JP2021181865A - 磁気冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁気冷凍材料を用いたAMR方式の磁気冷凍システムにおいて磁気冷凍効率を向上させる磁気冷凍装置を提供すること。
【解決手段】 磁気冷凍材料12が封入された充填管11の外側に送風管13を配置して送風路14を形成し、そこに送風生成器19で生成した空気を、切換弁18a,18bを用いて温冷熱輸送媒体と流れの向きを揃えて送り込む構造とする。そして、その空気を用いて充填管11から放出される温冷熱を回収して熱交換器16a,16bに送ることで、取り出す温冷熱量を増やし、磁気冷凍装置の効率を向上させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 磁気冷凍材料12が封入された充填管11の外側に送風管13を配置して送風路14を形成し、そこに送風生成器19で生成した空気を、切換弁18a,18bを用いて温冷熱輸送媒体と流れの向きを揃えて送り込む構造とする。そして、その空気を用いて充填管11から放出される温冷熱を回収して熱交換器16a,16bに送ることで、取り出す温冷熱量を増やし、磁気冷凍装置の効率を向上させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、磁気熱量効果を有する磁性体を用いた磁気冷凍装置に関する。
現在、日常生活に密接に関係する冷凍技術、例えば、冷蔵庫、冷凍庫、及び、室内空調を行う冷暖房エアコンなどの大半は、冷媒の気化熱を利用した蒸気圧縮膨張サイクルが使用されている。
しかし、この蒸気圧縮膨張サイクルに基づく冷凍技術に関しては、特定フロンガスの排出に伴うオゾン層破壊などの環境破壊が大きな問題となっている。また、その対策として考案された代替フロンガスについても、地球温暖化に対する環境影響が懸念されている。そこで、最近では、CO2又はイソブタンなどの自然冷媒を用いる機器が開発されている。このような背景から、動作ガスの排出に伴う環境破壊の問題が無いクリーンでかつ高効率な冷凍技術の実用化が求められている。
近年、このような環境配慮型でかつ高効率な冷凍技術の一つとして、磁気冷凍への期待が高まっており、室温域での磁気冷凍技術の研究開発が活発化してきている。この磁気冷凍技術は、1881年にワールブルク(Warburg)によって発見された鉄における磁気熱量効果が基本となっている。磁気熱量効果とは、断熱状態で磁性物質に対して外部印加の磁場を変化させると、その磁性物質の温度が変化する現象である。
磁気冷凍では、磁気熱量効果を利用して、以下のように低温を生成している。磁性物質では、磁場印加時の状態と磁場除去時の状態との間で電子磁気スピン系の自由度の相違に起因してエントロピーが変化する。このようなエントロピー変化に伴い、電子磁気スピン系と格子系との間でエントロピーの移動が発生する。磁気冷凍では、大きな電子磁気スピンを持った磁性物質を使用し、磁場印加時と磁場除去時との間で大きなエントロピー変化を得ることで、電子磁気スピン系と格子系との間でエントロピーの授受を行わせて低温を生成する。
磁気冷凍装置は、1900年代前半に磁気熱量効果を有する磁気冷凍作業物質として常磁性体を用いた開発が進められたが、20K以下の極低温領域に適用されるに止まっていた。それに対して、1970年代以降、単位体積当たりの電子磁気スピンが大きな様々な磁性物質が数多く提案され、1974年には米国のブラウン(Brown)が常温で常磁性体から強磁性体への磁気相転移を生じる物質を用いることによって室温域における磁気冷凍を初めて実現した。さらに、1982年に米国のバークレイ(Barclay)は、磁気物質に磁気熱量効果による磁気冷凍作業に加えて、この磁気冷凍作業により生成された冷熱を蓄える蓄熱効果を同時に担わせる冷凍方式を提案し、冷凍サイクル運転を定常状態にすることを可能にした(特許文献1参照)。この磁気冷凍方式はAMR方式(Active Magnetic Refrigeration)と呼ばれ、現在の磁気冷凍装置の基本となっている。
その後、2000年頃には、永久磁石を用いたAMR方式の磁気冷凍デバイスが報告されるなど、永久磁石を用いた室温磁気冷凍技術が活発に行われている。2006年には、永久磁石の配置最適化、熱交換機構の構造改善などによって540Wもの冷凍能力を達成したとの発表もされている(非特許文献1参照)。
中部電力株式会社、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、"室温磁気冷凍システムの開発について"、[online]、平成18年11月7日、中部電力プレスリリースバックナンバー(2006年)、[2019年12月17日検索]、インターネット<URL: https://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/press2006/1107_1.html>
しかしながら、前記従来の磁気冷凍装置において、磁気冷凍作業により生成された熱は蓄積されず磁気冷凍物質近傍から外部に放出されるものがあり、一般の冷蔵庫又はエアコンへの搭載に向けて更なる効率向上が望まれるため、その放出される冷熱の利用が必要である。
本発明は、上記課題を考慮してなされるもので、磁気冷凍効率を向上させる磁気冷凍装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つの態様にかかる磁気冷凍装置は、磁気冷凍材料に対する磁石の接近及び退避移動によって磁場の印加及び除去を繰り返して前記磁気冷凍材料の温度を変化させ、温冷熱輸送媒体と熱のやり取りを行って温冷熱を生成する磁気冷凍装置において、
前記磁気冷凍材料が封入された充填管と、
前記充填管の外面を一定の隙間を設けて覆うように配置された送風管と、
前記充填管と前記送風管との間に形成される前記隙間で形成された送風路に送り込む空気の流れを生成する送風生成器と、
前記送風路に流れる前記空気の風の向きを切り換える切換え機構とを備え、
前記充填管の中の前記温冷熱輸送媒体の流れの向きと前記送風路の中を流れる前記空気の流れの向きとが同じである。
前記磁気冷凍材料が封入された充填管と、
前記充填管の外面を一定の隙間を設けて覆うように配置された送風管と、
前記充填管と前記送風管との間に形成される前記隙間で形成された送風路に送り込む空気の流れを生成する送風生成器と、
前記送風路に流れる前記空気の風の向きを切り換える切換え機構とを備え、
前記充填管の中の前記温冷熱輸送媒体の流れの向きと前記送風路の中を流れる前記空気の流れの向きとが同じである。
以上のような本発明の前記態様にかかる磁気冷凍装置によれば、磁気冷凍材料が封入された充填管の外側の送風路に、送風生成器で生成した空気を温冷熱輸送媒体と流れの向きを揃えて送り込み、その空気を用いて充填管から放出される温冷熱を回収して熱交換器に送るように構成している。このように構成することで、効率良く温熱もしくは冷熱を取り出すことができ、小型化が可能でかつ磁気冷凍効率を向上させることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1から図6を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態1について、図1から図6を用いて説明する。
まず、本発明の実施の形態1の構成について図1から図3を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1における磁気冷凍装置の外観図である。磁気冷凍装置は、充填管11と、送風管13と、送風生成器19と、切換え機構18とを備えている。
送風生成器19は、充填管11と送風管13との間に形成される送風路14に送り込む空気の流れを生成する。
切換え機構18は、送風路14に流れる風の向きを切り換える。
円筒状の充填管11の軸方向の中央部11aには、磁気冷凍材料12が充填されている。充填管11は例えば円筒状の部材であり、その中央部11aには、材料収納部の一例として機能して磁気冷凍材料12が充填されるとともに、充填管11の全体の内部は温冷熱輸送媒体で満たされている。ただし、材料収納部である中央部11aでは、磁気冷凍材料12の隙間が温冷熱輸送媒体で満たされている。
磁気冷凍材料12は、磁気熱量効果を発揮する材料、例えば、希土類金属であるGd(ガドリニウム)とその合金等である。
充填管11内の中央部11aの磁気冷凍材料12を充填管11の外側から覆うように、充填管11の外側に円筒状の送風管13が設置されている。
充填管11内の中央部11aの磁気冷凍材料12を充填管11の外側から覆うように、充填管11の外側に円筒状の送風管13が設置されている。
ここで、送風管13は、充填管11の中央部11aの外面を一定の間隔の円筒状の隙間90を設けて覆うように配置されている。すなわち、充填管11の中央部11aと送風管13との間の隙間90は、円筒状の送風路14として形成されている。
充填管11の軸方向の両端には温冷熱輸送媒体配管15がそれぞれ接続されている。2本の温冷熱輸送媒体配管15のうちの一方(例えば図1の充填管11の左端部)には、第1の熱交換器16aが接続され、他方(例えば図1の充填管11の右端部)には第2の熱交換器16bが接続されて、各々に温冷熱輸送媒体が充填管11から送られる。すなわち、第1の熱交換器16aと充填管11と第2の熱交換器16bとの間でポンプなどの輸送装置95の駆動により温冷熱輸送媒体が移動するようにしている。
第1の熱交換器16a及び第2の熱交換器16bには、磁気冷凍装置外部から風が送られ、第1の熱交換器16a及び第2の熱交換器16b内のそれぞれの温冷熱輸送媒体と風(例えば磁気冷凍装置外部の空気)との間で熱交換する構造になっている。
温冷熱輸送媒体は、磁気冷凍装置の使用環境温度で凝固及び蒸発が起きない液体、例えば、水、アルコール、又は、不凍液などである。
一方、送風管13の軸方向の両端に空気配管17がそれぞれ接続され、切換え機構18の例としての2つの切換弁18を介して送風生成器19が2つの空気配管17で送風管13に接続されている。
温冷熱輸送媒体は、磁気冷凍装置の使用環境温度で凝固及び蒸発が起きない液体、例えば、水、アルコール、又は、不凍液などである。
一方、送風管13の軸方向の両端に空気配管17がそれぞれ接続され、切換え機構18の例としての2つの切換弁18を介して送風生成器19が2つの空気配管17で送風管13に接続されている。
また、2つの切換弁18と第1の熱交換器16aと第2の熱交換器16bとが空気配管17でそれぞれ接続されている。
また、図2Aと図2Bとは本発明の実施の形態1における磁気冷凍装置から充填管11と送風管13と空気配管17とを抜き出した図である。図2Aは送風管13を設置した部分の斜視図、図2Bは送風管13を設置した部分の縦断面図になっている。図2Bに示すように、磁気冷凍材料12の外周を覆うように送風路14が形成され、その両端に空気配管17それぞれが接続されている。
また、図2C及び図2Dに示すように、例えば1対の温度変化用磁石40が、充填管11の中央部11aから退避した第2位置Fから充填管11の中央部11aを挟む第1位置Eに移動するとき、中央部11a内の磁気冷凍材料12は磁気熱量効果によって温度が上昇し、1対の磁石40が第1位置Eから中央部11aから外れた第2位置Fに移動するとき、中央部11a内の磁気冷凍材料12は磁気熱量効果によって温度が低下する。この磁石40の移動は、手動でもよいし、又は、モータの正逆回転によりボールネジが直線的に進退移動する公知の移動装置で実施してもよい。
一方、1対の磁石40の動きに応じて、ポンプなどの輸送装置95を駆動して、充填管11の内部の温冷熱輸送媒体を充填管11の軸方向に進退移動できるようになっている。そのように構成することで、中央部11a内の磁気冷凍材料12によって加熱された温冷熱輸送媒体を、例えば、充填管11の中央部11aから一方の端部を介して第1の熱交換器16aに移動させる一方、中央部11a内の磁気冷凍材料12によって冷却された温冷熱輸送媒体を、充填管11の中央部11aから他方の端部を介して第2の熱交換器16bに移動させて、充填管11の内部の温冷熱輸送媒体を高温と低温とに分けることができ、温熱もしくは冷熱を利用することができるようになる。
また、図3は本発明の実施の形態1における送風生成器19である。図3(a)は図1におけるA−A断面図、図3(b)は図3(a)におけるB−B断面図である。図3(a)において、円筒状のシリンダの一例としての筐体筒31の両端には空気配管17がそれぞれ挿入されており、筐体筒31の内部には例えば円柱体形状の回転子32が収納されている。円筒状の筐体筒31の内壁には、らせん状のガイド溝33が形成され、回転子32の表面には、らせん状のガイド突起34が形成されており、ガイド溝33とガイド突起34とは互いに嵌め合わされて摺動可能となっている。このような構成に限定されずに、筐体筒31の内壁には、らせん状のガイド突起34が形成され、回転子32の表面には、らせん状のガイド溝33が形成されていてもよい。らせん状のガイド突起34とらせん状のガイド溝33との縦断面は、一例として三角形となっている。よって、回転子32が筐体筒31内で軸方向に進退移動しようとすると、らせん状のガイド突起34とらせん状のガイド溝33との嵌め合いにより、回転子32が筐体筒31に対して軸方向回りに強制的に正逆回転させられることになる。
また、回転子32の中央部には、軸直交方向の縦断面が長方形状の棒状の回転子磁石35が軸方向沿いに固定されている。回転子32の一方の端面からは、回転子磁石35が軸方向に突出している。
さらに、筐体筒31の一方の端面の内面と回転子32との間には第1の支持ばね36aが縮んで配置されている。筐体筒31の他方の端面の内面と回転子磁石35との間には第2の支持ばね36bが縮んで配置されて、ばね力が回転子32に常時作用するように構成している。よって、回転子32と回転子磁石35とが一体となって第1の支持ばね36aと第2の支持ばね36bとによって筐体筒31の両端間の中間に支持されている。回転子32は、回転子32が磁化して回転精度が落ちる等、十分な機能を果たせない可能性があるので、非磁性体が好ましい。
また、図4に示すように、送風生成器19の軸方向と直交する方向において、例えば長方形板状の第1の磁石41と例えば長方形板状の第2の磁石42とが送風生成器19を挟んで回転子32と回転子磁石35とに磁場を印加する回転駆動位置Aと、回転駆動位置Aから退避して第1の磁石41と第2の磁石42とが送風生成器19を挟んでおらず回転子32と回転子磁石35とから磁場を除去する退避位置Bとの間で、第1の磁石41と第2の磁石42とが移動するように構成している。この第1の磁石41と第2の磁石42との移動は、手動でもよいし、又は、モータの正逆回転によりボールネジが直線的に進退移動する公知の移動装置で実施してもよい。
詳しくは後述するが、この第1の磁石41と第2の磁石42との進退移動による磁場の印加及び除去により、回転子磁石35が回転子32とともに、磁場印加時には2つのばね力に打ち勝って、軸回りに回転しつつ軸方向に初期位置C(例えば図5(b)参照)と送り出し位置D(例えば図5(a)参照)との間で進退移動させ、空気を送ることができる。
このように構成することで、第1の支持ばね36aのばね力と第2の支持ばね36bのばね力と磁力とによって、回転子32は、軸方向回りに正逆回転をしながら筐体筒31内を軸方向に進退移動可能となる。また、図3(b)に示すように、回転子磁石35は、回転子32の一方の端面に回転子32の軸と回転子磁石35の中心とが一致するように配置されて、以下に説明するように、磁力で回転子磁石35が中心回りに回転するとき、回転子32も軸回りに回転子磁石35と一体的に回転するように構成している。
次に、本発明の実施の形態1の磁気冷凍装置の動作について、図4から図6を用いて説明する。
まず、図4及び図5を用いて、送風生成器19の動作について説明する。
送風生成器19は、磁石41,42の移動によって磁場を印加及び除去することで回転子32を軸方向の初期位置Cから送り出し位置Dまで進ませて空気を送る機構になっている。図4は図3(a)におけるB−B断面図であり、(a)と(b)とは回転子32の送り出し位置Dと初期位置Cとの間での軸回りの正逆回転の動きを示している。図5は図1におけるA−A断面図であり、(a)と(b)とは回転子32の軸方向の送り出し位置Dと初期位置Cとの間での進退の動きを示している。
図4(a)においては、送風生成器19の軸直交方向から送風生成器19を挟むように第1の磁石41と第2の磁石42とが退避位置Bから回転駆動位置Aに移動して位置しており、第1の磁石41の対向面41aの磁極と第2の磁石42の対向面42aの磁極とが反対になっている。このとき、回転子磁石35は、一方の端部35aの磁極と第1の磁石41の対向面41aの磁極とが反対になっている。従って、回転子磁石35の他方の端部35bの磁極と第2の磁石42の対向面42aの磁極とも反対になっている。
このように構成することで、前記移動時に、端部35aが対向面41aに引き付けられるとともに端部35bが対向面42aに引き付けられて、回転子32が軸回りに回転させられつつ軸方向にも進行して、初期位置Cから送り出し位置Dまで移動するとともに、図4(a)に示す回転駆動位置Aの状態になる。例えば、端部35aがS極のとき、端部35bはN極になり、それぞれ、対向面41aがN極でかつ対向面42aがS極となるように、第1の磁石41と第2の磁石42とを配置する。
一方、図4(b)は、第1の磁石41及び第2の磁石42が、送風生成器19から外れた退避位置Bに移動した状態を表している。この退避位置Bでは、回転子磁石35には、第1の磁石41及び第2の磁石42からの磁力がかからないため、磁力による回転子32は軸回りの回転及び軸方向の進行を停止する。すると、第1の支持ばね36aのばね力と第2の支持ばね36bのばね力とが、常時、回転子32に作用しており、磁力が作用しているときには、磁力がばね力に打ち勝っている。しかしながら、磁力が無くなると、これら2つのばね力のみが回転子32に作用し、送り出し位置Dから2つのばね力が釣り合う位置(例えば図5(b)の釣り合い位置(すなわち初期位置)C)まで回転子32が回転しつつ軸方向に後退する。実施の形態1の場合は、一例として、図4(a)と図4(b)との間で90度の回転としているが、180度を超えなければ、第1の磁石41と第2の磁石42とによる磁場の印加及び除去により図4(a)と図4(b)とに示す姿勢がそれぞれ再現できる。
次に、図5(a)は、図4(a)の状態に対応した送風生成器19の図1におけるA−A断面図である。この状態では、前記した磁力により回転子32が軸回りに回転し、ガイド突起34がガイド溝33に沿って滑ることで、回転子32が図5(a)の左方向に初期位置Cから送り出し位置Dまで移動する。それによって、図5(a)の回転子32の左側の第1空間81が狭くなり、空気が圧縮されて、図5(a)に示す矢印83の方向に空気が送り出される。このとき、回転子32が移動した方向にある第1の支持ばね36aは圧縮され、反対方向にある第2の支持ばね36bは伸ばされる。
一方、図5(b)は、図4(b)の状態に対応した送風生成器19の図1におけるA−A断面図である。この状態では、磁力が除去されて回転子32は第1の支持ばね36aのばね力と第2の支持ばね36bのばね力とによって図5(b)の右側に移動し、第1の支持ばね36aのばね力と第2の支持ばね36bのばね力とが釣り合う釣り合い位置Cになる。このとき、回転子32の図5(b)の右側の第2空間82が圧縮されることになり、図5(b)の矢印84の方向に空気が送り出される。
なお、筐体筒31の内壁面、及び、回転子32の表面は、樹脂もしくはフッ素樹脂等で加工されていることが摩擦抵抗低減のため望ましいが、これに限定されるものではない。また、ガイド溝33とガイド突起34との間には、グリス等の潤滑剤が塗布されていることが耐摩耗及び空気漏れ低減のため望ましい。
次に、図4及び図5に示す送風生成器19の動作により送り出された空気の流れと本発明の実施の形態1の効果とについて図6を用いて説明する。図6は本発明の実施の形態1の磁気冷凍装置の外観図であり、矢印Xが空気の流れを、矢印Yが温冷熱輸送媒体の流れを表しており、第1の切換弁18aが空気配管17を介して第1の熱交換器16aに接続され、第2の切換弁18bが空気配管17を介して第2の熱交換器16bに接続されている。図6(a)は、送風生成器19が図4(a)及び図5(a)の状態のときの空気の流れを示している。図6(b)は、送風生成器19が図4(b)及び図5(b)の状態のときの空気の流れを示している。
図6(a)において、送風生成器19から矢印83で空気配管17に送り出された空気は、第1の切換弁18aの切り換えにより空気配管17を介して送風管13に送られ、送風管13の第1の熱交換器16aに近い側の端部から送風路14に送り込まれる。送り込まれた空気は、送風路14を通って、送風管13の第2の熱交換器16bに近い側の端部から出て、第2の切換弁18bの切り換えによって空気配管17を介して第2の熱交換器16bに送られる。これに合わせて、温冷熱輸送媒体は、ポンプ等の輸送装置95により第1の熱交換器16a側から第2の熱交換器16b側に充填管11内を移動する。このとき、温冷熱輸送媒体の移動に合わせて、磁石41,42とは別の温度変化用磁石40によって磁気冷凍材料12に対して磁場の印加及び除去が行われる。実施の形態1では、図6(a)において、印加されていた磁場が除去されているとする。
磁気冷凍材料12は、磁場の除去による磁気熱量効果により温度が低下し、それによって冷やされた温冷熱輸送媒体が充填管11から第2の熱交換器16bに送られ、第2の熱交換器16bにおいて、磁気冷凍装置外部から送られる風と温冷熱輸送媒体との間で熱交換することで冷熱が活用できる。これとともに、空気が送風路14内を温冷熱輸送媒体の流れに合わせて同じ向きに流れることで、磁気冷凍材料12によって冷やされた充填管11の表面から冷熱を吸収して空気の温度が下がり、第2の熱交換器16bに送られ、冷熱の活用量を増やすことができる。
一方、図6(b)において、送風生成器19から矢印84で空気配管17に送り出された空気は、第2の切換弁18bの切り換えにより空気配管17を介して送風管13に送られ、送風管13の第2の熱交換器16bに近い側の端部から送風路14に送り込まれる。送り込まれた空気は、送風路14を通って、送風管13の第1の熱交換器16aに近い側の端部から出て、第1の切換弁18aの切り換えによって空気配管17を介して第1の熱交換器16aに送られる。これに合わせて、温冷熱輸送媒体は、ポンプ等の輸送装置95により第2の熱交換器16b側から第1の熱交換器16a側に充填管11内を移動する。このとき、温冷熱輸送媒体の移動に合わせて、温度変化用磁石40によって磁気冷凍材料12に対して磁場の印加が行われる。図6(b)においては、除去されていた磁場が印加されているとする。
磁気冷凍材料12は、磁場の印加による磁気熱量効果により温度が上昇し、それによって温められた温冷熱輸送媒体が充填管11から第1の熱交換器16aに送られ、第1の熱交換器16aにおいて、磁気冷凍装置外部から送られる風と温冷熱輸送媒体との間で熱交換することで温熱が活用できる。これとともに、空気が送風路14内を温冷熱輸送媒体の流れに合わせて同じ向きに流れることで、磁気冷凍材料12によって温められた充填管11の表面から温熱を吸収して空気の温度が上がり、第1の熱交換器16aに送られ、温熱の活用量を増やすことができる。そして、これらの繰り返しにより図6(a)と図6(b)の状態に交互になるように動作して、温熱と冷熱とが作られる。
前記のように、本発明の実施の形態1によれば、磁気冷凍材料12が封入された充填管11の外側に送風管13を配置して送風路14を形成し、そこに送風生成器19で生成した空気を、切換弁18a,18bを用いて温冷熱輸送媒体と流れの向きを揃えて送り込む構造とする。そして、その空気を用いて充填管11から放出される温冷熱を回収して熱交換器16a,16bに送るように構成している。このように構成することで、従来において充填管11の表面から放出されていた温冷熱を回収することができ、磁気冷凍装置の効率を向上させることができる。
なお、送風生成器19において、ガイド溝33とガイド突起34とによって回転子32の軸回転を並進方向の動きに変換しているため、回転子32を定まった位置に制御できることと、空気配管17又は切換弁18a,18bなどで生じる圧力損失に対して大きな力で回転子32を動かせるため、常に一定量の空気を送り出すことができる。
また、送風生成器19については、モータを用いて回転子32を移動させてもよく、さらに別の手段で空気を、実施の形態1に示すタイミングと方向とに送り出しても成立する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について、図7を用いて説明する。図7は充填管11と送風路14の部分を抜き出した図であり、図7に示すもの以外の磁気冷凍装置の構造及び動作に関しては、実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態2について、図7を用いて説明する。図7は充填管11と送風路14の部分を抜き出した図であり、図7に示すもの以外の磁気冷凍装置の構造及び動作に関しては、実施の形態1と同様である。
図7において、送風路14内に、円環状の第1の仕切板71aと円環状の第2の仕切板71bと円環状の第3の仕切板71cとが一定の間隔を置いて配置され、送風路14の空間が区切られている。このとき、各仕切板71には、各々スリット70が設けられており仕切板71で区切られる空間が前記スリット70で繋がっている。また、第1の仕切板71aのスリット70と第2の仕切板71bのスリット70とは、充填管11の中心軸に対して180度の異なった回転位相の位置にあり、第2の仕切板71bのスリット70と第3の仕切板71cのスリット70とは充填管11の中心軸に対して180度の異なった回転位相の位置にある。
このように構成することで、空気配管17から送風路14に送られた空気は、充填管11の中心軸に対して180度の位置にある仕切板71のスリット70の間を流れるため、充填管11の表面に対してより広い面積で接することになる。
よって、充填管11の表面から放出される温冷熱をより効率的に回収することができ、より高効率な磁気冷凍装置を実現できる。
なお、仕切板71の枚数は3枚に限定されるものではなく、冷熱回収の効率と圧力損失との関係によって、2枚又は4枚以上の任意の枚数に設計することができる。
また、第1の仕切板71aのスリット70と第2の仕切板71bのスリット70との位置関係、及び、第2の仕切板71bのスリット70と第3の仕切板71cのスリット70との位置関係は充填管11の中心軸に対して180度であることが望ましいが、その角度に限定されるものではなく、それ以外の角度であっても効率向上の効果は期待できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について、図8を用いて説明する。図8は充填管11と送風路14の部分を抜き出した図であり、図8に示すもの以外の磁気冷凍装置の構造及び動作に関しては実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態3について、図8を用いて説明する。図8は充填管11と送風路14の部分を抜き出した図であり、図8に示すもの以外の磁気冷凍装置の構造及び動作に関しては実施の形態1と同様である。
図8において、送風路14内にらせん帯状の仕切板72が設置されている。このとき、空気配管17から送風路14に送られた空気は、らせん状仕切板72によって充填管11表面に作られる風路を、周方向に複数回らせん状に周りながら流れる。
このように構成することで、送風路14を流れる空気は、充填管11の表面に対してより広い面積で接することになる。
よって、充填管11の表面から放出される温冷熱をより効率的に回収することができ、より高効率な磁気冷凍装置を実現できる。
なお、らせん状仕切板72の旋回数は、冷熱回収の効率と製作コスト等との関係により、任意の旋回数に設計することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図9及び図10を用いて説明する。
本発明の実施の形態4について、図9及び図10を用いて説明する。
図9は本発明の実施の形態4の磁気冷凍装置の外観図で、板状磁石91が加えられている以外は実施の形態1の磁気冷凍装置と同じである。また、図10は図9のC−C断面図であって、図9(a)の断面が図10(a)であり、図9(b)の断面が図10(b)である。
本発明の実施の形態4においては、実施の形態1では、磁気冷凍材料に磁場を与える手段と送風生成器に磁場を与える手段とは、異なる磁石40と磁石41,42とで実施していたのに対して、同じ長方形板状磁石91を用いており、図9(a)と図9(b)は、板状磁石91の位置の違いを表している。そして、図9(a)のC−C断面が図10(a)であり、図9(b)のC−C−断面が図10(b)となっている。
図9(a)及び図10(a)において、板状磁石91は送風生成器19のところに位置し、図10(a)に示すように、板状磁石91は送風生成器19を挟むように位置している。また、図9(b)及び図10(b)おいて、板状磁石91は磁気冷凍材料12のところに位置し、図10(b)に示すように、板状磁石91は磁気冷凍材料12を挟むように位置している。本発明の実施の形態4の磁気冷凍装置は、図9(a)及び図10(a)と図9(b)及び図10(b)の状態に交互になるように板状磁石91が図示しない駆動源によって移動する。
図9(a)及び図10(a)において、磁気冷凍材料12は板状磁石91によって磁場が除去されたため磁気熱量効果により温度が低下し、その冷熱が温冷熱輸送媒体によって第2の熱交換器16bに運ばれる。同時に、図10(a)に示すように、回転子32が板状磁石91との磁力によって回転してX方向に空気が送り出され、送風路14において充填管11からの放出される冷熱を回収して第2の熱交換器16bに送り込まれる。そうすることで第2の熱交換器16bでの熱交換量を増加させ熱交換効率を向上させる。
一方、図9(b)及び図10(b)において、磁気冷凍材料12は板状磁石91によって磁場が印加されたため磁気熱量効果により温度が上昇し、その温熱が温冷熱輸送媒体によって第1の熱交換器16aに運ばれる。同時に、図10(b)に示すように、回転子32が支持ばね36によって回転してX方向に空気が送り出され、送風路14において充填管11からの放出される温熱を回収して第1の熱交換器16aに送り込まれる。そうすることで第1の熱交換器16aでの熱交換量を増加させ熱交換効率を向上させる。
そうすることで、実施の形態1と同様に磁気冷凍装置の高効率化が図れ、同様の効果が1対の磁石で可能となるため、駆動源の削減と装置の小型化に有利になる。
なお、実施の形態2、及び、実施の形態3においても同様の効果が得られる。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の前記態様にかかる磁気冷凍装置は、小型で効率良く温冷熱を生成することを可能にするもので、冷凍機、冷凍冷蔵装置、空調機、又は、給湯空調複合装置などに対して活用するにあたり有利になる。
11 充填管
11a 中央部
12 磁気冷凍材料
13 送風管
14 送風路
15 温冷熱輸送媒体配管
16a 第1の熱交換器
16b 第2の熱交換器
17 空気配管
18a,18b 切換弁
19 送風生成器
31 筐体筒
32 回転子
33 ガイド溝
34 ガイド突起
35 回転子磁石
36a 第1の支持ばね
36b 第2の支持ばね
40 温度変化用磁石
41,42 磁石
70 スリット
71a,71b,71c 仕切板
72 らせん状仕切板
81 第1空間
82 第2空間
83 矢印
84 矢印
90 隙間
91 板状磁石
A 回転駆動位置
B 退避位置
C 初期位置
D 送り出し位置
E 第1位置
F 第2位置
11a 中央部
12 磁気冷凍材料
13 送風管
14 送風路
15 温冷熱輸送媒体配管
16a 第1の熱交換器
16b 第2の熱交換器
17 空気配管
18a,18b 切換弁
19 送風生成器
31 筐体筒
32 回転子
33 ガイド溝
34 ガイド突起
35 回転子磁石
36a 第1の支持ばね
36b 第2の支持ばね
40 温度変化用磁石
41,42 磁石
70 スリット
71a,71b,71c 仕切板
72 らせん状仕切板
81 第1空間
82 第2空間
83 矢印
84 矢印
90 隙間
91 板状磁石
A 回転駆動位置
B 退避位置
C 初期位置
D 送り出し位置
E 第1位置
F 第2位置
Claims (4)
- 磁気冷凍材料に対する磁石の接近及び退避移動によって磁場の印加及び除去を繰り返して前記磁気冷凍材料の温度を変化させ、温冷熱輸送媒体と熱のやり取りを行って温冷熱を生成する磁気冷凍装置において、
前記磁気冷凍材料が封入された充填管と、
前記充填管の外面を一定の隙間を設けて覆うように配置された送風管と、
前記充填管と前記送風管との間に形成される前記隙間で形成された送風路に送り込む空気の流れを生成する送風生成器と、
前記送風路に流れる前記空気の風の向きを切り換える切換え機構とを備え、
前記充填管の中の前記温冷熱輸送媒体の流れの向きと前記送風路の中を流れる前記空気の流れの向きとが同じである、磁気冷凍装置。 - 前記送風生成器が、
円筒状のシリンダと、
前記シリンダ内を軸回りに回転しながら軸方向に進退移動可能な円柱状の回転子と、
前記回転子に固定された回転子磁石と、
前記回転子に接近し前記磁場を印加して前記回転子磁石により前記回転子が回転駆動される回転駆動位置と、前記回転子から退避し前記磁場を除去する退避位置との間で移動可能な駆動用磁石と、
前記磁場を除去するとき、前記シリンダの軸方向の中間部に前記回転子をばね力で戻すように移動させて支持する支持ばねと、
を備え、
前記シリンダの内表面と前記回転子の外表面とに又は前記回転子の外表面と前記シリンダの内表面とに、互いに嵌め合いが可能で、かつ、互いに滑ることが可能ならせん状の突起とらせん状の溝とを有し、前記磁場の印加により前記シリンダ内を前記回転子が回転して進退移動可能なように前記回転子が前記シリンダに配設されている、請求項1に記載の磁気冷凍装置。 - 前記送風路内に前記充填管の周方向に繋がった仕切板が、前記送風路において入口から出口に空間が繋がるように配置されている、請求項1または請求項2に記載の磁気冷凍装置。
- 前記駆動用磁石が、前記磁気冷凍材料に前記磁場を印加する磁石である、請求項2又は3に記載の磁気冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020088240A JP2021181865A (ja) | 2020-05-20 | 2020-05-20 | 磁気冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020088240A JP2021181865A (ja) | 2020-05-20 | 2020-05-20 | 磁気冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021181865A true JP2021181865A (ja) | 2021-11-25 |
Family
ID=78606376
Family Applications (1)
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JP2020088240A Pending JP2021181865A (ja) | 2020-05-20 | 2020-05-20 | 磁気冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021181865A (ja) |
-
2020
- 2020-05-20 JP JP2020088240A patent/JP2021181865A/ja active Pending
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