巻き終わり部に対応する部位に開口している。このため、潤滑油を圧縮室H2が形成されるところに供給してスクロールユニット50が取り込む気体冷媒に潤滑油を確実に含ませることが可能となり、スクロールユニットにおける摺動部の潤滑不足がより効果的に抑制される。
また、第2潤滑油室H7は、吐出室H3を囲繞するように吐出室H3の径方向外側に形成され、第1潤滑油室H5と第2潤滑油室H7とは、第3オリフィスOL3を介して周方向に直列に接続されている。さらに、第1潤滑油室H5、第2潤滑油室H7及び第3オリフィスOL3は、固定スクロール51(の固定基板511)とリアハウジング24とによって形成されている。このため、スクロール型圧縮機10の大型化や部品点数の増加を伴うことなく、第1潤滑油室H5内の潤滑油の一部を減圧してスクロールユニット50の外側部近傍に供給する機能、さらに言えば、第1潤滑油室H5内の潤滑油の一部を減圧して旋回スクロール52の旋回渦巻壁522の巻き終わり部に供給する機能が実現され得る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて変形及び変更が可能であることはもちろんである。
10…スクロール型圧縮機、20…ハウジング、21…フロントハウジング、23…センターハウジング、24…リアハウジング(ハウジング部材)、50…スクロールユニット、51…固定スクロール、52…旋回スクロール、100…オイルセパレータ、511…固定基板、512…固定渦巻壁、521…旋回基板、522…旋回渦巻壁、H1…吸入室、H2…圧縮室、H3…吐出室、H4…気液分離室、H5…第1潤滑油室、H6…背圧室、H7…第2潤滑油室、L1…冷媒通路、L2…吐出孔、L3…連通孔、L4…接続通路、L5…潤滑油通路(第1潤滑油供給通路)、L6…放圧通路、L7…潤滑油戻し孔、OL1~3…オリフィス
Claims (7)
- 互い対向する固定スクロール及び旋回スクロールを有するスクロールユニットがハウジング内に配置され、前記スクロールユニットにより圧縮された気体冷媒が前記ハウジング内の吐出室に吐出されるように構成されたスクロール型圧縮機であって、
前記吐出室に吐出された気体冷媒から潤滑油を分離するオイルセパレータと、
前記オイルセパレータにより分離された潤滑油を貯留する第1潤滑油室と、
前記旋回スクロールの背面側に設けられた背圧室と、
前記第1潤滑油室内の潤滑油を前記背圧室に供給する第1潤滑油供給通路と、
前記第1潤滑油室内の潤滑油を前記スクロールユニットの外端部近傍に供給する第2潤滑油供給通路と、
を含み、
前記第2潤滑油供給通路は、前記第1潤滑油室内の潤滑油を、前記第1潤滑油室より上側に配置されるとともにオリフィスを介して前記第1潤滑油室に接続された第2潤滑油室を通過させる通路として形成されている、
スクロール型圧縮機。 - 前記第2潤滑油供給通路は、前記第2潤滑油室を通過した潤滑油又は前記第2潤滑油室に貯留された潤滑油を、前記固定スクロールに形成された潤滑油戻し孔を通過させる通路として形成されている、請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記潤滑油戻し孔は、前記スクロールユニットにより圧縮された気体冷媒が前記吐出室に吐出される吐出孔より上側に設けられている、請求項2に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記固定スクロールは、固定基板と前記固定基板の一方の面に立設された固定渦巻壁とを有し、前記旋回スクロールは、旋回基板と前記旋回基板の一方の面に立設された旋回渦巻壁とを有し、前記固定スクロールと前記旋回スクロールとは、前記固定渦巻壁と前記旋回渦巻壁とが噛み合うように配置されており、
前記潤滑油戻し孔の一端部は前記固定基板の他方の面に開口して前記第2潤滑油室に連通し、前記潤滑油戻し孔の他端部は前記固定基板の前記一方の面における前記旋回渦巻壁の巻き終わり部に対応する部位に開口している、
請求項2又は3に記載のスクロール型圧縮機。 - 前記第2潤滑油室は、前記吐出室を囲繞するように前記吐出室の径方向外側に形成されている、請求項1~4のいずれか一つに記載のスクロール型圧縮機。
- 前記第1潤滑油室と前記第2潤滑油室とは、前記オリフィスを介して周方向に直列に接続されている、請求項5に記載にスクロール型圧縮機。
- 前記第1潤滑油室、前記第2潤滑油室及び前記オリフィスは、前記固定スクロールと前記ハウジングを構成するハウジング部材とによって形成されている、請求項1~6のいずれか一つに記載のスクロール型圧縮機。
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