JP2021150010A - 除電装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、帯電物体に対してイオンが常に過不足なく生成されて適切な除電ができる。
さらにまた、除電電極を帯電物体に近づけすぎた場合には、何らかの原因で帯電物体が除電電極側にわずかでも移動したとき、除電電極の尖端との間にエネルギーの大きな放電が発生したり、除電電極の尖端が帯電物体に接触して帯電物体を傷つけてしまったりすることもある。
そのため、除電電極の尖端と帯電物体との距離は、除電効率を考慮して電界の生成範囲を広く保つとともに、低い電位まで自己放電が可能な大きさに設定するようにしている。
そこで、接地された除電電極とは別に電圧印加電極を備え、この電圧印加電極を利用してトリガー放電を発生させ、自己放電のきっかけとなる電子やイオンを生成することが考えられている。
この従来の装置は、図6に示すように接地された針状の除電電極1,2と、これら除電電極1,2と間隔を保った電圧印加電極3とを備えている。この電圧印加電極3は交流電源4に接続され、電圧印加電極3と上記除電電極1,2との間でコロナ放電を可能にしている。このコロナ放電によって自己放電のきっかけとなる電子やイオンを生成し、除電電極1,2と帯電物体5との間の自己放電を促すようにしていた。
このような条件のなかで、従来は除電電極1,2と電圧印加電極3とを全て同一レベルに保っていた。つまり、帯電物体5から、上記除電電極1,2までの距離L、電圧印加電極3までの距離Lを全て等しくしていた。
例えば、交流電源4を用いた場合には、電圧印加電極3の電位が交流電圧の周波数に応じて変動するので、その変動に伴って電界E2の強度は変動してしまう。
このように、電圧印加電極3に直流電圧を印加した場合でも、電界E2が帯電物体5の表面電位によって変動するが、特に電圧印加電極3と表面電位とが異極性の場合に電界E2の強度が電界E1よりも大きくなって、電界E1への影響が大きくなってしまう。
そして、上記帯電物体と上記除電電極の尖端との間を、上記帯電物体の表面電位が設定値以上のとき、上記帯電物体から上記除電電極への自己放電が可能な距離に保って、その間での自己放電で生成されたイオンによって上記帯電物体の表面電位を少なくとも上記設定値まで下げる一方、上記帯電物体から上記電圧印加電極までの距離を、上記帯電物体から上記除電電極の尖端までの距離よりも大きくしている。
そして、上記帯電物体と上記除電電極の尖端との間を、上記帯電物体の表面電位が設定値以上のとき、上記帯電物体から上記除電電極への自己放電が可能な距離に保って、その間での自己放電で生成されたイオンによって上記帯電物体の表面電位を少なくとも上記設定値まで下げる一方、上記帯電物体から上記電圧印加電極までの距離を、上記帯電物体から上記除電電極の尖端までの距離よりも大きくしている。
なお、上記除電電極と別のトリガー電極は、その基端側を除電電極に結合して一体的にしても良いし、全く別に設けても良い。
そして、帯電物体と除電電極との間の距離は上記設定値に応じて決められる。
上記のように帯電物体と除電電極との距離を保ち、自己放電で生成されたイオンによって帯電物体の表面電荷を中和し、表面電位を少なくとも上記設定値まで下げることができるようにしている。
第5の発明は、上記電源が交流電源であって、上記電圧印加電極が誘電体の被覆部材で覆われている。
結果として、帯電物体と除電電極との間の自己放電で、帯電物体の表面電位の高さのみに依存するイオン生成ができ、帯電物体の表面電位に応じた除電機能を安定させることができる。
特に、第1の発明のように、除電電極にトリガー放電を発生させる機能を備えた場合には、除電電極とトリガー電極とを別々に設ける必要がなく、その分構造が単純化し小型化も可能である。
例えば、トリガー電極の尖端を電圧印加電極に近づければ、その分、電圧印加電極に印加する電圧を小さくしてもトリガー放電が可能になるので、帯電物体と電圧印加電極との間の電界の強度を小さくして自己放電への影響をより小さくすることができる。
また、帯電物体と除電電極の尖端との間の自己放電を可能にする距離にかかわりなく、電圧印加電極から帯電物体までの距離を大きくして、その間の電界の強度を小さくすることもできる。
その結果、帯電物体の表面電位に対応した自己放電による除電機能をより安定して発揮させることができる。
さらに、被覆部材を設けることで、電圧印加電極に接触した場合の感電の危険も低減できる。
この除電装置は接地されたケーシングAを備え、このケーシングA内には、この発明の接地体となるケーシングAに接続して尖端を接地電位に保った除電電極6,7を備えている。これら除電電極6,7は導体である金属製の針電極である。
そして、図1において、帯電物体5と除電電極6,7間との間の電界をE1、帯電物体5と電圧印加電極8との間の電界をE2としている。
上記電圧印加電極8は軸線方向に長さを有する棒状の電極で、交流電源4に接続された金属電極8aを誘電体の被覆部材8bで覆って形成されている。
もし、電圧印加電極8の金属電極8aに直流電圧を印加した場合には、被覆部材8bの表面にはコロナ放電で生成されたイオンのうち印加電圧と逆極性のイオンが引き付けられ、その電荷によって表面が帯電してしまう。表面に付着したイオンと印加電圧とが相殺しあって被覆部材8bの見かけの電位が低くなってしまうと、除電電極6,7との間の電位差が小さくなってしまうのでコロナ放電が停止してしまう。しかし、電圧印加電極8に、極性が変化する交流電圧を印加することで、被覆部材8b表面の帯電を防止でき除電電極6,7との間の安定した放電を維持できる。
そして、この表面電位の設定値に応じて上記距離L1を設定している。例えば、帯電物体5の表面電位をほぼゼロにするような高い除電能力が要求される場合には表面電位の設定値はほぼゼロに設定され、要求される除電能力が低い場合には上記設定値は大きく設定される。そして、上記表面電位の設定値が低ければ低いほど、上記距離L1を小さくしなければならない。
そして、上記コロナ放電は帯電物体5と除電電極6,7の尖端との間の自己放電のきっかけとなる電子を生成することが主な目的である。
したがって、この第1実施形態の除電装置では、上記距離L1,L2,L3に基づいて、上記コロナ放電で生成された電子やイオンが自己放電のきっかけとなるような除電電極6,7の尖端及び電圧印加電極8の配置が設定されている。
そして、上記自己放電でイオンが生成され、このイオンが帯電物体5の表面電荷を中和して帯電物体5が除電される。
特に、上記電界E2は電圧印加電極8に印加される交流電圧によって強度が変動するが、電界E1は上記電界E2の変動の影響を受けずに安定したものになる。
したがって、この第1実施形態では、帯電物体5の表面電位のみに依存したイオン生成ができる。つまり、帯電物体5の表面電位が高い場合には、多くのイオンが生成され、表面電位が低い場合には生成されるイオン量が少なくなって、帯電物体5の表面電位に応じた除電ができる。
そして、この容量Cは、上記長さの範囲SとケーシングAとの対向長さによって決まるが、後で説明するように微小値に設定することが望ましい。
しかし、浮遊容量SCに電荷を蓄積した後には浮遊容量SCに蓄電された電荷を接地へ流す必要がある。放電電流をせき止めたままでは除電が完了しないからである。したがって、帯電物体5の表面電位にもよるが、高抵抗素子Rの抵抗値としては100[MΩ]〜500[MΩ]程度が適当である。
上記したように、1回の自己放電は浮遊容量SCが満杯になって除電電極6,7が帯電物体5の表面電位とほぼ同電位になるまで続く。したがって、その放電エネルギーは、帯電物体5の表面電位に応じて浮遊容量SCに蓄積された電荷量、すなわち浮遊容量SCの容量Cと表面電位の積に比例する。そのため、浮遊容量SCの容量Cを微小値に設定すれば、帯電物体5の表面電位がどんなに高くても、1回の自己放電の放電エネルギーは小さくなって着火性放電を防止できる。
例えば、容量Cが3[pF]に設定されていて帯電物体5の表面電位Vが10[kV]のときの自己放電の放電エネルギーWは、W=1/2×C×V2から約0.15[mJ]である。一方、一般的な溶剤蒸気の最小着火エネルギーは約0.20[mJ]以上である。したがって、容量Cが3[pF]なら、一般的な溶剤蒸気が存在する雰囲気でも、上記自己放電が着火性放電になることはない。
いずれにしても、この発明における浮遊容量SCの容量Cは、雰囲気中の想定できる可燃性物質の最小着火エネルギーや、帯電物体5の想定される最大表面電位などに基づいて設定する必要がある。
もし、上記浮遊容量SCの容量Cを上記のように設定しない場合には、表面電位が高い帯電物体5から発生する自己放電の放電エネルギーが、雰囲気中の可燃性物質の最小着火エネルギーを超えて火災や爆発の原因になってしまう可能性がある。
このように距離L2を大きくして、帯電物体5と電圧印加電極8との間の電界E2の強度を相対的に小さくなるようにしたので、帯電物体5と除電電極6,7との間の電界E1に対する不安定な電界E2の影響を小さくできる。
その結果、帯電物体5と除電電極6,7との間には、帯電物体5の表面電位のみで強度が決まる電界E1が生成され、帯電物体5の表面電位のみに依存するイオン生成によって帯電物体5の表面電位に応じた除電ができる。
この第2実施形態においても、帯電物体5から電圧印加電極8までの距離L2を、帯電物体5から除電電極6,7の尖端までの距離L1より大きく設定して、帯電物体5と電圧印加電極8との間の電界E2の強度を積極的に小さくしている。
このような構成では、電圧印加電極8が除電電極6,7で囲まれるので、帯電物体5から電圧印加電極8へ向かう電気力線が、電圧印加電極8ではなく除電電極6,7の尖端に集中しやすくなる。そのため、相対的に上記電界E1の強度が大きくなる一方で、電界E2の強度の方はより小さくなる。したがって、電界E1に対する電界E2の影響がより小さくなり、帯電物体5から除電電極6,7への自己放電によるイオン生成がさらに安定したものになる。
上記トリガー電極9,10は尖端を有する、例えば金属針で構成され、その尖端を電極印加電極8と対向させている。上記トリガー電極9,10と電圧印加電極8との距離L3は、トリガー放電となるコロナ放電が可能な距離である。
その他の構成は第1実施形態と同様であり、第3実施形態において第1実施形態と同様の構成要素には図1と同じ符号を用いている。
また、この第3実施形態でも、第1実施形態と同様に除電電極6,7と接地体との間に高抵抗素子Rを接続し、浮遊容量SCの容量Cを、着火性放電を防止できるように微小値に設定している。そのため、帯電物体5からの自己放電が火災や爆発の原因になることはない。
その他の構成は第2実施形態と同様であり、第4実施形態において第2,3実施形態と同様の構成要素には図2,3と同じ符号を用いている。
したがって、この第4実施形態においても、上記第2実施形態と同様の効果が得られる。
例えば、トリガー電極6,7の尖端を電圧印加電極8に近づけて、第1実施形態や第2実施形態よりも距離L3を小さくすることができる。距離L3が小さくなれば、その分、電圧印加電極8に印加する電圧を小さくしてもトリガー放電が可能になるので、電界E2の強度を小さくして電界E1への影響をより小さくすることができる。
その結果、帯電物体5の表面電位に対応した自己放電によるより安定した除電機能を発揮させることができる。
なお、上記第3,4実施形態では、除電電極6,7にトリガー電極9,10の基端を結合しているが、トリガー電極9,10は除電電極と全く別個に接地体と接続してもよい。このように、除電電極とは全く別個にしたものだけでなく、上記のように基端側を除電電極6,7と連結したものも、この発明の除電電極と別にしたトリガー電極に含まれる。
しかし、雰囲気中に可燃性物質が含まれていなければ、雰囲気の最小着火エネルギーは非常に大きな値となるので、自己放電の放電エネルギーがそれに達する可能性はほぼない。
なお、上記実施形態において除電電極6,7の尖端を誘電体で覆っていないのは、除電電極6,7の尖端に帯電物体5からの電気力線を集中させて上記自己放電を起こりやすくするためである。
ただし、電圧印加電極を誘電体の被覆部材で覆った場合には、上記したように印加電圧は交流にしなければならない。
上記電圧印加電極8と除電電極6,7またはトリガー電極9,10との間のコロナ放電は自己放電のきっかけであって、除電に寄与する多くのイオンを生成するように設定する必要はないが、電極間の距離L3と印加電圧とによってイオン生成量はほぼ一定に保たれる。
そのため、自己放電で生成されるイオン量が少なくなるとコロナ放電で生成されるイオン量が相対的に多くなり、このイオンを除電に利用することもできる。
例えば、図5に示すように、刃のような尖端を有する板状部材で構成してもよい。
図5は板状の電極の例で、除電電極6とトリガー電極9とが板状部材で一体的に形成されている。
このように除電電極6,7は、尖端を備えていれば他の部分の形態は特に限定されないが、上記高抵抗素子Rから尖端までの浮遊容量SCの容量を微小に保つためには、その断面積が小さい形状が好ましい。
図5のように除電電極6,7にトリガー電極9,10を結合した場合には、トリガー電極9,10の部分も上記浮遊容量SCの容量に含まれるので、その大きさを考慮する必要がある。
5 帯電物体
6,7 除電電極
8 電圧印加電極
8b (誘電体の)被覆部材
9,10 トリガー電極
L1 帯電物体から除電電極までの距離
L2 帯電物体から電圧印加電極までの距離
R 高抵抗素子
SC 浮遊容量
S 高抵抗素子から除電電極の尖端までの長さ
Claims (6)
- 帯電物体と対向する尖端を有し、接地された除電電極と、
電源に接続され、上記除電電極の尖端との間でトリガー放電を発生させる電圧印加電極と
を備え、
上記電圧印加電極と上記除電電極の尖端との間のトリガー放電をきっかけとして帯電物体と上記除電電極の尖端との間で自己放電を発生させ、上記自己放電で生成されたイオンによって上記帯電物体の電荷を中和する除電装置であって、
上記帯電物体と上記除電電極の尖端との間を、上記帯電物体の表面電位が設定値以上のとき、上記帯電物体から上記除電電極への自己放電が可能な距離に保って、その間での自己放電で生成されたイオンによって上記帯電物体の表面電位を少なくとも上記設定値まで下げる一方、
上記帯電物体から上記電圧印加電極までの距離を、上記帯電物体から上記除電電極の尖端までの距離よりも大きくした除電装置。 - 帯電物体と対向する尖端を有し、接地された除電電極と、
電源に接続された電圧印加電極と、
上記電圧印加電極との間でトリガー放電を発生させる尖端を有し、上記除電電極とは別の接地されたトリガー電極と
を備え、
上記電圧印加電極と上記トリガー電極の尖端との間のトリガー放電をきっかけとして帯電物体と上記除電電極の尖端との間で自己放電を発生させて、
上記自己放電で生成されたイオンによって上記帯電物体の電荷を中和する除電装置であって、
上記帯電物体と上記除電電極の尖端との間を、上記帯電物体の表面電位が設定値以上のとき、上記帯電物体から上記除電電極への自己放電が可能な距離に保って、その間での自己放電で生成されたイオンによって上記帯電物体の表面電位を少なくとも上記設定値まで下げる一方、
上記帯電物体から上記電圧印加電極までの距離を、上記帯電物体から上記除電電極の尖端までの距離よりも大きくした除電装置。 - 上記除電電極を上記電圧印加電極の両側に備えた請求項1に記載の除電装置。
- 上記除電電極及びトリガー電極を、上記電圧印加電極の両側に備えた請求項2に記載の除電装置。
- 上記電源が交流電源であって、
上記電圧印加電極が誘電体の被覆部材で覆われた請求項1〜4のいずれか1に記載の除電装置。 - 上記除電電極と上記接地体との間に直列に接続された高抵抗素子と、
上記高抵抗素子から上記除電電極の尖端までの長さの範囲で対向し、その対向長さに応じた大きさの浮遊容量を生成する浮遊容量生成手段と
を備え、
上記浮遊容量の大きさは、
上記帯電物体から上記除電電極への上記自己放電が発生したとき、この自己放電による放電エネルギーが、上記帯電物体が存在する雰囲気における可燃性物質の最小着火エネルギーに達する前に、上記帯電物体からの電荷による蓄電量が最大となって上記自己放電が停止するように設定された請求項1〜5のいずれか1に記載の除電装置。
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