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JP2021110820A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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JP2021110820A
JP2021110820A JP2020002206A JP2020002206A JP2021110820A JP 2021110820 A JP2021110820 A JP 2021110820A JP 2020002206 A JP2020002206 A JP 2020002206A JP 2020002206 A JP2020002206 A JP 2020002206A JP 2021110820 A JP2021110820 A JP 2021110820A
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JP2020002206A
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貴博 三浦
Takahiro Miura
貴博 三浦
徹也 安冨
Tetsuya Yasutomi
徹也 安冨
勇樹 新山
Yuuki Niiyama
勇樹 新山
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 複数層からなる外被の引き裂き作業性が優れ、取り扱い性の悪化や損失増加を抑制することが可能な光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】 ケーブルコア15の外周には、押さえ巻き部材5が配置される。押さえ巻き部材5の外周には、樹脂製の外被13が設けられる。外被13は、光ファイバケーブル1を被覆して保護するための層である。外被13は、内層シース7aと、内層シース7aの外周に形成される外層シース7bとを有する複数層からなる。押さえ巻き部材5と内層シース7aとの間には、第一の引き裂き紐11aが配置される。また、内層シース7aと外層シース7bとの間には、第二の引き裂き紐11bが配置される。ここで、光ファイバケーブル1は、外層シース7bを固定した状態における、内層シース7a(及び内層シース7aの内側のケーブルコア15等)の引き抜き力が18N/10m以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、強度と難燃性などの異なる特性を満足することが可能な光ファイバケーブルに関するものである。
近年の情報量の増加に伴い、複数の光ファイバ心線を収容した種々の光ファイバケーブルが提案されている。このような光ファイバケーブルにおいて、強度と難燃特性など、光ファイバケーブルに求められる複数の特性を満足するため、ケーブルコアの外周に、異なる特性を持った複数層の外被材でシースする場合がある。例えば、内層シースに側圧及び衝撃に耐えうる高強度な樹脂を用い、外層シースに難燃樹脂を用いる場合である。
このような光ファイバケーブルとしては、例えば、外被を内層シースと外層シースとの二層構造とし、外力がかかった際に外層シースのみが伸び破断することを避けるため、層間に接着樹脂層を挟むとで、二層のシースを接着した光ファイバケーブルが提案されている(特許文献1)。
また、使用後の外被のリサイクル性を向上させるために、内層シースと外層シースを容易に分離することが可能な光ファイバケーブルが提案されている(特許文献2)。
特開平09−102220号公報 特開平2005−99445号公報
しかし、特許文献1のような光ファイバケーブルは、内層シースと外層シースが接着されていて剥離できないので、二層をまとめて引裂き紐によって引裂く必要がある。しかし、このような引き裂きには大きな力が必要であり、作業者の負担が大きく内部の光ファイバ心線の取り出し作業性等が悪い。また、2層間に接着層を設ける必要があるため、ケーブルの外径や重量の増加の要因となる。
これに対し、特許文献2のように、内層シースの内側にと外層シースの内側の両方に引裂き紐を設け、これを用いて一層ずつ引裂いていく事で、作業性を改善する事ができる。例えば、まず外側の引裂き紐で外層シースを裂き、その裂け目を手で開いて外層シースを取り外して内層シースを露出させ、続いて、内層シースを内側の引裂き紐で裂き、その裂け目を手で開いて内層シースを取り外すことで、内部のコアを取り出すことができる。
このように、内層シースと外層シースとの剥離性を高める方法としては、例えば、内層シースと外層シースの間に押さえ巻きなどの剥離層を設ける方法がある。しかしながら、押さえ巻きなどの部材を追加する事で、敷設作業時に除去する部材が増えるため、作業効率が低下する。また、光ファイバケーブルの外径が増して敷設スペースが嵩むとともに、光ファイバケーブルの重量が増すため、光ファイバケーブルの取り回しがしづらくなるという問題がある。
また、特許文献2のように、内層シースと外層シースとの剥離性を高めようとすると、特許文献1で述べたように、外力がかかった際に外層シースのみが伸びて破断する恐れがある。例えば、コアにテンションメンバを配置したスロット型ケーブルや、内層シース内にテンションメンバを配置したスロットレスケーブルの敷設時に、外層シースを把持して張力をかけると、テンションメンバを含まない外層シースのみが伸びて塑性変形し、最悪破断に至る恐れがある。
逆に、外層シース中にテンションメンバを設けたスロットレスケーブルの場合には、金属やFRPからなるテンションメンバと一体化した外層シースは低温時の収縮が制限されるが、外被を構成する樹脂であるポリエチレンが、一般に熱膨張係数の大きい材料であるため、内層シースは自由に収縮する。この結果、内層シースに接したコア中の光ファイバ心線が圧縮されて損失増加が発生する恐れがある
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、複数層からなる外被の引き裂き作業性が優れ、取り扱い性の悪化や損失増加を抑制することが可能な光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
前述した目的を達するために本発明は、複数の光ファイバ心線からなるケーブルコアと、前記ケーブルコアの外周に配置される押さえ巻きと、前記押さえ巻きの外周に配置される外被と、を具備し、前記外被は、内層シースと、前記内層シースの外周に形成される外層シースとを有する複数層からなり、前記内層シースと前記外層シースとは熱融着せずに接触し、前記押さえ巻きと前記内層シースとの間に第一の引き裂き紐が配置され、前記内層シースと前記外層シースとの間に第二の引き裂き紐が配置され、前記外層シースを固定した状態で前記内層シースより内側を引き抜く際の引き抜き力が18N/10m以上であることを特徴とする光ファイバケーブルである。
前記内層シースの外面の表面粗さRaが0.5μm以上であることが望ましく、より好ましくは、前記内層シースの外面の表面粗さRaが0.9μm以上である。
前記外層シースのMFRが0.10g/10分以上であることが望ましい。
前記内層シースのショアD硬度が38以上であることが望ましく、より好ましくは、前記内層シースのショアD硬度が50以上であり、さらに好ましくは、前記内層シースのショアD硬度が68以上である。
前記内層シースの軟化温度は、前記外層シースの軟化温度よりも25度以上高いことが望ましい。
前記外層シースの互いに180度離れた位置に、それぞれ長手方向に切れ込みを入れ、前記外層シースのみを掴んで、前記内層シースから90度剥離試験をした時の剥離力が30N以下であることが望ましい。
前記ケーブルコアは、S方向またはSZ方向に形成された溝を有し、内部にテンションメンバを有するスロットと、前記溝に収容された前記光ファイバ心線からなってもよい。
前記ケーブルコアは、複数の前記光ファイバ心線が束ねられた光ファイバユニットからなり、前記内層シースの内部にテンションメンバが設けられてもよい。
前記ケーブルコアは、複数の前記光ファイバ心線が束ねられた光ファイバユニットからなり、前記外層シースの内部にテンションメンバが設けられてもよい。
本発明によれば、外被を複数層とすることで、異なる特性を外被に持たせることができる。この際、内層シースと外層シースとが熱融着しておらず、また、各層を別々に切り裂き紐で引き裂き、取り外すことができるため、作業が容易である。
また、外層シースからの内層シースの引き抜き力が18N/10m以上であるため、敷設時や熱サイクル時に、内層シースと外層シースとの滑りやずれが小さく、外層シース内部にテンションメンバが配置されていない場合でも、外層シースの伸び及び破断を抑制することができる。また、同様に、内層シースよりも内部にテンションメンバが配置されていない場合でも、内層シース内部の光ファイバの圧縮を抑制し、これに伴う伝送損失の増大を抑制することができる。
このように、引き抜き力を増大させる方法としては、内層シースの外面の表面粗さを所定以上とすることで、内層シースと外層シースとの表面の凹凸が互いに噛み合い、引き抜き力を向上させることができる。
また、外層シースのメルトフローレートが0.10g/10分以上であれば、外層シースの樹脂を内層シースの外表面の細かな凹凸の外周面に押し出した際に、樹脂が細かな凹凸に入り込みやすく、内層シースと外層シースとの凹凸を効率良く噛合わせることができる。
また、内層シースのショアD硬度を所定以上とすることで、外層シースからの力を受けた際に、内層シースの表面の凹凸の変形が小さいため、より効率良く、引き抜き力を維持することができる。
また、内層シースの軟化温度が外層シースの軟化温度よりも25度以上高ければ、両者の熱融着をより確実に防ぐことができる。
また、光ファイバケーブルの長手方向に対する内層シースと外層シースとの滑りを抑制しても、内層シースから外層シースを90度剥離した際の剥離力が所定以下であれば、外被を除去し、内部の光ファイバ心線の取り出し作業が容易である。
このような光ファイバケーブルとしては、スロット型の光ファイバケーブルにも適用可能であり、スロットレス型の光ファイバケーブルにも適用可能である。また、スロットレス型の光ファイバケーブルの場合においては、テンションメンバは外層シース内に配置しても、内層シース内に配置しても同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、複数層からなる外被の引き裂き作業性が優れ、取り扱い性の悪化や損失増加を抑制することが可能な光ファイバケーブルを提供することができる。
(a)は、光ファイバケーブル1を示す断面図、(b)は、光ファイバケーブル1の内層シース7aと外層シース7bとの界面近傍の拡大概念図。 引き抜き力の測定方法を示す図。 (a)、(b)は、剥離力の測定方法を示す図。 光ファイバケーブル1aを示す断面図。 光ファイバケーブル1bを示す断面図。 引き抜き力と敷設時の内層の引き込み量の関係を示す図。 引き抜き力と敷設時の最大損失増加量の関係を示す図。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、光ファイバケーブル1を示す断面図である。光ファイバケーブル1は、スロット型の光ファイバケーブルである。光ファイバケーブル1は、ケーブルコア15、テンションメンバ9、引き裂き紐11a、11b、スロット17、外被13等により構成される。
ケーブルコア15は、スロット17に収容された複数本の光ファイバ心線3からなる。スロット17は、可撓性を有する樹脂で構成される。スロット17の長手方向には、S方向またはSZ方向に溝19が形成される。複数の光ファイバ心線3は、溝19内に収容される。また、スロット17の内部の略中央には、テンションメンバ9が設けられる。テンションメンバ9は、例えば鋼線である。なお、溝19の形状、配置数や深さは図示した例には限られない。
光ファイバ心線3は、単心の光ファイバ心線であってもよいが、複数の光ファイバ心線が併設された光ファイバテープ心線であることが望ましい。この場合には、隣り合う光ファイバ同士が長手方向に間欠的に接着された間欠接着型光ファイバテープ心線であることが望ましい。
ケーブルコア15の外周には、押さえ巻き部材5が配置される。押さえ巻き部材5は、例えば、端部同士が重なるように縦添え巻きによってケーブルコア15を一括して覆うように配置される。押さえ巻き部材5は、例えば樹脂テープや、吸水性不織布などが適用可能である。また、押さえ巻き部材5の外周には、図示を省略した粗巻き紐が螺旋状に巻き付けられる。
押さえ巻き部材5の外周には、樹脂製の外被13が設けられる。外被13は、光ファイバケーブル1を被覆して保護するための層である。外被13は、内層シース7aと、内層シース7aの外周に形成される外層シース7bとを有する複数層からなる。なお、内層シース7aと外層シース7bとは熱融着せずに直接接触する。
内層シース7aと外層シース7bとは、同一の樹脂であってもよいが、異なる特性を持った樹脂であることが望ましい。例えば、内層シース7aは、外層シース7bに対して強度が高く、外層シース7bは、内層シース7aに対して難燃性に優れる。なお、内層シース7aと外層シース7bの詳細は後述する。
押さえ巻き部材5と内層シース7aとの間には、第一の引き裂き紐11aが配置される。また、内層シース7aと外層シース7bとの間には、第二の引き裂き紐11bが配置される。引き裂き紐11a、11bは、それぞれ一対配置され、一対の引き裂き紐は、互いに180度離れた位置に配置される。このように、外被13によって一括してケーブルコア15及び引き裂き紐11a、11bが覆われる。
ここで、光ファイバケーブル1は、外層シース7bを固定した状態における、内層シース7a(及び内層シース7aの内側のケーブルコア15等)の引き抜き力が18N/10m以上である。引き抜き力は、内層シース7aと外層シース7bの一体化の程度を示す指標である。
図2は、本発明における引き抜き力の測定方法を示す図である。引き抜き力の測定は、まず10.2mの光ファイバケーブル1を用意し、両端末の0.1mずつの外層シース7bのみを除去する。次に、外層シース7bの両端部近傍を固定部23で固定する。固定部23は、例えばテープ等を用い、光ファイバケーブル1が動かないように固定できればよい。
次に、一方の端部側から、内層シース7a及び内層シース7aの内部構造をまとめて引き抜く(図中矢印A)。徐々に引っ張り力を増していき、逆側の端部において、内層シース7aが外層シース7bに対して動いた時点での荷重を引き抜き力とする。すなわち、本発明では、10m長さの光ファイバケーブル1において、18N未満の引張力では、外層シース7bに対して内層シース7aが動くことがなく、内層シース7aと外層シース7bとの滑りやずれが生じにくい。
また、光ファイバケーブル1は、外層シース7bに対する、内層シース7aの剥離力が30N以下であることが望ましい。剥離力は、内層シース7aからの外層シース7bの剥離のしやすさを示す指標である。
図3は、本発明における剥離力の測定方法を示す図である。まず、図3(a)に示すように、光ファイバケーブル1を用意し、外層シース7bの互いに180度離れた位置に、それぞれ長手方向に切れ込み25を入れる。次に、図3(b)に示すように、ケーブルの端部において外層シース7bのみを掴んで、内層シース7aから外層シース7bを90度の方向に引っ張り、この90度剥離試験時における荷重を測定する。この時の、内層シース7aから外層シース7bを剥離に必要な力を剥離力とする。すなわち、内層シース7aからの外層シース7bの剥離力を30N以下とすることで、外層シース7bを容易に剥離することができる。
ここで、前述したように、内層シース7aと外層シース7bとを熱融着や接着等で強く接合することで、外層シース7bからの内層シース7aの引き抜き力を高めることができる。このため、敷設時や熱サイクルの際に、長手方向に対する内層シース7aと外層シース7bとの滑りやずれを抑制することができる。一方で、このように両者を強く接合すると、両者の剥離力が大きくなるため、剥離作業が困難となる。
これに対し、本発明は、熱融着等を行わずに、外層シース7bからの内層シース7aの引き抜き力を高めることで、剥離力を低減するものである。この方法としては、図1に示すように、内層シース7aの外面(外層シース7bとの界面)の凹凸を大きくすることが望ましい。なお、引き抜き力を高めるためには、光ファイバケーブル1の長手方向の断面において、内層シース7aの外面の凹凸(表面粗さ)が大きければよい。
このような、長手方向における内層シース7aの外面の凹凸の大きさの指標として、長手方向に対する内層シース7aの表面粗さRaが0.5μm以上であることが望ましく、さらに好ましくは、0.9μm以上である。なお、内層シース7aの表面粗さ7aは、外層シース7bを剥離して、内層シース7aの外面を露出した状態で例えば非接触表面粗さ計によって測定することができる。この際、外層シース7bと内層シース7aとが熱融着や接着等によって剥離されず、内層シース7aの外面に外層シース7bの一部が残存したり、内層シース7aの一部が外層シース7bの内面に残存したりすることがないことが条件となる。
このように、内層シース7aと外層シース7bとの間の凹凸(表面粗さ)を大きくすることで、長手方向への引き抜き力を高めることができるとともに、90度方向への剥離力の上昇を抑制することができる。このため、内層シース7aと外層シース7bの長手方向へのずれを抑制しつつ、外層シース7bの剥離性を向上させることができる。
なお、このように、内層シース7aの外面の面粗さを大きくする方法としては、内層シース7aの押し出し時に、押出ヘッド内で、ダイス表面/溶融樹脂間の摩擦を大きくすることで、内層シース7aの表面の粗さを粗くすることができる。具体的には、通常の製造条件に対して、あえて線速を上げる、樹脂温度を下げる、あるいはダイス温度を下げるなどの方法がある。
例えば、前述したように、線速を上げると、メルトフラクチャという現象により樹脂に揺らぎが発生して、表面に凹凸形状が形成される。通常は、押出後の表面の粗さが粗くなることは望ましくない。このため、表面ができるだけ平滑になるように押出条件設定がなされるため、上記のような現象の発生は避けられる。しかし、本発明では、あえて従来と比較して表面粗さが粗くなるように押出条件を設定することで、内層シース7aの表面に凹凸を形成することができる。
この他にも、例えば平均粒径1μm以上の粒子を内層樹脂に配合することで、内層シース7aの表面を粗くすることができる。この場合、粒子は、例えばタルク(フィロケイ酸塩鉱物)やカーボンブラック、金属水酸化物(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム)などが適用可能であり、平均粒径は例えばレーザー回折法により特定される。また、平均粒径が大きすぎると内側(コア側)に大きな凹凸が生じる事で、凸部が心線を圧迫して損失増加が発生するという問題があるため、平均粒径1mm以下、さらに望ましくは500μm以下が望ましい。
また、内層シース7aの表面の表面粗さを粗くした際に、外層シース7bが内層シース7aの凹凸に形状に追従した凹凸形状となることが望ましい。すなわち、内層シース7aの表面凹部に、外層シース7bの樹脂が確実に流れ込み、互いに噛み合うことが望ましい。このためには、外層シース7bの樹脂の、JIS K6922−2で規定されるメルトフローレート(MFR)が0.10g/10分以上であることが望ましい。このように外層シース7bの流動性を高くすることで、外層シース7bの押し出し時に、溶融樹脂が内層シース7a表面の凹凸形状に応じた形状で密着し、引き抜き力を高めることができる。
また、内層シース7aの軟化温度は、外層シース7bの軟化温度よりも25度以上高いことが望ましい。これは、外層シース7bの押し出し時に、内層シース7aが軟化して熱融着することを抑制するためである。
また、内層シース7aのショアD硬度は38以上であることが望ましく、より好ましくは、内層シース7aのショアD硬度が50以上であり、さらに好ましくは、内層シース7aのショアD硬度が63以上である。内層シース7aの硬度が高くなるほど、外層シース7bへの引張力に対して、内層シース7aの凹凸形状が変形しにくく、凹凸形状が維持されるため、高い引き抜き力を得ることができる。
次に、光ファイバケーブル1の外被除去作業方法について説明する。まず、光ファイバケーブル1の一部において、カッター等で数cm程度の長さ、外層シース7bのみ(内層シース7aとの界面まで)に長さ方向に切り込みを入れる。次に、内層シース7aの表面上にある引き裂き紐11aを掴み、長手方向に引き裂き、外層シース7bを内層シース7aから引き剥がす事で外層シース7bを除去することができる。
次に、内層シース7aについても、カッター等で数cm程度の長さ、内層シース7aのみ(押さえ巻き部材5との界面まで)に長さ方向に切り込みを入れる。次に、押さえ巻き部材5の表面上にある引き裂き紐11bを掴み、長手方向に引き裂き、内層シース7aを押さえ巻き部材5から引き剥がす事で内層シース7aを除去することができる。この際、引き裂き紐を11a、11bをそれぞれ2本用いることで、引き裂き後の外被が左右2分割になり、取り除きやすい。なお、カッターでの外層シース7bと内層シース7aへの切れ込みは、同時に行ってもよい。
以上、本実施の形態の光ファイバケーブル1によれば、内層シース7aの引き抜き力が高いため、敷設時や温度変化の際に、外層シース7bに対して内層シース7aの飛び出しなどの長手方向のずれが生じにくく、取り扱い性が良好である。また、外層シース7bと内層シース7aとが熱融着していないため、引き抜き力を高めても、両者の剥離力は低減することができ、外被の除去作業性も良好である。
また、内層シース7aの表面粗さを粗くするために、特殊な金型等は不要であり、例えば、いわゆるメルトフラクチャが生じるような製造条件とすることで、容易に製造することができる。
この際、外層シース7bのMFRが所定以上であれば、外層シース7bの押し出し時に、外層シース7bの樹脂を内層シース7a表面の凹凸形状に確実に追従させることができ、より確実に高い引き抜き力を確保することができる。
また、内層シース7aを所定以上の硬度とすることで、内層シース7aの変形が抑制され、凹凸形状が維持されるため、高い引き抜き力を確保することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、光ファイバケーブル1aの断面図である。なお、以下の説明において、光ファイバケーブル1と同様の構成については、図1等と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
光ファイバケーブル1aは、スロット型の光ファイバケーブル1とは異なり、スロットレス型の光ファイバケーブルである。光ファイバケーブル1aのケーブルコア15aは、複数の光ファイバ心線3が束ねられた光ファイバユニット21からなる。より詳細には、複数の光ファイバ心線3が撚り合わせられて光ファイバユニット21が構成され、複数の光ファイバユニット21を集合して、ケーブルコア15が形成される。なお、各光ファイバユニット21は、例えばバンドル材などによって束ねられて、他の光ファイバユニット21と区別される。
ケーブルコア15aの外周には押さえ巻き部材5が巻き付けられる。押さえ巻き部材5の外周には、内層シース7aが配置され、内層シース7aの外周には外層シース7bが配置される。内層シース7aの内部には、ケーブルコア15を挟んで対向する位置に一対のテンションメンバ9が設けられる。また、押さえ巻き部材5の外周であって、テンションメンバ9の対向方向と略直交する方向に、ケーブルコア15を挟んで対向するように一対の引き裂き紐11aが設けられる。また、内層シース7aの外周側には、一対の引き裂き紐11aの外周位置に、一対の引き裂き紐11bが設けられる。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、内層シース7aの内部にテンションメンバ9が配置されるため、テンションメンバ9が含まれない外層シース7bのみが伸びる恐れがあるが、内層シース7aの外層シース7bからの引き抜き力が大きいため、外層シース7bに引張りの外力がかかる場合でも、内層シース7aと外層シース7bとが滑り、長手方向にずれることが抑制される。このように、本発明は、スロットレスタイプの光ファイバケーブルにも適用可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図5は、光ファイバケーブル1bの断面図である。光ファイバケーブル1bは、光ファイバケーブル1aとほぼ同様の構成であるが、テンションメンバ9の配置が異なる。
光ファイバケーブル1bは、光ファイバケーブル1aと異なり、外層シース7bの内部にテンションメンバ9が設けられる。すなわち、外層シース7bの内部には、ケーブルコア15を挟んで対向する位置に一対のテンションメンバ9が設けられる。また、押さえ巻き部材5の外周及び内層シース7aの外周のそれぞれに、テンションメンバ9の対向方向と略直交する方向に、ケーブルコア15を挟んで対向するように一対の引き裂き紐11a、11bが設けられる。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、外層シース7bの内部にテンションメンバ9が配置されるため、テンションメンバ9が含まれない内層シース7aが低温時に収縮する恐れがあるが、内層シース7aの外層シース7bからの引き抜き力が大きいため、内層シース7aに収縮力がかかる場合でも内層シース7aと外層シース7bとが滑り、長手方向にずれることが抑制される。このように、本発明では、各種のタイプの光ファイバケーブルに適用可能であり、例えば、自己支持型の光ファイバケーブルにも適用可能である。
樹脂及び押し出し条件等を変化させて、各種の光ファイバケーブルを製造し、「引き抜き力」、「外被の除去性」、「外被の引き込み量」及び「熱サイクル中の損失変動」を評価した。
(引き抜き力)
引き抜き力は、図2に示す方法で評価した。
(外被除去性)
引裂き紐11a、11bを用いて外層シース7b、内層シース7aを順に引裂いていき、外層シース7b及び内層シース7aを裂くことができ、外層シース7b及び内層シース7aを除去してケーブルコアを取り出せたものを合格「○」とした。一方、外層シース7b又は内層シース7aが硬く引裂けない場合や、引裂き紐11a、11bが切れて作業が継続できない場合、又はカッターで切り込みを入れたが、内層シース7aと外層シース7bがくっついていて内層シース7a表面を露わにできず、引き裂き紐11bが取り出せないものを不合格「×」とした。
(外被の引き込み量)
実際の敷設環境を模擬するため、長さ30mのトラフを直線に配置し、その中にあらかじめワイヤを張っておき、トラフ入口に八の字に巻き取った30mの光ファイバケーブルを配置した。次に、光ファイバケーブルの端部にケーブルグリップを取り付けてワイヤに接続し、トラフ出口側からワイヤを引っ張って、トラフの全長にわたって光ファイバケーブルを通線した。通線後、ケーブルグリップを取り外して、外層シース7bと内層シース7aの位置のずれ(端部における長手方向のずれ)を内層シース7aの引込み量として測定した。
外層シース7bと内層シース7aが容易に滑る場合、通線時に張力が外層シース7bに集中してかかるため、外層シース7bが伸びやすくなる。この結果、外層シース7bの伸びが弾性限界を超えた場合に、張力解放後も外層シース7bの伸びが残留し、内層シース7aが引き込まれた状態となる。実用上許容できる引込み量を50mmとし、それ未満のものを合格「○」、それ以上のものを不合格「×」とした。特に、引込み量が0の場合は「◎」とした。
(熱サイクル中の損失変動)
−20°→+60°→−20°→・・・の熱サイクル試験を3サイクル行い、その際の最大の損失増加を測定した。実用上問題のない0.1dB/km以下に収まったものを合格「○」、0.1dB/kmを超えた水準を不合格「×」とした。特に、損失増加が0.02dB/km以下のものは「◎」とした。
図1に示すスロット型の光ファイバケーブルについての評価結果を表1に示し、図3に示す光ファイバケーブル1aについての評価結果を表2に示し、図4に示す光ファイバケーブル1bについての評価結果を表3に示した。また、表1、表2の結果から得られた、引き抜き力と内層の引き込み量の関係を図6に示し、表3の結果から得られた、引き抜き力と最大損失増加の関係を図7に示した。
Figure 2021110820
Figure 2021110820
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表1において、引き抜き力が18N/10m以上であれば、内層シース7aの引込み量は50mm未満となり、合格となった。特に、引き抜き力が34N/10m以上であれば、内層シース7aの引込み量は0mmであった。
また、内層シース7a表面の表面粗さRa値が大きい程、引込み量は小さくなり、外層シースの樹脂のMFRが0.10g/10分の場合には、Ra値が0.50μm以上で引込み量は合格となった。一方、外層シースの樹脂のMFRが0.06g/10分の場合には、Ra値が0.50μm以上であっても引き抜き力が18N/10mを下回った。また、外層シースの樹脂のMFRが0.06g/10分の場合であっても、Ra値が0.90μm以上であれば引き抜き力が18N/10m以上となった。
また、Ra値が同程度なサンプルで比較した場合、ショアD硬度が大きい程、引き抜き力が大きくなる傾向を示した。特に、ショアD硬度が50を越えると、内層シースの引込み量が0mmとなり、非常に良好な結果となった。このように、ショアD硬度が大きい程、Ra値が小さくても、内層シースの引込み量を低減することができ、ショアD硬度が63を超えると、より確実に内層シースの引込み量を低減することができる。
同様に、表2において、引き抜き力が22N/10m以上であれば、内層の引込み量は50mm未満となり合格となった。また、表1と同様に、内層シース7aの表面のRa値が大きい程、内層シースの引込み量は小さくなり、外層シースの樹脂のMFRが0.10g/10分の場合には、Ra値が0.50μm以上で引込み量は合格となった。一方、外層シースの樹脂のMFRが0.06g/10分の場合には、Ra値が0.50μm以上であっても引き抜き力が22N/10mを下回った。
また、表1と同様に、Ra値が同程度なサンプルで比較した場合、ショアD硬度が大きい程、引き抜き力が大きくなる傾向を示した。特に、ショアD硬度が50を越えると、内層シースの引込み量が0mmとなり、非常に良好な結果となった。
以上の結果より、図6に示すように、引き抜き力が18N/10m以上であれば、内層の引き込み量が50mm未満となった。
また、表3において、引き抜き力が20N/10m以上であれば、熱サイクル時の損失増加の最大値が0.10dB/km以下となり合格となった。また、内層シース7aの表面のRa値が大きい程、最大損失増加量は小さくなり、外層シースの樹脂のMFRが0.10g/10分の場合には、Ra値が0.51μm以上で熱サイクル試験での最大損失増加量は合格となった。一方、外層シースの樹脂のMFRが0.06g/10分の場合には、Ra値が0.50μm以上であっても熱サイクル試験での最大損失増加量が不合格となった。
また、Ra値が同程度なサンプルで比較した場合、ショアD硬度が大きい程、最大損失増加量は小さくなり、特にショアD硬度が50を越えると熱サイクル時の損失増加が0.02dB/km以下となり、非常に良好な結果となった。なお、損失増加は、全て低温時に発生した。
以上より、図7に示すように、引き抜き力が20N/10m以上であれば、熱サイクル時の損失増加の最大値は0.10dB/km以下となった。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b………光ファイバケーブル
3………光ファイバ心線
5………押さえ巻き部材
7a………内層シース
7b………外層シース
9………テンションメンバ
11a、11b………引き裂き紐
13………外被
15、15a………ケーブルコア
17………スロット
19………溝
21………光ファイバユニット
23………固定部
25………切れ込み

Claims (12)

  1. 複数の光ファイバ心線からなるケーブルコアと、
    前記ケーブルコアの外周に配置される押さえ巻きと、
    前記押さえ巻きの外周に配置される外被と、
    を具備し、
    前記外被は、内層シースと、前記内層シースの外周に形成される外層シースとを有する複数層からなり、前記内層シースと前記外層シースとは熱融着せずに接触し、
    前記押さえ巻きと前記内層シースとの間に第一の引き裂き紐が配置され、前記内層シースと前記外層シースとの間に第二の引き裂き紐が配置され、
    前記外層シースを固定した状態で前記内層シースより内側を引き抜く際の引き抜き力が18N/10m以上であることを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記内層シースの外面の表面粗さRaが0.5μm以上であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記内層シースの外面の表面粗さRaが0.9μm以上であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記外層シースのメルトフローレートが0.10g/10分以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記内層シースのショアD硬度が38以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  6. 前記内層シースのショアD硬度が50以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  7. 前記内層シースのショアD硬度が63以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  8. 前記内層シースの軟化温度は、前記外層シースの軟化温度よりも25度以上高いことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  9. 前記外層シースの互いに180度離れた位置に、それぞれ長手方向に切れ込みを入れ、前記外層シースのみを掴んで、前記内層シースから90度剥離試験をした時の剥離力が30N以下であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  10. 前記ケーブルコアは、S方向またはSZ方向に形成された溝を有し、内部にテンションメンバを有するスロットと、前記溝に収容された前記光ファイバ心線からなることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  11. 前記ケーブルコアは、複数の前記光ファイバ心線が束ねられた光ファイバユニットからなり、前記内層シースの内部にテンションメンバが設けられることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
  12. 前記ケーブルコアは、複数の前記光ファイバ心線が束ねられた光ファイバユニットからなり、前記外層シースの内部にテンションメンバが設けられることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の光ファイバケーブル。
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