[go: up one dir, main page]

JP2021081152A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP2021081152A
JP2021081152A JP2019210679A JP2019210679A JP2021081152A JP 2021081152 A JP2021081152 A JP 2021081152A JP 2019210679 A JP2019210679 A JP 2019210679A JP 2019210679 A JP2019210679 A JP 2019210679A JP 2021081152 A JP2021081152 A JP 2021081152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
plate portion
air
outlet
air outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019210679A
Other languages
English (en)
Inventor
順道 宇野
Naomichi Uno
順道 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority to JP2019210679A priority Critical patent/JP2021081152A/ja
Publication of JP2021081152A publication Critical patent/JP2021081152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの快適性を向上させることを目的とする。【解決手段】空気調和機の室内機は、空気を吹出す吹出口を有する筐体と、吹出口から吹出された空気の上下方向の向きを制御する水平フラップ30と、を備えている。水平フラップ30は、吹出口から吹出された空気を一面に沿って流通させる第1板部41を有する第1フラップ40と、吹出口から吹出された空気を一面に沿って流通させ第1板部41よりも吹出口側に位置する板状の第2フラップ50と、を有している。第1フラップ40と第2フラップ50とは、第1板部41の一面と第2フラップ50の一面とが為す角度を変更可能とされている。【選択図】図4

Description

本開示は、空気調和機の室内機に関するものである。
壁掛け型の室内機として、筐体に形成された吹出口から吹出される空気の上下方向の向きを制御するフラップを備えるものが知られている(例えば、特許文献1)。このような室内機に適用されるフラップは、吹出空気の流れにおける上流側の端部を筐体に対して固定する固定端とし、自由端(固定端と反対側の端部)を上下方向に移動させる(スイングさせる)ことで、吹出口から吹出される空気の風向を制御している。
特許第5166582号公報
上述のような室内機では、フラップを上下方向にスイングさせ、長時間に亘ってユーザに風が当たることを抑制することで、ユーザの不快感を軽減する。しかしながら、フラップのスイング自体が所定の規則性を有するため、フラップによって案内される風も規則性を有した流れとなる。このような規則性を有する風を受けたユーザは、自然風とは異なる感覚(例えば、人工的な風の感覚)を受けることとなり、ユーザの快適性を低減させる可能性があった。
また、上述のような室内機では、吹出口からの空気を案内するフラップは、吹出空気の温度によって昇温又は冷却される。このため、空気を案内する面とは反対側の面において、フラップ近傍の空気とフラップとの温度差が大きくなる。したがって、例えば冷房運転時には、反対側の面に結露が発生する可能性があった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ユーザの快適性を向上させることができる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
また、本開示は、結露の発生を抑制することができる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の空気調和機の室内機は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る空気調和機の室内機は、空気を吹出す吹出口を有する筐体と、前記吹出口から吹出された空気の上下方向の向きを制御する風向制御部と、を備え、前記風向制御部は、前記吹出口から吹出された空気を一面に沿って流通させる第1板部を有する第1フラップと、前記吹出口から吹出された空気を一面に沿って流通させ前記第1板部よりも前記吹出口側に位置する板状の第2フラップと、を有し、前記第1フラップと前記第2フラップとは、前記第1板部の前記一面と前記第2フラップの前記一面とが為す角度を変更可能とされている。
本開示によれば、ユーザの快適性を向上させることができる。また、結露の発生を抑制することができる。
本開示の一実施形態に係る空気調和機の室内機の斜視図である。 図1の空気調和機の室内機の縦断面図である。 図2の空気調和機の水平フラップの側面図であって閉鎖状態を示している。 図2の空気調和機の水平フラップの斜視図であって閉鎖状態を示している。 図2の空気調和機の水平フラップの側面図であって傾斜状態を示している。 図2の空気調和機の水平フラップの斜視図であって傾斜状態を示している。 図2の空気調和機の水平フラップの側面図であって開放状態を示している。 図2の空気調和機の水平フラップの斜視図であって開放状態を示している。 閉鎖状態における水平フラップと筐体との位置関係を示す模式的な側面図である。 傾斜状態における水平フラップと筐体との位置関係を示す模式的な側面図である。 開放状態における水平フラップと筐体との位置関係を示す模式的な側面図である。
以下に、本開示に係る空気調和機の室内機の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中FRは室内機1前方を、図中UPは室内機1上方を、図中INは幅方向の内側をそれぞれ示している。また、以下の説明における前後方向は、室内機1の前後方向を意味し、室内機1の後方とは室内機1が固定される壁部の方向を意味し、室内機1の前方とは後方とは反対の方向を意味している。また、幅方向とは、前後方向及び上下方向と直交する方向を意味している。
図1には、本開示の一実施形態に係る空気調和機の室内機1の斜視図、図2には、その室内機1の縦断面図が示されている。なお、本実施形態においては、壁掛け型の室内機1に適用した例について説明するが、室内機1の型式については、壁掛け型に限定されるものではなく、他型式の室内機1にも適用できることは勿論である。
室内機1は、幅方向が長手方向となる直方体形状とされた筐体2を備えている。この筐体2は、筐体2の後方側(以下、「背面側」と称する場合もある。)を構成するベース3と、ベース3の前面側に被せられている前面パネル4と、前面パネル4の前面開口部5を覆っている吸込みパネル6と、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7等によって構成されている。室内機1は、ベース3によって壁部に固定されている。
ベース3には、後述の室内熱交換器17を構成する第2熱交換器17Bから流下するドレン水を受ける背面側ドレンパン8と、後述するクロスフローファン18から吹出される空気の吹出流路20Aを形成する空気流路壁9と、冷媒配管類10を収容する配管収容部11が一体に成形されている。前面パネル4には、上面に吸込みグリル12が形成されているとともに、前面開口部5の前方に吸込みパネル6が上方部を支点に上方に開閉可能に設置され、その下方部に吸込口13が開口されている。また、前面パネル4の前面と下面間に配設されている吹出しグリル7には、吹出口14が開口されている。吹出口14は、筐体2の幅方向の略全域に亘って形成されている。すなわち、吹出口14は、幅方向に延在している。
筐体2の内部には、吸込口13を含む前面パネル4の前面開口部5及び吸込みグリル12に沿って、エアフィルタ15及び空気浄化フィルタ16が配設されており、その下流側の通風路20中には、プレートフィンチューブ形の室内熱交換器17が配設されている。この室内熱交換器17は、図2に示されているように、前面側に配置される第1熱交換器17Aと、背面側に配置される第2熱交換器17Bとに分割され、更に前面側の第1熱交換器17Aは、下方部がくの字状に折り曲げられた形状とされている。第1熱交換器17Aの上端と第2熱交換器17Bの上端とは、ブラケット24によって接続されている。
この複数に分割又は折り曲げられた室内熱交換器17は、筐体2内の前面下部から上面及び背面側にかけて、断面が逆V字状となるように配設されている。つまり、室内熱交換器17の前面側に配置された第1熱交換器17Aと、背面側に配置された第2熱交換器17Bとは、それぞれの上端部同士が互いに近接するとともに、下部側に行くにつれてその間隔が漸次広くなるように配設された、いわゆる逆V字状配置とされている。
また、室内熱交換器17は、内部に冷媒が流通し所定方向(室内機1の長手方向)に延びる複数のチューブ17Cと、チューブ17Cの延在方向と直交するように設けられた板状の複数のフィン17Dと、を有する。複数のフィン17Dは、互いが平行となるように所定距離離間して並んで配置されている。複数のチューブ17Cは、各々、フィン17Dに形成された貫通孔を挿通している。
室内熱交換器17の下流側の通風路20中には、細長い円筒形状とされたクロスフローファン18が幅方向に沿って延びる中心軸線を中心として回転自在に配設されている。クロスフローファン18は、例えば複数枚のブレード18Aを中心軸線回りに環状配置させて筒形状とされた羽根車18Bを中心軸線に沿う方向に複数連結したものである。クロスフローファン18は、回転により、内部に導入した空気を外部に吹き出すものである。
クロスフローファン18の下流側前方には、吹出しグリル7と一体成形されたスタビライザ19が配設されており、そのスタビライザ19とベース3に成形されている空気流路壁9とによって、吹出口14に至る吹出流路20Aが形成されている。
吹出しグリル7には、室内熱交換器17を構成している第1熱交換器17Aから流下するドレン水を受ける前面側ドレンパン21が、スタビライザ19とともに一体に成形されている。また、吹出しグリル7には、吹出口14から吹出される温調風の風向を左右方向に調整する複数枚の縦ルーバ(図示省略)が回動可能に配設されている。また、吹出口14から吹出された温調風の風向を上下方向に制御する水平フラップ(風向制御部)30が回動可能に配設されている。
次に、水平フラップ30の詳細について、図2から図11を用いて説明する。図3、図4及び図9は、水平フラップ30が吹出口14を閉鎖する状態(以下、「閉鎖状態」と称する。)を図示している。また、図5、図6及び図10は、第1フラップ40と第2フラップ50とが相対的に傾斜することで水平フラップ30の吹出口14を開いた状態(以下、「傾斜状態」と称する。)を図示している。また、図7、図8及び図11は、水平フラップ30が吹出口14を傾斜状態よりも大きく開いた状態(以下、「開放状態」と称する。)を図示している。なお、図4、図6及び図8では、図示の関係上、第1フラップ40の上面を省略して図示している。
水平フラップ30は、図2に示すように、吹出口14の下方に設けられ、支持部44(図示省略)によって、筐体2に固定されている。また、水平フラップ30は、後述する第1フラップ40にモータ(図示省略)の駆動軸が連結されており、モータの駆動力によって移動可能とされている。具体的には、水平フラップ30は、モータの駆動力によって、吹出口14を閉鎖する状態とする位置(図2及び図9参照)と、吹出口14を開いた状態とする位置(図10及び図11参照)とを移動可能とされている。
水平フラップ30は、図3から図8に示すように、吹出口14から吹出された空気(温調風)を上面に沿って流通させる板状の第1フラップ40と、第1フラップ40に囲われていて、吹出口14から吹出された空気を上面に沿って流通させる板状の第2フラップ50と、第1フラップ40と第2フラップ50とを連結する連結機構60と、を備えている。第1フラップ40と第2フラップ50とは、第1フラップ40の上面と第2フラップ50の上面50aとが為す角度を変更可能とされている。
第1フラップ40は、前端に配置されて幅方向に延在する第1板部41と、第1板部41の幅方向の一端部から吹出口14方向(後方)へ延びる第2板部42と、第1板部41の幅方向の他端部から吹出口14方向(後方)へ延びる第3板部43と、第2板部42の上面42a及び第3板部43の上面から上方へと突出する2つの支持部44と、を一体的に有している。すなわち、第1フラップ40は、いわゆる門型形状をしている。
第1板部41と第2板部42と第3板部43とは、上面及び下面が面一となるように設けられている。また、第1板部41、第2板部42及び第3板部43は、吹出口14から吹出された空気を上面に沿うように流通させる。
第2板部42と第3板部43とは、幅方向に離間して設けられている。すなわち、第2板部42と第3板部43との間には空間Sが形成されている。空間Sには、第2フラップ50が配置される。第2板部42の内側面42b及び第3板部43の内側面43b(空間Sに面する側面)には、各々、スリット45が設けられている。各スリット45は、前後方向に延びている。
図4、図6及び図8に示すように、第1板部41、第2板部42及び第3板部43は中空状とされている。第2板部42及び第3板部43の内部の空間には、後述する連結機構60のクランク部63及び第2歯車62が収容されている。また、第2板部42及び第3板部43の内部の空間は、クランク部63が移動する領域において、上方が開放されている。これにより、第2板部42及び第3板部43が、クランク部63の移動を阻害しないように構成されている。また、第2板部42及び第3板部43の内部の空間は、第2歯車62の上方が開放されている。これにより、第2板部42及び第3板部43が、第2歯車62と第1歯車61との係合を阻害しないように構成されている。
支持部44は、第2板部42の上面及び第3板部43の上面の外端から上方に所定距離延びている板状の部材である。また、支持部44は、第2板部42の上面及び第3板部43の上面の後部から上方に所定距離延びている。支持部44には、板厚方向に貫通する貫通孔44aが形成されている。この貫通孔44aには、モータ(図示省略)の駆動軸が挿通している。支持部44とモータの駆動軸とは、後述する第1歯車61を介して固定されている。
第2フラップ50は、板状の部材である。第2フラップ50は、第2板部42と第3板部43との間の空間Sに配置されている。すなわち、第2フラップ50は、第1板部41よりも後方(吹出口14側)に配置されている。第2フラップ50の前端50cは、図4に示すように、閉鎖状態において、第1板部41の後端と近接している。第2フラップ50の後端50dは、閉鎖状態において、第2板部42の後端及び第3板部43の後端より長さL1だけ後方に突出している。また、第2フラップ50の前端50cは、図8に示すように、開放状態において、第1板部41の後端と所定距離離間している。第2フラップ50の後端50dは、開放状態において、第2板部42の後端及び第3板部43の後端より長さL2だけ後方に突出している。
第2フラップ50の厚さは、第1フラップ40の厚さと略同一とされている。第2フラップ50は、開放状態及び閉鎖状態(すなわち、第1フラップ40と第2フラップ50とが為す角度が0度の状態)において、上面50aが第1板部41、第2板部42及び第3板部43の上面と略面一となる。また、第2フラップ50は、開放状態及び閉鎖状態において、下面50bが第1板部41、第2板部42及び第3板部43の下面と略面一となる。第2フラップ50は、開放状態及び閉鎖状態において、吹出口14から吹出された空気を上面に沿うように流通させる。また、第2フラップ50は、傾斜状態において、吹出口14から吹出された空気の一部を下面50bに沿うように流通させる(図10参照)。
第2フラップ50の両側面50e(幅方向の端面)には、幅方向へ突出する突起部51が設けられている。各突起部51は、円柱形状に形成されている。各突起部51の外径は、第2板部42及び第3板部43に形成されているスリット45の上下方向の長さよりもわずかに小さい。各突起部51は、各スリット45を挿通している。これにより、各突起部51は、各スリット45を介して第2板部42及び第3板部43に対して前後方向へスライド可能に係合している。すなわち、第2フラップ50は、第1フラップ40に対して、前後方向へスライド可能に係合している。
また、第2フラップ50の両側面50e(幅方向の端面)には、突起部51よりも後方に、後述するクランク部63が係合している。具体的には、クランク部63が、幅方向に沿った中心軸線を中心に回転自在に係合している。
第1フラップ40と第2フラップ50とは、第1フラップ40の第2板部42と第2フラップ50と連結する連結機構60と、第3板部43と第2フラップ50とを連結する連結機構60との2つの連結機構60によって連結されている。2つの連結機構60の構造は略同一であるので、以下では、その一方についてのみ説明し、もう一方の説明は省略する。
連結機構60は、モータ(図示省略)の回転軸に固定される第1歯車61と、第1歯車61と噛み合う第2歯車62と、第2歯車62に固定されるクランク部63と、を有する。連結機構60は、第1フラップ40の移動に応じて、第2フラップ50を移動させる。
第1歯車61は、第1フラップ40の支持部44の内側に設けられている。第1歯車61の中心にはモータの駆動軸が固定されている。すなわち、第1歯車61はモータの駆動軸の回転に伴って回転する。また、第1歯車61は、支持部44に固定されている。第2歯車62は、第1歯車61の下方に設けられている。第2歯車62は、第1歯車61の回転に伴って回転する。第1歯車61と第2歯車62とのギア比は、2:1となっている。すなわち、第1歯車61の歯数は、第2歯車62の歯数の2倍となっている。ギア比と回転角度との関係は以下の式(1)で示される。
Figure 2021081152
但し、n:第1歯車61の歯数
:第2歯車62の歯数
θ1:第1歯車61の回転角度
θ2:第2歯車62の回転角度
上記式(1)から判るように、第1歯車61が所定角度回転すると、第2歯車62は所定角度の2倍の回転角度だけ回転する。
クランク部63は、長手方向の一端が第2歯車62に固定されている。また、クランク部63は、長手方向の他端(一端とは反対側の端)が、第2フラップ50の側面50eに回転自在に係合している。
なお、室内機1は制御装置(図示省略)を備えており、この制御装置によって、モータの駆動及び停止が制御されている。
制御装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
次に、水平フラップ30の作用について図3から図8を用いて説明する。
まず、空気調和機の室内機1が運転を停止している状態では、水平フラップ30は、吹出口14を閉鎖している。この閉鎖状態では、図3及び図4に示すように、第1フラップ40と第2フラップ50とは、上面及び下面が面一となっている。すなわち、第1フラップ40の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度は、0度となっている。
また、閉鎖状態では、図4に示すように、第2フラップ50の前端50cは、第1板部41の後端と近接している。第2フラップ50の後端50dは、第2板部42の後端及び第3板部43の後端より長さL1だけ後方に突出している。また、閉鎖状態において、クランク部63は、第1フラップ40と略平行に配置されている。また、クランク部63の前後方向に沿う中心軸線と、第1フラップ40の前後方向に沿う中心軸線は、側面視で重複している(図3の一点鎖線C1参照)。また、クランク部63は、第2歯車62との固定部分が中心よりも後部となるように、配置されている。
モータが駆動すると、モータからの駆動力によって第1歯車61が回転する。第1歯車61は、第1フラップ40に固定されているので、第1歯車61が回転することで、第1フラップ40が回転する。また、第1歯車61の回転に伴って、第1歯車61と噛み合う第2歯車62が回転する。本実施形態では、閉鎖状態からモータが駆動すると、第1歯車61は、前部において、歯が上方から下方へ向かうように回転する。また、第2歯車62は、第1歯車61と噛み合っているので、第1歯車61と逆回転する。すなわち、第2歯車62は、前部において、歯が下方から上方へ向かうように回転する。
閉鎖状態でモータが駆動すると、第1歯車61の回転に伴って、第1フラップ40は、前端が下方へ向かうように回転する(図5の矢印A参照)。また、第2歯車62に固定されたクランク部63は、第2歯車62との固定部分を中心に、前端が上方へ向かうように回転する(図5の矢印B参照)。第1歯車61及び第2歯車62の回転に伴って、第1フラップ40及び第2フラップ50が移動し、第1フラップ40及び第2フラップ50が相対的に傾斜するため、図5及び図6に示す傾斜状態となる。第1フラップ40及び第2フラップ50の移動について、以下で詳細に説明する。
閉鎖状態でモータが駆動し、第1フラップ40が閉鎖状態から角度α1だけ回転すると、クランク部63は角度α2だけ回転する。上述したように、第1歯車61と第2歯車62とのギア比は2:1なので、α2はα1の2倍の角度となる。図5では、α1=30度であって、α2=60度の場合を図示している。すなわち、第1フラップ40とクランク部63とが為す角度が90度の状態を図示している。なお、C1は、閉鎖状態におけるクランク部63及び第1フラップ40の中心軸線を図示している。また、C2は、第1フラップ40の中心軸線を図示し、C3は、クランク部63の中心軸線を図示している。
クランク部63が回転すると、それに伴って第2フラップ50も移動する。このとき、第2フラップ50の突起部51とスリット45とが係合しているため、突起部51の上下方向の移動がスリット45によって規制される。したがって、第2フラップ50は、突起部51を中心として回転しながら後方へ移動する。具体的には、第2フラップ50は、後端が上方へ向かうように回転する(図5の矢印C参照)。換言すれば、第2フラップ50は、第1フラップ40の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度β1が大きくなるように回転する。また、第2フラップ50は、突起部51がスリット45に沿うように後方へ移動する。これにより、第1フラップ40の上面と、第2フラップ50の上面とが面一ではなくなり、所定の角度β1が発生する。このように、第1フラップ40と第2フラップ50とは、傾斜状態となる。
傾斜状態からさらにモータが駆動すると、図7及び図8に示すように、開放状態となる。具体的には、図7に示すように、閉鎖状態を基準とした第1フラップ40の回転角度(C1とC2とが為す角度)α1が60度となると、それに伴って、閉鎖状態を基準としたクランク部63の回転角度(C1とC3とが為す角度)α2が120度となり、第1フラップ40とクランク部63とが為す角度が180度となると、開放状態となる。
また、第1フラップ40とクランク部63とが為す角度が90度から180度となる際に、第2フラップ50は、突起部51を中心として、後端が下方へ向かうように回転する。換言すれば、第1フラップ40の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度β1が小さくなるように回転する。また、第2フラップ50は、突起部51がスリット45に沿うように後方へ移動する。これにより、第1フラップ40の上面と、第2フラップ50の上面とが面一となり、角度β1が0度なる。このように、第1フラップ40と第2フラップ50とは、開放状態となる。
なお、水平フラップ30を開放状態から閉鎖状態とする場合には、モータを逆回転させて、上述の説明と反対の動作を行う。
また、開放状態では、図8に示すように、第2フラップ50の前端50cは、第1板部41の後端と所定距離離間している。第2フラップ50の後端50dは、第2板部42の後端及び第3板部43の後端より長さL2だけ後方に突出している。また、クランク部63は、第2歯車62との固定部分が中心よりも前方に位置するように、配置されている。
次に、各状態における水平フラップ30と筐体2との位置関係について、図9から図11を用いて説明する。
閉鎖状態(図3及び図4参照)において、図9に示すように、水平フラップ30は、吹出口14の下方に位置している。また、水平フラップ30は、後端から前端に向かって上方へ向かうように傾斜している。また、水平フラップ30は、第1フラップ40及び第2フラップ50と吹出口14とが為す角度が、十分に小さくなるように配置されている。また、第1フラップ40の自由端(前端)は、吹出口14を形成する筐体2に近接している(図2参照)。また、第1フラップ40の後端は、吹出口14を形成する吹出しグリル7の下端から所定距離離間している。また、閉鎖状態において、吹出口14と第1フラップ40の上面とが為す角度は、最も小さくなるようになっている。
傾斜状態(図5及び図6参照)において、図10に示すように、水平フラップ30の第1フラップ40は、前端が吹出口14を形成する筐体2から離間している。また、閉鎖状態から傾斜状態となる際に、第2フラップ50の後端50dが上方へ移動するため、傾斜状態では、第2フラップ50の下面が吹出口14と対向している。これにより、吹出口14から吹出される空気の一部(特に、吹出流路20Aの下方を規定する吹出しグリル7の近傍を流通した空気)が、図10の矢印で示すように、第2フラップ50の下面に沿って下方へ案内される。詳細には、第2フラップ50の下面によって案内された空気は、第2板部42と第3板部43との間の空間Sを通過して、下方へ向かう。
開放状態(図7及び図8参照)において、図11に示すように、水平フラップ30の第1フラップ40は、前端が吹出口14を形成する筐体2から大きく離間している。また、第2フラップ50の後端50dと吹出しグリル7とは近接している。すなわち、第2フラップ50の後端50dと、吹出しグリル7との離間距離L3が短くなっている。また、第1フラップ40の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度が0度となっているため、第1フラップ40と第2フラップ50とは側面視で直線状に並ぶように配置されている。よって、図11の矢印で示すように、吹出口14から吹出される空気の一部(特に、吹出流路20Aの下方を規定する吹出しグリル7の近傍を流通した空気)が、連続的に第2フラップ50の上面へ移り、第2フラップ50の上面に沿って流れる。すなわち、吹出口14から吹出される空気を第2フラップ50によって滑らかに案内することができる。また、開放状態において、吹出口14と第1フラップ40の上面とが為す角度が、最も大きくなるようになっている。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、第1板部41の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度を変化させることができる。これにより、吹出口14から吹出されて水平フラップ30によって上下方向の向きを制御される空気は、角度の異なる2つの面に沿って流通することとなる。このように、角度の異なる2つの面で空気を案内することで、例えば、1つの面に沿って空気を案内する場合と比較して、案内される空気の流れの規則性を低減することができる。よって、空気を受けたユーザの感覚を、自然風を受けた際の感覚に近くすることができる。よって、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、第1板部41の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度を変化させて傾斜状態とすることで、吹出口14と第2フラップ50の下面とを対向させることができる。吹出口14と第2フラップ50の下面とを対向させることで、吹出口14から吹出された空気を第2フラップ50の他面に沿って流通させることができる。これにより、例えば、冷房運転時に、吹出口14から吹出された空気を第2フラップ50の他面に沿って流通させることで、第2フラップ50の下面の近傍の空気の温度を低下させて、第2フラップ50とその近傍の空気との温度差を低減することができる。したがって、第2フラップ50の下面に発生する結露を抑制することができる。また、暖房運転時には、吹出口14から吹出された温風を下方へ案内することができる。このため、室内を好適に昇温することができる。
また、本実施形態では、第2フラップ50が、第1フラップ40の第2板部42と第3板部43との間に設けられている。これにより、水平フラップ30によって案内される空気の流れの規則性を、より好適に低減することができる。よって、空気を受けたユーザの感覚を、自然風を受けた際の感覚に近くし、ユーザの快適性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、水平フラップ30が吹出口14を開けている状態において、吹出口14と第2フラップ50との距離を近づけることができる。詳細には、開放状態において、第2フラップ50の後端50dが、第1フラップ40の後端よりも、長さL2だけ突出している。したがって、第2フラップ50の後端50dと、吹出しグリル7との離間距離L3を短くすることができる。これにより、吹出口14から吹出された空気が、第2フラップ50の上面へ到達し易い。したがって、吹出口14から吹出される空気を確実に第2フラップ50の一面で案内することができる。よって、クロスフローファン18からの空気を連続的に案内する距離が長くなり、空気を十分に加速させることができるので、送風性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、閉鎖状態において、第1フラップ40の上面と第2フラップ50の上面とが為す角度が0度である。これにより、第1板部41の上面と第2フラップ50の上面とを合わせた投影面積(第1フラップ40または第2フラップ50の板面を見た際の投影面積)を大きくすることができる。したがって、好適に吹出口14を閉鎖することができる。
また、本実施形態では、第1フラップ40の板面と吹出口14とが所定の角度を為す開放状態において、第1板部41の一面と第2フラップ50の一面とが為す角度が0度である。これにより、第2フラップ50の一面で案内された空気が、連続的に第1板部41の一面で案内される。したがって、第1フラップ40(詳細には、第1板部41)と第2フラップ50との両方で吹出口14から吹出される空気を案内することができる。よって、吹出される空気を案内する距離を延ばし、送風性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、連結機構60によって、第1フラップ40の移動に応じて、第2フラップ50も移動する。すなわち、第1フラップ40と第2フラップ50とが連動して移動することとなる。したがって、1つのモータで第1フラップ40及び第2フラップ50の両方を動かすことができる。よって、第1フラップ40と第2フラップ50に対して、各々駆動源を設ける場合と比較して、構成を簡素化することができる。
また、本実施形態では、クランク部63を介して第2フラップ50を後方へ移動させている。これによって、例えば、第2フラップ50の後端50dを中心として回転させるように第2フラップ50を後方へ移動させる場合と比較して、第2フラップ50の移動軌跡を小さくすることができる。したがって、第2フラップ50と他の部材とを干渉し難くすることができる。よって、小さいスペースでも第2クランクの位置を変更することができる。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、本実施形態では、開放状態において第2フラップ50の後端50dと吹出しグリル7とが離間している例について説明したが、開放状態において、第2フラップ50の後端50dと吹出しグリル7とが当接するようにしてもよい。このように構成することで、吹出口14から吹出された空気が第2フラップ50の一面へより到達し易いので、より確実に、吹出口14から吹出される空気を確実に第2フラップ50の一面で案内することができる。よって、より送風性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、第1歯車61と第2歯車62とのギア比を2:1とする例について説明したが、ギア比はこれに限定されない。例えば、他の比率であってもよい。また、第1歯車61の歯数を第2歯車62の歯数よりも少なくしてもよい。また、ギア比を1:1としてもよい。
以上説明した本実施形態に記載の空気調和機の室内機は例えば以下のように把握される。
本開示の一態様に係る空気調和機の室内機は、空気を吹出す吹出口(14)を有する筐体(2)と、前記吹出口(14)から吹出された空気の上下方向の向きを制御する風向制御部(30)と、を備え、前記風向制御部(30)は、前記吹出口(14)から吹出された空気を一面に沿って流通させる第1板部(41)を有する第1フラップ(40)と、前記吹出口(14)から吹出された空気を一面に沿って流通させ前記第1板部(41)よりも前記吹出口(14)側に位置する板状の第2フラップ(50)と、を有し、前記第1フラップ(40)と前記第2フラップ(50)とは、前記第1板部(41)の前記一面と前記第2フラップ(50)の前記一面とが為す角度を変更可能とされている。
上記構成では、第1板部の一面と第2フラップの一面とが為す角度を変化させることができる。これにより、吹出口から吹出されて風向制御部によって上下方向の向きを制御される空気は、角度の異なる2つの面に沿って流通することとなる。このように、角度の異なる2つの面で空気を案内することで、例えば、1つの面に沿って空気を案内する場合と比較して、案内される空気の流れの規則性を低減することができる。よって、空気を受けたユーザの感覚を、自然風を受けた際の感覚に近くすることができる。よって、ユーザの快適性を向上させることができる。
また、第1板部の一面と第2フラップの一面とが為す角度を変化させることで、吹出口と第2フラップの他面(一面とは反対側の面)とを対向させることができる。吹出口と第2フラップの他面とを対向させることで、吹出口から吹出された空気を第2フラップの他面に沿って流通させることができる。これにより、例えば、冷房運転時に、吹出口から吹出された空気を第2フラップの他面に沿って流通させることで、第2フラップの下面の近傍の空気の温度を低下させて、第2フラップとその近傍の空気との温度差を低減することができる。したがって、第2フラップの下面に発生する結露を抑制することができる。
本開示の一態様に係る空気調和機の室内機は、前記吹出口(14)は、所定方向に延在していて、前記第1フラップ(40)は、前記第1板部(41)の前記所定方向の一端部から前記吹出口(14)の方向へ延びる第2板部(42)と、前記第1板部(41)の前記所定方向の他端部から前記吹出口(14)の方向へ延びていて前記第2板部(42)と離間して配置される第3板部(43)と、を有し、前記第2フラップ(50)は、前記第2板部(42)と前記第3板部(43)との間に設けられている。
上記構成では、第2フラップが、第1フラップの第2板部と第3板部との間に設けられている。これにより、風向制御部によって案内される空気の流れの規則性を、より好適に低減することができる。よって、空気を受けたユーザの感覚を、自然風を受けた際の感覚に近くし、ユーザの快適性をより向上させることができる。
本開示の一態様に係る空気調和機の室内機は、前記風向制御部(30)が前記吹出口(14)を閉鎖する閉鎖状態よりも、前記風向制御部が前記吹出口(14)を開けている開放状態の方が、前記第2フラップ(50)の前記吹出口(14)側の端部が前記吹出口(14)側に位置している。
上記構成では、風向制御部が吹出口を開けている状態において、吹出口と第2フラップとの距離を近づけることができる。これにより、吹出口から吹出された空気が、第2フラップの一面へ到達し易い。したがって、吹出口から吹出される空気を確実に第2フラップの一面で案内することができる。よって、送風性能を向上させることができる。
なお、風向制御部が吹出口を開けている状態において、第2フラップの吹出口側の端部が吹出口に近接または当接するようにしてもよい。このように構成することで、吹出口から吹出された空気が第2フラップの一面へより到達し易いので、より確実に、吹出口から吹出される空気を確実に第2フラップの一面で案内することができる。よって、より送風性能を向上させることができる。
なお、風向制御部が吹出口を閉鎖した状態とは、例えば、第1板部の一面と吹出口とが為す角度が十分に小さい状態が挙げられる。風向制御部が吹出口を開けている状態とは、第1板部の一面と吹出口とが所定の角度を為す状態が挙げられる。
本開示の一態様に係る空気調和機の室内機は、前記閉鎖状態において、前記第1板部(41)の前記一面と前記第2フラップ(50)の前記一面とが為す角度が0度であって、前記開放状態であって、かつ、前記第1板部(41)の前記一面と前記吹出口(14)とが所定の角度を為す状態において、前記第1板部(41)の前記一面と前記第2フラップ(50)の前記一面とが為す角度が0度である。
上記構成では、風向制御部が吹出口を閉鎖した状態において、第1板部の一面と第2フラップの一面とが為す角度が0度である。これにより、第1板部の一面と第2フラップの一面とを合わせた投影面積を大きくすることができる。したがって、好適に吹出口を閉鎖することができる。
また、上記構成では、第1フラップの板面と吹出口とが所定の角度を為す状態において、第1板部の一面と第2フラップの一面とが為す角度が0度である。これにより、第2フラップの一面で案内された空気が、連続的に第1板部の一面で案内される。したがって、第1フラップ(詳細には、第1板部)と第2フラップとの両方で吹出口から吹出される空気を案内することができる。よって、吹出される空気を案内する距離を延ばし、送風性能を向上させることができる。
本開示の一態様に係る空気調和機の室内機は、前記第1フラップ(40)と前記第2フラップ(50)とを連結する連結機構(60)を備え、前記連結機構(60)は、前記第1板部(41)の移動に応じて、前記第2フラップ(50)を移動させる。
上記構成では、連結機構によって、第1フラップの移動に応じて、第2フラップも移動する。すなわち、第1フラップと第2フラップとが連動して移動することとなる。したがって、1つの駆動源で第1フラップ及び第2フラップの両方を動かすことができる。よって、第1フラップと第2フラップに対して、各々駆動源を設ける場合と比較して、構成を簡素化することができる。
1 :室内機
2 :筐体
3 :ベース
4 :前面パネル
5 :前面開口部
6 :吸込みパネル
7 :吹出しグリル
8 :背面側ドレンパン
9 :空気流路壁
10 :冷媒配管類
11 :配管収容部
12 :吸込みグリル
13 :吸込口
14 :吹出口
15 :エアフィルタ
16 :空気浄化フィルタ
17 :室内熱交換器
17A :第1熱交換器
17B :第2熱交換器
17C :チューブ
17D :フィン
18 :クロスフローファン
18A :ブレード
18B :羽根車
19 :スタビライザ
20 :通風路
20A :吹出流路
21 :前面側ドレンパン
24 :ブラケット
30 :水平フラップ(風向制御部)
40 :第1フラップ
41 :第1板部
42 :第2板部
42a :上面
42b :内側面
43 :第3板部
43b :内側面
44 :支持部
45 :スリット
50 :第2フラップ
50a :上面
50b :下面
50c :前端
50d :後端
50e :側面
51 :突起部
60 :連結機構
61 :第1歯車
62 :第2歯車
63 :クランク部

Claims (5)

  1. 空気を吹出す吹出口を有する筐体と、
    前記吹出口から吹出された空気の上下方向の向きを制御する風向制御部と、を備え、
    前記風向制御部は、前記吹出口から吹出された空気を一面に沿って流通させる第1板部を有する第1フラップと、前記吹出口から吹出された空気を一面に沿って流通させ前記第1板部よりも前記吹出口側に位置する板状の第2フラップと、を有し、
    前記第1フラップと前記第2フラップとは、前記第1板部の前記一面と前記第2フラップの前記一面とが為す角度を変更可能とされている空気調和機の室内機。
  2. 前記吹出口は、所定方向に延在していて、
    前記第1フラップは、前記第1板部の前記所定方向の一端部から前記吹出口の方向へ延びる第2板部と、前記第1板部の前記所定方向の他端部から前記吹出口の方向へ延びていて前記第2板部と離間して配置される第3板部と、を有し、
    前記第2フラップは、前記第2板部と前記第3板部との間に設けられている請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記風向制御部が前記吹出口を閉鎖する閉鎖状態よりも、前記風向制御部が前記吹出口を開けている開放状態の方が、前記第2フラップの前記吹出口側の端部が前記吹出口側に位置している請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記閉鎖状態において、前記第1板部の前記一面と前記第2フラップの前記一面とが為す角度が0度であって、前記開放状態であって、かつ、前記第1板部の前記一面と前記吹出口とが所定の角度を為す状態において、前記第1板部の前記一面と前記第2フラップの前記一面とが為す角度が0度である請求項3に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記第1フラップと前記第2フラップとを連結する連結機構を備え、
    前記連結機構は、前記第1板部の移動に応じて、前記第2フラップを移動させる請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
JP2019210679A 2019-11-21 2019-11-21 空気調和機の室内機 Pending JP2021081152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019210679A JP2021081152A (ja) 2019-11-21 2019-11-21 空気調和機の室内機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019210679A JP2021081152A (ja) 2019-11-21 2019-11-21 空気調和機の室内機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021081152A true JP2021081152A (ja) 2021-05-27

Family

ID=75964702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019210679A Pending JP2021081152A (ja) 2019-11-21 2019-11-21 空気調和機の室内機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021081152A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114183827A (zh) * 2021-12-17 2022-03-15 珠海格力电器股份有限公司 室内机出风控制装置及方法、室内机
CN114216161A (zh) * 2021-11-29 2022-03-22 珠海格力电器股份有限公司 室内机、空调器及室内机的控制方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0579690A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の風向調整装置
JP2009019831A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0579690A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の風向調整装置
JP2009019831A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114216161A (zh) * 2021-11-29 2022-03-22 珠海格力电器股份有限公司 室内机、空调器及室内机的控制方法
CN114183827A (zh) * 2021-12-17 2022-03-15 珠海格力电器股份有限公司 室内机出风控制装置及方法、室内机
CN114183827B (zh) * 2021-12-17 2022-12-16 珠海格力电器股份有限公司 室内机出风控制装置及方法、室内机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5194910B2 (ja) 空気調和機
JP5532094B2 (ja) 空気調和機
JP5120482B1 (ja) 空調室内機
JP2008122055A (ja) 天井型空気調和機
CN102388274B (zh) 空调装置的室内机
JP5069988B2 (ja) 風向変更装置及びこれを備えた空気調節装置
JP5131371B1 (ja) 空調室内機
JP2009041898A (ja) 空気調和機室内ユニット
JP6702255B2 (ja) 空調室内機
JP2021081152A (ja) 空気調和機の室内機
JP2007333356A (ja) 天井埋込型室内機ユニットの吹出構造
JP6179794B2 (ja) 空気調和機
WO2017068725A1 (ja) 空気調和機の室内機
JP2017161185A (ja) 空気調和機
KR101166375B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
WO2018189932A1 (ja) 空気調和機
JP2017116146A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2017116146A5 (ja)
JP5410047B2 (ja) 空気調和機
JP6233398B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP4922817B2 (ja) 空気調和機
CN216308160U (zh) 壁挂式空调室内机
JP6418865B2 (ja) 空気調和機
JP2013047584A (ja) 空調室内機
JP7027058B2 (ja) フラップおよびこれを備えた壁掛型ルームエアコン室内ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20220930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240305

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240329

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20240621