JP2021518783A - 層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートにおいて、オレフィン繊維からなるスパンボンド不織布の基材層、及び天然繊維からなるスパンレース不織布の顔面層で構成されるが、前記天然繊維は、綿繊維、セルロース繊維、竹繊維、パルプ繊維及びこれらの組み合わせからなる群より選択されることを特徴とする層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートに関する。
Description
本発明は、層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート及びその製造方法に関するものであって、より詳しくは、スパンボンド法の合成繊維及び水流交絡による天然繊維の層状構造をもつ不織布マスクパックシート及びその製造方法に関する。
現代社会では、排気ガス、有害な化学物質、オゾン層の破壊などにより紫外線、水質汚染などによる活性酸素が大量に発生しており、このような活性酸素は、人体に浸透して、複数の副作用を引き起こし、特に色素の変化、皮膚の老化などが主な要因として知られている。
また、近来は、屋外でのレジャー活動が増しているが、こうした野外でのレジャー活動の間は、前記のような汚染源が身体の肌に直接さらされ易いため、肌荒れや肌の老化が避けられないのが実情であり、これは屋外でのレジャー活動をより積極的に、快適に楽しみたいという傾向に否定的な影響を及ぼす。
こうした問題を改善すべく顔型のシートからなる美容パッドが多数開発され供給されている。これらの美容パッドは、顔を覆ってパックの内側面に美肌に有益な成分で組成された機能性パック液が肌になじむようにし、肌に保湿効果を与え、小じわを予防および治療を行うことができようにしている。
特にマスクパックは、肌に適用した際、柔軟性と密着感に優れ、且つ使用の際、破れない多層構造からなるものが一般的である。
不織布(non woven fabric)は、布と同様に軽糸と緯糸を用いて織るのではなく、一定の太さと長さを持つ繊維をカーディング(carding)工程を利用して、薄く広く引き出した後、重ね合わせてニードルパンチングまたは水流結合などの物理的手段で結合させたり、ケミカルボンディングによる化学的手段で結合させたフェルト(felt)をいう。
不織布の製造工程による分類として、まず、高圧水流で繊維を交絡させ、機械的に結合する方式のスパンレース、紡糸直結で、主に自己接着で結合させる方式のスパンボンド、バインダーのない超極細繊維で製造されるメルトブロー、特殊針でウェブを交絡結合する方式のニードルパンチ、最後に糸で縫いこんで作られるステッチボンド方式の不織布に分けることができる。メルトブロー方式の不織布は、柔軟性に優れるという長所がある。
不織布は、天然繊維から化学繊維まで、様々な繊維が用いられているが、一般的に用いられているのは、綿、レーヨン、ポリプロピレン、ナイロンなどであり、その他にアクリル、ビニロン、ガラス繊維、パルプ、炭素繊維などが用いられている。
綿やレーヨンは、ニードルパンチ(needle punch)、ケミカルボンド(chemical bond)、スパンレース(spunlace)法などが用いられており、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロンフィラメントは、主にスパンボンド(spun−bond)、ポリエステル、ポリプロピレンステープル(staple)は、ニードルパンチ、ナイロンステープルはケミカルボンド、アクリルはニードルパンチ、ビニロン、ガラス繊維、パルプは主に湿式によるものである。
第1世代のシートマスクとして分類される不織布パックは、レーヨンとポリプロピレンを混紡した不織布にスキン、エッセンスなどの液状を塗布した製品である。しかし、混紡素材が原因で肌に刺激を与えてしまう問題と断層構造による吸収力に限界があった。
それ以後、不織布を綿に変えた第2世代の綿マスクパックが登場した。合成混紡であるレーヨンの代わりに天然繊維として知られた綿を使用して、肌への刺激を最小化したのが特徴であり、吸水性と密着力もまた不織布より改善されたが、単層構造による吸収力の限界と、使用する際、エッセンスが流れ出てしまう問題が依然として指摘された。
韓国登録特許公報第10−0820073号は、多層セルロース構造を利用した不織布及びこれを用いた不織布マスクに関するものであって、セルロースファイバーを中間吸収層とし、両外側面をセルロースシートでラミネートした多層のセルロース構造を利用することにより、高い吸収力と保湿力を持ち、柔軟性により肌との密着感に優れた不織布及び不織布マスクが開示されている。しかし、セルロースの多層構造として密着感と吸収力には優れるという長所があるが、使用する際に破れてしまう問題がある。
本発明は、前記したような問題点を解消すべく想到されたものであって、本発明は、皮膚との密着性及び柔らかな肌触りを持つ不織布マスクパックシートを提供する。
また、本発明は、皮膚との密着性及び柔らかな肌触りを最大化するために、合成繊維及び天然繊維の層状構造を有する不織布マスクパックシートを提供する。
本発明は、層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートにおいて、オレフィン繊維からなるスパンボンド不織布の基材層及び天然繊維からなるスパンレース不織布の顔面層で構成されるが、前記の天然繊維は、綿繊維、セルロース繊維、竹繊維、パルプ繊維及びこれらの組み合わせからなる群より選択されることを特徴とする層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートを提供する。
また、本発明は、前記スパンレース不織布マスクパックシートには、皮膚有効成分が含まれていることに特徴のある層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートを提供する。
また、本発明は、前記基材層のオレフィン繊維の組成物は、ポリプロピレンレンまたはポリエチレン樹脂であるが、前記ポリエチレン樹脂は、高密度ポリエチレン(HDPE)または低密度ポリエチレン(LDPE)または直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)であり、前記スパンボンド不織布基材層は、樹脂は、1種類のオレフィン繊維からなる単一構造または互いに異なる種類のオレフィンからなる複層構造であることに特徴がある層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートを提供する。
また、本発明は、前記基材層にオレフィン繊維の組成物対比ポリオレフィンエラストマー(PolyOlefin Elastomer)0.1〜10重量%を追加することに特徴がある層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートを提供する。
また、本発明は、前記基材層と顔面層との重量比は、10〜90対90〜10であることに特徴がある層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートを提供する。
また、本発明は、層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートの製造方法において、オレフィン樹脂組成物のオレフィン繊維を用いたスパンボンド不織布の基材層を製造する段階と、前記スパンボンド不織布の一面に天然繊維を用いて、スパンレース不織布の顔面層を製造する段階と、乾燥段階を含む層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートの製造方法を提供する。
また、本発明は、前記基材層のオレフィン繊維の組成物は、ポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂であるが、前記ポリエチレン樹脂は、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)のいずれか一つまたは2つ以上が混合され、
前記スパンボンド不織布基材層は、樹脂は、1種類のオレフィン繊維からなる単一の構造または互いに異なる種類のオレフィンからなる複層構造であることに特徴がある層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート製造方法を提供する。
また、本発明は、前記基材層と顔面層との重量比は、10〜90対90〜10であることに特徴がある層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート製造方法を提供する。
本発明の不織布マスクパックシートは、合成繊維不織布を用いており、皮膚との密着性に優れ、さらに天然繊維不織布を追加して、肌に優しい肌触りが発現可能である。
また、本発明は、合成繊維不織布は、化粧料の乾燥防止効果があり、さらに不織布の構造的特性上、通気性に効果がある。
また、本発明は、合成繊維不織布と天然繊維不織布との結合方式において、接着剤を使わない環境にやさしい特徴がある。
以下、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。まず、本発明を説明するにあたって関連する公知の機能あるいは構成についての具体的な説明は、本発明の要旨を曖昧にさせないために省略する。
本明細書にて使用される程度を表す用語「約」、「実質的に」などは、記載された意味に固有の製造及び物質許容誤差が提示された際には、その数値若しくはその数値に近い意味で使用されており、本発明の理解を手助けるために正確又は絶対的な数値が記載された開示内容を、非良心的な侵害者が不当に利用することを防止するために用いられる。
本発明は、層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートに係るものである。より詳しく検討してみると、本発明は、ポリオレフィン繊維からなるスパンボンド不織布の基材層10と天然繊維とからなるスパンレース不織布の顔面層20が積層された構造である。
前記天然繊維は、綿繊維、セルロース繊維、竹繊維、パルプ繊維及びこれらの組み合わせからなる群より選択されることを特徴とし、前記基材層10に顔面層20を接着する方法は、スパンレース工程上、水流交絡によって接着される。
まず、基材層10について検討するに、オレフィン繊維からなるスパンボンド不織布である。前記オレフィン繊維の組成物は、ポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂であるが、前記ポリエチレン樹脂は、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)のうち一つまたは2つ以上が混合され得る。
また、基材層にオレフィン繊維の組成物対比ポリオレフィンエラストマー(PolyOlefin Elastomer)0.1〜10重量%をマスターバッチとして追加することができ、基材層の伸率を増加させることができる。
前記スパンボンド不織布基材層は、樹脂は、1種類のオレフィン繊維からなる単一の構造または互いに異なる種類のオレフィンからなる複層構造であることに特徴がある。
図2は、本発明のマスクパック用基材層10に使用される長繊維の弾性不織布を製造するスパンボンド紡糸設備に係る概念図を示す図である。前記スパンボンド紡糸設備100を利用した不織布工程は、高分子を連続フィラメントに直接紡糸する工程を含み、任意に予熱して積層し、ウェブを形成する工程と、繊維間の結合を増進させ、形を安定化させる結合工程からなることが特徴である。
ポリオレフィン樹脂をスパンボンド機器を利用して、スパンボンド不織布を製造する前に、原料溶融時、ドージング(Dosing)投入部の詰まり問題とエクストルーダー110において水分による加水分解現象を減らすために原料を乾燥させなければならない。除湿乾燥機や真空乾燥機を用いて80℃の温度で3時間結晶化させた後、残留水分を除去するために、110℃で10時間乾燥を行った。
乾燥されたポリオレフィン樹脂をエクストルーダー110で溶融させた後、エミッタ120のフィルタ装置を経て紡糸ノズルを介して連続したフィラメントに紡糸する。紡糸されたフィラメントは冷却チャンバーに移動されると、フィラメントはチャンバーを通過する際、冷却気流がフィラメントを横切って流入して溶融されたフィラメントは固化される。スパンボンド不織布の製造工程において延伸は、典型的な繊維紡糸に用いられるゴデット法とは異なり、高速気流がフィラメントに平行に供給され、個々のフィラメントが延伸されるようになるので、単一工程によってフィラメントの延伸と冷却が行われる。
その後、紡糸されたフィラメント繊維は、コンベアベルト130に集積された後、ニップローラー(Nip roller)140で1次圧着された後、カレンダーローラー150で130℃以上、180℃以下の温度で2次圧着が行われる。前記圧着により不織布の集束性が付与された後、巻取機160に巻かれた長繊維弾性不織布が製造される。
次は、前記ポリオレフィンスパンボンド不織布である基材層10の一面に、天然繊維を水流交絡によって結合させるスパンレース工程を通じて天然繊維の不織ウェブを重ね合わせて不織布を製造する。
前記天然繊維は、綿繊維、セルロース繊維、竹繊維、パルプ繊維及びこれらの組み合わせからなる群から選択されることができる。前記セルロース繊維リヨセル、レイオン、綿及び麻からなる群から選択されることができる。
スパンレース製造工程は、前記基材層10上に天然繊維を供給し、強力なジェット水流を噴射して、前記基材層10上に天然繊維不織布ウェブを重ね合わせながら、同時に基材層10がモールドとなる水流結合された不織布シートが組成される。水流結合法で製造される天然繊維層は、基材層10であるポリオレフィン繊維不織布の選択に応じて不織布に分布される通気孔のサイズを選択することができる。これにより、優れた吸水性とバルキー性を持つ。
したがって、マスクパックとして使用する際、皮膚有効成分を多量含有することができ、長時間肌にしっとりとした状態で付着して使用することができるので、美容パックの効果を高めることができる。前記皮膚有効成分は、当業界に公知されたものを用いてもよく、具体的に例に挙げると、アデノシン、アルブチン、ヒアルロン酸、グリセリン、ブチレングリコール、マリンコラーゲン、スベリヒユエキス、トコフェリルアセテート、ニナトリウムEDTA、エチルヘキサンジオール、ビタミン、ブルガリアローズオイル、ボタンエキス、ブドウ種子油、キャビア、カタツムリ粘液、アロエ、ヘナム産ジャガイモ抽出物、ハチミツ、高麗人参エキス、アサイーエキス、ロバオイル及びカプリル酸グリセルなどを挙げることができるが、、これに限定されるものではない。
前記天然繊維不織布である顔面層20は、厚さが0.01〜2mmに形成されるが、前記の厚さよりも薄い場合、美容エッセンスのような有効成分を十分に含有することが難しく、前記の厚さよりも厚い場合、厚くなりすぎて柔軟性が落ち、肌への密着感が落ちる。
本発明による層状構造の不織布マスクパックシートは、厚さが0.01〜2mmに形成される介在層10及び厚さが0.01〜1mmに形成される顔面層20であることを特徴とする、前記の厚さよりも薄い場合、製造が難しく、前記の厚さよりも厚い場合、厚くなりすぎて肌への密着感が落ちる
また、前記基材層10と顔面層20との重量比は、10〜90対90〜10 であることに特徴がある。基材層10と顔面層20としてそれぞれの特徴を保有するマスクパックシートを維持するためには、少なくとも各層の構成が10重量比以上が必要である。
また、基材層10と顔面層20が結合されたマスクシートの重量は、50〜70gsmが好ましい。70gsm超の場合は、単位面積当たりの重量があまりにも大きくなるので、不織布の密度が大きいことを意味し、構成繊維間の空隙が減少し、水分含有量が低くなりうる。
これに対し、50gsm未満の場合は、不織布の密度が低くなり空隙が大きいという特徴によって、特に基材層10の空隙は、マスクパックシートに含浸された皮膚有効成分中の水分が容易に乾燥しうるからである。
層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート製造方法は、ポリオレフィン樹脂組成物のポリオレフィン繊維を用いたスパンボンド不織布の基材層10を製造する段階と、前記スパンボンド不織布の一面に天然繊維を用いてスパンレース不織布の顔面層20を製造する段階と、乾燥段階とを含む層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートを製造する。スパンレース工程において水流交絡圧力を3〜7kgf/cm2、より好ましくは4〜7kgf/cm2付与し、乾燥温度を100℃の条件で行う。
以下、本発明を実施例によってさらに詳しく説明することにする。ただし、これらの実施例は、本発明の内容を理解するために提示するものに過ぎず、本発明の権利範囲がこれらの実施例に必ずしも限定されるものと解釈されてはならない。
実施例1
図1のような構造を有する通常のスパンボンド紡糸設備100において溶融温度(Tm)182℃、固有粘度(IV)1.53であるLLDPE/HDPE樹脂(5:5重量比)及びポリオレフィンエラストマー(POE)をさらに3%原料投入口110に投入し、紡糸押出機温度230℃でスパンボンド紡糸を行った。
多数の紡糸金口を介して紡糸されたフィラメントをコンベアベルト130上に積層して50g/m2重量の長繊維弾性不織布である基材層10を製造した。
このように製造された基材層10の一面に綿繊維をカーディングして、ウェブで1.0mm積層した後、スパンレース工程で5kgf/cm2水流交絡圧力を付与し、110℃で30分間乾燥を行い、前記基材層10の一面に積層された顔面層20が水流交絡された不織布マスクパックシートを製造した。前記基材層10と顔面層20との重量比は、50対50であり、マスクパックの重量は50gsmである。
実施例2、3
実施例1と同様に基材層10と顔面層20が積層された層間構造のマスクパックで表1のような条件で製造した。
比較例1
綿繊維100%からなるスパンレース不織布である。
比較例2
市中に販売されているポリエステル不織布100%からなる不織布である。
◎伸縮率
−伸縮率の分析方法:不織布を横35cm、縦35cmに切断した後、辺部を枠に固定させ、不織布上に野球ボールを落としてリバウンドされる高さを測定し、伸縮率を分析した。
伸縮率の計算式=(リバウンドの高さ/落下の高さ)× 100
◎皮膚付着性(皮膚密着性)
−リフティングマスクシートを打孔した上、液体化粧品用製剤を基材重量の10倍ほど添加した後、濡れたリフティングマスクパックを5名の顔に載せた後、マスクパックが肌から剥離される時間を測定して平均値を求めて評価した。
◎アンチモンの含有量
−食品医薬品安全処告示第2016−74号により有害物質の分析
前記表1のように、基材層10と顔面層20とからなるマスクパックシートは、破断伸率、特にCD方向の伸率が110%以上で、比較例よりも優れている。これは基材層10であるポリオレフィン樹脂を用いた不織布の特性上、伸率が優れており、顔面に付着する際、密着性に優れたマスクパックの特徴を示す。特に基材層スパンボンド組成物にポリオレフィンエラストマーを3重量%追加した実施例1は、破断伸率MD及びCD値がそれぞれ59.6%と146.1%優れていることが分かる。
その反面、比較例1は、破断伸率がCD方向でも100%以下であり、比較例2も同様である。
皮膚付着性は、実施例40分以上と比較例よりも優れている。これは顔面層20が、天然繊維不織布として皮膚有効成分、すなわち、水分含有量を長時間維持することができる。また、水分を長時間含有できる理由は、基材層10であるポリオレフィン不織布の重量比及び重量(gsm)が表1の通りであり、通気性は維持され、水分が外部に蒸発されることを防ぐことができるだけの不織布の空隙を有するからである。
これに対し、比較例1は、綿繊維のみからなる不織布は、水分の蒸発を遮断することができる基材層10が不在しており、比較例2は、天然繊維不織布である顔面層20がないので、水分自体が低下するしかなく、よって、基材層10のみある不織布は、皮膚付着性が低下する。
以上で説明した本発明は、前述した実施例と添付された図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、多様な置き換え、変形及び変更が可能であるのはもちろん、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者にとって明らかであろう。
10:基材層
20:顔面層
100:スパンボンド紡糸設備
110:投入口
120:エミッタ
130:ネットコンベア
140:ニップローラー(Nip Roller)
150:カレンダーローラー(Calender Roller))
160:巻取機
20:顔面層
100:スパンボンド紡糸設備
110:投入口
120:エミッタ
130:ネットコンベア
140:ニップローラー(Nip Roller)
150:カレンダーローラー(Calender Roller))
160:巻取機
Claims (8)
- 層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートにおいて、
オレフィン繊維からなるスパンボンド不織布の基材層及び天然繊維からなるスパンレース不織布の顔面層で構成されるが、
前記天然繊維は、綿繊維、セルロース繊維、竹繊維、パルプ繊維及びこれらの組み合わせからなる群より選択されることを特徴とする層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート。 - 前記スパンレース不織布マスクパックシートには、皮膚有効成分が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート。
- 前記基材層のオレフィン繊維の組成物は、ポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂であるが、前記ポリエチレン樹脂は、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、線形低密度ポリエチレン(LLDPE)のうちいずれか一つまたは2つ以上が混合され、
前記スパンボンド不織布基材層は、樹脂は、1種類のオレフィン繊維からなる単一構造または互いに異なる種類のオレフィンからなる複層構造であることを特徴とある請求項1に記載の層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート。 - 前記基材層にオレフィン繊維の組成物対比ポリオレフィンエラストマー(PolyOlefin Elastomer)0.1〜10重量%を追加することを特徴とする請求項1に記載の層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート。
- 前記基材層と顔面層との重量比は、10〜90対90〜10であることを特徴とする請求項1に記載の層状構造のスパンレース不織布マスクパックシート。
- 層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートの製造方法において、
オレフィン樹脂組成物のオレフィン繊維を用いたスパンボンド不織布の基材層を製造する段階と、
前記スパンボンド不織布の一面に天然繊維を用いてスパンレース不織布の顔面層を製造する段階と、乾燥段階とを含む層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートの製造方法。 - 前記基材層のオレフィン繊維の組成物は、ポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂であるが、前記ポリエチレン樹脂は、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、線形低密度ポリエチレン(LLDPE)のうちいずれか一つまたは2つ以上が混合され、
前記スパンボンド不織布基材層は、樹脂は1種類のオレフィン繊維からなる単一構造または互いに異なる種類のオレフィンからなる複層構造であることを特徴とする請求項6に記載の層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートの製造方法。 - 前記基材層と顔面層との重量比は、10〜90対90〜10であることを特徴とする請求項6に記載の層状構造のスパンレース不織布マスクパックシートの製造方法。
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