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JP2021166562A - 医療デバイス、内視鏡システム - Google Patents

医療デバイス、内視鏡システム Download PDF

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JP2021166562A
JP2021166562A JP2018078684A JP2018078684A JP2021166562A JP 2021166562 A JP2021166562 A JP 2021166562A JP 2018078684 A JP2018078684 A JP 2018078684A JP 2018078684 A JP2018078684 A JP 2018078684A JP 2021166562 A JP2021166562 A JP 2021166562A
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親芳 目黒
Chikayoshi Meguro
卓斗 吉永
Takuto YOSHINAGA
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Olympus Corp
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Abstract

【課題】挿入部の長さを有効に利用可能で、第1の内視鏡との操作の移行を容易に行うことができる医療デバイス等を提供する。【解決手段】操作部22と、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16に挿入可能な挿入部21と、親内視鏡10の湾曲操作部18に着脱可能に装着するための操作部22に設けられた装着部29と、を有する医療デバイス。【選択図】図2

Description

本発明は、第1の内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿入可能な医療デバイス、および医療デバイスと第1の内視鏡とを有する内視鏡システムに関する。
従来より、例えば胆管内または膵管内の観察および治療に用いられる内視鏡として、親内視鏡と、この親内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通される子内視鏡と、を有する親子式の内視鏡システムが実用化されている。
親子式の内視鏡システムにおける親内視鏡は、例えば十二指腸用の側視型内視鏡であり、子内視鏡は、親内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通される細径の内視鏡である。そして、十二指腸内に挿入された親内視鏡の先端部から、子内視鏡を体腔内に突出させ、子内視鏡のみを十二指腸乳頭から胆管または膵管へと選択的に挿入することにより、胆管内や膵管内の観察または治療を行うようになっている。
こうした親子内視鏡の一例として、特許第5864496号公報の図31には、親内視鏡の生検ポートよりも先端側に、ストラップを用いて子内視鏡の操作部を連結し、子内視鏡の挿入部をループさせて親内視鏡の生検ポートから挿入する構成が記載されている。
特許第5864496号公報
しかしながら、上記特許第5864496号公報に記載の構成では、子内視鏡の挿入部をループさせて親内視鏡の生検ポートから挿入しているために、子内視鏡の挿入部の長さのロスが大きい。さらに、子内視鏡の挿入部を、親内視鏡の挿入部よりも長く構成する必要があるために、子内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿入する鉗子等の処置具も長い挿入部のものが必要となり、使用することができる処置具が制限されてしまう。
さらに、親内視鏡に子内視鏡を取り付ける位置は、例えば操作部の先端側の折れ止めなどに限定されるために、親内視鏡の操作部と子内視鏡の操作部とは位置が離れることとなる。このような操作部の位置関係では、親内視鏡の操作部の操作から子内視鏡の操作部の操作に移行するとき、あるいは、子内視鏡の操作部の操作から親内視鏡の操作部の操作に移行するときには、手元を視認しながらでないと操作し難い。加えて、親子内視鏡の捻り操作をしたときなどに、子内視鏡の操作部が操作し難くなる位置に移動してしまうことがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、挿入部の長さを有効に利用可能で、第1の内視鏡と医療デバイスの操作の移行を容易に行うことができる医療デバイス、内視鏡システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様による医療デバイスは、第1の操作部と、前記第1の操作部の先端側に連設され、第1の湾曲部を有する第1の挿入部と、前記第1の湾曲部を湾曲操作するための、前記第1の操作部に設けられた湾曲操作部と、前記第1の操作部における前記湾曲操作部よりも先端側に基端側開口を有し、前記第1の挿入部の先端部に先端側開口を有する処置具挿通チャンネルと、を有する第1の内視鏡の、前記処置具挿通チャンネルに挿入可能な医療デバイスであって、第2の操作部と、前記第2の操作部の先端側に連設され、前記処置具挿通チャンネルに挿入可能な第2の挿入部と、前記第2の操作部に設けられた、前記湾曲操作部に着脱可能に装着するための装着部と、を有する。
本発明の他の態様による内視鏡システムは、前記医療デバイスと、前記第1の内視鏡と、を有する。
本発明の医療デバイス、内視鏡システムによれば、挿入部の長さを有効に利用可能で、第1の内視鏡と医療デバイスの操作の移行を容易に行うことができる。
本発明の実施形態1における内視鏡システムの構成を示す正面図。 上記実施形態1において、子内視鏡を親内視鏡に装着する前の内視鏡システムの要部を示す側面図。 上記実施形態1において、子内視鏡を親内視鏡に装着した後の内視鏡システムの要部を示す側面図。 上記実施形態1において、子内視鏡の操作部に設けられた凹部を示す斜視図。 上記実施形態1において、子内視鏡の操作部に設けられた凹部の形状を、親内視鏡の操作部に設けられたRL制動ツマミの形状と対比して示す図。 本発明の実施形態2において、親内視鏡に装着された子内視鏡の挿入部の挿入長を変化させる様子を示す側面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするために、構成要素毎に縮尺を異ならせることがあり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
[実施形態1]
図1から図5は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は内視鏡システム1の構成を示す正面図である。なお、図1等において、矢印Pは基端側(近位端方向)を、矢印Dは先端側(遠位端方向)を、それぞれ示している。
本実施形態の内視鏡システム1は、親内視鏡10と、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16に挿入可能な医療デバイスである子内視鏡20と、を備える親子式内視鏡システムとして構成されたものとなっている。なお、本実施形態においては、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16に挿入可能な医療デバイスとして子内視鏡20を例に挙げるが、これに限定されるものではなく、鉗子等の処置具であっても構わない。
親内視鏡10は、被検体に挿入される細長形状の挿入部11と、この挿入部11の基端側に連設された操作部12と、を備えている。ここに、親内視鏡10は第1の内視鏡、挿入部11は第1の挿入部、操作部12は第1の操作部である。操作部12には、親内視鏡10を操作するために必要な各種の操作部材が配設されている。
挿入部11は、先端側から基端側へ向かって順に、先端部本体13、湾曲部14、および可撓管部15が連接されて構成されている。
挿入部11の先端部本体13には、図示はしないが、例えばライトガイドバンドルによって伝送された照明光を照射する照明光学系と、対物光学系およびイメージセンサを内蔵する撮像ユニットと、が配設されている。イメージセンサは、CCD(Charge-Coupled Device)、またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等で構成されている。なお、ここで先端部本体13に配設するとした構成の一部を、操作部12内に配置しても構わない。
挿入部11の湾曲部14は、第1の湾曲部であり、例えば上下左右方向(アップ(U:UP)−ダウン(D:DOWN)/ライト(R:RIGHT)−レフト(L:LEFT))を含む挿入軸周りの全周方向へ湾曲可能に構成されている。
挿入部11の可撓管部15は、可撓性を有する管状部材によって構成されている。この可撓管部15の内部には、処置具挿通チャンネル16と、図示しない撮像ケーブル、ライトガイドバンドル、および送気送水用チューブ等と、が配設されている。
処置具挿通チャンネル16は、挿入部11の先端部本体13から、操作部12まで配設されている。そして、処置具挿通チャンネル16は、操作部12の後述する湾曲操作部18よりも先端側に基端側開口16aを有し、挿入部11の先端部本体13に先端側開口16bを有している。
操作部12の基端側開口16aには、例えば逆止弁(逆流防止弁)を備える鉗子栓16cが取り付けられている。
そして、処置具挿通チャンネル16には、鉗子栓16cを経由して、子内視鏡20の挿入部21を挿通することができるだけでなく、他の処置具なども挿通することができるようになっている。
操作部12の基端側開口16aよりも基端側には、湾曲部14を湾曲操作するための湾曲操作部18が設けられている。湾曲操作部18は、UD湾曲操作ノブ18aと、RL湾曲操作ノブ18bと、UD制動レバー18cと、RL制動ツマミ18dと、を含んでいる。
これらUD湾曲操作ノブ18a、RL湾曲操作ノブ18b、UD制動レバー18c、およびRL制動ツマミ18dは、第1の中心軸A1(図2等参照)周りに、同軸に回動可能に構成された回動操作部材である。
そして、操作部12の中心側から外側へ向かう第1の中心軸A1に沿って、UD制動レバー18c、UD湾曲操作ノブ18a、RL湾曲操作ノブ18b、RL制動ツマミ18dが順に配置されている。従って、RL制動ツマミ18dは、湾曲操作部18の最も外側に配置された部材となっている。
UD湾曲操作ノブ18aは、湾曲部14を上下方向に湾曲操作するための回動操作部材であり、一方向に回動することで湾曲部14がU方向(上方向)へ向けて湾曲し、他方向に回動することで湾曲部14がD方向(下方向)へ向けて湾曲するようになっている。
RL湾曲操作ノブ18bは、湾曲部14を左右方向に湾曲操作するための回動操作部材であり、一方向に回動することで湾曲部14がR方向(右方向)へ向けて湾曲し、他方向に回動することで湾曲部14がL方向(左方向)へ向けて湾曲するようになっている。
そして、UD湾曲操作ノブ18aによるU−D方向への湾曲と、RL湾曲操作ノブ18bによるR−L方向への湾曲と、を組み合わせることにより、上述したような挿入軸周りの全周方向へ湾曲が可能となる。
UD制動レバー18cは、UD湾曲操作ノブ18aの回動操作を制動するためのものであり、UD湾曲操作ノブ18aの回動を制動する制動位置と、UD湾曲操作ノブ18aの回動を制動しない開放位置と、に変位するように構成されている。
RL制動ツマミ18dは、RL湾曲操作ノブ18bの回動操作を制動するためのものであり、RL制動ツマミ18dの回動を制動する制動位置と、RL制動ツマミ18dを制動しない開放位置と、に変位するように構成されている。
UD制動レバー18cおよびRL制動ツマミ18dは、例えば摩擦力を用いた制動を行う構成となっており、制動位置における制動力を制御可能である。このために、UD制動レバー18cおよびRL制動ツマミ18dを制動位置に移動したときに、UD制動レバー18cおよびRL制動ツマミ18dの回動を禁止することができるだけでなく、回転位置を少しずらすことで、制動力が働く状態の下でのUD制動レバー18cおよびRL制動ツマミ18dの回動位置の微調整を行うことができるようになっている。
操作部12の基端側の側部からは、ユニバーサルケーブル17が延設されている。ユニバーサルケーブル17の延出端には、内視鏡コネクタ17aが設けられている。内視鏡コネクタ17aを図示しない外部機器(プロセッサ、光源装置など)に接続することで、親内視鏡10に電源、駆動信号、照明光などが供給され、親内視鏡10により撮像された映像が外部機器により処理されるようになっている。
次に、子内視鏡20は、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16に挿入可能な細長形状の挿入部21と、この挿入部21の基端側に連設された操作部22と、を備えている。ここに、子内視鏡20は第2の内視鏡、挿入部21は第2の挿入部、操作部22は第2の操作部である。操作部22には、子内視鏡20を操作するために必要な各種の操作部材が配設されている。
挿入部21は、先端側から基端側へ向かって順に、先端部本体23、湾曲部24、および可撓管部25が連接されて構成されている。
挿入部21の先端部本体23には、図示はしないが、例えば照明光を発生するLED光源(ただし、光源装置からの照明光をライトガイドバンドルで伝送する構成でも構わない)および発生した照明光を照射する照明光学系と、対物光学系およびイメージセンサを内蔵する撮像ユニットと、が配設されている。イメージセンサは、上述と同様に、例えばCCD、またはCMOS等で構成されている。なお、ここで先端部本体23に配設するとした構成の一部を、操作部22内に配置しても構わない。
挿入部21の湾曲部24は、第2の湾曲部であり、例えば上下左右方向(U−D/R−L)を含む挿入軸周りの全周方向へ湾曲可能に構成されている。
挿入部21の可撓管部25は、可撓性を有する管状部材によって構成されている。この可撓管部25の内部には、処置具挿通チャンネル26と、図示しない撮像ケーブル、LED光源用の電力線、および送気送水用チューブ等と、が配設されている。ここに、可撓管部25は、先端側よりも基端側の方が曲げ剛性が高くなるように構成されている。
処置具挿通チャンネル26は、挿入部21の先端部本体23から、操作部22まで配設されている第2の処置具挿通チャンネルである。そして、処置具挿通チャンネル26は、操作部22に基端側開口26aを有し、挿入部21の先端部本体23に図示しない先端側開口を有している。
操作部22の基端側開口26aには、例えば口金26bが設けられている。
そして、処置具挿通チャンネル26には、口金26bを経由して、処置具等を挿通することができるようになっている。また、処置具挿通チャンネル26は、造影剤などを注入するために用いることもできる。
操作部22の基端側には、湾曲部24を湾曲操作するための湾曲操作部28が設けられている。湾曲操作部28は、UD湾曲操作ノブ28aと、RL湾曲操作ノブ28bと、制動レバー28cと、を含む第2の湾曲操作部である。
これらUD湾曲操作ノブ28a、RL湾曲操作ノブ28b、および制動レバー28cは、第2の中心軸A2(図2等参照)周りに、同軸に回動可能に構成された回動操作部材である。
UD湾曲操作ノブ28aは、湾曲部24を上下方向に湾曲操作するための回動操作部材であり、一方向に回動することで湾曲部24がU方向(上方向)へ向けて湾曲し、他方向に回動することで湾曲部24がD方向(下方向)へ向けて湾曲するようになっている。
RL湾曲操作ノブ28bは、湾曲部24を左右方向に湾曲操作するための回動操作部材であり、一方向に回動することで湾曲部24がR方向(右方向)へ向けて湾曲し、他方向に回動することで湾曲部24がL方向(左方向)へ向けて湾曲するようになっている。
そして、UD湾曲操作ノブ28aによるU−D方向への湾曲と、RL湾曲操作ノブ28bによるR−L方向への湾曲と、を組み合わせることにより、上述したような挿入軸周りの全周方向へ湾曲が可能となる。
制動レバー28cは、UD湾曲操作ノブ28aおよびRL湾曲操作ノブ28bの回動操作を制動するためのものであり、回動を制動する制動位置と、回動を制動しない開放位置と、に変位するように構成されている。この制動レバー28cが、例えば摩擦力を用いた制動となっていて、制動力を制御することで、UD湾曲操作ノブ28aおよびRL湾曲操作ノブ28bの回動を禁止することができるだけでなく、回動位置の微調整を行うことができるのは、上述と同様である。
操作部22の基端側からは、ケーブル/チューブ類27(なお、簡単のために1本を図示しているが、複数本設けられていても構わない)が延設されている。ケーブル/チューブ類27は、撮像用、給電用などのケーブル、送気送水チューブ、吸引チューブなどを含み、図示しない外部機器(プロセッサ、送気送水装置など)に接続されるようになっている。これらのケーブル/チューブ類27は、クリップ、バンド、あるいはストラップ等の保持具31により、操作部22の先端側の例えば折れ止め等に係止されるようになっている。
上述したような子内視鏡20の操作部22には、湾曲操作部18に着脱可能に装着するための装着部が設けられている。すなわち、操作部22における湾曲操作部28の反対側は、親内視鏡10の操作部12への装着側となっている。そして、この操作部22の装着側の外装部分に、湾曲操作部18の端部を受け入れる凹部29が、装着部として形成されている。
ここに、図2は子内視鏡20を親内視鏡10に装着する前の内視鏡システム1の要部を示す側面図、図3は子内視鏡20を親内視鏡10に装着した後の内視鏡システム1の要部を示す側面図、図4は子内視鏡20の操作部22に設けられた凹部29を示す斜視図、図5は子内視鏡20の操作部22に設けられた凹部29の形状を、親内視鏡10の操作部12に設けられたRL制動ツマミ18dの形状と対比して示す図である。
まず、親内視鏡10の湾曲操作部18の最も外側に配置された部材であるRL制動ツマミ18dは、円盤部18d1と、円盤部18d1から突出する矩形状部18d2と、を有している。矩形状部18d2は、円盤部18d1の径方向に沿った細長の矩形状(略直方体状)をなしている。
一方、子内視鏡20の操作部22の凹部29は、RL制動ツマミ18dの外形に嵌め合う凹形状に形成されている。具体的に、凹部29は、円盤部18d1の外形に嵌め合う凹形状の円形凹部29aと、この円形凹部29aの底面に設けられていて、矩形状部18d2の外形に嵌め合う凹形状の矩形状凹部29bと、を有している。
特に、本実施形態の凹部29は、例えば、制動位置にあるRL制動ツマミ18dの外形に嵌め合う凹形状に形成されている。
例えば、親内視鏡10を十二指腸乳頭が観察できる位置まで挿入した後に、子内視鏡20のみを十二指腸乳頭から胆管等へ挿入する際には、RL湾曲操作ノブ18bの操作が行われる頻度が低く、RL制動ツマミ18dも制動位置になっている。
そこで、子内視鏡20の矩形状凹部29bは、例えば、制動位置にあるときの矩形状部18d2の外形に嵌め合う凹形状に形成されている。
さらに、図4、図5等に示すように、凹部29は、湾曲操作部18の脱落を防止するための突起部29cを有している。突起部29cは、例えば、凹部29の開口部辺縁の複数箇所、具体例としては、上下左右の4箇所に設けられている(ただし、突起部29cを、凹部29の開口部辺縁に沿って連続的に(つまり、リング状に)設けても構わない)。
また、図4に示すように、凹部29の周辺には、RL制動ツマミ18dを凹部29に嵌め合う際に、RL制動ツマミ18dを凹部29に導くための緩やかな凹状部30が形成されている。
そして、親内視鏡10に対して子内視鏡20を装着する際には、次のように作業を行う。
まず、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16の基端側開口16aに子内視鏡20の挿入部21の先端部本体23を差し込んで、さらに挿入して行くことで、挿入部21のほぼ全長を処置具挿通チャンネル16に収める。
挿入部21が処置具挿通チャンネル16内に概略収まったところで、子内視鏡20の操作部22の凹部29を親内視鏡10の湾曲操作部18のRL制動ツマミ18dに近付ける。
このときには、凹部29がRL制動ツマミ18dに正確に対向していなくても、RL制動ツマミ18dが凹状部30に当接したところで、凹状部30の曲面形状に沿ってRL制動ツマミ18dが凹部29へ案内される。
そして、凹部29がRL制動ツマミ18dに対向したところで、凹部29を第1の中心軸A1の方向に沿ってRL制動ツマミ18dに近接させる。これにより、RL制動ツマミ18dが矩形状部18d2から凹部29内に入り始め、矩形状部18d2が凹部29内に収納されたところで、円盤部18d1が突起部29cに当接する。
このときにさらに押圧力を加えることで、突起部29cの反発力に抗して円盤部18d1が凹部29内に入り始め、そのまま押圧を続けることでRL制動ツマミ18dの全体が凹部29内に収納される。このときには、突起部29cにより、RL制動ツマミ18dが凹部29から脱落するのを防止される。
こうして子内視鏡20の操作部22が親内視鏡10の湾曲操作部18に装着された際には、第1の中心軸A1と第2の中心軸A2とが、互いに平行となって、かつ軸間距離(軸に垂直な面内におけるA1とA2との距離)が小さいことが好ましい。さらに好ましくは、第1の中心軸A1と第2の中心軸A2とが同軸となるとよい。
そこで、本実施形態における装着部である凹部29は、操作部22を湾曲操作部18に装着した際に、第1の中心軸A1と第2の中心軸A2とが例えば同軸となるような位置に配置されている。
また、子内視鏡20の挿入部21の基端側が小さい曲率で屈曲するのを防ぐために、子内視鏡20を親内視鏡10に装着したときの操作部22の先端(より詳しくは、操作部22の折れ止めの先端)が、処置具挿通チャンネル16の基端側開口16aよりも基端側に位置するように子内視鏡20の操作部22の大きさや形状を形成するとよい(図2等参照)。
子内視鏡20を親内視鏡10に装着した内視鏡システム1を操作する際には、親内視鏡10に関して、操作部12を左手で把持して、右手で挿入部11を持って挿入あるいは抜脱を行う。また、操作部12を把持する左手の指で、操作部12に配置されたボタンやレバー等の操作を行う。一方、子内視鏡20の操作部22を操作する際には、例えば右手で操作することができる。
ただし、親内視鏡10の第1の中心軸A1方向の厚み、および子内視鏡20の第2の中心軸A2方向の厚みを適切に設計することで、子内視鏡20の操作部22を、操作部12を把持する左手の指で操作することも可能なる。この場合には、1人での内視鏡システム1の操作性をさらに向上することができる。
また、親内視鏡10から子内視鏡20を取り外す際には、上述した装着の作業手順のほぼ逆順で作業を行えばよい。
すなわち、突起部29cによる係止力に抗して、子内視鏡20の操作部22を第1の中心軸A1の方向に沿ってRL制動ツマミ18dから離間させる引張力を加えることにより、円盤部18d1が突起部29cを乗り越えて離脱する。さらに離間させることで、RL制動ツマミ18dが凹部29内に入っていない位置まで操作部22が移動する。その後は、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16から、子内視鏡20の挿入部21を抜脱すればよい。
なお、上述では、親内視鏡10の凸部であるRL制動ツマミ18dに、子内視鏡20の凹部29を嵌め合わせる構成を採用したが、これとは凹凸を逆にして、親内視鏡10の凹部に子内視鏡20の凸部を嵌め合わせる構成を採用しても構わない。また、装着部の構成は、凹凸を組み合わせた嵌め合わせに限定されるものではなく、例えば、親内視鏡10の湾曲操作部18に、子内視鏡20の操作部22をバンドやストラップ等で固定する構成であってもよい。
また、上述では湾曲操作部18が回転操作式である例を説明したが、回転操作式でなく、ジョイスティック式やスライド式であっても構わない。
このような実施形態1によれば、親内視鏡10の操作部12を把持した状態での子内視鏡20の操作性を向上したために、親子式の内視鏡システム1を1人で操作することが可能となる。
すなわち、医療デバイスである子内視鏡20の操作部22を、親内視鏡10の湾曲操作部18に着脱可能に装着するようにしたために、操作部12と操作部22とが近接した位置となり、特に操作部12と操作部22の挿入軸方向の位置がほぼ同じとなるために、操作性が向上する。このとき、親内視鏡10の操作部12および子内視鏡20の操作部22の形状やサイズを適切に設計することで、子内視鏡20の操作部22を、操作部12を把持する左手の指で操作することが可能なり、1人での操作性をさらに向上することができる。
また、処置具挿通チャンネル16の基端側開口16aは、湾曲操作部18よりも先端側に位置しているために、子内視鏡20の挿入部21を、親内視鏡10の処置具挿通チャンネル16に、ループさせることなく挿入することができる。従って、子内視鏡20の挿入部21を短くすることができ、さらに、子内視鏡20の処置具挿通チャンネル26に挿入する処置具も長いものに限定されることがなくなって、対応可能な処置具の種類が増える利点がある。
そして、装着部を、湾曲操作部18の端部を受け入れる凹部29としたために、バンドやストラップ等の別部材を要することなく、子内視鏡20を親内視鏡10にワンタッチで簡便に装着することができる。
加えて、凹部29を、RL制動ツマミ18dの外形に嵌め合う凹形状に形成したために、親内視鏡10の操作性に与える影響を低減することができる。すなわち、親内視鏡10のRL制動ツマミ18dおよびRL湾曲操作ノブ18bは、子内視鏡20を親内視鏡10に装着しているときにはほとんど使用されないために、親内視鏡10の操作性が低下することはほぼない。
さらに、凹部29を、制動位置にあるRL制動ツマミ18dの外形に嵌め合う凹形状に形成したために、子内視鏡20を操作するときに、親内視鏡10の湾曲部14が左右に不用意に湾曲するのを防止することができる。
また、凹部29に突起部29cを設けたために、子内視鏡20の操作部22が親内視鏡10の操作部12から不用意に脱落するのを防止することができる。
子内視鏡20を親内視鏡10に装着した際に、親内視鏡10の湾曲操作部18の第1の中心軸A1と、子内視鏡20の湾曲操作部28の第2の中心軸A2とが、同軸(もしくは同軸に近い位置)となるようにしたために、子内視鏡20の操作部22の操作を、親内視鏡10の操作部12の延長上で行うことができ、操作性をより一層向上することができる。
また、医療デバイスを、処置具挿通チャンネル26を有する子内視鏡20とすることで、子内視鏡20による被検体観察が可能であるだけでなく、観察を行いながら処置具による処置を行うことが可能となる。
子内視鏡20を親内視鏡10の折れ止め等に装着する従来の技術では、左手で把持している親内視鏡10を捻り操作したときには、単に捻るだけでなく、さらに親内視鏡10を傾けて子内視鏡20の操作部22に右手が届き易くする必要があった。従って、捻った左手を傾けるという難しい操作が必要となって、操作性が低下していた。これに対して、本実施形態の構成では、親内視鏡10を傾ける必要がなく、操作性が向上する利点がある。
また、子内視鏡20を親内視鏡10の折れ止め等にバンドやストラップなどを用いて取り付ける従来の技術では、親内視鏡10に対する子内視鏡20の挿入軸周りの位置が変化することがあった。これに対して、本実施形態の構成では、子内視鏡20を親内視鏡10の湾曲操作部18に装着しているために、親内視鏡10に対する子内視鏡20の挿入軸周りの位置が変化することがなく、操作部12と操作部22との位置関係が一定に維持される。従って、親内視鏡10に対する子内視鏡20の位置関係を目視で把握する必要なく、子内視鏡20を操作することができる。
[実施形態2]
図6は本発明の実施形態2を示したものであり、親内視鏡10に装着された子内視鏡20の挿入部21の挿入長を変化させる様子を示す側面図である。
この実施形態2において、上述の実施形態1と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
本実施形態は、親内視鏡10に装着された子内視鏡20が、第1の中心軸A1周りに回転可能となるように構成して、子内視鏡20を回転することで挿入部21の挿入長が変化するようにしたものとなっている。なお、図6には第1の中心軸A1と第2の中心軸A2とが同軸である場合の例を示しているが、異軸であっても以下の説明は同様に適用することができる。
まず、子内視鏡20の凹部29が、親内視鏡10のRL制動ツマミ18dと嵌め合うことで、子内視鏡20が親内視鏡10に装着されるのは上述した実施形態1と同様である。
従って、矩形状凹部29bと矩形状部18d2との嵌め合いにより、子内視鏡20を第1の中心軸A1周りに回転させると、RL制動ツマミ18dも回転することになる。
ただし、矩形状凹部29bに代えて円形凹部を形成してもよく、この場合には、子内視鏡20を第1の中心軸A1周りに回転させても、RL制動ツマミ18dは回転しない。
また、矩形状凹部29bに代えて円形凹部を形成するだけでは、子内視鏡20を第1の中心軸A1周りに回転させたときに、回転位置を保持することが難しい。そこで例えば、適度の摩擦力を発生させる摩擦部材(例えばゴム等で構成されたOリング)を凹部29に設けて、摩擦力に抗して子内視鏡20を回転させることができ、しかも子内視鏡20を回転させてもRL制動ツマミ18dは回転しないが、子内視鏡20の回転を停止すると、その回転位置で子内視鏡20が摩擦力により係止されるように構成するとよい。このときには、Oリング等を、突起部29cと兼ねるようにしても構わない。従って、Oリングに代えて、複数のゴム突起部等として構成してもよい。
なお、子内視鏡20の回転位置を保持する構成は、上記に限定されるものではなく、その他の適宜の構成を採用しても構わない。
また、上述した実施形態1の子内視鏡20は、操作部22の軸方向と、操作部22からの挿入部21の延出方向とが同一方向であった。これに対して、本実施形態の子内視鏡20は、操作部22の軸方向と、操作部22からの挿入部21の延出方向(折れ止めの軸方向)とが、図6に示すような所定の角度α(0°<α≦90°)をなすように構成されている。
ここに、所定の角度αは、挿入部21の内蔵物である処置具挿通チャンネル26やケーブル、チューブ等からの制限が許す範囲内で、できるだけ90°に近いことが好ましい。
そして、第1の中心軸A1を起点とした操作部22の先端側への軸方向の長さをL1とする。さらに、処置具挿通チャンネル16の基端側開口16aにおけるチャンネル中心軸を延長した直線と、第1の中心軸A1との間の距離をL2とする。このとき、操作部22がL1<L2を満たすように、子内視鏡20が設計され、製造されている。
加えて、操作部22の軸方向を延長した直線と、処置具挿通チャンネル16の基端側開口16aにおけるチャンネル中心軸を延長した直線と、がなす角度をθとする(なお、2つの直線がねじれの位置にあるときには、第1の中心軸A1に垂直な平面に2つの直線を投影した直線同士がなす角度をθとする)。
このとき、操作部22を図6の反時計回りに回転させると、角度θは小さくなって、挿入部21は基端側開口16aから幾らか抜脱され、つまり、挿入部21の挿入長が短くなる。
逆に、操作部22を図6の時計回りに回転させると、角度θは大きくなって、挿入部21は基端側開口16aに幾らか挿入され、つまり、挿入部21の挿入長が長くなる。
このような操作部22の回転による、挿入部21の挿入長の調整を行った場合でも、上述したようにL1<L2となるように構成しているために、挿入部21の基端側が座屈するのを防止することができる。
また、上述したように、子内視鏡20の挿入部21は、先端側よりも基端側の方が曲げ剛性が高くなるように構成されているために、より効果的に座屈を防止することができる。
このような実施形態2によれば、上述した実施形態1とほぼ同様の効果を奏するとともに、操作部12に対する操作部22の回転を許容する形状に凹部29を形成して、操作部22を回転することにより挿入部21の挿入長さが変更されるようにしたために、操作部22を回転するという簡単な操作で、挿入部21の先端部本体23の位置を調整することが可能となる。
そして、操作部12および操作部22の形状やサイズを適切に設計することで、操作部22の回転を、操作部12を把持する左手の指で行うことが可能なり、親内視鏡10の挿入部11を右手で保持したままでも、挿入部21の先端部本体23の位置調整が可能となる。こうして、内視鏡システム1を1人で操作するときの操作性を向上することができ、内視鏡手技をより安定して行うことが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明の態様を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
1…内視鏡システム
10…親内視鏡
11…挿入部
12…操作部
13…先端部本体
14…湾曲部
15…可撓管部
16…処置具挿通チャンネル
16a…基端側開口
16b…先端側開口
16c…鉗子栓
17…ユニバーサルケーブル
17a…内視鏡コネクタ
18…湾曲操作部
18a…UD湾曲操作ノブ
18b…RL湾曲操作ノブ
18c…UD制動レバー
18d…RL制動ツマミ
18d1…円盤部
18d2…矩形状部
20…子内視鏡
21…挿入部
22…操作部
23…先端部本体
24…湾曲部
25…可撓管部
26…処置具挿通チャンネル
26a…基端側開口
26b…口金
27…ケーブル/チューブ類
28…湾曲操作部
28a…UD湾曲操作ノブ
28b…RL湾曲操作ノブ
28c…制動レバー
29…凹部
29a…円形凹部
29b…矩形状凹部
29c…突起部
30…凹状部
31…保持具
A1…第1の中心軸
A2…第2の中心軸
D…矢印(先端側、遠位端方向)
P…矢印(基端側、近位端方向)

Claims (9)

  1. 第1の操作部と、前記第1の操作部の先端側に連設され、第1の湾曲部を有する第1の挿入部と、前記第1の湾曲部を湾曲操作するための、前記第1の操作部に設けられた湾曲操作部と、前記第1の操作部における前記湾曲操作部よりも先端側に基端側開口を有し、前記第1の挿入部の先端部に先端側開口を有する処置具挿通チャンネルと、を有する第1の内視鏡の、前記処置具挿通チャンネルに挿入可能な医療デバイスであって、
    第2の操作部と、
    前記第2の操作部の先端側に連設され、前記処置具挿通チャンネルに挿入可能な第2の挿入部と、
    前記第2の操作部に設けられた、前記湾曲操作部に着脱可能に装着するための装着部と、
    を有することを特徴とする医療デバイス。
  2. 前記装着部は、前記湾曲操作部の端部を受け入れる凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の医療デバイス。
  3. 前記湾曲操作部は、前記第1の挿入部を湾曲操作するための湾曲操作ノブと、前記湾曲操作ノブの操作を制動するための制動ツマミと、を有し、
    前記凹部は、前記制動ツマミの外形に嵌め合う凹形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の医療デバイス。
  4. 前記制動ツマミは、前記湾曲操作ノブの操作を制動する制動位置と、前記湾曲操作ノブの操作を制動しない開放位置と、に変位するように構成され、
    前記凹部は、前記制動位置にある前記制動ツマミの外形に嵌め合う凹形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の医療デバイス。
  5. 前記凹部は、前記第1の操作部に対する前記第2の操作部の回転を許容する形状に形成されていて、
    前記第2の操作部を前記第1の操作部に対して回転することにより、前記第2の挿入部の、前記処置具挿通チャンネルへの挿入長さが変更されることを特徴とする請求項2に記載の医療デバイス。
  6. 前記凹部は、前記湾曲操作部の脱落を防止するための突起部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の医療デバイス。
  7. 前記湾曲操作部は第1の中心軸周りに回動操作するものであり、
    前記第2の挿入部は、第2の湾曲部を有し、
    前記第2の操作部は、前記第2の湾曲部を湾曲操作するための、第2の中心軸周りに回動操作する第2の湾曲操作部を有し、
    前記装着部は、前記第2の操作部を前記湾曲操作部に装着した際に、前記第1の中心軸と前記第2の中心軸とが同軸となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の医療デバイス。
  8. 前記医療デバイスは、第2の内視鏡であり、
    前記第2の操作部から前記第2の挿入部に設けられた第2の処置具挿通チャンネルをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の医療デバイス。
  9. 請求項1に記載の医療デバイスと、
    前記第1の内視鏡と、
    を有することを特徴とする内視鏡システム。
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