JP2021075446A - 複合材料、その製造方法及びリチウムイオン二次電池用負極材 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1では、炭素性材料等の負極活物質表面に、アルミニウム酸化物から構成される粒子状被覆部を備えることが開示されている。
[1]炭素性材料と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含む複合材料であって、前記金属酸化物層が前記炭素性材料の表面を島状に点在する海島構造で被覆し、かつ前記金属酸化物層による前記炭素性材料の被覆率が20%以上80%以下である複合材料。
[2]前記金属酸化物層の表面に金属酸化物粒子が付着してなる複合材料を含む[1]の複合材料。
[3]前記金属酸化物層において、円換算直径値が1μm以上10μm以下である金属酸化物層の合計被覆面積割合が、金属酸化物層被覆面積全体の80%以上である[1]または[2]の複合材料。
[4]前記金属酸化物層の平均厚さが10nm以上である[1]〜[3]の複合材料。
[5]複合材料における金属酸化物の含有量が、前記複合材料を100質量部としたとき0.1質量部以上10質量部以下である[1]〜[4]のいずれか1項の複合材料。
[6]前記金属酸化物層における金属酸化物が、周期律表1族から12族の元素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、スズ及び鉛から選ばれる金属の酸化物の少なくとも1つを含む[1]〜[5]のいずれか1項の複合材料。
[7]前記金属酸化物層における金属酸化物が、チタン酸リチウム及びニオブ酸リチウムからなる群から選ばれる少なくとも1つを含む[1]〜[6]のいずれか1項の複合材料。
[8]複合材料が粒子状であり、BET比表面積が12.0m2/g以下、体積基準の累積粒度分布における50%粒子径D50が1.0μm以上30.0μm以下である、[1]〜[7]のいずれか1項の複合材料。
[9]BET比表面積及び粒度分布から測定される表面粗さが1.0〜10.0である[8]の複合材料。
[10]前記複合材料が、シリコンを含有する[1]〜[9]のいずれか1項の複合材料。
[11]前記炭素性材料が、炭素とともにシリコンを含有する[10]に記載の複合材料。
[12]前記複合材料が、さらに粒子状導電助剤、繊維状導電助剤及び固体電解質の群から選択される少なくとも1つを含む[1]〜[10]のいずれか1項の複合材料。
[13][1]〜[12]のいずれか1項の複合材料を含むリチウムイオン二次電池用負極材。
[14][13]の負極材を含むリチウムイオン二次電池用負極。
[15][14]の負極を用いたリチウムイオン二次電池。
[16]炭素性材料と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含み、前記金属酸化物層が前記炭素性材料の表面を島状に点在する海島構造で被覆してなる複合材料の製造方法であって、金属アルコキシド及び金属錯体(キレート錯体も含む)から選ばれる金属酸化物前駆体の少なくとも一種と溶媒を含む溶液を準備する工程、流動状態にした炭素性材料に対して前記溶液を噴霧する工程、及び金属酸化物前駆体の付着した炭素性材料を熱処理して金属酸化物層を形成する工程、を含む製造方法。
[17]炭素性材料と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含み、前記金属酸化物層が前記炭素性材料の表面を島状に点在する海島構造で被覆してなる複合材料の製造方法であって、金属アルコキシド及び金属錯体(キレート錯体も含む)から選ばれる金属酸化物前駆体の少なくとも一種と溶媒を含む溶液を準備する工程、流動状態にした炭素性材料に対して前記溶液を噴霧する工程、及びゾルゲル反応によって金属酸化物前駆体から金属酸化物層を形成する工程、を含む製造方法。
[18]前記溶液にさらにリチウム化合物を含む[16]または[17]の複合材料の製造方法。
[19]前記炭素性材料が、炭素とともにシリコンを含有する[16]〜[18]のいずれか1項の複合材料の製造方法。
以下の説明において、「体積基準の累積粒度分布における50%粒子径」及び「D50」は、レーザー回折・散乱法によって求めた体積基準の累積粒度分布において50%となる粒子径である。
図1は、本実施形態にかかる全固体型リチウムイオン二次電池1の構成の一例を示した概略断面図である。全固体型リチウムイオン二次電池1は、正極層11と、固体電解質層12と、負極層13とを備える。
電解液型リチウムイオン二次電池は、正極層と負極層とが電解液の中に浸漬された構造を有する。
負極層、負極集電体、負極合剤層は、固体電解質を含まない以外は全固体型リチウムイオン二次電池の負極合材層の構成と同様である。
電解液及び電解質としては公知の物を始め、特に制限なく使用することができる。
本発明の一実施形態にかかる複合材料は、炭素性材料からなる芯材と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含む。
炭素性材料21の表面に電解質と親和性の高い金属酸化物層22が存在する複合材料を用いることにより、負極合剤層132において複合材料と固体電解質とが互いに良好に分散する。
前記被覆率はSEM像における二値化などから測定することができる。
また、金属酸化物粒子は露出した炭素性材料表面に付着していても良い。
この構造は走査型電子顕微鏡(SEM)で確認することができる。
金属酸化物層の円換算直径値は複合材料のD50に対して0.10倍以上0.95倍以下が好ましい。0.10倍よりも大きいと炭素性材料表面からはがれにくく、金属酸化物層による効果が大きい。0.95倍以下であると抵抗が低くなり、レート特性が優れる。
円換算直径値は実施例に記載の方法で測定することができる。
金属酸化物層の平均厚さは、実施例に記載の方法により測定することができる。
BET比表面積は実施例記載の方法により測定することができる。
なお、非晶質炭素の様に(002)面の明確なピークを示さないものもサイクル特性に優れる。本発明ではいずれの態様であってもよい。
d002は粉末X線回折(XRD)法を用いて測定することができる。
複合材料がシリコンを含む場合、シリコン原子を70質量%以下含有することが好ましく、65質量%以下であることがさらに好ましく、60質量%以下であることがよりさらに好ましい。70質量%以下であることで、粒子1個当たりの充電時の膨張量を抑えられる。
本発明の一実施形態における複合材料に含まれる炭素性材料は、特に限定されず、ソフトカーボン、ハードカーボン等の非晶質炭素材料や炭素繊維、気相法炭素繊維、マルチウォールカーボンナノチューブ、シングルウォールカーボンナノチューブ、ナノワイヤー、黒鉛材料を用いることができ、非晶質炭素材料、黒鉛材料が好ましい。形状としては粒子状または繊維状が挙げられ、粒子状が好ましい。黒鉛材料、非晶質炭素材料は電子伝導性が高く、サイクル特性に優れることから好ましい。黒鉛材料の場合、人造黒鉛材料が好ましく、中実構造の人造黒鉛材料がより好ましい。内部が中実構造であると、充放電に伴う膨張収縮の繰り返しによっても粒子内剥離がほとんど起きず、高温サイクル特性や高温保存特性が優れる。
また、炭素性材料はシリコンを含むことが好ましく、シリコンを含む非晶質炭素材料であることがさらに好ましい。シリコンを含む非晶質炭素材料の構造は限定しないが、多孔質の非晶質炭素材料中の細孔内にシリコンを充填している複合体が好ましい。多孔質の非晶質炭素材料は公知の製造方法で生成でき、例えば、活性炭と同様の製造方法や、ポリマーに対して適切な熱処理を行うことによって生成することができる。シリコンを含ませる方法は限定されないが、例えば化学気相成長(CVD)によって、シリコン含有ガス、好ましくはシランの存在下で、高温でシランガスに多孔質炭素材料(例えば、多孔質の非晶質炭素材料)を曝露することによって、多孔質炭素材料の細孔内にケイ素を生成させることによって得られる。
本発明の一実施形態における複合材料に含まれる金属酸化物層は、特に限定されないが、周期律表1族から12族の元素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、スズ及び鉛から選ばれる金属の酸化物の少なくとも1つを含むことが好ましく、これらはペロブスカイト型複合酸化物であってもよく、周期律表3族から12族の金属の酸化物の少なくとも1つを含むことがより好ましく、チタン酸リチウム、ニオブ酸リチウム及び酸化チタン(非晶質)の群から選ばれる少なくとも1つを含むことがさらに好ましい。チタン酸リチウム及びニオブ酸リチウムはリチウムイオン伝導性に優れると共に固体電解質との親和性が高いためである。チタン酸リチウムが最も好ましい。
D50は、レーザー回折式粒度分布測定装置を使用することで測定可能である。具体的には実施例に記載の方法により測定することができる。
本発明の別の一実施態様では、前記金属酸化物層の表面に金属酸化物粒子が付着してなる。金属酸化物粒子は、金属酸化物層を構成する金属酸化物と同様の材料から構成されるが、金属酸化物層と金属酸化物粒子は必ずしも、同じ材料でなくともよい。金属酸化物粒子は、金属酸化物層だけでなく、露出した炭素性材料に付着していてもよい。具体的には、周期律表1族から12族の元素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、スズ及び鉛から選ばれる金属の酸化物の少なくとも1つを含むことが好ましく、周期律表3族から12族の金属の酸化物の少なくとも1つを含むことがより好ましく、チタン酸リチウム、ニオブ酸リチウム及び酸化チタン(IV)の群から選ばれる少なくとも1つを含むことがさらに好ましい。
金属酸化物粒子の粒径は100nm以下が好ましく、また、付着量は芯材に対して1質量%以下であれば、レート特性が高くなるという点で好ましい。
以下、本発明の複合材料の製造方法の実施形態を例示するが、本発明の複合材料の製造方法は下記に限定されない。
転動流動層の吸気風量は限定されないが、完全に炭素性材料が流動する条件が好ましい。
またはゾルゲル反応等により金属酸化物層を形成する場合は熱処理無しでリチウムイオン二次電池の負極活物質として使用できる。
これら成分の前駆体溶液中の分散性を向上させるために、界面活性剤等の分散剤を前駆体溶液中に配合してもよい。
実施例及び比較例の複合材料の評価方法、電池の作製方法、電池の特性の測定方法、及び各例で用いた原料は以下の通りである。
[7−1]BET比表面積
BET比表面積測定装置としてカンタクローム(Quantachrome)社製NOVA2200eを用い、サンプルセル(9mm×135mm)に3gのサンプルを入れ、300℃、真空条件下で1時間乾燥後、測定を行った。BET比表面積測定用のガスはN2を用いた。
レーザー回折式粒度分布測定装置としてマルバーン社製マスターサイザー2000(Mastersizer;登録商標)を用い、5mgのサンプルを容器に入れ、界面活性剤が0.04質量%含まれた水を10g加えて5分間超音波処理を行った後に測定を行い、体積基準累積粒度分布における50%粒子径(D50)を得た。
レーザー回折式粒度分布測定装置(例えば、マルバーン社製マスターサイザー)を用いて得られる粒度分布のデータに基づいて、次式から粒度分布から算出される球換算面積(SD)を算出した。
得られた球換算面積SDに対するBET表面積の比(BET表面積/球換算面積SD)を表面粗さとした(大島敏男など、粉体工学会誌、30巻、7号(1993)496−501参照)。
複合材料と標準シリコン(NIST製)が9対1の質量比になるように混ぜた混合物をガラス製試料板(試料板窓18×20mm、深さ0.2mm)に充填し、以下のような条件で測定を行った。
XRD装置:リガク製SmartLab(登録商標)
・X線種:Cu−Kα線
・Kβ線除去方法:Niフィルター
・X線出力:45kV、200mA
・測定範囲:24.0〜30.0deg.
・スキャンスピード:2.0deg./min.
得られた波形に対し、学振法を適用し面間隔d002、Lcの値を求めた(Iwashita et al., Carbon, vol.42(2004), p.701-714参照)。
金属酸化物層22の平均厚さtは以下の方法で求めた。
(1)透過型電子顕微鏡(TEM)で観察される複合材料の中から1つの複合材料A1をランダムに抽出する。
(2)抽出された複合材料A1において、金属酸化物層22が形成されている部分をランダムに1箇所選び、選ばれた部分の金属酸化物層22の厚さt1を測定した。厚さt1は、炭素性材料21表面に垂直な線と炭素性材料21表面との交点x1、及びこの垂直な線と金属酸化物層22の外周との交点x2を求め、求めた交点x1とx2との間の距離を測定することにより求めた。
(3)前記の(1)及び(2)を50回繰り返す。すなわち、透過型電子顕微鏡(TEM)で観察される複合材料の中からランダムに抽出される50個の複合材料A1〜A50において測定される金属酸化物層22の厚さt1〜t50を測定した。なお、ランダムに抽出される複合材料A1〜A50はいずれも互いに重複しない。
(4)得られた値t1〜t50の算術平均値を金属酸化物層22の平均厚さtとした。
被覆率はSEM像から得られる二値化像から算出する。白い領域が金属酸化物層となるように調整した。
被覆率=白い領域の合計の面積/粒子全体の面積×100[%]
具体的な方法は以下の通り。SEMにて粒子一粒全体が映るように調整し、画像を取得する。その際にオートコントラストを使用する。取得したSEM像をPhotoshop(Adobe製)で開き、「イメージ/モード/グレースケール」を選択する。次に「イメージ/色調補正/平均化(イコライズ)」を実施。さらに「イメージ/色調補正/2階調化」を選択し、しきい値を110にし実行した。「クイック選択ツール」を選択し、「自動調整」にチェックし、「硬さ」を100%、「間隔」を25%に設定し、「直径」は任意に調整した。粒子全体を選択し、「イメージ/解析/計測値を記録」を選択し面積を算出した。その後、白い領域(1つのドメインと認識されるもの)を選択し、同様に面積を測定する。複数の領域がある場合はすべての領域を一つずつ測定した。すべての白い領域の合計面積を算出した。ここで、1つのドメインと認識される範囲の境界は白い領域の幅が0.1μm以下になったところとした。被覆率はSEM像から得られる任意の50粒子に関して行いその平均値とした。
ただし、SEM像の二値化による被覆率の算出は他のソフトを用いても良く、また組成分析像などから求めても良い。
前項で得られる白い領域(金属酸化物層)の一つ一つの面積の算術平均値を算出し、その面積を有する円の直径値を円換算直径値とした。
複合材料に含まれる炭素性材料の量を堀場製作所製の炭素・硫黄分析装置EMIA−320Vを用いて測定し、複合材料の量から差し引くことで金属酸化物の含有量を求めた。また、複数の金属が含まれる場合は誘導結合プラズマ発光分光法(ICP−AES)等により、金属元素の定量分析から各金属酸化物の含有量を求めた。
[8−1]固体電解質層12の準備
アルゴンガス雰囲気下で出発原料のLi2S(日本化学工業株式会社製)とP2S5(シグマアルドリッチジャパン合同会社製)を75:25のモル比率で秤量して混ぜ合わせ、遊星型ボールミル(P−5型、フリッチュ・ジャパン株式会社製)及びジルコニアボール(10mmφ7個、3mmφ10個)を用いて20時間メカニカルミリング(回転数400rpm)することにより、D50が0.3μmのLi3PS4の非晶質固体電解質を得た。
得られた非晶質固体電解質を、内径10mmφのポリエチレン製ダイとSUS製のパンチを用いて、一軸プレス成形機によりプレス成形を行うことで、厚さ960μmのシートとして固体電解質層12を準備した。
複合材料48.5質量部と、固体電解質(Li3PS4、D50:8μm)48.5質量部と、VGCF(登録商標)−H(昭和電工株式会社製)3質量部とを混合した。この混合物を、遊星型ボールミルを用いて100rpmで1時間ミリング処理することにより均一化した。均一化された混合物を、内径10mmφポリエチレン製ダイとSUS製のパンチを用いて一軸プレス成形機により400MPaでプレス成形して、厚さ65μmのシートとして負極合剤層132を準備した。
正極活物質LiCoO2(日本化学工業株式会社製、D50:10μm)55質量部と、固体電解質(Li3PS4、D50:8μm)40質量部と、VGCF(登録商標)−H(昭和電工株式会社製)5質量部とを混合した。この混合物を、遊星型ボールミルを用いて100rpmで1時間ミリング処理することにより均一化する。均一化された混合物を、内径10mmφポリエチレン製ダイとSUS製のパンチを用いて一軸プレス成形機により400MPaでプレス成形して、厚さ65μmのシートとして正極合剤層112を準備した。
内径10mmφポリエチレン製ダイの中に、上記で得られた負極合剤層132、固体電解質層12、正極合材層112の順に積層し、負極合剤層132側及び正極合材層112側の両側からSUS製のパンチで100MPa(1000kgf/cm2)の圧力で挟み、負極合剤層132、固体電解質層12、及び正極合材層112を接合して積層体Aを得た。
得られた積層体Aを一旦ダイから取り出し、上記ダイの中に、下から負極リード131a、銅箔(負極集電体131)、負極合剤層132を下側に向けた積層体A、アルミニウム箔(正極集電体111)、正極リード111aの順に重ねて、負極リード131a側及び正極リード111a側の両側からSUS製のパンチで1MPa(10kgf/cm2)の圧力で挟み、負極リード131a、銅箔、積層体A、アルミニウム箔、及び正極リード111aを接合して全固体型リチウムイオン二次電池1を得た。
以下の電池評価はすべて25℃の大気中で行った。
上記の通り作製された全固体型リチウムイオン二次電池1に対し、レストポテンシャルから4.2Vになるまで1.25mA(0.05C)で定電流充電を行った。続いて4.2Vの一定電圧で40時間の定電圧充電を行う。定電圧充電による充電容量(mAh)を初回充電容量Qc1とした。
次に、1.25mA(0.05C)で2.75Vになるまで定電流放電を行う。定電流放電による放電容量(mAh)を初回放電容量Qd1とした。初回放電容量Qd1(mAh)を負極層中の複合材料の質量で割った値を初回放電容量密度(mAh/g)とする。
また、初回充電容量Qc1に対する初回放電容量Qd1の割合を百分率で表した数値、100×Qd1/Qc1をクーロン効率(%)とした。
上記と同様の手順で充電した後、2.5mA(0.1C)で2.75Vになるまで定電流放電して測定される放電容量Q2.5d[mAh]を測定した。上記と同様の手順で充電した後、75mA(3.0C)で2.75Vになるまで定電流放電して測定される放電容量Q75d[mAh]を測定する。100×Q75d/Q2.5dを3Cレート容量維持率(%)とした。
充電は4.2Vになるまで5.0mA(0.2C)の定電流充電を行い、続いて4.2Vの一定電圧で、電流値が1.25mA(0.05C)に減少するまで定電圧充電を行った。放電は25mA(1.0C)の定電流放電で、電圧が2.75Vになるまで行った。
これらの充放電を100回行い、100回目の放電容量Qd100として、100×Qd100/Qd1を100サイクル容量維持率(%)とした。
[10−1]電極用ペースト作製
各実施例及び比較例で得られた複合粒子を96.5g、導電助剤としてカーボンブラック(TIMCAL社製、C65)を0.5g、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を1.5g及び水を80〜120g適宜加えて粘度を調節し、水系バインダー(昭和電工株式会社製、ポリゾール(登録商標))微粒子の分散した水溶液1.5gを加え撹拌・混合し、充分な流動性を有するスラリー状の分散液を作製し、電極用ペーストとした。
電極用ペーストを高純度銅箔上でドクターブレードを用いて150μm厚に塗布し、70℃で12時間真空乾燥した。塗布部が4.2cm×4.2cmとなるように打ち抜き機を用いて打ち抜いた後、超鋼製プレス板で挟み、電極密度が1.3g/cm3となるようにプレスし、負極1を作製した。プレス後の負極活物質層の厚さは65μmである。
上記の電極用ペーストが塗布された銅箔を16mmφの円形に打ち抜いた後、負極1と同様の方法で、電極密度が1.3g/cm3となるようにプレスし、負極2を作製した。プレス後の活物質層の厚さは65μmである。
LiFe2PO4(D50:7μm)を95g、導電助剤としてのカーボンブラック(TIMCAL社製、C65)を1.2g、気相法炭素繊維(昭和電工株式会社製、VGCF(登録商標)−H)を0.3g、バインダーとしてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)を3.5g、N−メチル−ピロリドンを適宜加えながら撹拌・混合し、正極用スラリーを作製した。
この正極用スラリーを厚み20μmのアルミニウム箔上に厚さが均一になるようにロールコーターにより塗布し、乾燥後、ロールプレスを行い、塗布部が4.2×4.2cmとなるように打ち抜き、正極を得た。プレス後の活物質層の厚さは65μmである。
EC(エチレンカーボネート)3質量部、DMC(ジメチルカーボネート)2質量部及びEMC(エチルメチルカーボネート)5質量部の混合液に、電解質としてLiPF6を1.2モル/リットル溶解し、添加剤としてVC(ビニレンカーボネート)1質量部を加えて、電解液とした。
(二極セル)
負極1の銅箔部にニッケルタブを、正極のアルミニウム箔部にアルミタブを超音波溶接機で溶接しとりつけた。ポリプロピレン製フィルム微多孔膜を介して、負極1の活物質側と正極の活物質側とを対向させ積層し、アルミラミネートフィルムによりパックし、電解液を注液後、開口部を熱融着により封止し、二極セルを作製した。
ポリプロピレン製のねじ込み式フタつきのセル(内径約18mm)内において、負極2の活物質側と16mmφに打ち抜いた金属リチウム箔との間にセパレーター(ポリプロピレン製マイクロポーラスフィルム(セルガード2400))で挟み込んで積層し、電解液を加えてかしめ機でかしめることで、対極リチウムセルを作製した。
[11−1]初回放電容量、クーロン効率の測定
対極リチウムセルを用いて25℃に設定した恒温槽内で試験を行った。レストポテンシャルから0.005Vまで0.02mAで定電流充電を行った。次に0.005Vで定電圧充電に切り替え、定電流充電と定電圧充電とを合わせて40時間になるように充電を行い、初回充電容量(a)を測定した。
上限電圧1.5Vとして0.2mAで定電流放電を行い、初回放電容量(b)を測定した。
初回放電容量(b)/初回充電容量(a)を百分率で表した値、すなわち100×(b)/(a)をクーロン効率とした。
二極セルを用いて、25℃に設定した恒温槽内で試験を行った。セルを上限電圧4Vとして0.2C(満充電状態の電池を1時間で放電する電流値を1Cとする、以下同様)で定電流充電したのち、カットオフ電流値0.85mA、4Vで定電圧充電した。その後、下限電圧2V、0.2Cで定電流放電を行った。上記操作を計4回繰り返し、4回目の放電容量を二極セルの基準放電容量(c)とした。
二極セルを用いて、25℃に設定した恒温槽中で試験を行った。充電はレストポテンシャルから上限電圧を4Vとして定電流値85mA(5C相当)で定電流充電を行ったのち、カットオフ電流値0.34mA、4Vで定電圧充電を行った。
その後、下限電圧2Vとして、85mAで定電流放電を行った。
上記条件で、500サイクル充放電を繰り返し、500サイクル放電容量(d)を測定した。上記条件で測定した高温サイクル放電容量(d)/二極セルの基準容量(c)を百分率で表した値、すなわち100×(d)/(c)を500サイクル容量維持率とした。
二極セルを用いて試験を行った。25℃に設定した恒温槽内にてセルを上限電圧4Vとして0.2Cで定電流充電したのち、カットオフ電流値0.34mAとして4Vで定電圧充電した。充電したセルを−20℃に設定した恒温槽にて下限電圧2V、1Cで定電流放電し、放電容量を測定した。この放電容量を低温放電容量(h)とした。二極セルの基準容量(c)に対する低温放電容量(h)を百分率で表した値、すなわち100×(h)/(c)をレート特性の値とした。
表1に示されている原料としての炭素性材料の詳細は以下の通りである。
昭和電工株式会社製の人造黒鉛、SCMG(登録商標)を用いた。この人造黒鉛はD50が12.0μm、BET比表面積が2.2m2/gである、アスペクト比は0.89、中実構造。
BET比表面積が900m2/gの市販活性炭に対して、窒素ガスと混合された1.3体積%のシランガス流を有する管炉で設定温度500℃、圧力760torr、流量100sccm、6時間処理して得られたSiCを用いた。このSiCはD50が10.0μm、BET比表面積が16.9m2/g、ケイ素含有量は35質量%であった。
各実施例及び各比較例において、表1に示す原料及び割合で転動流動コーティング装置(MP−01_mini、株式会社パウレック製)に投入し、常温、窒素雰囲気で溶液を完全にスプレーしきるまで乾式混合を行った。その混合物を湿度25%以下の大気雰囲気下で表1に示す温度にて電気式管状炉にて下記条件で熱処理を行い、複合材料を得た。得られた複合材料の物性と電池特性を表2に示す。実施例1で製造された複合材料の走査型電子顕微鏡写真を図1に示す。
・ローター:標準
・フィルター:FPM
・メッシュ:800M
・ノズル形式:NPX−II
・ノズル口径:1.2mm
・ノズル位置:接線
・ノズル数:1
・ローター回転速度:400rpm
・スプレーエアー圧:0.17(MPa)
・払い落し圧:0.2(MPa)
・フィルター払落し時間/インターバル:4.0/0.3(sec/sec)
・雰囲気:湿度25%以下の大気、
・最高温度:400℃、
・最高温度保持時間:1時間、
・昇温速度:150℃/h、
・降温速度:150℃/h。
11:正極層
111:正極集電体
111a:正極リード
112:正極合剤層
12:固体電解質層
13:負極層
131:負極集電体
131a:負極リード
132:負極合剤層
A:複合材料
B:複合材料
21:炭素性材料
22:金属酸化物層
23:金属酸化物粒子
Claims (19)
- 炭素性材料と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含む複合材料であって、前記金属酸化物層が前記炭素性材料の表面を島状に点在する海島構造で被覆し、かつ前記金属酸化物層による前記炭素性材料の被覆率が20%以上80%以下である複合材料。
- 前記金属酸化物層の表面に金属酸化物粒子が付着してなる複合材料を含む請求項1に記載の複合材料。
- 前記金属酸化物層において、円換算直径値が1μm以上10μm以下である金属酸化物層の合計被覆面積割合が、金属酸化物層被覆面積全体の80%以上である請求項1または2に記載の複合材料。
- 前記金属酸化物層の平均厚さが10nm以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合材料。
- 複合材料における金属酸化物の含有量が、前記複合材料を100質量部としたとき0.1質量部以上10質量部以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合材料。
- 前記金属酸化物層における金属酸化物が、周期律表1族から12族の元素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、スズ及び鉛から選ばれる金属の酸化物の少なくとも1つを含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合材料。
- 前記金属酸化物層における金属酸化物が、チタン酸リチウム及びニオブ酸リチウムからなる群から選ばれる少なくとも1つを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の複合材料。
- 複合材料が粒子状であり、BET比表面積が12.0m2/g以下、体積基準の累積粒度分布における50%粒子径D50が1.0μm以上30.0μm以下である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の複合材料。
- BET比表面積及び粒度分布から測定される表面粗さが1.0〜10.0である請求項8に記載の複合材料。
- 前記複合材料が、シリコンを含有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の複合材料。
- 前記炭素性材料が、炭素とともにシリコンを含有する請求項10に記載の複合材料。
- 前記複合材料が、さらに粒子状導電助剤、繊維状導電助剤及び固体電解質の群から選択される少なくとも1つを含む請求項1〜10のいずれか1項に記載の複合材料。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の複合材料を含むリチウムイオン二次電池用負極材。
- 請求項13に記載の負極材を含むリチウムイオン二次電池用負極。
- 請求項14に記載の負極を用いたリチウムイオン二次電池。
- 炭素性材料と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含み、前記金属酸化物層が前記炭素性材料の表面を島状に点在する海島構造で被覆してなる複合材料の製造方法であって、金属アルコキシド及び金属錯体(キレート錯体も含む)から選ばれる金属酸化物前駆体の少なくとも一種と溶媒を含む溶液を準備する工程、流動状態にした炭素性材料に対して前記溶液を噴霧する工程、及び金属酸化物前駆体の付着した炭素性材料を熱処理して金属酸化物層を形成する工程、を含む製造方法。
- 炭素性材料と、前記炭素性材料の表面を被覆する金属酸化物層とを含み、前記金属酸化物層が前記炭素性材料の表面を島状に点在する海島構造で被覆してなる複合材料の製造方法であって、金属アルコキシド及び金属錯体(キレート錯体も含む)から選ばれる金属酸化物前駆体の少なくとも一種と溶媒を含む溶液を準備する工程、流動状態にした炭素性材料に対して前記溶液を噴霧する工程、及びゾルゲル反応によって金属酸化物前駆体から金属酸化物層を形成する工程、を含む製造方法。
- 前記溶液にさらにリチウム化合物を含む請求項16または17に記載の複合材料の製造方法。
- 前記炭素性材料が、炭素とともにシリコンを含有する請求項16〜18のいずれか1項に記載の複合材料の製造方法。
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