JP2022018663A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
[画像形成装置の概略構成]
図1は、電子写真方式によるカラー画像形成装置の概略構成の一例を示す図である。以下では、2次転写方式の画像形成装置を例に挙げて説明するが、直接転写方式の画像形成装置の場合にも後述するかぶりトナー量の制御方法を適用可能である。なお、図1では、各ローラーの回転方向が矢印で示されている。
次に、本開示における技術的課題について詳細に説明する。図4は、感光体とクリーニングブレードとの間に形成される静止層について説明するための図である。
次に、上記の課題の解決策について説明する。本実施形態では、かぶりトナー量を適切な範囲内に維持するために、現像ローラー14aのバイアス電位Vbと感光体11の表面の帯電電位Vsとの電位差の絶対値、すなわち|Vb-Vs|を、現像器14の稼働状況に応じて変化させる。本開示において、この電位差の絶対値|Vb-Vs|を「かぶりマージン」または「操作量」と称する。具体的には、現像器14の稼働頻度または稼働頻度に関係する量が増加するほど、かぶりマージンを増加させる。現像器14の稼働頻度に関係する量として、現時点までの定められた評価期間内の印刷枚数または評価期間内の現像ローラー14aの積算回転数が挙げられる。本開示において、上記の現像器14の稼働頻度または稼働頻度に関係する量を「評価量」と称する。
図11は、実施の形態1による画像形成装置の制御手順を示すフローチャートである。以下、これまでの説明を総括しながら、画像形成装置の制御手順について説明する。
上記のとおり、実施の形態1の画像形成装置1は、感光体の表面とクリーニングブレードとの間に常に適量の静止層を形成するために、かぶりトナーの生成量が適切な範囲内になるように制御する。具体的に、制御部60は、現時点までの評価期間内の現像器の稼働時間または用紙の印刷枚数が増加するほど、かぶりマージンを増加させる。これにより、かぶりトナー量をほぼ一定に保つことができる。結果として、雨だれと呼ばれる点状の画像ノイズおよびスジ状の画像ノイズの無い良好な画像を形成できる。
現像器の稼働時間以外に、用紙に印刷された画像の平均カバレッジ、画像形成装置の機内湿度、および印刷線速(マシン線速とも称する)も、かぶりトナー量の変化に関係している。実施の形態2の画像形成装置1では、現像器の稼働時間(または印刷枚数)に加えて、これらの画像の平均カバレッジ、機内湿度、印刷線速に基づいてかぶりマージンが制御される。
図15は、実施の形態2の画像形成装置において、図11のステップS130の詳細な手順の一例を示すフローチャートである。以下のステップS400~S430はどの順番に実行してもよいし、並行して実行してもよい。
図16は、日内印刷枚数と平均カバレッジとに応じたかぶりトナー量の制御を説明するための図である。図16(A)は、平均カバレッジが1%の場合と5%の場合とにおいて、かぶりトナー量と日内印刷枚数との関係を示す図である。図16(B)は、平均カバレッジが1%の場合と5%の場合とにおいて、日内印刷枚数に応じた適切なかぶりマージンの設定値を示す図である。図16(A)および図16(B)では、平均カバレッジが1%の場合を実線で示し、平均カバレッジが5%の場合を破線で示している。
図17は、日内印刷枚数と機内湿度とに応じたかぶりトナー量の制御を説明するための図である。図17(A)は、機内湿度が15%の場合と65%の場合とにおいて、かぶりトナー量と日内印刷枚数との関係を示す図である。図17(B)は、機内湿度が15%の場合と65%の場合とにおいて、日内印刷枚数に応じた適切なかぶりマージンの設定値を示す図である。図17(A)および図17(B)では、機内湿度が15%の場合を実線で示し、機内湿度が65%の場合を破線で示している。
図18は、日内印刷枚数とマシン線速とに応じたかぶりトナー量の制御を説明するための図である。図18(A)は、マシン線速が290mm/sの場合と145mm/sの場合とにおいて、かぶりトナー量と日内印刷枚数との関係を示す図である。図18(B)は、マシン線速が290mm/sの場合と145mm/sの場合とにおいて、日内印刷枚数に応じた適切なかぶりマージンの設定値を示す図である。図18(A)および図18(B)では、マシン線速が290mm/sの場合を実線で示し、マシン線速が145mm/sの場合を破線で示している。
上記のとおり、実施の形態2の画像形成装置1では、現像器の稼働頻度(または評価期間内の印刷枚数)に加えて、画像の平均カバレッジ、機内湿度、および印刷線速(マシン線速とも称する)に応じて、かぶりマージンが変更される。これによって、より精度良くかぶりトナー量を適正な範囲内に保つことができるので、感光体の表面とクリーニングブレードとの間に常に適量の静止層を形成できる。結果として、雨だれと呼ばれる点状の画像ノイズおよびスジ状の画像ノイズの無い良好な画像を形成できる。
Claims (10)
- 像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
前記像担持体の表面を露光することによって静電潜像を形成する露光装置と、
トナーおよびキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体を含み、前記現像剤担持体から供給するトナーによって前記像担持体の表面の前記静電潜像を現像する現像器と、
前記像担持体に表面に当接してトナーを除去するクリーニング部材と、
前記現像器の稼働頻度または前記現像器の稼働頻度に関係する量に応じて、予め定められた範囲内の量のかぶりトナーが前記像担持体に供給されるように、前記帯電部材による前記像担持体の表面の帯電電位または前記現像剤担持体のバイアス電位のうちの少なくとも一方を調整する制御部とを備える、画像形成装置。 - 前記現像器の稼働頻度に関係する量は、現時点までの評価期間内の印刷枚数または前記評価期間内の前記現像剤担持体の積算回転数である、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記現像器の稼働頻度または前記現像器の稼働頻度に関係する量である評価量が増加するほど、前記像担持体の帯電電位と前記現像剤担持体のバイアス電位との電位差の絶対値である操作量を増加させる、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記評価量が閾値に達するまでは前記操作量を変更せず、前記評価量が前記閾値を超えると前記操作量を増加させる、請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記画像形成装置によって印刷する画像の平均カバレッジ、前記画像形成装置の機内湿度、または印刷線速のうちの少なくとも1つ応じて、前記閾値および前記操作量を変更する、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記平均カバレッジが減少するほど、前記閾値を減少させ、前記操作量を増加させる、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記機内湿度が減少するほど、前記閾値を減少させ、前記操作量を増加させる、請求項5または6に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記印刷線速が増加するほど、前記閾値を減少させ、前記操作量を増加させる、請求項5~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置の制御方法であって、
前記画像形成装置は、
像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
前記像担持体の表面を露光することによって静電潜像を形成する露光装置と、
トナーおよびキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体を含み、前記現像剤担持体から供給するトナーによって前記像担持体の表面の前記静電潜像を現像する現像器と、
前記像担持体の表面に当接してトナーを除去するクリーニング部材とを備え、
前記制御方法は、
制御部が、前記画像形成装置の経時的な稼働状況を記憶装置に記憶させるステップと、
前記制御部が、前記経時的な稼働状況に基づいて、前記現像器の稼働頻度または前記現像器の稼働頻度に関係する量を評価量として算出するステップと、
前記制御部が、前記評価量に応じて、予め定められた範囲内の量のかぶりトナーが前記像担持体に供給されるように、前記帯電部材による前記像担持体の表面の帯電電位または前記現像剤担持体のバイアス電位のうちの少なくとも一方を調整するステップとを備える、画像形成装置の制御方法。 - 画像形成装置の制御プログラムであって、
前記画像形成装置は、
像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
前記像担持体の表面を露光することによって静電潜像を形成する露光装置と、
トナーおよびキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体を含み、前記現像剤担持体から供給するトナーによって前記像担持体の表面の前記静電潜像を現像する現像器と、
前記像担持体に表面に当接してトナーを除去するクリーニング部材とを備え、
前記制御プログラムは、コンピューターに、
前記画像形成装置の経時的な稼働状況を記憶装置に記憶させるステップと、
前記経時的な稼働状況に基づいて、前記現像器の稼働頻度または前記現像器の稼働頻度に関係する量を評価量として算出するステップと、
前記評価量に応じて、予め定められた範囲内の量のかぶりトナーが前記像担持体に供給されるように、前記帯電部材による前記像担持体の表面の帯電電位または前記現像剤担持体のバイアス電位のうちの少なくとも一方を調整するステップとを実行させる、画像形成装置の制御プログラム。
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JP2020121925A JP7508914B2 (ja) | 2020-07-16 | 2020-07-16 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム |
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