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JP2021055235A - 紡糸生産設備 - Google Patents

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JP2021055235A
JP2021055235A JP2019182293A JP2019182293A JP2021055235A JP 2021055235 A JP2021055235 A JP 2021055235A JP 2019182293 A JP2019182293 A JP 2019182293A JP 2019182293 A JP2019182293 A JP 2019182293A JP 2021055235 A JP2021055235 A JP 2021055235A
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匠吾 小島
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Abstract

【課題】複数の紡糸パックを備えた紡糸装置を備えた紡糸生産設備において、紡糸パックの数が増加しても設備の高さ寸法を抑えることが可能な、紡糸生産設備の提供。【解決手段】本発明に係る紡糸生産設備は、内部に溶融したポリマーが貯留されており、それぞれの下端部に設けられた口金24から糸条Yを下方に紡出する複数の紡糸パック22と、複数の紡糸パック22が挿入された紡糸ビーム21と、複数の紡糸パック22の下方に配置され、複数の糸条Yを個別に案内する複数の第1ガイドと、複数の第1ガイドの下方に配置され、複数の第1ガイドによって案内された複数の糸条Yを収束する第2ガイドと、を備えている。そして、複数の紡糸パック22は、平面視で第1円弧と、第1円弧の内側の第2円弧とに沿って配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の紡糸パックを有する紡糸装置を備え、紡糸パックの下端部に設けられた口金から下方に向かって、複数の糸条を紡出する紡糸生産設備に関する。
従来から、合成繊維糸を紡出する紡糸装置が知られている。一般的な紡糸装置は、下端部に口金が設けられた複数の紡糸パックを備えている。紡糸パックには、溶融ポリマーが供給され、この溶融ポリマーが口金の複数のノズルから下方に紡出されることによって、複数のフィラメントからなる糸条となる。
例えば、特許文献1に示すように、複数の紡糸パックが平面視で千鳥状に2列に配列された紡糸装置が開発されている。複数の紡糸パックの下方には、紡出された複数の糸条を冷却空気によって冷却する複数の冷却筒が千鳥状に配列され、冷却筒の下方には、冷却された糸条に油剤を付与する給油ガイドが千鳥状に配列されている。そして、油剤が付与されたそれぞれの糸条は、給油ガイドの下方に配置された複数の第1ガイドによって個別に案内され、複数の第1ガイドの水平方向におけるほぼ中央付近の直下に配置された第2ガイド(櫛ガイド)において、所定の間隔となるように収束し、水平方向に沿って等間隔に並びながら走行する。
特開2015−140498号公報
ここで、それぞれの第1ガイドと第2ガイドとの間を走行する糸条の鉛直方向に対する角度(以下、糸条角度と称する、図2参照)が大きいと、糸条と第1ガイドとの間の摩擦が大きくなることによって、糸条の品質を低下させるおそれがある。このため、糸条角度が大きくなることを回避する必要がある。
近年、より多くの糸条を同時に紡出するために、より多くの紡糸パックを備えた紡糸装置に対するニーズが高まっている。しかし、特許文献1のように、紡糸パックを千鳥状に2列に配列した紡糸装置において、紡糸パックの数を増加させると、紡糸パック及び紡糸パックの下方に配置された第1ガイドは、配列方向に沿って延びて配置されることとなる。そうすると、第2糸ガイドに収束される両端の第1ガイドと第2ガイドとの間の水平方向の距離が配列方向に数が増加した分、長くなり、糸条角度も大きくなる。この場合に、糸条角度が大きくなることを回避するためには、第1ガイドと第2ガイドとの間の鉛直方向に沿った距離を長くする必要があり、紡糸装置を含む糸条生産設備全体としての高さ寸法が大きくなってしまう。
本発明の目的は、複数の紡糸パックを備えた紡糸装置を備えた紡糸生産設備において、紡糸パックの数が増加したとしても、紡糸生産設備の高さ寸法を抑えることを目的とする。
第1の発明に係る紡糸生産設備は、内部に溶融したポリマーが貯留されており、それぞれの下端部に設けられた口金から糸条を下方に紡出する複数の紡糸パックと、前記複数の紡糸パックが挿入された紡糸ビームと、前記複数の紡糸パックの下方に配置され、複数の糸条を個別に案内する複数の第1ガイドと、前記複数の第1ガイドの下方に配置され、前記複数の第1ガイドによって案内された前記複数の糸条を収束する第2ガイドと、を備え、前記複数の紡糸パックは、平面視で曲線に沿って配置された第1列と、前記第1列に沿って配置された第2列とを含むことを特徴とする。
また、第2の発明に係る紡糸生産設備は、内部に溶融したポリマーが貯留されており、それぞれの下端部に設けられた口金から糸条を下方に紡出する複数の紡糸パックと、前記複数の紡糸パックが挿入された紡糸ビームと、前記複数の紡糸パックの下方に配置され、複数の糸条を個別に案内する複数の第1ガイドと、前記複数の第1ガイドの下方に配置され、前記複数の第1ガイドによって案内された前記複数の糸条を収束する第2ガイドと、を備え、前記複数の紡糸パックは、平面視で屈曲した直線に沿って配置された第1列と、前記第1列に沿って配置された第2列とを含むことを特徴とする。
糸条の品質を確保するためには、第1ガイドと第2ガイドとの間を走行する糸条の鉛直方向に対する角度(糸条角度)の増大を抑える必要がある。特に、両端に配置された第1ガイドと、第2ガイドとの間の水平方向の距離が最も長くなる。このため、両端の第1ガイドと第2ガイドとの間の糸条角度の増大を抑えるのに十分な程度に、第1ガイドと第2ガイドとの間の鉛直方向の距離を長くする必要がある。第1の発明及び第2の発明によれば、複数の紡糸パックは、平面視で曲線又は屈曲した直線に沿って配置された第1列と、第1列に沿った第2列とを含む構成である。このため、紡糸パックの数を増加させたときにおいて、紡糸パックを千鳥配置のように一方向に沿って配置した場合と比べて、両端の第1ガイドと第2ガイドとの間の水平方向の距離が長くなるのを抑えることができる。これにより、糸条角度の増大を抑えるのに必要な第1ガイドと第2ガイドとの間の鉛直方向の距離を短くすることができ、紡糸パックの数が増加したとしても、紡糸生産設備の高さ寸法を抑制することができる。
第3の発明に係る紡糸生産設備は、第1又は第2の発明において、前記紡糸ビームの外縁が、前記複数の紡糸パックの配置された位置に沿って形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、紡糸ビームのうち、紡糸パックが配置されていない部分を削減することができ、紡糸生産設備全体として省スペース化を実現することができる。
第4の発明に係る紡糸生産設備は、第1の発明において、前記複数の紡糸パックのすべては、円弧に沿って配置されていることを特徴とする。
紡糸装置には、ポリマータンクから溶融させたポリマーを複数の紡糸パックに供給する複数のポリマー配管が設けられている。そしてポリマー配管内のポリマーが加熱されるように構成されている。複数の口金から紡出されるそれぞれの糸条の品質を均一にするためには、それぞれの紡糸パック内の溶融ポリマーの状態を均一にする必要があり、このためには、それぞれの紡糸パックに供給されるポリマーを均一に加熱することが求められる。本発明によれば、円弧中心から、円弧に沿って配置された紡糸パックのそれぞれの列までの距離は均一になる。このため、それぞれの列に配置された紡糸パックに接続されたポリマー配管の長さを均一にし易く、ポリマー配管の長さを均一にするために複雑な流路とする必要がない。これにより、ポリマー配管を通るポリマーに対して均一に加熱を行う構成が簡単に実現できる。
また、複数の紡糸パックから紡出されたそれぞれの糸条は、第1ガイドに糸掛けする必要がある。本発明では、紡糸パックの下方に配置された第1ガイドは、紡糸パックと同様、円弧に沿って複数列配置されている。このため、作業者が円弧に沿って配置された第1ガイドに沿って移動して、円弧の外側に配置された第1ガイド同士の隙間から、円弧の内側に配置された第1ガイドに対して糸掛け作業を行うことができる。これにより、下方に紡出されている他の糸条に邪魔されることなく、糸条の第1ガイドへの糸掛けを容易に行うことができ、作業の操作性が向上する。
第5の発明に係る紡糸生産設備は、第4の発明において、前記紡糸パックは、平面視で周方向の一部に配置されていない未配置部分を有し、前記未配置部分は、前記紡糸ビームの外縁側から中心側に向かって延びていることを特徴とする。
一般に、紡糸生産設備において、紡糸パックの下方には冷却空気によって糸条を冷却する冷却筒が配置され、さらに冷却筒の下方には冷却された糸条に油剤を付与する給油ガイドが配置されている。そして、冷却空気を供給する配管が複数の冷却筒が収容された冷却装置に接続され、油剤を供給する配管が給油ガイドに接続されている。これらの配管は、切断したり、詰まりが生じることがあり、紡糸パックによって糸条が紡出されている途中で、配管の交換作業が必要となることがある。本発明によれば、紡糸パックが配置されていない未配置部分の下方には、糸条が紡出されない空間が生じる。このため、作業者は、紡糸パックの未配置部分の下方の空間から、冷却装置及び給油ガイドにアクセスすることで、糸条が紡出されているときであっても、配管の交換を容易に行うことができる。
第6の発明に係る紡糸生産設備は、第1〜第5の発明において、前記第1ガイドと前記第2ガイドとの間を走行する複数の糸条の鉛直方向に対する角度は9度以下であることを特徴とする。
糸条角度が9度以下となるように第1ガイド及び第2ガイドを配置することで、糸条の品質をより確実に確保することができる。
第7の発明に係る紡糸生産設備は、第1〜第6の発明において、前記複数の紡糸パックは、前記第1列と前記第2列とからなることを特徴とする。
本発明によれば、紡糸パックが3列以上である場合と比べて、第1ガイドへの糸条の糸掛け作業がし易い。
本発明によれば、複数の紡糸パックを備えた紡糸装置を備えた紡糸生産設備において、紡糸パックの数が増加したとしても、紡糸生産設備の高さ寸法を抑えることができる。
本実施形態に係る紡糸生産設備の側面図である。 本実施形態に係る紡糸装置、及び、冷却装置の一部断面図である。 本実施形態に係る第2ガイドの斜視図である。 図2のIV−IVにおける断面図である。 本実施形態に係る紡糸装置、冷却装置及び収容空間の斜視図である。 変形例における紡糸パックの配置様式を示した図であって、(a)はU字型に沿って、(b)はV字型に沿って、(c)はコの字型に沿って、それぞれ配置された紡糸パックを示す図である。
(紡糸生産設備1の全体構成)
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る紡糸生産設備1の側面図である。図2は、紡糸装置2及び冷却装置4の一部断面図である。なお、以下では、図1における前後左右上下方向を、紡糸生産設備1の前後左右上下方向と定義する。
紡糸生産設備1は、図1に示すように、紡糸装置2と、紡糸引取装置3とを備えている。紡糸装置2は、溶融したポリマーを糸条Yとして下方に紡出する装置であって、図2に示すように、紡糸ビーム21と、紡糸ビーム21の下部に形成された収容部に取り付けられた複数の紡糸パック22とを備えている。紡糸引取装置3は、紡糸装置2から紡出された糸条Yを引き取る装置であって、冷却装置4と、給油ガイド5と、第1ガイド6と、第2ガイド7と、ゴデットローラ8及び9と、紡糸巻取装置10とを備えている。
冷却装置4は、冷却空気によって、紡糸パック22から紡出された糸条Yを冷却する装置である。冷却装置4は、図2に示すように、紡糸ビーム21の下方に配置されており、複数の冷却筒41と、複数の冷却筒41が収容された冷却空気供給箱42とを備えている。複数の冷却筒41は、複数の紡糸パック22の直下にそれぞれ配置されている。冷却筒41は、上下方向に延びた略円筒形状の部材であり、内部に上下方向の両端が開口した糸条走行空間43が形成されている。冷却筒41の糸条走行空間43の側壁を形成する部分では、冷却空気供給箱42の内部空間44からそれぞれの糸条走行空間43に流れ込む冷却空気の整流が行われる。また、冷却空気供給箱42のそれぞれの内部空間44には、不図示のダクトから不図示の冷却空気配管を通って冷却空気が送られる。なお、冷却空気配管は、図2において、冷却装置4の紙面裏側に配置されている。
給油ガイド5は、複数の紡糸パック22から下方に紡出された複数の糸条Yに油剤を付与する。複数の給油ガイド5は、図2に示すように、複数の冷却筒41の直下に配置されている。給油ガイド5への油剤の供給は、油剤配管(不図示)を介して行われる。なお、複数のフィラメントからなる糸条Yは、給油ガイド5によって油剤が付与された後、交絡されるなどして、1本のマルチフィラメントからなる糸条Yとなる。
第1ガイド6は、給油ガイド5の給油面に糸条Yが適切な態様で押し付けられるように糸道を規定する。複数の第1ガイド6は、図2に示すように、複数の給油ガイド5の直下に配置されている。第2ガイド7は、図3に示すように、複数の糸条Yを案内するための複数の糸条走行部71が左右方向に沿って等間隔に形成された櫛状のガイドである。第2ガイド7の糸条走行部71は、上下方向の両端、及び、前方又は後方のいずれか一方が開口している。第2ガイド7は、複数の第1ガイド6の左右方向及び前後方向の中央のほぼ直下に1つ配置されている。複数の第1ガイド6において案内された複数の糸条Yは、第2ガイド7において、複数の糸条走行部71に案内され、左右方向に等間隔に並びながら下方に向かって走行する。
なお、給油ガイド5、第1ガイド6及び第2ガイド7への糸条Yの糸掛け作業は、作業者によって行われてもよく、自動で行われてもよい。
ゴデットローラ8、9は、図1に示すように、第2ガイド7の糸条走行方向の下流側に配置されており、不図示のモータによって回転駆動される。紡糸装置2から紡出された複数の糸条Yは、冷却装置4の糸条走行空間43、給油ガイド5、第1ガイド6、第2ガイド7を経由して、ゴデットローラ8、9の順に巻き掛けられており、ゴデットローラ8、9によって紡糸巻取装置10へ送られる。
紡糸巻取装置10は、ボビンホルダ11に保持されている複数のボビンBに複数の糸条Yを巻き取って、複数のパッケージPを形成する。紡糸巻取装置10には、2本のボビンホルダ11が設けられている。ボビンホルダ11は、前後方向に延びる軸部材であり、その後端部が機台12に設けられたターレット13によって片持ち支持されている。ボビンホルダ11は、軸方向に複数のボビンBを並べて保持することができる。例えば、8本の糸条Yが紡糸装置2から送られてくる場合、8本の糸条Yを8個のボビンBに巻き取る。
また、紡糸巻取装置10は、ボビンホルダ11と略平行に前後方向に延びる支持フレーム14を有する。支持フレーム14は、その後端部が機台12によって片持ち支持されている。支持フレーム14の上部には、前後方向に延びるガイド支持体15が設けられている。ガイド支持体15には、ボビンホルダ11に保持される複数のボビンBに対応して、複数の支持ガイド16が前後方向に並んで設けられている。また、支持フレーム14には、ボビンホルダ11に保持される複数のボビンBに対応して、複数のトラバース装置17が前後方向に並んで設けられる。各トラバース装置17は、対応する支持ガイド16を中心に糸条Yを前後方向に綾振りする。
紡糸巻取装置10は、支持フレーム14によって回転可能に支持されたコンタクトローラ18を有する。コンタクトローラ18は、支持フレーム14の下方に設けられている。紡糸巻取装置10の各部の動作は不図示の制御装置によって制御される。紡糸巻取装置10は、複数のトラバース装置17によって綾振りされている複数の糸条Yの巻き取りを、2つのボビンホルダ11のうち、上方に配置されているボビンホルダ11に装着されている複数の新しいボビンBに対して開始する。糸条Yの巻き取り中には、適宜、コンタクトローラ18を昇降駆動及び/又はターレット13を回転駆動させることで、パッケージPの径の増加に対応しながら、複数のパッケージPを形成する。
(紡糸装置2)
紡糸装置2は、前述したように、紡糸ビーム21と、複数の紡糸パック22とを備え、さらに、図2に示すように、糸条Yの材料であるポリマーが収容されたポリマータンク23を備えている。紡糸ビーム21は、内部に配置された紡糸パック22、ポリマータンク23、紡糸パック22とポリマータンク23とを接続するポリマー配管25などを加熱することが可能である。紡糸パック22は、内部に溶融ポリマーが貯留されており、下端部には口金24が形成されている。紡糸パック22の内部に貯留された溶融ポリマーは、口金24に形成された複数の貫通孔(不図示)から、複数のフィラメントからなる糸条Yとして下方に紡出される。ポリマータンク23は、内部にポリマーを収容する部分であり、ポリマータンク23内のポリマーは複数のポリマー配管25を介して、複数の紡糸パック22へと送られる。ポリマータンク23から紡糸パック22にポリマーが送られるとき、ポリマータンク23及びポリマー配管25の内部のポリマーは、紡糸ビーム21によって所定の温度で加熱され、溶融ポリマーとなる。
従来の紡糸装置では、例えば、前述の特許文献1のように、平面視で長方形の紡糸ビームに対して、紡糸パックが千鳥状に2列に配置されている。このような紡糸装置では、紡糸パック22の数を増加させると、紡糸パック22は配列方向、すなわち、図2における左右方向に延びて配置される。この場合、紡糸パック22の直下に配置された第1ガイド6も左右方向に延びて配置される。そうすると、両端に配置された第1ガイド6と、第2ガイド7との間の水平方向の距離が長くなる。
ここで、紡糸引取装置3において、複数の第1ガイド6及び第2ガイド7は、それぞれの第1ガイド6と、第2ガイド7の糸条走行部71との間を走行する糸条Yの鉛直方向に対する角度である糸条角度θが9度以下となるように配置されている。糸条角度θは、第1ガイド6と第2ガイド7との間の鉛直方向の距離及び水平方向の距離によって決まり、糸条角度θを9度以下にすることによって、糸条Yと第1ガイド6との間の摩擦によって糸条Yの品質が低下することを抑制できる。従来の紡糸装置を有する紡糸生産設備のように、紡糸パック22を増加させたことに伴い、第1ガイド6と第2ガイド7との間の水平方向の距離が長くなると、θを9度以下にするためには、第1ガイドと第2ガイドとの間の鉛直方向に沿った距離を長くする必要がある。この場合、糸条生産設備1全体としての高さ寸法が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、本実施形態に係る紡糸装置2では、図4に示すように、紡糸ビーム21は、平面視で円形であり、紡糸パック22は、平面視で第1円弧51と第2円弧52とに沿って2列に配置した。そして、紡糸ビーム21の外縁は、第1円弧51に沿って配置された紡糸パック22に沿うように形成されている。また、円形状の紡糸ビーム21の中心と、第1円弧51及び第2円弧52の円弧中心とは同一である。このため、本実施形態に係る紡糸装置2では、紡糸パック22の数を増加させると、第1円弧51及び第2円弧52の円弧半径が大きくなる。すなわち、紡糸パック22が前後方向及び左右方向の両方向に延びて配置されるため、紡糸パック22が左右方向にのみ延びて配置される場合と比べて、一方向への延びは緩和できる。これにより、両端に配置された第1ガイド6と第2ガイド7との間の水平方向の距離が長くなるのを抑制することができ、糸条角度θを9度以下とするために必要な、第1ガイドと第2ガイドとの間の鉛直方向に沿った距離が長くなるのを抑制することができる。したがって、糸条生産設備1全体としての高さ寸法を抑えることが可能となる。なお、特許請求の範囲に記載した「第1列」とは、第1円弧51に沿って配置された紡糸パック22のことであり、「第2列」とは、第2円弧52に沿って配置された紡糸パック22のことである。
また、複数の紡糸パック22の直下に配置された複数の冷却筒41、複数の給油ガイド5及び複数の第1ガイド6についても、平面視で第1円弧51と第2円弧52とに沿って2列に配置されている。また、複数の冷却筒41と冷却空気供給箱42とを備えた冷却装置4は、紡糸ビーム21と同様、平面視で円形となっている。
また、紡糸ビーム21には、図5に示すように、平面視で周方向の一部に紡糸パック22が配置されていない未配置空間(未配置部分)100aが形成されている。未配置空間100aは、紡糸ビーム21の外縁側から中心側に向かって前後方向に延びており、紡糸ビーム21の上端から下端までを貫通している。すなわち、紡糸ビーム21は、図4に示すように、平面視で円形の外縁の一部から中心までの部分がくり抜かれた形状となっている。また、未配置空間100aの直下には、冷却筒41、給油ガイド5、第1ガイド6が配置されていない下方空間100bが形成されている。未配置空間100aに紡糸パック22が配置されていないため、紡糸パック22から糸条Yが下方空間100bに紡出されることはない。未配置空間100aと下方空間100bとを併せて収容空間100と称する。収容空間100の左右方向及び前方を囲むように壁101が形成されており、収容空間100の後方は開口している。また、壁101の下方空間100b側であって、前方側の位置には、開口102が形成されている。なお、図5において、ポリマータンク23、ポリマー配管25及び冷却筒41の記載は省略している。また、紡糸パック22は1つのみ記載し、その他の紡糸パック22については記載を省略している。
収容空間100には、前述の冷却空気配管と油剤配管(ともに不図示)とが収容されている。そして、それぞれの配管は、開口102を通って、収容空間100の外側にある、冷却装置4の冷却空気供給箱42、及び、それぞれの給油ガイド5に接続される。なお、図には記載していないが、複数の給油ガイド5及び複数の第1ガイド6は、不図示の支持部材を介して、収容空間100の壁101から、それぞれの紡糸パック22の直下の位置に配置されている。
(効果)
本実施形態の紡糸生産設備1は、複数の紡糸パック22と、紡糸パック22が挿入された紡糸ビーム21と、紡糸パック22の直下に配置された複数の第1ガイド6と、複数の第1ガイド6の下方に配置された第2ガイド7とを備え、複数の紡糸パック22は、円弧状の第1円弧51と、第1円弧51の内側の第2円弧52とに沿って配置されている。糸条Yの品質を確保するためには、第1ガイド6と第2ガイド7との間を走行する糸条Yの糸条角度θの増大を抑える必要がある。例えば、糸条角度θの増大を抑える方法としては、第1ガイド6と第2ガイド7との間の鉛直方向の距離を長くすることが考えられるが、この場合、紡糸生産設備1の高さ寸法が大きくなってしまう。本実施形態によれば、複数の紡糸パック22は、第1円弧51と第2円弧52とに沿って配置されている。このため、紡糸パック22を増加させたときにおいて、紡糸パック22を一方向に沿って配置した場合と比べて、紡糸パック22の直下に配置されている第1ガイド6と、第1ガイド6の下方に配置されている第2ガイド7との間の水平方向の距離が長くなるのを抑えることができる。これにより、糸条角度θの増大を抑えるのに必要な第1ガイド6と第2ガイド7との間の鉛直方向の距離を短くすることができ、紡糸パック22の数が増加したとしても、紡糸生産設備1の高さ寸法を抑制することができる。
本実施形態の紡糸生産設備1において、紡糸ビーム21は円形状であって、紡糸ビーム21の外縁は第1円弧51に沿って配置された紡糸パック22に沿うように形成されている。これにより、紡糸ビーム21のうち、紡糸パック22が配置されていない部分を削減することができ、紡糸装置2の省スペース化、ひいては、紡糸生産設備1全体の省スペース化を実現することができる。
本実施形態によれば、円弧中心から第1円弧51に沿って配置された紡糸パック22までの距離、及び、円弧中心から第2円弧に沿って配置された紡糸パック22までの距離はそれぞれ均一となる。このため、第1円弧51に沿って配置された複数の紡糸パック22に接続されたポリマー配管25、及び、第2円弧52に沿って配置された複数の紡糸パック22に接続されたポリマー配管25の長さをそれぞれ均一にし易く、ポリマー配管25の長さを均一にするために複雑な流路とする必要がない。これにより、ポリマー配管25を通るポリマーに対して均一に加熱を行う構成が簡単に実現できる。
また、複数の紡糸パック22から紡出されたそれぞれの糸条Yは、第1ガイド6に糸掛けする必要がある。本実施形態によれば、紡糸パック22の下方に配置された第1ガイド6は、紡糸パック22と同様、第1円弧51と第2円弧52とに沿って2列に配置されている。このため、作業者が円弧に沿って移動して、第1円弧に沿って配置された第1ガイド同士の隙間から、第2円弧52に沿って配置された第1ガイドに対して糸掛け作業を行うことができる。これにより、下方に紡出されている他の糸条Yに邪魔されることなく、糸条Yの第1ガイド6への糸掛けを容易に行うことができ、作業の操作性が向上する。これは、給油ガイド5に対する糸掛け作業についても同様のことが言える。
また、本実施形態の紡糸生産設備1において、紡糸パック22は、平面視で周方向の一部に配置されていない未配置空間100aを有している。そして、未配置空間100aは、紡糸ビーム21の外縁側から中心側に向かって前後方向に延びている。冷却装置4に冷却空気を供給する冷却空気配管(不図示)や、給油ガイド5に油剤を供給する油剤配管(不図示)は、切断したり詰まりが生じることがあり、紡糸パック22によって糸条Yが紡出されている途中で、冷却空気配管や油剤配管の交換作業が必要となることがある。本実施形態によれば、紡糸パック22が配置されていない未配置空間100aの下方には、糸条Yが紡出されない下方空間100bが生じる。このため、作業者は、下方空間100bから、冷却装置4及び給油ガイド5にアクセスすることで、糸条Yが紡出されているときであっても、配管の交換を容易に行うことができる。
本実施形態において、複数の第1ガイド6及び第2ガイド7は、それぞれの第1ガイド6と第2ガイド7の糸条走行部71との間を走行する糸条Yの鉛直方向に対する角度である糸条角度θが、9度以下となるように配置されている。これにより、糸条Yの品質をより確実に確保することができる。また、本実施形態において、紡糸パック22は、第1円弧51と第2円弧52とに沿って配置された2列からなる。これにより、紡糸パック22が3列以上である場合と比べて、第1ガイド6への糸条Yの糸掛け作業がし易い。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、これらの例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。
上記実施形態では、紡糸パック22は、円弧上の第1円弧51と、その内側の第2円弧52とに沿って配置されている。しかしながら、例えば、図6(a)に示すように、紡糸パック122は、U字に沿って2列に配置されていてもよい。この場合、例えば、紡糸ビーム121は、外縁が紡糸パック122の配置された位置に沿うように形成されたU字型形状である。また、紡糸パックは屈曲した直線に沿って2列に配置されていてもよい。例えば、図6(b)に示すように、コの字に沿って2列に配置された紡糸パック222及びコの字型形状の紡糸ビーム221であってもよい。また、図6(c)に示すように、V字に沿って2列に配置された紡糸パック322及びV字型形状の紡糸ビーム321であってもよい。そして、紡糸パック122のU字の中央の空間、紡糸パック222のコの字の中央の空間、及び、紡糸パック322のV字の中央の空間は、それぞれ「未配置部分」として利用することができる。また、紡糸パック22は、一部が曲線又は屈曲した直線に沿って2列に配置されており、他の一部では直線に沿って2列に配置されていてもよい。
上記実施形態では、複数のフィラメントからなる1本の糸条Yを紡出する紡糸パック22について述べたが、2本以上の糸条Yを膨出する紡糸パック22にも本発明は適用可能である。また、紡糸パック22は、円弧に沿って3列以上配置されていてもよいが、給油ガイド5及び第1ガイド6への糸掛け作業のし易さから考えると、2列に配置されていることが好ましい。
上記実施形態では、未配置空間100aは、紡糸ビーム21の上端から下端までを貫通しており、平面視で紡糸ビーム21の円形の外縁の一部から中心までの部分がくり抜かれた形状となっている。しかしながら、紡糸ビーム21は、平面視で完全な円形であって、平面視で周方向の一部に紡糸パック22が単に配置されていない未配置部分を有していてもよい。この場合、未配置空間100aは形成されず、収容空間100は下方空間100bのみからなる。
また、紡糸パック22は、未配置部分を有していなくてもよい。この場合、紡糸パック22は、円の全周に沿って配置される。但し、紡糸パック22が未配置部分を有していない場合は、糸条Yを紡出している途中において、冷却空気配管又は油剤配管を交換しようとすると、例えば、紡出された糸条Yの間を縫って、冷却空気配管又は油剤配管の交換を行う必要がある。または、紡糸ビーム21の中央部分に、上下方向に貫通する貫通孔を設け、貫通孔の上方から下方に向かって延ばした冷却空気配管及び油剤配管に対して交換作業を行う必要がある。これらの場合、作業が困難であるため、紡糸パック22が未配置部分を有していることが好ましい。
上記実施形態では、第2ガイド7として櫛ガイドを使用しているが、例えば、U字ガイドのように、1つのガイド部材に糸条Yをガイドする糸走行部が1つ設けられたガイド等を採用することも可能である。
上記実施形態では、収容空間100の左右方向及び前方を囲むように壁101が形成されているが、壁101は形成されていなくてもよい。この場合、壁101によって囲まれていない収容空間100に配管が収容される。但し、紡糸装置2から紡出された糸条Yと配管とが接触し易くなり、配管の交換作業が難しくなるため、壁101は形成されていることが好ましい。また、収容空間100の左右上下方向及び前方を囲むように壁101が形成されていてもよい。また、壁101の替わりに、収容空間100の左右方向における一方側及び他方側に2枚の板が配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、収容空間100を囲む壁101には、1つの開口102が形成されているが、複数の開口102が形成されていてもよい。この場合、冷却空気配管及び油剤配管は、任意の位置の開口102を通って、内部空間44及び給油ガイド5のそれぞれと接続される。
また、上記実施形態では、第1ガイド6及び第2ガイド7は、糸条角度θが9度以下となるように配置されている。しかしながら、糸条角度θは、9度以下でなくてもよい。例えば、糸条角度θは、確保すべき糸条Yの品質に応じて、適宜、所定の値以下となるように設定される。
1 紡糸生産設備
6 第1ガイド
7 第2ガイド
21 紡糸ビーム
22 紡糸パック
24 口金
51 第1円弧
52 第2円弧
100 収容空間
100a 未配置空間
100b 下方空間
近年、より多くの糸条を同時に紡出するために、より多くの紡糸パックを備えた紡糸装置に対するニーズが高まっている。しかし、特許文献1のように、紡糸パックを千鳥状に2列に配列した紡糸装置において、紡糸パックの数を増加させると、紡糸パック及び紡糸パックの下方に配置された第1ガイドは、配列方向に沿って延びて配置されることとなる。そうすると、糸を第2ガイドに収束させる両端の第1ガイドと第2ガイドとの間の水平方向の距離が配列方向に数が増加した分、長くなり、糸条角度も大きくなる。この場合に、糸条角度が大きくなることを回避するためには、第1ガイドと第2ガイドとの間の鉛直方向に沿った距離を長くする必要があり、紡糸装置を含む糸条生産設備全体としての高さ寸法が大きくなってしまう。
本実施形態に係る紡糸生産設備の側面図である。 本実施形態に係る紡糸装置、及び、冷却装置の一部断面図である。 本実施形態に係る第2ガイドの斜視図である。 図2のIV−IVにおける断面図である。 本実施形態に係る紡糸装置、冷却装置及び収容空間の斜視図である。 変形例における紡糸パックの配置様式を示した図であって、(a)はU字型に沿って、(b)はコの字型に沿って、(c)はV字型に沿って、それぞれ配置された紡糸パックを示す図である。
本実施形態によれば、円弧中心から第1円弧51に沿って配置された紡糸パック22までの距離、及び、円弧中心から第2円弧52に沿って配置された紡糸パック22までの距離はそれぞれ均一となる。このため、第1円弧51に沿って配置された複数の紡糸パック22に接続されたポリマー配管25、及び、第2円弧52に沿って配置された複数の紡糸パック22に接続されたポリマー配管25の長さをそれぞれ均一にし易く、ポリマー配管25の長さを均一にするために複雑な流路とする必要がない。これにより、ポリマー配管25を通るポリマーに対して均一に加熱を行う構成が簡単に実現できる。

Claims (7)

  1. 内部に溶融したポリマーが貯留されており、それぞれの下端部に設けられた口金から糸条を下方に紡出する複数の紡糸パックと、
    前記複数の紡糸パックが挿入された紡糸ビームと、
    前記複数の紡糸パックの下方に配置され、複数の糸条を個別に案内する複数の第1ガイドと、
    前記複数の第1ガイドの下方に配置され、前記複数の第1ガイドによって案内された前記複数の糸条を収束する第2ガイドと、
    を備え、
    前記複数の紡糸パックは、平面視で曲線に沿って配置された第1列と、前記第1列に沿って配置された第2列とを含むことを特徴とする紡糸生産設備。
  2. 内部に溶融したポリマーが貯留されており、それぞれの下端部に設けられた口金から糸条を下方に紡出する複数の紡糸パックと、
    前記複数の紡糸パックが挿入された紡糸ビームと、
    前記複数の紡糸パックの下方に配置され、複数の糸条を個別に案内する複数の第1ガイドと、
    前記複数の第1ガイドの下方に配置され、前記複数の第1ガイドによって案内された前記複数の糸条を収束する第2ガイドと、
    を備え、
    前記複数の紡糸パックは、平面視で屈曲した直線に沿って配置された第1列と、前記第1列に沿って配置された第2列とを含むことを特徴とする紡糸生産設備。
  3. 前記紡糸ビームの外縁が、前記複数の紡糸パックの配置された位置に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紡糸生産設備。
  4. 前記複数の紡糸パックのすべては、平面視で円弧に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の紡糸生産設備。
  5. 前記紡糸パックは、平面視で周方向の一部に配置されていない未配置部分を有し、
    前記未配置部分は、前記紡糸ビームの外縁側から中心側に向かって延びていることを特徴とする請求項4に記載の紡糸生産設備。
  6. 前記第1ガイドと前記第2ガイドとの間を走行する複数の糸条の鉛直方向に対する角度は9度以下であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の紡糸生産設備。
  7. 前記複数の紡糸パックは、前記第1列と前記第2列との2列からなることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の紡糸生産設備。
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