JP2021151305A - 薬液投与装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】生体への装着性を向上させ、より快適に使用できる薬液投与装置を提供する【解決手段】ハウジング2と、薬液投与用針3と、ハウジング2内に収納された、薬液充填済み薬液容器4と、薬液容器4と薬液投与用針3を連通する連通部5と、薬液43を薬液容器4から薬液投与用針3へ移送する薬液移送部6とを備える生体装着型薬液投与装置1であって、ハウジング2の装着面部21は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部22を備えている。【選択図】図6
Description
本発明は、生体装着型の薬液投与装置に関する。
近年、医療用液体(薬液)を患者に投与するために、特許文献1(特開2013−070716号公報)や特許文献2(特表2015−512759号公報)に開示されているような、生体装着型の薬液投与装置が使用されている。
このような薬液投与装置を使用することで、医師等による注射手技を必要とせず、予め設定されたプログラムや、患者自身の単純なボタン操作に従って、患者に薬液を投与することができる。このような薬液投与装置は、例えば、インスリンの自己投与のように、数日間で複数回の薬液投与を必要とする場合や、医師による診察等から数日後の定められたタイミングでの薬液投与を必要とする場合に有用である。また、予め設定されたプログラムに従って自動で薬液を投与する場合、患者は薬液を自己注射する必要がなく、これにより、自己注射の負担を軽減したり、薬液の投与を忘れることによる健康への悪影響を抑制することができる。
このような薬液投与装置を使用することで、医師等による注射手技を必要とせず、予め設定されたプログラムや、患者自身の単純なボタン操作に従って、患者に薬液を投与することができる。このような薬液投与装置は、例えば、インスリンの自己投与のように、数日間で複数回の薬液投与を必要とする場合や、医師による診察等から数日後の定められたタイミングでの薬液投与を必要とする場合に有用である。また、予め設定されたプログラムに従って自動で薬液を投与する場合、患者は薬液を自己注射する必要がなく、これにより、自己注射の負担を軽減したり、薬液の投与を忘れることによる健康への悪影響を抑制することができる。
一般的な薬液投与装置は、全体として剛性を備える箱型(略直方体)形状とされており、所定の生体部位(患者の腹部や腕部等)に両面テープ等を介して貼り付けられる。しかし、腹部や腕部といった部位は、患者によって異なる形状で湾曲しており、さらに、患者の日常生活の範囲内の動作や姿勢であっても、それに合わせて変形しようとする。そのため、薬液投与装置によって装置が装着された生体部位が不自然に引っ張られることとなり、患者がストレスを感じることがある。また、そのような装着部位の形状や変形によっては、穿刺針の適切な穿刺状態が確保できず、薬液を適切に投与できなくなってしまうおそれがある。
そこで、本発明は、生体への装着性を向上させ、より快適に使用できる薬液投与装置を提供するものである。
そこで、本発明は、生体への装着性を向上させ、より快適に使用できる薬液投与装置を提供するものである。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
(1) ハウジングと、薬液投与用針と、前記ハウジング内に収納された、薬液充填済み薬液容器と、前記薬液容器と前記薬液投与用針を連通する連通部と、薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている薬液投与装置。
(1) ハウジングと、薬液投与用針と、前記ハウジング内に収納された、薬液充填済み薬液容器と、前記薬液容器と前記薬液投与用針を連通する連通部と、薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている薬液投与装置。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
(2) ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた、薬液容器収納部と、薬液充填済み薬液容器と薬液投与用針を連通する連通部収納部と、薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている薬液投与装置。
(2) ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた、薬液容器収納部と、薬液充填済み薬液容器と薬液投与用針を連通する連通部収納部と、薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている薬液投与装置。
(3) 前記装着面部のほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部となっている上記(1)または(2)に記載の薬液投与装置。
(4) 前記変形可能部は、軟質変形可能部または蛇腹状変形可能部である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(5) 前記薬液投与装置は、前記装着面部の全体または前記装着面部に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する貼付部を備えている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(6) 前記薬液投与装置は、前記ハウジング内に、離間して配置された複数の硬質または半硬質のフレーム部材を備え、前記薬液容器は、前記複数のフレーム部材を介して前記ハウジング内に収納されるものとなっている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(7) 前記薬液移送部は、硬質または半硬質の載置プレート上に配置された状態にて前記ハウジング内に収納されている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(8) 前記ハウジングは、前記変形可能部が設けられた前記装着面部と対向する上面部が、硬質または半硬質のカバー部となっている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(4) 前記変形可能部は、軟質変形可能部または蛇腹状変形可能部である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(5) 前記薬液投与装置は、前記装着面部の全体または前記装着面部に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する貼付部を備えている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(6) 前記薬液投与装置は、前記ハウジング内に、離間して配置された複数の硬質または半硬質のフレーム部材を備え、前記薬液容器は、前記複数のフレーム部材を介して前記ハウジング内に収納されるものとなっている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(7) 前記薬液移送部は、硬質または半硬質の載置プレート上に配置された状態にて前記ハウジング内に収納されている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(8) 前記ハウジングは、前記変形可能部が設けられた前記装着面部と対向する上面部が、硬質または半硬質のカバー部となっている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の薬液投与装置。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
(9) 薬液充填済み薬液容器と、薬液投与用針と、前記薬液容器と前記薬液投与用針を連通する連通部と、前記薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部と、前記薬液移送部および前記連通部を収納したハウジングとを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記薬液容器は、生体に装着されるものであり、かつ、前記薬液容器の生体への装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている薬液投与装置。
(9) 薬液充填済み薬液容器と、薬液投与用針と、前記薬液容器と前記薬液投与用針を連通する連通部と、前記薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部と、前記薬液移送部および前記連通部を収納したハウジングとを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記薬液容器は、生体に装着されるものであり、かつ、前記薬液容器の生体への装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている薬液投与装置。
(10) 前記装着面部のほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部となっている上記(9)に記載の薬液投与装置。
(11) 前記変形可能部は、軟質変形可能部または蛇腹状変形可能部である上記(9)または(10)に記載の薬液投与装置。
(12) 前記薬液容器は、離間した複数の硬質部を備え、前記硬質部間が、前記変形可能部となっており、さらに、前記硬質部に、装着される生体部位への付着性を有する貼付部が設けられている上記(9)ないし(11)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(13) 前記薬液容器の前記装着面部と対向する側の面部が、硬質または半硬質のカバー部材により覆われている上記(9)ないし(12)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(14) 前記薬液投与装置は、前記装着面部の全体または前記装着面部に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第1の貼付部と、前記ハウジングに設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第2の貼付部を備えている上記(9)ないし(13)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(15) 前記薬液移送部は、硬質または半硬質の載置プレート上に配置された状態にて前記ハウジング内に収納されている上記(9)ないし(14)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(16) 前記変形可能部は、装着される生体部位の形状変化に追従可能である上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(11) 前記変形可能部は、軟質変形可能部または蛇腹状変形可能部である上記(9)または(10)に記載の薬液投与装置。
(12) 前記薬液容器は、離間した複数の硬質部を備え、前記硬質部間が、前記変形可能部となっており、さらに、前記硬質部に、装着される生体部位への付着性を有する貼付部が設けられている上記(9)ないし(11)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(13) 前記薬液容器の前記装着面部と対向する側の面部が、硬質または半硬質のカバー部材により覆われている上記(9)ないし(12)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(14) 前記薬液投与装置は、前記装着面部の全体または前記装着面部に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第1の貼付部と、前記ハウジングに設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第2の貼付部を備えている上記(9)ないし(13)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(15) 前記薬液移送部は、硬質または半硬質の載置プレート上に配置された状態にて前記ハウジング内に収納されている上記(9)ないし(14)のいずれかに記載の薬液投与装置。
(16) 前記変形可能部は、装着される生体部位の形状変化に追従可能である上記(1)ないし(15)のいずれかに記載の薬液投与装置。
本発明の薬液投与装置は、ハウジングと、薬液投与用針と、ハウジング内に収納された、薬液充填済み薬液容器と、薬液容器と薬液投与用針を連通する連通部と、薬液を薬液容器から薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備え、ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている。
したがって、薬液投与装置が生体へ装着された状態において、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状に対応して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
したがって、薬液投与装置が生体へ装着された状態において、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状に対応して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
また、本発明の薬液投与装置は、ハウジングと、ハウジング内に設けられた、薬液容器収納部と、薬液充填済み薬液容器と薬液投与用針を連通する連通部収納部と、薬液を薬液容器から薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備え、ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている。
したがって、薬液投与装置が生体へ装着された状態において、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状に対応して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
したがって、薬液投与装置が生体へ装着された状態において、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状に対応して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
また、本発明の薬液投与装置は、薬液充填済み薬液容器と、薬液投与用針と、薬液容器と薬液投与用針を連通する連通部と、薬液を薬液容器から薬液投与用針へ移送する薬液移送部と、薬液移送部および連通部を収納したハウジングとを備え、薬液容器は、生体に装着されるものであり、かつ、薬液容器の生体への装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えている。
したがって、薬液投与装置が生体へ装着された状態において、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状に対応して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
したがって、薬液投与装置が生体へ装着された状態において、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状に対応して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
本発明の薬液投与装置を図面に示した実施例を用いて説明する。
本発明の薬液投与装置1は、ハウジング2と、薬液投与用針3と、ハウジング2内に収納された、薬液充填済み薬液容器4と、薬液容器4と薬液投与用針3を連通する連通部5と、薬液を薬液容器4から薬液投与用針3へ移送する薬液移送部6とを備える生体装着型薬液投与装置であって、ハウジング2の装着面部21は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部22を備えている。
本発明の薬液投与装置1は、ハウジング2と、薬液投与用針3と、ハウジング2内に収納された、薬液充填済み薬液容器4と、薬液容器4と薬液投与用針3を連通する連通部5と、薬液を薬液容器4から薬液投与用針3へ移送する薬液移送部6とを備える生体装着型薬液投与装置であって、ハウジング2の装着面部21は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部22を備えている。
図1ないし図4に示されるように、ハウジング2は、全体として扁平の略直方体形状とされており、ここでは、図1における上下方向に長く(左右方向に短く)されている。以下、図1における上下方向を薬液投与装置1の長手方向とし、図1における左右方向を薬液投与装置1の短手方向とし、図1における紙面垂直方向(図4における上下方向)を薬液投与装置1の上下方向として説明することがある。
なお、本発明の薬液投与装置1は、通常、長手方向が横向きとなる状態にて、生体(使用者)に装着される。ハウジング2の長手方向寸法Lは70〜100mm程度、短手方向寸法Wは40〜80mm、上下方向寸法Hは20〜30mm程度とされている。
なお、本発明の薬液投与装置1は、通常、長手方向が横向きとなる状態にて、生体(使用者)に装着される。ハウジング2の長手方向寸法Lは70〜100mm程度、短手方向寸法Wは40〜80mm、上下方向寸法Hは20〜30mm程度とされている。
ハウジング2は、上部ハウジング部材23と下部ハウジング部材24とを備える。上部ハウジング部材23と下部ハウジング部材24は、ハウジング2全体を、側面中央部において2分割した形状とされている。上部ハウジング部材23と下部ハウジング部材24とは接着剤等で固定されており、内部に空間を形成している。なお、上部ハウジング部材23と下部ハウジング部材24の形状(ハウジング2の分割態様)は、これに限られず、例えば、上部ハウジング部材がハウジングの上面部を、下部ハウジング部材が下面部および側面部を構成するようにしてもよい。また、上部ハウジング部材23と下部ハウジング部材24との固定方法は接着によるものに限られず、例えば、超音波溶着やネジ螺着してもよく、固定部間に防水パッキン等を挟んでもよい。
下部ハウジング部材24は、ハウジング2の側面部下部および下面部を構成し、全体が、軟質材料により形成されている。下部ハウジング部材24の下面部は、生体部位に装着される装着面部21を構成する。
なお、本実施例(明細書)では、薬液投与装置1が装着される生体部位の形状に対応可能な性質を「軟質」と言うことがあり、材質(樹脂の種類等)や形状(厚さ等)によって、そのような性質(軟質)を有するものを「軟質材料」や「軟質部材」と言うことがある。また、「軟質」よりも硬い(変形し難い)性質を、その程度によって「硬質」や「半硬質」と言うことがある。
なお、本実施例(明細書)では、薬液投与装置1が装着される生体部位の形状に対応可能な性質を「軟質」と言うことがあり、材質(樹脂の種類等)や形状(厚さ等)によって、そのような性質(軟質)を有するものを「軟質材料」や「軟質部材」と言うことがある。また、「軟質」よりも硬い(変形し難い)性質を、その程度によって「硬質」や「半硬質」と言うことがある。
図5および図6に示されるように、下部ハウジング部材24の長手方向中間部には、上方に突出する中間壁部28が形成されている。中間壁部28は、後述する薬液容器4のポート部42を支持するとともに、ハウジング2内に収納される部材(薬液容器4や載置プレート61、載置プレート61上に配置された薬液移送部6や連通部5を含む)が、ハウジング2内で大きくずれたりしてしまうことを阻止する。
この実施例では、下部ハウジング部材24は、全体が軟質材料により形成されており、薬液投与装置1は、装着面部21のほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部22となっている。変形可能部22は、装着される生体部位の形状変化に追従可能であることが好ましい。このようなものであれば、変形可能部が、薬液投与装置が装着された生体部位の形状(もともとの形状や変形)に追従して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置をより快適に使用することができる。
この実施例の薬液投与装置1において、変形可能部22は、軟質変形可能部である。また、薬液投与装置1においては、下部ハウジング部材24の全体が、軟質材料からなるため、装着面部(下面部)21のみでなく、下面部の周縁から上方に延びる4つの側面部(ハウジング2の側面部下部)も変形可能とされている。下部ハウジング部材24の形成材料としては、例えば、オレフィン系エラストマー(例えば、ポリエチレンエラストマー、ポリプロピレンエラストマー)、ポリアミドエラストマー、スチレン系エラストマー(例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンコポリマー、スチレン−イソプレン−スチレンコポリマー、スチレン−エチレンブチレン−スチレンコポリマー)、ポリウレタン、ウレタン系エラストマー、フッ素樹脂系エラストマーなどの合成樹脂エラストマー、軟質ポリ塩化ビニル、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ブタジエンゴムなどの合成ゴム、ラテックスゴムなどの天然ゴムなどのゴム類が使用される。
図4および図6に示されるように、下部ハウジング部材24の下面部(装着面部21)は、予め(自然状態で)上方に向かって凸となるような湾曲形状とされている。湾曲形状は、薬液投与装置が装着される生体部位(患者の腹部や腕部)の形状に合わせて適宜設定されるものであり、曲率半径R=50〜500mm程度の範囲とされている。
上部ハウジング部材23は、ハウジング2の上面部および側面部上部を構成し、側面部上部および上面部の一部(周縁部)を構成する枠部25と、上面部の一部(中央部)を構成するカバー部26とを備える。本実施例では、上部ハウジング部材23の枠部25が、下部ハウジング部材24の装着面部21に形成された変形可能部22と同等(同じ材質および厚さ)の軟質材料により形成されている。
上部ハウジング部材23の枠部25およびカバー部26は、軟質材料により形成することが好ましい。この場合、ハウジング2は、変形可能部22が設けられた装着面部21と対向する上面部も軟質材料の枠部25およびカバー部26により形成されたものとなる。特に、枠部25およびカバー部26は、変形可能部22と同等(同じ材質および厚さ)の軟質材料により形成することが好ましい。軟質材料としては、上述した下部ハウジング部材24の形成材料として説明したものが好適に使用できる。
また、上部ハウジング部材23のカバー部26は、変形可能部22の変形性に支障がない場合には、半硬質材料により形成してもよい。この場合、ハウジング2は、変形可能部22が設けられた装着面部21と対向する上面部の少なくとも一部が、半硬質のカバー部26により形成されたものなる。この場合のカバー部26の形成材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアセタール、ポリアリレート、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)のようなポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、芳香族または脂肪族ポリアミド等の各種樹脂、あるいはこれらを任意に組み合わせたものが挙げられる。
カバー部26は、枠部25に対して接着剤等で固定されている。なお、枠部25とカバー部26との固定方法は接着剤等によるものに限られず、例えば、枠部25とカバー部26とを2色成形で一体化させてもよいし、枠部25を成形する際にカバー部26をインサート成形してもよい。
カバー部26は、枠部25に対して接着剤等で固定されている。なお、枠部25とカバー部26との固定方法は接着剤等によるものに限られず、例えば、枠部25とカバー部26とを2色成形で一体化させてもよいし、枠部25を成形する際にカバー部26をインサート成形してもよい。
カバー部26には、操作スイッチ27が設けられている。操作スイッチ27は、薬液投与装置1の装着者(患者)等により操作され、所定の制御手段を介して、薬液投与装置1の動作を制御する。なお、カバー部26が半硬質のものであれば、操作スイッチ27の操作性は良好となり、薬液容器4にハウジング2の外部から加わる衝撃を軽減ないし阻止できる。
薬液投与装置1は、装着面部21の全体または装着面部21に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する貼付部29を備えている。図3に示されるように、下部ハウジング部材24には、装着面部21(装着面部21の外表面)に貼付部29が設けられている(図3におけるクロスハッチ部分)。薬液投与装置1は、貼付部29により生体部位に貼り付けられることによって装着される。貼付部29は、表面シートを剥離可能かつ剥離後に、生体部位に貼付可能となっている。貼付部29の粘着面としては、生体への貼着に使用可能な粘着性物質が使用できる。また、粘着面は、このような粘着性物質を装着面部にパートコートすることにより、表面シートを剥離可能かつ再貼付可能に構成されたものであってもよい。
粘着面の形成材料としては、公知のものが使用でき、例えば、グァーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、寒天、アラビアガム、トラガカントガム、カラヤガム、ペクチン、澱粉等の植物系、ザンサンガム、アカシアガム等の微生物系、ゼラチン、コラーゲン等の動物系等の天然高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロース系、可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒドデンプン等のデンプン系等の半合成高分子、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタクリレート等のビニル系、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム等のアクリル系、その他ポリエチレンオキサイド、メチルビニルエーテル/無水マイレン酸共重合体等の合成高分子等の水溶性高分子等が挙げられる。
図5に示されるように、ハウジング2内(上部ハウジング部材23と下部ハウジング部材24との間に形成される空間内)には、薬液容器4、連通部5、薬液移送部6が収納されている。
薬液容器4は、薬液43が充填(収納)された軟質容器本体41と、薬液43を取り出すため(薬液容器の内部を外部と連通させるため)のポート部42とを備える。
薬液容器4は、薬液43が充填(収納)された軟質容器本体41と、薬液43を取り出すため(薬液容器の内部を外部と連通させるため)のポート部42とを備える。
容器本体41は、軟質材料により形成されている。容器本体41は、インフレーション成形法により筒状に成形されたものが好ましい。なお、容器本体41は、例えば、ブロー成形法、共押出インフレーション法などの種々の方法により製造されたものでもよい。
容器本体41の形成材料としては、例えば、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンもしくはポリブテンの混合物)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン等が使用できる。
容器本体41の形成材料としては、例えば、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンもしくはポリブテンの混合物)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン等が使用できる。
容器本体41を構成するシート材の厚さは、その層構成や用いる素材の特性(柔軟性、強度、水蒸気透過性、耐熱性等)等に応じて適宜決定され、特に限定されるものではないが、通常は、100〜500μm程度であるのが好ましく、200〜360μm程度であるのがより好ましい。
薬液容器4(容器本体41)の大きさは、特に限定されるものではないが、後述する薬液容器4(容器本体41)充填される薬液43の量は3〜50mL程度とされ、それに対応した大きさ(容量)とされることが好ましい。
薬液容器4(容器本体41)の大きさは、特に限定されるものではないが、後述する薬液容器4(容器本体41)充填される薬液43の量は3〜50mL程度とされ、それに対応した大きさ(容量)とされることが好ましい。
薬液投与装置1の薬液容器4の容器本体41は、軟質材料により形成されており、装着される生体部位の形状変化に追従して変形する装着面部21(変型可能部22)の形状変化に追従して変形可能とされている。そのため、変形可能部22の変形を阻害しない。
薬液容器4(容器本体41)に充填される薬液43(液状の薬剤)としては、種々の薬液が用いられ得るが、例えば、インスリンのように、数日間で複数回の薬液投与を必要とする薬液や、医師による診察等から数日後の定められたタイミングでの投与を必要とする薬液が、好適に用いられる。そのような薬液としては、例えば、インスリン、鎮痛薬、抗癌治療薬、局部麻酔剤、HIV薬、鉄キレート薬、肺高血圧症治療薬等、ビタミン類、抗生物質を含む薬液等が挙げられる。
図5および図6に示されるように、薬液投与装置1では、ハウジング2内に、離間して配置された複数(ここでは、3つ)の硬質または半硬質のフレーム部材44を備え、薬液容器4は、複数のフレーム部材44,44,44を介してハウジング2内に収納される。
各フレーム部材44は、硬質または半硬質の材料からなり、それぞれ、ハウジング2の短手方向において、一方の側面部から下面部、および他方の側面部に沿うように湾曲して延び、ハウジング2の長手方向に所定の幅を持つ板状部材とされている。フレーム部材44,44,44は、ハウジング2内(図6中で、中間壁部28の右側の空間)に、長手方向にそれぞれ略等間隔で離間して配置されている。薬液容器4の容器本体41は、それらフレーム部材44,44,44上に配置されている。
フレーム部材の形成材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアセタール、ポリアリレート、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)のようなポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、芳香族または脂肪族ポリアミド等の各種樹脂、あるいはこれらを任意に組み合わせたものが挙げられる。
複数のフレーム部材44によって、特に、長手方向における、変形可能部22の変形性(薬液投与装置1が装着される生体部位の形状変化への追従性)を損なうことなく、薬液投与装置1の強度を高め、収納物(薬液容器4、連通部5、および薬液移送部6)を保護することができる。なお、フレーム部材44の数、形状、および配置位置や配置間隔は、例示のものに限られず、所望の変形形態や収納物の保護の必要性等に応じて、適宜設定される。
薬液投与装置1の薬液投与用針3は、ハウジング2(下部ハウジング部材24)の装着面部21(下面部)から下方へ突出している。薬液投与用針3は、後述する載置プレート61の所定の位置に固定されている。
薬液投与用針3は、中空で、連通部5を介して薬液容器4と連通されている。薬液投与用針3は、薬液投与装置1の使用時に生体(患者)に穿刺され、薬液投与用針3を介して、薬液43が生体に投与される。
薬液投与用針3は、中空で、連通部5を介して薬液容器4と連通されている。薬液投与用針3は、薬液投与装置1の使用時に生体(患者)に穿刺され、薬液投与用針3を介して、薬液43が生体に投与される。
薬液投与用針3は、薬液投与装置1の使用前には、針先が露出しないように針キャップ(図示しない)が取付けられていてもよい。薬液投与装置1を生体部位に装着するタイミングで針キャップを外し、所定の生体部位に薬液投与用針3を穿刺する。また、薬液投与装置1に、薬液投与用針3の駆動機構を設けて、薬液投与用針3を、ハウジング2に出し入れ可能に設けるようにしてもよい。
薬液容器4と薬液投与用針3とは連通部5を介して連通されている、連通部5は、チューブ51を備え、後端部(薬液容器4側の端部)が、薬液容器4のポート部42を貫通する容器連結具52を介して薬液容器4の内部に連通されており、先端部(薬液投与用針3側の端部)が、針連結具53を介して薬液投与用針3に連通されている。
チューブ51は、弾性を有する樹脂製のチューブであり、後述する薬液移送部6のカム62に押しつぶされた後、元の形状に復元する程度の可撓性を有する。そのようなチューブ51の形成材料としては、上述した下部ハウジング部材24の形成材料として説明したものが好適に使用できる。
チューブ51は、弾性を有する樹脂製のチューブであり、後述する薬液移送部6のカム62に押しつぶされた後、元の形状に復元する程度の可撓性を有する。そのようなチューブ51の形成材料としては、上述した下部ハウジング部材24の形成材料として説明したものが好適に使用できる。
本実施例の薬液移送部6は、モータ63、モータ軸64、モータ側ギヤ65、カム側ギヤ66、カム軸67、およびカム62を備える、所謂カムポンプ(ローラーポンプやチューブポンプとも言う)機構を備える。カム62は、周方向の一部が径方向外方に突出する略卵形の板カム(中心から円周までの距離が一定でない板状のカム)とされている。薬液移送部6では、モータ63の駆動力が、モータ軸64、モータ側ギヤ65、カム側ギヤ66、およびカム軸67の順に伝達され、チューブ51の上方に配置されたカム62が回転する。回転するカム62(突出部分)により、チューブ51が繰り返し押しつぶされる。押しつぶされたチューブ51が、その都度元の形状に復元する時の負圧を利用して、薬液43が、薬液容器4から薬液投与用針3へ移送される。
薬液移送部6は、硬質または半硬質の載置プレート61上に配置された状態にてハウジング2内に収納されている。より具体的には、薬液移送部6を構成するモータ63、モータ軸64、モータ側ギヤ65、カム側ギヤ66、カム軸67、およびカム62が、載置プレート61上に、モータ63の駆動に起因する回転は可能だが、互いの相対位置は固定した状態で配置されている。さらに、薬液投与装置1では、チューブ51も、載置プレート61上に、薬液移送部6と相対位置を固定した状態で配置されている。これにより、ハウジング2(変形可能部22)の変形に伴い薬液移送部6による薬液移送力が変化してしまうことを防止できる。本実施例の薬液移送部6は、カムポンプ機構を有しており、カム62(カム軸67の中心)とチューブ51との間の距離(相対的な位置関係)が変化し、カム62(突出部分)によりチューブ51が押しつぶされる量が変化すると、薬液移送力が大きく変化してしまうため、このような構成が有効である。
なお、図示はしないが、載置プレート61はカバー部26と剛性的に連結されていてもよい。これにより、カバー部26によるハウジング2収納物(薬液容器4、連通部5、および薬液移送部6)の保護機能や操作スイッチ27の操作性が向上される。
本実施例の薬液投与装置1は、ハウジング2と、薬液投与用針3と、ハウジング2内に収納された、薬液43充填済み薬液容器4と、薬液容器4と薬液投与用針3を連通する連通部5と、薬液43を薬液容器4から薬液投与用針3へ移送する薬液移送部6とを備え、ハウジング2の装着面部21は、装着される生体部位の形状変化に追従可能な変形可能部22(軟質変形可能部)を備えている。したがって、図7に示されるように、薬液投与装置1が生体へ装着された状態において、薬液投与装置1に対して変形力(例えば、図7中、白抜き矢印で示す力)が作用した場合、変形可能部22が、薬液投与装置1が装着された生体部位の形状変化(もともとの形状の相違や装着後の変形)に追従して変形するため、生体への装着性が向上され、薬液投与装置1をより快適に使用することができる。
図8には、本発明の薬液投与装置の別の実施例が示されている。なお、薬液投与装置1aにおいては、特に記載のない限り、上述した薬液投与装置1と略同様の構成については、同一の名称および符号(末尾にaを付すことがある)を用い、詳細な説明を省略する。
薬液投与装置1a(ハウジング2a)の変形可能部は、蛇腹状変形可能部22aとされている。具体的には、図8に示されるように、下部ハウジング部材24aの装着面部21aの一部(薬液容器4の収納部分に対応する、図8中で、右側の部分)が、蛇腹形状とされている。蛇腹状変形可能部22aにおいては、材質が比較的剛性が高い(半硬質)のものであっても、蛇腹形状により、薬液投与装置1aが装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部となっている。蛇腹状変形可能部は、例示の蛇腹状変形可能部22aよりも滑らかな蛇腹形状(所謂、波形状)とされていてもよい。また、蛇腹状変形可能部としては、生体(患者)に触れる側(外側)の突部は、出来るだけ滑らかな(曲率半径の大きな)ものとされていることが、患者の不快感の軽減や薬液投与装置1aの装着性(装着される生体部位への付着性)等の点から、好ましい。
図9ないし図12には、本発明の薬液投与装置の別の実施例が示されている。なお、薬液投与装置1bにおいては、特に記載のない限り、上述した薬液投与装置1と略同様の構成については、同一の名称および符号(末尾にbを付すことがある)を用い、詳細な説明を省略する。
薬液投与装置1bは、ハウジング2bと、ハウジング2b内に設けられた、薬液容器収納部31と、薬液充填済み薬液容器4bと薬液投与用針を連通する連通部5bを収納する連通部収納部32と、薬液43を薬液容器4bから薬液投与用針へ移送する薬液移送部6とを備える生体装着型薬液投与装置であって、ハウジング2bの装着面部21bは、装着される生体部位の形状に対応可能な具体的には、装着される生体部位の形状変化に追従可能である変形可能部22bを備えている。
ハウジング2bは、全体として扁平の略直方体形状とされている。ハウジング2bは、上部ハウジング部材23bと下部ハウジング部材24bとを備える。薬液投与装置2bにおいては、ハウジング2b内に収納される、後述する薬液容器キット7の交換が可能とされているため、ハウジング2bの上部ハウジング部材23bと下部ハウジング部材24bとは、繰り返し着脱可能に固定されている。
薬液投与装置1bにおいては、ハウジング2bの側面部下部および下面部を構成する下部ハウジング部材24bの全体が、軟質材料により形成されている。下部ハウジング部材24bの下面部は、生体部位に装着される装着面部21bを構成する。したがって、薬液投与装置2bは、装着面部21bのほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能、具体的には、装着される生体部位の形状変化に追従可能な変形可能部22bとされている。薬液投与装置2bにおいて、変形可能部22bは、軟質変形可能部である。
図9および図10に示されるように、ハウジング2b内には薬液容器収納部31が設けられている。具体的には、ハウジング2bの内部空間(上部ハウジング部材23bと下部ハウジング部材24bとの内部に形成された空間)の図9における長手方向右側の約2/3の部分、ここでは、ハウジング2bの内部空間における、下部ハウジング部材24bに形成された中間壁部28bよりも右側の部分が、薬液容器収納部31とされている。
ハウジング2bの薬液容器収納部31内には、複数(ここでは、3つ)の硬質または半硬質のフレーム部材44b,44b,44bが、長手方向にそれぞれ略等間隔で離間して配置されている。
ハウジング2bの薬液容器収納部31内には、複数(ここでは、3つ)の硬質または半硬質のフレーム部材44b,44b,44bが、長手方向にそれぞれ略等間隔で離間して配置されている。
ハウジング2b内には連通部収納部32が設けられている。具体的には、ハウジング2bの内部空間の図9における長手方向左側の約1/3の部分、ここでは、ハウジング2bの内部空間における、下部ハウジング部材24bに形成された中間壁部28bよりも左側の部分に、連通部収納部32が設けられている。ハウジング2b内の中間壁部28bよりも左側の部分には、硬質または半硬質の載置プレート61bが配置されており、後述する連通部5bは、載置プレート61b上に配置された状態にてハウジング2b内に収納される。言い換えれば、連通部収納部32は、載置プレート61b上に設けられている。
ハウジング2b内には薬液移送部6が設けられている。具体的には、図10に示されるように、ハウジング2b内において、薬液移送部6を構成するモータ63、モータ軸64、モータ側ギヤ65、カム側ギヤ66、カム軸67、およびカム62が、載置プレート61上に、モータ63の駆動に起因する回転は可能だが、互いの相対位置は固定した状態で配置されている。
また、ハウジング2b内には薬液投与用針を固定するための薬液投与用針取付部33が設けられている。具体的には、ハウジング2b内に配置された載置プレート61bに、略円孔状の薬液投与用針取付部33が形成されており、後述する薬液容器キット7の薬液投与用針(または連通部5bの針連結部53b)を固定可能になっている。
このような薬液投与装置2bは、薬液容器4b、連通部5b、薬液投与用針が一体化された薬液容器キット7と併せて用いられる。
図11に示されるように、薬液容器キット7は、薬液容器4bと、連通部5bと、薬液投与用針とを備える。具体的には、薬液容器4bは、薬液43が充填(収納)された、軟質材料により形成されている容器本体41bと、充填された薬液43を取り出すため(薬液容器の内部を外部と連通させるため)のポート部42bとを備える。薬液投与用針は、中空で、連通部5bを介して薬液容器4bと連通されている。連通部5bは、チューブ51bを備え、後端部(薬液容器4b側の端部)が、薬液容器4bのポート部42bを貫通する容器連結具52bを介して薬液容器4bの内部に連通されており、先端部(薬液投与用針側の端部)が、針連結具53bを介して薬液投与用針に連通されている。
なお、図示はしないが、薬液容器キット7の薬液投与用針は、薬液容器キット7の使用前(薬液投与装置1bへの取付前または薬液容器キット7が取り付けられた薬液投与装置1bの生体への装着前)には、薬液投与用針の針先が露出しないように針キャップが取付けられていてもよい。
なお、図示はしないが、薬液容器キット7の薬液投与用針は、薬液容器キット7の使用前(薬液投与装置1bへの取付前または薬液容器キット7が取り付けられた薬液投与装置1bの生体への装着前)には、薬液投与用針の針先が露出しないように針キャップが取付けられていてもよい。
本実施例の薬液投与装置1bは、図12に示されるように、使用時には、薬液容器キット7が取り付けられる。具体的には、薬液容器4bは、ハウジング2b内の薬液容器収納部31に、フレーム部材44b,44b,44bを介して収納される。連通部5bは、ハウジング2b内の載置プレート61b上に設けられた連通部収納部32に収納される。ハウジング2bは薬液移送部6を備えており、連通部5bを構成するチューブ51bの一部が、薬液移送部6のカム62の下方に配置される。
このような薬液投与装置1bにおいては、薬液容器キット7の交換が可能となっており、医師や装着者が薬液容器キット7を交換することにより、薬液投与装置1bを継続的に使用できるという利点がある。
このような薬液投与装置1bにおいては、薬液容器キット7の交換が可能となっており、医師や装着者が薬液容器キット7を交換することにより、薬液投与装置1bを継続的に使用できるという利点がある。
図13ないし図22には、本発明の薬液投与装置の別の実施例が示されている。なお、薬液投与装置1cにおいては、特に記載のない限り、上述した薬液投与装置1と略同様の構成については、同一の名称および符号(末尾にcを付すことがある)を用い、詳細な説明を省略する。
薬液投与装置1cは、薬液充填済み薬液容器4cと、薬液投与用針3cと、薬液容器4cと薬液投与用針3cを連通する連通部5cと、薬液43を薬液容器4cから薬液投与用針3cへ移送する薬液移送部6と、薬液移送部6および連通部5cを収納したハウジング2cとを備える生体装着型薬液投与装置であって、薬液容器4cは、生体に装着されるものであり、かつ、薬液容器4cの生体への装着面部45は、装着される生体部位の形状に対応可能、具体的には、装着される生体部位の形状変化に追従可能な変形可能部46を備えている。薬液投与装置1cにおいては、薬液容器4cが、ハウジング2cの外部に配置されている。
薬液投与装置1cのハウジング2cは、全体として、硬質または半硬質の材料から構成されている。具体的には、ハウジング2cは、下面部および側面部(薬液容器4c側の側面部を除く)を構成するハウジング本体部材34と、薬液容器4c側の側面部を構成する連結用側面部材35と、上面部を構成する上面蓋部材36とを備える。ハウジング本体部材34と連結用側面部材35と上面蓋部材36とは、接着や溶着等の方法で、固定されている。図14に示されるように、ハウジング2cは、薬液投与装置1cの長手方向の寸法Lcが、短手方向の寸法Wcよりも短くされている。上面蓋部材36には操作スイッチ27cが設けられている。
ハウジング2c(ハウジング本体部材34)の下面部には、筒状の針カバー37が設けられている。針カバー37は、ハウジング2c(ハウジング本体部材34)の下面部から下方へ突出している薬液投与用針3cを外部に露出しないように覆っている。針カバ−37は、ハウジング2c内に収納可能に設けられており、薬液投与装置1cの使用時に、薬液投与用針3cが露出可能になっている。
また、ハウジング2cの薬液容器4c側の側面部(連結用側面部35)には、円孔状の薬液容器連結部38が設けられ、連通部5cを構成する容器連結具52cが一体的に取り付けられている。
また、ハウジング2cの薬液容器4c側の側面部(連結用側面部35)には、円孔状の薬液容器連結部38が設けられ、連通部5cを構成する容器連結具52cが一体的に取り付けられている。
ハウジング2c内には、連通部5cと薬液移送部6が収納されている。連通部5cは、チューブ51cを備え、後端部(薬液容器4c側の端部)が、薬液容器4cのポート部42cを貫通する容器連結具52cを介して薬液容器4cの内部に連通される。容器連結具52cは、連結用側面部35の薬液容器連結部38に取り付けられている。連通部5cの先端部(薬液投与用針3c側の端部)は、針連結具(図示せず)を介して薬液投与用針3cに連通されている。連結部5cを構成するチューブ51cは、後述する載置プレート61c上に配置されている。
薬液移送部6は、モータ63、モータ軸64、モータ側ギヤ65、カム側ギヤ66、カム軸67、およびカム62を備え、ハウジング2c内(ハウジング本体部材34の下面部上)に配置された、硬質または半硬質の載置プレート61c上に、モータ63の駆動に起因する回転は可能だが、互いの相対位置は固定した状態で配置されている。薬液投与装置1cでは、薬液移送部6は、載置プレート61c上に配置された状態にてハウジング2c内に収納されている。
薬液容器4cは、薬液43が充填(収納)された、軟質材料により形成されている容器本体41cと、充填された薬液43を取り出すため(薬液容器の内部を外部と連通させるため)のポート部42cとを備える。薬液投与装置1cの薬液容器4cは、ハウジング2cの外部に配置され、ポート部42cにおいて連通路5cと連通された状態でハウジング2cに取り付けられるとともに、装着面部45(図17における下側の面部)において生体部位に装着される。薬液容器4cの容器本体41cは、軟質材料により形成されており、装着面部45のほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能、具体的には、装着される生体部位の形状変化に追従可能な変形可能部46となっている。よって、薬液投与装置1cの変形可能部46は、軟質変形可能部である。なお、薬液容器の装着面部に形成される変形可能部は、蛇腹形状により、薬液投与装置が装着される生体部位の形状に対応可能な蛇腹状変形可能部とされていてもよい。
図16に示されるように、薬液投与装置1cは、装着面部46の全体に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第1の貼付部47と、ハウジング2cに設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第2の貼付部29cを備えている(図16中のクロスハッチ部)。第1の貼付部47は、薬液容器4cの装着面部45の略全体に設けられている。薬液投与装置1cは、図16に示されるように、底面視において、薬液容器4c(容器本体41c)が、ハウジング2cよりも大きな面積を占めており、第1の貼付部47が第2の貼付部29cよりも大きくされている。
薬液投与装置1cにおいては、薬液容器4cとハウジング2cとが、それぞれ、第1の貼付部47と第2の貼付部29cにおいて生体部位に装着される。ここで、少なくとも薬液容器4cの装着面部45が変形可能部(軟質変形可能部)46とされているため、生体への装着性が向上される。特に、薬液投与装置1cにおいては、ハウジング2c(ハウジング2cの装着面部)が硬質または半硬質の材料からなるものの、ハウジング2c(第2の貼付部29c)は薬液容器4c(第1の貼付部47)よりも小さいため、装着性に大きな影響を与えず、良好な装着性が確保される。また、このような薬液投与装置1cにおいては、薬液容器4cの交換が可能であり、医師や装着者が薬液容器4cを交換することにより、薬液投与装置1cを継続的に使用することもできる。
図19および図20に示されるように、薬液投与装置1cにおいては、薬液容器4cは、離間した複数(ここでは、3つ)の硬質部48,48,48を備え、少なくとも硬質部48,48,48の間が、変形可能部46,46となっており、さらに、硬質部48,48,48(硬質部48,48,48の生体への装着面部)に、装着される生体部位への付着性を有する第1の貼付部47,47,47が設けられていてもよい。
また、図21および図22に示されるように、薬液投与装置1dにおいては、薬液容器4cの装着面部(下面部)45と対向する側の面部(上面部)が、軟質または半硬質のカバー部材8により覆われていてもよい。ここでは、カバー部材8は、ハウジング2cに一体的に設けられている。カバー部材8によって、薬液容器4cに外部(上部)から加わる衝撃を軽減ないし阻止できる。
1 薬液投与装置
2 ハウジング
4 薬液容器
5 連通部
6 薬液移送部
7 薬液容器キット
8 カバー部材
21 装着面部
22 変形可能部
26 カバー部
29 貼付部
43 薬液
44 フレーム部材
61 載置プレート
2 ハウジング
4 薬液容器
5 連通部
6 薬液移送部
7 薬液容器キット
8 カバー部材
21 装着面部
22 変形可能部
26 カバー部
29 貼付部
43 薬液
44 フレーム部材
61 載置プレート
Claims (16)
- ハウジングと、薬液投与用針と、前記ハウジング内に収納された、薬液充填済み薬液容器と、前記薬液容器と前記薬液投与用針を連通する連通部と、薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えていることを特徴とする薬液投与装置。 - ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた、薬液容器収納部と、薬液充填済み薬液容器と薬液投与用針を連通する連通部収納部と、薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部とを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記ハウジングの装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えていることを特徴とする薬液投与装置。 - 前記装着面部のほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部となっている請求項1または2に記載の薬液投与装置。
- 前記変形可能部は、軟質変形可能部または蛇腹状変形可能部である請求項1ないし3のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記薬液投与装置は、前記装着面部の全体または前記装着面部に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する貼付部を備えている請求項1ないし4のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記薬液投与装置は、前記ハウジング内に、離間して配置された複数の硬質または半硬質のフレーム部材を備え、前記薬液容器は、前記複数のフレーム部材を介して前記ハウジング内に収納されるものとなっている請求項1ないし5のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記薬液移送部は、硬質または半硬質の載置プレート上に配置された状態にて前記ハウジング内に収納されている請求項1ないし6のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記ハウジングは、前記変形可能部が設けられた前記装着面部と対向する上面部が、軟質または半硬質のカバー部となっている請求項1ないし7のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 薬液充填済み薬液容器と、薬液投与用針と、前記薬液容器と前記薬液投与用針を連通する連通部と、前記薬液を前記薬液容器から前記薬液投与用針へ移送する薬液移送部と、前記薬液移送部および前記連通部を収納したハウジングとを備える生体装着型薬液投与装置であって、
前記薬液容器は、生体に装着されるものであり、かつ、前記薬液容器の生体への装着面部は、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部を備えていることを特徴とする薬液投与装置。 - 前記装着面部のほぼ全体が、装着される生体部位の形状に対応可能な変形可能部となっている請求項9に記載の薬液投与装置。
- 前記変形可能部は、軟質変形可能部または蛇腹状変形可能部である請求項9または10に記載の薬液投与装置。
- 前記薬液容器は、離間した複数の硬質部を備え、前記硬質部間が、前記変形可能部となっており、さらに、前記硬質部に、装着される生体部位への付着性を有する貼付部が設けられている請求項9ないし11のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記薬液容器の前記装着面部と対向する側の面部が、硬質または半硬質のカバー部材により覆われている請求項9ないし12のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記薬液投与装置は、前記装着面部の全体または前記装着面部に部分的に設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第1の貼付部と、前記ハウジングに設けられ、装着される生体部位への付着性を有する第2の貼付部を備えている請求項9ないし13のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記薬液移送部は、硬質または半硬質の載置プレート上に配置された状態にて前記ハウジング内に収納されている請求項9ないし14のいずれかに記載の薬液投与装置。
- 前記変形可能部は、装着される生体部位の形状変化に追従可能である請求項1ないし15のいずれかに記載の薬液投与装置。
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JP2020052232A JP2021151305A (ja) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | 薬液投与装置 |
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JP2020052232A JP2021151305A (ja) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | 薬液投与装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2010507457A (ja) * | 2006-10-23 | 2010-03-11 | アボット ダイアベティス ケア インコーポレイテッド | 流体送達および人体検体監視のための可撓パッチ |
JP2013063105A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Olympus Corp | 薬液投与装置 |
JP2018504988A (ja) * | 2015-02-17 | 2018-02-22 | アムジエン・インコーポレーテツド | 固定及び/または戻りが真空によって支援された薬物送達装置 |
WO2019183088A1 (en) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | Becton, Dickinson And Company | Medical infusion pump for delivery of a fluid |
-
2020
- 2020-03-24 JP JP2020052232A patent/JP2021151305A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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