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JP2021047084A - 磁気センサ - Google Patents

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智之 星
Tomoyuki Hoshi
智之 星
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Abstract

【課題】高い検出精度の確保を可能にした磁気センサを提供する。【解決手段】磁気センサ5は、ブリッジ状に組まれた磁気抵抗素子を備えた複数のセンサエレメント17と、検出対象との距離に応じた磁界をセンサエレメント17に付与するバイアス磁石8とを備える。バイアス磁石8には、バイアス磁石8の磁極の並び方向に沿って延びる一対の突部24が設けられ、一対の突部24の間にセンサエレメント17が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、磁界の変化を検出し、検出磁界に応じた電気信号を出力する磁気センサに関する。
従来、磁気センサとして、磁界を検出する磁気抵抗素子と、磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与するバイアス磁石とを備えたものが周知である(特許文献1、2等参照)。この磁気センサでは、検出対象との間の位置関係にバイアス磁石の磁界が変化し、この磁界変化を磁気抵抗素子で検出することにより、検出対象の位置を検出する。
特開2010−114002号公報 特開2014−102182号公報
ところで、磁界の変化が大きい場所に磁気抵抗素子を配置すれば、検出精度が高くなる。しかし、磁界変化の大きい場所に磁気抵抗素子を配置しても、逆に反発磁界に近くなってしまうと、磁束密度が低下してしまうので、磁気抵抗素子の感度が低くなってしまう。よって、磁界変化が大きく、かつ反発磁界からも離れた最適な配置位置に磁気抵抗素子を配置して、高い位置検出精度を確保したいニーズがあった。
本発明の目的は、高い検出精度の確保を可能にした磁気センサを提供することにある。
前記問題点を解決する磁気センサは、検出する磁界に応じた抵抗値に変化する複数の磁気抵抗素子を備えた複数のセンサエレメントと、検出対象との距離に応じた磁界を前記磁気抵抗素子に付与するバイアス磁石とを備え、前記バイアス磁石には、前記バイアス磁石の磁極の並び方向に沿って延びる一対の突部が設けられ、一対の前記突部の間に前記センサエレメントが配置されている。
本発明によれば、磁気センサにおいて高い検出精度を確保できる。
一実施形態のセンサ装置の概要図。 磁気センサのブリッジ回路図。 磁気センサの斜視図。 磁気センサの分解斜視図。 磁気センサの平面図。 磁気センサの正面図。 センサ装置の電気構成図。 検出対象が磁気センサに接近した際の磁界分布図。 検出対象が磁気センサから離隔した際の磁界分布図。 (a)〜(e)は磁気センサのセンサ出力波形図。 (a)〜(e)は磁気センサの従来品のセンサ出力波形図。
以下、磁気センサの一実施形態を図1〜図11に従って説明する。
図1に示すように、センサ装置1は、センサ装置1による位置検出の検出対象2と、検出対象2の位置を磁界の変化から検出するユニット部品3とを備える。ユニット部品3は、ユニット部品3の本体部分を筐体4と、筐体4の内部に組み込まれた磁気センサ5とを備える。本例のユニット部品3は、磁気センサ5が樹脂モールドされることで形成される。ユニット部品3の外形は、断面偏平の円柱状に形成され、長手方向の中央付近にフランジ部4aを有する形状に形成されている。
検出対象2は、ユニット部品3の軸L1方向(長手方向)に対して交差(直交)する方向(図1の矢印A方向)に直線往復動する。本例の場合、検出対象2の側面に凹部6が形成され、この凹部6の有り無しによって変化する磁界を磁気センサ5で検出することにより、検出対象2の接近及び離隔が検出される。本例の磁気センサ5は、検出対象2の接近と検出対象の離隔との2位置(例えば、オン/オフ)を検出する。
図3及び図4に示すように、磁気センサ5は、検出対象2との位置関係に応じて変化する磁界から、検出対象2の位置検出を行うセンサである。磁気センサ5は、周囲の磁界を検出するセンサパッケージ7と、このセンサパッケージ7にバイアス磁界を付与するバイアス磁石8とを備える。磁気センサ5は、センサパッケージ7及びバイアス磁石8を組み付けることにより一体化されている。
センサパッケージ7は、センサパッケージ7の本体部分をなすセンサ本体9と、センサパッケージ7の電気接続箇所となる複数(本例は3本)の端子10とを備える。センサ本体9は、例えば直方体状をなし、背面に端子10が設けられている。センサパッケージ7は、バイアス磁石8の長さ方向(図3及び図4のX軸方向)の空いた貫通孔11に挿入されることにより、バイアス磁石8と一体に組み付けられる。センサ本体9の各々の端子10は、ユニット部品3にモールド形成された端子部12(図1参照)に対して、それぞれ対応するもの同士が接続されている。
センサパッケージ7は、センサパッケージ7において磁界を検出する箇所となるセンサ部15を備える。本例のセンサ部15は、例えば基板16と、基板16に実装された複数(本例は2つ)のセンサエレメント17とを備える。本例のセンサエレメント17は、センサパッケージ7の幅方向(図3及び図4のY軸方向)に並ぶように2つ設けられている。このように、センサエレメント17を2つ設けるのは、位置検出にあたって2つのセンサエレメント17のセンサ出力の差から求めるようにすれば、センサエレメント17の組み付け誤差による位置検出精度への影響を低く抑えることができるからである。本例の場合、図3及び図4の紙面左側のセンサエレメント17を「17a」とし、図3及び図4の紙面右側のセンサエレメント17を「17b」とする。センサエレメント17は、磁界の検知面18がバイアス磁石8の高さ方向(図3及び図4のZ軸方向)と交差(本例は直交)する向きとなるように配置されている。
図2に示すように、センサエレメント17(各々のセンサエレメント17a、17b)は、検出する磁界に応じた抵抗値に変化する複数の磁気抵抗素子21を備える。本例のセンサエレメント17は、4つの磁気抵抗素子21をブリッジ状に組んだ回路から構成されている。具体的には、センサエレメント17は、第1磁気抵抗素子21a、第2磁気抵抗素子21b、第3磁気抵抗素子21c及び第4磁気抵抗素子21dの4素子をフルブリッジ状に組み合わせた回路からなる。直列接続された第1磁気抵抗素子21a及び第4磁気抵抗素子21dの組と、直列接続された第2磁気抵抗素子21b及び第3磁気抵抗素子21cの組とには、電源22の電圧が各々印加される。磁気抵抗素子21は、磁気抵抗素子21に付与される磁界に応じて抵抗値が変化し、第1磁気抵抗素子21a及び第4磁気抵抗素子21dの中点(ノード)の電圧と、第2磁気抵抗素子21b及び第3磁気抵抗素子21cの中点(ノード)の電圧との差分を、検出信号Soutとして出力する。
図5及び図6に示す通り、検出対象2との距離に応じた磁界を磁気抵抗素子21に付与するバイアス磁石8は、貫通孔11が形成された略環状の磁石本体23と、この磁石本体23から突出するように形成された一対の突部24とを備える。このように、バイアス磁石8には、バイアス磁石8の磁極の並び方向(図5及び図6のX軸方向)に沿って延びる一対の突部24が設けられている。本例の場合、図6において紙面上側の突部24を「24a」とし、紙面下側の突部24を「24b」とする。一対の突部24は、バイアス磁石8の高さ方向(図5及び図6のZ軸方向)において整列して配置されている。
バイアス磁石8には、筐体4に対しての取り付け位置を決める位置決め部25が形成されている。位置決め部25は、バイアス磁石8の表面及び裏面の両側(図5及び図6では一方のみ図示)に形成されている。本例の位置決め部25は、磁石本体23の背面に形成された係止突26と、バイアス磁石8の外面に凹設された溝部27とを備える。溝部27は、磁石本体23、突部24及び係止突26の一帯に亘って延びるように形成されている。バイアス磁石8は、溝部27を筐体4に形成されたガイド片(図示略)に沿って挿し込むとともに、係止突26を筐体4の所定部位に係止することにより、筐体4の位置決め固定される。
図5に示すように、センサエレメント17は、検知面18の略中央位置をセンシングポイントPsとして磁界を検出する。センサエレメント17は、このセンシングポイントPsで検出した磁界の向きに応じた検出信号Soutを出力する。
図6に示すように、センサエレメント17は、一対の突部24a,24bの間に配置されている。また、一対のセンサエレメント17は、一対の突部24a,24bの並び方向(図6のZ軸方向)に対して直交する方向(図6のY軸方向)に並び配置されている。一対のセンサエレメント17は、一対の突部24a,24bの中央位置に配置されている。一対のセンサエレメント17は、突部24a,24bを中心にセンサパッケージ7の幅方向(図6のY軸方向)において対称に配置されている。
図7に示すように、センサ装置1は、センサ装置1の動作を制御する制御部28を備える。制御部28には、各々のセンサエレメント17a,17bから検出信号Soutが入力される。制御部28は、これらセンサエレメント17a,17bから入力する検出信号Soutの差から、検出対象2の位置関係を算出する。本例の場合、制御部28は、これら検出信号Soutの差から、検出対象2が磁気センサ5に接近したオン位置と、検出対象2が磁気センサ5から離隔したオフ位置とを検出する。制御部28は、位置検出の結果である位置信号Stを他のECUに出力する。
次に、図8〜図11を用いて、本実施形態の磁気センサ5の作用について説明する。
図8に示すように、磁気センサ5に対して検出対象2が存在する場合、すなわち磁気センサ5に対して検出対象2(凹部6以外の箇所)が対向する場合、センサエレメント17a,17bの検知面18には、同図の紙面上方向の磁界(同図の矢印E1方向の磁界)が付与される。本例の場合、紙面右側のセンサエレメント17aと、紙面左側のセンサエレメント17bとには、同じ方向の磁界が付与される。このため、センサエレメント17a,17bから制御部28には、同図の矢印E1方向の磁界に応じた検出信号Soutが出力される。
また、本例のセンサエレメント17は、磁界分布環境下において発生する反発磁界からも離れていることが分かる。反発磁界は、磁界が衝突し合う領域であって、磁束密度が低い。このため、反発磁界に近くにセンサエレメント17が配置されてしまうと、磁気センサ5の位置検出の感度が低くなってしまい、位置精度の確保という点で好ましくない。この点、本例の場合、センサエレメント17が反発磁界から離れているので、磁束密度が高い箇所で磁気変化を検出できると言える。
制御部28は、センサエレメント17a,17bから各々検出信号Soutを入力すると、これら検出信号Soutの差をとり、この差から検出対象2のオン/オフ位置を判断する。図8の例の場合、各センサエレメント17a,17bに付与される磁界が同じ方向であるので、各センサエレメント17a,17bのセンサ出力の差をとると、この差は位置判定の閾値未満をとることになる。このため、制御部28は、検出信号Soutの差が閾値未満の場合、センサエレメント17に検出対象2が接近したオン位置であると判断する。
一方、図9に示すように、磁気センサ5に対して検出対象2が存在しない場合、すなわち磁気センサ5に対して検出対象2の凹部6が対向する場合、センサエレメント17の検知面18には、同図の紙面左右方向の磁界(同図の矢印E1方向の磁界)が付与される。本例の場合、紙面右側のセンサエレメント17aと、紙面左側のセンサエレメント17bとには、互いに逆方向の磁界が付与される。このため、左右の各センサエレメント17a,17bからは、センサ出力電圧の正負の符号が逆となった検出信号Soutが出力される。
制御部28は、センサエレメント17a,17bから各々入力した検出信号Soutの差をとり、この差から検出対象2のオン/オフ位置を判断する。図9の例の場合、センサエレメント17a,17bに互いに逆向きの磁界E1が付与されるので、各センサエレメント17a,17bからの出力は、センサ出力電圧が正負逆の符号となった信号が出力される。このため、検出信号Soutの差は、位置判定の閾値以上となる。よって、制御部28は、検出信号Soutの差が閾値以上の場合、センサエレメント17から検出対象2が離間したオフ位置であると判断する。
図10に、本例の磁気センサ5のセンサ出力波形を図示する。本例の場合、磁気センサ5の諸元(センシングポイントPsのX,Y座標位置)を変えて5パターンの例を挙げる。図10(a)〜図10(e)は、センシングポイントPsの座標(X,Y)を、それぞれ(1.5,1)、(1.5,1.3)、(1.7,1.1)、(1.7,1.3)、(1.6,1.2)とした例である。これら図に示されるように、どのパターンも同じようなセンサ出力波形をとることが分かる。このため、磁気センサ5の搭載位置が多少ずれても、同じようなセンサ出力の変化が確保されるので、位置検出の精度を確保できることが分かる。
一方、図11(a)〜図11(e)に、磁気センサ5の従来品のセンサ出力波形を図示する。従来品は、例えば特開2010−114002号公報に開示されるセンサ等がある。この従来品の場合も、本例の磁気センサ5と同様の諸元の5パターンの例を挙げる。同図に示されるように、磁気センサ5のセンシングポイントPsがずれると、センサエレメント17の出力波形もずれてしまうことが分かる。よって、位置の検出精度が高くない従来品に対し、本例の磁気センサ5の場合、高い位置検出精度を確保できることが分かる。
ここで、不安定な「0mV」付近のセンサ出力では位置検出を実施しないようにするために、センサエレメント17のセンサ出力の「0mV」付近にスレッシュ(図10(a)、図11(a)に破線で図示)をかけることもある。従来品(図11の例)の場合、スレッシュをかけると、広い範囲である「R2」の区間で位置検出ができないので、この点、位置検出精度が悪化する。一方、本例の磁気センサ5(図10の例)の場合、センサ出力の波形傾きが大きい(急である)ので、センサ出力を使用しない範囲を、従来品よりも狭い「R1」とすることが可能となる。よって、この点からも高い位置検出精度を確保できることが分かる。
上記実施形態の磁気センサ5によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)磁気センサ5は、検出する磁界に応じた抵抗値に変化する複数の磁気抵抗素子21を備えた複数のセンサエレメント17と、検出対象2との距離に応じた磁界を磁気抵抗素子21に付与するバイアス磁石8とを備える。バイアス磁石8には、バイアス磁石8の磁極(N極、S極)の並び方向に沿って延びる一対の突部24が設けられ、一対の突部24の間にセンサエレメント17が配置されている。
ところで、バイアス磁石8に設けた一対の突部24の間は、検出対象2が動いた際の磁界変化が大きく、また反発磁界も離れた箇所となることが知見として得られた。そこで、本例の場合、その一対の突部24の間にセンサエレメント17を配置するようにしたので、検出対象2が動いた際の磁界変化が大きく、かつ反発磁界からも離れた箇所に、センサエレメント17が配置されることになる。よって、高い検出精度を確保した磁気センサ5とすることができる。
(2)バイアス磁石8は、筒型形状に形成されている。本例の場合、バイアス磁石8には、貫通孔11が形成され、この貫通孔11にセンサエレメント17に係る部品(センサパッケージ7)が挿し込むように取り付けられる。このため、バイアス磁石8の内部をセンサエレメント17の係る部品の収納箇所とすることが可能となるので、センサエレメント17に係る部品の配置自由度の確保に寄与する。
(3)センサエレメント17は、一対設けられるとともに、一対の突部24の並び方向に対して直交する方向に配列されている。よって、バイアス磁石8の突部24から出力される磁界を好適な位置で受けるセンサエレメント17の配置することができる。
(4)複数のセンサエレメント17は、一対の突部24の間の中央位置に配置されている。この場合、高い磁束密度が分布する箇所にセンサエレメント17を配置することが可能となるので、検出精度の確保に一層寄与する。
(5)複数のセンサエレメント17は、突部24を中心にセンサエレメント17の並び方向において対称に配置されている。よって、複数のセンサエレメント17を規則的な配置とすることが可能となるので、検出精度の確保に一層寄与する。
(6)磁気センサ5は、センサパッケージ7及びバイアス磁石8を備える。このセンサパッケージ7は、センサエレメント17が設けられるとともに、バイアス磁石8の磁石本体23に組み付けられている。よって、バイアス磁石8及びセンサパッケージ7が一体に組み付けられた磁気センサ5とすることができる。
(7)複数のセンサエレメント17から、制御部28に検出信号Soutが各々出力される。そして、これら検出信号Soutの差を基に、検出対象2との位置関係が算出される。このため、周辺環境に影響を受けてセンサエレメント17の検出信号Soutが変化しても、検出信号Soutの差をとって位置演算を行うので、この変化分を相殺することが可能となる。よって、磁気センサ5の高い検出精度の確保に一層寄与する。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
[バイアス磁石8の突部24について]
・突部24の形状は直方体に限定されず、例えば円柱状、円錐状、三角状等、種々の形状に変更してもよい。
・一対の突部24は、同一形状に限定されず、各々異なる形状としてもよい。
・突部24は、磁石本体23のどの位置に設けられてもよい。
・突部24の個数は、2つに限定されず、3つ以上としてもよい。
[センサエレメント17について]
・センサエレメント17の個数は、2つに限定されず、3つ以上としてもよい。
・センサエレメント17において磁気抵抗素子21のブリッジ回路は、フルブリッジ回路に限定されず、ハーフブリッジ回路としてもよい。
・一対のセンサエレメント17a,17bは、例えばバイアス磁石8の磁極向きに沿って並び配置されてもよい。
・一対のセンサエレメント17a,17bは、一直線上に並び配置されることに限定されず、例えば異なる平面上に配置されてもよい。
・センサエレメント17は、検知面18を突部24に対向させる向きに配置されることに限定されず、検知面18を他の向きとした配置に変更することもできる。
・センサエレメント17は、センサパッケージ7に設けられることに限定されず、例えば独立した部材としてもよい。
・複数のセンサエレメント17は、突部24を中心として対称配置されることに限定されず、非対称としてもよい。
[バイアス磁石8について]
・バイアス磁石8は、N極とS極とが逆でもよい。
・バイアス磁石8は、位置決め部25が省略されてもよい。
・バイアス磁石8(磁石本体23)の形状は、実施例以外の他の形状に変更してもよい。
[センサパッケージ7について]
・センサパッケージ7は、バイアス磁石8に取り付く構造に限定されず、例えばバイアス磁石8とは独立した取り付け状態をとってもよい。
・センサパッケージ7の端子数は、適宜変更してもよい。
[制御部28による位置演算について]
・位置演算は、2つのセンサエレメント17の検出信号Soutの差を取ることで求めることに限定されない。例えばセンサエレメント17の各検出信号Soutの組み合わせや、これら検出信号Soutの和を取って求めてもよい。
・位置演算は、センサ装置1に電源が投入されていれば、いつ実施されてもよい。
[検出対象2について]
・検出対象2は、スライド移動するものに限定されず、例えば回転する部材としてもよい。
・検出対象2は、種々の機器や装置としてもよい。
[磁気センサ5について]
・磁気センサ5は、検出対象2の接近及び離間の2位置を検出するセンサに限定されず、検出対象2の位置をリニアに検出するセンサでもよい。
・磁気センサ5は、種々の装置や機器に使用することができる。
2…検出対象、5…磁気センサ、7…センサパッケージ、8…バイアス磁石、11…貫通孔、17,17a,17b…センサエレメント、21…磁気抵抗素子、24,24a,24b…突部、Sout…検出信号。

Claims (6)

  1. 検出する磁界に応じた抵抗値に変化する複数の磁気抵抗素子を備えた複数のセンサエレメントと、
    検出対象との距離に応じた磁界を前記磁気抵抗素子に付与するバイアス磁石とを備え、
    前記バイアス磁石には、前記バイアス磁石の磁極の並び方向に沿って延びる一対の突部が設けられ、一対の前記突部の間に前記センサエレメントが配置されている磁気センサ。
  2. 前記バイアス磁石は、筒型形状に形成されている
    請求項1に記載の磁気センサ。
  3. 前記センサエレメントは、一対設けられるとともに、一対の前記突部の並び方向に対して直交する方向に配列されている
    請求項1又は2に記載の磁気センサ。
  4. 複数の前記センサエレメントは、一対の前記突部の間の中央位置に配置されている
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の磁気センサ。
  5. 複数の前記センサエレメントは、前記突部を中心に前記センサエレメントの並び方向において対称に配置されている
    請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の磁気センサ。
  6. 前記センサエレメントが設けられるとともに、前記バイアス磁石に組み付けられるセンサパッケージを備えた
    請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の磁気センサ。
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